[index] SNMPプラグイン(Windows版) リファレンスマニュアル 2.13.0
SNMPプラグインでは、監視対象をサブネット単位で指定します。
サブネットを作成すると、サブネット配下のネットワークに対してデバイスの自動探索を行います。
また、デバイスは手動で追加することも可能です。
Note監視デバイスを登録した際にSNMPプラグインとの通信に失敗していた場合は、トレンドグラフの更新が行われません。監視デバイスを登録する際は、正常に通信できることを確認したうえで機器を削除・追加してください。
Note本製品では、デバイスのMACアドレスを標準MIBのdot1dBaseBridgeAddressから取得し、取得ができない場合は自動探索時に検出済みのほかの機器のARPテーブルから取得します。
このためdot1dBaseBridgeAddressをサポートしていない機器でMACアドレスを登録させる場合は、該当機器のIPアドレスを他の機器より大きな値にするか、「SNMP プラグイン設定ユーティリティ」の「PING 条件」を「PING の代わりにシードファイルを使用」に設定し、シードファイルにて該当機器を他の機器より後に記述して、該当機器が後から検出されるようにしてください。
Noteデバイスの名前が空白の場合、ネットワークツリー画面右側の詳細表示が正しく表示されません。「SNMPプラグイン設定ユーティリティ」の「デバイス表示設定」画面にて、「可能であれば、デバイスの表示名に sysName を使用する」チェックボックスにチェックを入れずに使用してください。
Note本機能を使用する場合、サーバーPC上でDNSサーバーの設定を行ってください。設定したDNSサーバーにアクセスできない場合は、SNMPプラグインの自動探索に1時間以上かかる、MIBの取得ができない、などの事象が発生することがあります。DNSサーバーアドレスを設定した場合は、疎通可能な状態であることをご確認ください。
Noteサブネットの名前は変更できません。変更する場合は、一旦サブネットおよび配下のノードを削除し、新規に作成し直す必要があります。
Noteホスト扱いのサブネット(255.255.255.255または/32)の登録は未サポートです。
Noteデバイスに複数のSNMPパラメーターを設定している場合、設定の数だけトラップが重複して表示されます。デバイスの設定は1つにすることを推奨します。
Noteサブネットの自動探索にかかる時間は、サブネットのネットワーク範囲によって異なります。