リファレンス編/ネットワーク基本設定


インターフェース管理
インターフェース追加
インターフェース編集
DHCP
固定IP
スタティック経路
スタティック経路の追加
スタティック経路の編集
ブリッジング
ポート追加
ポート編集
DNSクライアント
新規サーバー


「ネットワーク基本設定」メニューで設定できる項目を説明します。

インターフェース管理

インターフェースの状態確認と設定変更ができます。

表 1:インターフェース管理
名称 インターフェース名が表示されます。
IPアドレス インターフェースに設定されているIPv4アドレスの一覧が表示されます。セカンダリーIPアドレスは「(セカンダリー)」という文字列付きで表示されます。
ステータス インターフェースの管理状態が表示されます。
プロトコル インターフェースのリンク状態が表示されます
「インターフェース追加」ボタン 新規インターフェースを追加するための「インターフェース追加」ダイアログが開きます。
「編集」ボタン インターフェースの設定を変更するための「インターフェース編集」ダイアログが開きます。



インターフェース追加

物理インターフェース上に、「VLAN ID」で指定したVIDを持つタグ付きパケットの送受信を行う「802.1Q Ethernetサブインターフェース」を追加することができます。

表 2:インターフェース追加
インターフェース種別 dot1qが表示されます。
インターフェース名 タグなしポートとして使用するEthernetインターフェースを選択してください。
VLAN ID VLAN IDを入力してください。
「キャンセル」ボタン インターフェースを追加せずに「インターフェース管理」画面に戻ります。
「適用」ボタン インターフェースを追加して「インターフェース管理」画面に戻ります。


インターフェース編集

指定したインターフェースの設定を変更するためのダイアログです。
インターフェース編集」ダイアログが表示されたら、最初にアドレスの設定方式を選択してください。
選択した設定方式に応じた設定項目が表示されますので、必要な項目を入力、選択して「適用」ボタンをクリックすると、インターフェースの設定が変更されます。
「キャンセル」ボタンをクリックした場合は、設定を変更せずに「インターフェース管理」画面に戻ります。
以下、各方式の入力・選択項目について説明します。

DHCP

インターフェースのIPv4アドレスをDHCPで取得する場合は、この方式を選択します。

表 3:インターフェース編集 - DHCP
DHCP DHCPサーバーからIPv4アドレスを取得する場合はこれを選択してください。
「キャンセル」ボタン 設定を変更せずに「インターフェース管理」画面に戻ります。
「適用」ボタン 設定を変更して「インターフェース管理」画面に戻ります。



固定IP

インターフェースのIPv4アドレスを手動設定する場合は、この方式を選択します。

表 4:インターフェース編集 - 固定IP
固定IP IPv4アドレスを手動設定する場合はこれを選択してください・
IPアドレス 対象インターフェースに設定するIPv4アドレスを「192.168.101.1/24」の形式で入力してください。空欄(未定義)の状態で「適用」ボタンを押した場合は、該当インターフェースのIPv4アドレスが削除されます。
セカンダリーIPアドレス セカンダリー(副)アドレスを設定する場合は、「セカンダリーIPアドレスを追加」をクリックして、IPアドレスを入力してください。
「キャンセル」ボタン 設定を変更せずに「インターフェース管理」画面に戻ります。
「適用」ボタン 設定を変更して「インターフェース管理」画面に戻ります。



スタティック経路

表 5:スタティック経路
宛先ネットワーク 経路の宛先ネットワークアドレスが表示されます。
ゲートウェイ/インターフェース 該当経路宛てパケットの転送先(ネクストホップ)アドレスまたは送出インターフェースが表示されます。
管理距離 経路エントリーの管理距離が表示されます。
ステータス 経路エントリーの状態が表示されます。
「スタティック経路の追加」ボタン スタティック経路を追加するための「スタティック経路の追加」ダイアログが開きます。
「編集」ボタン スタティック経路を変更するための「スタティック経路の編集」ダイアログが開きます。
「削除」ボタン スタティック経路を削除します。削除前には確認のダイアログが表示されます。



スタティック経路の追加

表 6:スタティック経路の追加
宛先ネットワーク 経路の宛先ネットワークアドレスを「192.168.2.0/24」(IPv4の場合)、「2001:db8:2::/48」(IPv6の場合)の形式で入力してください。
ゲートウェイ/インターフェース 該当経路宛てパケットの転送先(ネクストホップ)アドレスを「192.168.1.254」(IPv4の場合)、「2001:db8:1:1::fe」(IPv6の場合)の形式で、あるいは送出インターフェース名を入力してください。
管理距離(オプション) 経路エントリーの管理距離を入力してください。省略時はスタティック経路のデフォルト値である1となります。
「キャンセル」ボタン 経路エントリーを追加せずに「スタティック経路」画面に戻ります。
「適用」ボタン 経路エントリーを追加して「スタティック経路」画面に戻ります。



スタティック経路の編集

表 7:スタティック経路の編集
宛先ネットワーク 経路の宛先ネットワークアドレスを「192.168.2.0/24」(IPv4の場合)、「2001:db8:2::/48」(IPv6の場合)の形式で入力してください。
ゲートウェイ/インターフェース 該当経路宛てパケットの転送先(ネクストホップ)アドレスを「192.168.1.254」(IPv4の場合)、「2001:db8:1:1::fe」(IPv6の場合)の形式で、あるいは送出インターフェース名を入力してください。
管理距離(オプション) 経路エントリーの管理距離を入力してください。省略時はスタティック経路のデフォルト値である1となります。
「キャンセル」ボタン 経路エントリーを変更せずに「スタティック経路」画面に戻ります。
「適用」ボタン 経路エントリーを変更して「スタティック経路」画面に戻ります。



ブリッジング

初期設定ではすべての物理ポートがブリッジ(「br0」に所属)して、デフォルトVLAN「vlan1」に所属しています。
Note
ブリッジのIPアドレスがDHCPに設定されている場合、ブリッジのネットワークポートを削除、追加、または編集すると、IPアドレスが再取得されます。

表 8:ブリッジング
ポート ブリッジしているすべてのネットワークポートを表示します。
所属VLAN ネットワークポートが所属するVLAN IDを表示します。
ネイティブVLAN タグなしポートとして使用されるVLAN IDを表示します。
「Edit」ボタン ポート編集」ダイアログを表示します。
「ゴミ箱(削除)」ボタン ブリッジからネットワークポートを削除します。
「インターフェース追加」ボタン ポート追加」ダイアログを表示します。


ポート追加

ネットワークポートをブリッジに追加します。

表 9:ブリッジング
名称 br0を表示します。
ポート 追加するネットワークポートを選択します。
所属VLAN ネットワークポートが所属するVLAN IDを入力します。1~4094の範囲から単一値(例:1)または範囲(例:1-4094)で指定してください。
ネイティブVLAN タグなしポートとして使用されるVLAN IDを入力します。所属VLANの範囲から単一値(例:1)で指定してください。
「キャンセル」ボタン ポートを追加せずに「ブリッジング」画面に戻ります。
「適用」ボタン ポートを追加して「ブリッジング」画面に戻ります。



ポート編集

ネットワークポートを編集します。

表 10:ブリッジング
ポート ネットワークポートを表示します。
所属VLAN ネットワークポートが所属するVLAN IDを入力します。1~4094の範囲から単一値(例:1)または範囲(例:1-4094)で指定してください。
ネイティブVLAN タグなしポートとして使用されるVLAN IDを入力します。所属VLANの範囲から単一値(例:1)で指定してください。
「キャンセル」ボタン ポートを変更せずに「ブリッジング」画面に戻ります。
「適用」ボタン ポートを変更して「ブリッジング」画面に戻ります。



DNSクライアント

DNSサーバーの一覧表示や追加、削除ができます。

表 11:DNSクライアント
IPアドレス DNSサーバーのIPアドレスが表示されます。
種類 Static(静的IPアドレス)が表示されます。
「サーバー追加」ボタン 新規サーバー」ダイアログが開きます。
「削除」ボタン DNSサーバーを削除します。削除前には確認のダイアログが表示されます。



新規サーバー

DNSサーバーを新規追加するためのダイアログです。

表 12:新規サーバー
IPアドレス DNSサーバーのIPアドレスを入力します。
「キャンセル」ボタン DNSサーバーを追加せずに「DNSクライアント」画面に戻ります。
「適用」ボタン DNSサーバーを追加して「DNSクライアント」画面に戻ります。



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