画面リファレンス / ネットワークツリー / デバイスのツリー表示


ツリービュー
状態表示アイコン
ノード属性
ネットワーク属性
サブネット属性
デバイス属性
ポート属性
スタック属性
シャーシ属性
スロット属性


SNMPプラグインの管理下にあるネットワークの構成要素を階層化して表示します。


ツリービュー

SNMPプラグインでは、ネットワークの構成要素を下記のように分類して管理します。これらの要素を総称してノードと呼びます。SNMPプラグインでは、個々のデバイスだけでなく、サブネットやポート単位での情報の監視が行えます。データの表示などのすべての操作は、このノード単位で行います。
Note
AMFにおけるAMFノードとは異なりますのでご注意ください。

表 1:ツリービュー
項目名
説明
歯車アイコン

歯車アイコンをクリックすると、ツリービュー上で選択中のネットワークまたはサブネットに対する設定用のサブメニューが表示されます。
サブメニューから行える操作は以下の通りです。
  • ネットワーク:
    サブネットの作成

  • サブネット:
    デバイスの作成
ネットワークツリー SNMPプラグインに登録されたノードを階層化して表示します。
ノード
ネットワークのそれぞれの構成要素を示します。
各ノードは1つまたは2つのアイコンとノード名で示されます。
  • 状態表示アイコン:
    ノードの状態を表します。
    状態表示アイコンは、ノードの行の左端に表示される小さめのアイコンです。

  • ノードアイコン:
    ノードの種別を表します。
    ノードアイコンは、状態表示アイコンとノード名の間に表示されるアイコンです。

  • 名前:
    ノードの管理上の名前です。


状態表示アイコン

状態表示アイコンの意味は、ノードの種別によって少しずつ異なります。

表 2:状態表示アイコン
種類
説明
使用不可アイコン
ノードが使用できない、または使用できないノードを含んでいることを示します。次にノード種別ごとに意味を示します。
  • ネットワーク全体
    配下に無応答のデバイスがある

  • サブネット
    配下に無応答のデバイスがある

  • デバイス
    デバイスが無応答

  • ポート
    ポートが無効化(シャットダウン)されている
使用可能アイコン ノードが使用できる状態にあることを示します。
トラップアイコン
SNMPプラグインがトラップを受信したことを示します。
Note
トラップアイコンをクリアするには、「デバイスの詳細」画面、または「その他のノード」の各種ノードの詳細画面のノード属性から歯車アイコンをクリックして、「通知フラグクリア」を選択します。トラップアイコンは、明示的に操作しない限り消えませんので、トラップの受信を確認したら、前述の手順に従って通信速度アイコンなどの表示に戻すことをお勧めします。
使用不可、トラップアイコン SNMPプラグインがトラップを受信しているが、ノードは使用できない状態にあることを示します。
通信速度アイコン
ポートにのみ表示されるアイコンです。ポートの通信速度を示します。
付録」/「アイコン一覧」の「状態表示アイコン」を併せてご覧ください。


  • 通信速度が 10Mbps であることを示す


  • 通信速度が 100Mbps であることを示す


  • 通信速度が 1Gbps であることを示す


  • 通信速度が 10Gbps であることを示す
Note
通信速度アイコンは、ポートがイネーブル状態のときのみ表示されます。
Note
通信速度アイコンは、リピーター・HUBのポートには表示されません。
ブロッキングアイコン ポートにのみ表示されるアイコンです。スパニングツリーでブロッキング状態にあることを示します。
パーティションアイコン ポートにのみ表示されるアイコンです。自動パーティション状態であることを示します。


ノード属性

ノード属性には、ツリービュー上で選択されているノードの基本的な情報が表示されます。
各種ノード属性の名前をクリックすると、デバイスの場合は「デバイスの詳細」画面など、種別に応じたノードの詳細画面が表示されます。
デバイス以外のノードの詳細画面については、「その他のノード」をご覧ください。


ネットワーク属性

ツリービュー上でネットワークを選択すると、ネットワークの属性情報が「デバイスのツリー表示」の「ノード属性」に表示されます。

表 3:ネットワーク属性
項目
内容
名前 「ネットワーク」
監視サブネット数 ネットワークに属するサブネット数
検出デバイス数 ネットワークに属するデバイス数
監視デバイス数
検出デバイスの中で、監視対象となっているデバイスの数
Note
SNMPプラグインの監視デバイス数の上限は2,000です。
状態 ネットワークの状態


サブネット属性

ツリービュー上でサブネットの名前を選択すると、サブネットの属性情報が「デバイスのツリー表示」の「ノード属性」に表示されます。

表 4:サブネット属性
項目
内容
名前 「サブネットの作成」で指定したユーザー定義のサブネット名
ネットワークアドレス IPv4アドレスとプレフィックス長(xxx.xxx.xxx.xxx/xx形式)
検出デバイス数 サブネットに属するデバイス数
監視デバイス数 検出デバイスの中で、監視対象となっているデバイスの数
状態 サブネットの状態


デバイス属性

ツリービュー上でデバイスのアイコンを選択すると、デバイスの属性情報が「デバイスのツリー表示」の「ノード属性」に表示されます。

表 5:デバイス属性
項目
内容
名前 修正可能なデバイスの名前。自動探索で検出された場合は、ホスト名、IPアドレス、MACアドレスのいずれかとなります。
ホスト名 デバイスのホスト名
コメント デバイスのプロパティでユーザーが入力したコメント
ネットワークアドレス IPv4アドレスとプレフィックス長(xxx.xxx.xxx.xxx/xx形式)
MACアドレス デバイスのMACアドレス
トラップアドレス トラップ監視するIPv4アドレス(上記のIPv4アドレスを除く)
2つ以上の場合は、改行されて表示します。
ベンダー名 デバイスの提供ベンダー名
機種名 デバイスの機種情報(SysObjectID)
監視周期 デバイスの監視周期
SNMPパラメーター名(取得用) SNMPでデバイスから情報を取得するときに使うGetパラメーター名。
SNMPパラメーター名(設定用) SNMPでデバイスに情報を書き込むときに使うSetパラメーター名。
状態 SNMPプラグインから送信したPingに対するデバイスの応答状態


ポート属性

ツリービュー上でポートの名前を選択すると、ポートの属性情報が「デバイスのツリー表示」の「ノード属性」に表示されます。

表 6:ポート属性
項目
内容
名前 修正可能なポートの名前
コメント 設定されているコメント情報
ポート番号 ポートの番号を表示します。
ネットワークアドレス IPv4アドレスとプレフィックス長(xxx.xxx.xxx.xxx/xx形式)
MACアドレス ポートまたはデバイスのMACアドレス
通信速度 ポートの通信速度(単位はbps)
種別 ポート種別
状態 ポートの状態


スタック属性

ツリービュー上でスタックの名前を選択すると、スタックの属性情報が「デバイスのツリー表示」の「ノード属性」に表示されます。

表 7:スタック属性
項目
内容
名前 修正可能なスタックの名前
コメント 設定されているコメント情報
スタック番号 スタックの番号
機種名 スタックの機種情報


シャーシ属性

ツリービュー上でシャーシの名前を選択すると、シャーシの属性情報が「デバイスのツリー表示」の「ノード属性」に表示されます。

表 8:シャーシ属性
項目
内容
名前 修正可能なシャーシの名前
コメント 設定されているコメント情報
シャーシ番号 シャーシの番号
機種名 シャーシの機種情報


スロット属性

ツリービュー上でスロットの名前を選択すると、スロットの属性情報が「デバイスのツリー表示」の「ノード属性」に表示されます。

表 9:スロット属性
項目
内容
名前 修正可能なスロットの名前。自動探索で検出された場合は、「slot1」のように「slot<スロット番号>」の形式になります。一部機種は異なる形式の名前で表示される場合があります
コメント 設定されているコメント情報
スロット番号 スロットの番号
機種名 スロットの機種情報




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