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設定メニューを選択すると、システム設定パネルが表示されます。システム設定パネルでは、SNMPプラグインサーバーの設定を行います。
Web管理画面からは、「探索設定」「SNMPv3トラップ受信設定」が設定可能です。
その他の詳細な設定は、「サーバーの設定」/「SNMPプラグインのシステム設定」に記載の「SNMPプラグイン設定ユーティリティ」にて行います。

探索設定

「探索設定」画面では、サブネットの自動探索機能に関する各種設定を行います。

表 1:探索設定
項目 内容
PING 条件
  • ダイレクトブロードキャストアドレスを使用
    探索開始時にダイレクトブロードキャストアドレス宛てにPingパケット(ICMP echo request)を送信します。「個別のアドレスをシーケンシャルに使用」した場合よりも通信量が少なく処理も高速です。ただし、ダイレクトブロードキャストアドレス宛てのパケットはルーターを通過できないことがあります。その場合は「シーケンシャル」を使ってください。詳しくは「サーバーの設定 / SNMPプラグインのシステム設定」の「ダイレクトブロードキャストアドレス」をご覧ください。

  • 個別のアドレスをシーケンシャルに使用
    探索開始時に、指定されたサブネット内のIPアドレス1つ1つに対してPingパケットを送信します。「ダイレクトブロードキャストアドレスを使用」する場合よりも通信量が多く、処理も遅くなりますが、ノード検出の確実性が増します。(デフォルト)
    Note
    サブネットの作成の際、マスク値が22ビットマスクよりも小さい値を設定した場合は「ダイレクトブロードキャストアドレスを使用」または「PING の代わりにシードファイルを使用」を選択してください。

  • PING の代わりにシードファイルを使用
    「シードファイル」に記載されているIPアドレスから探索を実行します。

  • 除外設定を適用
    「除外設定ファイル」に基づきデバイスを対象に包含または除外して、探索を実行します。詳細は「サーバーの設定 / SNMPプラグインのシステム設定」の「除外設定ファイル」をご覧ください。
    • 編集
      除外設定ファイルの編集画面を表示します。
    • アップロード
      ローカルで作成した除外設定ファイルをアップロードします。
探索時のリトライ
  • Pingリトライ回数
    PingまたはSNMPで情報を取得する際の通信失敗時の再試行回数を指定します。デフォルトは2回です。

  • Pingタイムアウト値
    PingまたはSNMPで情報を取得する際に、通信失敗と見なすまでの待機時間を指定します。デフォルトは1秒です。

  • SNMPに同じ値を使用する
    SNMPで情報を取得する際もPingによる探索と同じリトライ間隔、タイムアウト値を使用する場合はチェックをつけます。デフォルトはチェックありです。
    • SNMPリトライ回数
      SNMPで情報を取得する際の通信失敗時の再試行回数を指定します。デフォルトは2回です。
    • SNMPタイムアウト値
      SNMPで情報を取得する際に、通信失敗と見なすまでの待機時間を指定します。デフォルトは1秒です。
適用 探索設定の変更内容を適用します。

SNMPv3トラップ受信設定

「SNMPv3トラップ受信設定」画面では、SNMPプラグインが受信するSNMPv3トラップのパラメーターを定義します。

表 2:SNMPv3トラップ受信設定
項目 内容
パラメーターの一覧 SNMPv3トラップを受信するのに使用するSNMPパラメーターの一覧が表示されます。
追加 パラメーターの追加、編集を行います。
「SNMPパラメーター」にて作成したSNMPパラメーターがドロップダウンリストに表示されます。いずれかを選択すると、「パラメーターの一覧」に追加されます。
削除 「パラメーターの一覧」で選択されたパラメーターを受信対象から除外します。
SNMPパラメーターの定義自体は残ります。
Note
設定を有効にするためには、SNMPプラグインサーバーを再起動する必要があります。