アップデート / 手順
本製品を以前のバージョンからアップデートを行う場合は、下記の手順に従ってアップデートしてください。
AT-Vista Manager EXセットアッププログラムによるアップデートインストールはできません。
アップデートを行う場合は、事前に設定のバックアップを作成後、AT-Vista Manager EXをアンインストール、再インストールし、設定のリストアを行います。
以下に典型的なアップデートの手順を記しますが、各種リファレンスをご確認のうえ、実際の環境に合わせて適切に行ってください。
なお、この節では、AT-Vista Manager EX バージョン3.10.5を「新バージョン」、それ以前のバージョンを「旧バージョン」と表記します。
リストア可能なバックアップファイルは、リリースノートをご参照ください。
以前のバージョンからアップデートした場合は、初回のAP管理時に無線APに対して設定適用が行われます。また、本動作により無線通信が一時的に停止しますのでご注意ください。
AT-Vista Manager 1.X.X(EX V2.0以前)とはライセンスが異なります。これらのソフトウェアからの移行の際は、別途AT-Vista Manager EX 基本パッケージと、用途に応じた拡張ライセンス、プラグインライセンスをご購入ください。
AT-Vista Manager EXのライセンスは、インストールの際に自動生成される内部シリアル番号と関連付けられています。バックアップを行わずにAT-Vista Manager EXをアンインストールし、あとで再度インストールして使用する場合は、再インストール後の新しい内部シリアルでライセンスを再発行する必要があります。バックアップファイルが存在する場合は、以前の内部シリアルが復元され、ライセンスはそのまま使用できます。
アップデートに伴い、AWCプラグイン、AWC-CB(AWC-チャンネルブランケット)、AWC-SC(AWC-スマートコネクト)、SNMPプラグインを新たに追加して使用する場合は、現在のAVM EXシステムで有効なライセンスをアップロードする必要があります。ライセンスファイルの取得にあたって、システム管理画面の概要に表示されるシリアル番号が必要となりますので、事前にシリアル番号をご確認のうえ、弊社担当営業、代理店またはお問い合わせ窓口までお問い合わせください。
アップデートに伴いSNMPプラグインを初めて使用する場合は、新バージョンのインストールの前に、動作環境の確認、および、Microsoft .NET FrameworkおよびIISのインストールが必要となります。詳細な手順は、「インストールの準備」の「.NET FrameworkおよびIISのインストール」をご覧ください。
また、インストール後は、「インストール後の推奨設定」に従って、SNMPプラグインのWebサービスをご確認ください。
システムデータのバックアップ作成
AT-Vista Manager EX基本機能のバックアップ
AVM EX編「各種操作 / システムデータの管理 / バックアップとリストア」の「システムデータのバックアップ」を併せてご参照ください。
- AVM EXに管理者アカウントでログインします。
- メインメニューから「システム管理」を選択します。
- コンテンツ欄左側の一覧から「データベース管理」を選択します。
- 「バックアップ」ボタンをクリックします。
- 「Vista Manager EX 設定のバックアップ」ダイアログが表示されます。「バックアップ」ボタンをクリックします。
- バックアップが完了すると、バックアップファイルがダウンロードされます。
Webブラウザーの表示に従ってバックアップファイルを保存します。
ファイル名の形式は「YYYYMMDDhhmmss.vistamanager.tar」です。
AWCプラグインのバックアップ
AWCプラグイン編「各種操作 / システムデータの管理 / AWCプラグインシステムのバックアップ・リストア」の「システムデータのバックアップ」を併せてご参照ください。
- Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-AWC - バックアップ リストア」を右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。
- 「AT-AWC Plug-in Backup and Restore Utility」ダイアログが表示されます。
- 「バックアップ」タブを選択し、ファイル保存先、パスワード(任意)、コメント(任意)を入力します。
- ログをファイルに保存するかどうかを選択します。
ログはバックアップファイルには保存されません。追ってログを参照する必要がある場合は、「ログを別ファイルとして保存する」チェックボックスにチェックを入れると、ログをCSV形式の独立したファイルに書き出すことができます。
デフォルトはチェックなしです。
- 「実行」ボタンをクリックします。
- バックアップの確認ダイアログが表示されるので「はい」をクリックします。
- バックアップが完了すると、バックアップ完了のダイアログが表示されるので「OK」をクリックします。
ファイル名は「config_atawc-X.X.X_BXX-YYYYMMDDhhmmss.zip」です。
手順4にて「ログを別ファイルとして保存する」チェックボックスにチェックを入れた場合、ログファイルは「log_atawc-X.X.X_BXX-YYYYMMDDhhmmss.zip」として保存されます。
AWC-Sky Defenderのバックアップ
AWC-Sky Defender(AWC-SDF)を使用している場合、AWCプラグインのバックアップにはAWC-SDF関連データのうち、AWC-SDFサーバーの登録情報のみが含まれます。このため、AWC-SDFの管理情報は、別途ユーティリティ設定画面からバックアップする必要があります。
- AWCプラグインメニューからユーティリティ設定画面を開きます。
- ユーティリティ設定画面に登録された「Sky Defender」の「バックアップ」ボタンをクリックし、バックアップファイルをダウンロードします。
SNMPプラグインのバックアップ
SNMPプラグイン編「サーバーの設定 / SNMPプラグインシステムのバックアップ・リストア」の「システムデータのバックアップ」を併せてご参照ください。
以下の設定は環境に依存する設定のため、バックアップされる情報の中に含まれません。環境に合わせて手動にて設定をお願い致します。
・ サーバーPCのIPアドレス
最新の状態を保存するためには、SNMPプラグインサーバーを停止することをお勧めします。
- サーバーを停止するために、Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-SNMP - サーバー停止」をクリックしてください。
- Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-SNMP - バックアップ」を右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。
- 「バックアップユーティリティ」ダイアログが表示されます。
- ファイル名、コメント(任意)を入力します。
デフォルトのファイル名は「smbackup.cab」です。
- 「実行」ボタンをクリックします。
ダイアログにバックアップの実行状況が表示されます。
- バックアップが完了すると、バックアップ完了のダイアログが表示されるので「OK」をクリックします。
旧バージョンのアンインストール
「アンインストール」/「手順」の「本体のアンインストール」を併せてご参照ください。
Windows 10、Windows Server 2016ではAT-Vista Manager EXのメニューに「アンインストール」が表示されません。
アンインストールする場合は、AT-Vista Manager EXをインストールしたディレクトリーにある「_uninst」フォルダー内の「uninstall.exe」を実行してください。
アンインストールは、SNMPプラグインサーバーを停止してから行ってください。
SNMPプラグインサーバーを停止せずにアンインストールを実行すると、「更新が必要なファイルが現在使用中になっています。」といった内容のメッセージが表示される場合があります。この場合は、「自動的に閉じて、アプリケーションの再起動を試みる。」を選択し、「OK」ボタンをクリックしてください。
AT-Vista Manager EX バージョン 3.5.0、3.5.1でAWCプラグインを使用していた場合は、アンインストール前に以下のフォルダーを削除してください。
[AT-Vista Manager EXのインストールフォルダー]\Plugins\AT-AWC\amf_gui\var\cache\prod
また、AT-Vista Manager EX バージョン 3.3.xでAWCプラグインを使用していた場合は、アンインストール前に、弊社サポートページのAT-Vista Manager EX バージョン3.3.xのダウンロードページにて配布されている「clear_some_cache.bat」を使用して、キャッシュファイルを削除してください。
AWC-SDFをインストールした際に、「Vista Manager EX - アンインストール」のショートカットが消えてしまう場合があります。この状態でAT-Vista Manager EXをアンインストールする場合は、AT-Vista Manager EXをインストールしたディレクトリーにある「_uninst」フォルダー内の「uninstall.exe」を実行してください。
- インストール時と同じユーザーでログオンします。
- サーバーを停止させます。
Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「サーバー停止」を選択します。
- Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「アンインストール」を選択します。
- AT-Vista Manager EXのアンインストーラーが起動します。
- 「アンインストール」ボタンをクリックするとアンインストールが行われます。
- システムを再起動するか否かを選択するダイアログが表示された場合は、「システムを再起動する」または「後で再起動する」を選択し「完了」ボタンをクリックします。
インストールフォルダーの削除と再起動
- インストールフォルダーを削除します。
デフォルトのインストールフォルダー(Cドライブにインストールした場合)は以下となります。
C:\Program Files (x86)\Allied Telesis\AT-Vista Manager EX
- サーバーPCを再起動します。
新バージョンのインストール
本書の「概要」から「AT-TQシリーズファームウェアアップデート」までの手順に従って、新バージョンのAT-Vista Manager EXをインストールします。
なお、新バージョンにてAWCプラグイン、SNMPプラグインを使用する場合は、メモリー(RAM)容量、ストレージ(ハードディスク・SSD)容量が旧バージョンより多く必要になる場合があります。また、事前に別途ソフトウェアのインストールが必要な場合があります。使用環境をご確認のうえ、適切にインストールを行ってください。
「インストール」/「本体のインストール」を併せてご参照ください。
インストールする際には、ウィルスチェックソフトを無効にしてからインストールを行ってください。これは、ウィルスチェックソフトがAT-Vista Manager EXのセットアッププログラムをウィルスと誤検出して隔離してしまうことを防ぐためです。
インストールをキャンセルした場合でも、指定したディレクトリーにインストールログが出力されます。
AVM EXと併せてAWCプラグイン、SNMPプラグインをインストールする場合は、AT-Vista Manager EXインストーラーと同じディレクトリーにAT-AWCインストーラー(atawcXXXw.exe、XXXはバージョン番号)、AT-SNMPインストーラー(atsnmpXXXw.exe、XXXはバージョン番号)を保管してください。この際、同じ種類でバージョンが異なるプラグインのインストーラーを同じディレクトリーに保管しないでください。(atawc100w.exeとatawc110w.exeなど)
- Windowsを起動し、Administratorsグループのユーザーでログオンします。
Administratorsグループに属していないユーザーでインストーラーを起動した場合、Administrators権限のないユーザーではインストールできないことを示すダイアログが表示され、インストールが中断されます。
- インストーラー本体(atvmexXXXw.exe)を実行します。XXXはバージョン番号です。
- 本体のインストール前に、必要なソフトウェアコンポーネントのチェックが行われます。不足している場合はインストールが中断されます。

- インストールする言語を選択するダイアログが表示されます。「日本語」になっているか確認し「OK」をクリックします。

- 開始画面のダイアログが表示されます。内容を確認し「次へ」をクリックします。

- 使用許諾契約のダイアログが表示されます。
ソフトウェア使用権許諾契約書に同意いただけましたら、「使用権許諾契約の条項に同意する」にチェックを入れ、「次へ」をクリックします。

- インストールフォルダーのダイアログが表示されます。
「次へ」をクリックします。
インストール先フォルダーは変更できません。デフォルト以外のフォルダーへのインストールは未サポートです。
インストール先フォルダーにファイルが存在する場合は事前にファイルを削除してください。

- インストール セットの選択ダイアログが表示されます。
AVM EXとAWCプラグイン、SNMPプラグインのインストールを行う場合は、「次へ」をクリックします。
一部のみ構成を変更する場合は、必要に応じてインストールするコンポーネントのみのチェックボックスにチェックを付けて「次へ」をクリックします。

- プラグインの設定ダイアログが表示されます。
AWCプラグイン、SNMPプラグインとの通信にはHTTPS接続を使用します。
AVM EXが動作しない場合などに、プラグインのWeb管理画面に直接アクセスできるようにする場合は、「公開鍵を作成する」を選択し、「次へ」をクリックします。
プラグインのWeb管理画面に直接アクセスできるようにしない場合は、「公開鍵を作成しない」を選択し、「次へ」をクリックします。
デフォルトは「公開鍵を作成しない」です。

- サーバーIPアドレスの登録ダイアログが表示されます。
AVM EXのサーバーIPアドレスとして使用するIPアドレスを指定します。
表示されている以外のIPアドレスを指定する場合は、ユーザー入力を選択し、IPアドレスを入力してください。
変更しない場合は、「次へ」をクリックします。
AVM EXを正常に起動するためにはサーバーが使用する正しいIPアドレスを指定する必要があります。また、無線AP管理機能を使用する場合は、無線APからの通信を待ち受けるIPアドレスを指定してください。インストール後にIPアドレスを変更した場合は、「AWCプラグイン リファレンスマニュアル」をご覧のうえ、IPアドレスの変更をAVM EXのシステムに反映してください。

- インストール前の要約ダイアログが表示されます。
インストールフォルダー、ショートカットフォルダー、インストールする製品機能、サーバーのIPアドレスが正しいかを確認します。
変更を行う場合は、該当の箇所まで「戻る」をクリックし変更を行ってください。
変更しない場合は、「インストール」をクリックします。

- インストール中のダイアログが表示され、インストールが開始されます。

- インストール完了ダイアログが表示されるとインストール完了です。
「完了」をクリックしダイアログを閉じます。

AWC-Sky Defenderのインストール
AWC-Sky Defender(AWC-SDF)を使用する場合は、上記の手順に続けて、別途、新バージョンのAWC-SDFをインストールします。
「インストール」/「AWC-Sky Defenderのインストール」を併せてご参照ください。
- AWC-Sky Defenderインストーラー(awcsdfXXXw.exe)を実行します。XXXはバージョン番号です。
- AWC-Sky Defenderのインストール前に、必要なソフトウェアコンポーネントのチェックが行われます。不足している場合はインストールが中断されます。
- インストールする言語を選択するダイアログが表示されます。「日本語」になっているか確認し「OK」をクリックします。
- 開始画面のダイアログが表示されます。内容を確認し「次へ」をクリックします。
- インストールフォルダーのダイアログが表示されます。
「次へ」をクリックします。
インストール先フォルダーは変更できません。デフォルト以外のフォルダーへのインストールは未サポートです。
インストール先フォルダーにファイルが存在する場合は事前にファイルを削除してください。
- ショートカットフォルダーの選択ダイアログが表示されます。
適宜ショートカットフォルダーを作成します。
デフォルトでは、プログラムグループ「AT-Vista Manager EX」以下に「AWC-Sky Defender」が作成されます。本書および関連のリファレンスマニュアルでは、デフォルト設定に従って説明します。
- インストール前の要約ダイアログが表示されます。
インストールフォルダー、ショートカットフォルダーが正しいかを確認します。
変更を行う場合は、該当の箇所まで「戻る」をクリックし変更を行ってください。
変更しない場合は、「インストール」をクリックします。
- インストール中のダイアログが表示され、インストールが開始されます。
- インストール完了ダイアログが表示されるとインストール完了です。
「完了」をクリックしダイアログを閉じます。
Webブラウザーのキャッシュの消去
新バージョンをインストール後は、Webブラウザーのキャッシュに旧バージョンの内容が残っていると、Webブラウザーの表示が正しく行われない場合があるため、これを消去します。
■ Microsoft Edgeの場合
- Microsoft Edgeの画面右上の設定ボタン(三点アイコン)をクリックします。
- ドロップダウンメニューから「設定」を選択します。
- 左側のメニューから「プライバシー、検索、サービス」を選択し、「閲覧データをクリア」項の「今すぐ閲覧データをクリア」の欄から「クリアするデータの選択」ボタンをクリックします。
「閲覧データをクリア」ダイアログが表示されます。
- 「閲覧データをクリア」ダイアログ上部の「時間の範囲」ドロップダウンリストから「すべての期間」を選択します。
- 「Cookie およびその他のサイト データ」および「キャッシュされた画像とファイル」のチェックボックスにチェックがついていることを確認します。
- 「今すぐクリア」ボタンをクリックします。
- Microsoft Edgeを終了します。
■ Google Chromeの場合
- Google Chromeの画面右上の「Google Chrome の設定」ボタンをクリックします。
- ドロップダウンメニューから「その他のツール」/「閲覧履歴を消去」を選択します。
Google Chromeの「設定」タブに「閲覧履歴データの削除」ダイアログが表示されます。
- 「閲覧履歴データの削除」ダイアログ上部の「期間」で「全期間」を選択します。
- 「Cookie と他のサイトデータ」と「キャッシュされた画像とファイル」のチェックボックスにチェックをつけます。
- 「データを削除」ボタンをクリックします。
- Google Chromeを終了します。
システムデータのリストア
AVM EXとAWCプラグイン、SNMPプラグインのバックアップファイルをリストアします。
リストア可能なバックアップファイルは、リリースノートをご参照ください。
AWCプラグイン、SNMPプラグインのリストア後、各種プラグインメニューの画面を使用するには、AVM EXにプラグインを再登録する必要がありますが、この際、一般ユーザーに設定したプラグイン由来のエリア(AWC管理グループ、SNMPサブネット)に対するアクセス権限は消去されます。
このため、AWCプラグイン、SNMPプラグインのバックアップファイルをリストア後にAVM EXのバックアップファイルをリストアしたあと、ユーザーごとのアクセス権限をメモなどに控えたうえで、プラグインの再登録を行い、再度アクセス権限の設定を行います。
AWCプラグインのリストア
AWCプラグイン編「各種操作 / システムデータの管理 / AWCプラグインシステムのバックアップ・リストア」の「システムデータのリストア」を併せてご参照ください。
以前のバージョンのバックアップファイルをリストアした場合は、初回のAP管理時に無線APに対して設定適用が行われます。また、本動作により無線通信が一時的に停止しますのでご注意ください。
AWCプラグインのバックアップファイルをリストアする際に、バックアップファイルを保存しているディスクに充分な空き領域がない場合、リストアに失敗します。
ディスク上の不要なファイルを削除し、充分な空き領域を確保してから再度リストアを実行してください。
AWCプラグインのリストアを行うと、リストアの実施中はSNMPプラグインのサービスが停止します。
SNMPプラグインサービスは、AWCプラグインのリストア完了後に自動的に再開します。
- サーバーを停止するために、Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-AWC - サーバー停止」をクリックしてください。
- Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-AWC - バックアップ リストア」を右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。
- 「リストア」タブを選択し、バックアップファイルとパスワードを入力します。
- 「実行」ボタンをクリックします。
- リストアの確認ダイアログが表示されるので「はい」をクリックします。
- リストアが完了すると、リストア完了のダイアログが表示されるので「OK」をクリックします。
必要に応じて、サーバーPCのIPアドレス、ポート番号、プロトコル(http/https)の変更を行ってください。
SNMPプラグインのリストア
SNMPプラグイン編「サーバーの設定 / SNMPプラグインシステムのバックアップ・リストア」の「システムデータのリストア」を併せてご参照ください。
- サーバーを停止するために、Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-SNMP - サーバー停止」をクリックしてください。
- Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-SNMP - リストア」を右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。
- 「リストアユーティリティ」ダイアログが表示されます。
- 「ファイル名」に、バックアップしておいた.cabファイルを指定して「OK」ボタンをクリックすると、確認ダイアログが表示されます。
- オプション項目を確認してから「実行」をクリックすると、データファイルのリストア(復元)が行われます。処理が完了すると、結果ダイアログが表示されます。
必要に応じて、SNMPプラグインに付属の「サーバーIPアドレス変更ツール」を使用して、IPアドレスを変更してください。
SNMPプラグインサービスの再起動
SNMPプラグインサービスは、停止後、手動で再起動する必要があります。
- サーバーを起動するために、Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-SNMP - サーバー起動」をクリックしてください。
AT-Vista Manager EX基本機能のリストア
AVM EX編「各種操作 / システムデータの管理 / バックアップとリストア」の「システムデータのリストア」を併せてご参照ください。
- AVM EXに初期アカウントでログインします。
ユーザーIDは「manager」、パスワードは「friend」です。
- 「Step 1: Vista Manager EX アカウントの設定」画面下部の「バックアップから復元」をクリックします。
- 「基本設定の復元」画面が表示されます。
Webブラウザーの表示に従って、以前に作成したバックアップファイルを選択し、「次へ」ボタンをクリックします。
- 復元が完了すると、ログイン画面が表示されます。
アカウントごとのアクセス権限の確認
AVM EX編「画面リファレンス / ユーザー管理」を併せてご参照ください。
- メインメニューから「ユーザー管理」を選択します。
- アカウントタイプが「一般ユーザー」のユーザーアカウントごとに、各種プラグイン由来の管理グループ(AWC管理グループ、SNMPサブネット)の管理グループ権限の設定をメモなどに控えます。
アカウントタイプが「管理者」の場合は、すべての管理グループに対してアクセス権限を持つため、メモは不要です。
プラグイン登録の解除
AVM EX編「画面リファレンス / システム管理」の「プラグイン」を併せてご参照ください。
以前のバージョンでAWCプラグイン、または、SNMPプラグインを使用しており、AVM EXのプラグイン管理画面に登録している場合は、これを一旦解除します。
- メインメニューから「システム管理」を選択します。
- コンテンツ欄左側の一覧から「プラグイン」を選択します。
- プラグイン管理画面の右下に表示されたプラグイン名をクリックします。
- プラグイン情報の右上の、「プラグインを削除」ボタンをクリックします。
- 「プラグインを削除」ダイアログに確認メッセージが表示されます。
再度、「削除」ボタンをクリックします。
複数のプラグインを登録している場合は、手順3~手順5を繰り返します。
アカウントごとのアクセス権限の再設定
AVM EX編「画面リファレンス / ユーザー管理」を併せてご参照ください。
- メインメニューから「ユーザー管理」を選択します。
- 「アカウントごとのアクセス権限の確認」にて控えたメモを基に、アカウントタイプが「一般ユーザー」のユーザーアカウントごとに、各種プラグイン由来の管理グループ(AWC管理グループ、SNMPサブネット)の管理グループ権限を再度設定します。
アカウントタイプが「管理者」の場合は、すべての管理グループに対してアクセス権限を持つため、再設定は不要です。
ライセンスの適用
AVM EX編「画面リファレンス / システム管理」の「ライセンス」を併せてご参照ください。
アップデートに伴いAWCプラグイン、AWC-CB、AWC-SC、SNMPプラグインを新たに追加して使用する場合は、現在のAVM EXシステムで有効なライセンスをアップロードする必要があります。
- AVM EXにログインします。
- メインメニューからシステム管理を選択します。
- コンテンツ欄左側の一覧から「ライセンス」を選択します。
- ライセンス管理画面が表示されるので、右上の「ライセンスを更新」ボタンをクリックします。
- 「ファイルのアップロード」ダイアログで、有効なライセンスファイルを選択し、「開く」をクリックします。
「Step 2: ライセンスのアップロード」画面で、「次へ」ボタンをクリックします。
ライセンスファイルをお持ちでない場合は、弊社担当営業、代理店またはお問い合わせ窓口までお問い合わせください。
なお、ライセンスファイルの取得にあたって、システム管理画面の概要に表示されるシリアル番号が必要となります。
有効なライセンスファイルが読み込まれると、管理欄のシステムメッセージに「ライセンスの更新が完了しました。」のメッセージが表示され、新規機能を使用できるようになります。
登録の確認
プラグインの再登録
「初期設定」/「プラグインの登録」を併せてご参照ください。
- Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-Vista Manager EX - ビューアー起動」を選択します。
- 管理者アカウントのユーザー名、パスワードを入力して「ログイン」ボタンを押します。
- メインメニューから「システム管理」を選択します。
- コンテンツ欄左側の一覧から「プラグイン」を選択します。
- プラグイン管理画面右側の、「プラグインを追加」ボタンをクリックします。
- サーバー URLに、登録するプラグインに対応したURLを入力します。
- AWCプラグイン:https://localhost:5443/wireless_plugin
- SNMPプラグイン:https://localhost:6443/NetManager
AWCプラグインサービスのポート番号を変更した場合は、「localhost:8443」のように、ホスト名のあとに正しいポート番号をコロン区切りで指定してください。
適切なURLを入力すると、接続の検証が自動的に行われます。
- 指定したプラグインのURLから応答があると、「プラグイン証明書フィンガープリント」欄にSHA1とSHA256の証明書フィンガープリントが表示されます。
証明書のフィンガープリントが正しい場合は「フィンガープリントの一致を確認」ボタンをクリックしてプラグインの登録を保存します。
AT-Vista Manager EXのインストール直後にSNMPプラグインを登録しようとした場合、エラーが表示されることがあります。この場合は、数分間待ってから再度登録をお試しください。
- プラグインが正常に登録されると、プラグイン名一覧に「AWC プラグイン」または「SNMP プラグイン」が追加されます。
また、AVM EXのメインメニューに、プラグインの機能に対応するアイコンが追加されます。
プラグインの再登録を行うと、ネットワークマップにおいて各プラグイン由来のデバイスアイコンの配置が初期化されます。
プラグインの再登録を行った際は、必要に応じてアイコンの再配置を実施してください。
- 必要に応じて、手順5からの手順を行って、もう1つのプラグインを登録します。
以後、メインメニューの「AWCプラグイン」メニュー、「SNMPプラグイン」メニュー配下の各種項目を選択すると対応するプラグインの画面が表示されます。
AWC-Sky Defenderのリストア
AWC-SDFをアップデートした場合は、AWCプラグインのユーティリティーとしてAWC-SDFを登録し、連携したうえで、バックアップファイルからリストアを行います。
- AWCプラグインメニューからユーティリティ設定画面を開きます。
- ユーティリティ設定画面に登録された「Sky Defender」の「リストア」ボタンをクリックし、バックアップファイルを指定して、AWC-SDFの管理情報をリストアします。
- 「初期設定」/「プラグインの登録」の「AWC-Sky DefenderのAWCプラグイン連携」を参照して、AWC-SDFをAWCプラグインに連携します。