AVM EX編 / 各種操作 / AMFネットワークの管理 / VLANの設定
ここでは、各AMFノードに設定されたVLANをグラフィカルに表示する、VLANマップについて説明します。
VLANの表示
- メインメニューから「ネットワークマップ」を選択して、「ネットワークマップ」画面を表示します。
- コンテンツ欄上部のモードメニューから「VLAN」を選択し、「VLANマップ」画面を表示します。
AMFネットワークのトポロジーマップの左側のサイドパネルにVLANリストが表示されます。

- VLAN IDに所属するAMFノード、リンクを見る
VLANリストから、所属するAMFノードやAMFリンクを確認したいVLAN ID・VLAN名の右側のチェックボタンをクリックしてチェックを入れます。
トポロジーマップにて、該当のVLAN IDの設定があるAMFノードのノードアイコン、および、ノードの接続線が、VLANごとに色付きで強調表示されます。
- VLAN IDを選択すると、VLANリストにてマウスポインターを置いたVLAN IDに所属しているAMFノードのノードアイコンを色付きで強調表示します。
- ノード間のAMFリンクが選択したVLANに所属している場合、ノード間の接続線を色付きで強調表示します。
ノードアイコンのみが色付きで強調表示され、接続するAMFリンクがすべて薄いグレーで表示されるAMFノードは、以下の状態のいずれかを示します。
- 該当のVLANが、異なるAMFエリアと接続しているポートや非AMFノードと接続しているポートにのみ設定されている
- 該当のVLAN IDの設定のみがコンフィグに存在するが、いずれのポートも該当のVLANに所属していない
- AMFノードに設定されたVLAN IDを確認する
VLANマップにてノードアイコンをクリックすると、AMFノードに設定されたVLAN IDがサイドパネルに表示されます。

VLANの作成
- メインメニューから「ネットワークマップ」を選択して、「ネットワークマップ」画面を表示します。
- コンテンツ欄上部のモードメニューから「VLAN」を選択し、「ネットワークマップ」画面の「VLAN」モードを表示します。
- 対象のAMFノードを選択して、「VLANを作成」画面を表示します。
- 対象のAMFノードのノードアイコンをクリックし、AMFノードに現在設定されているVLANをサイドパネルに表示します。
複数のAMFノードを選択する場合は、Shiftキーを押したまま次のAMFノードをクリックします。
- サイドパネル右上の「VLANを作成」ボタンをクリックし、「VLANを作成」画面を開きます。

- 「VLAN ID」欄に、設定するVLAN IDを入力します。
AMFネットワーク内で既に登録されているVLAN IDは指定できません。
- 「VLAN名」欄に、設定するVLAN名を入力します。
作成するVLANの名前を32文字以内の半角英数字または記号(! # $ % & ' ( ) * + , - . / : ; < = > @ [ \ ] ^ _ ` { | } ~)で入力します。VLAN名は大文字・小文字を区別します。既に登録済みのVLANにVLAN名が存在しない場合は、自動的に「VLANXXXX」(XXXXは4桁のVLAN ID)となります。
AMF機器では、大文字・小文字が異なるだけのVLAN名を重複して設定することはできません(例:Japanとjapanなど)。登録済みのVLANと大文字・小文字が異なるだけのVLAN名は使用しないでください。
- VLANマップ上でのVLANの表示色を選択します。
「色」欄に表示されたスウォッチ、または、右端の色選択ツールで任意の色を選択することができます。
VLANの作成後は、表示色は変更できません。後で表示色を変更したい場合は、VLANをいったん削除し、作成しなおす必要があります。
- 手順3で選択したAMFノードの前面図から、該当のVLANに所属させるポートを選択します。
ポートをクリックすると、タグなしポート、タグ付きポート、非所属の順で切り替えることができます。
また、ポートにマウスポインターを置くと、ポートが所属するVLANがポップアップ表示されます。
- VLAN ID、VLAN名、色、所属ポートの設定が完了したら、画面下部の「保存」ボタンをクリックします。
AMFノードに設定が反映され、VLANマップが表示されます。
手順3にて複数のAMFノードを選択した際、設定適用時に通信できないAMFノードが存在すると、該当のAMFノードにポートが割り当てられていないVLANが作成されたように表示されます。実際には、該当のAMFノードにはVLANは作成されません。VLAN表示は、次のポーリングの際に消去されます。
VLANの編集
既に該当のVLAN IDの設定を持つAMFノードについて、所属するポートを変更します。
いずれかのAMFノードに設定済みのVLAN IDをほかのAMFノードにも設定する場合は、「VLANの作成」を行います。なお、その際、VLAN名は既存のものと同じ文字列を設定してください。
- メインメニューから「ネットワークマップ」を選択して、「ネットワークマップ」画面を表示します。
- コンテンツ欄上部のモードメニューから「VLAN」を選択し、「ネットワークマップ」画面の「VLAN」モードを表示します。
- VLANリストから、所属ポートの変更を行うVLANのチェックボタンをクリックして、色付き表示します。
該当のVLAN名の右側に、「VLANを削除」ボタン(ゴミ箱アイコン)と、「VLANを編集」ボタン(鉛筆アイコン)が表示されます。
複数のVLANを同時に編集することはできません。
- 「VLANを編集」ボタンをクリックします。
「VLANを編集」画面が表示されます。

- 対象のAMFノードの前面図から、該当のVLANに所属させるポートを選択します。
ポートをクリックすると、タグなしポート、タグ付きポート、非所属の順で切り替えることができます。
また、ポートにマウスポインターを置くと、ポートが所属するVLANがポップアップ表示されます。
- 所属ポートの設定が完了したら、画面下部の「保存」ボタンをクリックします。
AMFノードに設定が反映され、VLANマップが表示されます。
VLANの削除
- メインメニューから「ネットワークマップ」を選択して、「ネットワークマップ」画面を表示します。
- コンテンツ欄上部のモードメニューから「VLAN」を選択し、「ネットワークマップ」画面の「VLAN」モードを表示します。
- VLANリストから、削除するVLANのチェックボタンをクリックして、色付き表示します。
該当のVLAN名の右側に、「VLANを削除」ボタン(ゴミ箱アイコン)と、「VLANを編集」ボタン(鉛筆アイコン)が表示されます。
複数のVLANを同時に削除することはできません。
- 「VLANを削除」ボタンをクリックします。
確認ダイアログが表示されます。
VLANの削除を行うと、該当のVLAN IDが設定されたすべてのAMFノードから削除されます。特定のAMFノードからのみVLAN IDを削除したい場合は、CLIから行ってください。
- 確認ダイアログにて、「Delete」ボタンをクリックします。
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