初期設定 / プラグインの登録
AVM EXのプラグイン管理画面にてAWCプラグイン、SNMPプラグインを登録することで、AVM EXのメインメニューからプラグインの機能を使用できるようになります。
プラグインの登録は、インストール時に登録したサーバーIPアドレスのネットワークインターフェースがリンクアップしていることを確認したうえで実施してください。
プラグインの登録
- Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-Vista Manager EX - ビューアー起動」を選択します。
- 管理者アカウントのユーザー名、パスワードを入力して「ログイン」ボタンを押します。
- メインメニューから「システム管理」を選択します。
- コンテンツ欄左側の一覧から「プラグイン」を選択します。
- プラグイン管理画面右側の、「プラグインを追加」ボタンをクリックします。
- サーバーURLに、登録するプラグインに対応したURLを入力します。
- AWCプラグイン:https://localhost:5443/wireless_plugin
- SNMPプラグイン:https://localhost:6443/NetManager
AWCプラグインサービスのポート番号を変更した場合は、「localhost:8443」のように、ホスト名のあとに正しいポート番号をコロン区切りで指定してください。
適切なURLを入力すると、接続の検証が自動的に行われます。
- 指定したプラグインのURLから応答があると、「プラグイン証明書フィンガープリント」欄にSHA1とSHA256の証明書フィンガープリントが表示されます。
証明書のフィンガープリントが正しい場合は「保存」ボタンをクリックしてプラグインの登録を保存します。
AVM EXのインストール直後にSNMPプラグインを登録しようとした場合、エラーが表示されることがあります。この場合は、数分間待ってから再度登録をお試しください。
- プラグインが正常に登録されると、プラグイン名一覧に「AWC プラグイン」または「SNMP プラグイン」が追加されます。
また、AVM EXのメインメニューに、プラグインの機能に対応するアイコンが追加されます。
- 必要に応じて、手順5からの手順を行って、もう1つのプラグインを登録します。
以後、メインメニューの「AWCプラグイン」メニュー、「SNMPプラグイン」メニュー配下の各種項目を選択すると対応するプラグインの画面が表示されます。
リモートの閲覧環境からAVM EXにアクセスした際に、AWCプラグインのWeb設定画面が表示されないことがあります。
その場合は、AVM EXサーバーのコンピューター名を名前解決できるようにDNSサーバーに設定するか、リモート閲覧用コンピューターのhostsファイル(C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts)にAVM EXサーバーのコンピューター名とIPアドレスを半角スペースまたはタブで区切って追記してください。
証明書アドレスの不一致の警告の抑止
AWCプラグイン、SNMPプラグインのWeb管理画面にログインするときに、証明書のアドレスが実際のサーバーアドレスと一致しない旨の警告が表示されることがあります。
Microsoft Edgeをお使いの場合、次の手順で、証明書のアドレスの不一致についての警告を抑制することができます。
- Microsoft Edgeを起動します。
- 画面右上のツールボタンをクリックして表示されるドロップダウンメニューから「インターネット オプション」を選択します。
- 「インターネット オプション」ダイアログの「詳細設定」タブをクリックします。
- 「設定」を下にスクロールして、「セキュリティ」の「証明書のアドレスの不一致について警告する」のチェックを外します。
- 「OK」ボタンをクリックし、「インターネット オプション」ダイアログを閉じます。
- コンピューターを再起動します。
証明書フィンガープリントの確認
登録しているプラグインの証明書のフィンガープリントは、次の方法で確認できます。
AWCプラグイン
- エクスプローラーで[AVM EXのインストールフォルダー]\Plugins\AT-AWC\apache\keyフォルダーを開きます。
- fingerprint.txtをテキストエディターで開きます。
SNMPプラグイン
- Windowsのアプリメニューから「インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャー」を起動します。
- 左側の「接続」ペインのツリーを「コンピューター名」⇒「サイト」の順に展開し、「NetManager Site」をクリックします。
- 右側の「操作」ペインの「バインド」をクリックします。
「サイト バインド」ダイアログが表示されます。
- 「サイト バインド」ダイアログの「https」を選択し、「編集」ボタンをクリックします。
「サイト バインドの編集」ダイアログが表示されます。
- 「SSL 証明書」にて「netman」が選択されていることを確認し、「表示」ボタンをクリックします。
「証明書」ダイアログが表示されます。
- 「詳細」タブにて「拇印」フィールドの値を確認します。
AWC-Sky DefenderのAWCプラグイン連携
AWC-SDFを使用する場合は、AWCプラグインのユーティリティーとしてAWC-SDFを登録し、連携する必要があります。
- Windowsのスタートメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AWC-SDF - AWC連携」を選択します。
- 「ユーザー アカウント制御」ダイアログにて「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と確認が表示された場合は、「はい」をクリックします。
手順は以上です。
正常にAWCプラグインとAWC-SDFが連携している場合、AVM EXログイン後の画面のAWCプラグインメニューに「ユーティリティ」グループと「Sky Defender」メニュー、「ユーティリティ設定」が追加されます。また、「ユーティリティ」画面には、「Sky Defender」が登録され、接続状況が「接続済み」と表示されます。
(C) 2017-2022 アライドテレシスホールディングス株式会社
PN: 613-002904 Rev.L