SNMPプラグイン(Windows版) リファレンスマニュアル 2.10.0

本マニュアルでは、AT-Vista Manager EXのプラグインの1つであり、SNMPによる状態監視を行う、SNMPマネージャー「SNMPプラグイン」の設定画面について詳細に解説しています。本製品を活用するための参考資料としてご利用ください。

また、本製品の管理対象となる機器のマニュアル類も、弊社ホームページに掲載しておりますので、併せてご覧ください。

はじめに

対象機種とバージョン

本マニュアルは、以下の製品のソフトウェアバージョン「2.10.0」を対象に記述されています。ただし、執筆時には開発中のバージョンを用いたため、画面表示などが実際の製品とは異なる場合があります。また、旧バージョンから機能的な変更がない場合は、画面表示などに旧バージョンのものを使っている場合があります。あらかじめご了承ください。
製品のご使用に当たっては、必ず弊社ホームページに掲載のリリースノートや添付書類をお読みになり、最新の情報をご確認ください。リリースノートや添付書類には、機種やバージョンごとの注意事項や最新情報が記載されています。

サポート機能と制限事項

原則として、本マニュアルに記載されていない機能はサポート対象外です。また、本マニュアルに記載されている機能でも、サポート対象外となることがあります。各バージョンにおける新規機能や機能の変更点、制限事項については、弊社ホームページに掲載のリリースノートや添付書類でご確認ください。

マニュアルの提供形態

本マニュアルは HTML(Hyper Text Markup Language)形式のオンラインマニュアルです。製品には同梱されておりません。弊社Webサイトにて最新バージョンを見ることができます。印刷物としては提供しておりませんので、印刷物が必要な場合はHTMLファイルをプリンターで出力してご使用ください。

本マニュアルをご覧になるには、Microsoft Edge/Google ChromeなどのWebブラウザーが必要です。HTMLフレームを使用しているためフレーム対応のブラウザーが必要ですが、JavaScript、ActiveScriptなどのスクリプト言語、Javaアプレットなどは使用しておりませんので、これらの機能はオフでもかまいません(製品本体の設定画面は、JavaScriptを使用します)。

本マニュアルは、ハイパーリンク機能を利用して、ある機能から関連する別の機能へジャンプしたり、設定例のページから設定画面のリファレンスへジャンプしたりできるように作成してあります。

マニュアルの構成

本マニュアルの構成について説明します。

構成

本マニュアルは、インストール、基本機能、対応の各種プラグインのリファレンスに分けられており、本書ではSNMPプラグイン機能のみを説明しています。
画面上部のフレームに表示されている項目が各章へのリンクです。章のリンクをクリックすると、画面左側のフレームに、対応する各ページの目次が表示されます。目次のリンクをクリックすると、画面右側のフレームに設定画面などの解説が表示されます。

章構成は次のとおりです。
SNMPマネージャー「SNMPプラグイン」の機能の各設定画面をそれぞれ1つのページで詳細に説明しています。大きく次の4つの章にわかれています。
ウィンドウ構成 SNMPプラグインのWeb管理画面の大まかな構成を説明します。
各種操作 SNMPプラグインで行うSNMP管理機能を使用するに当たり、差し当たって必要となる設定を紹介します。
画面リファレンス Web設定画面のメニューから表示される各ページの項目を説明します。
サーバーの設定 Web設定画面では行えない、SNMPプラグインサーバー上で実行するツールの使用法を説明します。

表記について

本マニュアルにおける各種表記について説明します。

本製品

AT-Vista Manager EX、および、AT-Vista Manager EXと組み合わせて運用する各種プラグインを含めて「本製品」と総称します。
製品ごとに説明が異なる場合は、各システム、プラグイン名を明記します。

AVM EX

本マニュアルでは、簡便のためにAT-Vista Manager EXのプラグインを除く基本機能を「AVM EX」と表記することがあります。

AMF

本マニュアルでは、「AMFネットワーク」「AMFマスター/コントローラー」など「AMF」と表記する場合、特記のない限りAMF Plus、および、旧来のAMFの両方を指します。

アクセスポイント

本マニュアルでは、管理対象の無線LANアクセスポイントを単に「無線AP」と総称します。
製品ごとに説明が異なる場合は、製品名を明記します。
管理対象となる具体的な製品名については、「AWCプラグイン(Windows版) リファレンスマニュアル」の概要をご覧ください。

他の構成ドキュメント

本マニュアルは、インストール、基本機能、対応の各種プラグインのリファレンスに分けられています。
本文中では、それぞれ「インストール編」、「AVM EX編」、「AWCプラグイン編」、「SNMPプラグイン編」のように簡略表記することがあります。

設定例では、IPアドレス、ドメイン名、ログイン名、パスワードなどに具体的な文字列や値を使用していますが、これらは例として挙げただけの架空の存在です。実際に運用を行う場合は、お客様の環境におけるものをご使用ください。

また、本書の設定例はあくまでも説明のためのサンプルです。お客様の環境に適した設定を行う際の参考としてください。

最新情報

製品の出荷後は、弊社Webサイトでマニュアルなどの正誤情報や改版されたマニュアル、アップデートされたソフトウェアなどの最新の情報を公開しています。

ユーザーサポート

機能に関するご質問や、障害回避などのユーザーサポートは、ユーザーマニュアル記載の「サポートに必要な情報」をご確認のうえ、弊社サポートセンターへご連絡ください。

アライドテレシス株式会社 サポートセンター
http://www.allied-telesis.co.jp/support/info/
フリーダイヤル: 0120-860772
携帯電話/PHS からは: 045-476-6203
月~金(祝・祭日を除く) 9:00 ~ 12:00
            13:00 ~ 17:00

ご注意

(C) 2017-2023 アライドテレシスホールディングス株式会社

商標について

マニュアルバージョン

概要 / SNMPプラグインについて

管理可能数
アカウントの種類


SNMPプラグインは、SNMP(Simple Network Management Protocol)を利用してネットワーク管理を行うアプリケーションです。
インテリジェントなネットワーク機器のほとんどはSNMPに対応しているため、SNMPプラグインを使うことで、機器を効率よくネットワークを管理できます。
SNMPプラグインでは、ネットワークの状態を視覚的に管理できるよう、フレンドリーで視認性に富んだWeb管理画面を提供しています。自動探索機能によって発見されたデバイスは、ツリー形式で表示できます。ツリー形式の場合は、Microsoft Windowsのエクスプローラーのような感覚で情報の確認/設定ができます。
Note
本バージョンのSNMPプラグインでは、SNMP v1/v2c/v3をサポートしています。

管理可能数

SNMPプラグインで管理可能な監視デバイスの数は以下の通りです。
Note
管理可能数はSNMPプラグインで管理可能な最大数を示したものです。サーバーPCによっては、監視デバイスを多数登録した場合、充分な性能を発揮できないことがあります。
Note
管理台数が多い程、各ページの表示に時間がかかる可能性があります。

アカウントの種類

SNMPプラグインのアカウント情報は、AVM EXと共通したデータベースを使用します。
表 1:アカウントの種類
種類 概要
管理者アカウント すべてのSNMP管理機能を使用できます。
ノード情報の閲覧・作成・更新・削除、サブネットの自動探索の実行、ノードの通知フラグクリア、イベントログの表示、ユーザーアカウントの閲覧・作成・更新・削除、システム設定(バージョン表示)
一般ユーザーアカウント 一部のSNMP管理機能の設定、閲覧ができます。
ノード情報の閲覧、サブネットの自動探索の実行、ノードの通知フラグクリア、イベントログの表示
詳細は「AT-Vista Manager EX ベースリファレンスマニュアル」の「ユーザー管理」をご覧ください。

概要 / 管理画面へのアクセス

閲覧環境
アプリ/スタートメニュー
サーバーの起動と停止
サーバーの起動
サーバーの停止
ログインとログアウト


閲覧環境

SNMPプラグインに対する設定は、WebブラウザーからAVM EXのGUI(Graphical User Interface)にアクセスして行います。
AVM EXは、下記のWebブラウザーでご使用ください。
Note
リリース済みの最新のバージョンのみサポートします。

アプリ/スタートメニュー

AVM EXに付随してSNMPプラグインをインストールすると、Windowsのアプリ/スタートメニュー(以後、アプリメニュー)の「AT-Vista Manager EX」グループに以下のメニュー項目が追加されます。

表 1:SNMPプラグイン関連のメニュー項目
項目名 説明
AT-SNMP - サーバー起動 SNMPプラグインのサーバーを起動します。初期設定ではWindows起動時にAT-SNMPサーバーも自動で立ち上がります。

■ 実行するファイル
[AVM EXのインストールディレクトリー]\Plugins\AT-SNMP
etManager\bin\svrstart.bat
AT-SNMP - サーバー停止 SNMPプラグインのサーバーを停止します。

■ 実行するファイル
[AVM EXのインストールディレクトリー]\Plugins\AT-SNMP
etManager\bin\svrstop.bat
AT-SNMP - バックアップ SNMPプラグインのシステムデータのバックアップを行えます。

■ 実行するファイル
[AVM EXのインストールディレクトリー]\Plugins\AT-SNMP
etManager\bin\SMBackup.exe
AT-SNMP - リストア SNMPプラグインのシステムデータのリストアを行えます。

■ 実行するファイル
[AVM EXのインストールディレクトリー]\Plugins\AT-SNMP
etManager\bin\SMRestore.exe
Note
Windows Server 2019では、アプリメニューの「AT-Vista Manager EX」グループに、一部のメニュー項目が正しく作成されない場合があります。
その場合、Windows Server 2019を再起動することで、アプリメニューの「AT-Vista Manager EX」グループに不足していたメニュー項目が追加されます。
Windows Server 2019を再起動しない場合は、上の表に記載された実行ファイルを管理者権限で実行することで、アプリメニューに不足している項目を実行することができます。

サーバーの起動と停止

SNMPプラグインサーバーの起動・停止の方法について説明します。

サーバーの起動

デフォルトでは、Windows起動時にサーバーが自動で起動されるように設定されています。
Note
Windows起動時にサーバーが自動で起動されない場合があります。その場合は手動でサーバーを起動してください。
サーバーを手動で起動する場合は、Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-SNMP - サーバー起動」をクリックします。
サーバーをWindows起動時に自動起動されないようにするには、SNMPプラグインのサービスを次の手順で変更してください。
■ サービスのスタートアップの種類の変更
  1. Windowsのアプリメニューから「Windows システムツール」→「管理ツール」→「サービス(ローカル)」を開きます。
  2. リストから「ATKK Network Monitor Process Manager Service」を選択し、右クリックします。
  3. ポップアップメニューから「プロパティ」をクリックします。
  4. ATKK Network Monitor Process Manager Serviceの「プロパティ」ダイアログが開くので、「全般」タブをクリックします。
  5. 「スタートアップの種類」を「手動」に変更し「OK」ボタンをクリックします。

サーバーの停止

サーバーの停止は、Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-SNMP - サーバー停止」をクリックします。

ログインとログアウト

SNMPプラグインはAVM EXの「プラグイン管理」画面にて登録し、機能を連携して使用します。
AVM EXへのログイン方法については、「AT-Vista Manager EX ベースリファレンスマニュアル」に掲載の「管理画面へのアクセス」をご覧ください。
AVM EXにSNMPプラグインを登録すると、AVM EXのメインメニューにSNMPプラグインメニューが表示されます。
なお、SNMPプラグインには、AVM EXのシステムに障害が発生した場合など、SNMP管理機能のみを緊急に操作するため、スタンドアローンモードが備わっています。
スタンドアローンモードを有効にするためには、事前に設定が必要です。詳しくは、「各種操作」/「その他の設定」/「スタンドアローンモード」をご覧ください。

ウィンドウ構成 / 管理画面のウィンドウ構成

メニュー欄
コンテンツ欄


SNMPプラグインの管理画面は、AVM EXと連携し、AVM EXの管理機能の一部として提供されます。
SNMPプラグイン使用時の画面は「メニュー欄」、「コンテンツ欄」の2つに分かれています。

SNMPプラグインには、AVM EXのシステムに障害が発生した場合など、SNMP管理機能のみを緊急に操作するため、スタンドアローンモードが備わっています。
スタンドアローンモードを有効にするためには、事前に設定が必要です。詳しくは、「各種操作」/「その他の設定」/「スタンドアローンモード」をご覧ください。
スタンドアローンモードでは、SNMPプラグインの管理画面は、AVM EX本体の管理画面から独立しています。


メニュー欄

通常モードのメニュー欄はAVM EXの管理画面と共通です。AVM EXのメインメニューの「SNMPプラグイン」から、SNMPプラグインの各種機能にアクセスします。
スタンドアローンモードでは、専用のメニューが表示されます。
一般ユーザーアカウントでは、「ダッシュボード」、「ネットワークツリー」、「デバイス一覧」、「イベントログ」メニューが表示されます。
管理者アカウントは、一般ユーザーアカウントのメニュー項目に加え「システム設定」メニューが表示されます。
メニュー欄の一番上の横3本線をクリックすると、メニュー欄が折りたたまれ、アイコンのみの表示となります。
折りたたまれた状態から通常の状態に戻す場合は、メニュー欄の一番上の横3本線をクリックしてください。
各メニュー項目の画面詳細については、「画面リファレンス」の各節をご覧ください。

コンテンツ欄

各種設定情報やメニューで選択した情報などが表示されます。

各種操作 / ユーザーアカウント / パスワードの変更

パスワードの変更について説明します。

Note
SNMPプラグインのアカウント情報はAVM EXのものと共通です。本操作はAVM EXの管理者アカウントでのみ行えます。
  1. AVM EXに管理者アカウントでログインします。
  2. メインメニューから「ユーザー管理」を選択します。
  3. ユーザー一覧から変更したいアカウントの列を選択します。
    選択したユーザーのアカウント情報が表示されます。
  4. 「編集」ボタンをクリックします。
    ユーザー編集画面が表示されます。
  5. 「パスワード」欄の「パスワードを変更」ボタンをクリックします。
    「パスワード」と「パスワード(確認)」の入力欄が表示されます。
  6. 「パスワード」に新しいパスワードを入力します。
    パスワードは8文字以上の、いずれも半角の英字・数字・記号( ! @ # $ % ^ & * ( ) のみ使用可)で指定します(大文字小文字を区別します)。また、いずれかの英字・数字・記号を最低1文字ずつ含む必要があります。
  7. 確認のため、「パスワード(確認)」に「パスワード」と同じパスワードを入力します。
  8. 「保存」ボタンをクリックします。

各種操作 / ユーザーアカウント / アカウント作成、編集、削除

アカウント作成
アカウント編集
アカウント削除


アカウントの作成、編集、削除の手順を説明します。
Note
SNMPプラグインのアカウント情報はAVM EXのものと共通です。本操作はAVM EXの管理者アカウントでのみ行えます。

アカウント作成

  1. AVM EXに管理者アカウントでログインします。
  2. メインメニューから「ユーザー管理」を選択します。
  3. コンテンツ欄右上の「新規作成」ボタンをクリックします。
    「新規ユーザー」画面が表示されます。
  4. ユーザーID、ユーザー名、メールアドレスを入力します。

    表 1:アカウント設定 1
    項目名 説明
    ユーザーID ログインに使用するユーザーIDを指定します。
    Note
    一度登録したユーザーIDは変更できません。
    Note
    一度登録したことのあるユーザーIDは、その後該当アカウントを削除しても、別のアカウントとして再度使用することはできません。
    アカウントの作成前に、作成ポリシーなどを慎重にご検討ください。
    ユーザー名 フルネームなど、ユーザーの表示名を指定します。ユーザー名は、連続した半角スペースを除き、マルチバイト文字を含め100文字まで(半角・全角どちらも可)です。
    メール ログイン情報を忘れた場合の復旧やライセンス有効期限の通知に使用する、有効なメールアドレスを指定します。
    Note
    メールアドレスを登録したアカウントを削除した場合、別のアカウントのメールアドレスとして再度登録することはできません。
  5. パスワードを入力します。
    また、確認のため、「パスワード(確認)」に「パスワード」と同じパスワードを入力します。
    表 2:アカウント設定 2
    項目名 説明
    パスワード パスワードを指定します。パスワードは8文字以上の、いずれも半角の英字・数字・記号( ! @ # $ % ^ & * ( ) のみ使用可)で指定します(大文字小文字を区別します)。また、いずれかの英字・数字・記号を最低1文字ずつ含む必要があります。
    パスワード(確認) パスワードと同じ文字列を入力します。
  6. アカウントタイプを「管理者」または「一般ユーザー」から選択します。
    アカウントタイプを「一般ユーザー」に設定した場合、該当のユーザーに操作を許可する各種機能の権限を設定します。
    また、AWCプラグインを登録している場合は、AWCプラグインの管理グループに対するアクセス権限の設定を併せて行います。
    表 3:アカウント設定 3
    項目名 説明
    アカウントタイプ アカウントの種類を選択します。
    • 管理者
      ユーザー設定やシステム設定を含む、AVM EXの全機能を使用できます。
    • 一般ユーザー
      許可されたAMFエリアやサイト、グループに対して、状態や設定の変更または確認のみができます。
    CLI権限 アカウントタイプが「一般ユーザー」の場合、AMFデバイスへのCLI接続の権限を指定します。デフォルトは「オフ」です。
    • オン
      管理グループ権限が「読み取り/書き込み」に設定されたAMFエリアのAMFデバイスに対して、CLI接続できるようになります。
      Note
      CLI上の操作には、AVM EX上の権限制御は適用されません。
    • オフ
      管理グループ権限が「読み取り/書き込み」に設定されたAMFエリアのAMFデバイスに対しても、CLI接続できなくなります。

    アカウントタイプを「管理者」に設定した場合は、この項目は表示されません。すべてのAMFエリアのAMFデバイスに対してCLI接続できます。
    AWC 管理グループ AWCプラグインが登録されている場合、アカウントタイプが「一般ユーザー」のアカウントの利用者に対し管理を許可する管理グループのチェックボックスにチェックを付けます。
    • チェックあり:
      選択した管理グループに対して、次の操作ができるようになります。
      • 管理グループの設定(AWC管理グループ名、ネットワーク名、AMFエリア名)の閲覧
      • 所属する管理下APの閲覧、追加、編集、削除
      • 所属するフロアマップの閲覧、作成、編集、削除
      • AP共通設定、CB共通設定、SC共通設定の作成、編集、削除
    • チェックなし:
      このアカウントによるログインセッションでは、該当の管理グループに所属するフロアマップ、AP共通設定、CB共通設定、SC共通設定、管理下APは表示されません。
      なお、管理欄のユーザーIDから表示する「マイアカウント」画面には、管理の許可の有無にかかわらず、AWCプラグインに登録されたすべてのAWC管理グループ名が表示されます。

    管理グループは、事前にアカウントタイプが「管理者」のアカウントで作成しておく必要があります。
    Note
    アカウントタイプが「一般ユーザー」のアカウントに対し、所属するフロアマップ、AP共通設定、CB共通設定、SC共通設定、管理下APの閲覧のみを許可することはできません。
    Note
    アカウントタイプが「管理者」の場合、本項目は表示されません。すべての管理グループの編集や所属するフロアマップ、無線AP、共通設定の管理を行えます。
    機能別権限 アカウントタイプが「一般ユーザー」の場合、AVM EXの一部の機能について、権限を指定します。
    • 読み取り専用
      該当機能の結果の閲覧のみ可能です。
    • 読み取り/書き込み
      該当機能の閲覧、設定変更、削除が可能です。

    個別設定が可能な機能には次のものがあります。
    • アクティブファイバーモニタリング
    • サービスモニタリング

    アカウントタイプを「管理者」に設定した場合は、この項目は表示されません。「読み取り/書き込み」と同等の権限を持ちます。
    サイトとグループ サイトとグループに対して、個別に管理グループ権限を設定できます。デフォルトでは個別の設定はありません。
    グループには、自動的に登録されたAMFネットワークの各AMFエリアが含まれ、これらのグループ名の横には「ネットワーク」のバッジが表示されます。
    各種管理グループはタイプに関わりなく文字コード順に表示されます。

    アカウントには、各サイト、グループに対する次のいずれかの権限を付与できます。
    • 読み取り/書き込み
      該当のサイトまたはグループの状態を閲覧または設定を変更できます。
      設定には、デバイスのAMFバックアップの実施、AMFデバイスへのCLI接続、デバイスやイベントのメモの編集、AMFマスター上のバックアップ設定の変更などが含まれます。
    • 読み取り専用
      該当のサイトまたはグループの状態を閲覧のみできます。
      管理グループおよびデバイスのトポロジーマップ、デバイス情報、デバイスやイベントのメモ、Abnormal(軽微なイベント)またはNormal(正常)のイベントのログを閲覧できます。
    いずれの権限にもチェックがない場合は、管理グループの情報は表示されません。
    Note
    管理欄のユーザーIDから表示する「マイアカウント」画面にはいずれの権限もないサイトやグループ名は表示されません。

    デバイスが複数のサイトやグループに所属する場合、その中でより強い権限の設定に従います。

    アカウントタイプを「管理者」に設定した場合は、この項目は表示されません。すべてのサイトおよびグループに対して設定の確認および変更が可能です。
  7. AWCプラグインを使用する場合は、各種ステータスの更新間隔、無線APの設定で初期設定として用いる国コードを設定します。
    表 4:アカウント設定 4
    項目名 説明
    更新間隔 AWCプラグインが登録されている場合、AWCプラグインの以下の管理項目にて画面の更新を自動で行う間隔(単位:秒)を指定します。

    • 管理下AP(デフォルト:60(秒))
    • フロアマップ(無線ステータス)(デフォルト:60(秒))
    • フロアマップ(無線クライアント)(デフォルト:5(秒))
    • フロアマップ(スマートコネクト)(デフォルト:5(秒))
    国コード AWCプラグインが登録されている場合、AWCプラグインでAP共通設定を作成する際に選択される国コード(無線周波数帯の規制区域)の初期設定を指定します。デフォルトは「なし」です。
  8. Web管理画面の言語とセッションタイムアウトを設定します。
    表 5:アカウント設定 5
    項目名 説明
    言語 Web管理画面の表示言語を設定します。
    自動検出(デフォルト)、英語、日本語から選択できます。「自動検出」に設定すると、Webブラウザーの表示言語設定に従って自動的に決定されます。
    タイムアウト セッションタイムアウトを指定します。
    無操作状態でタイムアウトに設定した時間が経過した場合に、自動的にログインセッションを終了し、ログイン画面に戻ります。
    タイムアウトは5分、10分、20分、30分、1時間、制限なしから選択でき、制限なしに設定した場合は無操作状態が続いても自動的にログアウトしません。
    デフォルトは5分です。
  9. イベントルールのメール受信設定と、必要に応じて、このユーザーに割り当てるデフォルトのネットワークトポロジーレイアウトを選択します。
    表 6:アカウント設定 6
    項目名 説明
    イベント/Syslogルール メール通知を受信 イベントルール、Syslogルールにてメール通知を行うよう設定されている際、該当のアカウントにメール受信を行うか否かをトグルスイッチで設定します。
    ネットワークトポロジーレイアウト 初回ログイン時にネットワークマップに適用する、またはそれ以降に適用を許可するレイアウトを1つ選択します。
    2回目以降のログイン時に選択されるレイアウトは、直前のセッションで選択していたレイアウトが維持されます。
    また、アカウントタイプが「一般ユーザー」の場合、管理者アカウントによって指定されたレイアウトを適用したり、指定されたレイアウトをテンプレートにして新たなレイアウトとして保存したりできます。
    レイアウトはAVM EXのネットワークマップにて作成できます。項目名の下の青字のリンクをクリックすると、ネットワークマップ画面に遷移できます。
  10. 「保存」ボタンをクリックします。

アカウント編集

  1. 管理者アカウントでログインします。
  2. メインメニューから「ユーザー管理」を選択します。
  3. ユーザー一覧から編集したいアカウントの列を選択します。
  4. アカウント情報が表示されるので、「編集」ボタンをクリックします。
  5. ユーザー編集画面が表示されるので、必要な項目を変更し、「保存」ボタンをクリックします。

アカウント削除

  1. 管理者アカウントでログインします。
  2. メインメニューから「ユーザー管理」を選択します。
  3. ユーザー一覧から編集したいアカウントの列を選択します。
  4. アカウント情報が表示されるので、「削除」ボタンをクリックします。
  5. 「ユーザー削除」ダイアログが表示されるので、削除して問題なければ、再度「削除」ボタンをクリックします。

各種操作 / 初回ログイン時の作業 / サブネット、デバイス登録の準備

デバイスレベルの設定
SNMPパラメーターの作成


SNMPプラグインにログインすると、ダッシュボード画面が表示されます。

SNMPプラグインでは、ネットワークツリーにて登録されているサブネットが監視の対象となります。
初めてログインしたときは監視対象は登録されていないため、ネットワーク概要、重要度別デバイスリスト、ネットワークトレンドとも空欄が表示されます。イベントリストにはSNMPプラグインのサーバー機能関連の情報のみが表示されています。
はじめに、監視したいサブネットを指定する下準備として、デバイスレベルの設定、SNMPパラメーターの作成を行います。

デバイスレベルの設定

ビューアー画面にてデバイスを登録する前に、登録するデバイスの優先度、監視間隔を決定する「デバイスレベル」の設定を行います。
デバイスレベルは、サーバー機能の一部として組み込まれており、サーバー上の「デバイスレベル設定ユーティリティ」を使用して設定する必要があります。
設定手順、および、デバイスレベルごとの監視間隔などの詳細については、「サーバーの設定」/「デバイスレベル設定ユーティリティ」をご覧ください。
Note
ビューアー画面において、デバイスレベルに基づくネットワークトレンド(デバイスから取得するMIB変数の種類と監視周期)の設定は、デバイス登録時に反映されます。
デバイスを登録後にデバイスレベル設定ユーティリティを使用してデバイスレベルを変更した場合、登録済みのデバイスにはネットワークトレンドの変更は反映されません。この場合、一旦デバイスを削除して、再度登録する必要があります。

SNMPパラメーターの作成

SNMPパラメーターは、デバイスにアクセスするときに使うSNMPコミュニティ名、またはSNMPユーザー名、コンテキスト名、セキュリティレベルなどの設定を一揃いにまとめたものです。
初期状態では、public、private、netmanが登録されています。
必要に応じて、SNMPでデバイスから情報を取得するときに使うGetパラメーター、デバイスに情報を書き込むときに使うSetパラメーターを追加します。
SNMPパラメーターの追加は、ビューアー画面のシステムメニューから行います。
  1. SNMPプラグインメニューから「システム」の「SNMPパラメーターの一覧」をクリックします。
以上の手順で、SNMPパラメーターの作成、編集、削除が可能な「SNMPパラメーターの一覧」画面が表示されます。必要に応じてSNMPパラメーターの作成、編集を行ってください。

各種操作 / 初回ログイン時の作業 / 監視サブネット追加

SNMPプラグインでは、監視対象をサブネット単位で指定します。
サブネットを作成すると、サブネット配下のネットワークに対してデバイスの自動探索を行います。
また、デバイスは手動で追加することも可能です。

Note
監視デバイスを登録した際にSNMPプラグインとの通信に失敗していた場合は、トレンドグラフの更新が行われません。監視デバイスを登録する際は、正常に通信できることを確認したうえで機器を削除・追加してください。
Note
本製品では、デバイスのMACアドレスを標準MIBのdot1dBaseBridgeAddressから取得し、取得ができない場合は自動探索時に検出済みのほかの機器のARPテーブルから取得します。
このためdot1dBaseBridgeAddressをサポートしていない機器でMACアドレスを登録させる場合は、該当機器のIPアドレスを他の機器より大きな値にするか、「SNMP プラグイン設定ユーティリティ」の「PING 条件」を「PING の代わりにシードファイルを使用」に設定し、シードファイルにて該当機器を他の機器より後に記述して、該当機器が後から検出されるようにしてください。
  1. メニューから「ネットワークツリー」を選択します。
    「デバイスのツリー表示」画面が表示されます。

  2. コンテンツ欄左側のツリービューから「ネットワーク」をクリックし、ネットワーク配下のツリーを展開します。
    初期状態では、ネットワーク配下には何も登録されていないため、ツリーの下には何も表示されません。
    コンテンツ欄右側のノード属性欄には選択中のノードの情報が表示されます。
    タイトルは選択中のノードの名前を示します。現在はタイトル欄には「ネットワーク」が表示されます。
    ネットワークの監視サブネット数、検出デバイス数、監視デバイス数を表示しますが、この時点ではすべて0です。

  3. ツリービュー右上の歯車アイコンをクリックします。
    歯車アイコンをクリックすると、選択中のノードに対するサブメニューがポップアップ表示されます。
    ネットワークを選択中の場合は、「サブネットの作成」が表示されます。

  4. サブメニューから、「サブネットの作成」をクリックします。
    「サブネットの作成」画面が表示されます。

  5. 管理対象に追加するサブネットの名前、ネットワークID、サブネットマスクを入力し、SNMPパラメーター名を選択します。

  6. 「新規作成」ボタンをクリックします。
    「デバイスのツリー表示」画面が表示されます。
    サブネットの新規作成が正常に行われると、サブネットの自動探索が開始されます。
    サブネットの作成直後、「デバイスのツリー表示」画面にてコンテンツ欄左側のツリービューから「ネットワーク」をクリックすると、ネットワーク配下にサブネットが追加されていますが、サブネットにはデバイスは登録されていません。
    Note
    サブネットの自動探索にかかる時間は、サブネットのネットワーク範囲によって異なります。
  7. 自動探索が終了したあと、「デバイスのツリー表示」画面を更新します。
    デバイスが検出されると、サブネット配下に自動的にデバイスが追加されます。また、デバイスのポートやスタックなどのノードも、デバイス配下にツリー状に登録されます。
    自動探索の際、デバイスの名前には、IPアドレスが適用されます。PCなどの場合はPCのホスト名が適用されます。
    次の画像は、ツリービューに追加されたノードの表示の例です。

各種操作 / 初回ログイン時の作業 / 手動によるデバイスの追加

デバイスの手動追加


ツリーを任意で設定する場合や、自動探索で目的のデバイスが見つからなかった場合に、次の手順でデバイスをツリーに追加します。
手動によるデバイスの追加は、「デバイスの作成」画面で行います。
「デバイスの作成」画面には、「ネットワークツリー」メニュー、または「デバイス一覧」メニューから移動します。
Note
監視デバイスを登録した際にSNMPプラグインとの通信に失敗していた場合は、トレンドグラフの更新が行われません。監視デバイスを登録する際は、正常に通信できることを確認したうえで機器を削除・追加してください。
■ ネットワークツリーから
  1. メニューから「ネットワークツリー」を選択します。
    「デバイスのツリー表示」画面が表示されます。

  2. コンテンツ欄左側のツリービューから「ネットワーク」をクリックし、ネットワーク配下のツリーを展開します。
    ネットワーク配下に登録されたサブネットが表示されます。

  3. ネットワーク配下に登録されたサブネットの名前をクリックし、サブネット配下のツリーを展開します。
    サブネット配下に登録されたデバイスが表示されます。
    コンテンツ欄右側のノード属性欄には、選択中のサブネットの名前と、サブネットの情報が表示されます。

  4. ツリービュー右上の歯車アイコンをクリックします。
    歯車アイコンをクリックすると、選択中のノードに対するサブメニューがポップアップ表示されます。
    サブネットを選択中の場合は、「デバイスの作成」が表示されます。

  5. サブメニューから、「デバイスの作成」をクリックします。
    「デバイスの作成」画面が表示されます。

■ デバイス一覧から
  1. メニューから「デバイス一覧」を選択します。
    「デバイスの一覧」画面が表示されます。

  2. 一覧の上部の「新規作成」ボタンをクリックします。
    「デバイスの作成」画面が表示されます。

デバイスの手動追加

  1. 「デバイスの作成」画面を表示します。
  2. デバイスを追加するサブネット名を選択します。
    先ほど作成したサブネットを指定します。
    サブネット名のドロップダウンリストの下の「サブネットの作成」「サブネットの一覧」をクリックすると、それぞれの画面が表示されます。必要に応じてサブネットの作成、編集を行ってください。
    Note
    サブネットの作成、編集のために画面を移動すると、本画面に入力した内容は消去されます。
    サブネットの作成、編集を行ったあと、再度、「デバイスの作成」を手順1から行ってください。
  3. 管理対象に追加するデバイスの情報を送受信するためのSNMPパラメーター名を選択します。
    SNMPパラメーターのドロップダウンリストの下の「SNMPパラメーターの一覧」をクリックすると、SNMPパラメーターの作成、編集、削除が可能な「SNMPパラメーターの一覧」画面が表示されます。必要に応じてSNMPパラメーターの作成、編集を行ってください。
    Note
    SNMPパラメーターの作成、編集のために画面を移動すると、本画面に入力した内容は消去されます。
    SNMPパラメーターの作成、編集を行ったあと、再度、「デバイスの作成」を手順1から行ってください。
  4. 管理対象に追加するデバイスの名前、ホスト名、コメント、IPv4アドレス、サブネットマスクを入力します。

  5. 「新規作成」ボタンをクリックします。
    「デバイスのツリー表示」画面が表示されます。
    デバイスの新規作成が正常に行われると、サブネット配下に、入力したデバイスが表示されます。
Note
デバイスを手動追加したときに、機種によっては「デバイス一覧」画面にMACアドレス、IPv4アドレス、ベンダー名が表示されない場合があります。その場合は一度該当デバイスを削除し、対象サブネットで自動探索を実施してください。自動探索の結果によっては、情報が表示されるようになります。

各種操作 / 初回ログイン時の作業 / イベント発生時の設定

アクションコマンドの作成
イベントフィルターの設定


イベントフィルターの設定を行うことで、デバイスの停止、再起動、ポートのリンクアップ/ダウンや、デバイスからのトラップ受信といった、イベントを検出した際の通知を行うことができます。
この設定は、サーバーのローカル環境にて、設定用のユーティリティを使用して行います。

アクションコマンドの作成

イベントフィルターで実行するアクションを登録します。
「アクションコマンド設定ユーティリティ」を使用することで、メールで通知したり、任意のアプリケーションを起動するなどのカスタムコマンドを実行したりするための、アクションコマンドを作成することができます。
設定方法は、「画面リファレンス」/「システム」/「アクションコマンド」をご覧ください。

イベントフィルターの設定

イベントが発生した際に実行するアクションコマンドを関連付けます。
イベントフィルターの設定は、「イベントフィルター設定ユーティリティ」を使用して行います。
設定方法は、「画面リファレンス」/「システム」/「イベントフィルター」をご覧ください。

各種操作 / SNMPネットワークの管理 / 概要

SNMPプラグインでは、ネットワークの構成要素を下記のように分類して管理します。これらの要素を総称してノードと呼びます。SNMPプラグインでは、個々のデバイスだけでなく、サブネットやポート単位での情報の監視が行えます。データの表示などのすべての操作は、このノード単位で行います。

Note
AMF/AMF PlusにおけるAMF/AMF Plusノードとは異なりますのでご注意ください。

各種操作 / SNMPネットワークの管理 / SNMPパラメーターの一覧、詳細表示、作成、変更、削除

SNMPパラメーターの一覧表示
SNMPパラメーターの詳細表示
SNMPパラメーターの作成
SNMPパラメーターの編集
SNMPパラメーターの削除


SNMPパラメーターは、デバイスにアクセスするときに使うSNMPv1/v2cコミュニティ名、または、SNMPv3ユーザー名、コンテキスト名、セキュリティレベルなどの設定を一揃いにまとめたものです。初期状態では、public、private、netmanが登録されています。
SNMPパラメーターは、サブネットおよびデバイスに対して設定します。

SNMPパラメーターの一覧表示

「SNMPパラメーターの一覧」画面では、SNMPパラメーターの一覧の出力、作成、変更、削除が行えます。

SNMPパラメーターの一覧は、SNMPプラグインメニューから「システム」の「SNMPパラメーター」を選択するほか、「サブネットの作成」、「サブネットの更新」、「デバイスの作成」、および「デバイスの更新」画面から移動します。
「デバイスの作成」画面を経由する手順の例を次に記します。
  1. メニューから「デバイス一覧」を選択します。
    「デバイスの一覧」画面が表示されます。

  2. 一覧の上部の「新規作成」ボタンをクリックします。
    「デバイスの作成」画面が表示されます。

  3. 「デバイスの作成」画面にて、SNMPパラメーターのドロップダウンリストの下の「SNMPパラメーターの一覧」をクリックします。
    「SNMPパラメーターの一覧」画面が表示されます。

SNMPパラメーターの詳細表示

「SNMPパラメーターの一覧」画面から、SNMPパラメーターの詳細を表示します。
  1. 「SNMPパラメーターの一覧」画面を表示します。
  2. 対象のSNMPパラメーターの行にて、「詳細」ボタンをクリックします。
    「SNMPパラメーターの詳細」画面が表示されます。

    「SNMPパラメーターの詳細」では、次の項目の設定を確認できます。
    また、この画面から、該当のSNMPパラメーターの編集、または削除を行えます。詳しくは、「画面リファレンス」/「システム」/「SNMPパラメーター」の「SNMPパラメーターの詳細」をご覧ください。

SNMPパラメーターの作成

「SNMPパラメーターの作成」画面から、SNMPパラメーターの作成を行います。
「SNMPパラメーターの作成」画面には、「SNMPパラメーターの一覧」画面から移動します。
  1. 「SNMPパラメーターの一覧」画面を表示します。
  2. 「新規作成」ボタンをクリックします。
    「SNMPパラメーターの作成」画面が表示されます。

  3. SNMPパラメーター名と、必要に応じてコメントを入力します。
  4. SNMPパラメーターの値を設定します。
    SNMPパラメーターに設定する項目は、SNMPバージョンによって異なります。
  5. 「新規作成」ボタンをクリックします。
    入力した内容が新規のSNMPパラメーターとして保存され、「SNMPパラメーターの一覧」画面に追加されます。

SNMPパラメーターの編集

「SNMPパラメーターの更新」画面にて、SNMPパラメーターの編集を行います。
「SNMPパラメーターの更新」画面には、「SNMPパラメーターの一覧」画面の一覧、または、該当のSNMPパラメーターの「SNMPパラメーターの詳細」画面から移動します。次の例では、「SNMPパラメーターの一覧」画面から移動しています。
  1. 「SNMPパラメーターの一覧」画面を表示します。
  2. 対象のSNMPパラメーターの行にて、「編集」ボタンをクリックします。
    「SNMPパラメーターの更新」画面が表示されます。

  3. 必要に応じて、コメントを編集します。
  4. SNMPパラメーターの値を編集します
    SNMPパラメーターに設定する項目は、SNMPバージョンによって異なります。
  5. 「保存」ボタンをクリックします。
    入力した内容がSNMPパラメーターに保存され、「SNMPパラメーターの一覧」画面に反映されます。

SNMPパラメーターの削除

「SNMPパラメーターの一覧」画面から、SNMPパラメーターの削除を行います。
また、該当のSNMPパラメーターの「SNMPパラメーターの詳細」画面から削除することもできます。次の例では、「SNMPパラメーターの一覧」画面での削除の手順を示します。
  1. 「SNMPパラメーターの一覧」画面を表示します。
  2. 対象のSNMPパラメーターの行にて、「削除」ボタンをクリックします。
    「SNMPパラメーターの削除」ダイアログが表示されます。
  3. 「はい」ボタンをクリックすると、該当のSNMPパラメーターが削除されます。
    「いいえ」ボタンまたはダイアログ左上の「閉じる(×)」ボタンをクリックすると、「SNMPパラメーターの一覧」に戻ります。

各種操作 / SNMPネットワークの管理 / ノードの詳細表示、属性の変更、削除

ノードの詳細表示
ノード属性の変更
ノードの削除


サブネット、デバイス、およびその他のノード(シャーシ、スロット、ポートなど)の詳細を表示します。

ノードの詳細表示

各種ノードの詳細は、「ネットワークツリー」メニューの「デバイスのツリー表示」画面から参照します。

コンテンツ欄左側のツリービューにて、ノードの名前(「ネットワーク」など)をクリックすると、該当ノードの下位のノードを展開します。
(「ネットワーク」>「サブネット」、「サブネット」>「デバイス」、「デバイス」>「シャーシ」・「ポート」など)
コンテンツ欄右側のノード属性欄には、クリックしたノードの詳細が表示されます。
ノード属性欄の名前(上図の例では「area1」)をクリックすると、「ネットワークの詳細」「サブネットの詳細」「デバイスの詳細」など、ノードの種別に応じた詳細画面が表示されます。
以下に、上図の「area1」をクリックした際に表示される「サブネットの詳細」画面の例を示します。

デバイスの詳細を確認したい場合は、「デバイスの一覧」画面にて「詳細」ボタンをクリックしても、「デバイスの詳細」画面を表示できます。
また、特に重要度の高いデバイスは、「ダッシュボード」の「重要度別デバイスリスト」からも移動できます。

ノード属性の変更

ノードの詳細画面の「編集」をクリックすると、「サブネットの更新」「デバイスの更新」など、ノードの種別に応じた画面が表示されます。
以下に「サブネットの更新」画面の例を示します。

Note
上図は一例です。ネットワークのノード属性の編集はできません。

ノードの削除

ノードの詳細画面の「削除」をクリックすると、ノードの削除ダイアログが表示されます。
「はい」ボタンをクリックすると、該当のノードが削除されます。
「いいえ」ボタンまたはダイアログ左上の「閉じる(×)」ボタンをクリックすると、ノードの詳細画面に戻ります。
Note
削除できるノード種別は、サブネットおよびデバイスです。
シャーシ、ポート、スタックについては、上位のノードを削除した際に、一緒に削除されます。ネットワークの削除はできません。
Note
イベントフィルターの「対象ノードの名前」に指定されているノードを削除する場合は、事前に該当するイベントフィルターを削除するか、該当ノードをイベントフィルターの対象から除外した上で、ノードを削除してください。

各種操作 / SNMPネットワークの管理 / イベントログの表示

「イベントログ」メニューをクリックすると、「イベントログの一覧」画面が表示されます。
「イベントログの一覧」画面では、ノードやSNMPプラグインサーバーに発生したイベントログを確認、クリップボードにコピー、CSV(カンマ区切りテキスト)またはExcelブック(拡張子:.xlsx、Microsoft Office 2007以降)形式ファイルにエクスポート、印刷することができます。

Note
大量のイベントログを保管している場合、イベントログの出力に時間がかかることがあります。あらかじめ、フィルターや検索フィールドを使用して、出力する件数を絞り込んでから操作を行ってください。

また、ダッシュボード、各種ノードの詳細画面の下部のイベントリストには、イベントログの一部が表示されます。

各種操作 / その他の設定 / スタンドアローンモード

スタンドアローンモードの有効化
スタンドアローンモードの管理画面へのアクセス
スタンドアローンモードの無効化


SNMPプラグインには、AVM EXのシステムに障害が発生した場合などにSNMP管理機能のみを緊急に操作する必要がある場合のため、サーバーのローカル環境からSNMPプラグインのWeb管理画面に直接アクセス可能な、スタンドアローンモードが備わっています。
Note
スタンドアローンモードを有効にするには、インストール時に、インストーラー画面にて「公開鍵を作成する」を選択し、公開鍵を作成しておく必要があります。
Note
スタンドアローンモードを有効にすると、パスワード入力を行わずに管理者権限で表示されたメニューに対しての設定を行うことができます。緊急時を除いて、スタンドアローンモードを有効にしないことをお勧めします。

スタンドアローンモードの有効化

  1. 管理者権限を持つユーザーでPCにログインします。
  2. エクスプローラーで[AVM EXのインストールディレクトリー]\Plugins\AT-SNMP\NetManager\tools\modechangeフォルダーを開き、公開鍵ファイルのコピーを保存します。
    Note
    インストール時に、インストーラー画面にて「公開鍵を作成する」を選択した場合、次のフォルダーに「public-key.pem」が作成されます。

    C:\Users\ [ユーザー名] \Documents\Allied Telesis\AT-Vista Manager EX\certs\public-key.pem

    この公開鍵ファイルを使用すると、管理者アカウントのパスワードを持たなくともAWCプラグイン、SNMPプラグインの全機能を操作できます。公開鍵ファイルはアクセス権限が制限された場所にて適切に保管してください。
  3. 管理者権限でコマンドプロンプトを起動します。
  4. コマンドプロンプトで下記の設定変更を行います。
    cd [AVM EXのインストールディレクトリー]\Plugins\AT-SNMP\NetManager\tools\modechange
    .\modechange standalone [AVM EXのインストールディレクトリー]\Plugins\AT-SNMP\NetManager\tools\modechange\public-key.pem
    
スタンドアローンモードの有効化の手順は以上です。

スタンドアローンモードの管理画面へのアクセス

  1. Webブラウザーを起動します。
  2. Webブラウザーのアドレス入力欄にSNMPプラグインサーバーのアドレス(https://localhost:6443/NetManager/web2)を入力しEnterキーを押下します。
  3. ログインに成功するとSNMPプラグインのメイン画面が表示されます。

スタンドアローンモードの無効化

  1. 管理者権限を持つユーザーでPCにログインします。
  2. 管理者権限でコマンドプロンプトを起動します。
  3. コマンドプロンプトで下記の設定変更を行います。
    cd [AVM EXのインストールディレクトリー]\Plugins\AT-SNMP\NetManager\tools\modechange
    .\modechange normal
    
スタンドアローンモードの無効化の手順は以上です。

画面リファレンス / ダッシュボード

ネットワーク概要
ネットワークトレンド
重要度別デバイスリスト
イベントリスト



ネットワーク概要

SNMPプラグインに登録されたデバイスの情報を表示します。

表 1:ネットワーク概要
項目名 説明
円グラフ
SNMPプラグインに登録されたデバイスのうち、リンクアップ/リンクダウン状態の各デバイスの数を円グラフで表示します。
X nodes SNMPプラグインに登録されたデバイス数が、灰色のアイコンとともに表示されます。
X up リンクアップ状態(SNMPプラグインサーバーと疎通可能)のデバイス数が、緑色のアイコンとともに表示されます。
X down リンクダウン状態(SNMPプラグインサーバーと疎通不能)のデバイス数が、赤色のアイコンとともに表示されます。
X traps SNMPプラグインがトラップを受信しているデバイス数が、紫色のアイコンとともに表示されます。

ネットワークトレンド

SNMPプラグインに登録されたデバイスのリンクアップ/リンクダウン状態の変化、SNMPプラグインがトラップを受信しているデバイス数、SNMPプラグインに登録されたデバイスで送受信したデータの量を、1時間間隔の折れ線グラフに表示します。
Note
監視デバイスを登録した際にSNMPプラグインとの通信に失敗していた場合は、トレンドグラフの更新が行われません。監視デバイスを登録する際は、正常に通信できることを確認したうえで機器を削除・追加してください。
Note
CPUやメモリーの使用率が高い場合、ネットワークトレンドの更新に失敗する場合があります。その場合は、次の更新をお待ちください。

折れ線グラフにマウスポインターを置くことで、該当時点でのリンクアップ/ダウンデバイス数、トラップ受信デバイス数、または送受信バイト数を参照することができます。

右上のフィルターボタンをクリックすると、表示するグラフを切り替えることができます。グラフの種類は以下の通りです。
表 2:ネットワークトレンド
項目名 説明

リンクアップ/ダウン
SNMPプラグインに登録されたデバイスのうち、リンクアップ/リンクダウン状態のデバイスの数をそれぞれグラフ表示します。

トラップ数
SNMPプラグインがトラップを受信しているデバイス数をグラフ表示します。

トータルバイト数
SNMPプラグインに登録されたデバイスで送受信したバイト数をグラフ表示します。

重要度別デバイスリスト


SNMPプラグインに登録されたデバイスのうち、重要度が「高」または「中」に設定されたデバイスについての情報をリスト表示します。
トラフィック/イン/アウトは、1時間間隔で計測され、直近の計測時点のデータの量をオクテット(バイト)で示します。
Note
デバイスの重要度は、製品シリーズごとに「サーバーの設定」/「デバイスレベル設定ユーティリティ」にて設定したデバイスレベルに基づきます。なお、デバイスの優先度の設定は、デバイス登録時に反映されます。デバイスを登録後にデバイスレベル設定ユーティリティを使用してデバイスレベルを変更した場合、登録済みのデバイスにはデバイスレベルに基づくネットワークトレンド(デバイスから取得するMIB変数の種類と監視周期)の変更は反映されません。この場合、一旦デバイスを削除して、再度登録する必要があります。
表 3:重要度別デバイスリスト
項目名 説明
フィルター 右上のフィルターボタンをクリックすると、デバイスをフィルター表示することができます。フィルター条件の種類は以下の通りです。

  • フィルターなし
    フィルターを解除します。

  • リンクアップ
    SNMPプラグインに登録された優先度の高いデバイスのうち、リンクアップ状態のデバイスをリスト表示します。

  • リンクダウン
    SNMPプラグインに登録された優先度の高いデバイスのうち、リンクダウン状態のデバイスをリスト表示します。

  • トラップ受信
    SNMPプラグインに登録された優先度の高いデバイスのうち、SNMPプラグインがトラップを受信しているデバイスをリスト表示します。
状態 デバイスの状態をアイコンで表します。また、SNMPプラグインがトラップを受信しているデバイスのアイコンは、ピンク色で強調表示されます。
アイコンの種類と意味については、「付録」/「アイコン一覧」の「状態表示アイコン」をご覧ください。
名前 SNMPプラグインに登録されたデバイスの名前を表示します。
重要度 デバイスの重要度を表示します。
重要度はデバイスの機種によって自動的に設定されます。
トラフィック デバイスで送受信したバイト数を表示します。
イン デバイスが受信したバイト数を表示します。
アウト デバイスから送信したバイト数を表示します。
詳細 「デバイスの詳細」画面を表示します。

イベントリスト


イベントログのうち、直近30件までをリスト表示します。
表 4:イベントリスト
項目名 説明
フィルター 右上のフィルターボタンをクリックすると、イベントログをフィルター表示することができます。フィルター条件の種類は以下の通りです。

  • フィルターなし
    フィルターを解除します。直近30件のイベントログのすべてを表示します。

  • エラーログ
    直近30件のイベントログのうち、エラーログのみをリスト表示します。

  • トラップログ
    直近30件のイベントログのうち、トラップログのみをリスト表示します。

  • 情報ログ
    直近30件のイベントログのうち、情報ログのみをリスト表示します。
発生日時 イベントの発生日時を表示します。
発生源の名前 イベントが発生したノードの名前などを表示します。
機種名 イベント発生源の機種名(発生源がデバイスなどの場合)を表示します。
イベント名 イベントの種類を表示します。
メッセージ イベントの説明を表示します。
詳細 「イベントログの詳細」画面を表示します。

画面リファレンス / ネットワークツリー / デバイスのツリー表示

ツリービュー
状態表示アイコン
ノード属性
ネットワーク属性
サブネット属性
デバイス属性
ポート属性
スタック属性
シャーシ属性
スロット属性


SNMPプラグインの管理下にあるネットワークの構成要素を階層化して表示します。

ツリービュー

SNMPプラグインでは、ネットワークの構成要素を下記のように分類して管理します。これらの要素を総称してノードと呼びます。SNMPプラグインでは、個々のデバイスだけでなく、サブネットやポート単位での情報の監視が行えます。データの表示などのすべての操作は、このノード単位で行います。
Note
AMF/AMF PlusにおけるAMF/AMF Plusノードとは異なりますのでご注意ください。

表 1:ツリービュー
項目名 説明
歯車アイコン
歯車アイコンをクリックすると、ツリービュー上で選択中のネットワークまたはサブネットに対する設定用のサブメニューが表示されます。
サブメニューから行える操作は以下の通りです。
  • ネットワーク:
    サブネットの作成

  • サブネット:
    デバイスの作成
ネットワークツリー SNMPプラグインに登録されたノードを階層化して表示します。
ノード ネットワークのそれぞれの構成要素を示します。
各ノードは1つまたは2つのアイコンとノード名で示されます。
  • 状態表示アイコン:
    ノードの状態を表します。
    状態表示アイコンは、ノードの行の左端に表示される小さめのアイコンです。

  • ノードアイコン:
    ノードの種別を表します。
    ノードアイコンは、状態表示アイコンとノード名の間に表示されるアイコンです。

  • 名前:
    ノードの管理上の名前です。

状態表示アイコン

状態表示アイコンの意味は、ノードの種別によって少しずつ異なります。
表 2:状態表示アイコン
種類 説明
使用不可アイコン ノードが使用できない、または使用できないノードを含んでいることを示します。次にノード種別ごとに意味を示します。
  • ネットワーク全体
    配下に無応答のデバイスがある

  • サブネット
    配下に無応答のデバイスがある

  • デバイス
    デバイスが無応答

  • ポート
    ポートが無効化(シャットダウン)されている
使用可能アイコン ノードが使用できる状態にあることを示します。
トラップアイコン SNMPプラグインがトラップを受信したことを示します。
Note
トラップアイコンをクリアするには、「デバイスの詳細」画面、または「その他のノード」の各種ノードの詳細画面のノード属性から歯車アイコンをクリックして、「通知フラグクリア」を選択します。トラップアイコンは、明示的に操作しない限り消えませんので、トラップの受信を確認したら、前述の手順に従って通信速度アイコンなどの表示に戻すことをお勧めします。
使用不可、トラップアイコン SNMPプラグインがトラップを受信しているが、ノードは使用できない状態にあることを示します。
通信速度アイコン ポートにのみ表示されるアイコンです。ポートの通信速度を示します。
「付録」/「アイコン一覧」の「状態表示アイコン」を併せてご覧ください。


  • 通信速度が 10Mbps であることを示す


  • 通信速度が 100Mbps であることを示す


  • 通信速度が 1Gbps であることを示す


  • 通信速度が 10Gbps であることを示す
Note
通信速度アイコンは、ポートがイネーブル状態のときのみ表示されます。
Note
通信速度アイコンは、リピーター・HUBのポートには表示されません。
ブロッキングアイコン ポートにのみ表示されるアイコンです。スパニングツリーでブロッキング状態にあることを示します。
パーティションアイコン ポートにのみ表示されるアイコンです。自動パーティション状態であることを示します。

ノード属性

ノード属性には、ツリービュー上で選択されているノードの基本的な情報が表示されます。
各種ノード属性の名前をクリックすると、デバイスの場合は「デバイスの詳細」画面など、種別に応じたノードの詳細画面が表示されます。
デバイス以外のノードの詳細画面については、「その他のノード」をご覧ください。

ネットワーク属性

ツリービュー上でネットワークを選択すると、ネットワークの属性情報が「デバイスのツリー表示」の「ノード属性」に表示されます。
表 3:ネットワーク属性
項目 内容
名前 「ネットワーク」
監視サブネット数 ネットワークに属するサブネット数
検出デバイス数 ネットワークに属するデバイス数
監視デバイス数 検出デバイスの中で、監視対象となっているデバイスの数
Note
SNMPプラグインの監視デバイス数の上限は1,000です。
状態 ネットワークの状態

サブネット属性

ツリービュー上でサブネットの名前を選択すると、サブネットの属性情報が「デバイスのツリー表示」の「ノード属性」に表示されます。
表 4:サブネット属性
項目 内容
名前 「サブネットの作成」で指定したユーザー定義のサブネット名
ネットワークアドレス IPv4アドレスとプレフィックス長(xxx.xxx.xxx.xxx/xx形式)
検出デバイス数 サブネットに属するデバイス数
監視デバイス数 検出デバイスの中で、監視対象となっているデバイスの数
SNMPパラメーター名 SNMPでデバイスから情報を取得するときに使うGetパラメーター名
状態 サブネットの状態

デバイス属性

ツリービュー上でデバイスのアイコンを選択すると、デバイスの属性情報が「デバイスのツリー表示」の「ノード属性」に表示されます。
表 5:デバイス属性
項目 内容
名前 修正可能なデバイスの名前。自動探索で検出された場合は、ホスト名、IPアドレス、MACアドレスのいずれかとなります。
ホスト名 デバイスのホスト名
コメント デバイスのプロパティでユーザーが入力したコメント
ネットワークアドレス IPv4アドレスとプレフィックス長(xxx.xxx.xxx.xxx/xx形式)
MACアドレス デバイスのMACアドレス
トラップアドレス トラップ監視するIPv4アドレス(上記のIPv4アドレスを除く)
2つ以上の場合は、改行されて表示します。
ベンダー名 デバイスの提供ベンダー名
機種名 デバイスの機種情報(SysObjectID)
監視周期 デバイスの監視周期
SNMPパラメーター名(取得用) SNMPでデバイスから情報を取得するときに使うGetパラメーター名。
SNMPパラメーター名(設定用) SNMPでデバイスに情報を書き込むときに使うSetパラメーター名。
状態 SNMPプラグインから送信したPingに対するデバイスの応答状態

ポート属性

ツリービュー上でポートの名前を選択すると、ポートの属性情報が「デバイスのツリー表示」の「ノード属性」に表示されます。
表 6:ポート属性
項目 内容
名前 修正可能なポートの名前
コメント 設定されているコメント情報
ポート番号 ポートの番号を表示します。
ネットワークアドレス IPv4アドレスとプレフィックス長(xxx.xxx.xxx.xxx/xx形式)
MACアドレス ポートまたはデバイスのMACアドレス
通信速度 ポートの通信速度(単位はbps)
種別 ポート種別
状態 ポートの状態

スタック属性

ツリービュー上でスタックの名前を選択すると、スタックの属性情報が「デバイスのツリー表示」の「ノード属性」に表示されます。
表 7:スタック属性
項目 内容
名前 修正可能なスタックの名前
コメント 設定されているコメント情報
スタック番号 スタックの番号
機種名 スタックの機種情報

シャーシ属性

ツリービュー上でシャーシの名前を選択すると、シャーシの属性情報が「デバイスのツリー表示」の「ノード属性」に表示されます。
表 8:シャーシ属性
項目 内容
名前 修正可能なシャーシの名前
コメント 設定されているコメント情報
シャーシ番号 シャーシの番号
機種名 シャーシの機種情報

スロット属性

ツリービュー上でスロットの名前を選択すると、スロットの属性情報が「デバイスのツリー表示」の「ノード属性」に表示されます。
表 9:スロット属性
項目 内容
名前 修正可能なスロットの名前。自動探索で検出された場合は、「slot1」のように「slot<スロット番号>」の形式になります。一部機種は異なる形式の名前で表示される場合があります
コメント 設定されているコメント情報
スロット番号 スロットの番号
機種名 スロットの機種情報

画面リファレンス / ネットワークツリー / ネットワーク

ネットワークの詳細
ネットワーク全体のノード属性
イベントリスト


ネットワークの詳細

「デバイスのツリー表示」画面の「ノード属性」から「ネットワーク」をクリックすると、「ネットワークの詳細」画面が表示されます。
「ネットワークの詳細」には、ネットワーク全体のノード属性とイベントリストが表示されます。

ネットワーク全体のノード属性

表 1:ネットワーク全体のノード属性
項目 内容
名前 「ネットワーク」
監視サブネット数 ネットワークに属するサブネット数
検出デバイス数 ネットワークに属するデバイス数
監視デバイス数 検出デバイスの中で、監視対象となっているデバイスの数
Note
SNMPプラグインの監視デバイス数の上限は1,000です。
状態 ネットワークの状態

イベントリスト

イベントログをリスト表示します。
表 2:イベントリスト
項目名 説明
発生日時 イベントの発生日時を表示します。
発生源の名前 イベントが発生したノードの名前などを表示します。
機種名 イベント発生源の機種名(発生源がデバイスなどの場合)を表示します。
イベント名 イベントの種類を表示します。
メッセージ イベントの説明を表示します。
詳細 「イベントログの詳細」画面を表示します。
ページ選択 一覧に現在表示している範囲を、ページ単位で指定します。
  • 先頭
    先頭ページを表示します。

  • 前へ
    現在の表示ページの1つ前のページを表示します。

  • ページ番号
    数字をクリックすると、該当のページを表示します。現在表示中のページは灰色のボタン背景で強調表示します。

  • 次へ
    現在の表示ページの1つ次のページを表示します。

  • 最後
    最終ページを表示します。

画面リファレンス / ネットワークツリー / サブネット

サブネットの一覧
サブネットの詳細
ノード属性
イベントリスト
サブネットの作成
サブネットの更新


サブネットの一覧表示、作成、詳細の表示、設定の変更を行います。

サブネットの一覧

SNMPプラグインに登録されたサブネットの一覧を表示します。

表 1:サブネットの一覧
項目名 説明
表示件数 一覧のページに表示するサブネットの件数を、10件、25件、50件、またはすべてから選択します。
「新規作成」ボタン サブネットを新しく登録します。

クリップボードにコピー
登録されたサブネットの名前、ネットワークアドレス、検出デバイス数、監視デバイス数を、タブ区切りテキスト形式でクリップボードに保存します。
サブネットの一覧をテキストエディタにコピーしたい場合などに使います。
検索フィールドにより対象を絞り込むことができます。表示件数、ページは影響しません。

CSVファイルにエクスポート
登録されたサブネットの名前、ネットワークアドレス、検出デバイス数、監視デバイス数を、CSV (カンマ区切りテキスト)ファイルとしてダウンロードします。
検索フィールドにより対象を絞り込むことができます。表示件数、ページは影響しません。

Excelファイルにエクスポート
登録されたサブネットの名前、ネットワークアドレス、検出デバイス数、監視デバイス数を、Excelブック(拡張子:xlsx、Microsoft Excel 2007以降)ファイルとしてダウンロードします。
検索フィールドにより対象を絞り込むことができます。表示件数、ページは影響しません。

印刷
登録されたサブネットの名前、ネットワークアドレス、検出デバイス数、監視デバイス数を、Webブラウザーのポップアップウィンドウまたは新規タブに一覧表示し、印刷ダイアログを表示します。
検索フィールドにより対象を絞り込むことができます。表示件数、ページは影響しません。
検索フィールド 検索したいキーワードを入力すると、一覧表示、コピー、CSV/Excelファイルにエクスポート、印刷の対象を絞り込むことができます。
大文字/小文字の違いは無視されます。また、ネットワークアドレスの区切り文字(ピリオド(.)、スラッシュ(/))は、その他の項目で使用されていない限り、一致しません。
名前 SNMPプラグインに登録されたサブネットの名前を表示します。
ネットワークアドレス IPv4アドレスとプレフィックス長(xxx.xxx.xxx.xxx/xx形式)を表示します。
検出デバイス数 サブネットに属するデバイス数
監視デバイス数 検出デバイスの中で、監視対象となっているデバイスの数
「編集」ボタン 該当のサブネットの「サブネットの更新」画面を開きます。
「詳細」ボタン 該当のサブネットの「サブネットの詳細」画面を開きます。
「削除」ボタン 「サブネットの削除」ダイアログが表示されます。
「はい」ボタンをクリックすると、該当のサブネットが削除されます。「いいえ」ボタンまたはダイアログ左上の「閉じる(×)」ボタンをクリックすると、「サブネットの一覧」に戻ります。
Note
多数のデバイスが所属するサブネットを削除すると、内部サーバーエラーが表示される場合がありますが、しばらくするとエラーは表示されなくなります。
表示範囲 一覧に現在表示している範囲を、「X件中、X件からX件までを表示」の形式で表示します。
ページ選択 一覧に現在表示している範囲を、ページ単位で指定します。
  • 先頭
    先頭ページを表示します。

  • 前へ
    現在の表示ページの1つ前のページを表示します。

  • ページ番号
    数字をクリックすると、該当のページを表示します。現在表示中のページは灰色のボタン背景で強調表示します。

  • 次へ
    現在の表示ページの1つ次のページを表示します。

  • 最後
    最終ページを表示します。

サブネットの詳細

「デバイスのツリー表示」画面のノード属性にてサブネットの名前をクリックすると、「サブネットの詳細」画面が表示されます。
「サブネットの詳細」には、該当サブネットのノード属性とイベントリストが表示されます。

ノード属性

表 2:ノード属性
項目 内容
歯車アイコン 歯車アイコンをクリックすると、「自動探索」サブメニューが表示されます。
自動探索を実行すると、サブネット配下のノードをツリーに追加します。
名前 「サブネットの作成」で指定したユーザー定義のサブネット名
ネットワークアドレス IPv4アドレスとプレフィックス長(xxx.xxx.xxx.xxx/xx形式)
検出デバイス数 サブネットに属するデバイス数
監視デバイス数 検出デバイスの中で、監視対象となっているデバイスの数
SNMPパラメーター名 SNMPでデバイスから情報を取得するときに使うGetパラメーター名。
クリックすると、SNMPパラメーターの詳細が表示されます。
状態 サブネットの状態
編集 クリックすると、該当サブネットの「サブネットの更新」画面に移動します。
削除 クリックすると、「サブネットの削除」ダイアログが表示されます。
「はい」ボタンをクリックすると、該当のサブネットが削除されます。
「いいえ」ボタンまたはダイアログ左上の「閉じる(×)」ボタンをクリックすると、「サブネットの詳細」に戻ります。
Note
多数のデバイスが所属するサブネットを削除すると、内部サーバーエラーが表示される場合がありますが、しばらくするとエラーは表示されなくなります。

イベントリスト

イベントログをリスト表示します。
表 3:イベントリスト
項目名 説明
発生日時 イベントの発生日時を表示します。
発生源の名前 イベントが発生したノードの名前などを表示します。
機種名 イベント発生源の機種名(発生源がデバイスなどの場合)を表示します。
イベント名 イベントの種類を表示します。
メッセージ イベントの説明を表示します。
詳細 「イベントログの詳細」画面を表示します。
ページ選択 一覧に現在表示している範囲を、ページ単位で指定します。
  • 先頭
    先頭ページを表示します。

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サブネットの作成

「デバイスのツリー表示」画面の「ツリービュー」にてネットワークを選択し、歯車アイコンのサブメニューから「サブネットの作成」を選択すると、「サブネットの作成」画面が表示されます。
「サブネットの作成」では、SNMPプラグインのネットワークにサブネットを新規作成します。
サブネットを新規作成すると、サブネット配下のIPアドレスに対して自動探索を行い、検出されたデバイスがツリービュー上のサブネット以下に追加されます。
Note
自動探索実行中は該当サブネットの削除をしないでください。

表 4:サブネットの作成
項目 内容
名前 サブネットの名前を入力します。1~35文字の、いずれも半角の英字・数字・記号(スペース " % , - < > ^ _ ` { | } ~ のみ使用可)を指定できます。
Note
サブネットの名前は変更できません。変更する場合は、一旦サブネットおよび配下のノードを削除し、新規に作成し直す必要があります。
ネットワークID サブネットのネットワークID(IPv4ネットワークアドレス、例:192.168.1.0)を入力します。
サブネットマスク サブネットのサブネットマスク(例:255.255.255.0)を入力、またはプレフィックス長(例:24)を入力します。
Note
サブネットは22ビットマスク(255.255.252.0)よりも大きい値を設定してください(IPアドレス数は、1,024以下になるように設定してください)。

例:
  • 22ビットマスク(255.255.252.0) IPアドレス数:1,024
  • 23ビットマスク(255.255.254.0) IPアドレス数:512
  • 24ビットマスク(255.255.255.0) IPアドレス数:256
     :
     :
上記より小さいマスク値(21ビットマスクなど)を設定したい場合は、SNMPプラグインのシステム設定ユーティリティにて、PING条件を「ダイレクトブロードキャストアドレスを使用」または「PING の代わりにシードファイルを使用」に設定変更してください。
SNMPパラメーター名 SNMPでデバイスから情報を取得するときに使うGetパラメーター名をドロップダウンリストから選択します。
SNMPパラメーター一覧 「SNMPパラメーターの一覧」を表示します。
「SNMPパラメーターの一覧」では、SNMPパラメーターを作成、編集、削除することができます。
「新規作成」ボタン 指定したサブネットの設定の変更を新規サブネットとして保存し、「デバイスのツリー表示」画面に移動します。

サブネットの更新

「サブネットの詳細」画面のノード属性から名前をクリックすると、「サブネットの更新」画面が表示されます。
「サブネットの更新」では、該当サブネットのノード属性を編集できます。

表 5:サブネットの更新
項目 内容
名前 「サブネットの作成」で指定したユーザー定義のサブネット名を表示します。
Note
サブネットの名前は変更できません。変更する場合は、一旦サブネットおよび配下のノードを削除し、新規に作成し直す必要があります。
ネットワークID サブネットのネットワークID(IPv4ネットワークアドレス、例:192.168.1.0)を表示します。
サブネットマスク サブネットのサブネットマスクを表示します。
SNMPパラメーター名 SNMPでデバイスから情報を取得するときに使うGetパラメーター名をドロップダウンリストから選択します。
SNMPパラメーター一覧 「SNMPパラメーターの一覧」を表示します。
「SNMPパラメーターの一覧」では、SNMPパラメーターを作成、編集、削除することができます。
「保存」ボタン 該当サブネットの設定の変更を保存し、「サブネットの詳細」に移動します。

画面リファレンス / ネットワークツリー / デバイス

デバイスの作成、詳細の表示、設定については、「デバイス一覧」画面の「デバイス」をご参照ください。

画面リファレンス / ネットワークツリー / その他のノード

ポート
ポートの詳細
ポート属性
イベントリスト
ポートの更新
スタック
スタックの詳細
スタック属性
イベントリスト
スタックの更新
シャーシ
シャーシの詳細
シャーシ属性
イベントリスト
シャーシの更新
スロット
スロットの詳細
スロット属性
イベントリスト
スロットの更新


デバイス以外のノード、すなわち、ポート、スタック、シャーシ、スロットの詳細を表示、または設定を変更します。
ポート、スタック、シャーシ、スロットの各種ノードに関する画面の構成はほぼ同じです。
ここでは、ポートの画面を例に、ノードの詳細、ノードの更新画面を説明します。

ポート

ポートの詳細表示または設定を変更します。

ポートの詳細

「デバイスのツリー表示」画面のツリービューにてポートを選択した場合、ノード属性からポートの名前をクリックすると、ポートの詳細画面が表示されます。
ポートの詳細画面には、該当ポートのノード属性とイベントリストが表示されます。

ポート属性

表 1:ポート属性
項目 内容
歯車アイコン 歯車アイコンをクリックすると、「通知フラグクリア」サブメニューが表示されます。
通知フラグクリアを実行すると、該当のノードの状態表示アイコン欄からトラップアイコンが消去されます。
名前 修正可能なポートの名前
コメント 設定されているコメント情報
ポート番号 ポートの番号を表示します。
ネットワークアドレス IPv4アドレスとプレフィックス長(xxx.xxx.xxx.xxx/xx形式)
MACアドレス ポートまたはデバイスのMACアドレス
通信速度 ポートの通信速度(単位はbps)
種別 ポート種別
状態 ポートの状態
編集 クリックすると、該当ノードの「ノードの更新」画面に移動します。

イベントリスト

イベントログをリスト表示します。
表 2:ポートイベントリスト
項目名 説明
発生日時 イベントの発生日時を表示します。
発生源の名前 イベントが発生したノードの名前などを表示します。
機種名 イベント発生源の機種名(発生源がデバイスなどの場合)を表示します。
イベント名 イベントの種類を表示します。
メッセージ イベントの説明を表示します。
詳細 「イベントログの詳細」画面を表示します。
ページ選択 一覧に現在表示している範囲を、ページ単位で指定します。
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ポートの更新

「ポートの詳細」画面のノード属性から名前をクリックすると、ポートの更新画面が表示されます。
ポートの更新画面では、該当ポートのノード属性を編集できます。

表 3:ポートの更新
項目 内容
名前 ポートの名前を入力します。1~255文字の、いずれも半角の英字・数字・記号(スペース " % , - < > ^ _ ` { | } ~ のみ使用可)を指定できます。
コメント コメントを入力します。1024文字以内で、半角および全角の英字・数字・かな・漢字・記号を指定できます。
「保存」ボタン 該当ポートの設定の変更を保存し、「ポートの詳細」に移動します。

スタック

スタックの詳細表示または設定を変更します。

スタックの詳細

「デバイスのツリー表示」画面のツリービューにてスタックを選択した場合、ノード属性からスタックの名前をクリックすると、スタックの詳細画面が表示されます。
スタックの詳細画面には、該当スタックのノード属性とイベントリストが表示されます。
Note
画面は「ポートの詳細」画面と同様です。
タイトルには、ノード種別ごとのタイトルが表示されます。

スタック属性

表 4:スタック属性
項目 内容
歯車アイコン 歯車アイコンをクリックすると、「通知フラグクリア」サブメニューが表示されます。
通知フラグクリアを実行すると、該当のノードの状態表示アイコン欄からトラップアイコンが消去されます。
名前 修正可能なスタックの名前
コメント 設定されているコメント情報
スタック番号 スタックの番号
機種名 スタックの機種情報
編集 クリックすると、該当スタックの「スタックの更新」画面に移動します。

イベントリスト

イベントログをリスト表示します。
表 5:スタックイベントリスト
項目名 説明
発生日時 イベントの発生日時を表示します。
発生源の名前 イベントが発生したノードの名前などを表示します。
機種名 イベント発生源の機種名(発生源がデバイスなどの場合)を表示します。
イベント名 イベントの種類を表示します。
メッセージ イベントの説明を表示します。
詳細 「イベントログの詳細」画面を表示します。
ページ選択 一覧に現在表示している範囲を、ページ単位で指定します。
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スタックの更新

「スタックの詳細」画面のノード属性から名前をクリックすると、スタックの更新画面が表示されます。
スタックの更新画面では、該当スタックのノード属性を編集できます。
Note
画面は「ポートの更新」画面と同様です。
タイトルには、ノード種別ごとのタイトルが表示されます。
表 6:スタックの更新
項目 内容
名前 スタックの名前を入力します。1~255文字の、いずれも半角の英字・数字・記号(スペース " % , - < > ^ _ ` { | } ~ のみ使用可)を指定できます。
コメント コメントを入力します。1024文字以内で、半角および全角の英字・数字・かな・漢字・記号を指定できます。
「保存」ボタン 該当スタックの設定の変更を保存し、「スタックの詳細」に移動します。

シャーシ

シャーシの詳細表示または設定を変更します。

シャーシの詳細

「デバイスのツリー表示」画面のツリービューにてシャーシを選択した場合、ノード属性からシャーシの名前をクリックすると、シャーシの詳細画面が表示されます。
シャーシの詳細画面には、該当シャーシのノード属性とイベントリストが表示されます。
Note
画面は「ポートの詳細」画面と同様です。
タイトルには、ノード種別ごとのタイトルが表示されます。

シャーシ属性

表 7:シャーシ属性
項目 内容
歯車アイコン 歯車アイコンをクリックすると、「通知フラグクリア」サブメニューが表示されます。
通知フラグクリアを実行すると、該当のノードの状態表示アイコン欄からトラップアイコンが消去されます。
名前 修正可能なシャーシの名前
コメント 設定されているコメント情報
シャーシ番号 シャーシの番号
機種名 シャーシの機種情報
編集 クリックすると、該当シャーシの「シャーシの更新」画面に移動します。

イベントリスト

イベントログをリスト表示します。
表 8:シャーシイベントリスト
項目名 説明
発生日時 イベントの発生日時を表示します。
発生源の名前 イベントが発生したノードの名前などを表示します。
機種名 イベント発生源の機種名(発生源がデバイスなどの場合)を表示します。
イベント名 イベントの種類を表示します。
メッセージ イベントの説明を表示します。
詳細 「イベントログの詳細」画面を表示します。
ページ選択 一覧に現在表示している範囲を、ページ単位で指定します。
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    最終ページを表示します。

シャーシの更新

「シャーシの詳細」画面のノード属性から名前をクリックすると、シャーシの更新画面が表示されます。
シャーシの更新画面では、該当シャーシのノード属性を編集できます。
Note
画面は「ポートの更新」画面と同様です。
タイトルには、ノード種別ごとのタイトルが表示されます。
表 9:シャーシの更新
項目 内容
名前 シャーシの名前を入力します。1~255文字の、いずれも半角の英字・数字・記号(スペース " % , - < > ^ _ ` { | } ~ のみ使用可)を指定できます。
コメント コメントを入力します。1024文字以内で、半角および全角の英字・数字・かな・漢字・記号を指定できます。

スロット

スロットの詳細表示または設定を変更します。

スロットの詳細

「デバイスのツリー表示」画面のツリービューにてスロットを選択した場合、ノード属性からスロットの名前をクリックすると、スロットの詳細画面が表示されます。
スロットの詳細画面には、該当スロットのノード属性とイベントリストが表示されます。
Note
画面は「ポートの詳細」画面と同様です。
タイトルには、ノード種別ごとのタイトルが表示されます。

スロット属性

表 10:スロット属性
項目 内容
歯車アイコン 歯車アイコンをクリックすると、「通知フラグクリア」サブメニューが表示されます。
通知フラグクリアを実行すると、該当のノードの状態表示アイコン欄からトラップアイコンが消去されます。
名前 修正可能なスロットの名前。自動探索で検出された場合は、「slot1」のように「slot<スロット番号>」の形式になります。一部機種は異なる形式の名前で表示される場合があります。
コメント 設定されているコメント情報
スロット番号 スロットの番号
機種名 スロットの機種情報
編集 クリックすると、該当スロットの「スロットの更新」画面に移動します。

イベントリスト

イベントログをリスト表示します。
表 11:スロットイベントリスト
項目名 説明
発生日時 イベントの発生日時を表示します。
発生源の名前 イベントが発生したノードの名前などを表示します。
機種名 イベント発生源の機種名(発生源がデバイスなどの場合)を表示します。
イベント名 イベントの種類を表示します。
メッセージ イベントの説明を表示します。
詳細 「イベントログの詳細」画面を表示します。
ページ選択 一覧に現在表示している範囲を、ページ単位で指定します。
  • 先頭:
    先頭ページを表示します。

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    数字をクリックすると、該当のページを表示します。現在表示中のページは灰色のボタン背景で強調表示します。

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    最終ページを表示します。

スロットの更新

「スロットの詳細」画面のノード属性から名前をクリックすると、スロットの更新画面が表示されます。
スロットの更新画面では、該当スロットのノード属性を編集できます。
Note
画面は「ポートの更新」画面と同様です。
タイトルには、ノード種別ごとのタイトルが表示されます。
表 12:スロットの更新
項目 内容
名前 スロットの名前を入力します。1~255文字の、いずれも半角の英字・数字・記号(スペース " % , - < > ^ _ ` { | } ~ のみ使用可)を指定できます。
コメント コメントを入力します。1024文字以内で、半角および全角の英字・数字・かな・漢字・記号を指定できます。
「保存」ボタン 該当スロットの設定の変更を保存し、「スロットの詳細」に移動します。

画面リファレンス / デバイス一覧

デバイスの一覧
デバイス
デバイスの詳細
ノード属性
MIBモニター
グラフ
イベントリスト
デバイスの作成
デバイスの更新


デバイスの一覧

SNMPプラグインに登録されたデバイスの一覧を表示します。

表 1:デバイス
項目名 説明
表示件数 一覧のページに表示するデバイスの件数を、10件、25件、50件、またはすべてから選択します。
「新規作成」ボタン デバイスを新しく登録します。

クリップボードにコピー
登録されたデバイスの名前、状態、ネットワークアドレス、MACアドレス、ベンダー名、機種名、監視周期、コメントを、タブ区切りテキスト形式でクリップボードに保存します。
デバイスの一覧をテキストエディタにコピーしたい場合などに使います。
検索フィールドにより対象を絞り込むことができます。表示件数、ページは影響しません。

CSVファイルにエクスポート
登録されたデバイスの名前、状態、ネットワークアドレス、MACアドレス、ベンダー名、機種名、監視周期、コメントを、CSV (カンマ区切りテキスト)ファイルとしてダウンロードします。
検索フィールドにより対象を絞り込むことができます。表示件数、ページは影響しません。

Excelファイルにエクスポート
登録されたデバイスの名前、状態、ネットワークアドレス、MACアドレス、ベンダー名、機種名、監視周期、コメントを、Excelブック(拡張子:xlsx、Microsoft Excel 2007以降)ファイルとしてダウンロードします。
検索フィールドにより対象を絞り込むことができます。表示件数、ページは影響しません。

印刷
登録されたデバイスの名前、状態、ネットワークアドレス、MACアドレス、ベンダー名、機種名、監視周期、コメントを、Webブラウザーのポップアップウィンドウまたは新規タブに一覧表示し、印刷ダイアログを表示します。
検索フィールドにより対象を絞り込むことができます。表示件数、ページは影響しません。
検索フィールド 検索したいキーワードを入力すると、一覧表示、コピー、CSV/Excelファイルにエクスポート、印刷の対象を絞り込むことができます。
大文字/小文字の違いは無視されます。また、ネットワークアドレスの区切り文字(ピリオド(.)、スラッシュ(/))は、その他の項目で使用されていない限り、一致しません。
名前 SNMPプラグインに登録されたデバイスの名前を表示します。
状態 SNMPプラグインからのPingに対する応答状態を表示します。
ネットワークアドレス IPv4アドレスとプレフィックス長(xxx.xxx.xxx.xxx/xx形式)を表示します。
MACアドレス MACアドレスを表示します。
ベンダー名 デバイスの提供ベンダー名を表示します。
機種名 デバイスの機種情報(SysObjectID)を表示します。
監視周期 デバイス状態の監視周期を表示します。
監視周期が「自動検出」に設定されている場合は、デバイスの機種情報から割り当てられる重要度に基づいて決定されます。監視周期時間の横に「(自動検出)」と表示されます。
コメント デバイスに設定されているコメント情報を表示します。
「編集」ボタン 該当のデバイスの「デバイスの更新」画面を開きます。
「詳細」ボタン 該当のデバイスの「デバイスの詳細」画面を開きます。
「削除」ボタン 「デバイスの削除」ダイアログが表示されます。
「はい」ボタンをクリックすると、該当のデバイスが削除されます。「いいえ」ボタンまたはダイアログ左上の「閉じる(×)」ボタンをクリックすると、「デバイスの一覧」に戻ります。
表示範囲 一覧に現在表示している範囲を、「X件中、X件からX件までを表示」の形式で表示します。
ページ選択 一覧に現在表示している範囲を、ページ単位で指定します。
  • 先頭
    先頭ページを表示します。
  • 前へ
    現在の表示ページの1つ前のページを表示します。
  • ページ番号
    数字をクリックすると、該当のページを表示します。現在表示中のページは灰色のボタン背景で強調表示します。
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    最終ページを表示します。

デバイス

デバイスの作成、詳細の表示、設定の変更を行います。

デバイスの詳細

「デバイスのツリー表示」の「ノード属性」からデバイスの名前をクリックすると、「デバイスの詳細」画面が表示されます。
「デバイスの詳細」には、該当デバイスのノード属性とイベントリストが表示されます。
また、SNMP MIBオブジェクトの参照が行える場合は、デバイスの情報を折れ線グラフとして表示します。
Note
機種名を変更するなどノードの属性に変更があった場合、イベントリストの内容は自動更新されますが、ノード属性の内容は自動更新されません。手動でWebブラウザーの再読み込みを行ってください。
Note
監視デバイスを登録した際にSNMPプラグインとの通信に失敗していた場合は、トレンドグラフの更新が行われません。監視デバイスを登録する際は、正常に通信できることを確認したうえで機器を削除・追加してください。

ノード属性

表 2:ノード属性
項目 内容
歯車アイコン 歯車アイコンをクリックすると、サブメニューが表示されます。
  • MIBモニター:
    デバイスのMIB変数を選択してモニターする、MIBモニターを「ノード属性」の右側に表示します。

  • 最新の情報に更新:
    デバイスの詳細画面の表示を最新の情報に更新します。

  • 通知フラグクリア:
    該当のノードの状態表示アイコン欄からトラップアイコンが消去されます。

  • 機器のページを開く:
    WebブラウザーでデバイスのWeb設定画面を表示します。
    Note
    AlliedWare Plus機器など、フレーム内での表示を許可していないWeb設定画面は本機能で直接開くことができません。
    これらの機器のWeb設定画面を開く場合は「Ctrl」キーを押しながらクリックし、別のタブに表示させてください。
名前 デバイスの名前
ホスト名 デバイスのホスト名
ネットワークアドレス IPv4アドレスとプレフィックス長(xxx.xxx.xxx.xxx/xx形式)
MACアドレス デバイスのMACアドレス
ベンダー名 デバイスの提供ベンダー名
機種名 デバイスの機種情報(SysObjectID)
監視周期 デバイスの監視周期
SNMPパラメーター名(取得用) SNMPでデバイスから情報を取得するときに使うGetパラメーター名。
SNMPパラメーター名(設定用) SNMPでデバイスに情報を書き込むときに使うSetパラメーター名。
状態 SNMPプラグインから送信したPingに対するデバイスの応答状態
編集 クリックすると、該当デバイスの「デバイスの更新」画面に移動します。
削除 クリックすると、「デバイスの削除」ダイアログが表示されます。
「はい」ボタンをクリックすると、該当のデバイスが削除されます。「いいえ」ボタンまたはダイアログ左上の「閉じる(×)」ボタンをクリックすると、「デバイスの詳細」に戻ります。

MIBモニター

該当デバイスの情報を取得し、個別のMIBノードを選択して情報を表示します。
RFCで規定された標準MIB、弊社製品のプライベートMIBに加えて、入手したMIBファイルからMIBコンパイラでコンパイルしたMIBを、MIBツリーから選択して一覧に追加できます。
Note
MIBモニターの情報はWebブラウザーごとに保存されます。MIBモニターを設定したWebブラウザーとは別のWebブラウザー(別端末からのアクセスや別の種類のWebブラウザーなど)から開くと、表示内容が異なります。

表 3:MIBモニター
項目 内容
表示件数 一覧のページに表示するデバイスの件数を、10件、25件、50件、またはすべてから選択します。
検索フィールド 検索したいキーワードを入力すると、一覧表示、コピー、CSV/Excelファイルにエクスポート、印刷の対象を絞り込むことができます。
大文字/小文字の違いは無視されます。また、ネットワークアドレスの区切り文字(ピリオド(.)、スラッシュ(/))は、その他の項目で使用されていない限り、一致しません。
すべて選択ボタン MIBモニターに追加したMIB変数をすべて選択します。
すべてクリアボタン MIBモニターに追加したMIB変数の選択を解除します。
追加ボタン 「MIBブラウザー」ダイアログを表示し、MIBモニターに表示するMIB変数を選択します。
削除ボタン 選択したMIB変数をMIBモニターから削除します。
クリップボードにコピー MIBモニターに追加されたデバイスのMIB変数名、MIB値、単位を、タブ区切りテキスト形式でクリップボードに保存します。
デバイスの一覧をテキストエディタにコピーしたい場合などに使います。
検索フィールドにより対象を絞り込むことができます。表示件数、ページは影響しません。
CSVファイルにエクスポート MIBモニターに追加されたデバイスのMIB変数名、MIB値、単位を、CSV (カンマ区切りテキスト)ファイルとしてダウンロードします。
検索フィールドにより対象を絞り込むことができます。表示件数、ページは影響しません。
Excelファイルにエクスポート MIBモニターに追加されたデバイスのMIB変数名、MIB値、単位を、Excelブック(拡張子:xlsx、Microsoft Excel 2007以降)ファイルとしてダウンロードします。
検索フィールドにより対象を絞り込むことができます。表示件数、ページは影響しません。
印刷 MIBモニターに追加されたデバイスのMIB変数名、MIB値、単位を、Webブラウザーのポップアップウィンドウまたは新規タブに一覧表示し、印刷ダイアログを表示します。
検索フィールドにより対象を絞り込むことができます。表示件数、ページは影響しません。
MIB変数名 MIBモニターに追加されたデバイスのMIB変数の名前をMIBオブジェクト名およびインデックスで表示します。
MIB値 MIB変数の値を表示します。
単位 MIB変数の値に単位が存在する場合は、その単位を表示します。
表示範囲 一覧に現在表示している範囲を、「X件中、X件からX件までを表示」の形式で表示します。
ページ選択 一覧に現在表示している範囲を、ページ単位で指定します。
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■ MIBブラウザー
MIBモニターに表示する情報(MIB変数)をMIBツリーから選択します。

表 4:MIBブラウザー
項目 内容
MIBツリー MIBノードのツリー構造に従って、MIBノードを表示します。
MIBノードは「オブジェクト名(番号)」の形式で表示されます。
特定の属性をさらに細分化した子ノードを持つノードはフォルダーアイコンで、子ノードを持たない末端のノード(リーフノード)はファイルアイコンで表されます。
ノードのオブジェクトID(OID)は先頭のノードからノードの番号をピリオドでつないだ数字列で表されます。例えば、システムの情報を示すMIBノードは「iso(1)→org(3)→dod(6)→internet(1)→mgmt(2)→mib-2(1)→system(1)」とMIBツリーの階層をたどるため、オブジェクトIDは「1.3.6.1.2.1.1」と表されます。
リーフノードは同じ種類の情報を複数持つことがあり、例えばインターフェースの通信速度を表すifSpeed(OID 1.3.6.1.2.1.2.2.1.5)は、ポートなどのイーサネットインターフェースごとに格納されています。同種の情報を識別する番号をインデックスと呼びます。
MIBモニターでは、リーフノードのみを選択できます。子ノードを持つノードの値を参照することはできません。
変数名 選択したMIBノードの名前を表します。
アクセス権 該当のMIBノードのアクセス権を「Read Only(システムによって自動的に値を設定されるもの)」、「Read/Write(ユーザーによって値を設定できるもの)」のいずれかで表示します。
Note
SNMPプラグインのMIBモニターおよびMIBブラウザーからは値を設定できません。
状態 仕様上のMIBノードの実装状況を「Mandatory(必須)」または「Optional(任意)」で表示します。
MIBノードに格納される情報のデータ型を表示します。
単位 MIBノードに格納される値の単位を表示します。
オブジェクトID MIBノードのオブジェクトIDを表示します。
フルパス MIBオブジェクト名を、ルート(先頭)かMIBノード名をピリオドでつないだ形式で表示します。
モジュール名 MIBノードを定義したモジュール名を表示します。
コメント MIBノードの説明を表示します。
キャンセル MIBオブジェクトの選択を中止し、「MIBブラウザー」ダイアログを閉じます。
OK MIBツリーにて選択したMIBオブジェクトを追加します。
「インデックスを選択」ダイアログにて、該当のMIBノードに格納された情報のインデックスを選択します。
■ インデックスを選択
「MIBブラウザー」ダイアログで選択したMIBノードには、同種の情報を複数格納されていることがあります。このうち、MIBモニターに表示する情報のインデックスを選択します。

表 5:インデックスを選択
項目 内容
ラジオボタン MIB変数名やMIB値を確認しながら、MIBモニターに表示する情報を選択します。
一度に選択できるインデックスは1つまでです。複数のインデックスに格納された情報をMIBモニターに表示する場合は、MIBモニターの「追加」ボタンから、MIBノードとインデックスの選択を繰り返す必要があります。
MIB変数名 選択したMIBノード名とインデックスをピリオドでつないだ形で表示します。
MIB値 該当のMIB変数に格納された値を表示します。
キャンセル MIB変数の選択を中止し、「インデックスを選択」ダイアログを閉じます。
OK 選択したMIB変数をMIBモニターに追加します。

グラフ


MIBに基づく統計情報を折れ線グラフとして表示します。
グラフ下部の各MIBオブジェクト変数名をクリックすると、該当MIB変数の折れ線の表示/非表示を切り替えることができます。
また、折れ線グラフの任意の点にマウスポインターを置くと、該当時点の日時とMIB変数の参照値がポップアップ表示されます。

イベントリスト

イベントログをリスト表示します。
表 6:イベントリスト
項目名 説明
発生日時 イベントの発生日時を表示します。
発生源の名前 イベントが発生したノードの名前などを表示します。
機種名 イベント発生源の機種名(発生源がデバイスなどの場合)を表示します。
イベント名 イベントの種類を表示します。
メッセージ イベントの説明を表示します。
詳細 「イベントログの詳細」画面を表示します。
ページ選択 一覧に現在表示している範囲を、ページ単位で指定します。
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デバイスの作成

「デバイスのツリー表示」の「ツリービュー」にてサブネットを選択し、歯車アイコンのサブメニューから「デバイスの作成」を選択すると、「デバイスの作成」画面が表示されます。
「デバイスの作成」では、SNMPプラグイン管理下のサブネットにデバイスを新規作成します。
Note
デバイスを手動追加したときに、機種によっては「デバイス一覧」画面にMACアドレス、IPv4アドレス、ベンダー名が表示されない場合があります。その場合は一度該当デバイスを削除し、対象サブネットで自動探索を実施してください。自動探索の結果によっては、情報が表示されるようになります。
Note
ポート数が比較的多いデバイスをSNMPプラグインで管理する場合、デバイスレベル設定ユーティリティにてデバイスレベルを確認し、設定が下記と一致していない場合は設定を変更してください。なお、VCSを使用している場合は、スタック接続している装置全体でのポート数となります。

表 7:デバイスの作成
項目 内容
サブネット名 デバイスが所属するサブネット名をドロップダウンリストから選択します。
サブネットの作成 「サブネットの作成」画面を表示します。
サブネットの一覧 「サブネットの一覧」画面を表示します。
名前 デバイスの名前を入力します。1~255文字の、いずれも半角の英字・数字・記号(スペース " % , - < > ^ _ ` { | } ~ のみ使用可)を指定できます。
ホスト名 デバイスのホスト名を入力します。255文字以内で、いずれも半角の英字・数字・記号(スペース " % , - < > ^ _ ` { | } ~ のみ使用可)を指定できます。
コメント デバイスに設定されているコメント情報を表示します。1024文字以内で、半角および全角の英字・数字・かな・漢字・記号を指定できます。
IPv4アドレス デバイスのIPv4アドレス(例:192.168.1.0)を入力します。
サブネットマスク デバイスのサブネットマスク(例:255.255.255.0)を入力、またはプレフィックス長(例:24)を入力します。
監視周期 デバイスの監視周期を指定します。
  • 「自動検出」を選択すると、デバイスの機種名から決定されるデバイスレベルに応じて監視周期を自動的に設定します。
  • 「入力」を選択した場合は、秒、分、時間、日のいずれかの単位で366日分まで設定可能です(例:「秒」を選択した場合は31622400まで)。
SNMPパラメーター名(取得用) SNMPでデバイスから情報を取得するときに使うGetパラメーター名をドロップダウンリストから選択します。
SNMPパラメーター名(設定用) SNMPでデバイスに情報を書き込むときに使うSetパラメーター名をドロップダウンリストから選択します。
SNMPパラメーター一覧 「SNMPパラメーターの一覧」画面を表示します。
「SNMPパラメーターの一覧」では、SNMPパラメーターを作成、編集、削除することができます。
「新規作成」ボタン 指定したデバイスの情報を新規デバイスとして保存し、「デバイスのツリー表示」に移動します。

デバイスの更新

「デバイスの詳細」画面の「ノード属性」にて「編集」をクリックすると、「デバイスの更新」画面が表示されます。
「デバイスの更新」では、該当デバイスのノード属性を編集できます。

表 8:デバイスの更新
項目 内容
名前 デバイスの名前を入力します。1~255文字の、いずれも半角の英字・数字・記号(スペース " % , - < > ^ _ ` { | } ~ のみ使用可)を指定できます。
ホスト名 デバイスのホスト名を入力します。255文字以内で、いずれも半角の英字・数字・記号(スペース " % , - < > ^ _ ` { | } ~ のみ使用可)を指定できます。
IPv4アドレス デバイスのIPv4アドレス(例:192.168.1.0)を入力します。
サブネットマスク デバイスのサブネットマスク(例:255.255.255.0)を入力、またはプレフィックス長(例:24)を入力します。
監視周期 デバイスの監視周期を指定します。
  • 「自動検出」を選択すると、デバイスの機種名から決定されるデバイスレベルに応じて監視周期を自動的に設定します。
  • 「入力」を選択した場合は、31622400以下の値で入力します(単位:秒)。
SNMPパラメーター名(取得用) SNMPでデバイスから情報を取得するときに使うGetパラメーター名をドロップダウンリストから選択します。
SNMPパラメーター名(設定用) SNMPでデバイスに情報を書き込むときに使うSetパラメーター名をドロップダウンリストから選択します。
SNMPパラメーター一覧 「SNMPパラメーターの一覧」画面を表示します。
「SNMPパラメーターの一覧」では、SNMPパラメーターを作成、編集、削除することができます。
「保存」ボタン 該当サブネットの設定の変更を保存し、「デバイスの詳細」画面に移動します。
Note
IPアドレスに関連付けられたMACアドレスは変更できません。
デバイスの交換などによりMACアドレスが変更された場合は、次のいずれかを行い、情報を反映してください。

画面リファレンス / イベントログ

イベントログの一覧
イベントログの詳細


イベントログの一覧

イベントログをリスト表示します。
また、クリップボード、CSVファイル、Excelファイル、印刷など、イベントログを外部に出力することもできます。
Note
大量のイベントログを保管している場合、イベントログの出力に時間がかかることがあります。あらかじめ、フィルターや検索フィールドを使用して、出力する件数を絞り込んでから操作を行ってください。

表 1:イベントログの一覧
項目名 説明
フィルター 右上のフィルターボタンをクリックすると、イベントログをフィルター表示することができます。フィルター条件の種類は以下の通りです。
  • フィルターなし
    フィルターを解除します。

  • エラーログ
    すべてのイベントログのうち、エラーログのみをリスト表示します。

  • トラップログ
    すべてのイベントログのうち、トラップログのみをリスト表示します。

  • 情報ログ
    すべてのイベントログのうち、情報ログのみをリスト表示します。
表示件数 一覧のページに表示するイベントログの件数を、10件、25件、50件、または100件から選択します。

クリップボードにコピー
イベントログの発生日時、発生源の名前、機種名、イベント名、メッセージを、タブ区切りテキスト形式でクリップボードに保存します。
イベントログの一覧をテキストエディタにコピーしたい場合などに使います。
検索フィールドにより対象を絞り込むことができます。表示件数、ページは影響しません。

CSVファイルにエクスポート
イベントログの発生日時、発生源の名前、機種名、イベント名、メッセージを、CSV (カンマ区切りテキスト)ファイルとしてダウンロードします。
検索フィールドにより対象を絞り込むことができます。表示件数、ページは影響しません。

Excelファイルにエクスポート
イベントログの発生日時、発生源の名前、機種名、イベント名、メッセージを、Excelブック(拡張子:xlsx、Microsoft Excel 2007以降)ファイルとしてダウンロードします。
検索フィールドにより対象を絞り込むことができます。表示件数、ページは影響しません。

印刷
イベントログの発生日時、発生源の名前、機種名、イベント名、メッセージを、Webブラウザーのポップアップウィンドウまたは新規タブに一覧表示し、印刷ダイアログを表示します。
検索フィールドにより対象を絞り込むことができます。表示件数、ページは影響しません。
検索フィールド 検索したいキーワードを入力すると、一覧表示、コピー、CSV/Excelファイルにエクスポート、印刷の対象を絞り込むことができます。
大文字/小文字の違いは無視されます。
発生日時 イベントの発生日時を表示します。
発生源の名前 イベントが発生したノードの名前などを表示します。
機種名 イベント発生源の機種名(発生源がデバイスなどの場合)を表示します。
イベント名 イベントの種類を表示します。
メッセージ イベントの説明を表示します。
詳細 「イベントログの詳細」画面を表示します。
表示範囲 一覧に現在表示している範囲を、「X件中、X件からX件までを表示」の形式で表示します。
ページ選択 一覧に現在表示している範囲を、ページ単位で指定します。
  • 先頭

    先頭ページを表示します。

  • 前へ

    現在の表示ページの1つ前のページを表示します。

  • ページ番号

    数字をクリックすると、該当のページを表示します。現在表示中のページは灰色のボタン背景で強調表示します。

  • 次へ

    現在の表示ページの1つ次のページを表示します。

  • 最後

    最終ページを表示します。

イベントログの詳細

イベントログの詳細を表示します。

表 2:イベントログの詳細
項目名 説明
ログタイプ イベントログのタイプ(エラー/トラップ/情報)を表示します。
発生日時 イベントの発生日時を表示します。
発生源の種類 イベントが発生したノードの種類などを表示します。
発生源の名前 イベントが発生したノードの名前などを表示します。
機種名 イベント発生源の機種名(発生源がデバイスなどの場合)を表示します。
イベント名 イベントの種類を表示します。
メッセージ イベントの説明を表示します。

画面リファレンス / システム / SNMPパラメーター

SNMPパラメーターの一覧
SNMPパラメーターの作成
SNMPパラメーターの詳細
SNMPパラメーターの更新


SNMPパラメーターは、デバイスにアクセスするときに使うSNMPコミュニティ名、SNMPユーザー名、コンテキスト名、セキュリティレベルなどの設定を一揃いにまとめたものです。
ここでは、SNMPパラメーターの作成、詳細表示、更新の方法を説明します。

SNMPパラメーターの一覧

SNMPのパラメーター名、コメント、およびコミュニティ名の一覧を表示します。

表 1:SNMPパラメーターの一覧
項目名 説明
表示件数 一覧のページに表示するSNMPパラメーターの件数を、10件、25件、50件、またはすべてから選択します。
「新規作成」ボタン SNMPパラメーターを新しく登録します。

クリップボードにコピー
登録されたSNMPパラメーターのSNMPパラメーター名、コメント、コミュニティ名を、タブ区切りテキスト形式でクリップボードに保存します。
SNMPパラメーターの一覧をテキストエディタにコピーしたい場合などに使います。
検索フィールドにより対象を絞り込むことができます。表示件数、ページは影響しません。

CSVファイルにエクスポート
登録されたSNMPパラメーターのSNMPパラメーター名、コメント、コミュニティ名を、CSV (カンマ区切りテキスト)ファイルとしてダウンロードします。
検索フィールドにより対象を絞り込むことができます。表示件数、ページは影響しません。

Excelファイルにエクスポート
登録されたSNMPパラメーターのSNMPパラメーター名、コメント、コミュニティ名を、Excelブック(拡張子:xlsx、Microsoft Excel 2007以降)ファイルとしてダウンロードします。
検索フィールドにより対象を絞り込むことができます。表示件数、ページは影響しません。

印刷
登録されたSNMPパラメーターのSNMPパラメーター名、コメント、コミュニティ名を、Webブラウザーのポップアップウィンドウまたは新規タブに一覧表示し、印刷ダイアログを表示します。
検索フィールドにより対象を絞り込むことができます。表示件数、ページは影響しません。
検索フィールド 検索したいキーワードを入力すると、一覧表示、コピー、CSV/Excelファイルにエクスポート、印刷の対象を絞り込むことができます。
大文字/小文字の違いは無視されます。
SNMPパラメーター名 SNMPプラグインに登録されたSNMPパラメーターの名前を表示します。
コメント SNMPパラメーターに設定されているコメント情報を表示します。
コミュニティ名 SNMPパラメーターに設定されているコミュニティ名を表示します。
「編集」ボタン 該当のSNMPパラメーターの「SNMPパラメーターの更新」画面を開きます。
「詳細」ボタン 該当のSNMPパラメーターの「SNMPパラメーターの詳細」画面を開きます。
「削除」ボタン 「SNMPパラメーターの削除」ダイアログが表示されます。
「はい」ボタンをクリックすると、該当のSNMPパラメーターが削除されます。「いいえ」ボタンまたはダイアログ左上の「閉じる(×)」ボタンをクリックすると、「SNMPパラメーターの一覧」に戻ります。
表示範囲 一覧に現在表示している範囲を、「X件中、X件からX件までを表示」の形式で表示します。
ページ選択 一覧に現在表示している範囲を、ページ単位で指定します。
  • 先頭
    先頭ページを表示します。

  • 前へ
    現在の表示ページの1つ前のページを表示します。

  • ページ番号
    数字をクリックすると、該当のページを表示します。現在表示中のページは灰色のボタン背景で強調表示します。

  • 次へ
    現在の表示ページの1つ次のページを表示します。

  • 最後
    最終ページを表示します。

SNMPパラメーターの作成

SNMPパラメーターを作成します。
SNMPバージョンによって、設定の必要なパラメーターは異なります。

表 2:SNMPパラメーターの作成
項目名 SNMPバージョン 説明
SNMPパラメーター名 v1/v2c/v3 SNMPプラグインに登録するSNMPパラメーターの名前を入力します。1~255文字の、いずれも半角の英字・数字・記号(スペース " % , - < > ^ _ ` { | } ~ のみ使用可)を指定できます。
SNMPパラメーターは、デバイスにアクセスするときに使うSNMPコミュニティ名、SNMPユーザー名、コンテキスト名、セキュリティレベルなどの設定を一揃いにまとめたものです。
コメント 任意 コメントを入力します。1024文字以内で、半角および全角の英字・数字・かな・漢字・記号を指定できます。
コミュニティ名 v1/v2c コミュニティ名を指定します。255文字以内で、いずれも半角の英字・数字・記号(スペース ! # $ % & ' ( ) * + - . : ; < = > @ [ \ ] ^ , _ ` { | } ~)を指定できます。
ユーザー名 v3 ユーザー名を入力します。1~32文字の、いずれも半角の英字・数字・スペースを指定できます。
コンテキスト名 v3 コンテキスト名を入力します。1~32文字の、いずれも半角の英字・数字を指定できます。
セキュリティレベル v3 セキュリティレベルを指定します。未使用、非認証 / 非暗号化、認証 / 非暗号化、認証 / 暗号化のうちいずれかを選択します。
認証プロトコル v3 認証プロトコルを指定します。空白(なし)、「MD5」、「SHA-1」、「SHA-2(SHA-224)」、「SHA-2(SHA-256)」、「SHA-2(SHA-384)」、「SHA-2(SHA-512)」 のいずれか(セキュリティレベルで「認証 / 非暗号化」「認証 / 暗号化」を選択した場合のみ)、または「未使用」(セキュリティレベルで前記以外を選択した場合)を選択します。
認証パスワード v3 認証パスワードを入力します。1~64文字の、いずれも半角の英字・数字を指定できます。
暗号化プロトコル v3 暗号化プロトコルを指定します。空白(なし)、「DES」、「AES-128」、「AES-256」、「3DES」のいずれか(セキュリティレベルで「認証 / 暗号化」を選択した場合のみ)、または「未使用」(セキュリティレベルで前記以外を選択した場合)を選択します。
暗号化パスワード v3 暗号化パスワードを入力します。1~64文字の、いずれも半角の英字・数字を指定できます。
「新規作成」ボタン 入力した内容を新規のSNMPパラメーターとして保存します。

SNMPパラメーターの詳細

SNMPパラメーターの詳細を表示します。

表 3:SNMPパラメーターの詳細
項目名 説明
SNMPパラメーター名 SNMPプラグインに登録されたSNMPパラメーターの名前を表示します。
コメント コメントを表示します。
コミュニティ名 SNMPv1、v2cで使用するコミュニティ名を表示します。
ユーザー名 SNMPv3で使用するユーザー名を表示します。
コンテキスト名 SNMPv3で使用するコンテキスト名を表示します。
セキュリティレベル SNMPv3セキュリティレベルを表示します。
認証プロトコル SNMPv3で使用する認証プロトコルを表示します。
暗号化プロトコル SNMPv3で使用する暗号化プロトコルを表示します。
編集 クリックすると、該当のSNMPパラメーターの「SNMPパラメーターの更新」画面を開きます。
削除 「SNMPパラメーターの削除」ダイアログが表示されます。
「はい」ボタンをクリックすると、該当のSNMPパラメーターが削除されます。「いいえ」ボタンまたはダイアログ左上の「閉じる(×)」ボタンをクリックすると、「SNMPパラメーターの詳細」に戻ります。

SNMPパラメーターの更新

SNMPパラメーターの設定を変更します。
SNMPバージョンによって、設定の必要なパラメーターは異なります。

表 4:SNMPパラメーターの更新
項目名 SNMPバージョン 説明
SNMPパラメーター名 v1/v2c/v3 SNMPプラグインに登録するSNMPパラメーターの名前を入力します。1~255文字の、いずれも半角の英字・数字・記号(スペース " % , - < > ^ _ ` { | } ~ のみ使用可)を指定できます。
SNMPパラメーターは、デバイスにアクセスするときに使うSNMPコミュニティ名、SNMPユーザー名、コンテキスト名、セキュリティレベルなどの設定を一揃いにまとめたものです。
コメント 任意 コメントを入力します。1024文字以内で、半角および全角の英字・数字・かな・漢字・記号を指定できます。
コミュニティ名 v1/v2c コミュニティ名を指定します。255文字以内で、いずれも半角の英字・数字・記号(スペース ! # $ % & ' ( ) * + - . : ; < = > @ [ \ ] ^ , _ ` { | } ~)を指定できます。
ユーザー名 v3 ユーザー名を入力します。1~32文字の、いずれも半角の英字・数字・スペースを指定できます。
コンテキスト名 v3 コンテキスト名を入力します。1~32文字の、いずれも半角の英字・数字を指定できます。
セキュリティレベル v3 セキュリティレベルを指定します。未使用、非認証 / 非暗号化、認証 / 非暗号化、認証 / 暗号化のうちいずれかを選択します。
認証プロトコル v3 認証プロトコルを指定します。空白(なし)、「MD5」、「SHA-1」、「SHA-2(SHA-224)」、「SHA-2(SHA-256)」、「SHA-2(SHA-384)」、「SHA-2(SHA-512)」 のいずれか(セキュリティレベルで「認証 / 非暗号化」「認証 / 暗号化」を選択した場合のみ)、または「未使用」(セキュリティレベルで前記以外を選択した場合)を選択します。
認証パスワード v3 認証パスワードを入力します。1~64文字の、いずれも半角の英字・数字を指定できます。
暗号化プロトコル v3 暗号化プロトコルを指定します。空白(なし)、「DES」、「AES-128」、「AES-256」、「3DES」のいずれか(セキュリティレベルで「認証 / 暗号化」を選択した場合のみ)、または「未使用」(セキュリティレベルで前記以外を選択した場合)を選択します。
暗号化パスワード v3 暗号化パスワードを入力します。1~64文字の、いずれも半角の英字・数字を指定できます。
「変更」ボタン   入力した内容でSNMPパラメーターを更新します。

画面リファレンス / システム / イベントフィルター

イベントフィルターの一覧
イベントフィルターの作成
イベントの一覧ダイアログ
デバイスの一覧ダイアログ(名前表示)
デバイスの一覧ダイアログ(IPアドレス表示)
デバイスの一覧ダイアログ(MACアドレス表示)
デバイスの一覧ダイアログ(機種名表示)
アクションコマンドの一覧ダイアログ
イベントフィルターの詳細
イベントフィルターの更新


イベントフィルターは、何らかのイベント(ノードの検出、削除やトラップ受信など)が発生したときに、メールの送信、任意のアプリケーション実行などのアクションを自動的に実行させる機能です。
「イベントフィルターの新規作成」、「イベントフィルターの編集」ダイアログでは、フィルターの対象イベントと対象ノード、およびイベント発生時に実行するアクションを指定します。

イベントフィルターの一覧

この画面では、監視対象ネットワーク上で設定されているすべてのイベントフィルターを確認、編集、削除できるため、設定全体を見通したい場合に便利です。また、IPアドレスや機種名を指定して新規に作成することもできます。

Note
列の見出し(「ID」「イベント名」「メモ」など)をクリックすると、該当列を昇順・降順にソートできます。
表 1:イベントフィルターの一覧
項目 内容
表示件数 一覧のページに表示するイベントフィルターの件数を、10件、25件、50件、またはすべてから選択します。
「新規作成」ボタン イベントフィルターを新しく登録します。
「イベントフィルターの作成」画面が表示されます。

クリップボードにコピー
登録されたイベントフィルターのイベント名、イベントの種類、対象ノードの名前、対象ノードのアドレス、対象ノードの機種名、メモ、アクションコマンドを、タブ区切りテキスト形式でクリップボードに保存します。
イベントフィルターの一覧をテキストエディタにコピーしたい場合などに使います。
検索フィールドにより対象を絞り込むことができます。表示件数、ページは影響しません。

CSVファイルにエクスポート
登録されたイベントフィルターのイベント名、イベントの種類、対象ノードの名前、対象ノードのアドレス、対象ノードの機種名、メモ、アクションコマンドを、CSV (カンマ区切りテキスト)ファイルとしてダウンロードします。
検索フィールドにより対象を絞り込むことができます。表示件数、ページは影響しません。

Excelファイルにエクスポート
登録されたイベントフィルターのイベント名、イベントの種類、対象ノードの名前、対象ノードのアドレス、対象ノードの機種名、メモ、アクションコマンドを、Excelブック(拡張子:xlsx、Microsoft Excel 2007以降)ファイルとしてダウンロードします。
検索フィールドにより対象を絞り込むことができます。表示件数、ページは影響しません。

印刷
登録されたイベントフィルターのイベント名、イベントの種類、対象ノードの名前、対象ノードのアドレス、対象ノードの機種名、メモ、アクションコマンドを、Webブラウザーのポップアップウィンドウまたは新規タブに一覧表示し、印刷ダイアログを表示します。
検索フィールドにより対象を絞り込むことができます。表示件数、ページは影響しません。
検索フィールド 検索したいキーワードを入力すると、一覧表示、コピー、CSV/Excelファイルにエクスポート、印刷の対象を絞り込むことができます。
大文字/小文字の違いは無視されます。
ID 「イベントフィルターの作成」にて作成した際に自動採番されるイベントフィルターのIDを表示します。
イベント名 「イベントフィルターの新規作成」「イベントフィルターの編集」ダイアログで入力した任意の表示名が表示されます。
イベントの種類 状態イベント名。対象ノードで該当イベントが発生した場合に「アクションコマンド」が実行されます。
対象ノードの名前 イベントフィルターの対象ノード名です。複数指定されている場合はカンマ区切りで列挙されます。ネットワーク全体を対象とする場合は、「ネットワーク」と表示されます。
対象ノードのアドレス イベントフィルターの対象となるノードのアドレスです。複数指定されている場合はカンマ区切りで列挙されます。
対象ノードの機種名 イベントフィルターの対象となるノードの機種名です。複数指定されている場合はカンマ区切りで列挙されます。
メモ 「イベントフィルターの新規作成」、「イベントフィルターの編集」ダイアログで入力した任意のメモが表示されます。
アクションコマンド イベント発生時に実行するアクションです。複数指定されている場合はカンマ区切りで列挙されます。括弧内はアクションコマンドのIDです。
「編集」ボタン 該当のイベントフィルターの「イベントフィルターの更新」画面を開きます。
「詳細」ボタン 該当のイベントフィルターの「イベントフィルターの詳細」画面を開きます。
「削除」ボタン 「イベントフィルターの削除」ダイアログが表示されます。
「はい」ボタンをクリックすると、該当のイベントフィルターが削除されます。「いいえ」ボタンまたはダイアログ左上の「閉じる(×)」ボタンをクリックすると、「イベントフィルターの一覧」に戻ります。
ページ選択 一覧に現在表示している範囲を、ページ単位で指定します。
  • 先頭
    先頭ページを表示します。

  • 前へ
    現在の表示ページの1つ前のページを表示します。

  • ページ番号
    数字をクリックすると、該当のページを表示します。現在表示中のページは灰色のボタン背景で強調表示します。

  • 次へ
    現在の表示ページの1つ次のページを表示します。

  • 最後
    最終ページを表示します。

イベントフィルターの作成

イベントフィルターを新規に作成します。
対象ノードから、イベントの発生を検出した際に、指定したアクションコマンドを実行します。
対象ノードは、次の条件のうち設定されたものをすべて満たすノードが対象となります。
それぞれの条件に複数の対象を指定した場合は、それぞれの条件で抽出された候補のうち、指定されたすべての条件を満たすノードが対象となります。
例えば、
という場合は、ノードBのみを対象ノードとし、アクションコマンドを実行します。
上記の例で、ノードA、ノードB、ノードCを対象としてアクションコマンドを実行したい場合は、名前のみ、IPアドレスのみを条件としたイベントフィルターを個別に作成してください。
Note
対象ノードのMACアドレス指定によるイベントの実行は、現在未サポートです。
アクションコマンドは、別途「アクションコマンド」にて事前に作成しておく必要があります。

表 2:イベントフィルターの作成
項目 内容
イベント名 任意の表示名を入力します。1~4096文字の、半角および全角の英字・数字・かな・漢字・記号を指定できます。
イベントの種類 イベントフィルターの対象となるイベントの種類(エラー/アラーム/トラップ/情報)を選択します。
  • エラー:
    SNMPプラグインから出力されるエラーを対象とします。
    Note
    イベントの種類に「エラー」を選択した際、「overLimit」エラーは未サポートとなります。
    「エラー」を選択した場合は、「対象ノードの名前」、「対象ノードのIPアドレス」、「対象ノードのMACアドレス」、「対象ノードの機種名」は空欄にします。

  • アラーム:
    Note
    本項目は未サポートとなります。

  • トラップ:
    対象ノードから受信したトラップを対象とします。
    特定のノードからのトラップのみを対象とする場合は、「対象ノードの名前」、「対象ノードのIPアドレス」、「対象ノードのMACアドレス」、「対象ノードの機種名」のいずれかまたはすべてを設定します。
    対象ノードを未選択の場合、非監視ノードからのトラップを受け取った場合もイベントフィルターに設定したアクションコマンドが動作します。
    Note
    「トラップ」のイベントの種類で表示されるイベントは、SNMPプラグインにプリインストールされているMIBのトラップと、MIBコンパイラにてユーザーが任意にインポートしたトラップのイベントです。任意に適切なものを選択してください。

  • 情報:
    SNMPプラグインが検出した監視デバイスの状態変化(ノードの追加・削除、属性変更など)を対象とします。
    Note
    イベントの種類に「情報」を選択した際、イベントにおける「nop」「test」は未サポートとなります。
イベント イベントフィルターの対象に選択されたイベントを表示します。
「イベントの選択」ボタン 「イベントの一覧」ダイアログを表示し、対象となるイベントを選択します。
対象ノードの名前 イベントフィルターの対象に選択されたノードの名前、デバイス名、サブネットを表示します。
  • 名前:
    対象ノードのノード名を表示します。「デバイスの詳細」画面の「名前」、または、イベントログの「発生源の名前」と同じものです。

  • デバイス名:
    デバイス名を表示します。デバイスの登録時に自動的に設定されるもので、デバイスのIPアドレス、またはホスト名が適用されます。

  • サブネット:
    SNMPプラグインに登録された、デバイスが所属するサブネット名を表示します。

  • 「対象ノードの名前の選択」ボタン:
    「デバイスの一覧」ダイアログを表示し、対象ノードをノード名で選択します。
対象ノードのIPアドレス イベントフィルターの対象に選択されたIPアドレスを表示します。
  • 「対象ノードのIPアドレスの選択」ボタン:
    「デバイスの一覧」ダイアログを表示し、対象ノードを選択します。
対象ノードのMACアドレス イベントフィルターの対象に選択されたMACアドレスを表示します。
  • 「対象ノードのMACアドレスの選択」ボタン:
    「デバイスの一覧」ダイアログを表示し、対象ノードをMACアドレスで選択します。
対象ノードの機種名 イベントフィルターの対象に選択された機種名を表示します。ログの「発生源の機種名」と同じものです。
  • 「対象ノードの機種名の選択」ボタン:
    「デバイスの一覧」ダイアログを表示し、対象ノードを機種名で選択します。
アクションコマンド 対象ノードで指定イベントが発生したときに実行するアクションのID、コマンドタイプ、メモを表示します。
  • ID:
    「アクションコマンド」にて作成した際のアクションコマンドのIDを表示します。

  • コマンドタイプ:
    コマンドタイプ(メール送信、経路テストコマンド実行、カスタムコマンドのいずれか)を表示します。

  • メモ:
    アクションコマンドのメモを表示します。

  • 「アクションコマンドの選択」ボタン:
    「アクションコマンドの一覧」ダイアログを表示します。
    「アクションコマンド」にて作成されたアクションコマンドの一覧から、実行するアクションコマンドを選択します。
メモ 任意のメモを入力します。4096文字以内で、半角および全角の英字・数字・かな・漢字・記号を指定できます。
「新規作成」ボタン 新規イベントフィルターの設定内容を保存します。

イベントの一覧ダイアログ

イベントフィルターの対象となるイベントを一覧から選択します。

表 3:イベントの一覧ダイアログ
項目 内容
対象イベント(ダイアログ上部)
イベント イベントフィルターの対象とするイベント名を表示します。
説明 イベントの説明を簡単に表示します。
イベント一覧(ダイアログ下部)
  対象イベントの候補として、SNMPプラグインに登録されたイベントを一覧表示します。
一覧の内容は、「イベントフィルターの作成」画面で選択した「イベントの種類」によって変化します。
Note
「イベントの種類」が「トラップ」に設定されている際、対象ノードを選択している場合でも、SNMPプラグインに登録されたすべてのデバイスのトラップが表示されます。検索フィールドを使用してイベント一覧を絞り込んで選択してください。
Note
「イベントの種類」に「トラップ」以外を選択している場合、説明欄の言語表示はインストール環境の言語設定に依存します。AVM EXのユーザー設定で「English」を選択していても、OSの言語設定が日本語にされている場合は、説明は日本語で表示されます。
また、「イベントの種類」に「トラップ」を選択している場合は、説明は常に英語表示になります。
表示件数 一覧に表示するイベントの件数を、10件、25件、50件、またはすべてから選択します。
検索フィールド 検索したいキーワードを入力すると、イベント一覧に表示する対象イベント候補を絞り込むことができます。
大文字/小文字の違いは無視されます。
ラジオボタン 対象イベントのラジオボタンをクリックして、マークを付けます。複数のイベントを選択することはできません。いずれかのイベントを選択すると、他のイベントのラジオボタンのマークは外れます。
イベント イベントの名前を表示します。
説明 イベントの説明を簡単に表示します。
ページ
  • 件数:
    一覧に現在表示している範囲を、「XX件中、XX件からXX件までを表示」の形式で表示します。

  • First:
    先頭ページを表示します。

  • Previous:
    現在の表示ページの1つ前のページを表示します。

  • ページ番号:
    数字をクリックすると、該当のページを表示します。現在表示中のページは灰色のボタン背景で強調表示します。

  • Next:
    現在の表示ページの1つ次のページを表示します。

  • Last:
    最終ページを表示します。
「OK」ボタン イベントの選択を保存し、作成または編集画面に反映します。
「キャンセル」ボタン イベントの選択を破棄し、作成または編集画面に戻ります。

デバイスの一覧ダイアログ(名前表示)

SNMPプラグインに登録されたデバイスから、対象ノードを名前で選択します。

表 4:デバイスの一覧ダイアログ(名前表示)
項目 内容
対象ノード一覧(ダイアログ上部)
チェックボックス 対象ノードにチェックが付きます。選択解除する際はこのチェックボックス、またはダイアログ下部のノード一覧のチェックボックスをクリックして、チェックを外します。
名前 選択中の対象ノードのノード名を表示します。
デバイス 選択中の対象ノードのデバイス名を表示します。
サブネット 選択中の対象ノードが登録されたサブネット名を表示します。
ノード一覧(ダイアログ下部)
  対象ノードの候補として、SNMPプラグインに登録されたデバイスを一覧表示します。
表示件数 一覧に表示するノードの件数を、10件、25件、50件、またはすべてから選択します。
検索フィールド 検索したいキーワードを入力すると、ノード一覧に表示する対象ノード候補を絞り込むことができます。
大文字/小文字の違いは無視されます。
チェックボックス 対象とするノードのチェックボックスをクリックして、チェックを付けます。選択解除するときは、このチェックボックス、またはダイアログ上部の対象ノード一覧のチェックボックスをクリックして、チェックを外します。
名前 ノード名を表示します。「デバイスの詳細」画面の「名前」、または、イベントログの「発生源の名前」と同じものです。
デバイス デバイス名を表示します。デバイスの登録時に自動的に設定されるもので、デバイスのIPアドレス、またはホスト名が適用されます。
Note
手動によるデバイスの追加を行ったデバイスは、デバイス名が「IPアドレス_数字の羅列」となります。
サブネット SNMPプラグインに登録された、デバイスが所属するサブネット名を表示します。
ページ
  • 件数:
    一覧に現在表示している範囲を、「XX件中、XX件からXX件までを表示」の形式で表示します。

  • First:
    先頭ページを表示します。

  • Previous:
    現在の表示ページの1つ前のページを表示します。

  • ページ番号:
    数字をクリックすると、該当のページを表示します。現在表示中のページは灰色のボタン背景で強調表示します。

  • Next:
    現在の表示ページの1つ次のページを表示します。

  • Last:
    最終ページを表示します。
「OK」ボタン ノードの選択を保存し、作成または編集画面に反映します。
「キャンセル」ボタン ノードの選択を破棄し、作成または編集画面に戻ります。

デバイスの一覧ダイアログ(IPアドレス表示)

SNMPプラグインに登録されたデバイスから、対象ノードをIPアドレスで選択します。

表 5:デバイスの一覧ダイアログ(IPアドレス表示)
項目 内容
対象ノード一覧(ダイアログ上部)
チェックボックス 対象ノードにチェックが付きます。選択解除する際はこのチェックボックス、またはダイアログ下部のノード一覧のチェックボックスをクリックして、チェックを外します。
IPアドレス 選択中の対象ノードのIPアドレスを表示します。
ノード一覧(ダイアログ下部)
  対象ノードの候補として、SNMPプラグインに登録されたデバイスを一覧表示します。
表示件数 一覧に表示するノードの件数を、10件、25件、50件、またはすべてから選択します。
検索フィールド 検索したいキーワードを入力すると、ノード一覧に表示する対象ノード候補を絞り込むことができます。
大文字/小文字の違いは無視されます。
チェックボックス 対象とするノードのチェックボックスをクリックして、チェックを付けます。選択解除するときは、このチェックボックス、またはダイアログ上部の対象ノード一覧のチェックボックスをクリックして、チェックを外します。
IPアドレス SNMPプラグインに登録されたデバイスのIPアドレスを表示します。
ページ
  • 件数:
    一覧に現在表示している範囲を、「XX件中、XX件からXX件までを表示」の形式で表示します。

  • First:
    先頭ページを表示します。

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    現在の表示ページの1つ前のページを表示します。

  • ページ番号:
    数字をクリックすると、該当のページを表示します。現在表示中のページは灰色のボタン背景で強調表示します。

  • Next:
    現在の表示ページの1つ次のページを表示します。

  • Last:
    最終ページを表示します。
「OK」ボタン ノードの選択を保存し、作成または編集画面に反映します。
「キャンセル」ボタン ノードの選択を破棄し、作成または編集画面に戻ります。

デバイスの一覧ダイアログ(MACアドレス表示)

SNMPプラグインに登録されたデバイスから、対象ノードをMACアドレスで選択します。

表 6:デバイスの一覧ダイアログ(MACアドレス表示)
項目 内容
対象ノード一覧(ダイアログ上部)
チェックボックス 対象ノードにチェックが付きます。選択解除する際はこのチェックボックス、またはダイアログ下部のノード一覧のチェックボックスをクリックして、チェックを外します。
MACアドレス 選択中の対象ノードのMACアドレスを表示します。
ノード一覧(ダイアログ下部)
  対象ノードの候補として、SNMPプラグインに登録されたデバイスを一覧表示します。
表示件数 一覧に表示するノードの件数を、10件、25件、50件、またはすべてから選択します。
検索フィールド 検索したいキーワードを入力すると、ノード一覧に表示する対象ノード候補を絞り込むことができます。
大文字/小文字の違いは無視されます。
チェックボックス 対象とするノードのチェックボックスをクリックして、チェックを付けます。選択解除するときは、このチェックボックス、またはダイアログ上部の対象ノード一覧のチェックボックスをクリックして、チェックを外します。
MACアドレス SNMPプラグインに登録されたデバイスのMACアドレスを表示します。
ページ
  • 件数:
    一覧に現在表示している範囲を、「XX件中、XX件からXX件までを表示」の形式で表示します。

  • First:
    先頭ページを表示します。

  • Previous:
    現在の表示ページの1つ前のページを表示します。

  • ページ番号:
    数字をクリックすると、該当のページを表示します。現在表示中のページは灰色のボタン背景で強調表示します。

  • Next:
    現在の表示ページの1つ次のページを表示します。

  • Last:
    最終ページを表示します。
「OK」ボタン ノードの選択を保存し、作成または編集画面に反映します。
「キャンセル」ボタン ノードの選択を破棄し、作成または編集画面に戻ります。

デバイスの一覧ダイアログ(機種名表示)

SNMPプラグインに登録されたデバイスから、対象ノードを機種名で選択します。

表 7:デバイスの一覧ダイアログ(機種名表示)
項目 内容
対象ノード一覧(ダイアログ上部)
チェックボックス 対象ノードにチェックが付きます。選択解除する際はこのチェックボックス、またはダイアログ下部のノード一覧のチェックボックスをクリックして、チェックを外します。
機種名 選択中の対象ノードの機種名を表示します。
ノード一覧(ダイアログ下部)
  対象ノードの候補として、SNMPプラグインに登録されたデバイスを一覧表示します。
表示件数 一覧に表示するノードの件数を、10件、25件、50件、またはすべてから選択します。
検索フィールド 検索したいキーワードを入力すると、ノード一覧に表示する対象ノード候補を絞り込むことができます。
大文字/小文字の違いは無視されます。
チェックボックス 対象とするノードのチェックボックスをクリックして、チェックを付けます。選択解除するときは、このチェックボックス、またはダイアログ上部の対象ノード一覧のチェックボックスをクリックして、チェックを外します。
機種名 SNMPプラグインに登録されたデバイスの機種名を表示します。
ページ
  • 件数:
    一覧に現在表示している範囲を、「XX件中、XX件からXX件までを表示」の形式で表示します。

  • First:
    先頭ページを表示します。

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    数字をクリックすると、該当のページを表示します。現在表示中のページは灰色のボタン背景で強調表示します。

  • Next:
    現在の表示ページの1つ次のページを表示します。

  • Last:
    最終ページを表示します。
「OK」ボタン ノードの選択を保存し、作成または編集画面に反映します。
「キャンセル」ボタン ノードの選択を破棄し、作成または編集画面に戻ります。

アクションコマンドの一覧ダイアログ

「アクションコマンド」にて作成した際のアクションコマンドから、対象ノードでイベントが発生した際に実行するものを選択します。

表 8:アクションコマンドの一覧ダイアログ
項目 内容
選択アクションコマンド一覧(ダイアログ上部)
チェックボックス 選択中のアクションコマンドにチェックが付きます。選択解除する際はこのチェックボックス、またはダイアログ下部のアクションコマンド一覧のチェックボックスをクリックして、チェックを外します。
ID 選択中のアクションコマンドのIDを表示します。
コマンドタイプ 選択中のアクションコマンドのコマンドタイプを表示します。
メモ 選択中のアクションコマンドのメモを表示します。
アクションコマンド一覧(ダイアログ下部)
  実行するアクションとして、SNMPプラグインに登録されたアクションコマンドを一覧表示します。
表示件数 一覧に表示するアクションの件数を、10件、25件、50件、またはすべてから選択します。
検索フィールド 検索したいキーワードを入力すると、アクションコマンド一覧に表示するアクション候補を絞り込むことができます。
大文字/小文字の違いは無視されます。
チェックボックス 実行するアクションコマンドのチェックボックスをクリックして、チェックを付けます。選択解除するときは、このチェックボックス、またはダイアログ上部の選択アクションコマンド一覧のチェックボックスをクリックして、チェックを外します。
ID 「アクションコマンド」にて作成した際のアクションコマンドのIDを表示します。
パラメーター 実行するコマンドのパラメーターを表示します。
コマンドタイプ コマンドタイプ(メール送信、経路テストコマンド実行、カスタムコマンドのいずれか)を表示します。
メモ アクションコマンドのメモを表示します。
ページ
  • 件数:
    一覧に現在表示している範囲を、「XX件中、XX件からXX件までを表示」の形式で表示します。

  • First:
    先頭ページを表示します。

  • Previous:
    現在の表示ページの1つ前のページを表示します。

  • ページ番号:
    数字をクリックすると、該当のページを表示します。現在表示中のページは灰色のボタン背景で強調表示します。

  • Next:
    現在の表示ページの1つ次のページを表示します。

  • Last:
    最終ページを表示します。
「OK」ボタン 実行するアクションコマンドの選択を保存し、作成または編集画面に反映します。
「キャンセル」ボタン 実行するアクションコマンドの選択を破棄し、作成または編集画面に戻ります。

イベントフィルターの詳細

イベントフィルターの詳細を表示します。

表 9:イベントフィルターの詳細
項目 内容
ID イベントフィルターを作成した際に決定されるIDを表示します。
イベント名 SNMPプラグインに登録されたイベントフィルターの名前を表示します。
イベントの種類 対象となるイベントの種類(トラップ/情報/エラー/アラーム)を表示します。
イベント 対象に選択されたイベントと、その説明を表示します。
対象ノードの名前 イベントフィルターの対象に選択されたノード名を表示します。
対象ノードのIPアドレス イベントフィルターの対象に選択されたIPアドレスを表示します。
対象ノードのMACアドレス イベントフィルターの対象に選択されたMACアドレスを表示します。
対象ノードの機種名 イベントフィルターの対象に選択された機種名を表示します。
アクションコマンド 対象ノードで指定イベントが発生したときに実行するアクションのコマンドタイプとメモを表示します。
  • コマンドタイプ:
    コマンドタイプ(メール送信、経路テストコマンド実行、カスタムコマンドのいずれか)を表示します。

  • メモ:
    アクションコマンドのメモを表示します。
メモ イベントフィルターに設定された任意のメモを表示します。
編集 クリックすると、該当のイベントフィルターの「イベントフィルターの更新」画面を開きます。
削除 「イベントフィルターの削除」ダイアログが表示されます。
「はい」ボタンをクリックすると、該当のイベントフィルターが削除されます。「いいえ」ボタンまたはダイアログ左上の「閉じる(×)」ボタンをクリックすると、「イベントフィルターの詳細」に戻ります。

イベントフィルターの更新

既存のイベントフィルターの設定を変更します。

表 10:イベントフィルターの更新
項目 内容
ID イベントフィルターを作成した際に決定されるIDを表示します。
イベント名 任意の表示名を入力します。1~4096文字の、半角および全角の英字・数字・かな・漢字・記号を指定できます。
イベントの種類 イベントフィルターの対象となるイベントの種類(トラップ/情報/エラー/アラーム)を選択します。
イベント イベントフィルターの対象に選択されたイベントを表示します。
「イベントの選択」ボタン 「イベントの一覧」ダイアログを表示し、対象となるイベントを選択します。
対象ノードの名前 イベントフィルターの対象に選択されたノードの名前、デバイス名、サブネットを表示します。
  • 名前:
    対象ノードのノード名を表示します。「デバイスの詳細」画面の「名前」、または、イベントログの「発生源の名前」と同じものです。

  • デバイス名:
    デバイス名を表示します。デバイスの登録時に自動的に設定されるもので、デバイスのIPアドレス、またはホスト名が適用されます。

  • サブネット:
    SNMPプラグインに登録された、デバイスが所属するサブネット名を表示します。

  • 「対象ノードの名前の選択」ボタン:
    「デバイスの一覧」ダイアログを表示し、対象ノードをノード名で選択します。
対象ノードのIPアドレス イベントフィルターの対象に選択されたIPアドレスを表示します。
  • 「対象ノードのIPアドレスの選択」ボタン:
    「デバイスの一覧」ダイアログを表示し、対象ノードを選択します。
対象ノードのMACアドレス イベントフィルターの対象に選択されたMACアドレスを表示します。
  • 「対象ノードのMACアドレスの選択」ボタン:
    「デバイスの一覧」ダイアログを表示し、対象ノードをMACアドレスで選択します。
対象ノードの機種名 イベントフィルターの対象に選択された機種名を表示します。ログの「発生源の機種名」と同じものです。
  • 「対象ノードの機種名の選択」ボタン:
    「デバイスの一覧」ダイアログを表示し、対象ノードを機種名で選択します。
アクションコマンド 対象ノードで指定イベントが発生したときに実行するアクションのID、コマンドタイプ、メモを表示します。
  • ID:
    「アクションコマンド」にて作成した際のアクションコマンドのIDを表示します。

  • コマンドタイプ:
    コマンドタイプ(メール送信、経路テストコマンド実行、カスタムコマンドのいずれか)を表示します。

  • メモ:
    アクションコマンドのメモを表示します。

  • 「アクションコマンドの選択」ボタン:
    「アクションコマンドの一覧」ダイアログを表示します。
    「アクションコマンド」にて作成されたアクションコマンドの一覧から、実行するアクションコマンドを選択します。
メモ 任意のメモを入力します。4096文字以内で、半角および全角の英字・数字・かな・漢字・記号を指定できます。
「保存」ボタン イベントフィルターの設定の変更内容を保存します。

画面リファレンス / システム / アクションコマンド

アクションコマンドの一覧
アクションコマンドの作成
パラメーター
特殊変数
アクションコマンドの詳細
アクションコマンドの更新


アクションコマンドは何らかのイベント(エラー、トラップ受信など)が発生したときに実行するアクションを定義したものです。
イベント発生時にどのアクションを実行するかは「画面リファレンス」/「システム」/「イベントフィルター」で設定します。

アクションコマンドの一覧


Note
列の見出し(「ID」「コマンドタイプ」「メモ」)をクリックすると、該当列を昇順・降順にソートできます。
表 1:アクションコマンドの一覧
項目 内容
表示件数 一覧のページに表示するアクションコマンドの件数を、10件、25件、50件、またはすべてから選択します。
「新規作成」ボタン アクションコマンドを新しく登録します。
「アクションコマンドの作成」画面が表示されます。

クリップボードにコピー
登録されたアクションコマンドのID、コマンドタイプ、メモを、タブ区切りテキスト形式でクリップボードに保存します。
アクションコマンドの一覧をテキストエディタにコピーしたい場合などに使います。
検索フィールドにより対象を絞り込むことができます。表示件数、ページは影響しません。

CSVファイルにエクスポート
登録されたアクションコマンドのID、コマンドタイプ、メモを、CSV (カンマ区切りテキスト)ファイルとしてダウンロードします。
検索フィールドにより対象を絞り込むことができます。表示件数、ページは影響しません。

Excelファイルにエクスポート
登録されたアクションコマンドのID、コマンドタイプ、メモを、Excelブック(拡張子:xlsx、Microsoft Excel 2007以降)ファイルとしてダウンロードします。
検索フィールドにより対象を絞り込むことができます。表示件数、ページは影響しません。

印刷
登録されたアクションコマンドのID、コマンドタイプ、メモを、Webブラウザーのポップアップウィンドウまたは新規タブに一覧表示し、印刷ダイアログを表示します。
検索フィールドにより対象を絞り込むことができます。表示件数、ページは影響しません。
検索フィールド 検索したいキーワードを入力すると、一覧表示、コピー、CSV/Excelファイルにエクスポート、印刷の対象を絞り込むことができます。
大文字/小文字の違いは無視されます。
ID アクションコマンドを作成した際に決定されるIDを表示します。
コマンドタイプ SNMPプラグインに登録されたアクションコマンドのコマンドタイプを表示します。
メモ SNMPプラグインに登録されたアクションコマンドのメモを表示します。
「編集」ボタン 該当のアクションコマンドの「アクションコマンドの更新」画面を開きます。
「詳細」ボタン 該当のアクションコマンドの「アクションコマンドの詳細」画面を開きます。
「削除」ボタン 「アクションコマンドの削除」ダイアログが表示されます。
「はい」ボタンをクリックすると、該当のアクションコマンドが削除されます。「いいえ」ボタンまたはダイアログ左上の「閉じる(×)」ボタンをクリックすると、「イベントフィルターの一覧」に戻ります。
ページ選択 一覧に現在表示している範囲を、ページ単位で指定します。
  • 先頭
    先頭ページを表示します。

  • 前へ
    現在の表示ページの1つ前のページを表示します。

  • ページ番号
    数字をクリックすると、該当のページを表示します。現在表示中のページは灰色のボタン背景で強調表示します。

  • 次へ
    現在の表示ページの1つ次のページを表示します。

  • 最後
    最終ページを表示します。

アクションコマンドの作成

アクションコマンドを新規に作成します。

表 2:アクションコマンドの作成
項目 内容
コマンドタイプ SNMPプラグインにデフォルトで用意されているコマンドタイプをドロップダウンリストから選択します。
  • メール送信:
    SNMPプラグイン付属の簡易メールクライアント「minimail」が使用されます。minimailは、コマンドラインから起動する簡易的なメールクライアントです。このクライアントは、メールの送信のみ可能で受信はできません。また、パラメーター形式以外のエラーチェック機能はありません。イベント発生時のアクションとして「メール送信」を指定する場合は、事前にコマンドプロンプトからminimailを実行し、設定どおりにメールが配送されることを確認してください。

  • 経路テストコマンド実行:
    Pingを実行します。「パラメーター」欄が入力可能な状態になります。

  • カスタムコマンド:
    サーバー上の任意のプログラムを実行します。「コマンド」「パラメーター」が入力可能な状態になります。
コマンド 「コマンドタイプ」に「カスタムコマンド」を選択した場合に、サーバー上で実行したいコマンドの名前をフルパスで指定します。
Note
SNMPプラグインのWeb設定画面では、サーバー上のフォルダ参照によるファイル指定は未サポートです。必要な場合は、「サーバーの設定」/「アクションコマンド設定ユーティリティ」を使用してください。
オプション SNMPプラグインにデフォルトで用意されているコマンド、またはカスタムコマンドに対して、詳細なオプションを指定します。
オプションのパラメーターは、「パラメーター」を参照してください。
また、オプションの各パラメーターの値には、発生したイベントに応じた特殊変数を使用できます。詳しくは、「特殊変数」を参照してください。
メモ コマンドの説明を入力できます。4096文字以内で、半角および全角の英字・数字・かな・漢字・記号を指定できます。
コマンドタイプに応じてデフォルトの説明が入力されています。イベントフィルターにアクションコマンドを指定する際に識別しやすいよう、任意のメモを入力してください。
「新規作成」ボタン 新規アクションコマンドの設定内容を保存します。

パラメーター

アクションコマンドに「メール送信」、または「経路テストコマンド実行」を指定した場合のパラメーターは、以下のように指定します。
■ メール送信
書式:<サーバー名> <オプション>...
■ 経路テストコマンド実行
書式:<オプション> IPアドレス

特殊変数

アクションコマンドの「パラメーター」には、以下の特殊変数を指定できます。
特殊変数はパーセント記号(%)で始まる文字列です。パラメーター中にこれらの変数を記述した場合、アクションコマンドの実行時に、パラメーター内の各変数が具体的な値に展開された上でコマンドに引き渡されます。
表 5:アクションコマンド 特殊変数
変数名 説明
%name ログイベント発生源の名前(ノードの名前など)
%adr アドレス。IPアドレスとMACアドレスの両方がある場合は、IPアドレスが使われます。
%ip IPアドレス。対象となる機器ノードにIPv4とIPv6のアドレスが指定されている場合は、IPv4のアドレスが優先されます。
%ipv4 IPv4アドレス
%ipv6 IPv6アドレス
%mac MACアドレス。対象となる機器ノードにIPv4、IPv6アドレス、MACアドレスが指定されている場合の優先順位は、IPv4→IPv6→MACアドレスとなります。
%msg メッセージ(ログイベントの詳細)
%type ログ種別
%subt イベント
%level ログレベル(「ユーザー」「経過表示」「デバッグ」のいずれか)
%time ログイベントの発生日時
%aid アクションコマンドID番号
Note
特殊変数%aidは現在未サポートです。

アクションコマンドの詳細

アクションコマンドの詳細を表示します。

表 6:アクションコマンドの詳細
項目 内容
ID アクションコマンドを作成した際に決定されるIDを表示します。
コマンドタイプ コマンドタイプ(メール送信、経路テストコマンド実行、カスタムコマンドのいずれか)が表示されます。
コマンド 「コマンドタイプ」に「カスタムコマンド」を選択した場合に、サーバー上で実行するコマンドの名前を表示します。
オプション SNMPプラグインにデフォルトで用意されているコマンド、またはカスタムコマンドの実行に指定された詳細なオプションを表示します。
メモ アクションコマンドのメモを表示します。
編集 クリックすると、該当のアクションコマンドの「アクションコマンドの更新」画面を開きます。
削除 「アクションコマンドの削除」ダイアログが表示されます。
「はい」ボタンをクリックすると、該当のアクションコマンドが削除されます。「いいえ」ボタンまたはダイアログ左上の「閉じる(×)」ボタンをクリックすると、「アクションコマンドの詳細」に戻ります。

アクションコマンドの更新

アクションコマンドの設定を変更します。

表 7:アクションコマンドの更新
項目 内容
ID アクションコマンドを作成した際に決定されるIDを表示します。
コマンドタイプ SNMPプラグインにデフォルトで用意されているコマンドタイプをドロップダウンリストから選択します。
  • メール送信:
    SNMPプラグイン付属の簡易メールクライアント「minimail」が使用されます。minimailは、コマンドラインから起動する簡易的なメールクライアントです。このクライアントは、メールの送信のみ可能で受信はできません。また、パラメーター形式以外のエラーチェック機能はありません。イベント発生時のアクションとして「メール送信」を指定する場合は、事前にコマンドプロンプトからminimailを実行し、設定どおりにメールが配送されることを確認してください。

  • 経路テストコマンド実行:
    Pingを実行します。「パラメーター」欄が入力可能な状態になります。

  • カスタムコマンド:
    サーバー上の任意のプログラムを実行します。「コマンド」「パラメーター」が入力可能な状態になります。
コマンド 「コマンドタイプ」に「カスタムコマンド」を選択した場合に、サーバー上で実行したいコマンドの名前をフルパスで指定します。
オプション SNMPプラグインにデフォルトで用意されているコマンド、またはカスタムコマンドに対して、詳細なオプションを指定します。
オプションのパラメーターは、「パラメーター」を参照してください。
また、オプションの各パラメーターの値には、発生したイベントに応じた特殊変数を使用できます。詳しくは、「特殊変数」を参照してください。
メモ コマンドの説明を入力できます。4096文字以内で、半角および全角の英字・数字・かな・漢字・記号を指定できます。
コマンドタイプに応じてデフォルトの説明が入力されています。イベントフィルターにアクションコマンドを指定する際に識別しやすいよう、任意のメモを入力してください。
「保存」ボタン アクションコマンドの設定内容の変更を保存します。

画面リファレンス / システム / 設定

SNMPv3トラップ受信設定


SNMPv3トラップ受信設定

「SNMPv3トラップ受信設定」画面では、SNMPプラグインが受信するSNMPv3トラップのパラメーターを定義します。

表 1:SNMPv3トラップ受信設定
項目 内容
パラメーターの一覧 SNMPv3トラップを受信するのに使用するSNMPパラメーターの一覧が表示されます。
追加 パラメーターの追加、編集を行います。
「SNMPパラメーター」にて作成したSNMPパラメーターがドロップダウンリストに表示されます。いずれかを選択すると、「パラメーターの一覧」に追加されます。
削除 「パラメーターの一覧」で選択されたパラメーターを受信対象から除外します。
SNMPパラメーターの定義自体は残ります。
Note
設定を有効にするためには、SNMPプラグインサーバーを再起動する必要があります。

画面リファレンス / システム / バージョン情報

SNMPプラグインのバージョン情報(バージョン、ビルド番号)を表示します。

サーバーの設定 / 概要

SNMPプラグインサーバーの動作設定は、サーバーがインストールされているコンピューター上で、SNMPプラグインのインストールディレクトリーからWindowsアプリケーションを直接起動、またはショートカットやコマンドプロンプトからツールを実行して行います。
詳しくは、本項の各ページをご参照ください。

サーバーの設定 / SNMPプラグインのシステム設定

起動方法
設定項目
探索設定
ダイレクトブロードキャストアドレス
シードファイル
デバイス表示設定
リトライ設定
ログ設定
ポート設定
SNMPv3 トラップ受信設定
SNMP パラメーターの一覧ダイアログ
SNMP パラメーターのプロパティダイアログ


SNMPプラグインサーバーの各種設定は、「SNMP プラグイン設定ユーティリティ」で行います。

起動方法

[AVM EXのインストールディレクトリー]\Plugins\AT-SNMP\NetManager\bin32\ANMPluginConfig.exeを右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。

設定項目

SNMP プラグイン設定ユーティリティを起動すると、SNMP プラグイン設定ユーティリティダイアログが表示されます。
ダイアログ左側のナビゲーションリストには、サーバーの設定を6つに大別して表示します。
ダイアログ右側のメイン画面には、各種設定項目を表示します。

探索設定

「探索設定」画面では、サブネットの自動探索機能に関する各種設定を行います。

表 1:探索設定
項目 内容
PING 条件
  • ダイレクトブロードキャストアドレスを使用
    探索開始時にダイレクトブロードキャストアドレス宛てにPingパケット(ICMP echo request)を送信します。「個別のアドレスをシーケンシャルに使用」した場合よりも通信量が少なく処理も高速です。ただし、ダイレクトブロードキャストアドレス宛てのパケットはルーターを通過できないことがあります。その場合は「シーケンシャル」を使ってください。詳しくは「ダイレクトブロードキャストアドレス」をご覧ください。

  • 個別のアドレスをシーケンシャルに使用
    探索開始時に、指定されたサブネット内のIPアドレス1つ1つに対してPingパケットを送信します。「ダイレクトブロードキャストアドレスを使用」する場合よりも通信量が多く、処理も遅くなりますが、ノード検出の確実性が増します。(デフォルト)
    Note
    サブネットの作成の際、マスク値が22ビットマスクよりも小さい値を設定した場合は「ダイレクトブロードキャストアドレスを使用」または「PING の代わりにシードファイルを使用」を選択してください。

  • PING の代わりにシードファイルを使用
    「シードファイル」に記載されているIPアドレスから探索を実行します。

  • シード生成
    hosts形式のファイルを基にシードファイルを生成します。詳細は「シードファイル」をご覧ください。
探索時のリトライ
  • Pingリトライ回数
    PingまたはSNMPで情報を取得する際の通信失敗時の再試行回数を指定します。デフォルトは2回です。

  • Pingタイムアウト値
    PingまたはSNMPで情報を取得する際に、通信失敗と見なすまでの待機時間を指定します。デフォルトは1秒です。

  • SNMPに同じ値を使用する
    SNMPで情報を取得する際もPingによる探索と同じリトライ間隔、タイムアウト値を使用する場合はチェックをつけます。デフォルトはチェックありです。

  • SNMPリトライ回数
    SNMPで情報を取得する際の通信失敗時の再試行回数を指定します。デフォルトは2回です。

  • SNMPタイムアウト値
    SNMPで情報を取得する際に、通信失敗と見なすまでの待機時間を指定します。デフォルトは1秒です。

ダイレクトブロードキャストアドレス

SNMPプラグインでは、サブネットを自動探索するために、ダイレクトブロードキャストアドレス(ディレクティドブロードキャストアドレス)宛てのPingパケットを使う方法があります。
この方法は、サブネット内の個別アドレスにPingを送るよりもトラフィックが少なく探索にかかる時間も短いですが、セキュリティ上の理由からルーターなどでフィルタリングされることがあります。また、機器によってはダイレクトブロードキャストアドレス宛てのパケットに応答しないものもあります。その場合はサブネットを探索しても機器が検出されません。
このような場合は、「PING 条件」で「個別のアドレスをシーケンシャルに使用」を選択するか、ダイレクトブロードキャストアドレス宛てのパケットを通過させるようルーターなどの設定を変更してください。
SNMPプラグインのデフォルトでは、「PING 条件」には「個別のアドレスをシーケンシャルに使用」が設定されています。
Note
「個別のアドレスをシーケンシャルに使用」すると、自動探索に時間がかかるようになります。
Note
ダイレクトブロードキャストアドレス宛てパケットを通過させるための設定方法については、各機器のマニュアルをご覧ください。

シードファイル

「探索設定」画面の「PING 条件」で「PING の代わりにシードファイルを使用」を選択した場合は、PingによるIPノード自動検出を行わずに、「シードファイル」に記載されているIPアドレスから探索を実行します。
シードファイルは、1行に1個のIPアドレスが記述されるテキストファイルです。シードファイルのパスは「[AVM EXのインストールディレクトリー]\Plugins\AT-SNMP\NetManager\etc\seed.lst」になります。
シードファイルは手動で作成することも可能ですが、通常は「探索設定」画面の「シード生成」ボタンを使って作成します。以下、シードファイルの作成手順について説明します。
  1. 次に示すようなhosts形式のファイルを用意します。

  2. 「探索設定」画面の「シード生成」ボタンをクリックします。
  3. 次のようなダイアログが開くので、用意しておいたhostsファイルを指定し、「開く」をクリックしてください。

  4. シードファイルが生成されます。
    ([AVM EXのインストールディレクトリー]\Plugins\AT-SNMP\NetManager\etc\seed.lst)

デバイス表示設定

「デバイス表示設定」画面では、自動探索時に「ポート」として認識するインターフェース種別の指定、および、表示名の選択に関する条件設定を行うことができます。

表 2:デバイス表示設定
項目 内容
ポート ツリーやメインビュー上に「ポート」として表示されるインターフェースの種類(ifType)を指定します。自動探索で発見されたデバイスのインターフェースのうち、ここで指定したifTypeを持つものだけがポートとして認識されます。
デフォルトでは、6(ethernet_csmacd)、7(iso88023_csmacd)、23(ppp)、71(ieee80211)、117(gigabitEthernet)の5種類がポートとして認識されます。その他のインターフェース、例えばフレームリレーやSLIPインターフェースなども「ポート」として表示させたい場合は、ifTypeから該当するインターフェース種別を選択し、「追加」をクリックしてください。
ifTypeに「Any」を選んで「追加」をクリックすると、「値の入力」ダイアログが表示され、任意番号を持つタイプを追加できます。
表示名 自動探索で発見されたデバイスとポートの表示名(画面上に表示される名前)について設定します。
  • 可能であればデバイスの表示名に sysName を使用する
    チェックすると、対象ノードがSNMPに対応していた場合は表示名にsysNameの値を使用します。

  • デバイスを完全修飾ドメイン名(FQDN)で表示する
    このチェックを指定すると、自動探索で検出したデバイスの名前を完全修飾ドメイン名(FQDN)で表示します。チェックを指定しない場合は、ホスト名のみで表示します。

  • ポートの表示名に ifName を使用する
    チェックすると、対象ポートの表示名としてifNameの値を使用します。
    Note
    チェックを入れた場合、ネットワークツリー画面のツリービューにおいて、ifNameのOIDをサポートしていない監視デバイスのポート名は「未サポート」と表示されます。

  • ポートの表示名に ifDescr を使用する
    チェックすると、対象ポートの表示名としてifDescrの値を使用します。
    「ポートの表示名に ifName を使用する」と「ポートの表示名に ifDescr を使用する」の両方が選択されている場合は、ifNameが優先されます。ifName値が空、または取得できなかった場合にはifDescrが使用されます。

リトライ設定

「リトライ設定」画面では、探索時以外の通信動作に影響するリトライ回数およびタイムアウト値を指定します。

表 3:リトライ設定
項目 内容
タイムアウト値とリトライ回数の設定 周期監視時の PING(IPv4)、周期監視時の SNMP、周期監視時の PING6(IPv6)、SNMPの取得・設定に関して、タイムアウト値とリトライ回数を設定します。
  • タイムアウト値
    Ping/SNMPで情報の取得や設定をする際に、通信失敗と見なすまでの待機時間を指定します。

  • リトライ回数
    Ping/SNMPで情報の取得や設定をする際の通信失敗時の再試行回数を指定します。

ログ設定

「ログ設定」画面では、ログの動作に関する設定を行います。

表 4:ログ設定
項目 内容
ログレベル ログ履歴データベースに記録するログのレベルを指定します。ログレベルには、以下の3種類があります(デフォルトは「経過表示」レベル)。この値はビューアーに表示されるログレベルにも影響します。
  • 「ユーザー」レベル
    ユーザーレベルのログだけが履歴データベースに記録されます。

  • 「経過表示」レベル
    ログ履歴データベースには、ユーザーレベルと経過表示レベルのログが記録されます(デフォルト)。

  • 「デバッグ」レベル
    すべてのレベルのログが履歴データベースに記録されます。通常、デバッグレベルは使用しません。
    Note
    ログレベルを「デバッグ」レベルに変更するとサーバーの負荷が高くなり、定期実行処理が遅れる、または、処理に時間がかかる場合があります。
ログ履歴の最大レコード数 ログ履歴の最大レコード数を指定します。
統計履歴の最大レコード数 統計履歴の最大レコード数を指定します。

ポート設定

「ポート設定」画面では、SNMP、およびSNMPトラップのポート番号を指定します。

Note
設定値はSNMPプラグインサーバー再起動後に有効となります。
Note
"0"に設定した場合は、システムのデフォルト値が使用されます。
通常は、SNMP ポート番号:161、SNMP トラップポート番号:162となります。
表 5:ポート設定
項目 内容
SNMP ポート番号 SNMP Get/Set に使用するポート番号を指定します。(設定範囲:0~65535)
SNMP トラップポート番号 トラップ受信するポート番号を指定します。(設定範囲:0~65535)

SNMPv3 トラップ受信設定

「SNMPv3 トラップ受信設定」画面では、SNMPプラグインが受信するSNMPv3トラップのパラメーターを定義します。

表 6:SNMPv3 トラップ受信設定
項目 内容
パラメーターの一覧 SNMPv3トラップを受信するのに使用するSNMPパラメーターの一覧が表示されます。
追加 パラメーターの追加、編集を行います。「SNMP パラメーターの一覧ダイアログ」が表示されます。
削除 「パラメーターの一覧」で選択されたパラメーターを受信対象から除外します。
SNMPパラメーターの定義自体は残ります。
Note
設定を有効にするためには、SNMPプラグインサーバーを再起動する必要があります。

SNMP パラメーターの一覧ダイアログ

「SNMPv3 トラップ受信設定」画面で「追加」ボタンをクリックすると、SNMP パラメーターの一覧ダイアログが表示されます。
SNMP パラメーターの一覧ダイアログでは、SNMPv3トラップを受信する際のパラメーターを選択します。

Note
SNMP パラメーターの一覧ダイアログで扱うSNMPパラメーターは、Web管理画面の「SNMPパラメーター」にて一覧、作成、編集、削除するものと共通です。
表 7:SNMP パラメーターの一覧ダイアログ
項目 内容
SNMP パラメーターの一覧 SNMPプラグインに登録されたSNMPパラメーターの一覧が表示されます。
追加 「SNMP パラメーターの一覧」で選択されたSNMPパラメーターを、「SNMPv3 トラップ受信設定」画面のパラメーターの一覧に追加します。
キャンセル SNMPv3トラップの受信に使用するSNMPパラメーターの選択を中断します。
SNMP パラメーターの一覧ダイアログを閉じ、「SNMPv3 トラップ受信設定」画面に戻ります。
Note
SNMPパラメーターの新規作成、編集、削除の結果は、SNMPプラグインの定義に反映されます。
新規作成 SNMPパラメーターの追加を行います。「SNMP パラメーターのプロパティダイアログ」が表示されます。
編集 「SNMP パラメーターの一覧」で選択されたSNMPパラメーターの編集を行います。「SNMP パラメーターのプロパティダイアログ」が表示されます。
削除 「SNMP パラメーターの一覧」で選択されたSNMPパラメーターの定義を削除します。

SNMP パラメーターのプロパティダイアログ

SNMPパラメーターの詳細を設定します。

表 8:SNMP パラメーターのプロパティダイアログ
項目 内容
SNMP パラメーター名 SNMPでデバイスにアクセスするときに使うパラメーターの名前を入力します。1~255文字の、いずれも半角の英字・数字・記号(スペース " % , - < > ^ _ ` { | } ~ のみ使用可)を指定できます。
コミュニティ名 SNMPv1、v2c で使用するコミュニティ名を入力します。255文字以内で、いずれも半角の英字・数字・記号(スペース ! # $ % & ' ( ) * + - . / : ; < = > @ [ \ ] ^ , _ ` { | } ~)を指定できます。
SNMPv3 パラメーター SNMPv3 で使用するパラメーターを指定します。
  • セキュリティレベル
    SNMPv3 セキュリティレベルを指定します。未使用、非認証 / 非暗号化、認証 / 非暗号化、認証 / 暗号化のうちいずれかを選択します。

  • ユーザー名
    ユーザー名を入力します。1~32文字の、いずれも半角の英字・数字・スペースを指定できます。

  • コンテキスト名
    コンテキスト名を入力します。1~32文字の、いずれも半角の英字・数字を指定できます。

  • 認証パスワード
    認証パスワードを入力します。1~64文字の、いずれも半角の英字・数字を指定できます。

  • 認証プロトコル
    認証プロトコルを指定します。空白(なし)、「MD5」、「SHA-1」、「SHA-2(SHA-224)」、「SHA-2(SHA-256)」、「SHA-2(SHA-384)」、「SHA-2(SHA-512)」 のいずれかを選択します。

  • 暗号化パスワード
    暗号化パスワードを入力します。1~64文字の、いずれも半角の英字・数字を指定できます。

  • 暗号化プロトコル
    暗号化プロトコルを指定します。空白(なし)、「DES」、「AES-128」、「AES-256」、「3DES」のいずれかを選択します。
説明 現在設定しているパラメーターについてのコメントを入力します。

サーバーの設定 / MIBコンパイラ

起動方法
設定項目
基本操作
メニュー構成
ファイル
設定
操作
ヘルプ


MIBコンパイラは、MIBファイルを内蔵MIBブラウザーが使用できる形式に変換するユーティリティです。MIBファイルを入手し、本ユーティリティでコンパイルすることにより、標準MIBだけでなく、プライベートMIBなどもブラウズできるようになります。

起動方法

Note
コンパイルを行う前に、Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-SNMP - サーバー停止」をクリックして、SNMPプラグインサーバーを停止させてください。
[AVM EXのインストールディレクトリー]\Plugins\AT-SNMP\NetManager\bin\SwimMibc.exeを右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。

設定項目


表 1:MIBコンパイラ 画面項目
項目 内容
コンパイル対象MIBファイル 「ファイル」→「ターゲット選択」で選択したディレクトリーに置かれているMIBファイルの一覧が表示されます。起動時は、SNMPプラグインインストールディレクトリー下のmibfilesディレクトリーの内容が表示されます。
MIBファイル MIBファイル名(*.mib)が表示されます。
状態 該当MIBファイルの状態を示します。「登録済」は、既にコンパイルされSNMPプラグインの内蔵MIBブラウザーから使用できる状態になっていることを示します。「未登録」は、まだコンパイルされておらずMIBブラウザーからは使用できないことを示します。
MIB名 コンパイル済みの場合、MIBのモジュール名が表示されます。
コンパイル 選択したMIBファイルをコンパイルします。
ログ表示 コンパイル処理のログ(テキストファイル)を表示します。
Note
コンパイルを行ったMIBファイルは「登録済」となりますが、このとき既に「登録済」であった他のMIBファイルが「未登録」に変わる場合があります。
この現象は、別々なMIBファイルに収められている同一のMIBモジュールをコンパイルした場合に起こります。例えば、RFC1516をコンパイルしたあとに、RFC2108.mibをコンパイルした場合です。この場合は、どちらもモジュールSNMP-REPEATER-MIBとなっているために起こります。(RFC2108.mibはRFC1615.mibを置き換えるバージョンであるためです。)

基本操作

MIBファイルをコンパイルするには、次のようにします。
  1. 「ファイル」→「ターゲット選択」を選択します。

  2. MIBファイルの置かれているディレクトリーを指定します。ここでは、C:\tmpを指定しています。

  3. 手順2で指定したディレクトリーにあるMIBファイルの一覧が「コンパイル対象MIBファイル」に表示されます。コンパイルしたいMIBファイルを選択し(複数選択可)、「コンパイル」ボタンをクリックしてください。

    Note
    MIBファイルの拡張子は「.mib」でなくてはなりません。それ以外の場合、ターゲットディレクトリーを指定しても一覧に表示されません。
  4. コンパイルが実行されます。既に登録済みのMIBがあった場合は、次のようなダイアログが表示され、再コンパイルするかどうか尋ねられます。「はい」、「すべてはい」、「いいえ」のいずれかで指定してください。

  5. コンパイルが終了すると、次のダイアログが表示されます。

  6. コンパイルされたMIBのデータは、SNMPプラグインのMIBデータベースディレクトリーに追加されます(SNMPプラグインインストールディレクトリー下のsmidbディレクトリー)。また、画面上の「状態」欄が「登録済」に変わります。

    コンパイル結果の概要は、「コンパイル結果」欄に表示されます。より詳細な情報を知りたいときは、「ログ表示」ボタンをクリックすると、コンパイルのログが表示されます。

メニュー構成

MIBコンパイラは、以下のメニューから構成されています。

ファイル

「ファイル」メニューでは、MIBディレクトリーの指定などを行います。
■ ターゲット選択
コンパイル対象のMIBファイルが置かれているディレクトリーを選択します。
■ 終了
MIBコンパイラを終了します。

設定

「設定」メニューでは、MIBのロード順序など、高度な設定を行えます。
■ ロード順設定
コンパイル済みMIBの読み込み順序を変更します。MIBオブジェクトの定義が重複している場合は、先に読み込まれたほうが有効になります。
そのため、MIB「A」で定義されたオブジェクトをMIB「B」で拡張再定義しているような場合、MIB「B」が先に読まれるように設定しておかないと、拡張された定義が有効にならず、「A」の古い定義が使われることになります。
このような場合は、本メニューで読み込み順序を変更することにより問題を解決できます。次のダイアログでMIBを選択し、「上へ」、「下へ」ボタンで順序を変更してください。

■ エイリアス設定
登録済みMIBの別名(エイリアス)を定義します。MIB名の差異が原因でMIBコンパイルに失敗するような場合に使います。

新規にエイリアスを作成するには、「追加」ボタンをクリックし、次のダイアログで別名(Module Identity)とオリジナルのMIB名(Aliased)を入力し、「OK」ボタンをクリックします。

この例では、「OriginalName-MIB」という実在のMIBに対し、「AnotherName-MIB」という架空の別名を付けています。
これにより、コンパイル時には、「AnotherName-MIB」への参照が「OriginalName-MIB」への参照に置き換えて処理されます。
エイリアスの定義を変更したい場合は、「エイリアス」ダイアログで「Module Identity」からエイリアスを選択し、「編集」をクリックしてください。エイリアスを削除するには、削除するエイリアスを選択し、「削除」ボタンをクリックしてください。

操作

「操作」メニューでは、MIBのコンパイルや編集、ログの表示などの操作が行えます。
■ コンパイル
選択したMIBファイルを変換・登録し、MIBコンパイラが使用できるようにします。
■ 登録削除
選択したMIBファイルの登録を削除します。
■ ログ表示
コンパイル処理の詳細が記録されたログファイル(テキストファイル)を表示します。
■ MIBファイルの編集
選択したMIBファイルをテキストエディタで開きます。
■ 全てを選択
すべてのMIBファイルを選択した状態にします。

ヘルプ

■ ユーザーガイド
Note
本操作は未サポートです。
■ バージョン情報
MIBコンパイラのバージョン情報を表示します。

サーバーの設定 / アクションコマンド設定ユーティリティ

起動方法
設定項目
アクションコマンドのプロパティ
パラメーター
特殊変数


「アクションコマンド設定ユーティリティ」では、イベント発生時に実行させるアクションを定義するためのユーティリティです。
Note
イベント発生時にどのアクションを実行するかはイベントフィルター設定ユーティリティで設定します。

起動方法

[AVM EXのインストールディレクトリー]\Plugins\AT-SNMP\NetManager\bin32\ANMActionConfig.exeを右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。

設定項目


表 1:アクションコマンド設定ユーティリティ 画面項目
項目 内容
アクションコマンド 現在、定義されているアクションコマンドの一覧が表示されます。デフォルトでは、アクションコマンドは定義されていません。
追加 アクションコマンドを新規に追加します。
「アクションコマンドのプロパティ」ダイアログが表示されるので、必要項目を入力して「OK」ボタンをクリックしてください。
編集 「アクションコマンド」リスト上で選択したコマンドの設定内容を変更します。
「アクションコマンドのプロパティ」ダイアログが表示されるので、必要な項目を修正して「OK」ボタンをクリックしてください。
削除 「アクションコマンド」リスト上で選択したコマンドを削除します。
OK アクションコマンドの編集を保存し、「アクションコマンド設定ユーティリティ」を終了します。
キャンセル 「アクションコマンド設定ユーティリティ」を終了します。
「確認」ダイアログが表示されるので、編集を保存して終了する場合は「はい」ボタンを、編集を保存せずに終了する場合は「いいえ」ボタンをクリックしてください。
閉じる 「アクションコマンド設定ユーティリティ」を終了します。
適用 アクションコマンドの編集を保存し、作業を継続します。

アクションコマンドのプロパティ

アクションコマンドの追加および変更を行います。

表 2:アクションコマンドのプロパティ
項目 内容
アクションコマンド SNMPプラグインにデフォルトで用意されているアクションコマンドの一覧が表示されます。
追加したいコマンドをドロップダウンリストから選択してください。
コマンドにパラメーターが必要な場合は、「パラメーター」テキストフィールドが入力可能な状態になるので、各コマンドに対応したパラメーターを設定してください。
Note
「メール送信」を選択した場合は、SNMPプラグイン付属の簡易メールクライアント「minimail」が使用されます。minimailは、コマンドラインから起動する簡易的なメール送信クライアントです。このクライアントは、メールの送信のみ可能で受信はできません。また、パラメーター形式以外のエラーチェック機能はありません。イベント発生時のアクションとして「メール送信」を指定する場合は、事前にコマンドプロンプトからminimailを実行し、設定通りにメールが配送されることを確認してください。
カスタムコマンド サーバー上で任意のプログラムを実行させたい場合は、「アクションコマンド」ドロップダウンリストから「カスタムコマンド」を選択してください。
「カスタムコマンド」テキストフィールドが入力可能な状態になるので、実行したいコマンドの名前をフルパスで指定します。
コマンドパスは、「参照」ボタンをクリックして、ファイル選択ダイアログから指定することもできます。
なお、コマンドに渡すパラメーターは、「パラメーター」テキストフィールドで指定します。
パラメーター アクションコマンドリストからパラメーターが必要なコマンドを選択すると、このフィールドが入力可能な状態になるので、適切なパラメーターを入力してください。
イベント発生時には、コマンド名のあとにここで指定したパラメーターを付け加えた形でコマンドが起動されます。
パラメーターには、固定の文字列だけでなく、イベント発生源のアドレスや時刻といった情報を表す特殊な変数を指定することもできます。
詳細は以下の「パラメーター」、「特殊変数」の説明をご覧ください。
実行サイド アクションコマンドを実行する場所を選択します。
Note
デフォルトは「サーバー」で、選択できません。「ビューワー」は未サポートとなります。
説明 参考のため、コマンドの説明を入力できます。最初はデフォルトの説明が入力されています。

パラメーター

アクションコマンドにメール送信を指定した場合のパラメーターは、以下のように指定します。
■ メール送信
書式:<サーバー名> <オプション>...
■ 経路テストコマンド実行
書式:<オプション> IPアドレス

特殊変数

アクションコマンドの「パラメーター」には、以下の特殊変数を指定できます。
特殊変数はパーセント記号(%)で始まる文字列です。パラメーター中にこれらの変数を記述した場合、アクションコマンドの実行時に、パラメーター内の各変数が具体的な値に展開された上でコマンドに引き渡されます。
表 5:アクションコマンド 特殊変数
変数名 説明
%name ログイベント発生源の名前(ノードの名前など)
%adr アドレス。IPアドレスとMACアドレスの両方がある場合は、IPアドレスが使われます。
%ip IPアドレス。対象となる機器ノードにIPv4とIPv6のアドレスが指定されている場合は、IPv4のアドレスが優先されます。
%ipv4 IPv4アドレス
%ipv6 IPv6アドレス
%mac MACアドレス。対象となる機器ノードにIPv4、IPv6アドレス、MACアドレスが指定されている場合の優先順位は、IPv4→IPv6→MACアドレスとなります。
%msg メッセージ(ログイベントの詳細)
%type ログ種別
%subt イベント
%level ログレベル(「ユーザー」「経過表示」「デバッグ」のいずれか)
%time ログイベントの発生日時
%aid アクションコマンドID番号
Note
特殊変数%aidは現在未サポートです。

サーバーの設定 / minimail

実行方法
実行パス
書式
コマンド例
パラメーター


minimailは、SNMPプラグイン付属の簡易メール送信クライアントです。「トラップ受信」などのイベント発生時のアクションとして指定しておけば、任意のメールアドレスに通知メールを送信することができます。スマートフォンや携帯電話などでメールを受信することで、どこにいてもネットワーク上でのイベント発生を知ることができます。
Note
minimailは、SNMPプラグインのインストール時にサーバーが動作するPCにインストールされます。サーバーとビューアーが別々のPCの場合は、ビューアー上では起動できません。
Note
minimailは、コマンドラインから起動する送信のみ可能な簡易的なメールクライアントソフトです。メールの受信機能は持っておりません。また、パラメーター書式以外のエラーチェック機能はありません。
Note
イベント発生時のアクションとしてminimailを指定する場合は、あらかじめ指定内容と同じコマンドをコマンドプロンプトから手入力して実行し、正常に送信が行われ、相手が受信できることを確認しておいてください。

実行方法

minimailはコマンドラインから実行して使用します。手動でコマンドを入力して使うこともできますが、SNMPプラグインにおいては、イベント発生時のアクションとして指定する方法が有効です。

実行パス

[AVM EXのインストールディレクトリー]\Plugins\AT-SNMP\NetManager\bin

書式

minimail <SMTPServer> <Parameters...>

コマンド例

パラメーター

minimailに指定できるパラメーターを以下に示します。
説明欄に「(必須)」とあるものは、必ず指定しなくてはならなりません。
各パラメーターは、パラメーター名とその値を1個以上の空白で区切って指定します(SMTPサーバー名を除く)。
また、--mailfileパラメーターと--mailbodyパラメーターは、どちらか一方のみを指定してください。
表 1:minimail パラメーター
パラメーター名 説明
SMTPServer (必須)SMTPサーバーの名前を指定します。必ず第1パラメーターとして指定してください。
-p port
または
--port port
ポート番号を指定します。
-f addr
または
--from addr
メール送信者(自分)のメールアドレスを指定します。
-t addr [,addr .. ]
または
--to addr [,addr .. ]
(必須)メール受信者(相手)のメールアドレスを指定します。カンマ区切りで複数指定可。
-c addr [,addr .. ]
または
--cc addr [,addr .. ]
カーボンコピー送信先のメールアドレスを指定します。カンマ区切りで複数指定可。
-b addr [,addr .. ]
または
--bcc addr [,addr ..]
ブラインドカーボンコピー送信先のメールアドレスを指定します。カンマ区切りで複数指定可。
-r addr
または
--replyto addr
メール受信者が返信する場合に使う返信先(自分)を指定します。
-s string
または
--subject string
(必須)メールのタイトルを指定します。
Note
メールのタイトルに「アクションコマンド」の「アクションコマンドの作成」画面と同じ「特殊変数」を使えます。
-m "content"
または
--mailbody "content"
(--mailfileパラメーターの指定がない場合のみ必須)
送信するメールの内容(本文)をダブルクォート(")で囲んで指定します。改行は「\n」で指定します。--mailfileパラメーターが指定されている場合は、指定できません。
Note
メール本文に「アクションコマンド」の「アクションコマンドの作成」画面と同じ「特殊変数」を使えます。
-i filename
または
--mailfile filename
(--mailbodyパラメーターの指定がない場合のみ必須)
送信するメールの内容(本文)が格納されているファイル(シフトJIS)の名前を指定します。
--mailbodyパラメーターが指定されている場合は、指定できません。
-a filename
または
--attach filename
添付ファイルの名前を指定します。
-e {Base64|UUENCODE}
または
--encode {Base64|UUENCODE}
添付ファイル送信時の変換コード体系をBase64またはUUENCODEのいずれかから指定します。省略時はBase64になります。
-@ {JIS7|UTF8}
または
--charset {JIS7|UTF8}
文字セットをJIS7またはUTF8のいずれかから指定します。
-B
または
--OP25B
OP25B(Outbound Port 25 Blocking)を使用する場合に指定します。
-p(または--port)を指定しない場合、-p 587が指定されます。
-S
または
--SMTPS
SMTPS(SMTP over SSL/TLS)を使用する場合に指定します。
-p(または--port)、-B(または--OP25B)を指定しない場合、-p 465が指定されます。
-T
または
--STARTTLS
STARTTLSを使用する場合に指定します。
このオプションを使う場合、-S(または--SMTPS)の指定が必要です。
-F
または
--no-check-certificate
証明書を検証しない場合に指定します。
-A
または
--SMTP-AUTH
SMTP認証(SMTP AUTH)を使用する場合に指定します。
-P
または
--PLAIN
SMTP認証でPLAINを使用する場合に指定します。
-L
または
--LOGIN
SMTP認証でLOGINを使用する場合に指定します。
-C
または
--CRAM-MD5
SMTP認証でCRAM-MD5を使用する場合に指定します。
-D
または
--DIGEST-MD5
SMTP認証でDIGEST-MD5を使用する場合に指定します。
-u username
または
--userid username
メール送信に用いるユーザー名を指定します。
-w password
または
--password password
メール送信に用いるユーザーのパスワードを指定します。

サーバーの設定 / イベントフィルター設定ユーティリティ

起動方法
イベントフィルター設定ユーティリティダイアログ
イベントフィルターの新規作成・編集ダイアログ
イベントの選択、対象ノードの選択、アクションコマンドの選択
イベントグループの選択、対象ノードグループの選択


イベントフィルター設定ユーティリティは、イベントフィルターを定義するユーティリティです。
イベントフィルターは、何らかのイベント(ノードの検出、削除やトラップ受信など)が発生したときに、メールの送信、任意のアプリケーション実行などのアクションを自動的に実行させる機能です。
「イベントフィルターの新規作成」、「イベントフィルターの編集」ダイアログでは、フィルターの対象イベントと対象ノード、およびイベント発生時に実行するアクションを指定します。

起動方法

[AVM EXのインストールディレクトリー]\Plugins\AT-SNMP\NetManager\bin32\ANMFilterConfig.exeを右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。

イベントフィルター設定ユーティリティダイアログ

「イベントフィルター設定ユーティリティ」のメインダイアログです。
この画面では、監視対象ネットワーク上で設定されているすべてのイベントフィルターを確認、編集、削除できるため、設定全体を見通したい場合に便利です。また、IPアドレスや機種名を指定して新規に作成することもできます。

Note
列の見出し(「イベント」「アクションコマンド」など)をクリックすると、該当列を昇順・降順にソートできます。
■ メニュー項目
表 1:メニュー項目
項目 内容
ファイル
開く ファイルからイベントフィルターの設定内容を開きます。
名前を付けて保存 イベントフィルターの設定内容をファイルに保存します。
終了 イベントフィルター設定ユーティリティダイアログを閉じます。
イベント
新規作成 イベントフィルターを新規追加します。「イベントフィルターの新規作成」ダイアログが開きます。
編集 選択したイベントフィルターを編集します。「イベントフィルターの編集」ダイアログが開きます。一覧上でイベントフィルターをダブルクリックしても同じダイアログが開きます。
削除 選択したイベントフィルターを削除します。一覧上では、「Ctrl」「Shift」キーを使うことで、複数選択が可能です。
サーバー
サーバーから取得 サーバーからイベントフィルターを取得して一覧上に表示します。取得前に一覧上に表示されていたイベントフィルターは上書きされます。
Note
SNMPプラグインサーバーが起動していない場合は取得することができません。
サーバーに保存 一覧上のイベントフィルターをサーバーに保存します。保存前にサーバーに登録されていたイベントフィルターは上書きされます。
Note
SNMPプラグインサーバーが起動していない場合は保存できません。
ヘルプ
ヘルプの表示
Note
本操作は未サポートです。
バージョン情報 バージョン情報等を表示します。
■ イベントフィルターの一覧
表 2:イベントフィルターの一覧
項目 内容
表示名 「イベントフィルターの新規作成」「イベントフィルターの編集」ダイアログで入力した任意の表示名が表示されます。
イベント 状態イベント名。対象ノードで該当イベントが発生した場合に「アクションコマンド」が実行されます。
アクションコマンド イベント発生時に実行するアクションです。複数指定されている場合はカンマ区切りで列挙されます。括弧内はアクションコマンドのIDです。
ノードの名前 イベントフィルターの対象ノード名です。複数指定されている場合はカンマ区切りで列挙されます。ネットワーク全体を対象とする場合は、「ネットワーク」と表示されます。
ノードのアドレス イベントフィルターの対象となるノードのアドレスです。複数指定されている場合はカンマ区切りで列挙されます。
ノードの機種名 イベントフィルターの対象となるノードの機種名です。複数指定されている場合はカンマ区切りで列挙されます。
コメント 「イベントフィルターの新規作成」、「イベントフィルターの編集」ダイアログで入力した任意のコメントが表示されます。
すべて選択 一覧上のイベントフィルターの選択状態をすべて選択します。
すべてクリア 一覧上のイベントフィルターの選択状態をすべて解除します。
反転 一覧上のイベントフィルターの選択状態をすべて反転します。
フィルター数 監視対象ネットワークに設定されているイベントフィルターの総数です。
■ 絞り込み欄
表 3:絞り込み欄
項目 内容
絞り込みドロップダウンリスト 一覧に表示されているイベントフィルターの絞り込みを行う対象の項目を選択します。
テキスト入力欄 絞り込みを行う任意の文字列を入力します。

イベントフィルターの新規作成・編集ダイアログ

イベントフィルターを新規に作成、またはイベントフィルターを編集します。
対象ノードから、イベントの発生を検出した際に、指定したアクションコマンドを実行します。
対象ノードは、次の条件のうち設定されたものをすべて満たすノードが対象となります。
それぞれの条件に複数の対象を指定した場合は、それぞれの条件で抽出された候補のうち、指定されたすべての条件を満たすノードが対象となります。
例えば、
という場合は、ノードBのみを対象ノードとし、アクションコマンドを実行します。
上記の例で、ノードA、ノードB、ノードCを対象としてアクションコマンドを実行したい場合は、名前のみ、IPアドレスのみを条件としたイベントフィルターを個別に作成してください。
アクションコマンドは、別途「アクションコマンド」にて事前に作成しておく必要があります。

画面内のフォーム類の内容は以下の通りです。
表 4:イベントフィルターの編集ダイアログ
項目 内容
チェックボックス チェックが入っているとその項目の編集が可能になります。
Note
新規作成時とフィルターを1つのみ編集する際にはチェックボックスすべてにチェックが入り編集可能な状態で表示されます。
複数のフィルターを選択して編集する場合は、チェックボックスのチェックは外れていますので、編集したい項目にチェックを入れて設定変更を行ってください。
表示名 任意の表示名を入力します。
イベントの種類 イベントフィルターの対象となるイベントの種類(トラップ/情報/エラー/アラーム)を選択します。
  • トラップ:
    対象ノードから受信したトラップを対象とします。
    特定のノードからのトラップのみを対象とする場合は、「対象ノードの名前」、「対象ノードのIPアドレス」、「対象ノードのMACアドレス」、「対象ノードの機種名」のいずれかまたはすべてを設定します。
    対象ノードを未選択の場合、非監視ノードからのトラップを受け取った場合もイベントフィルターに設定したアクションコマンドが動作します。
    Note
    「トラップ」のイベントの種類で表示されるイベントは、SNMPプラグインにプリインストールされているMIBのトラップと、MIBコンパイラにてユーザーが任意にインポートしたトラップのイベントです。任意に適切なものを選択してください。
     
  • 情報:
    SNMPプラグインが検出した監視デバイスの状態変化(ノードの追加・削除、属性変更など)を対象とします。
    Note
    イベントの種類に「情報」を選択した際、イベントにおける「nop」「test」は未サポートとなります。
     
  • エラー:
    SNMPプラグインから出力されるエラーを対象とします。
    Note
    イベントの種類に「エラー」を選択した際、「overLimit」エラーは未サポートとなります。
    「エラー」を選択した場合は、「対象ノードの名前」、「対象ノードのIPアドレス」、「対象ノードのMACアドレス」、「対象ノードの機種名」は空欄にします。
     
  • アラーム:
    Note
    本項目は未サポートとなります。
イベント イベントフィルターの対象となるイベントを指定します。ビューアーのログイベントと同じものです。
対象ノードの名前 イベントフィルターの対象となるノードの名前を設定します。ビューアーのログの「発生源の名前」と同じものです。
Note
対象ノードの名前は手動で入力することができません。また、参照ボタンから対象ノードの名前を選択することができますが、SNMPプラグインサーバーが起動していない場合は選択することができません。
Note
この項目の設定を変更する場合はDeleteキーを押して設定を削除し、参照ボタンから再度選択してください。
対象ノードのアドレス イベントフィルターの対象となるノードのアドレスを設定します。ビューアーのログの「発生源のアドレス」と同じものです。
Note
この項目の設定を変更する場合はDeleteキーを押して設定を削除し、参照ボタンから再度選択してください。
対象ノードの機種名 イベントフィルターの対象となるノードの機種名を設定します。ビューアーのログの「発生源の機種名」と同じものです。
Note
この項目の設定を変更する場合はDeleteキーを押して設定を削除し、参照ボタンから再度選択してください。
アクションコマンド 対象ノードで指定イベントが発生したときに実行するアクションの一覧です。
Note
アクションコマンドは手動で入力することができません。また、参照ボタンからアクションコマンドを選択することができますが、SNMPプラグインサーバーが起動していない場合は選択することができません。
Note
この項目の設定を変更する場合はDeleteキーを押して設定を削除し、参照ボタンから再度選択してください。
コメント 任意のコメントを入力します。

イベントの選択、対象ノードの選択、アクションコマンドの選択

イベントフィルターの新規作成、編集ダイアログにて、イベント、対象ノード、アクションコマンド欄で「参照」ボタンをクリックした際に選択した項目に対応した選択画面が表示されます。
各参照ボタンから表示される選択画面の仕様は以下の通りです。
表 5:各参照ボタンから表示される選択画面
参照ボタン 選択画面のタイトル グループの参照 複数選択
イベント イベントの選択 不可
対象ノードの名前 対象ノードの選択
対象ノードのアドレス 対象ノードの選択
対象ノードの機種名 対象ノードの選択 不可
アクションコマンド アクションコマンドの選択 不可 一部可
Note
アクションコマンドは複数の選択が可能ですが、実行サイドがビューアーのアクションコマンドの場合は1つまでしか選択できません。
■ 例:イベントの選択画面

■ 選択欄
表 6:選択欄
選択画面 項目 内容
イベントの選択画面 イベントの選択 イベントを選択します。
「イベントグループの参照」ボタン イベントグループで絞り込みを行うための「イベントグループの選択」ダイアログが開きます。
対象ノードの選択画面 対象ノードの選択 対象ノードを選択します。一覧上では、「Ctrl」キーを押したまま、または「Shift」キーを押したままクリックすることで、複数選択が可能です。
「対象ノードグループの参照」ボタン 対象ノードグループで絞り込みを行うための「対象ノードグループの選択」ダイアログが開きます。
アクションコマンドの選択画面 アクションコマンドの選択 アクションコマンドを選択します。一覧上では、「Ctrl」キーを押したまま、または「Shift」キーを押したままクリックすることで、複数選択が可能です。
Note
アクションコマンドを追加する場合は、「アクションコマンド設定ユーティリティ」から追加してください。
(共通項目) すべて選択 一覧上のすべてのアイテム(イベント/対象ノード/アクションコマンド)を選択します。
すべてクリア 一覧上で選択しているアイテム(イベント/対象ノード/アクションコマンド)の選択をすべて解除します。
反転 一覧上の選択状態をすべて反転します。
■ 絞り込み欄
表 7:絞り込み欄
項目 内容
絞り込みドロップダウンリスト 一覧に表示されている情報の絞り込みを行う対象の項目を選択します。
テキスト入力欄 絞り込みを行う任意の文字列を入力します。

イベントグループの選択、対象ノードグループの選択

「イベントの選択」、「対象ノードの選択」ダイアログにて、「イベントグループの参照」または「対象ノードグループの参照」ボタンをクリックした際に、選択画面が表示されます。
■ 「イベントグループの参照」ボタンをクリックした際に表示される選択画面

表 8:選択画面
項目 内容
チェックボックス 選択するグループにチェックを入れます。
すべて選択 イベントグループまたは対象ノードグループ一覧のすべてのチェックボックスにチェックを入れます。
すべてクリア イベントグループまたは対象ノードグループ一覧のチェックボックスのチェックをすべて解除します。
反転 イベントグループまたは対象ノードグループ一覧のチェックボックスのチェックを反転します。

サーバーの設定 / デバイスレベル設定ユーティリティ

起動方法
基本操作
シリーズ名の追加
デバイスレベルごとの監視周期の設定


デバイスレベル設定ユーティリティは、ネットワークデバイスに対し、製品シリーズごとのデバイスレベルを定義するユーティリティです。
ビューアーでネットワークにデバイスを登録する際、デバイスの重要度、監視周期は、このデバイスレベルに基づいて自動設定されます。
また、ネットワークトレンドのデータ収集タスク周期、MIB変数もデバイスレベルに基づきます。
Note
ポート数が比較的多いデバイスをSNMPプラグインで管理する場合、デバイスレベル設定ユーティリティにてデバイスレベルを確認し、設定が下記と一致していない場合は設定を変更してください。なお、VCSを使用している場合は、スタック接続している装置全体でのポート数となります。
デバイスレベルの分類と監視周期の初期値の対応は以下の通りです。
表 1:デバイスレベルの分類と監視周期の初期値
デバイスレベル
(重要度)
監視周期の初期値 ネットワークトレンド
タスク周期 MIB変数
High(高) 1分 10分
  • ifOutErrors
  • ifInErrors
  • dot1dTpHCPortInFrames(またはdot1dTpPortInFrames)
  • dot1dTpHCPortOutFrames(またはdot1dTpPortOutFrames)
  • ifHCInUcastPkts(またはifInUcastPkts)
  • ifHCOutUcastPkts(またはifOutUcastPkts)
  • ifHCInBroadcastPkts(またはifInBroadcastPkts)
  • ifHCOutBroadcastPkts(またはifOutBroadcastPkts)
  • ifHCInOctets(またはifInOctets)
  • ifHCOutOctets(またはifOutOctets)
Middle(中) 10分 30分
  • ifHCInUcastPkts(またはifInUcastPkts)
  • ifHCOutUcastPkts(またはifOutUcastPkts)
  • ifHCInBroadcastPkts(またはifInBroadcastPkts)
  • ifHCOutBroadcastPkts(またはifOutBroadcastPkts)
  • ifHCInOctets(またはifInOctets)
  • ifHCOutOctets(またはifOutOctets)
Low(低) 20分 1時間
  • ifHCInOctets(またはifInOctets)
  • ifHCOutOctets(またはifOutOctets)
なし 30分 なし なし

起動方法

[AVM EXのインストールディレクトリー]\Plugins\AT-SNMP\NetManager\bin32\DeviceLevel.exeを右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。

基本操作


Note
列の見出し(「シリーズ名」「レベル」)をクリックすると、該当列を昇順・降順にソートできます。
表 2:表示項目
項目 内容
シリーズ名リスト デバイスのシリーズ名とレベルの一覧です。
追加 「シリーズ名の追加」ダイアログを表示します。
シリーズ名の追加ダイアログでは、シリーズ名リストに挙げられていないアライドテレシス製ネットワーク機器とそのデバイスレベルをリストに追加することができます。
高、中、低、なし、初期値 選択したシリーズに対して、デバイスレベルを設定します。
「初期値」を選択すると、シリーズごとのデフォルト設定に戻ります。「追加」ボタンから追加されたシリーズに対して「初期値」を選択すると、リストから削除されます(「なし」と同じ動作になります)。
■ メニュー項目
表 3:メニュー項目
項目 内容
ファイル
保存 デバイスレベルの設定内容を保存します。
終了 デバイスレベル設定ユーティリティダイアログを閉じます。
編集
すべて選択 すべてのシリーズ名を選択します。
クリア 選択範囲を解除します。
反転 選択範囲を反転します。
レベル設定 選択したシリーズに対して、デバイスレベルを設定します。
サブメニューから「高」、「中」、「低」、「なし」、「初期値」を選択できます。
「初期値」を選択すると、シリーズごとのデフォルト設定に戻ります。「追加」ボタンから追加されたシリーズに対して「初期値」を選択すると、リストから削除されます(「なし」と同じ動作になります)。
監視周期設定 デバイスレベルに応じた監視周期を設定します。
サブメニューから「デバイスレベル」を選択すると、「デバイスレベル監視周期設定」ダイアログが開きます。
ヘルプ
バージョン情報 バージョン情報等を表示します。
デバイスレベルを変更するには、次のようにします。
  1. シリーズ名リストから、デバイスレベルを変更したいシリーズ名を選択します(複数選択可)。

  2. 適用するデバイスレベルを「高」「中」「低」「なし」ボタンのいずれかをクリックするか、「編集」メニューの「レベル設定」から「高」「中」「低」「なし」のいずれかを選択します。

    デバイスレベルを変更すると、シリーズ名リストの「レベル」欄が、該当のデバイスレベルに従って「高(High)」、「中(Middle)」、「低(Low)」、「なし(None)」に変わります。

    選択しているシリーズが1つの場合は、「レベル」欄をクリックして表示されるドロップダウンリストから直接デバイスレベルを選択することもできます。

    選択しているシリーズに対する変更を元に戻したい場合は、デバイスレベル設定ユーティリティダイアログの「初期値」ボタンをクリックするか、「編集」メニューの「レベル設定」から「初期値」を選択します。
    「初期値」を選択すると、シリーズごとのデフォルト設定に戻ります。「追加」ボタンから追加されたシリーズに対して「初期値」を選択すると、リストから削除されます(「なし」と同じ動作になります)。
  3. 編集が終了したら、「ファイル」メニューの「保存」を選択して、編集を保存します。
  4. 「ファイル」メニューの「終了」を選択して、デバイスレベル設定ユーティリティを終了します。

シリーズ名の追加

デバイスレベルを設定したいアライドテレシス製ネットワーク機器がシリーズ名リストに表示されていない場合は、シリーズ名を追加することができます。
シリーズ名の追加は「シリーズ名の追加」ダイアログから行います。

  1. デバイスレベル設定ユーティリティダイアログの「追加」ボタンをクリックして、「シリーズ名の追加」ダイアログを表示します。
  2. シリーズ名のドロップダウンリストから、デバイスレベルを設定したいシリーズ名を選択します。
    シリーズ名ドロップダウンリストには、アライドテレシス製ネットワーク機器のシリーズ名が一覧表示されます。

  3. レベルドロップダウンリストにて、適用するデバイスレベルを「高(High)」、「中(Middle)」、「低(Low)」のいずれかから選択します。

  4. 「OK」ボタンをクリックすると、シリーズ名の追加ダイアログが閉じます。
    設定したシリーズ名は、シリーズ名リストの一番下に追加されます。

  5. 編集が終了したら、「ファイル」メニューの「保存」を選択して、編集を保存します。
  6. 「ファイル」メニューの「終了」を選択して、デバイスレベル設定ユーティリティを終了します。

デバイスレベルごとの監視周期の設定

デバイスレベルごとの監視周期を変更することができます。
デバイスレベルごとの監視周期の変更は、「デバイスレベル監視周期設定」から行います。
  1. デバイスレベル設定ユーティリティダイアログの「編集」メニューの「監視周期設定」から「デバイスレベル」を選択して、デバイスレベル監視周期設定ダイアログを表示します。

  2. デバイスレベル監視周期設定ダイアログには、「高」、「中」、「低」、「なし」の4つのデバイスレベルが表示されます。
    監視周期を入力フィールドと単位プルダウンメニューを使用して指定します。
    「なし」はデバイスレベル設定ユーティリティに登録のない機種に対して適用する監視周期を設定します。
    それぞれの監視周期の最大値は366日です。
    すべてのデバイスレベルの監視周期を初期値に戻す場合は、「初期値」ボタンをクリックします。
  3. 「OK」ボタンをクリックすると、デバイスレベルごとの監視周期が設定されます。
  4. 編集が終了したら、「ファイル」メニューの「保存」を選択して、編集を保存します。
  5. 「ファイル」メニューの「終了」を選択して、デバイスレベル設定ユーティリティを終了します。

サーバーの設定 / SNMPプラグインシステムのバックアップ・リストア

システムデータのバックアップ
システムデータのリストア
SNMPプラグインの登録解除
リストアの実行
SNMPプラグインの再登録


SNMPプラグインのバックアップ、リストアの手順について説明します。
システムデータには、SNMPプラグインによるSNMPノードの管理設定、アカウント設定などのデータ情報が含まれます。
バックアップされる情報は以下の通りです。
Note
SNMPプラグインのデータベースは初期化できません。必要に応じて、インストール直後の状態でバックアップを作成しておくことで、データベースを初期状態にリストアすることができます。
Note
以下の設定は環境に依存する設定のため、バックアップされる情報の中に含まれません。環境に合わせて手動にて設定をお願い致します。
Note
SNMPプラグインのバックアップには、AVM EXによるAMF/AMF Plus機器情報やライセンス情報、AWCプラグインによる無線APの管理データは含まれません。
AVM EXによるAMF機器情報の管理データ、AWCプラグインによる無線APの管理データのバックアップおよびリストアは、AVM EX、AWCプラグインにてそれぞれ独立して行う必要があります。
SNMPプラグインのバックアップ作成時には、別途、AVM EX、AWCプラグインでもバックアップの作成を行っておくことをお勧めします。
Note
バックアップはこまめに取得していただくことをお勧めします。

システムデータのバックアップ

  1. 最新の状態を保存するためには、SNMPプラグインサーバーを停止することをお勧めします。
    サーバーを停止するために、Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-SNMP - サーバー停止」をクリックしてください。
  2. Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-SNMP - バックアップ」を右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。
  3. 「バックアップユーティリティ」ダイアログが表示されます。
  4. ファイル名、コメント(任意)を入力します。
    デフォルトのファイル名は「smbackup.cab」です。
  5. 「実行」ボタンをクリックします。
    ダイアログにバックアップの実行状況が表示されます。
    Note
    SNMPプラグインで管理するデバイス数が多い場合、バックアップファイルの取得に時間が掛かります。
  6. バックアップが完了すると、バックアップ完了のダイアログが表示されるので「OK」をクリックします。

システムデータのリストア

SNMPプラグインのシステムデータをリストアする際には、AVM EXにて一旦SNMPプラグインの登録を解除した上で、SNMPプラグインのバックアップファイルをリストアし、その後再びAVM EXにSNMPプラグインを登録する必要があります。
Note
以前のバージョンで取得したバックアップファイルを本バージョンにリストアする際に、最新のMIB情報を使用する場合は、SNMPプラグインの「リストアユーティリティ」ダイアログにおいて、「MIB 情報をリストアする」のチェックを外してください。
Note
異なるプラットフォームで取得したバックアップファイルのリストアは未サポートです。

SNMPプラグインの登録解除

AVM EXのプラグイン管理画面にSNMPプラグインを登録している場合は、これを一旦解除します。
  1. メインメニューから「システム管理」を選択します。
  2. コンテンツ欄左側の一覧から「プラグイン」を選択します。
  3. プラグイン管理画面の右下に表示されたプラグイン一覧から、「SNMPプラグイン」をクリックします。
  4. プラグイン情報の右上から、「プラグインを削除」ボタンをクリックします。
  5. 「プラグインを削除」ダイアログに確認メッセージが表示されます。
    再度、「削除」ボタンをクリックします。

リストアの実行

  1. サーバーを停止するために、Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-SNMP - サーバー停止」をクリックしてください。
  2. Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-SNMP - リストア」を右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。
  3. 「リストアユーティリティ」ダイアログが表示されます。
  4. 「ファイル名」に、バックアップしておいた.cabファイルを指定して「OK」ボタンをクリックすると、確認ダイアログが表示されます。
  5. オプション項目を確認してから「実行」をクリックすると、データファイルのリストア(復元)が行われます。処理が完了すると、結果ダイアログが表示されます。
  6. サーバーを再起動するために、Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-SNMP - サーバー起動」をクリックしてください。

SNMPプラグインの再登録

  1. メインメニューから「システム管理」を選択します。
  2. コンテンツ欄左側の一覧から「プラグイン」ボタンをクリックします。
  3. プラグイン管理画面右側の、「プラグインを追加」ボタンをクリックします。
  4. サーバー URLに、SNMPプラグインに対応したURLを入力します。
    適切なURLを入力すると、接続の検証が自動的に行われます。
  5. SNMPプラグインのURLから応答があると、「プラグイン証明書フィンガープリント」欄にSHA1とSHA256の証明書フィンガープリントが表示されます。
    証明書のフィンガープリントが正しい場合は「保存」ボタンをクリックしてプラグインの登録を保存します。
  6. プラグインが正常に登録されると、プラグイン名一覧に「SNMP プラグイン」が追加されます。
    また、AVM EXのメインメニューに、SNMPプラグインメニューアイコンが追加されます。

サーバーの設定 / サーバーIPアドレス変更ツール

サーバーのIPアドレス変更


AWCプラグイン・SNMPプラグインサーバーのIPアドレス・ポート番号の変更方法について説明します。
Note
サーバーの起動、サーバーのポート番号変更、サーバーのIPアドレス変更を実行後、疎通が不可能な無線APの管理状態には前回取得された情報が表示されます。一度でも疎通が可能になったあとは正しい管理状態が反映されます。

サーバーのIPアドレス変更

SNMPプラグインサーバーのIPアドレスを変更します。
AVM EXにSNMPプラグインのみを登録している場合、次のツールの実行でSNMPプラグインのサーバーのIPアドレスが変更されます。
[AVM EXのインストールディレクトリー]\Plugins\AT-SNMP\NetManager\tools\change_server_ip_addresschange_server_ip_address.bat
また、AWCプラグイン、SNMPプラグインの両方を登録している場合、次のツールの実行で両方のサーバーのIPアドレスが一度に変更されます。
[AVM EXのインストールディレクトリー]\Plugins\AT-AWC\tools\change_server_ip_address\change_server_ip_address.bat
Note
AWCプラグインのサーバーのIPアドレスを変更する際は、AWCプラグインのサービスが実行している状態で行ってください。
AWCプラグインのサービスが停止している場合、「サーバーIPアドレス変更」ツールの実行結果が正しく反映されません。
  1. 次のいずれかのchange_server_ip_address.batを右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。
  2. 「サーバーIPアドレス変更」ツールが起動するので、変更したいIPアドレスを選択し「変更する」を実行します。
  3. 「IPアドレスを変更しますか。」と聞かれるので、「はい」を選択します。
  4. 「IPアドレスを正常に変更しました。AWCプラグインがインストールされている場合は、スタートメニューからAT-AWCサーバーを停止・起動してください。」と表示されることを確認して「OK」を選択し、ツールを閉じます。
  5. Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-AWC - サーバー停止」をクリックします。
    バッチ処理が起動し、AWCプラグイン関連プロセスが停止します。
    また、SNMPプラグインをインストールしている場合は、同様に、Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-SNMP - サーバー停止」をクリックして、SNMPプラグイン関連プロセスを停止します。
  6. サーバー停止のバッチ処理が完了したら、Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-AWC - サーバー起動」をクリックし、AWCプラグイン関連プロセスを起動します。
    また、SNMPプラグインをインストールしている場合は、同様に、Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-SNMP - サーバー起動」をクリックして、SNMPプラグイン関連プロセスを起動します。
Note
サーバーのIPアドレスを変更した際は、Windowsの再起動の有無にかかわらず、必ず上記の手順5、手順6により、プロセスを再起動してください。
Note
AVM EXのプラグイン管理にAWCプラグイン、SNMPプラグインを登録している場合、IPアドレスの変更後、プラグイン管理画面でAWCプラグイン、SNMPプラグインを登録し直す必要があります。
また、AWCプラグインサービスのポート番号を変更している場合は、「192.168.1.253:8443」のように、IPアドレスのあとに変更後のポート番号をコロン区切りで指定してください。

付録 / アイコン一覧

ツリービュー
イベントログ
状態表示アイコン


SNMPプラグインで使用するアイコンの一覧とその意味を示します。

ツリービュー

表 1:ツリービュー
アイコン 意味
ネットワーク全体
サブネット
ATKK 製スイッチ
ATKK 製 HUB
ATKK 製ルーター
ATKK 製 RMON
ATKK 製 無線アクセスポイント
その他の ATKK 製品
ATKK 以外のスイッチ
ATKK 以外の HUB
ATKK 以外のルーター
ATKK 以外の RMON
Extreme Networks 社の Summit/Alpine/Black Diamond シリーズ
Juniper Networks 社の NetScreen 製品
スタック
シャーシ
スロット
MIB-II を実装した SNMP ノード
IP ノードまたは MAC ノード(非 SNMP ノード)
ポート
IEEE 802.1Q VLAN タグ付きポート
IEEE 802.1Q VLAN タグなしポート

イベントログ

表 2:イベントログ
アイコン 意味
エラーログ:タイムアウトなどのエラーイベント
トラップログ:SNMPトラップ受信イベント
情報ログ:一般情報イベント

状態表示アイコン

表 3:状態表示アイコン
ツリービュー 意味
(ノード)使用不可
(ノード)使用可能
(ノード)トラップを受信
(ノード)使用不可、トラップを受信
表示なし (ポート)リンクダウン
(ポート)10Mbps でリンク
(ポート)100Mbps でリンク
(ポート)1Gbps でリンク
(ポート)10Gbps でリンク
(ポート)上記以外の速度でリンク
(ポート)ブロッキング状態
(ポート)自動パーティション状態