ソフトウェアバージョン 3.6.0より、サーバー環境および閲覧環境の要求仕様が以下のように改訂されました。
なお、条件として記載している各デバイスの管理可能数は目安であり、動作を保証するものではありません。利用機能やネットワーク環境によって差異が生じる場合があります。
AMFデバイス:3,000ノード以下 | AMFデバイス:1,500ノード以下 | AMFデバイス:3,000ノード以下 | AMFデバイス:1,500ノード以下 | AMFデバイス:3,000ノード以下 | AMFデバイス:3,000ノード以下 | |
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無線AP:600台以下 | 無線AP:600台以下 | 無線AP:600台以下 | 無線AP:600台以下 | 無線AP:601~3,000台 ※1 | 無線AP:601~3,000台 ※1 | |
無線クライアント:最大3,000台 ※2 | 無線クライアント:最大3,000台 ※2 | 無線クライアント:最大3,000台 ※2 | 無線クライアント:最大3,000台 ※2 | 無線クライアント:最大18,000台 ※3 | 無線クライアント:最大18,000台 ※3 | |
SNMPプラグイン未使用時 | SNMPエージェント500台以下 ※4 | SNMPプラグイン未使用時 | SNMPエージェント500台以下 ※4 | SNMPプラグイン未使用時 | SNMPエージェント2000台以下 ※5 | |
CPU | Intel Xeon Silverプロセッサー 1.8 GHz以上 ※6 4仮想CPU以上 | Intel Core i5プロセッサー 4コア 2.5 GHz以上 ※6 | Intel Xeon Goldプロセッサー 12コア 2.6 GHz以上 ※6 | |||
メモリー(RAM)容量 | 8GB以上 | 16GB以上 | 8GB以上 | 16GB以上 | 16GB以上 | 32GB以上 |
ストレージ(HDD/SSD)容量 | 200GB以上 | 300GB以上 | 200GB以上 | 300GB以上 | 600GB以上 | 1.5TB以上 |
IOPS(Input/Output Per Second) | 2,000以上 ※7 | 2,000以上 ※7 | 210以上 ※7 | 210以上 ※7 | 2,000以上 ※7 | 2,000以上 ※7 |
ネットワークインターフェース | GbE × 1 | |||||
対応OS |
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動作検証済み仮想化環境 |
本内容は、動作を保証するものではありません。また、記載以外の仮想化環境をご利用の場合は、本製品のシステム要件を満たした環境下で事前に充分な検証を行ってください。
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※1 本環境下では、AWCプラグインの無線クライアント更新間隔を10分にしてご使用ください。
※2 クライアント位置推定機能使用時の、本バージョンにおける無線クライアントの管理可能数は、1,500台までとなります。
※3 クライアント位置推定機能使用時の、本バージョンにおける無線クライアントの管理可能数は、3,000台までとなります。
※4 上記の構成でAVM EX+SNMPプラグインのみ使用時(AWCプラグイン未使用時)の、本バージョンにおけるSNMPエージェントの管理可能数は、500台までとなります。
※5 上記の構成でAVM EX+SNMPプラグインのみ使用時(AWCプラグイン未使用時)の、本バージョンにおけるSNMPエージェントの管理可能数は、2,000台までとなります。
※6 記載のCPUクロック数はベース動作周波数であり、ターボ・ブースト利用時の最大周波数ではありませんのでご注意ください。
※7 履歴機能、または、クライアント位置推定機能(エリア認証を含む)を使用する場合は、監視対象機器の規模にかかわらずIOPS 20,000以上のストレージ(SSDなど)をお使いください。
対応OS |
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Webブラウザー |
Internet Explorer 11 または 上記対応OSで動作可能なGoogle Chrome
Note リリース済みの最新のバージョンのみサポートします。
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CPU |
Intel Core i3プロセッサー1.7 GHz以上※
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メモリー(RAM)容量 |
3GB以上(1GB以上の空きが必要)
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ディスプレイ |
1,280×768以上必須
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※ 記載のCPUクロック数はベース動作周波数であり、ターボ・ブースト利用時の最大周波数ではありませんのでご注意ください。
ソフトウェアバージョン3.6.0は、管理下のAMFネットワークにVCS(バーチャルシャーシスタック)対応機器がある環境では、それらの機器上でVCS機能を有効に設定している場合のみ使用できます。該当の機器をVCS設定無効で使用している場合、運用中に機器の再起動が発生することがありますのでご注意ください。
SwitchBlade x8100、SwitchBlade x908 GEN2、CentreCOM x950シリーズは、デフォルトでVCS機能が無効に設定されていますので、VCS機能を有効化することで、本製品の管理下でも使用できます(SwitchBlade x8100では、別途、VCSに対応するライセンスが必要となります)。
その他のVCS対応機器は、デフォルトでVCS機能が有効に設定されています。VCS機能を無効に変更している場合は、VCS設定を有効に設定しなおすことで、本製品の管理下でも使用できます。
これらにおいて、機器の冗長化を必要としないネットワークでは、実際にバックアップメンバーを接続することは、必須ではありません。使用していないスイッチポートをスタックポートに指定した状態(マスターのみが孤立した状態)でも、機器の再起動は回避できます。
VCS構成で運用している場合は、設定を変更する必要はありません。
なお、VCS機能に関連する設定変更の適用には、機器の再起動が必要となります。
AT-Vista Manager EX基本ライセンス(AT-VST-BASE)が有効の状態で、無線LANコントローラーライセンス(AT-VST-WL)またはSNMPマネージャーライセンス(AT-VST-SNMP)が失効した場合、ネットワークマップでは各プラグインに由来するノードの状態が更新されず、ライセンス失効前の状態が維持されます。
プラグインライセンスが失効した際は、システム管理のプラグイン登録から解除してください。
プラグインをプラグイン登録から解除すると、ネットワークマップ上の各プラグインに由来するノードの表示が削除されます。
無線1は周囲の電波状況により、無線クライアントの接続ができなくなることがあります。
弊社検証環境において、無線1の有効VAP数と本製品から見える周囲のAP数を変化させて挙動の発生を確認した検証結果は以下となります。
※AP数とはBSSIDの数を示しています。例えば1台の無線APが5つのVAPを有効にしていた場合、AP数は5個となります。
※弊社検証環境での検証結果となります。実際の環境では、この条件に満たなくても本挙動になる場合があります。
※周囲の電波状況にて、低レートのパケットにより無線空間が圧迫された環境だと本挙動になりやすくなります。
無線が混雑している環境において無線1に接続できなくなった場合は下記の対処法をお試しください。
一部のファームウェアを使用した無線APをAWCプラグインで管理するにあたり、特定の文字を含んだパスワードを設定できません。
上記の文字を含むパスワードを設定してしまった場合は、AWCプラグインから、上記の文字を除く、設定可能な文字列でパスワードを再設定してください。
デバイス詳細画面に、アプリケーション定義タブを追加しました。
AlliedWare PlusルーターでAIOまたはSD-WANの各種機能を使用するにあたってDPI機能を有効に設定した場合、以前からファイアウォール、NAT、ポリシーベースルーティング、トラフィック制御の設定がコンフィグに含まれていると、DPIアプリケーションと重複する一部アプリケーションがこれらの機能で正しく処理されなくなる場合があります。
このような場合は、アプリケーション定義タブにて、事前定義済みアプリケーションをカスタムアプリケーションとして再定義して、処理順位を昇格することで、以前の動作を維持するよう設定できます。
フロアマップ詳細の無線ステータス表示などにおける無線強度のヒートマップ表示をより滑らかに表示するようになります。
ソフトウェアバージョン 3.5.1以前ではフロアマップのグリッド1マスごとに無線強度を表していましたが、使用するWebブラウザーによって、Internet Explorerでは1マス当たり4ブロック、Google Chromeでは16ブロックに分割して、無線強度をヒートマップ表示します。
また、無線強度を表す色彩は10段階から64段階に変更されました。
また、これに伴い、フロアマップ上に電波を遮蔽する壁を描画できるようになりました。壁の材質や暑さに応じて、無線強度の減衰や遮蔽を再現してヒートマップに反映します。
以前のバージョンでは、仮想コンソールセッションの終了時に再接続用の「Connect」ボタンが表示されていましたが、本バージョンから同ボタンは表示されず、「Session closed.」と表示されるようになりました。再接続するには「CLI接続」メニューを選択してください。
ソフトウェアバージョン3.6.0より、イベントログの翻訳機能が改善されました。
イベントログの表示言語はシステム管理画面にて日本語、英語から選択できます。イベントログの表示言語を切り替えると、システムに保存されたイベントログが選択された言語に逐次置き換えられます。
これに伴い、ソフトウェアバージョン3.5.1以前で取得したバックアップファイルをソフトウェアバージョン3.6.0以降のAVM EXにリストアした際、イベントログのマイグレーションが実施されます。イベントログの件数が多い場合にはリストアに時間がかかることがあります(イベントログ数百万件の場合20分程度)。
ソフトウェアバージョン3.5.1までは、AVM EXのアカウント設定上、一般ユーザーが、アクセス権限を与えられたデバイスを介したCLI接続を使用して、自身がアクセス権限を与えられていないAMFデバイスやエリアに対してもコマンドを実行可能でした。
ソフトウェアバージョン3.6.0にて、AMFマスターのAlliedWare Plusファームウェアバージョンによって、AVM EXからCLI接続を行った際、下記のコマンドは実行できないように仕様が変更されました。
管理上、複数のデバイスにCLIから設定を行いたい場合は、ネットワークマップ上から該当ノードを複数選択した状態でCLI接続し、コマンドを実行してください。
エリアを選択したい場合は、ネットワークマップ上から該当エリアのマスターノードにSSH接続してください。
AWCプラグイン/無線設定/AP共通設定において、AP共通設定の作成時に指定するカントリーコードと設定タイプが以下の組み合わせの場合、無線通信で使用するチャンネルが変更されました。
ソフトウェアバージョン 3.5.1 から 3.6.0 へのバージョンアップにおいて、以下の項目が修正されました。
デバイスのリカバリーを完了しました。自動リカバリーでは、デバイスを再起動します。手動リカバリーを実行した場合は、手動でデバイスを再起動してください。
資産管理画面から事前設定を行ったAMFメンバーを管理した際、イベントログに以下のメッセージが継続して記録され続けることがありましたが、これを修正しました。
Error during polling - CastError : Cast to date failed for value "Invalid Date" at path "lastBackup"
次のフォルダーに拡張子「.heapsnapshot」のファイルが出力されている状態でシステム管理画面からテクニカルサポート情報を取得すると、以後、テクニカルサポート情報の取得ができなくなることがありましたが、これを修正しました。
C:\Windows\system32\config\systemprofile\.vista-dump\
ソフトウェアバージョン 3.6.0 には、以下の制限事項があります。
20XX-XX-XXTXX:XX:XX+XX:00 user.err s1-core atmffsd: ATMF backup API (/atmf/backups/enabled/areas) not available 20XX-XX-XXTXX:XX:XX+XX:00 local0.notice s1-core appweb: API: __websvrusr@s1-core.atmf POST /api/atmf/backups returned:200
AMFゲストデバイスとして登録された無線APがSNMPプラグインの監視デバイスとして登録されている場合、トポロジーマップ画面において、マップの更新のタイミングによって、無線APの表示名がAMFゲストデバイスの登録名になるときと、SNMPプラグインの登録名になるときがあります。
AVM EXとAMFコントローラー/マスターとの通信が途切れた際、ネットワークマップ画面上の詳細表示での状態がOffline(灰色)になりません。マップ画面上のアイコンなどはオフライン状態となります。
トポロジーマップ画面でトポロジー更新ボタンをクリックした際、画面右下に表示される更新開始メッセージが、更新完了時に表示されます。
トポロジー更新ボタンをクリック後、アイコンの回転が止まったタイミングで、画面右下に「トポロジーを更新しています」というメッセージが表示されますが、更新自体はボタンをクリックしたタイミングで開始され、このメッセージが表示されるタイミングには完了しています。
ネットワークマップ画面に背景画像をアップロードした際、画像が左上基準に配置されないことがあります。その場合は、画像をアップロード後、配置された背景画像に合わせてデバイスを配置してください。
また、背景画像の削除を行った際、マップに反映されず、背景画像が消えないことがありますが、その場合はWebブラウザーの画面を再読み込みしてください。
ap port portx.x.x type {modelName} network {networkName} area {areaName} parent {parentNodeName} MAC xxxx.xxxx.xxxx IP xxx.xxx.xxx.xxx has joined. xx members in total, xx guests.
サービスモニタリング画面にて、サービスの「今すぐ確認」を実行後、モニターが完了していない状態で画面遷移を行った場合、再度、モニター完了後のサービスモニタリング画面を開くまで、実行結果のアラームバッジがネットワークマップに表示されません。サービスモニタリング画面にて「今すぐ確認」を実行した際は、モニターが完了してから画面遷移を行うか、再度サービスモニタリング画面を開いてモニターが完了していることを確認してネットワークマップにアラームバッジを表示させてください。
ユーザーアカウントの登録および削除については、次の点にご注意ください。
ユーザーIDは変更できません。
ユーザーIDを変更したい場合は、別途ユーザーアカウントを作成し直してください。
ユーザーアカウントを削除した場合、削除時点で登録されていたメールアドレスは再登録できません。
上記に伴い、ユーザーIDを変更するためにユーザーアカウントを作成し直す場合は、次の手順で行ってください。
侵入検知/防御レポートにおいて、管理下APがある隣接無線APを「SSID偽装」と判定した場合、その管理下APとは異なるSSIDが設定されている別の管理下APが同一の近隣APを検出すると、本来は不正判定理由を「管理外」と表示するべきですが、「SSID偽装」と表示してしまいます。
AVM EXをインストールする際、環境によっては、「Nmap Project Network Service」のインストールを確認するダイアログが表示されます。このダイアログが表示された場合は、「インストール」を選択してください。
AT-Vista Manager EXをデフォルト以外のディレクトリーにインストールした場合、以下の現象が発生するため、 AT-Vista Manager EXをインストールする際は、デフォルトのディレクトリーをご使用ください。
各種ドキュメントの補足事項および誤記訂正です。
出力方法 | 絞り込み件数 | 所要時間 |
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クリップボードにコピー | 20,000件 | 5~10分 |
CSVファイルにエクスポート | 40,000件 | 10~20分 |
Excelファイルにエクスポート | 10,000件 | 5~10分 |
印刷 | 20,000件 | 5~10分 |
本バージョンの内容を掲載した「AT-Vista Manager EX インストールガイド (613-002904 Rev.G)」「AT-Vista Manager EX ベースリファレンスマニュアル (613-002905 Rev.G)」「AWCプラグイン リファレンスマニュアル (613-002906 Rev.G)」「SNMPプラグイン リファレンスマニュアル (613-002907 Rev.G)」は、弊社ホームページに掲載されています。