このリリースノートは、リファレンスマニュアルに記載されていない内容や、ご使用の前にご理解いただきたい注意点など、お客様に最新の情報をお知らせするものです。最初にこのリリースノートをよくお読みになり、本製品を正しくご使用ください。
このリリースノートに記載してある内容についての問い合わせ先は下記になりますので、お間違いのないようにお願いいたします。
AT-VST-APL(本製品)は、ネットワークの統合管理に必要な各種アプリケーションをパッケージ化したアプライアンスボックスです。
パッケージバージョン、AT-VST-APLのファームウェアバージョン、各種アプリケーションのソフトウェアバージョンを、次の表に示します。
- | パッケージバージョン | AT-VST-APLファームウェア | Vista Manager アプリケーション | Wireless Controller アプリケーション | AMF Security アプリケーション | AMF Cloud アプリケーション | Trap Receiver アプリケーション | SNMP Plug-in アプリケーション |
バージョン | 3.4.1 | 1.5.1 | 3.8.0 | 3.8.0 | 2.3.0 | 5.5.1-2.1 | 2.5.0 | 2.8.0 |
ファイル名 | VST-APL-3.4.1.zip | ATVSTAPL-1.5.1.iso | VST-APL-3.4.1.bundle |
パッケージバージョンごとに、サポートするAT-VST-APLのファームウェア、各アプリケーションのバージョンが決まっています。アプリケーションご利用の有無によらず、正しい組み合わせでお使いください。
パッケージバージョン 3.4.1 がサポートする各アプリケーションのバージョンと、各バージョンに対応するドキュメント(マニュアル、リリースノート)は以下のとおりです。
パッケージバージョン 3.4.1 へのアップデート時は、AT-VST-APLのファームウェア、すべてのアプリケーションのバージョンを、下記のサポート対象バージョンにアップデートしてください。アップデート手順は「AT-VST-APL バックアップマニュアル」に記載されています。
また、 各アプリケーションの使用方法、変更点や制限事項は、該当アプリケーションのマニュアル、リリースノートに掲載されておりますので、本製品のご使用にあたっては、AT-VST-APLのドキュメントに加え、使用するアプリケーションのマニュアル、リリースノートもあわせてご参照ください。
これらのドキュメントは弊社ホームページに掲載されています。
http://www.allied-telesis.co.jp/
アプライアンスボックス本体 | |||
---|---|---|---|
製品 | ファームウェアバージョン | ドキュメント | パーツ番号 |
AT-VST-APL | 1.5.1 | AT-VST-APLシリーズ ユーザーマニュアル | 613-002871 Rev.C |
AT-VST-APL リファレンスマニュアル 3.4.1 | 613-002872 Rev.J_2 | ||
AT-VST-APL バックアップマニュアル | 613-003148 Rev.A | ||
AT-VST-APL リリースノート(本ドキュメント) | 613-002884 Rev.F_1 | ||
パッケージバージョン 3.4.1がサポートするアプリケーション | |||
アプリケーション | ソフトウェアバージョン | ドキュメント | パーツ番号 |
Vista Manager | 3.8.0 | AT-Vista Manager EX(AT-VST-APL版)ベースリファレンスマニュアル 3.8.0
※Wireless Controllerについては「AWCプラグイン(AT-VST-APL版)リファレンスマニュアル 3.8.0」を、Trap Receiverについては「Trap Receiver(AT-VST-APL版)リファレンスマニュアル 2.5.0」を、SNMPプラグインについては「SNMPプラグイン(AT-VST-APL版)リファレンスマニュアル 2.8.0」をご参照ください | 613-002908 Rev.G_1 |
AT-Vista Manager EX(AT-VST-APL版)リリースノート (Wireless Controller、Trap Receiver、SNMPプラグインに関する記述を含みます) | 613-002882 Rev.J_1 | ||
Wireless Controller | 3.8.0 | AWCプラグイン(AT-VST-APL版)リファレンスマニュアル 3.8.0 | 613-002909 Rev.G_2 |
※制限事項等は「AT-Vista Manager EX(AT-VST-APL版)リリースノート」をご参照ください | |||
Trap Receiver | 2.5.0 | Trap Receiver(AT-VST-APL版)リファレンスマニュアル 2.5.0 | 613-002896 Rev.G |
※制限事項等は「AT-Vista Manager EX(AT-VST-APL版)リリースノート」をご参照ください | |||
SNMP Plug-in | 2.8.0 | SNMPプラグイン(AT-VST-APL版)リファレンスマニュアル 2.8.0 | 613-002954 Rev.D_1 |
※制限事項等は「AT-Vista Manager EX(AT-VST-APL版)リリースノート」をご参照ください | |||
AMF Security | 2.3.0 | AMF Security(AT-VST-APL版)リファレンスマニュアル 2.3.0 | 613-002874 Rev.C_3 |
AMF Security(AT-VST-APL版)リリースノート | 613-002880 Rev.C_1 | ||
AMF Cloud | 5.5.1-2.1 | AMF Cloud(AT-VST-APL版)リファレンスマニュアル 5.5.1 | 613-002878 Rev.F |
AMF Cloud(AT-VST-APL版)リリースノート | 613-002881 Rev.E |
構成 | AT-VST-APL上で動作 | 他の装置で動作 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Vista Manager | Wireless Controller | Trap Receiver | SNMP Plug-in | AMF Security | AMF Cloud | AMFマスター | AT-Vista Manager EX | |
1 | 〇 | 〇 | - | 〇 | 〇 | 〇 | - | - |
2 | 〇 | 〇 | 〇 | - | 〇 | 〇 | - | - |
3 | 〇 | 〇 | 〇 | - | 〇 | - | 〇 (5.5.0-0.3) | - |
4 | - | - | - | - | - | 〇 | - | 〇 (3.3.1) |
5 | 〇 | 〇 | - | 〇 | 〇 | 〇 (AMFコントローラー) | 〇 (5.5.1-1.1) | - |
6 ※ | 〇 | 〇 | - | 〇 | 〇 | 〇 (AMFコントローラー) | 〇 (5.5.1-2.1) | - |
7 ※ | 〇 | 〇 | 〇 | - | 〇 | 〇 (AMFコントローラー) | 〇 (5.5.1-2.1) | - |
※ AT-VST-APL上で動作する各アプリケーションのバージョンは、前記「AT-VST-APL バージョン 3.4.1 がサポートするアプリケーション」に記載しているバージョンです。
AT-VST-APL ファームウェアバージョン1.1.1がインストールされている製品(梱包箱のF/Wバージョンラベルにv1.1と印字されている製品)において、ご購入時の状態で不要な default.cfg ファイルが保存されている場合があります。
バージョン1.1.1がインストールされている製品への初回アクセス時には、以下の手順で同ファイルが保存されているかどうかを確認し、保存されていた場合は削除してください。
※ ご使用の製品にインストールされているバージョンが1.1.1でない場合(梱包箱のF/Wバージョンラベルにv1.1と印字されていない場合)は、以下の手順は実施不要です。
https://192.168.1.1
または https://192.168.1.2
で AT-VST-APL の設定画面にアクセスしてください。
https://割り当てたIPアドレス
https://192.168.1.1
パッケージバージョン 3.4.1(AT-VST-APL ファームウェアバージョン 1.5.1)へのバージョンアップは、パッケージバージョン 3.1.1(AT-VST-APL ファームウェアバージョン 1.2.1)以降からのみ可能です。
詳しくは、「AT-VST-APL バックアップマニュアル」の「バージョンアップ・バージョンダウン編」をご参照ください。
なお、各アプリケーションのバージョンアップについての制限事項は、「AT-VST-APL バックアップマニュアル」に加え、該当アプリケーションのマニュアル、リリースノートにも掲載されておりますので、あわせてご参照ください。
これまではファイルシステムでエラーを検出してもシステムの稼働を優先する仕様でしたが、同エラー検出時はただちに修復を試みる動作に 変更しました。
サポートするアプリケーションに関して、下記の変更が行われました。
各アプリケーションの使用方法、旧バージョンからの変更点や現バージョンでの制限事項については、「対応アプリケーションバージョンとドキュメント」 記載のマニュアル、リリースノートをご参照ください。
アプリケーションのバージョン更新において、更新後のバージョンを選択する際、更新前のバージョンより古いバージョンや、AT-VST-APL本体のファームウェアバージョンでサポートしないバージョンなど、未サポートのバージョンが選択できないように改善しました。
無効なアプリケーションイメージ(他のプラットフォーム向けのイメージなど)をアップロードした場合、これまでは自動的に除外され、内部に原因説明のログが残るだけでしたが、本バージョンからは無効なファイルも保持され、イメージバージョンのリストにも選択不可の形式で表示されるようになりました。
また、アプリケーションを有効化した後で該当アプリケーションのイメージファイルを削除した場合、イメージファイルの署名確認ができなくなり「署名なし」のアイコンが表示されていましたが、署名済みのまま表示されるよう改善しました。
AT-VST-APLをバージョンアップするときに、アプリケーションごとにバージョンアップ用のファイルが必要でしたが、各アプリケーションが含まれた1つのファイルだけでバージョンアップできるようになりました。
詳しくは、「AT-VST-APL バックアップマニュアル」の「バージョンアップ・バージョンダウン編 / バージョンアップ」をご参照ください。
USBメモリーを使用したバックアップとリストア(復元)をサポートしました。
これにともない、本バージョンから製品前面のUSBポートをサポートします(バックアップ・リストア機能での使用のみがサポート対象です)。
バックアップ・リストアの対象は以下のとおりです。
本機能は新しく追加された「システム」>「バックアップと復元」画面から操作します。
詳細は「AT-VST-APL バックアップマニュアル」の「バックアップ・リストア編 / USBメモリーを使用したバックアップとリストア」をご参照ください。
パッケージバージョン 1.5.1 から 3.4.1 へのバージョンアップにおいて、以下の項目が修正されました。
httpd-unknown_application-ATVSTAPL-0.0.0-xxx.tgz
というコアファイルが生成される場合がありましたが、これを修正しました。
AT-VST-APL起動後、Bufferedログに下記のようなエラーログが出力されることがありましたが、これを修正しました。
exFAT-fs (sr0): invalid fs_name exFAT-fs (sr0): failed to read boot sector exFAT-fs (sr0): failed to recognize exfat type
パッケージバージョン 3.4.1がサポートするAT-VST-APL ファームウェアバージョン 1.5.1には、以下の制限事項があります。
「インターフェース管理」画面でインターフェースを作成したとき、「ログ」画面に下記のようなerrレベルのログメッセージが出力されますが、動作には影響しません。
/etc/systemd/network/eth4.4.network:4: Not a valid MAC address, ignoring assignment:
※ bond1がbr1に所属している場合
バックアップ実行中に、「ログ」画面に下記のようなログメッセージが出力されることがありますが、動作には影響しません。
dm-7: Failed to process device, ignoring: No such file or directory Last message 'dm-7: Failed to proc' repeated 1 times, suppressed by syslog-ng on [APLのシリアル番号]
AT-VST-APL本体、および、各アプリケーションのリファレンスマニュアルに記載されていない機能、コマンドはサポート対象外です。
最新マニュアルの入手先については、「対応アプリケーションバージョンとドキュメント」をご覧ください。