画面リファレンス / 無線モニター / 3Dフロアマップ [無線クライアント表示]


3Dフロアマップ画面にて、表示内容ドロップダウンメニューから「接続クライアント表示」を選択すると、選択中のフロアマップ上の接続クライアントの情報が表示されます。


■ 表示1

表 1:3Dフロアマップ ヘッダー
項目名 説明
管理グループドロップダウンメニュー 表示対象のフロアマップを絞り込むことができます。
選択中の管理グループを変更すると、3Dフロアマップは解除され、フロアマップ一覧のパネル表示に戻ります。
フロアマップドロップダウンメニュー 3Dフロアマップでは無効となります。
無線バンドドロップダウンメニュー どの無線バンドの情報を表示するか、無線1、無線2、無線3から選択します。
表示内容ドロップダウンメニュー フロアマップ詳細画面の表示内容を切り替えられます。
  • 無線ステータス表示
  • 接続クライアント表示
  • スマートコネクト表示

■ 表示2
選択したフロアマップが階層的に表示されます。
フロアマップの表示角度は、右下の画角調整ボタンで変更できます。
各フロアマップには、個別のフロアマップ詳細画面にて配置した無線APのアイコンが表示されます。
コンテンツ欄右側のクライアント一覧にて選択した無線クライアントの推定位置または接続無線APを表示できます。無線クライアントの推定位置については、直近または指定期間中の移動経路を追跡表示することもできます。

■ 表示3
フロアマップ、または、無線クライアントの一覧が表示されます。フロアマップ一覧と無線クライアント一覧は、一覧上部のタブで切り替えることができます。
フロアマップ一覧の任意の行にマウスポインターを置くと、階層表示されたフロアマップのうち、該当するフロアマップを強調表示します。
表 2:フロアマップ/クライアント一覧
項目名 説明
ヘッダー
フロアマップ/クライアントタブ 一覧の表示内容を切り替えます。
フロアマップ一覧表示
X フロアマップ 選択された管理グループに所属するフロアマップの総数を表示します。
更新タイマー 一覧の自動更新からの経過時間と次の自動更新までの残り時間を青色のプログレスバーで表示します。
3Dフロアマップでは、プログレスバーと併せて、自動更新再開ボタン、自動更新一時停止ボタン、手動更新ボタンを表示します。デフォルトでは、自動更新は一時停止状態です。
フロアマップを検索 3Dフロアマップでは、本項目は無効となります。
チェックボックス フロアマップを表示対象として選択する場合にチェックを入れます。
フロアマップ 選択された管理グループに所属するフロアマップ名が表示されます。
原点 設定されたフロアマップ画像の左上の座標を表示します。
天井 設定された天井の高さを表示します。
順番 クリックしたままマウスポインターを上下することで、フロアマップの並び順を変えることができます。
編集ボタン(鉛筆アイコン) 「3Dフロアマップ設定編集」ダイアログを表示します。

■ 3Dフロアマップ設定編集

  • 原点X[m]:
    フロアマップ画像の原点(左上)の水平位置を-1000~1000(単位:m)の整数で調整します。
    画角調整ボタンの水平角の回転軸を基準として、値が大きいほど右に、小さいほど左に移動します。
    デフォルトは0(m)です。
  • 原点Y[m]:
    フロアマップ画像の原点(左上)の垂直位置を-1000~1000(単位:m)の整数で調整します。
    画角調整ボタンの水平角の回転軸を基準として、値が大きいほど下に、小さいほど上に移動します。
    デフォルトは0(m)です。
  • 天井高[m]:
    フロアの高さを1~100(単位:m)の整数で調整します。
    デフォルトは10(m)です。
    本設定は、3Dフロアマップにおける上のフロアとの描画間隔に反映されます。ヒートマップの電波強度のシミュレーションには影響しません。
    デフォルトは10(m)です。
  • 「保存」ボタン:設定の変更を保存し、3Dフロアマップ設定編集ダイアログを閉じます。
  • 「キャンセル」ボタン:設定の変更を破棄し、3Dフロアマップ設定編集ダイアログを閉じます。
クライアント一覧表示
X クライアント 無線APに接続している無線クライアントの数、または、指定期間中に無線APに接続した履歴のある無線クライアントの数を表示します。
更新タイマー 一覧の自動更新からの経過時間と次の自動更新までの残り時間を青色のプログレスバーで表示します。
3Dフロアマップでは、プログレスバーと併せて、自動更新再開ボタン、自動更新一時停止ボタン、手動更新ボタンを表示します。デフォルトでは、自動更新は一時停止状態です。
接続無線クライアントを検索 無線APに接続中の、または、指定期間中に無線APに接続した履歴のある無線クライアントの検索を行えます。
現在の表示対象のうち、本フィールドに入力された文字列を「MACアドレス」に含む項目を表示します。
検索後、すべてが表示されているリストに戻る場合は空欄にします。
Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。
追跡回数 フロアマップ上の動線に反映する、無線クライアントの移動履歴の数を指定します。
クライアント位置推定により接続場所が推定されている無線クライアントの場合は、実施された位置推定の履歴から指定された回数の推定位置をフロアマップに反映します。
クライアント位置推定結果がある無線クライアントのみ移動軌跡を表示します。
期間指定 位置推定履歴、または接続履歴のうち、特定の期間を指定してフロアマップに表示する場合にチェックを付けます。
チェックを付けると、指定する期間の開始・終了日時をカレンダーコントロールまたは手入力で指定できます。
期間を指定して「検索」ボタンをクリックすると、一覧に反映されます。
チェックボックス フロアマップ上に推定位置または接続無線APを表示する無線クライアントを選択します。
MACアドレス 無線クライアントのMACアドレスが表示されます。
ホップ数 無線クライアントのホップ数が表示されます。
クライアント位置推定により接続場所が推定されている無線クライアントの場合は、フロアマップ上の無線クライアントごとの位置推定の実施回数を指定します。指定した期間内に多数の位置推定記録がある場合、直近の位置推定履歴から、本項目で指定した数に限定して表示します。
アイコン フロアマップに示す無線クライアントのアイコンが表示されます。
  • AVM EXの「資産管理」画面の「グループ」によって、該当の無線クライアントのMACアドレスに対してカスタムアイコンが定義されている場合は、そのカスタムアイコンが適用されます。
  • 該当のMACアドレスに対してカスタムアイコンが定義されていない場合は、AVM EXのデフォルトの不明デバイスアイコン(?マーク付き)が適用されます。
  • AVM EXの「ネットワークマップ」画面に反映されていない場合(無線クライアントが無線APに接続した直後など)や、AWCプラグインのスタンドアローンモードを有効化している場合はノートPCのアイコンが適用されます。

■ 表示4
クライアント表示の凡例です。
フロアマップ上で観測されたクライアント推定位置の精度を表す色を表示します。
画面下部のフロアマップ表示コントロールにて、「凡例」のチェックボックスをクリックすることで、凡例の表示/非表示を切り替えることができます。


■ 表示5

3Dフロアマップ画面の接続クライアント表示では、描画モード、表示強度は無効となります。
表 3:フロアマップコントロール
項目名 説明
凡例 凡例を表示するか否か。表示する場合はチェックを入れます。
フロアマップ上に壁を作成している場合、壁を表示するか否か。表示する場合はチェックを入れます。
Note
壁を作成してある場合、壁の表示を無効にしてあっても、ヒートマップ表示には壁による減衰が反映されます。
背景不透明度 フロアマップに使用するマップ画像の不透明度をスライダーで設定します。

■ 表示6
マップの表示を調整します。