インストール / 本体のインストール




用意するもの

AWCプラグイン、SNMPプラグインを使用する場合は、必要に応じて以下を用意します。
インストーラーは、AT-Vista Manager EX基本パッケージ ライセンス証書に同梱のDVDに収載されています。
また、弊社Webページには最新バージョンのインストーラーのダウンロードページが用意されています。既にライセンス発行が済んでいる場合は、ライセンスファイルと併せて発行されているサポートIDを入力すると、インストーラーをダウンロードできます。
Note
弊社Webページに掲載されている「お試し版インストーラー」は、上記の最新版と同じ内容であり、本運用にも使用できます。本運用に移行する際は、弊社担当営業より購入した正規ライセンスが必要となります。
AVM EXと併せてAWCプラグイン、SNMPプラグインをインストールする場合は、AVM EXインストーラーと同じディレクトリーにAT-AWCインストーラー(atawcXXXw.exe、XXXはバージョン番号)、AT-SNMPインストーラー(atsnmpXXXw.exe、XXXはバージョン番号)を保管してください。
この際、同じ種類でバージョンが異なるプラグインのインストーラーを同じディレクトリーに保管しないでください。(atawc100w.exeとatawc110w.exeなど)

インストール手順

インストールを行う場合は、次の手順に従ってインストールしてください。
Note
インストールする際には、ウィルスチェックソフトを無効にしてからインストールを行ってください。これは、ウィルスチェックソフトがAT-Vista Manager EXのセットアッププログラムをウィルスと誤検出して隔離してしまうことを防ぐためです。
Note
AT-Vista Manager EXをインストールするディレクトリーおよびバックアップファイルを保管するディレクトリーには、WindowsのEFS暗号化機能を適用しないでください。
Note
AT-Vista Manager EXをインストールする際、環境によっては、「Nmap Project Network Service」のインストールを確認するダイアログが表示されます。このダイアログが表示差荒れた場合は、「インストール」を選択してください。
Note
インストールをキャンセルした場合でも、指定したディレクトリーにインストールログが出力されます。
Note
AVM EXにて他社製機器の状態監視機能を使用するには、SNMPプラグインがインストールされている必要があります。なお、マスター/コントローラーにAMF Plusライセンスが適用されている場合は、AVM EXに別売のSNMPマネージャーライセンスを適用しなくても、SNMPプラグインを使用できます。
Note
AT-Vista Manager EXをインストール後にAWCプラグイン、SNMPプラグインを追加インストールすることはできません。これらの機能を追加するためには、アップデートの際と同様、使用中のAVM EX、プラグインをアンインストールしてから、必要なプラグインを含めて再インストールする必要があります。
また、アンインストールの前にバックアップデータを取得したり、再インストール後にこれらのバックアップデータを復元したりする手順が必要となります。
これらの手順の詳細については、「アップデート」/「手順」を参考にしてください。
  1. Windowsを起動し、Administratorsグループのユーザーでログオンします。
    Note
    Administratorsグループに属していないユーザーでインストーラーを起動した場合、Administrators権限のないユーザーではインストールできないことを示すダイアログが表示され、インストールが中断されます。
  2. インストーラー本体(atvmexXXXw.exe)を実行します。XXXはバージョン番号です。
  3. 本体のインストール前に、必要なソフトウェアコンポーネントのチェックが行われます。不足している場合はインストールが中断されます。

  4. インストーラーの表示言語を選択するダイアログが表示されます。「日本語」になっているか確認し「OK」をクリックします。
    Note
    インストール後の初期設定画面はWebブラウザーの表示言語設定に従って自動的に決定されます。

  5. 開始画面のダイアログが表示されます。内容を確認し「次へ」をクリックします。

  6. 使用許諾契約のダイアログが表示されます。
    ソフトウェア使用権許諾契約書に同意いただけましたら、「使用権許諾契約の条項に同意する」にチェックを入れ、「次へ」をクリックします。

  7. インストールフォルダーのダイアログが表示されます。
    「次へ」をクリックします。
    Note
    インストール先フォルダーは変更できません。デフォルト以外のフォルダーへのインストールは未サポートです。
    Note
    インストール先フォルダーにファイルが存在する場合は事前にファイルを削除してください。

  8. インストール セットの選択ダイアログが表示されます。
    AVM EXとAWCプラグイン、SNMPプラグインのインストールを行う場合は、「次へ」をクリックします。
    一部のみ構成を変更する場合は、必要に応じてインストールするコンポーネントのみのチェックボックスにチェックを付けて「次へ」をクリックします。

  9. サーバーIPアドレスの登録ダイアログが表示されます。
    AVM EXのサーバーIPアドレスとして使用するIPアドレスを指定します。
    表示されている以外のIPアドレスを指定する場合は、ユーザー入力を選択し、IPアドレスを入力してください。
    変更しない場合は、「次へ」をクリックします。
    Note
    AVM EXを正常に起動するためにはサーバーが使用する正しいIPアドレスを指定する必要があります。また、無線AP管理機能を使用する場合は、無線APからの通信を待ち受けるIPアドレスを指定してください。インストール後にIPアドレスを変更した場合は、「AWCプラグイン リファレンスマニュアル」をご覧のうえ、IPアドレスの変更をAVM EXのシステムに反映してください。

  10. インストール前の要約ダイアログが表示されます。
    インストールフォルダー、ショートカットフォルダー、インストールする製品機能、サーバーのIPアドレスが正しいかを確認します。
    変更を行う場合は、該当の箇所まで「戻る」をクリックし変更を行ってください。
    変更しない場合は、「インストール」をクリックします。

  11. インストール中のダイアログが表示され、インストールが開始されます。

  12. サーバーにNpcap 1.50以降がインストールされていない場合は、Npcap 1.50 Setupダイアログの「License Agreement」画面が表示されます。
    Npcap 1.50以降がインストールされている場合は、手順18に進んでください。

  13. 「License Agreement」画面のライセンス条項を読み、同意する場合は「I Agree」ボタンをクリックします。
    Note
    ライセンスに同意しない場合、AT-Vista Manager EXをお使いいただくことはできません。
    「Installation Options」画面が表示されます。
  14. インストールオプションを選択します。
    デフォルトでは、一番下の「Install Npcap in WinPcap API-compatible Mode」のみがチェックありの状態です。
    デフォルトのオプションのまま、「Install」ボタンをクリックします。


    「Installing」画面が表示され、Npcapのインストールが開始されます。

  15. Npcapのインストールが完了すると、「Installation Complete」画面が表示されます。

  16. 「Next >」ボタンをクリックします。
    「Finished」画面が表示されます。

  17. 「Finish」ボタンをクリックして、Npcap 1.50 Setupダイアログを閉じます。
    AT-Vista Manager EXのコンポーネントのインストールが継続されます。
  18. インストール完了ダイアログが表示されるとインストール完了です。
    「完了」をクリックしダイアログを閉じます。