[index] AWCプラグイン(Windows版) リファレンスマニュアル 3.9.0
ここではCB共通設定の作成、編集、削除の方法について説明します。
APモデル |
無線APの機種を選択します。
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共通設定 | |
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CB共通設定名 | CB共通設定名を入力します。100文字以内で入力してください。(必須) |
モデル | 「AWC-CBを使用するAPモデルの選択」ダイアログで選択した無線APの機種が表示されます。 |
管理グループ |
CB共通設定を適用できる無線APの管理グループを選択します。「Default Group」のチェックを外すことはできません。(必須)
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VAP(マルチSSID)設定 | |
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CB VAP一覧 |
設定済みのCB VAP(チャンネルブランケットVAP)の一覧が表示されます。 CB VAP一覧では、CB VAPの状態、無線バンド、VAP番号、SSID、セキュリティーの設定状態を確認できます。 |
+ VAP追加 |
新規のCB VAPを作成します。 CB VAP名は1から順に自動で番号が付与されます。自動で付与される番号と、後述のVAP番号は連動しません。作成可能なCB VAPの数はAPモデルによって異なります。
NoteVAPは、無線バンドごとに、セル型のVAP、ブランケット型のCB VAPを合わせて5個以内にすることをお勧めします。 |
無線 |
CB VAPで使用する無線バンドを、無線1(2.4GHz)または無線2(5GHz W52)から選択します。(必須)Note無線2のW53、無線3のW56は使用できません。 NoteAT-TQ6602にCB共通設定を適用する際、AP共通設定の無線2において使用帯域幅80+80MHzを設定している場合は、CB VAPではW53を使用できないため、W52のみを使用します。また、使用帯域幅は80MHzとして動作します。 |
VAP |
VAP番号を指定します。(必須) AT-TQ5403/5403eでは1~8、AT-TQ6602では1~16の数値で指定できます。 CB共通設定とAP共通設定で同じVAP番号にVAPを作成した場合は、CB共通設定で作成したVAPを優先して管理下APに適用します。 Noteセル型の無線ネットワークを提供する必要がない場合は、AP共通設定にはダミーのVAPをVAP 1に作成し、CB共通設定の本項目にて「1」を指定します。安全のため、ダミーのVAPにセキュリティーを設定しておくことをお勧めします。 |
チャンネル |
CB VAPで使用する無線チャンネルを選択します。(必須)
NoteAP共通設定にて設定した該当の無線バンドの使用帯域幅に合わせてチャンネルを選択してください。 NoteAP共通設定の「自動チャンネル選択」にて無効になっているチャンネルを選択することは未サポートとなります。 |
VAP ステータス |
CB VAPの有効/無効を設定します。
デフォルトは「有効」です。 |
VLAN ID |
該当のCB VAPが使用するVLAN IDを1~4094の数字で入力します。(必須)Note本AP共通設定を適用する無線APがAMFノードにゲストノードとして設定されており、接続するゲストノードの機器情報を自動取得("discovery dynamic"コマンド)するよう設定されている場合、かつ、無線クライアントのIPアドレスの割り当てにDHCPを使用する場合は、無線APの管理用VLANとは異なるVLAN IDを指定してください。 |
SSID |
該当のCB VAPが使用するSSID(ネットワーク名)を入力します。 このSSIDは指定したVLAN IDに対応付けられます。1~32文字の半角英数記号で入力します。 デフォルトは「Default-X」(X:自動で付与されたCB VAP番号)です。(必須) |
ブロードキャスト |
該当のCB VAPでSSID(ネットワーク名)をブロードキャストするか否か。
デフォルトは「有効」です。 Note「ANY接続」は、SSIDが「ANY」または未設定の無線クライアントによる接続です。ANY接続が許可されても、キーを知らなければそのアクセスポイントを使うことはできません。 |
セキュリティ |
セキュリティーを「None」、「スタティックWEP」、「WPAパーソナル」、「WPAエンタープライズ」から選択します。 デフォルトは「None」です。 Note「スタティックWEP」は各無線バンドのVAP1でのみ設定可能です。また、CB共通設定のVAP設定でスタティックWEPを選択している場合は、チャンネルブランケットに所属する無線APに適用するAP共通設定では、無線設定のモードにIEEE 802.11nを含まないもの(無線1:b/g、無線2:a)を選択してください。
■スタティックWEP 設定項目:
■WPAパーソナル 設定項目:
■WPAエンタープライズ 設定項目:
NoteCB VAPでは、RADIUSサーバーの認証情報に設定されたSession-Timeout属性は未サポートとなります(無線AP側で破棄されます)。 |
Web認証 |
該当のVAPに対してWeb認証を適用するか否かの設定を行います。
デフォルトは「無効」です。 「外部RADIUS」、「クリックスルー」または「外部ページリダイレクト」を選択すると追加の設定項目が表示されます。 Note本設定は、APモデルに「AT-TQ6602」を選択した場合に表示されます。 NoteWDSが設定されている無線インターフェース上でWeb認証を使用しないでください。 ■Web認証 外部RADIUS設定項目: Web認証にて「外部RADIUS」を選択した場合、以下の項目を設定します。
■Web認証 クリックスルー設定項目: Web認証にて「クリックスルー」を選択した場合、以下の項目を設定します。
■Web認証 外部ページリダイレクト: Web認証にて「外部ページリダイレクト」を選択した場合、以下の項目を設定します。
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MACアクセス制御 |
該当のVAPに対して適用するMACアクセス制御の方式選択します。
デフォルトは「無効」です。 「外部RADIUS」または「MACアドレスリスト + 外部RADIUS」を選択すると追加の設定項目が表示されます。 NoteCB VAPにて「外部RADIUS」によるMACアクセス制御を使用する場合、AT-TQ5403/5403e ファームウェアバージョン 6.0.1-2.x以降、またはAT-TQ6602 ファームウェアバージョン 7.0.1-0.1以降が必要です。 Note「MACアドレスリスト」は、シリーズに「TQ Series」を選択し、「AP本体」の「MACアドレスリスト」を選択した場合のみ有効となります。 Note「MACアドレスリスト + 外部RADIUS」は、「AWC-CBを使用するAPモデルの選択」ダイアログで「AT-TQ5403 / AT-TQ5403e」を選択した場合のみ表示されます。 ■外部RADIUS選択時・MACアドレスリスト + 外部RADIUS選択時:
デフォルトの状態、つまり、「User-Name Format 区切り文字」が「ハイフン」、「User-Name Format 大文字/小文字」が「小文字」、「User-Password Format 形式」が「ユーザー名」の場合、ユーザー名、パスワードは以下のようなフォーマットでRADIUSサーバーに送信されます。
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エリア認証 |
エリア認証を使用するか否かを設定します。 「有効」を選択すると、クライアント位置推定機能を使用して、フロアマップ上のエリア内にあると推定される無線クライアントのみに接続を許可することができます。 クライアントの接続を許可するエリアは、別途、「フロアマップ」画面にて設定します。 NoteCB VAPでエリア認証を使用するためには、次の条件を満たす必要があります。 Noteエリア認証は、AT-TQ6602では未サポートです。 Noteエリア認証は、MACアクセス制御と併用できません。 |
高速ローミング |
無線クライアントのローミングを高速に行うか否かの設定を行います。 「有効」を選択すると、各種無線ネットワーク規格による高速ローミングの設定を行うことができます。 デフォルトは「無効」です。 ■高速ローミング設定項目
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無線クライアント間の通信遮断 | 同一のCB VAPに接続している無線クライアント同士の通信を許可するか否かを指定します。通信を許可する場合は「無効」、しない場合は「有効」を指定します。デフォルトは「無効」です。 |
無応答端末切断タイマー |
Note無線APに対し通知が行われずにいなくなった無線クライアントを切断するまでの時間を5~65535の値(単位:秒)で指定します。本バージョンにおいて、CB VAPでは、無応答端末切断タイマー併用は未サポートです。デフォルトの設定値のままお使いください。 また、15の倍数で指定してください。15の倍数でない値を指定したときは、指定値より大きい直近の倍数に変換されます。 デフォルトは「300」(秒)です。 |
多重接続要求 |
接続状態を保持している端末からの接続要求に対する処理の方法を選択します。 「切断する」を選択すると、切断してから接続を受け入れます。 「無視する」を選択すると、切断処理を行わずに通常のプロセスで接続します。 デフォルトは「切断する」です。 Note「管理フレーム保護」が「利用可能」に設定されている場合、この項目の設定にかかわらず「切断する」を使用します。 |
ローミング通知 |
ローミング通知を行うか否かを設定します。 「有効」にすると、無線クライアントが本製品に接続した時、本製品の管理VLANに設定されているネットワークへ通知のブロードキャストフレームが送信されます。本フレームを受信したアクセスポイントは自身の無線クライアント接続情報を更新します。 デフォルトは「無効」です。 Note本機能を使用するためには、同一サブネット上の無線APで、互いにローミング通知が「有効」に設定されている必要があります。 |
DTIM間隔 |
アクセスポイントが送信するビーコンに、DTIM(Delivery Traffic Indication Map)を挿入する割合を、1~5の数値で設定します。 デフォルトは1です。1はビーコンを送信するたびにDTIMを挿入します。 例えばDTIM間隔を2に設定すると、ビーコンを2回送信するうちの1回にDTIMを挿入します(DTIMを持つビーコンと持たないものが交互に送信されます)。 DTIMは、無線クライアントが省電力モードで動作しているとき、無線クライアント宛てに送信すべきパケットが存在することを無線クライアントに通知します。無線クライアントが通信可能な状態になれば、アクセスポイントは無線クライアント宛てにパケットを送信します。 この値を大きくすると省電力の効果は高くなりますが、応答が悪くなります。 Noteサポート用途で利用する設定項目となります。通常は値を変更しないでください。 |
RSSIしきい値 |
CB VAPのビーコン制御に関わるパラメーターを0~91の数値で指定します。 本パラメーターを調整することでチャンネルブランケット環境下における接続・通信状況が向上することがあります。 デフォルトは「30」です。 Noteサポート用途で利用する設定項目となります。通常は値を変更しないでください。 |
送信出力 |
電波出力強度を、「最小」、「弱」、「中」、「強」、「最大」の5段階から選択できます。 デフォルトは「最大」です。 Noteサポート用途で利用する設定項目となります。通常は値を変更しないでください。 Note無線AP個別設定において送信出力を変更した場合、無線AP個別設定が優先されます。 |
プロキシARP |
プロキシARPを使用するか否かを設定します。
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チャンネルブランケット一覧 | |
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チャンネルブランケット(ブランケット型無線ネットワーク)を作成します。 詳細については、「各種操作」/「チャンネルブランケット」/「チャンネルブランケットの作成」をご覧ください。 |
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