付録 / AT-VST-VRTのバージョンアップ
ファームウェアバージョン 3.11.1/3.11.2/3.12.1/3.13.1/3.13.3からのバージョンアップ
ここでは、ファームウェアバージョン 3.11.1/3.11.2/3.12.1/3.13.1/3.13.3から3.14.1へのバージョンアップの手順を説明します。
ファームウェアバージョン 3.11.1/3.11.2/3.12.1/3.13.1/3/13/3からのバージョンアップについて
ファームウェアバージョン 3.11.1/3.11.2/3.12.1/3.13.1/3.13.3をHyper-Vの仮想化環境で使用している場合は、同じHyper-V環境のままであればファームウェアバージョン 3.14.1へのバージョンアップができます。
ファームウェアバージョン 3.12.1/3.13.1/3.13.3をVMware ESXiの仮想化環境で使用している場合は、同じ仮想化環境のままであればファームウェアバージョン 3.14.1へのバージョンアップができます。
ファームウェアバージョン 3.12.1/3.13.1をNutanix AHVの仮想化環境で使用している場合は、本バージョンにバージョンアップすることはできません。
サポートしている仮想環境とバージョンアップの可否を次の表に示します。
表 1:バージョンアップの可否
バージョンアップ前の
バージョンと仮想環境の組み合わせ
バージョンアップ後のバージョンと仮想環境の組み合わせ
3.14.1
Hyper-V
3.14.1
VMware ESXi
3.11.1 Hyper-V
○
×
3.11.2 Hyper-V
○
×
3.12.1 Hyper-V
○
×
3.12.1 VMware ESXi
×
○
3.12.1 Nutanix AHV
×
×
3.13.1 Hyper-V
○
×
3.13.1 VMware ESXi
×
○
3.13.1 Nutanix AHV
×
×
3.13.3 Hyper-V
○
×
3.13.3 VMware ESXi
×
○
AT-VST-VRTのファームウェアバージョン、各アプリケーションのソフトウェアバージョンを次の表に示します。
表 2:バージョン一覧
パッケージバージョン
AT-VST-VRT
ファームウェアバージョン
Vista Manager アプリケーション
Wireless Controller アプリケーション
AMF Security アプリケーション
AMF Cloud アプリケーション
SNMP Plug-in アプリケーション
AT-RADgate アプリケーション
AWC-SDF アプリケーション
3.14.1
3.14.1
3.16.0
3.16.0
2.6.1
5.5.5-2.1
2.14.4
1.2.0
1.1.0
3.13.3
3.13.3
3.15.2
3.15.2
2.6.1
5.5.5-1.3
2.14.2
1.1.1
1.1.0
3.13.1
3.13.1
3.15.0
3.15.0
2.6.1
5.5.5-1.1
2.14.0
1.1.1
-
3.12.1
3.12.1
3.14.0
3.14.0
2.6.0
5.5.5-0.2
2.13.0
1.1.0
-
3.11.2
3.11.2
3.13.2
3.13.2
2.6.0
5.5.4-2.3
2.12.1
1.0.0
-
3.11.1
3.11.1
3.13.1
3.13.1
2.6.0
5.5.4-2.3
2.12.0
1.0.0
-
AT-VST-VRTの設定ファイル(default.cfg)について
AT-VST-VRTの設定ファイル(default.cfg)は、同一のファームウェアバージョンでのみリストアできます。そのため、ファームウェアバージョン 3.11.1/3.11.2/3.12.1/3.13.1/3.13.3で取得した設定ファイルを、3.14.1でリストアすることはできません。
再度設定が必要になります。
バージョンアップの流れ
バージョンアップの流れを次に示します。
ファームウェアファイルを準備する
AT-VST-VRT、アプリケーションのバックアップファイルを取得する
アプリケーションの状態を確認する
AT-VST-VRTをシャットダウンする
AT-VST-VRTをアップデートする
アプリケーションをアップデートする
ファームウェアファイルを準備する
弊社ホームページからAT-VST-VRT ファームウェアバージョン 3.14.1のファイル(VST-VRT-3.14.1.iso)をダウンロードします。
AT-VST-VRT、アプリケーションのバックアップファイルを取得する
AT-VST-VRTの設定ファイル(default.cfg)を取得すると、バージョンアップ後に現在のファームウェアバージョンに戻したときに、設定のリストアができます。
アプリケーションのバックアップファイルを取得すると、バージョンアップ後にライセンスや設定などを使用することができます。
詳しくは、付録「AT-VST-VRTのバックアップとリストア」 を参照してください。
アプリケーションの状態を確認する
AT-VST-VRTをアップデートする前のアプリケーションの状態は、停止済み、実行中のどちらでも問題ありません。
ただし、Wireless Controller アプリケーションおよびSNMP Plug-in アプリケーションはアップデート時に削除するため、ここで停止しておくことをおすすめします。
アプリケーションの停止方法は、クイックツアー「アプリケーションの設定と起動」/「アプリケーションの停止」 をご覧ください。
AT-VST-VRTをシャットダウンする
「システム」/「ファイル管理」 画面で、「シャットダウン」ボタンをクリックします。
AT-VST-VRTをアップデートする
「Hyper-V マネージャー」で仮想マシンの設定を変更します。
スタートメニューなどから「Hyper-V マネージャー」を起動します。
「仮想マシン」ペインの仮想マシンを右クリックし、コンテキストメニューから「設定」を選択します。
左ペインの「管理」>「名前」を選択すると「名前」画面が表示されます。
本バージョンなどに変更して「適用」ボタンをクリックします。
左ペインの「ハードウェア」>「DVD」を選択すると「DVD」画面が表示されます。
「イメージ ファイル」欄の「参照」ボタンをクリックし、AT-VST-VRTのインストール用ISOイメージファイルを指定して、「OK」ボタンをクリックします。
「仮想マシン」ペインの仮想マシンを右クリックし、コンテキストメニューから「起動」を選択します。
再度、「仮想マシン」ペインで本製品の仮想マシンを右クリックし、コンテキストメニューから「接続」を選択します。
本製品の仮想マシンウィンドウが開いてコンソール画面が表示され、IPアドレスが表示されれば、AT-VST-VRTの起動は完了です。ログインは不要です。
アプリケーションをアップデートする
アプリケーションごとにアップデートの手順を説明します。
使用していないアプリケーションを含め、更新可能なすべてのアプリケーションをアップデートしてください。
Vista Manager アプリケーションのバージョンアップを行ったあと、一部の機能を動作させるためにはトポロジーの更新が必要です。 Vista Manager アプリケーションのバージョンアップ直後はデバイス管理の情報収集のため大きな負荷がかかるため、Vista Manager アプリケーションにログイン後、数時間経過してからトポロジー更新を実行することをおすすめします。 なお、ネットワーク規模やPCのリソース状況によっては、トポロジーの更新後に最新の状態が表示されるまで、さらに数時間程度かかる場合があります。
AMF Security、AT-RADgate アプリケーションはアップデート不要です。
AWC-SDF アプリケーションはAT-VSR-VRT ファームウェアバージョン 3.13.3で追加されたアプリケーションのため、アップデートする必要はありません。「AWC-SDF アプリケーションを設定して起動する」 を参照して、AWC-SDF アプリケーションを設定、起動してください。
Vista Manager、AMF Cloud、AMF Security、AT-RADgate アプリケーション
Web GUIの画面、メニュー構成などは、バージョンによって異なる可能性があります。
「ダッシュボード」 画面を開き、「インスタンスを更新」ボタンが追加されていることを確認します。
また、アプリケーションのアップデートができる場合は時計のアイコンが表示されます(AMF CloudとVista Manager アプリケーションのみ)。
「ダッシュボード」 画面で「インスタンスを更新」ボタンをクリックします。
「インスタンスを更新」ダイアログが表示されますので、アップデートするアプリケーションのバージョンを確認します。
アップデートできるアプリケーションには「アクション」項目にチェックボックスが表示され、チェックを付けるとアプリケーションを更新できます。
アプリケーションが「実行中」または「停止済み」の場合に更新できます。 また、Wireless Controller、SNMP Plug-in アプリケーションは更新ができないようになっています。
「インスタンスを更新」ダイアログで、「選択したものを更新」ボタンをクリックします。
アップデートが開始され、「状態」項目に「更新中。」と表示されます。
「状態」項目に「このインスタンスは最新の状態です」と表示されたら、アップデートが完了です。
画面右上の「X」ボタンをクリックして、「インスタンスを更新」ダイアログを閉じます。
「ダッシュボード」 画面を開きます。
各アプリケーションの「開く」ボタンが表示されたら起動完了です。
アプリケーションが「実行中」のまま更新を行った場合は、自動でアプリケーションが起動されます。
アプリケーションが「停止済み」のまま更新を行った場合は、手動でアプリケーションを起動してください。
Vista Manager アプリケーションのアップデート後、はじめてVista Manager アプリケーションにアクセスすると、データベースのマイグレーションを促すダイアログが表示される場合があります。画面に従ってバックアップをダウンロード後、マイグレーションを実行してください。なお、マイグレーションには数分~数十分かかることがあります。
Wireless Controller、SNMP Plug-in アプリケーション
ほかのアプリケーションのアップデートが終わったあとで、アップデートを行います。
アップデートの流れを次に示します。
Wireless Controller(またはSNMP Plug-in)アプリケーションを停止・削除する
新しいWireless Controller(またはSNMP Plug-in)アプリケーションを有効化する
AWCプラグイン(またはSNMPプラグイン)を再登録する
AWCプラグイン(またはSNMPプラグイン)をリストアする
上記手順まででデータの復元は完了していますが、ネットワークマップの配置を復元するため、Vista Manager アプリケーションのリストアを行います。
Vista Manager アプリケーションをリストアする
AWCプラグイン(またはSNMPプラグイン)を再登録する(2回目)
Wireless Controller(またはSNMP Plug-in)アプリケーションを停止・削除する
AT-VST-VRTにログインします。
画面左側メニュー欄で「Wireless Controller(またはSNMP Plug-in)」をクリックします。
Wireless Controller(またはSNMP Plug-in)の管理画面が表示されますので、「停止」ボタンをクリックします。
「状態」の項目が「停止中」から「停止済み」になるまで待ちます。
状態が「停止済み」になりましたら、表示された「削除」ボタンをクリックして、Wireless Controller(またはSNMP Plug-in)を削除します。
新しいWireless Controller(またはSNMP Plug-in)アプリケーションを有効化する
AT-VST-VRTにログインします。
画面左側メニュー欄で「Wireless Controller(またはSNMP Plug-in)」をクリックします。
Wireless Controller(またはSNMP Plug-in)の管理画面が表示されますので、右端にある「有効化」ボタンをクリックします。
アプリケーション設定画面における「イメージバージョン」右にある矢印をクリックし、新しい Wireless Controller(またはSNMP Plug-in)のバージョンを選択します。
クイックツアー「アプリケーションの設定と起動」/「設定項目」 を参照して設定し、「適用」ボタンをクリックします。
画面右上の「保存」ボタンをクリックして、設定を保存します。
AWCプラグイン(またはSNMPプラグイン)を再登録する
Vista Manager アプリケーションにログインし、「システム管理」/「プラグイン」画面を開きます。
「AWCプラグイン(またはSNMPプラグイン)」をクリックし、表示される「編集」ボタンをクリックします。
「プラグインを登録」サイドパネルに旧バージョンのプラグインの登録内容が表示されます。
「サーバー URL」の入力内容を削除し、登録するプラグインに対応したURLを再入力します。
https://(AWCプラグインサーバーのIPアドレス):5443/wireless_plugin
https://(SNMPプラグインサーバーのIPアドレス):6443/NetManager
証明書フィンガープリントが更新されたら「フィンガープリントの一致を確認」ボタンをクリックします。
AWCプラグイン(またはSNMPプラグイン)をリストアする
Vista Manager アプリケーションにログインし、「プラグイン」/「システム設定」画面を開きます。
「システム管理」の「復元」ボタンをクリックします。
「ファイルを選択」ボタンをクリックして、バックアップファイルを選択します。
「実行」ボタンをクリックします。
確認ダイアログが表示されますので、「OK」をクリックします。
リストア完了のダイアログが表示されますので、「OK」をクリックします。
AWCプラグインを旧バージョンからアップデートした場合は、初回のAP管理時に無線APに対して設定適用が行われます。また、本動作により無線通信が一時的に停止しますのでご注意ください。
Vista Manager アプリケーションをリストアする
上記手順まででデータの復元は完了していますが、ネットワークマップの配置を復元するため、Vista Manager アプリケーションのリストアを行います。
Vista Manager アプリケーションにログインし、「システム管理」/「データベース管理」画面を開きます。
「復元」ボタンをクリックします。
「Vista Manager EX 設定の復元」ダイアログが表示されます。「ファイル選択」ボタンをクリックします。
Webブラウザーの表示に従ってバックアップファイルを選択します。
ファイル名の形式は「YYYYMMDDhhmmss.vistamanager.mongodump.tar.gz」です。
「Vista Manager EX 設定の復元」ダイアログに「復元」ボタンが表示されます。「復元」ボタンをクリックします。
「Vista Manager EX システム初期化/復元中」ダイアログが表示されます。
復元が完了すると、ログイン画面が表示されます。
AWCプラグイン(またはSNMPプラグイン)を再登録する(2回目)
Vista Manager アプリケーションにログインし、「システム管理」/「プラグイン」画面を開きます。
「AWCプラグイン(またはSNMPプラグイン)」をクリックし、表示される「編集」ボタンをクリックします。
「プラグインを登録」サイドパネルに旧バージョンのプラグインの登録内容が表示されます。
「サーバー URL」の入力内容を削除し、登録するプラグインに対応したURLを再入力します。
https://(AWCプラグインサーバーのIPアドレス):5443/wireless_plugin
https://(SNMPプラグインサーバーのIPアドレス):6443/NetManager
証明書フィンガープリントが更新されたら「フィンガープリントの一致を確認」ボタンをクリックします。
AWC-SDF アプリケーションを設定して起動する
AWC-SDF アプリケーションはアップデートする必要はありません。次の手順でAWC-SDF アプリケーションを設定、起動します。
AWC-SDF アプリケーション有効化の際に、新しいバージョンのファームウェアファイルを選択します。
「アプリケーションの設定と起動」 を参照して、AWC-SDF アプリケーションを設定、起動します。
AT-VST-VRTのバージョンアップは以上です。
AT-VST-VRTおよび各アプリケーションが正常に動作することを確認してください。
また、バージョンアップ後のAT-VST-VRTの設定ファイル(default.cfg)、各アプリケーションのバックアップファイルを取得しておくことをおすすめします。