各種操作 / システムデータの管理 / サーバーIPアドレス、ポート番号の変更
AWCプラグイン・SNMPプラグインサーバーのIPアドレス・ポート番号の変更方法について説明します。
サーバーの起動、サーバーのポート番号変更、サーバーのIPアドレス変更を実行後、疎通が不可能な無線APの管理状態には前回取得された情報が表示されます。一度でも疎通が可能になったあとは正しい管理状態が反映されます。
サーバーのIPアドレス変更
AWCプラグイン・SNMPプラグインサーバーのIPアドレスを変更します。
AWCプラグイン、SNMPプラグインの両方を登録している場合、以下の手順の実行で両方のサーバーのIPアドレスが一度に変更されます。
AWCプラグインのサーバーのIPアドレスを変更する際は、AWCプラグインのサービスが実行している状態で行ってください。
AWCプラグインのサービスが停止している場合、「サーバーIPアドレス変更」ツールの実行結果が正しく反映されません。
- [AVM EXのインストールディレクトリー]\Plugins\AT-AWC\tools\change_server_ip_address\change_server_ip_address.batを右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。
- 「サーバーIPアドレス変更」ツールが起動するので、変更したいIPアドレスを選択し「変更する」を実行します。
- 「IPアドレスを変更しますか。」と聞かれるので、「はい」を選択します。
- 「IPアドレスを正常に変更しました。AWCプラグインがインストールされている場合は、スタートメニューからAT-AWCサーバーを停止・起動してください。」と表示されることを確認して「OK」を選択し、ツールを閉じます。
- Windowsスタートメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-AWC - サーバー停止」をクリックします。
バッチ処理が起動し、AWCプラグイン関連プロセスが停止します。
また、SNMPプラグインをインストールしている場合は、同様に、スタートメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-SNMP - サーバー停止」をクリックして、SNMPプラグイン関連プロセスを停止します。
- サーバー停止のバッチ処理が完了したら、Windowsスタートメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-AWC - サーバー起動」をクリックし、AWCプラグイン関連プロセスを起動します。
また、SNMPプラグインをインストールしている場合は、同様に、スタートメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-SNMP - サーバー起動」をクリックして、SNMPプラグイン関連プロセスを起動します。
サーバーのIPアドレスを変更した際は、Windowsの再起動の有無にかかわらず、必ず上記の手順5、手順6により、プロセスを再起動してください。
IPアドレスの変更後、AVM EXのプラグイン管理画面でAWCプラグインを登録し直す必要があります。詳しくは、「AT-Vista Manager EX ベースリファレンスマニュアル」を参照してください。
また、AWCプラグインサービスのポート番号を変更している場合は、「192.168.1.253:8443」のように、IPアドレスのあとに変更後のポート番号をコロン区切りで指定してください。
サーバーのポート番号変更
AWCプラグインサーバーのポート番号を変更します。
AVM EXサーバーのポート番号(5000/443)、SNMPプラグインのHTTPSポート番号(6443)は変更できません。
AWCプラグイン、SNMPプラグインの管理画面にHTTP接続することはできません。
また、AVM EXの管理画面にHTTPS接続を行う場合は、初期設定完了後、AVM EXの「システム管理」画面にて設定します。
AWCプラグインサーバーのポート番号を、AVM EXサーバーやSNMPプラグインサーバー、AVM EXがインストールされたPCサーバー上で実行しているその他のサービスと重複させないでください。
- [AVM EXのインストールディレクトリー]\Plugins\AT-AWC\tools\change_port\change_port.batを右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。
- 「Please input the port number : 」と聞かれるので、変更したいポート番号を入力します。
- バッチ処理が完了したらポート番号の変更は終了です。
確認方法:手順2でポート番号を「8443」と入力した場合は、https://localhost:8443/にアクセスできれば設定変更が正しく行われたことになります。