[index] AWCプラグイン(Windows版) リファレンスマニュアル 3.10.1
Note事前に無線APのWeb設定画面から管理用アカウントの設定を変更したうえでAWCプラグインの管理下に登録することもできます。
Note管理下APに対して共通設定と個別設定の両方でログインユーザー名とログインパスワードを設定している場合、個別設定での指定が反映されます。
Note今回は、AP共通設定で管理用アカウントを一括して変更したうえで、あとで改めて、個別設定により無線APごとに異なる管理用アカウントを設定することにします。AMFノードにて無線APのゲストクラスにユーザー名とパスワードを指定している場合は、無線APをゲストノードとして認識させるため、事前に、無線AP個別のWeb設定画面でユーザー名とパスワードをゲストクラスに指定したものと同じに設定してください。
また、ゲストノードとして認識された無線APをAWCプラグインの管理下に追加する場合は、AMFノードのゲストクラスに設定、および、無線AP個別のWeb設定画面で設定したユーザー名、パスワードを指定してください。
無線APごとに異なるユーザー名、パスワードを設定する場合は、AMFノードにてゲストクラスを複数作成します。
項目名 | 設定値 | 説明 |
---|---|---|
バージョン | v1/v2c | SNMPのバージョンを選択できます。 |
読み取り専用のコミュニティー名 | public | 読み取り専用のSNMPコミュニティー名を1~256文字の、いずれも半角の英字・数字・記号(スペース ! # $ % ( ) * + , - . / : ; = ? @ [ ] ^ _ ` { | } ~ のみ使用可)で入力します。 |
ポート番号 | 161 | SNMPエージェントのリスニングポート番号を入力します。 |
SNMPリクエストの送信元を制限 | 無効 | SNMPエージェントに対しSNMPリクエストを送信可能なSNMPマネージャーを制限するか否かの設定を行います。 |
トラップのコミュニティー名 | public | SNMP通知メッセージ(トラップ)の通知先コミュニティー名を1~256文字の半角英数記号(スペース ! # $ % ( ) * + , - . / : ; = ? @ [ ] ^ _ ` { | } ~ のみ使用可)で入力します。 |
生成トラップ | Cold Start Link Up/Down Authentication |
生成するSNMP通知メッセージを選択します。 |
トラップ送信先 IPアドレス/ホスト名 | 192.168.1.249 | トラップホストのホスト名(FQDN)またはIPアドレスを指定します。 ホストは、3つまで登録できます。 |
項目名 | 設定値 | 説明 | |
---|---|---|---|
無線1 | 無線2 | ||
無線送信 | 有効 | 有効 | 選択した周波数帯の無線電波を送受信するか否かを設定します。 |
モード | b/g/n/ax | a/n/ac/ax | サポートするモード(通信プロトコル)です。 |
使用帯域幅 | 20MHz | 20MHz | 使用する帯域幅です。IEEE 802.11ax、IEEE 802.11ac、IEEE 802.11nでは、隣接する2つまたは4つのチャンネルを合わせ、40MHzまたは80MHz帯域幅のチャンネルとして使用できます。 |
使用条件 | 常時 | 常時 | 無線機能を常に使用する場合は「常時」、緊急モードが有効のときのみ使用する場合は「緊急モードのみ」を指定します。 緊急モードについては、「緊急モードの有効化」をご覧ください。 |
無線クライアント間の通信遮断 | 無効 | 無効 | 同一のバーチャルアクセスポイント(VAP)に接続している無線クライアント同士の通信を許可するか否かを指定します。 |
エアタイムフェアネス | 無効 | 無効 | 通信スピードにかかわらず接続されているすべてのクライアントに同じ通信時間(エアタイム)を提供するか否かを指定します。 |
自動チャンネル選択 | すべて | すべて | 無線通信で使用するチャンネルを指定します。デフォルトはすべてが選択されています。 |
最大クライアント接続数 | 200 | 200 | 接続可能なクライアント数を設定します。 |
マルチキャスト送信レート | 11 Mbps | 6 Mbps | IEEE 802.3マルチキャスト・ブロードキャスト送信レートを選択します。 |
レガシーレートセット | すべて | すべて | 通信プロトコルがIEEE 802.11b/g、IEEE 802.11aの場合のレート(通信速度)を設定します。 |
RTSしきい値 | 2347 | 2347 | IEEE 802.11b、g、aによる通信において、RTS(送信要求)パケットを送信するか否かを指定します。 |
バンドステアリング | 無効 | 無効 | 2.4GHz・5GHz帯の両方をサポートしている無線クライアントに対して、5GHz帯への接続を優先するよう促し、2.4GHz帯の混雑緩和を試みる、バンドステアリングの有効、無効を選択します。 この項目は「無線1」だけにあります。この機能を使う場合は、無線1、無線2それぞれのVAPでSSIDとセキュリティーを同一に設定してください。 |
Wi-Fiマルチメディア (WMM) |
有効 | 有効 | Wi-Fiマルチメディア(WMM)の有効、無効を選択します。 Wi-Fiマルチメディアを有効にすると、アクセスポイントのビーコンにWMM情報を含めます。これにより、映像、音声などのストリーミングやVoIP通信のフレーム送信間隔を短くし、通信品質を保つことができます。 |
APSD | 有効 | 有効 | APSD(Automatic Power Save Delivery)の有効、無効を選択します。 APSDを有効にすると、モバイル端末(VoIP)の消費電力を抑え、通話時間を延ばすことができます。モバイル端末側でもAPSD(U-APSD)に対応している必要があります。 |
近隣AP検出 | 有効 | 有効 | 該当の無線バンドにおける近隣APの検出の有効、無効を選択します。 近隣AP検出を有効にすると、近くで同じ無線バンドを使用しているAWCプラグイン管理下/管理外の無線APの電波を検出し、侵入検知/防御やAWC計算に反映します。 無効に設定すると、これらの機能が正常に動作しない場合があります。 |
MU-MIMO | 無効 | 無効 | MU-MIMO(マルチユーザーMIMO)の有効、無効を選択します。 MU-MIMOは複数の無線クライアントの同時通信(上下方向)が可能になるため通信速度が向上します。 |
OFDMA | 無効 | 無効 | OFDMA(直交周波数分割多元接続)の有効、無効を選択します。 OFDMAはチャンネルを複数のRU(リソースユニット)に分割することで、複数の無線クライアントの同時通信を可能にします。 Note本設定は、無線設定のモードに「a」、「b/g」以外を選択した場合に表示されます。 |
項目名 | 設定値 | 説明 | |
---|---|---|---|
無線1 VAP 1 | 無線2 VAP 1 | ||
VAP ステータス | 有効 | 有効 | VAPの有効、無効、緊急を設定します。VAP1のVAP ステータスは、「無線設定」の「使用条件」が常時の場合は常に有効となります。 |
VLAN ID | 100 | 100 | 該当するVAPが使用するVLAN IDです。Note本AP共通設定を適用する無線APがAMFノードにゲストノードとして設定されており、接続するゲストノードの機器情報を自動取得("discovery dynamic"コマンド)するよう設定されている場合、かつ、無線クライアントのIPアドレスの割り当てにDHCPを使用する場合は、無線APの管理用VLANとは異なるVLAN IDを指定してください。 |
SSID | Test_WLAN | Test_WLAN | 該当のVAPが使用するSSID(ネットワーク名)です。 |
ブロードキャスト | 有効 | 有効 | 該当のVAPでSSID(ネットワーク名)をブロードキャストするか否かです。 |
セキュリティー | WPAパーソナル | WPAパーソナル | 該当するVAPのセキュリティーです。 |
セキュリティーキー(WPA-PSK) | CoNFiDeNTiaL | CoNFiDeNTiaL | 暗号キーを設定します。 |
WPAバージョン | WPA2 | WPA2 | 使用するWPAのバージョンです。 |
暗号化プロトコル | CCMP | CCMP | 使用する暗号化プロトコルです。 |
管理フレーム保護 | 有効 | 有効 | 管理フレームを保護するか否かを指定します。 |
ブロードキャストキー更新間隔 | 0 | 0 | VAPに接続している無線クライアントに送信するブロードキャストパケットのキーの更新間隔です。「0」はキーを更新しません。 |
Web認証 | 無効 | 無効 | 該当のVAPに対してWeb認証を適用するか否かです。 |
MACアクセス制御 | 無効 | 無効 | 該当のVAPに対してMACアクセス制御を適用する際の方式、または無効を指定します。 |
高速ローミング | 無効 | 無効 | 無線クライアントのローミングを高速に行うか否かの設定を行います。 |
無応答端末切断タイマー | 300 | 300 | 無線APに対し通知が行われずにいなくなった無線クライアントを切断するまでの時間を指定します。 |
ローミング通知 | 無効 | 無効 | ローミング通知を行うか否かを設定します。 |
DTIM間隔 | 1 | 1 | アクセスポイントが送信するビーコンに、DTIM(Delivery Traffic Indication Map)を挿入する割合を設定します。 |
プロキシーARP | 無効 | 無効 | プロキシーARPを使用するか否かを設定します。 |