付録/AT-VST-APLのバージョンアップ


ファームウェアバージョン「1.1.1」から「1.1.2」にバージョンアップする
必要なファイルをアップロードする
アプリケーションを停止する
AT-VST-APLをアップデートする
AMF Security アプリケーションをアップデートする
Trap Receiver アプリケーションを設定して起動する
ファームウェアバージョン「1.1.2」から「1.2.1」にバージョンアップする
Vista ManagerとWireless Controllerのバックアップファイルを取得する
必要なファイルをアップロードする
アプリケーションを停止する
AT-VST-APLをアップデートする
AMF Cloud アプリケーションをアップデートする
Vista Manager アプリケーションをアップデートする
Wireless Controller アプリケーションをアップデートする
Trap ReceiverからSNMP Plug-inに切り替える手順
ファームウェアバージョン「1.2.1」から「1.3.1」にバージョンアップする
Vista ManagerとWireless Controllerのバックアップファイルを取得する
AMF Cloud アプリケーションのバックアップファイルを取得する
SNMP Plug-in アプリケーションのバックアップファイルを取得する
必要なファイルをアップロードする
アプリケーションを停止する
AT-VST-APLをアップデートする
AMF Cloud アプリケーションをアップデートする
Vista Manager アプリケーションをアップデートする
Wireless Controller アプリケーションをアップデートする
SNMP Plug-in アプリケーションをアップデートする
Trap ReceiverからSNMP Plug-inに切り替える手順
ファームウェアバージョン「1.3.1」から「1.4.1」にバージョンアップする
Vista ManagerとWireless Controllerのバックアップファイルを取得する
AMF Cloud アプリケーションのバックアップファイルを取得する
AMF Security アプリケーションのバックアップファイルを取得する
SNMP Plug-in アプリケーションのバックアップファイルを取得する
必要なファイルをアップロードする
アプリケーションを停止する
AT-VST-APLをアップデートする
AMF Cloud アプリケーションをアップデートする
AMF Security アプリケーションをアップデートする
Vista Manager アプリケーションをアップデートする
Wireless Controller アプリケーションをアップデートする
Trap ReceiverからSNMP Plug-inに切り替える手順


ここでは、運用中のAT-VST-APLをバージョンアップする手順を、AT-VST-APLファームウェアバージョンごとに説明します。

Note
AT-VST-APL ファームウェアのバージョンアップは、現在運用しているバージョンから、1つ新しいバージョンへのバージョンアップのみサポートしています。例えば、ファームウェアバージョン 1.3.1へのバージョンアップは、ファームウェアバージョン 1.2.1からのみサポートしています。

例:
ファームウェアバージョン 1.1.1を、1.3.1にバージョンアップする: 1.1.1 → 1.1.2 → 1.2.1 → 1.3.1 の順にバージョンアップする
ファームウェアバージョン 1.1.2を、1.3.1にバージョンアップする: 1.1.2 → 1.2.1 → 1.3.1 の順にバージョンアップする


ファームウェアバージョン「1.1.1」から「1.1.2」にバージョンアップする


必要なファイルをアップロードする

まず、弊社ホームページからAT-VST-APL 出荷(パッケージ)バージョン2.1のファイル(VST-APLv2.1.zip)をダウンロードして解凍します。

AT-VST-APLのファームウェアおよび各アプリケーションのバージョン、必要なファイルを次の表に示します。

表 1:バージョンアップに必要なファイル
出荷(パッケージ)バージョン
AT-VST-APLの
ファームウェアバージョン
Vista Manager アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
Wireless Controller アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
AMF Security アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
AMF Cloud アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
Trap Receiver アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
1.1
1.1.1
3.2.2
3.2.2
1.8.0
5.5.0-0.4
2.1
(ファイル名)
1.1.2
(ATVSTAPL-1.1.2.iso)
3.2.2
3.2.2
1.8.1
(sesc-x86_64-1.8.1.app)
5.5.0-0.4
2.5.0
(snmp-x86_64-2.5.0.app)

上記表中のファイルを、AT-VST-APLにアップロードします。
アップロードの手順は、クイックツアー「アップデート」/「ファイルのアップロード」を参照してください。

アプリケーションを停止する

アップデート対象のアプリケーション(AMF Security)を停止します。
停止の手順は、クイックツアー「アプリケーションの設定と起動」/「アプリケーションの停止」を参照してください。

AT-VST-APLをアップデートする

AT-VST-APLのアップデートの手順は、クイックツアー「アップデート」/「AT-VST-APLのアップデート」を参照してください。

AMF Security アプリケーションをアップデートする

AMF Security アプリケーションの管理画面でバージョンを更新して、起動します。
アップデートの手順は、クイックツアー「アップデート」/「アプリケーションのアップデート」を参照してください。

Trap Receiver アプリケーションを設定して起動する

追加されたTrap Receiver アプリケーションの設定と起動の手順は、クイックツアー「アプリケーションの設定と起動」/「アプリケーションの設定と起動」を参照してください。


ファームウェアバージョン「1.1.2」から「1.2.1」にバージョンアップする


Vista ManagerとWireless Controllerのバックアップファイルを取得する

Vista Manager ソフトウェアバージョン 3.2.2 およびWireless Controller ソフトウェアバージョン 3.2.2 を使用中で、ソフトウェアバージョン 3.5.0 にバージョンアップする場合には、Vista ManagerおよびWireless Controllerのバックアップファイルを取得してください。
バージョンアップ後に、バックアップファイルを使用してリストアすることができます。

Vista Manager アプリケーションのバックアップ手順は、「AT-Vista Manager EX(AT-VST-APL版) ベースリファレンスマニュアル」の「各種操作」/「システムデータの管理」/「バックアップとリストア」を参照してください。

Wireless Controller アプリケーションのバックアップ手順は、「AWCプラグイン(AT-VST-APL版) リファレンスマニュアル」の「各種操作」/「システムデータの管理」/「AWCプラグインシステムのバックアップ・リストア」を参照してください。


必要なファイルをアップロードする

まず、弊社ホームページからAT-VST-APL 出荷(パッケージ)バージョン 3.1.1のファイル(VST-APLv3.1.1.zip)をダウンロードして解凍します。

AT-VST-APLのファームウェアおよび各アプリケーションのバージョン、必要なファイルを次の表に示します。

表 2:バージョンアップに必要なファイル
出荷(パッケージ)バージョン
AT-VST-APLの
ファームウェアバージョン
Vista Manager アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
Wireless Controller アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
AMF Security アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
AMF Cloud アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
Trap Receiver アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
SNMP Plug-in アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
2.1
1.1.2
3.2.2
3.2.2
1.8.1
5.5.0-0.4
2.5.0
3.1.1
(ファイル名)
1.2.1
(ATVSTAPL-1.2.1.iso)
3.5.0
(vista-x86_64-3.5.0.app)
3.5.0
(awc-x86_64-3.5.0.app)
1.8.1
5.5.0-2.3
(AMF-x86_64-5.5.0-2.3.app)
2.5.0
2.6.0
(fullsnmp-x86_64-2.6.0.app)

上記表中のファイルを、AT-VST-APLにアップロードします。
アップロードの手順は、クイックツアー「アップデート」/「ファイルのアップロード」を参照してください。


アプリケーションを停止する

アップデート対象のアプリケーション(AMF Cloud、Vista Manager、Wireless Controller)を停止します。
停止の手順は、クイックツアー「アプリケーションの設定と起動」/「アプリケーションの停止」を参照してください。


AT-VST-APLをアップデートする

AT-VST-APLのアップデートの手順は、クイックツアー「アップデート」/「AT-VST-APLのアップデート」を参照してください。


AMF Cloud アプリケーションをアップデートする

AMF Cloud アプリケーションの管理画面でバージョンを更新して、起動します。
アップデートの手順は、クイックツアー「アップデート」/「アプリケーションのアップデート」を参照してください。


Vista Manager アプリケーションをアップデートする

Vista Manager アプリケーションの管理画面でバージョンを更新して、起動します。
アップデートの手順は、クイックツアー「アップデート」/「アプリケーションのアップデート」を参照してください。


Wireless Controller アプリケーションをアップデートする

  1. Wireless Controller アプリケーションを削除します。

  2. Wireless Controller アプリケーション有効化の際に、新しいバージョンのファームウェアファイルを選択します。

  3. Vista Managerにログインして、AWCプラグインを再登録します。

  4. AWCプラグインの「システム設定」画面の「IPアドレス設定」項目で、Wireless ControllerのIPアドレスを設定します。

  5. バックアップファイルをリストアします。
なお、管理グループに対するユーザーのネットワーク権限を設定している場合は、AWCプラグインのバックアップファイルをリストア後、再度ユーザーのネットワーク権限の設定を行ってください。


Trap ReceiverからSNMP Plug-inに切り替える手順

Trap Receiver アプリケーションとSNMP Plug-in アプリケーションは同時に使用できません。Trap Receiver アプリケーションを使用中で、SNMP Plug-in アプリケーションに切り替える場合には、次の手順で設定してください。
(ここでは、Trap Receiver アプリケーションのIPアドレスを 192.168.1.100 と仮定しています)
  1. Trap Receiver アプリケーションを停止します。

  2. Trap Receiver アプリケーションのIPアドレスを 192.168.1.101 に変更します。
    Trap Receiver アプリケーションは停止したままにします。

  3. SNMP Plug-in アプリケーションを有効化します。
    その際、IPアドレスを 192.168.1.100 に、ストレージサイズを 102,400 MB に設定します。

  4. Vista Manager アプリケーションにログインします。

  5. SNMPプラグインを再登録します。

Trap Receiver アプリケーションはバックアップができないため、SNMP Plug-in アプリケーションで新しく設定し直す必要があります。
「SNMPプラグイン(AT-VST-APL版)リファレンスマニュアル」の「各種操作」/「初回ログイン時の作業」を参照してください。


ファームウェアバージョン「1.2.1」から「1.3.1」にバージョンアップする


Vista ManagerとWireless Controllerのバックアップファイルを取得する

Vista Manager ソフトウェアバージョン 3.5.0 およびWireless Controller ソフトウェアバージョン 3.5.0 を使用中で、ソフトウェアバージョン 3.6.0 にバージョンアップする場合には、Vista ManagerおよびWireless Controllerのバックアップファイルを取得してください。
バージョンアップ後に、バックアップファイルを使用してリストアすることができます。

Vista Manager アプリケーションのバックアップ手順は、「AT-Vista Manager EX(AT-VST-APL版) ベースリファレンスマニュアル」の「各種操作」/「システムデータの管理」/「バックアップとリストア」を参照してください。

Wireless Controller アプリケーションのバックアップ手順は、「AWCプラグイン(AT-VST-APL版) リファレンスマニュアル」の「各種操作」/「システムデータの管理」/「AWCプラグインシステムのバックアップ・リストア」を参照してください。


AMF Cloud アプリケーションのバックアップファイルを取得する

AMF Cloud ソフトウェアバージョン 5.5.0-2.3 を使用中で、ソフトウェアバージョン 5.5.1-0.1 にバージョンアップする場合には、AMF Cloudのコンフィグファイルやその他必要なファイルを取得してください。
バックアップしたコンフィグファイルやその他必要なファイルは、copyコマンドやTFTPサーバーなどを使用して、AMF Cloud(AT-VST-APL)から別のコンピューターなどにダウンロードする必要があります。
この別のコンピューターなどにダウンロードしたファイルをAMF Cloud(AT-VST-APL)にアップロードすることで、リストアが可能となります。

AMF Cloud アプリケーションのバックアップとリストアは、「AMF Cloud(AT-VST-APL版) リファレンスマニュアル」の「運用・管理」/「コンフィグレーション」/「スタートアップコンフィグのバックアップと復元」を参照してください。
Note
AMF Cloud アプリケーションを削除すると、次回以降のインストールに既存ライセンスを使用できなくなります。
ライセンスの再発行が必要になりますので、再インストール後に内部シリアルを控えて弊社窓口までお問い合わせください。


SNMP Plug-in アプリケーションのバックアップファイルを取得する

SNMP Plug-in ソフトウェアバージョン 2.6.0 を使用中で、ソフトウェアバージョン 2.6.1 にバージョンアップする場合には、SNMP Plug-inのバックアップファイルを取得してください。
バージョンアップ後に、バックアップファイルを使用してリストアすることができます。

SNMP Plug-in アプリケーションのバックアップとリストアは、「SNMPプラグイン(AT-VST-APL版) リファレンスマニュアル」の「画面リファレンス」/「システム」/「システム設定」/「システム管理」を参照してください。


必要なファイルをアップロードする

まず、弊社ホームページからAT-VST-APL 出荷(パッケージ)バージョン 3.2.1のファイル(VST-APLv3.2.1.zip)をダウンロードして解凍します。

AT-VST-APLのファームウェアおよび各アプリケーションのバージョン、必要なファイルを次の表に示します。

表 3:バージョンアップに必要なファイル
出荷(パッケージ)バージョン
AT-VST-APLの
ファームウェアバージョン
Vista Manager アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
Wireless Controller アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
AMF Security アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
AMF Cloud アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
Trap Receiver アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
SNMP Plug-in アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
3.1.1
1.2.1
3.5.0
3.5.0
1.8.1
5.5.0-2.3
2.5.0
2.6.0
3.2.1
(ファイル名)
1.3.1
(ATVSTAPL-1.3.1.iso)
3.6.0
(vista-x86_64-3.6.0.app)
3.6.0
(awc-x86_64-3.6.0.app)
1.8.1
5.5.1-0.1
(AMF-x86_64-5.5.1-0.1.app)
2.5.0
2.6.1
(fullsnmp-x86_64-2.6.1.app)

上記表中のファイルを、AT-VST-APLにアップロードします。
アップロードの手順は、クイックツアー「アップデート」/「ファイルのアップロード」を参照してください。


アプリケーションを停止する

アップデート対象のアプリケーション(AMF Cloud、Vista Manager、Wireless Controller、SNMP Plug-in)を停止します。
停止の手順は、クイックツアー「アプリケーションの設定と起動」/「アプリケーションの停止」を参照してください。


AT-VST-APLをアップデートする

AT-VST-APLのアップデートの手順は、クイックツアー「アップデート」/「AT-VST-APLのアップデート」を参照してください。


AMF Cloud アプリケーションをアップデートする

AMF Cloud アプリケーションの管理画面でバージョンを更新して、起動します。
アップデートの手順は、クイックツアー「アップデート」/「アプリケーションのアップデート」を参照してください。


Vista Manager アプリケーションをアップデートする

Vista Manager アプリケーションの管理画面でバージョンを更新して、起動します。
アップデートの手順は、クイックツアー「アップデート」/「アプリケーションのアップデート」を参照してください。


Wireless Controller アプリケーションをアップデートする

  1. Wireless Controller アプリケーションを削除します。

  2. Wireless Controller アプリケーション有効化の際に、新しいバージョンのファームウェアファイルを選択します。

  3. Vista Managerにログインして、AWCプラグインを再登録します。

  4. AWCプラグインの「システム設定」画面の「IPアドレス設定」項目で、Wireless ControllerのIPアドレスを設定します。

  5. バックアップファイルをリストアします。
なお、管理グループに対するユーザーのネットワーク権限を設定している場合は、AWCプラグインのバックアップファイルをリストア後、再度ユーザーのネットワーク権限の設定を行ってください。


SNMP Plug-in アプリケーションをアップデートする

  1. SNMP Plug-in アプリケーションを削除します。

  2. SNMP Plug-in アプリケーション有効化の際に、新しいバージョンのファームウェアファイルを選択します。

  3. Vista Managerにログインして、SNMPプラグインを再登録します。

  4. バックアップファイルをリストアします。


Trap ReceiverからSNMP Plug-inに切り替える手順

Trap Receiver アプリケーションとSNMP Plug-in アプリケーションは同時に使用できません。Trap Receiver アプリケーションを使用中で、SNMP Plug-in アプリケーションに切り替える場合には、次の手順で設定してください。
(ここでは、Trap Receiver アプリケーションのIPアドレスを 192.168.1.100 と仮定しています)
  1. Trap Receiver アプリケーションを停止します。

  2. Trap Receiver アプリケーションのIPアドレスを 192.168.1.101 に変更します。
    Trap Receiver アプリケーションは停止したままにします。

  3. SNMP Plug-in アプリケーションを有効化します。
    その際、IPアドレスを 192.168.1.100 に、ストレージサイズを 102,400 MB に設定します。

  4. Vista Manager アプリケーションにログインします。

  5. SNMPプラグインを再登録します。

Trap Receiver アプリケーションはバックアップができないため、SNMP Plug-in アプリケーションで新しく設定し直す必要があります。
「SNMPプラグイン(AT-VST-APL版)リファレンスマニュアル」の「各種操作」/「初回ログイン時の作業」を参照してください。


ファームウェアバージョン「1.3.1」から「1.4.1」にバージョンアップする


Vista ManagerとWireless Controllerのバックアップファイルを取得する

Vista Manager ソフトウェアバージョン 3.6.0 およびWireless Controller ソフトウェアバージョン 3.6.0 を使用中で、ソフトウェアバージョン 3.7.0 にバージョンアップする場合には、Vista ManagerおよびWireless Controllerのバックアップファイルを取得してください。
バージョンアップ後に、バックアップファイルを使用してリストアすることができます。

Vista Manager アプリケーションのバックアップ手順は、「AT-Vista Manager EX(AT-VST-APL版) ベースリファレンスマニュアル」の「各種操作」/「システムデータの管理」/「バックアップとリストア」を参照してください。

Wireless Controller アプリケーションのバックアップ手順は、「AWCプラグイン(AT-VST-APL版) リファレンスマニュアル」の「各種操作」/「システムデータの管理」/「AWCプラグインシステムのバックアップ・リストア」を参照してください。


AMF Cloud アプリケーションのバックアップファイルを取得する

AMF Cloud ソフトウェアバージョン 5.5.1-0.1 を使用中で、ソフトウェアバージョン 5.5.1-1.1 にバージョンアップする場合には、AMF Cloudのコンフィグファイルやその他必要なファイルを取得してください。
バックアップしたコンフィグファイルやその他必要なファイルは、copyコマンドやTFTPサーバーなどを使用して、AMF Cloud(AT-VST-APL)から別のコンピューターなどにダウンロードする必要があります。
この別のコンピューターなどにダウンロードしたファイルをAMF Cloud(AT-VST-APL)にアップロードすることで、リストアが可能となります。

AMF Cloud アプリケーションのバックアップとリストアは、「AMF Cloud(AT-VST-APL版) リファレンスマニュアル」の「運用・管理」/「コンフィグレーション」/「スタートアップコンフィグのバックアップと復元」を参照してください。
Note
AMF Cloud アプリケーションを削除すると、次回以降のインストールに既存ライセンスを使用できなくなります。
ライセンスの再発行が必要になりますので、再インストール後に内部シリアルを控えて弊社窓口までお問い合わせください。


AMF Security アプリケーションのバックアップファイルを取得する

AMF Security ソフトウェアバージョン 1.8.1を使用中で、ソフトウェアバージョン 2.3.0 にバージョンアップする場合には、AMF Securityのバックアップファイルを取得してください。
バージョンアップ後に、バックアップファイルを使用してリストアすることができます。

AMF Security アプリケーションのバックアップとリストアは、「AMF Security(AT-VST-APL版) リファレンスマニュアル」の「クイックツアー」/「AMF Securityのバックアップとリストア」を参照してください。
Note
AMF Security アプリケーションを削除すると、次回以降のインストールに既存ライセンスを使用できなくなります。
ライセンスの再発行が必要になりますので、再インストール後に内部シリアルを控えて弊社窓口までお問い合わせください。


SNMP Plug-in アプリケーションのバックアップファイルを取得する

SNMP Plug-in アプリケーションのバージョンアップは必要ありませんが、念のためSNMP Plug-inのバックアップファイルを取得することをおすすめします。

SNMP Plug-in アプリケーションのバックアップとリストアは、「SNMPプラグイン(AT-VST-APL版) リファレンスマニュアル」の「画面リファレンス」/「システム」/「システム設定」/「システム管理」を参照してください。


必要なファイルをアップロードする

まず、弊社ホームページからAT-VST-APL 出荷(パッケージ)バージョン 3.3.1のファイル(VST-APL-3.3.1.zip)をダウンロードして解凍します。

AT-VST-APLのファームウェアおよび各アプリケーションのバージョン、必要なファイルを次の表に示します。

表 4:バージョンアップに必要なファイル
出荷(パッケージ)バージョン
AT-VST-APLの
ファームウェアバージョン
Vista Manager アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
Wireless Controller アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
AMF Security アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
AMF Cloud アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
Trap Receiver アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
SNMP Plug-in アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
3.2.1
1.3.1
3.6.0
3.6.0
1.8.1
5.5.1-0.1
2.5.0
2.6.1
3.3.1
(ファイル名)
1.4.1
(ATVSTAPL-1.4.1.iso)
3.7.0
(vista-x86_64-3.7.0.app)
3.7.0
(awc-x86_64-3.7.0.app)
2.3.0
(sesc-x86_64-2.3.0.app)
5.5.1-1.1
(AMF-x86_64-5.5.1-1.1.app)
2.5.0
2.6.1

上記表中のファイルを、AT-VST-APLにアップロードします。
アップロードの手順は、クイックツアー「アップデート」/「ファイルのアップロード」を参照してください。


アプリケーションを停止する

アップデート対象のアプリケーション(AMF Cloud、AMF Security、Vista Manager、Wireless Controller)を停止します。
停止の手順は、クイックツアー「アプリケーションの設定と起動」/「アプリケーションの停止」を参照してください。


AT-VST-APLをアップデートする

AT-VST-APLのアップデートの手順は、クイックツアー「アップデート」/「AT-VST-APLのアップデート」を参照してください。


AMF Cloud アプリケーションをアップデートする

AMF Cloud アプリケーションの管理画面でバージョンを更新して、起動します。
アップデートの手順は、クイックツアー「アップデート」/「アプリケーションのアップデート」を参照してください。


AMF Security アプリケーションをアップデートする

Security アプリケーションの管理画面でバージョンを更新して、起動します。
アップデートの手順は、クイックツアー「アップデート」/「アプリケーションのアップデート」を参照してください。


Vista Manager アプリケーションをアップデートする

Vista Manager アプリケーションの管理画面でバージョンを更新して、起動します。
アップデートの手順は、クイックツアー「アップデート」/「アプリケーションのアップデート」を参照してください。


Wireless Controller アプリケーションをアップデートする

  1. Wireless Controller アプリケーションを削除します。

  2. Wireless Controller アプリケーション有効化の際に、新しいバージョンのファームウェアファイルを選択します。

  3. Vista Managerにログインして、AWCプラグインを再登録します。

  4. AWCプラグインの「システム設定」画面の「IPアドレス設定」項目で、Wireless ControllerのIPアドレスを設定します。

  5. バックアップファイルをリストアします。
なお、管理グループに対するユーザーのネットワーク権限を設定している場合は、AWCプラグインのバックアップファイルをリストア後、再度ユーザーのネットワーク権限の設定を行ってください。


Trap ReceiverからSNMP Plug-inに切り替える手順

Trap Receiver アプリケーションとSNMP Plug-in アプリケーションは同時に使用できません。Trap Receiver アプリケーションを使用中で、SNMP Plug-in アプリケーションに切り替える場合には、次の手順で設定してください。
(ここでは、Trap Receiver アプリケーションのIPアドレスを 192.168.1.100 と仮定しています)
  1. Trap Receiver アプリケーションを停止します。

  2. Trap Receiver アプリケーションのIPアドレスを 192.168.1.101 に変更します。
    Trap Receiver アプリケーションは停止したままにします。

  3. SNMP Plug-in アプリケーションを有効化します。
    その際、IPアドレスを 192.168.1.100 に、ストレージサイズを 102,400 MB に設定します。

  4. Vista Manager アプリケーションにログインします。

  5. SNMPプラグインを再登録します。

Trap Receiver アプリケーションはバックアップができないため、SNMP Plug-in アプリケーションで新しく設定し直す必要があります。
「SNMPプラグイン(AT-VST-APL版)リファレンスマニュアル」の「各種操作」/「初回ログイン時の作業」を参照してください。



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