Trap Receiver(AT-VST-VRT版)リファレンスマニュアル 2.5.0
本マニュアルでは、AT-Vista Manager EX同梱の仮想化環境対応ソフトウェア AT-VST-VRT上で動作するAT-Vista Manager EXアプリケーションのプラグインの1つであり、SNMPを利用してネットワーク管理を行うアプリケーション「Trap Receiver」の設定画面について詳細に解説しています。Trap Receiverを活用するための参考資料としてご利用ください。
なお、設定を始める前に済ませておかなければならないこと、例えばAT-VST-VRTがコントロールする機器のネットワーク接続などについては説明しておりません。これらに関しては、弊社ホームページに掲載の各製品のユーザーマニュアルをご覧ください。
サブネット | サブネットの登録と編集 |
システム | バージョン情報 |
NoteAT-VST-VRT ファームウェアバージョン 3.5.1以降で表示される「テクニカルサポート情報の生成」ボタンは未サポートになります。
NoteWindows版のAT-Vista Manager EXで動作するSNMPプラグインとは、サポートする機能が異なります。
NoteAT-VST-VRT ファームウェアバージョン 1.1.1以降がサポートするSNMP Plug-in(SNMPプラグイン)アプリケーションとは、サポートする機能が異なります。
NoteSNMPv1およびSNMPv2cをサポートします。SNMPv3は未サポートです。
NoteSNMPネットワークの管理データのバックアップおよびリストアはできません。
設定を復元するには、「クイックツアー」/「サブネットの作成」/「SNMPサブネットを作成する」の手順に従って、管理対象のサブネットを再登録してください。
Note管理可能数はTrap Receiverで管理可能な最大数を示したものです。お使いの環境によっては、監視デバイスを多数登録した場合、充分な性能を発揮できないことがあります。
Note最大数はアプリケーションや機器の構成によって異なる場合がありますので、弊社ホームページに掲載のリリースノートをあわせてご確認ください。
Noteサブネットは22ビットマスク(255.255.252.0)よりも大きい値を設定してください(IPアドレス数は、1,024以下になるように設定してください)。
例:
22ビットマスク(255.255.252.0) IPアドレス数:1,024
23ビットマスク(255.255.254.0) IPアドレス数:512
24ビットマスク(255.255.255.0) IPアドレス数:256
製品名 | AT-VST-VRT |
ドキュメント | AT-VST-VRT リファレンスマニュアル AT-VST-VRT リリースノート |
NoteTrap Receiverを使用できるAT-VST-VRT ファームウェアバージョンおよびVista Manager アプリケーションのソフトウェアバージョンとの組み合わせは、弊社ホームページに掲載されている「AT-VST-VRT リファレンスマニュアル」の「クイックツアー / AT-VST-VRTの概要 / AT-VST-VRTで使用できるアプリケーション」をご覧ください。
製品名 | AT-Vista Manager EX |
ドキュメント | AT-Vista Manager EX(AT-VST-VRT版)ベースリファレンスマニュアル AT-Vista Manager EX(AT-VST-VRT版)リリースノート |
NoteTrap Receiverを使用できるAT-VST-VRT ファームウェアバージョンおよびVista Manager アプリケーションのソフトウェアバージョンとの組み合わせは、弊社ホームページに掲載されている「AT-VST-VRT リファレンスマニュアル」の「クイックツアー / AT-VST-VRTの概要 / AT-VST-VRTで使用できるアプリケーション」をご覧ください。
内容 | ドキュメント |
---|---|
AT-VST-VRTの設定 Vista Manager アプリケーションの設定と起動 |
AT-VST-VRT リファレンスマニュアル |
Noteリリース済みの最新のバージョンのみサポートします。
ドキュメント | セクション |
---|---|
AT-VST-VRT リファレンスマニュアル | 「クイックツアー」 / 「アプリケーションの設定と起動」 |
http://192.168.1.10
NoteIPアドレスではなくホスト名で指定すると、リンク先が正しく表示されないことがあります。
Note初期設定の「ユーザーID」は「manager」、「パスワード」は「friend」です。
https://192.168.1.11:6443/NetManager
名前 | サブネットの名前を入力します(例:192.168.1.0)。任意の文字列を指定できます。 |
ネットワークID | サブネットのネットワークID(IPv4ネットワークアドレス、例:192.168.1.0)を入力します。 |
サブネットマスク | サブネットのサブネットマスク(例:255.255.255.0)を指定します。 |
コミュニティ名 | デバイス検出時に使用するSNMPコミュニティ名を入力します(例:public)。 13文字以内で、いずれも半角の英字・数字・-(ハイフン)を指定できます。 |
Noteサブネット作成(自動探索)を行う際の注意点を示します。
・「新規作成」ボタンは1回だけクリックしてください。
・サブネット作成直後に自動探索が実行されますので、手動での自動探索は不要です。
・自動探索処理中は、同じサブネットの自動探索を行わないでください。
・時間を空けて(24ビットマスクの場合は約10分)Webブラウザーの再読み込みを行い、新規作成したサブネットの状態を確認してください。
Noteサブネットの名前は変更できません。変更する場合は、いったんサブネットおよび配下のノードを削除し、新規に作成し直す必要があります。
Noteサブネットは22ビットマスク(255.255.252.0)よりも大きい値を設定してください(IPアドレス数は、1,024以下になるように設定してください)。
例:
22ビットマスク(255.255.252.0) IPアドレス数:1,024
23ビットマスク(255.255.254.0) IPアドレス数:512
24ビットマスク(255.255.255.0) IPアドレス数:256
Noteサブネットを作成して検出されたすべてのノードに対して、Trap Receiverは10分間隔の周期監視を行ってステータスを管理します。
そのため、監視対象となったノードのステータスは、周期監視のタイミングで更新されます。
Note登録されたサブネットに対する変更(機器の追加や削除)を行う場合は、対象のサブネット上で実際に機器の追加や削除を行った上で、サブネットの自動探索を手動で実行してください。
Note登録されたサブネット上でノードの機器交換が発生した場合、Vista Managerのネットワークマップ上では対象ノードのアイコンが重複して表示されます。
そのため、機器交換を行った際は、対象ノードが所属しているサブネットの自動探索を手動で実行して、Trap Receiverの情報を更新してください。
Note監視対象となったノードのIPアドレスが変更された場合、正常状態の対象ノードのステータスが、Vista Managerのネットワークマップ上ではダウン状態になります。
そのため、IPアドレスの変更を行った際は、対象ノードが所属しているサブネットの自動探索を手動で実行して、Trap Receiverの情報を更新してください。
NoteVista ManagerまたはAWCプラグインで管理されていて、かつSNMPの設定が有効にされていないノードがTrap Receiverに検出されると、Vista Managerのネットワークマップ上でアイコンが重複して表示されます。アイコンを統合するには、ノード側でTrap Receiverの設定を有効にしてください。
NoteSNMPネットワークの管理データをバックアップすることはできません。Trap Receiverを削除すると、SNMPサブネットの登録情報などすべての情報が削除されますのでご注意ください。
Note「削除」ボタンは未サポートです。Trap Receiverを使用しない場合でも「削除」ボタンをクリックせずに、「停止済み」状態のままにしてください。
名前 | サブネットの名前を入力します(例:192.168.1.0)。任意の文字列を指定できます。 |
ネットワークID | サブネットのネットワークID(IPv4ネットワークアドレス、例:192.168.1.0)を入力します。 |
サブネットマスク | サブネットのサブネットマスク(例:255.255.255.0)を指定します。 |
コミュニティ名 | デバイス検出時に使用するSNMPコミュニティ名を入力します(例:public)。 13文字以内で、いずれも半角の英字・数字・-(ハイフン)を指定できます。 |
「新規作成」ボタン | サブネットを新しく登録します。 |
「削除」ボタン | サブネットを削除します。クリックすると確認画面が表示されますので、「はい」ボタンをクリックするとサブネットを削除します。 |
Noteサブネット作成(自動探索)を行う際の注意点を示します。
・「新規作成」ボタンは1回だけクリックしてください。
・サブネット作成直後に自動探索が実行されますので、手動での自動探索は不要です。
・自動探索処理中は、同じサブネットの自動探索を行わないでください。
・時間を空けて(24ビットマスクの場合は約10分)Webブラウザーの再読み込みを行い、新規作成したサブネットの状態を確認してください。
Noteサブネットの名前は変更できません。変更する場合は、いったんサブネットおよび配下のノードを削除し、新規に作成し直す必要があります。
Noteサブネットは22ビットマスク(255.255.252.0)よりも大きい値を設定してください(IPアドレス数は、1,024以下になるように設定してください)。
例:
22ビットマスク(255.255.252.0) IPアドレス数:1,024
23ビットマスク(255.255.254.0) IPアドレス数:512
24ビットマスク(255.255.255.0) IPアドレス数:256
Noteサブネットを作成して検出されたすべてのノードに対して、Trap Receiverは10分間隔の周期監視を行ってステータスを管理します。
そのため、監視対象となったノードのステータスは、周期監視のタイミングで更新されます。
Note登録されたサブネットに対する変更(機器の追加や削除)を行う場合は、対象のサブネット上で実際に機器の追加や削除を行った上で、サブネットの自動探索を手動で実行してください。
Note登録されたサブネット上でノードの機器交換が発生した場合、Vista Managerのネットワークマップ上では対象ノードのアイコンが重複して表示されます。
そのため、機器交換を行った際は、対象ノードが所属しているサブネットの自動探索を手動で実行して、Trap Receiverの情報を更新してください。
Note監視対象となったノードのIPアドレスが変更された場合、正常状態の対象ノードのステータスが、Vista Managerのネットワークマップ上ではダウン状態になります。
そのため、IPアドレスの変更を行った際は、対象ノードが所属しているサブネットの自動探索を手動で実行して、Trap Receiverの情報を更新してください。
NoteVista ManagerまたはAWCプラグインで管理されていて、かつSNMPの設定が有効にされていないノードがTrap Receiverに検出されると、Vista Managerのネットワークマップ上でアイコンが重複して表示されます。アイコンを統合するには、ノード側でSNMPの設定を有効にしてください。
歯車アイコン | 歯車アイコンをクリックすると、「自動探索」サブメニューが表示されます。 自動探索を実行すると、サブネット配下のノードを追加します。 |
名前 | 「サブネットの作成」で指定したユーザー定義のサブネット名 登録されていない場合は、「未使用」が表示されます。 |
ネットワークアドレス | IPv4アドレスとプレフィックス長(xxx.xxx.xxx.xxx/xx形式) |
検出デバイス数 | サブネットの自動探索で検出されたデバイスの数(SNMPエージェントおよびIPノード) |
監視デバイス数 | サブネットの自動探索の結果、監視対象になったデバイスの数(SNMPエージェントおよびIPノード) |
コミュニティ名 | 「サブネットの作成」で指定したユーザー定義のコミュニティ名 |
状態 | サブネットの状態 |
検出デバイス数 / 監視デバイス数 | 検出デバイス数を背景が緑色の白抜き数字で、監視デバイス数を背景が青色の白抜き数字で表示します。 |
+アイコン | 「サブネット登録」画面または「サブネット詳細」画面を非表示にします。 |
-アイコン | 「サブネット登録」画面または「サブネット詳細」画面を表示します。 |
設定アイコン | クリックするごとに、「サブネット登録」画面の表示または非表示を切り替えます。 |
Note歯車アイコンをクリックして、「自動探索」サブメニューで自動探索を行う際の注意点を示します。
・「自動探索」サブメニューは1回だけクリックしてください。
・自動探索処理中は、同じサブネットの自動探索を行わないでください。
・時間を空けて(24ビットマスクの場合は約10分)Webブラウザーの再読み込みを行い、新規作成したサブネットの状態を確認してください。
Note本バージョンでは、デバイス登録方法が自動探索の実行のみなので、検出デバイス数と監視デバイス数は必ず一致します。
Trap Receiverのバージョン情報(バージョン、ビルド番号)を表示します。