AT-VST-APL バックアップマニュアル

本マニュアルでは、アプライアンスボックス AT-VST-APLのバックアップ、リストア、バージョンアップ、バージョンダウン方法について詳細に解説しています。AT-VST-APLをメンテナンスするための参考資料としてご利用ください。

なお、設定を始める前に済ませておかなければならないこと、例えば機器の設置や配線などについては説明しておりません。これらに関しては、弊社ホームページに掲載されている「AT-VST-APL ユーザーマニュアル」をご参照ください。
また、AT-VST-APLの概要、設定方法、画面リファレンスなどについては、弊社ホームページに掲載されている「AT-VST-APL リファレンスマニュアル」をご参照ください。

はじめに

対象製品とバージョン

本マニュアルの対象となる AT-VST-APLシリーズの機種とバージョンは次のとおりです。
Note
マニュアル中では、機能的な変更がない場合に過去のバージョンの画面例を用いていることがあります。あらかじめご了承ください。

ハードウェア

ソフトウェア

Note
2023年10月現在におけるソフトウェアサポート対象のパッケージバージョンは 3.5.1以降です。
最新の情報は弊社ホームページをご確認ください。
パッケージバージョン
AT-VST-APL
ファームウェアバージョン
3.8.1
1.8.3
3.7.1
1.8.2
3.6.1
1.7.3
3.5.3
1.7.1
3.5.2
1.6.1
3.5.1
1.6.1

製品のご使用にあたっては、必ず弊社ホームページに掲載のリリースノートや添付書類をお読みになり、最新の情報をご確認ください。リリースノートや添付書類には、製品のバージョンごとの注意事項や最新情報が記載されています。

サポート機能と制限事項

原則として、本マニュアルに記載されていない機能はサポート対象外です。また、本マニュアルに記載されている機能でも、サポート対象外となることがあります。各バージョンにおける新規機能や機能の変更点、制限事項については、弊社ホームページに掲載のリリースノートや添付書類でご確認ください。また、機能によってはライセンスを必要とするものもありますので、そちらもあわせてご確認ください。

マニュアルの提供形態

本マニュアルは HTML(Hyper Text Markup Language)形式のオンラインマニュアルです。製品には同梱されておりません。弊社Webサイトにて最新バージョンを見ることができます。印刷物としては提供しておりませんので、印刷物が必要な場合はHTMLファイルをプリンターで出力してご使用ください。

本マニュアルをご覧になるには、Microsoft Edge/Google Chrome/Mozilla FirefoxなどのWebブラウザーが必要です。HTMLフレームを使用しているためフレーム対応のブラウザーが必要ですが、JavaScript、ActiveScriptなどのスクリプト言語、Javaアプレットなどは使用しておりませんので、これらの機能はオフでもかまいません。

本マニュアルは、ハイパーリンク機能を利用して、ある機能から関連する別の機能へジャンプしたり、設定例のページから設定画面のリファレンスへジャンプしたりできるように作成してあります。

マニュアルの構成

本マニュアルの章は、「概要」「操作編」「バックアップ・リストア編」「バージョンアップ・バージョンダウン編」に分けられています。
画面上部のフレームに表示されている項目が各章へのリンクです。章名をクリックすると、画面左側のフレームに節(サブメニュー)が表示されます。節のリンクをクリックすると、画面右側のフレームに解説が表示されます。


表記について

本マニュアルにおける各種表記について説明します。

AT-VST-APL

本マニュアルでは、アプライアンスボックス AT-VST-APLを「AT-VST-APL」と総称します。

設定例では、IPアドレス、ログイン名、パスワードなどに具体的な文字列や値を使用していますが、これらは例として挙げただけの架空の存在です。実際に運用を行う場合は、お客様の環境におけるものをご使用ください。

また、本マニュアルの設定例はあくまでも説明のためのサンプルです。お客様の環境に適した設定を行う際の参考としてください。

画面例

本マニュアルの執筆時には開発中のバージョンを用いたため、画面表示やバージョンが実際の製品とは異なる場合があります。
また、本マニュアルの説明は特に記載がない場合は、AT-VST-APL-10の画面を使用して説明しています。
あらかじめご了承ください。

最新情報

製品の出荷後は、弊社Webサイトでマニュアルなどの正誤情報や改版されたマニュアル、アップデートされたソフトウェアなどの最新の情報を公開しています。


ご注意

本書に関する著作権等の知的財産権は、アライドテレシス株式会社(弊社)の親会社であるアライドテレシスホールディングス株式会社が所有しています。
アライドテレシスホールディングス株式会社の同意を得ることなく、本書の全体または一部をコピーまたは転載しないでください。
弊社は、予告なく本書の全体または一部を修正・改訂することがあります。
弊社は改良のため製品の仕様を予告なく変更することがあります。

(C) 2023 アライドテレシスホールディングス株式会社

商標について


マニュアルバージョン


概要 / はじめに

AT-VST-APLの構成要素
AT-VST-APLの基本構成
AT-VST-APLのパッケージバージョン
AT-VST-APLのメンテナンスの前に
バックアップ
リストア
バージョン変更


AT-VST-APLの基本構成、パッケージバージョンについて説明します。また、AT-VST-APLのメンテナンス項目について、目的別の参照先を示します。

AT-VST-APLの構成要素

AT-VST-APLの基本構成

AT-VST-APLは、ネットワークの統合管理に必要な機能をパッケージ化したアプライアンスボックスです。
次に示す機能を提供します。
次の図に示すとおり、AT-VST-APLのファームウェアが基本ソフトウェアとなり、Vista ManagerとVista Manager プラグイン、Vista Manager以外の機能にわかれて動作します。
Vista Managerの各プラグインは、AT-VST-APLのファームウェア上で動作するVista Managerによって管理されています。

AT-VST-APLのパッケージバージョン

AT-VST-APLのパッケージバージョンとは、AT-VST-APL購入時にインストールされているすべての状態、または弊社ホームページからダウンロードできるソフトウェアファイル(VST-APL-x.x.x.zip)を示します。
パッケージバージョン、ファームウェア、アプリケーションのバンドルファイルの関係について、下図に示します。

例えば、パッケージバージョン 3.8.1の場合、パッケージバージョンのファイル(VST-APL-3.8.1.zip)をダウンロードして解凍すると、ファームウェアファイル(ATVSTAPL-1.8.3.iso)およびアプリケーションのバンドルファイル(VST-APL-3.8.1.bundle)が作成されます。

AT-VST-APLのメンテナンスの前に

AT-VST-APLの主なメンテナンスとして、バックアップ、リストア、バージョン変更があります。目的や手順を確認しながら、参照先を示します。

バックアップ

バックアップをする目的別に参照先を示します。

各設定をバックアップしたい

今まで使用している筐体にリストアできるようにバックアップしたい(設定変更を行うなど)

別の筐体にリストアできるようにバックアップしたい(今まで使用している筐体の障害に備えるなど)

リストア

バックアップしたファイルのリストアをする際に、確認する項目と参照先を示します。

今まで使用している筐体に設定をリストアしたい(設定変更を行ったが、元の設定に戻したいなど)

別の筐体に設定をリストアしたい(今まで使用している筐体に障害が発生したなど)

バージョン変更

AT-VST-APLのバージョンを変更する際に、確認する項目と参照先を示します。

バージョンアップしたい

バージョンダウンしたい

概要 / バックアップとリストアについて

アプリケーションのライセンスについて
AT-VST-APLの設定内容
Vista Manager アプリケーション
AMF Cloud アプリケーション
AMF Security アプリケーション
Wireless Controller アプリケーション
SNMP Plug-in アプリケーション


ここでは、運用中のAT-VST-APLの設定や各アプリケーション設定をバックアップする方法と、リストアする方法について、参照するマニュアルを示します。
このあとの項目では、下図のカラーで示した部分について説明します。

アプリケーションのライセンスについて

アプリケーションによって、バックアップ作成時のライセンスの扱いが異なりますのでご注意ください。

表 1:バックアップ作成時のライセンスの扱い
アプリケーション ライセンスの扱い
AMF Cloud 既存ライセンスを使用できないため、再発行が必要です。
AMF Security AMF Security ソフトウェアバージョン 2.3.0以降をお使いの場合、既存ライセンスを使用できないため、再発行が必要です。
AMF Security ソフトウェアバージョン 1.8.1以前をお使いの場合、既存ライセンスを使用できるため、再発行は不要です。
Vista Manager Vista Managerのバックアップファイルを取得してリストアすることで、既存ライセンスの復旧が可能です。バックアップファイルがない場合は、ライセンスの再発行が必要です。
Wireless Controller
SNMP Plug-in
Note
ライセンスの再発行が必要になった場合は、アプリケーションの再インストール後に内部シリアルを控えて、弊社窓口までお問い合わせください。

AT-VST-APLの設定内容

AT-VST-APLにログインして設定した内容は、AT-VST-APLの設定ファイルに保存することができます。AT-VST-APLの設定ファイルを使用して、バックアップ・リストアができます。

Note
AT-VST-APLの設定ファイル(default.cfg)は、取得したときのファームウェアバージョンと、同じファームウェアバージョンでのみリストアができます。例えば、ファームウェアバージョン 1.8.3でバックアップした設定ファイルは、ファームウェアバージョン 1.8.3でのみリストアできます。
そのため、使用するファームウェアバージョンで設定ファイルを取得していない場合には、設定のリストアはできません。再度設定が必要になります。
Note
バックアップファイルを使用してリストア可能な組み合わせは、AT-VST-APL-06からAT-VST-APL-06、AT-VST-APL-10からAT-VST-APL-10のみとなります。AT-VST-APL-06とAT-VST-APL-10の組み合わせではリストアできません。

Vista Manager アプリケーション

ここでは、Vista Manager アプリケーションについて説明します。

Vista Manager アプリケーションのバックアップとリストアは、「AT-Vista Manager EX(AT-VST-APL版)ベースリファレンスマニュアル」の「各種操作」/「システムデータの管理」/「バックアップとリストア」を参照してください。

AMF Cloud アプリケーション

ここでは、AMF Cloud アプリケーションについて説明します。

AMF Cloud アプリケーションのバックアップとリストアは、「AMF Plus Cloud/AMF Cloud(AT-VST-APL版)リファレンスマニュアル」の「運用・管理」/「コンフィグレーション」/「スタートアップコンフィグのバックアップと復元」を参照してください。
なお、バックアップしたコンフィグファイルやその他必要なファイルは、copyコマンドやTFTPサーバーなどを使用して、AMF Cloud(AT-VST-APL)から別のコンピューターなどにダウンロードする必要があります。
この別のコンピューターなどにダウンロードしたファイルをAMF Cloud(AT-VST-APL)にアップロードすることで、リストアが可能となります。
Note
AMF Cloud アプリケーションを削除すると、次回以降のインストールに既存ライセンスを使用できなくなります。
ライセンスの再発行が必要になりますので、再インストール後に内部シリアルを控えて弊社窓口までお問い合わせください。

AMF Security アプリケーション

ここでは、AMF Security アプリケーションについて説明します。

AMF Security アプリケーションのバックアップとリストアは、「AMF Security(AT-VST-APL版)リファレンスマニュアル」の「クイックツアー」/「AMF Securityのバックアップとリストア」を参照してください。
Note
AMF Security ソフトウェアバージョン 2.3.0以降をお使いの場合、AMF Security アプリケーションを削除すると、次回以降のインストールに既存ライセンスを使用できなくなります。
ライセンスの再発行が必要になりますので、新しくインストールしたAMF Securityの「システム設定」/「システム情報」画面に表示されるシリアル番号を控えて弊社窓口までお問い合わせください。

Wireless Controller アプリケーション

ここでは、Wireless Controller アプリケーションについて説明します。

Wireless Controller アプリケーションのバックアップとリストアは、「AWCプラグイン(AT-VST-APL版)リファレンスマニュアル」の「各種操作」/「システムデータの管理」/「AWCプラグインシステムのバックアップ・リストア」を参照してください。

SNMP Plug-in アプリケーション

ここでは、SNMP Plug-in アプリケーションについて説明します。

SNMP Plug-in アプリケーションのバックアップとリストアは、「SNMPプラグイン(AT-VST-APL版)リファレンスマニュアル」の「画面リファレンス」/「システム」/「システム設定」/「システム管理」を参照してください。

操作編 / ファイルのアップロード

ファイルのアップロード


ファイルのアップロード

AT-VST-APLのバージョンアップやリストアに必要なファイルを、設定用コンピューターからAT-VST-APLにアップロードする手順について説明します。
ここでは、「ATVSTAPL-x.x.x.iso」というファームウェアファイルをアップロードする場合を例に説明します。
  1. 設定用コンピューターにファイルを保存します。
  2. AT-VST-APLにログインします。
  3. 「システム」-「ファイル管理」メニューをクリックして、「ファイル管理」画面を表示します。

  4. 「アップロード」ボタンをクリックして、手順1で保存したファイルを選択してアップロードします。

  5. アップロードしたファイルが表示されていることを確認します。

以上で、ファイルのアップロードは完了です。
ほかにもアップロードするファイルがある場合には、同じ手順でアップロードしてください。

操作編 / アプリケーションの停止と削除

アプリケーションの停止
アプリケーションの削除


AT-VST-APLにインストールされているアプリケーションの停止と削除の手順を説明します。

アプリケーションの停止

ここでは、AMF Security アプリケーションの停止を例に説明します。
  1. 画面左側メニュー欄で、「AMF Security」をクリックします。

  2. AMF Securityの管理画面が表示されますので、「停止」ボタンをクリックします。

  3. 状態が「停止中」になります。手順4の画面が表示されるまで、しばらくお待ちください。

  4. 状態が「停止済み」になり、「削除」ボタンと「起動」ボタンが表示されたら、アプリケーションの停止は完了です。

  5. 画面右上の「保存」ボタンをクリックして、アプリケーションの停止状態を保存します。

アプリケーションの削除

停止したアプリケーションを削除することができます。
Note
アプリケーションを削除した場合、ライセンスや設定情報が削除されます。操作には十分ご注意ください。
復元予定がない場合やトラブルシューティングで必要な場合を除き、削除しないことをおすすめします。
各アプリケーションの管理画面「デプロイ済みアプリケーション一覧」で「削除」ボタンをクリックすると、AT-VST-APLから削除されます。

Note
AMF Cloud アプリケーションを削除すると、次回以降のインストールに既存ライセンスを使用できなくなります。
ライセンスの再発行が必要になりますので、再インストール後に内部シリアルを控えて弊社窓口までお問い合わせください。
Note
AMF Security アプリケーションを削除すると、次回以降のインストールに既存ライセンスを使用できなくなります。
ライセンスの再発行が必要になりますので、新しくインストールしたAMF Securityの「システム設定」/「システム情報」画面に表示されるシリアル番号を控えて弊社窓口までお問い合わせください。

バックアップ・リストア編 / AT-VST-APLの設定ファイルのバックアップとリストア

AT-VST-APLの設定ファイルの保存
設定ファイルのバックアップ手順
設定ファイルのリストア手順


ここでは、AT-VST-APLの設定ファイル(default.cfg)の保存、設定ファイル(default.cfg)からのリストア手順を説明します。
お使いのアプリケーションのバックアップ、リストアについては、「バックアップとリストアについて」を参照してください。

Note
AT-VST-APLの設定ファイル(default.cfg)は、取得したときのファームウェアバージョンと、同じファームウェアバージョンでのみリストアができます。例えば、ファームウェアバージョン 1.8.3でバックアップした設定ファイルは、ファームウェアバージョン 1.8.3でのみリストアできます。そのため、使用するファームウェアバージョンで設定ファイルを取得していない場合には、設定のリストアはできません。再度設定が必要になります。
Note
「USBメモリーを使用したバックアップとリストア」の手順でバックアップとリストアをする場合には、AT-VST-APLの設定ファイル(default.cfg)も同時にバックアップできるため、本手順でのバックアップは必要ありません。
Note
設定ファイルのバックアップファイルを使用してリストア可能な組み合わせは、AT-VST-APL-06からAT-VST-APL-06、AT-VST-APL-10からAT-VST-APL-10のみとなります。
AT-VST-APL-06とAT-VST-APL-10の組み合わせではリストアできません。

AT-VST-APLの設定ファイルの保存

AT-VST-APLの設定を変更したり、アプリケーションを起動状態にした場合には、画面上部のナビゲーションバーにある「保存」ボタンがオレンジ色に変わります。クリックすることで、AT-VST-APLの設定内容が保存されます。

「保存」ボタンをクリックすると、「ファイル管理」画面に「default.cfg」というファイルが作成されます(すでに存在していた場合は上書きされます)。
このファイルには、「保存」ボタンをクリックした時点のAT-VST-APLの設定内容が保存されますので、AT-VST-APLの設定内容のバックアップファイルとして使用できます。

設定ファイルのバックアップ手順

設定用コンピューターにAT-VST-APLの設定ファイルをバックアップする手順を説明します。
Note
アプリケーションによって、バックアップ作成時のライセンスの扱いが異なります。詳しくは、「アプリケーションのライセンスについて」を参照してください。
  1. AT-VST-APLにログインして、必要な設定を行います。
  2. 設定が完了したら、画面上部のナビゲーションバーにある「保存」ボタンをクリックします。

  3. 「ファイル管理」画面を開いて、「default.cfg」ファイルを確認します。

  4. 「default.cfg」ファイルの横にある「ダウンロード」ボタンをクリックします。

  5. Webブラウザーの表示に従って、「default.cfg」ファイルを保存します。
AT-VST-APLの設定ファイルのバックアップは以上です。

設定ファイルのリストア手順

運用中のAT-VST-APLを、以前に作成したバックアップの状態に復元します。
設定ファイルのリストアは、次の手順で行います。
Note
リストアするためには、AT-VST-APLを再起動する必要があります。
Note
AT-VST-APLの再起動が完了するまで、「保存」ボタンをクリックしないでください。
「保存」ボタンをクリックした時点の設定内容で「default.cfg」ファイルが作成されるため、以前に作成したバックアップの状態に復元できません。
  1. AT-VST-APLにログインして、「ファイル管理」画面を表示します。
  2. 「default.cfg」ファイルの横にある「削除」ボタンをクリックします。

  3. 確認画面が表示されますので、「削除」ボタンをクリックします。

    Note
    「保存」ボタンがオレンジ色に変わりますが、クリックしないでください。
    「保存」ボタンをクリックすると、「default.cfg」ファイルが作成されます。
  4. 「アップロード」ボタンをクリックします。

  5. 以前に保存した「default.cfg」ファイルを選択して、「開く」ボタンをクリックします。

    「default.cfg」ファイルが削除されていない場合は確認画面が表示されますので、「適用」ボタンをクリックしてください。

  6. 「default.cfg」ファイルを確認します。

    Note
    「保存」ボタンがオレンジ色に変わりますが、クリックしないでください。上記手順でアップロードした「default.cfg」ファイルの設定内容が、「保存」ボタンをクリックした時点の設定内容に上書きされます。
  7. 「再起動」ボタンをクリックして、AT-VST-APLを再起動します。

AT-VST-APLの設定ファイルのリストアは以上です。

バックアップ・リストア編 / USBメモリーを使用したバックアップとリストア

USBメモリーについて
USBメモリーの必要容量
フォーマット方式
USBメモリーの接続
バックアップファイルの確認
USBメモリーの取り外し
バックアップファイルを取得する
別の筐体または同じ筐体にリストアする
起動時ファームウェアファイル設定
リストアする


ここでは、AT-VST-APLに接続したUSBメモリーにバックアップして、同じ筐体のAT-VST-APLまたは別の筐体のAT-VST-APLにリストアする方法を説明します。
Note
USBメモリーを使用したバックアップとリストアは、パッケージバージョン 3.4.1(ファームウェアバージョン 1.5.1)以降で利用できます。
Note
バックアップファイルを使用してリストア可能な組み合わせは、AT-VST-APL-06からAT-VST-APL-06、AT-VST-APL-10からAT-VST-APL-10のみとなります。
AT-VST-APL-06とAT-VST-APL-10の組み合わせではリストアできません。
Note
工場出荷状態のAT-VST-APL、設定ファイル(default.cfg)を削除したAT-VST-APLを起動する際は、バックアップファイルを保存したUSBメモリーは接続しないでください。

USBメモリーについて

Note
USBメモリーは、お客様の使用環境で事前に検証を行った上で導入してください。

USBメモリーの必要容量

USBメモリーに保存されるバックアップファイルのサイズは、AT-VST-APLにインストールする各アプリケーションの使用状況によって異なりますが、最大ファイルサイズは「AT-VST-APL本体」と「インストールした各アプリケーション」のストレージサイズを足した値となります。
使用されるアプリケーションの組み合わせに応じて、最大ファイルサイズ以上の容量のUSBメモリーをご用意ください。
表 1:ストレージサイズ
項目名 ストレージサイズ
AT-VST-APL本体 10GB
各アプリケーション
Vista Manager 200GB
AMF Cloud 32GB
AMF Security 80GB
Wireless Controller 200GB
SNMP Plug-in 100GB
表 2:最大ファイルサイズの算出例
使用アプリケーション 最大ファイルサイズの算出例
AMF Cloud のみ AT-VST-APL本体(10GB) + AMF Cloud(32GB) = 42GB
AMF Cloud + Vista Manager AT-VST-APL本体(10GB) + AMF Cloud(32GB) + Vista Manager(200GB) = 242GB
すべて使用 AT-VST-APL本体(10GB) + 各アプリケーション合計(612GB) = 622GB

フォーマット方式

使用できるUSBメモリーのフォーマット方式を次に示します。

USBメモリーの接続

AT-VST-APL前面のUSBポートにUSBメモリーを接続します。
「システム」/「ファイル管理」画面に「外部メディア使用量」項目が追加されます。

AT-VST-APLにUSBポートは2ポートあり、2つのUSBメモリーを接続することができます。先に接続したUSBメモリーが「/mnt/media0」、あとから接続したUSBメモリーが「/mnt/media1」と表示され、それぞれの使用量が表示されます。
Note
AT-VST-APLを再起動すると、「media0」と「media1」が入れ替わる場合があります。USBメモリーを2つ同時に使用する場合にはご注意ください。

バックアップファイルの確認

バックアップファイルを保存したUSBメモリーを接続した場合、「システム」/「バックアップと復元」画面の「バックアップ」項目にバックアップがリスト表示されます。
サイズが大きいバックアップファイルがある場合や、バックアップファイルの数が多い場合は、すべて表示されるまでに数分かかります。

USBメモリーの取り外し

USBメモリーを取り外す際に必要な操作はありません。
バックアップファイル作成中やリストア中など、USBメモリーにアクセスしていないことを確認して、取り外してください。

バックアップファイルを取得する

バックアップファイルを取得する手順を説明します。
バックアップ対象のアプリケーションは、実行中でも停止済みでもバックアップできます。
Note
現在使用している起動時ファームウェアファイル設定(ATVSTAPL-x.x.x.iso)はバックアップされません。
  1. 「システム」/「バックアップと復元」画面を開き、「バックアップ作成」ボタンをクリックします。

    Note
    スケジュールを使用したバックアップは未サポートです。
  2. 「バックアップ」ダイアログが表示されますので、下記のとおり設定します。

    表 3:設定データ
    バックアップ先を選択してください(必須項目) バックアップ先のUSBメモリーを選択します。
    設定ファイルをバックアップしますか? AT-VST-APLの設定ファイル(default.cfg)をバックアップする場合には「はい」を、バックアップしない場合には「いいえ」を選択します。
    バックアップ対象ファイル バックアップするアプリケーションのファームウェア(拡張子.app)を選択します。
    バックアップ対象インスタンス バックアップするアプリケーションの設定(ライセンス、シリアル番号含む)を選択します。
    アプリケーションが実行中または停止済みの際に行うことができます。
    バックアップ先の推定必要容量 USBメモリーに必要な容量の推定値です。実際に作成されるサイズとは異なります。
    バックアップ対象のアプリケーションが実行中の場合は、実際に使用されているストレージサイズをもとに算出されます。
    停止済みの場合は、作成時に割り当てたストレージサイズをもとに算出されるため、大きく異なります。
  3. 「バックアップ」ダイアログで「今すぐバックアップ」ボタンをクリックして、バックアップを開始します。
    推定必要容量とバックアップ先の空き容量がほぼ同じ容量の場合と、推定必要容量よりバックアップ先の空き容量が少ない場合には、下記のメッセージが表示されますが、「OK」ボタンをクリックすることでバックアップを続行します。

    Note
    推定必要容量によっては、バックアップ完了までに30分以上の時間がかかります。
  4. 「バックアップと復元」画面でバックアップを確認します。
    バックアップが成功した場合は、「バックアップ」にリスト表示されます。
    バックアップに失敗した場合は、「実行中ジョブ」の「状態」にメッセージが表示され、「再試行」ボタンと「削除」ボタンが表示されます。

    USBメモリーには、バックアップファイルとチェックサムファイルが保存されます。
    Note
    作成されるバックアップファイルとチェックサムファイルの日時は、協定世界時(UTC)となります。

別の筐体または同じ筐体にリストアする

ここでは、バックアップファイルを使用して、運用中のAT-VST-APLから、同じ筐体または別の筐体のAT-VST-APLにリストアする方法を説明します。
本説明では、以下のように区別して記載します。
Note
バックアップファイルを使用してリストア可能な組み合わせは、AT-VST-APL-06からAT-VST-APL-06、AT-VST-APL-10からAT-VST-APL-10のみとなります。
AT-VST-APL-06とAT-VST-APL-10の組み合わせでは、バックアップファイルを使用してリストアできません。
Note
工場出荷状態のAT-VST-APL、設定ファイル(default.cfg)を削除したAT-VST-APLを起動する際は、バックアップファイルを保存したUSBメモリーは接続しないでください。

起動時ファームウェアファイル設定

バックアップファイルを取得したAT-VST-APL(筐体A)とリストアするAT-VST-APL(筐体B)は同じファームウェアバージョンである必要があります。
「システム」/「ファイル管理」画面の「起動時ファームウェアファイル設定」項目を確認してください。
ファームウェアのバージョンアップについて詳しくは、バージョンアップ・バージョンダウン編「バージョンアップ」を参照してください。

リストアする

AT-VST-APL(筐体B)にリストアします。
  1. バックアップファイルを保存したUSBメモリーを接続します。
  2. 「システム」/「バックアップと復元」画面を開き、リストアするバックアップを確認します。
    バックアップ名の横にある i アイコンをマウスオーバーすると、バックアップの情報が表示されます(「場所」の項目で、「media0」または「media1」のどちらに保存されているか確認できます)。

  3. 「システム」/「バックアップと復元」画面を開き、リストアするバックアップの「復元」ボタンをクリックします。

  4. 「復元」ダイアログが表示されますので、下記のとおり設定します。

    表 4:設定データ
    機器の設定を復元しますか? AT-VST-APLの設定ファイル(default.cfg)をリストアする場合には「はい」を、リストアしない場合には「いいえ」を選択します。
    リストアする場合はAT-VST-APLの再起動が必要ですが、リストアしない場合は再起動は不要です。
    復元対象ファイル リストアするアプリケーションのファームウェア(拡張子.app)を選択します。
    復元対象インスタンス リストアするアプリケーションの設定(ライセンス、シリアル番号含む)を選択します。
    リストア対象のアプリケーションが停止済みの場合は、アプリケーションの設定が上書きされます。
    リストア対象のアプリケーションが実行中の場合は、メッセージが表示されリストアできません。アプリケーションを停止または削除してください。
    フラッシュメモリーの推定必要容量 リストアする際に必要な、「システム」/「ファイル管理」画面の「フラッシュメモリー使用量」の空き容量です。
    ストレージの推定必要容量 リストアする際に必要な、「システム」/「コンテナサービス」画面における「コンピュートノード」の「ストレージ」の空き容量です。
    Note
    オフラインのアプリケーションがあり、「復元」ボタンが表示されている場合には、リストアできません。「復元」ボタンをクリックして「起動」ボタンが表示されている状態にするか、または「削除」ボタンをクリックしてアプリケーションを削除したあと、リストアしてください。
  5. 「復元」ダイアログで「復元」ボタンをクリックして、リストアを開始します。
    AT-VST-APLの設定ファイルをリストアする場合には下記のメッセージが表示されますので、「OK」ボタンをクリックしてリストアを続行します。

  6. リストア中は「状態」項目にメッセージが表示されます。
    Note
    リストア中にAT-VST-APLを再起動したり、電源をオフにしたりしないでください。

    バックアップのサイズによっては、リストア完了までに30分以上の時間がかかります。なお、バックアップデータのサイズによって変動します。
    このあとは、AT-VST-APLの設定ファイルをリストアする場合は手順7に、リストアしない場合は手順8に進みます。
  7. 【AT-VST-APLの設定ファイルをリストアする場合】リストアが完了すると「状態」項目に「復元成功」と表示されます。
    リストアが成功した場合は、画面右上の「保存」ボタンをクリックしないで、AT-VST-APLを再起動してください。
    再起動後はバックアップした際のAT-VST-APLの設定ファイル(default.cfg)が読み込まれます。インターフェースの設定なども、バックアップした際の設定となります。
    また、アプリケーションの状態もバックアップした際の状態で起動します(実行中の状態でバックアップした場合は、アプリケーションが自動で起動されて実行中になります)。

    Note
    AT-VST-APLの設定ファイル(default.cfg)をリストアして、リストアが成功した場合に「保存」ボタンをクリックしてしまったときも、AT-VST-APLを再起動してください。
    この場合、AT-VST-APLの設定ファイルだけが復元できていないため、再度AT-VST-APLの設定ファイルだけをリストアするか、手動で再設定してください。
    Note
    AT-VST-APLに「VST-APL-x.x.x.bundle」ファイルをアップロードしている場合、AT-VST-APLの再起動後、すぐに設定画面にアクセスするとアプリケーションの状態が正しく表示されませんが、約2分経過すると正常に表示されます。
  8. 【AT-VST-APLの設定ファイルをリストアしない場合】リストアが成功すると「OK」ボタンが表示されますので、クリックします。
    アプリケーションは停止済みの状態でリストアされていますので、手動で起動してください。

    リストアが失敗した場合には、状態にエラーメッセージが表示され、「再試行」ボタンと「削除」ボタンが表示されます。

    Note
    アプリケーションがある状態でリストアを行うとストレージの空き容量が不足し、リストアが失敗することがあります。不要なアプリケーションは削除してください。

バックアップ・リストア編 / 別の筐体へのリストア

AT-VST-APL(筐体B)のバージョンが同じ場合
パッケージバージョン 3.8.1(ファームウェアバージョン 1.8.3)
パッケージバージョン 3.7.1(ファームウェアバージョン 1.8.2)
パッケージバージョン 3.6.1(ファームウェアバージョン 1.7.3)
パッケージバージョン 3.5.3(ファームウェアバージョン 1.7.1)
パッケージバージョン 3.5.2(ファームウェアバージョン 1.6.1)
パッケージバージョン 3.5.1(ファームウェアバージョン 1.6.1)
AT-VST-APL(筐体B)のファームウェアバージョンが異なる場合
AT-VST-APL(筐体B)のファームウェアバージョンが上の場合
AT-VST-APL(筐体B)のファームウェアバージョンが下の場合


ここでは、運用中のAT-VST-APLから、別の筐体のAT-VST-APLにリストアする方法を説明します。
本説明では、以下のように区別して記載します。
Note
バックアップファイルを使用してリストア可能な組み合わせは、AT-VST-APL-06からAT-VST-APL-06、AT-VST-APL-10からAT-VST-APL-10のみとなります。AT-VST-APL-06とAT-VST-APL-10の組み合わせではリストアできません。
Note
2023年6月現在におけるソフトウェアサポート対象のパッケージバージョンは 3.4.1以降です。
最新の情報は弊社ホームページをご確認ください。

AT-VST-APL(筐体B)のバージョンが同じ場合

AT-VST-APL(筐体A)から同じバージョンのAT-VST-APL(筐体B)にリストアする手順を説明します。

パッケージバージョン 3.8.1(ファームウェアバージョン 1.8.3)

表 1:パッケージバージョン 3.8.1
パッケージバージョン AT-VST-APLの
ファームウェアバージョン
Vista Manager アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
Wireless Controller アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
AMF Security アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
AMF Cloud アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
SNMP Plug-in アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
3.8.1 1.8.3 3.11.0 3.11.0 2.6.0 5.5.3-1.3 2.10.0

バックアップとリストア

パッケージバージョン 3.7.1(ファームウェアバージョン 1.8.2)

表 2:パッケージバージョン 3.7.1
パッケージバージョン AT-VST-APLの
ファームウェアバージョン
Vista Manager アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
Wireless Controller アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
AMF Security アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
AMF Cloud アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
Trap Receiver アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
SNMP Plug-in アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
3.7.1 1.8.2 3.10.3 3.10.1 2.5.1 5.5.3-0.1 2.5.0 2.9.1

バックアップとリストア

パッケージバージョン 3.6.1(ファームウェアバージョン 1.7.3)

表 3:パッケージバージョン 3.6.1
パッケージバージョン AT-VST-APLの
ファームウェアバージョン
Vista Manager アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
Wireless Controller アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
AMF Security アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
AMF Cloud アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
Trap Receiver アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
SNMP Plug-in アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
3.6.1 1.7.3 3.10.2 3.10.0 2.5.0 5.5.2-2.3 2.5.0 2.9.0

バックアップとリストア

パッケージバージョン 3.5.3(ファームウェアバージョン 1.7.1)

表 4:パッケージバージョン 3.5.3
パッケージバージョン AT-VST-APLの
ファームウェアバージョン
Vista Manager アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
Wireless Controller アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
AMF Security アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
AMF Cloud アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
Trap Receiver アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
SNMP Plug-in アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
3.5.3 1.7.1 3.9.2 3.9.1 2.4.0 5.5.2-1.1 2.5.0 2.8.1

バックアップとリストア

パッケージバージョン 3.5.2(ファームウェアバージョン 1.6.1)

表 5:パッケージバージョン 3.5.2
パッケージバージョン AT-VST-APLの
ファームウェアバージョン
Vista Manager アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
Wireless Controller アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
AMF Security アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
AMF Cloud アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
Trap Receiver アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
SNMP Plug-in アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
3.5.2 1.6.1 3.9.1 3.9.1 2.3.2 5.5.2-0.1 2.5.0 2.8.1

バックアップとリストア

パッケージバージョン 3.5.1(ファームウェアバージョン 1.6.1)

表 6:パッケージバージョン 3.5.1
パッケージバージョン AT-VST-APLの
ファームウェアバージョン
Vista Manager アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
Wireless Controller アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
AMF Security アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
AMF Cloud アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
Trap Receiver アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
SNMP Plug-in アプリケーションの
ソフトウェアバージョン
3.5.1 1.6.1 3.9.0 3.9.0 2.3.2 5.5.2-0.1 2.5.0 2.8.1

バックアップとリストア

AT-VST-APL(筐体B)のファームウェアバージョンが異なる場合

AT-VST-APL(筐体B)のファームウェアバージョンが上の場合

AT-VST-APL(筐体A)よりファームウェアバージョンが上のAT-VST-APL(筐体B)にリストアする手順を説明します。
まずAT-VST-APL(筐体A)のファームウェアバージョンを、AT-VST-APL(筐体B)と同じバージョンにするため、AT-VST-APL(筐体A)をバージョンアップします。「バージョンアップ」を参照してください。
その後、「AT-VST-APL(筐体B)のバージョンが同じ場合」を参照してリストアしてください。

AT-VST-APL(筐体B)のファームウェアバージョンが下の場合

AT-VST-APL(筐体A)よりファームウェアバージョンが下のAT-VST-APL(筐体B)にリストアする手順を説明します。
まずAT-VST-APL(筐体A)のファームウェアバージョンを、AT-VST-APL(筐体B)と同じバージョンにするため、AT-VST-APL(筐体A)をバージョンダウンします。「バージョンダウン」を参照してください。
その後、「AT-VST-APL(筐体B)のバージョンが同じ場合」を参照してリストアしてください。

バージョンアップ・バージョンダウン編 / バージョンアップ

バージョンアップの流れ
アップデート可能なパッケージバージョンを確認する
AT-VST-APL、アプリケーションのバックアップファイルを取得する
必要なファイルを準備する
パッケージバージョンのファイルを準備する
バックアップとリストアに必要なファイル
必要なファイルをアップロードする
アプリケーションの状態を確認する
AT-VST-APLをアップデートする
AMF Cloud、AMF Security、Vista Manager アプリケーションをアップデートする
アプリケーションごとに個別にアップデートする
更新可能なアプリケーションをまとめてアップデートする
Wireless Controller、SNMP Plug-in アプリケーションをアップデートする
Wireless Controller(またはSNMP Plug-in)アプリケーションを停止・削除する
新しいWireless Controller(またはSNMP Plug-in)アプリケーションを有効化する
AWCプラグイン(またはSNMPプラグイン)を再登録する
AWCプラグインの外部IPアドレスを設定する(パッケージバージョン 3.5.3以前)
AWCプラグイン(またはSNMPプラグイン)をリストアする


ここでは、運用中のAT-VST-APLをバージョンアップする手順を説明します。

バージョンアップの流れ

バージョンアップの流れを次に示します。
  1. アップデート可能なパッケージバージョンを確認する
  2. AT-VST-APL、アプリケーションのバックアップファイルを取得する
  3. 必要なファイルをアップロードする
  4. アプリケーションの状態を確認する
  5. AT-VST-APLをアップデートする
  6. アプリケーションをアップデートする
  7. アプリケーションをリストアする

アップデート可能なパッケージバージョンを確認する

パッケージバージョン 3.8.1(ファームウェアバージョン 1.8.3)へのバージョンアップは、パッケージバージョン 3.5.1(ファームウェアバージョン 1.6.1)以降からのみ可能です。
Note
パッケージバージョン 3.5.1(ファームウェアバージョン 1.6.1)より前のバージョンをお使いの場合、パッケージバージョン 3.5.1(ファームウェアバージョン 1.6.1)にバージョンアップしてから、パッケージバージョン 3.8.1(ファームウェアバージョン 1.8.3)にバージョンアップしてください。
バージョンアップ手順については、お使いのバージョンの「AT-VST-APL リファレンスマニュアル」を参照してください。
Note
2023年10月現在におけるソフトウェアサポート対象のパッケージバージョンは 3.5.1以降です。
最新の情報は弊社ホームページをご確認ください。
パッケージバージョン、AT-VST-APLのファームウェアバージョン、各アプリケーションのソフトウェアバージョンを次の表に示します。
表 1:バージョン一覧
パッケージバージョン AT-VST-APLの
ファームウェアバージョン
Vista Manager アプリケーション Wireless Controller アプリケーション AMF Security アプリケーション AMF Cloud アプリケーション Trap Receiver アプリケーション SNMP Plug-in アプリケーション
3.8.1 1.8.3 3.11.0 3.11.0 2.6.0 5.5.3-1.3 - 2.10.0
3.7.1 1.8.2 3.10.3 3.10.1 2.5.1 5.5.3-0.1 2.5.0 2.9.1
3.6.1 1.7.3 3.10.2 3.10.0 2.5.0 5.5.2-2.3 2.5.0 2.9.0
3.5.3 1.7.1 3.9.2 3.9.1 2.4.0 5.5.2-1.1 2.5.0 2.8.1
3.5.2 1.6.1 3.9.1 3.9.1 2.3.2 5.5.2-0.1 2.5.0 2.8.1
3.5.1 1.6.1 3.9.0 3.9.0 2.3.2 5.5.2-0.1 2.5.0 2.8.1
Note
パッケージバージョンごとに、サポートするAT-VST-APLのファームウェア、各アプリケーションのバージョンが決まっています。アプリケーションご利用の有無によらず、正しい組み合わせでお使いください。
Note
Trap Receiver アプリケーションは、パッケージバージョン 3.8.1では使用できません。

AT-VST-APL、アプリケーションのバックアップファイルを取得する

AT-VST-APLの設定内容のリストアや、バージョンダウンする場合に必要なバックアップファイルを取得します。
AT-VST-APLの設定ファイルのバックアップについては、バックアップ・リストア編「AT-VST-APLの設定ファイルのバックアップとリストア」を参照してください。
アプリケーションのバックアップについては、「バックアップとリストアについて」を参照してください。

必要なファイルを準備する

バージョンアップに必要なファイルを準備します。

パッケージバージョンのファイルを準備する

弊社ホームページからパッケージバージョンのファイル(拡張子 .zip)をダウンロードして解凍します。
パッケージバージョンごとに、対応するAT-VST-APLのファームウェアバージョンと、対応する各アプリケーションのバージョンの組み合わせが決まっています。
AT-VST-APLのファームウェアおよび各アプリケーションのバージョン、パッケージバージョンのファイル(拡張子 .zip)、解凍後に作成される各ファイルを次の表に示します。
Note
2023年10月現在におけるソフトウェアサポート対象のパッケージバージョンは 3.5.1以降です。
最新の情報は弊社ホームページをご確認ください。
表 2:パッケージバージョン 3.8.1に必要なファイル一覧
  パッケージ AT-VST-APLのファームウェア Vista Manager アプリケーション Wireless Controller アプリケーション AMF Security アプリケーション AMF Cloud アプリケーション SNMP Plug-in アプリケーション
バージョン 3.8.1 1.8.3 3.11.0 3.11.0 2.6.0 5.5.3-1.3 2.10.0
ファイル名 VST-APL-3.8.1.zip ATVSTAPL-1.8.3.iso VST-APL-3.8.1.bundle
Note
Trap Receiver アプリケーションは、パッケージバージョン 3.8.1では使用できません。
表 3:パッケージバージョン 3.7.1に必要なファイル一覧
  パッケージ AT-VST-APLのファームウェア Vista Manager アプリケーション Wireless Controller アプリケーション AMF Security アプリケーション AMF Cloud アプリケーション Trap Receiver アプリケーション SNMP Plug-in アプリケーション
バージョン 3.7.1 1.8.2 3.10.3 3.10.1 2.5.1 5.5.3-0.1 2.5.0 2.9.1
ファイル名 VST-APL-3.7.1.zip ATVSTAPL-1.8.2.iso VST-APL-3.7.1.bundle
表 4:パッケージバージョン 3.6.1に必要なファイル一覧
  パッケージ AT-VST-APLのファームウェア Vista Manager アプリケーション Wireless Controller アプリケーション AMF Security アプリケーション AMF Cloud アプリケーション Trap Receiver アプリケーション SNMP Plug-in アプリケーション
バージョン 3.6.1 1.7.3 3.10.2 3.10.0 2.5.0 5.5.2-2.3 2.5.0 2.9.0
ファイル名 VST-APL-3.6.1.zip ATVSTAPL-1.7.3.iso VST-APL-3.6.1.bundle
表 5:パッケージバージョン 3.5.3に必要なファイル一覧
  パッケージ AT-VST-APLのファームウェア Vista Manager アプリケーション Wireless Controller アプリケーション AMF Security アプリケーション AMF Cloud アプリケーション Trap Receiver アプリケーション SNMP Plug-in アプリケーション
バージョン 3.5.3 1.7.1 3.9.2 3.9.1 2.4.0 5.5.2-1.1 2.5.0 2.8.1
ファイル名 VST-APL-3.5.3.zip ATVSTAPL-1.7.1.iso VST-APL-3.5.3.bundle
表 6:パッケージバージョン 3.5.2に必要なファイル一覧
  パッケージ AT-VST-APLのファームウェア Vista Manager アプリケーション Wireless Controller アプリケーション AMF Security アプリケーション AMF Cloud アプリケーション Trap Receiver アプリケーション SNMP Plug-in アプリケーション
バージョン 3.5.2 1.6.1 3.9.1 3.9.1 2.3.2 5.5.2-0.1 2.5.0 2.8.1
ファイル名 VST-APL-3.5.2.zip ATVSTAPL-1.6.1.iso VST-APL-3.5.2.bundle
表 7:パッケージバージョン 3.5.1に必要なファイル一覧
  パッケージ AT-VST-APLのファームウェア Vista Manager アプリケーション Wireless Controller アプリケーション AMF Security アプリケーション AMF Cloud アプリケーション Trap Receiver アプリケーション SNMP Plug-in アプリケーション
バージョン 3.5.1 1.6.1 3.9.0 3.9.0 2.3.2 5.5.2-0.1 2.5.0 2.8.1
ファイル名 VST-APL-3.5.1.zip ATVSTAPL-1.6.1.iso VST-APL-3.5.1.bundle

バックアップとリストアに必要なファイル

バージョンアップ後、バージョンアップ前のバージョンに設定をリストアするためには、次のファイルが必要になります。
リストアに備えて、バックアップを取得することをおすすめします。
また、パッケージバージョン 3.4.1(ファームウェアバージョン 1.5.1)以降では、USBメモリーにAT-VST-APLの設定ファイル(default.cfg)、アプリケーションのファームウェアおよび設定をバックアップできます。詳しくは、バックアップ・リストア編「USBメモリーを使用したバックアップとリストア」を参照してください。
Note
AT-VST-APLの設定ファイル(default.cfg)は、取得したときのファームウェアバージョンと、同じファームウェアバージョンでのみリストアができます。例えば、ファームウェアバージョン 1.7.3でバックアップした設定ファイルは、ファームウェアバージョン 1.7.3でのみリストアできます。
そのため、使用するファームウェアバージョンで設定ファイルを取得していない場合には、設定のリストアはできません。再度設定が必要になります。
Note
AMF Cloud アプリケーションを削除すると、次回以降のインストールに既存ライセンスを使用できなくなります。
ライセンスの再発行が必要になりますので、再インストール後に内部シリアルを控えて弊社窓口までお問い合わせください。
Note
AMF Security ソフトウェアバージョン 2.3.0以降をお使いの場合、AMF Security アプリケーションを削除すると、次回以降のインストールに既存ライセンスを使用できなくなります。
ライセンスの再発行が必要になりますので、新しくインストールしたAMF Securityの「システム設定」/「システム情報」画面に表示されるシリアル番号を控えて弊社窓口までお問い合わせください。
Note
Trap Receiver アプリケーションのソフトウェアバージョン 2.5.0は、バックアップとリストアができません。

必要なファイルをアップロードする

ここでは、パッケージバージョン 3.8.1(ファームウェアバージョン 1.8.3)へのバージョンアップに必要なファイルを準備して、AT-VST-APLにアップロードする場合を例に説明します。
  1. ファイルをダウンロードして解凍します。
    弊社ホームページから「VST-APL-3.8.1.zip」をダウンロードして解凍します。
    次の表に示すファイルが作成されます。
    表 8:バージョンアップに必要なファイル
    ファイル名 説明
    ATVSTAPL-1.8.3.iso AT-VST-APLのファームウェアファイルです。
    VST-APL-3.8.1.bundle 各アプリケーションのバージョン情報が入っています。
    ※ このファイルを使用するには、AT-VST-APL ファームウェアバージョン 1.7.3以降である必要があります。
  2. ファイルをアップロードします。
    バージョンアップに必要なファイルを、AT-VST-APLにアップロードします。
    アップロードの手順は、「ファイルのアップロード」を参照してください。

アプリケーションの状態を確認する

AT-VST-APLをアップデートする前のアプリケーションの状態は、停止済み、実行中のどちらでも問題ありません。
ただし、Wireless Controller アプリケーションおよびSNMP Plug-in アプリケーションはアップデート時に削除するため、ここで停止しておくことをおすすめします。
アプリケーションの停止方法は、「アプリケーションの停止と削除」をご覧ください。

AT-VST-APLをアップデートする


起動時のファームウェアファイルを最新のファイルに変更して、再起動後に新しいファームウェアファイルで起動することで、AT-VST-APLをアップデートすることができます。
ここでは、「ATVSTAPL-x.x.x.iso」というファームウェアファイルを、起動時のファームウェアファイルに変更する場合を例に説明します。
Note
AT-VST-APLの新しいファームウェアファイルで起動するために、AT-VST-APLを再起動する必要があります。再起動が完了するまで、実行中のアプリケーションが停止しますのでご注意ください。
  1. 「起動時ファームウェアファイル設定」項目の「参照」ボタンをクリックします。

  2. 「起動用ファイル管理」ダイアログが表示されますので、ファームウェアファイルを選択して、「適用」ボタンをクリックします。
    Note
    「解除」ボタンをクリックすると、起動時のファームウェアが選択されていない状態になりますので、ご注意ください。

  3. 「起動時ファームウェアファイル設定」項目に正しいファイル名が表示されていることを確認して、「保存」ボタンをクリックします。

  4. 「再起動」ボタンをクリックします。

  5. 確認のダイアログが表示されますので、「再起動」ボタンをクリックして、AT-VST-APLを再起動します。

  6. 「通信エラー」のダイアログが表示され、しばらくすると設定画面が表示されなくなります。

  7. 再起動が完了すると、ログイン画面が表示されます。
    ログイン画面が表示されない場合は、ブラウザーの再読み込みを行ってください。
以上で、AT-VST-APLのアップデートは完了です。

AMF Cloud、AMF Security、Vista Manager アプリケーションをアップデートする


AMF Cloud、AMF Security、Vista Manager アプリケーションをアップデートする手順は2種類あります。
  1. アプリケーションごとに個別にアップデートする
    各アプリケーション管理画面の「バージョン更新」ボタンを使用してアップデートします。
  2. 更新可能なアプリケーションをまとめてアップデートする
    ダッシュボード画面の「インスタンスを更新」ボタンを使用してアップデートします。
また、アプリケーションをアップデートするには最新のbundleファイルが必要です。アップロードされていることを確認してください。
Note
使用していないアプリケーションを含め、更新可能なすべてのアプリケーションをアップデートしてください。
Note
AMF Security ソフトウェアバージョン 2.3.x以前のバージョンから2.4.x以降、およびソフトウェアバージョン 2.4.x以前のバージョンから2.5.x以降へバージョンアップを行うと、バージョンアップ前のAMF Securityの認証データは削除されます。そのため、バージョンアップを行う前に必ず認証データのエクスポートを行ってください。
AMF Security アプリケーションのバージョンアップは、「AMF Security(AT-VST-APL版)リファレンスマニュアル」の「クイックツアー」/「AMF Securityのバージョンアップ」をあわせてご覧ください。
Note
Vista Manager ソフトウェアバージョン 3.11.0より前のバージョンから3.11.0以降へバージョンアップを行ったあと、一部の機能を動作させるためにはトポロジーの更新が必要です。Vista Manager アプリケーションにログイン後、ネットワークマップのトポロジー更新ボタンによる更新を行ってください
Note
Wireless Controller、SNMP Plug-in アプリケーションは、AMF Cloud、AMF Security、Vista Manager アプリケーションのアップデートが終わったあとで、「Wireless Controller、SNMP Plug-in アプリケーションをアップデートする」の手順に従ってアップデートしてください。
Note
アプリケーションインスタンスの作成やバージョン更新を行う際は、あらかじめ不要なファイルを削除し、「システム」/「ファイル管理」画面の「フラッシュメモリー使用量」でストレージに空きがあることを確認してください。

アプリケーションごとに個別にアップデートする


各アプリケーション管理画面の「バージョン更新」ボタンを使用してアップデートします。
AT-VST-APLをアップデートしたあとに設定画面にログインすると、「デプロイ済みアプリケーション一覧」にメッセージが表示されますが、アプリケーションをアップデートすると表示は消えます。
■ ダッシュボード画面の例

■ AMF Cloudの管理画面の例

表 9:アイコン一覧
アイコン 説明
更新が可能であることを示します。
使用している.appファイルがないことを示します。
.appファイルの署名が確認できないことを示します。

Trap Receiver アプリケーションなど以前のパッケージとバージョンが変わらない場合は、旧パッケージのアプリケーションと判定されてしまい、表示されたままになることがあります。この状態でもアプリケーションの動作には影響しません。
表示を消すためには、アプリケーションを削除、再作成してください。

アップデートの手順

ここでは、AMF Security アプリケーションのアップデートを例に説明します。
Note
アプリケーションをアップデートするには、アプリケーションをいったん停止する必要があります。操作編「アプリケーションの停止と削除」/「アプリケーションの停止」を参照してください。
Note
ファームウェアファイルをアップロードしたあと、30秒以上経過してからアプリケーションのアップデートを実行してください。
  1. 画面左側メニュー欄で、「AMF Security」をクリックします。

  2. AMF Securityの管理画面が表示されますので、「バージョン更新」ボタンをクリックします。

  3. 新しいバージョンのファームウェアファイルを選択して、「適用」ボタンをクリックします。

  4. AMF Securityの管理画面に戻りますので、「起動」ボタンをクリックします。

  5. 「開く」ボタンが表示されたら、アプリケーションのアップデートおよび起動は完了です。画面右上の「保存」ボタンをクリックして、アプリケーションの起動状態を保存します。

    Note
    Webブラウザーのキャッシュの影響によって設定画面が正常に表示されないことがあります。その場合は、キャッシュをクリアしてください。
以上で、AMF Security アプリケーションのアップデートは完了です。AMF Cloud、Vista Manager アプリケーションも同様にアップデートしてください。
Wireless Controller、SNMP Plug-in アプリケーションをアップデートするには、「Wireless Controller、SNMP Plug-in アプリケーションをアップデートする」に進みます。

更新可能なアプリケーションをまとめてアップデートする


ここでは、更新可能なアプリケーションをまとめてアップデートする手順を説明します。
Vista Manager アプリケーションのアップデートを例に説明しますが、更新可能なアプリケーションはパッケージバージョンによって異なり、複数のアプリケーションをまとめてアップデートすることができます。
  1. 「ダッシュボード」画面を開き、「インスタンスを更新」ボタンが追加されていることを確認します。
    「VST-APL-x.x.x.bundle」ファイルをアップロードして、約2分後にブラウザーの再読み込みを行うことで、「インスタンスを更新」ボタンが表示されます。

    また、アプリケーションのアップデートができる場合は以下のような表示が出ます。

  2. 「ダッシュボード」画面で「インスタンスを更新」ボタンをクリックします。
    「インスタンスを更新」ダイアログが表示されますので、アップデートするアプリケーションのバージョンを確認します。
    アップデートできるアプリケーションには「アクション」項目にチェックボックスが表示され、チェックを付けるとアプリケーションを更新できます。

    Note
    アプリケーションが「実行中」または「停止済み」の場合に更新できます。
    また、アップデート対象のアプリケーション以外は更新ができないようになっています。
  3. 「インスタンスを更新」ダイアログで、「選択したものを更新」ボタンをクリックします。
    アップデートが開始され、「状態」項目に「更新中。」と表示されます。

  4. 「状態」項目に「このインスタンスは最新の状態です」と表示されたら、アップデートが完了です。
    画面右上の「X」ボタンをクリックして、「インスタンスを更新」ダイアログを閉じます。

  5. 「ダッシュボード」画面を開きます。
    各アプリケーションの「開く」ボタンが表示されたら起動完了です。
    アプリケーションが「実行中」のまま更新を行った場合は、自動でアプリケーションが起動されます。
    アプリケーションが「停止済み」のまま更新を行った場合は、手動でアプリケーションを起動してください。
    Note
    Vista Manager アプリケーションのアップデート後、はじめてVista Manager アプリケーションにアクセスすると、データベースのマイグレーションを促すダイアログが表示される場合があります。画面に従ってバックアップをダウンロード後、マイグレーションを実行してください。なお、マイグレーションには数分~数十分かかることがあります。
以上で、アプリケーションのアップデートは完了です。
Wireless Controller、SNMP Plug-in アプリケーションをアップデートするには、「Wireless Controller、SNMP Plug-in アプリケーションをアップデートする」に進みます。

Wireless Controller、SNMP Plug-in アプリケーションをアップデートする


Wireless Controller、SNMP Plug-in アプリケーションは、ほかのアプリケーションのアップデートが終わったあとで、アップデートを行います。
アップデートの流れを次に示します。
  1. Wireless Controller(またはSNMP Plug-in)アプリケーションを停止・削除する
  2. 新しいWireless Controller(またはSNMP Plug-in)アプリケーションを有効化する
  3. AWCプラグイン(またはSNMPプラグイン)を再登録する
  4. AWCプラグインの外部IPアドレスを設定する(パッケージバージョン 3.5.3以前)
  5. AWCプラグイン(またはSNMPプラグイン)をリストアする

Wireless Controller(またはSNMP Plug-in)アプリケーションを停止・削除する

  1. AT-VST-APLにログインします。
  2. 画面左側メニュー欄で「Wireless Controller(またはSNMP Plug-in)」をクリックします。
  3. Wireless Controller(またはSNMP Plug-in)の管理画面が表示されますので、「停止」ボタンをクリックします。
  4. 「状態」の項目が「停止中」から「停止済み」になるまで待ちます。
  5. 状態が「停止済み」になりましたら、表示された「削除」ボタンをクリックして、Wireless Controller(またはSNMP Plug-in)を削除します。

新しいWireless Controller(またはSNMP Plug-in)アプリケーションを有効化する

  1. AT-VST-APLにログインします。
  2. 画面左側メニュー欄で「Wireless Controller(またはSNMP Plug-in)」をクリックします。
  3. Wireless Controller(またはSNMP Plug-in)の管理画面が表示されますので、右端にある「有効化」ボタンをクリックします。
  4. アプリケーション設定画面における「イメージバージョン」右にある矢印をクリックし、新しい Wireless Controller(またはSNMP Plug-in)のバージョンを選択します。
  5. 「AT-VST-APL リファレンスマニュアル」の「アプリケーションの設定と起動 / 設定項目」を参照して設定し、「適用」ボタンをクリックします。
  6. 画面右上の「保存」ボタンをクリックして、設定を保存します。

AWCプラグイン(またはSNMPプラグイン)を再登録する

  1. Vista Managerアプリケーションにログインし、「システム管理」/「プラグイン」画面を開きます。
  2. 「AWCプラグイン(またはSNMPプラグイン)」をクリックし、表示される「編集」ボタンをクリックします。
    「プラグインを登録」サイドパネルに旧バージョンのプラグインの登録内容が表示されます。
  3. 「サーバー URL」の入力内容を削除し、登録するプラグインに対応したURLを再入力します。
    https://(AWCプラグインサーバーのIPアドレス):5443/wireless_plugin
    https://(SNMPプラグインサーバーのIPアドレス):6443/NetManager
    
  4. 証明書フィンガープリントが更新されたら「フィンガープリントの一致を確認」ボタンをクリックします。

AWCプラグインの外部IPアドレスを設定する(パッケージバージョン 3.5.3以前)

パッケージバージョン 3.6.1以降では不要です。「AWCプラグイン(またはSNMPプラグイン)をリストアする」に進みます。
  1. AWCプラグインメニューから「システム設定」を選択し、「システム設定」画面を開きます。
  2. 「IPアドレス設定」の「AWCプラグインの外部IPアドレス」欄にて、ドロップダウンリストから、AT-VST-APL上のWireless Controllerアプリケーション(AWCプラグイン)のIPアドレスを選択します。
  3. 「IPアドレス設定」右側の「保存」ボタンをクリックします。

AWCプラグイン(またはSNMPプラグイン)をリストアする

  1. Vista Manager アプリケーションにログインし、「プラグイン」/「システム設定」画面を開きます。
  2. 「システム管理」の「復元」ボタンをクリックします。
  3. 「ファイルを選択」ボタンをクリックして、バックアップファイルを選択します。
  4. 「実行」ボタンをクリックします。
  5. 確認ダイアログが表示されますので、「OK」をクリックします。
  6. リストア完了のダイアログが表示されますので、「OK」をクリックします。
Note
AWCプラグインを以前のバージョンからアップデートした場合は、初回のAP管理時に無線APに対して設定適用が行われます。また、本動作により無線通信が一時的に停止しますのでご注意ください。

バージョンアップ・バージョンダウン編 / バージョンダウン

バージョンダウンの流れ
必要なファイルを準備する
パッケージバージョンのファイルを準備する
バックアップとリストアに必要なファイル
必要なファイルをアップロードする
アプリケーションを停止・削除する
AT-VST-APLのバージョンを戻す
アプリケーションを起動する
アプリケーションをリストアする


ここでは、AT-VST-APLのファームウェアをバージョンアップ後に、元のファームウェアバージョンに戻す手順を説明します。
Note
AT-VST-APLの設定画面で「バージョン更新」ボタンを使用したバージョンダウンは未サポートとなります。
Note
アプリケーションの削除、旧バージョンのバックアップをリストア、設定のやり直し、ライセンスの再発行などが必要となる場合があります。

バージョンダウンの流れ

バージョンダウンの流れを次に示します。
  1. 必要なファイルを準備する
  2. 必要なファイルをアップロードする
  3. アプリケーションを停止・削除する
  4. AT-VST-APLのバージョンを戻す
  5. アプリケーションを起動する
  6. アプリケーションをリストアする

必要なファイルを準備する

バージョンダウンに必要なファイルを準備します。

パッケージバージョンのファイルを準備する

弊社ホームページからパッケージバージョンのファイル(拡張子 .zip)をダウンロードして解凍します。
パッケージバージョンごとに、対応するAT-VST-APLのファームウェアバージョンと、対応する各アプリケーションのバージョンの組み合わせが決まっています。
AT-VST-APLのファームウェアおよび各アプリケーションのバージョン、パッケージバージョンのファイル(拡張子 .zip)、解凍後に作成される各ファイルを次の表に示します。
Note
2023年10月現在におけるソフトウェアサポート対象のパッケージバージョンは 3.5.1以降です。
最新の情報は弊社ホームページをご確認ください。
表 1:パッケージバージョン 3.8.1に必要なファイル一覧
  パッケージ AT-VST-APLのファームウェア Vista Manager アプリケーション Wireless Controller アプリケーション AMF Security アプリケーション AMF Cloud アプリケーション SNMP Plug-in アプリケーション
バージョン 3.8.1 1.8.3 3.11.0 3.11.0 2.6.0 5.5.3-1.3 2.10.0
ファイル名 VST-APL-3.8.1.zip ATVSTAPL-1.8.3.iso VST-APL-3.8.1.bundle
Note
Trap Receiver アプリケーションは、パッケージバージョン 3.8.1では使用できません。
表 2:パッケージバージョン 3.7.1に必要なファイル一覧
  パッケージ AT-VST-APLのファームウェア Vista Manager アプリケーション Wireless Controller アプリケーション AMF Security アプリケーション AMF Cloud アプリケーション Trap Receiver アプリケーション SNMP Plug-in アプリケーション
バージョン 3.7.1 1.8.2 3.10.3 3.10.1 2.5.1 5.5.3-0.1 2.5.0 2.9.1
ファイル名 VST-APL-3.7.1.zip ATVSTAPL-1.8.2.iso VST-APL-3.7.1.bundle
表 3:パッケージバージョン 3.6.1に必要なファイル一覧
  パッケージ AT-VST-APLのファームウェア Vista Manager アプリケーション Wireless Controller アプリケーション AMF Security アプリケーション AMF Cloud アプリケーション Trap Receiver アプリケーション SNMP Plug-in アプリケーション
バージョン 3.6.1 1.7.3 3.10.2 3.10.0 2.5.0 5.5.2-2.3 2.5.0 2.9.0
ファイル名 VST-APL-3.6.1.zip ATVSTAPL-1.7.3.iso VST-APL-3.6.1.bundle
表 4:パッケージバージョン 3.5.3に必要なファイル一覧
  パッケージ AT-VST-APLのファームウェア Vista Manager アプリケーション Wireless Controller アプリケーション AMF Security アプリケーション AMF Cloud アプリケーション Trap Receiver アプリケーション SNMP Plug-in アプリケーション
バージョン 3.5.3 1.7.1 3.9.2 3.9.1 2.4.0 5.5.2-1.1 2.5.0 2.8.1
ファイル名 VST-APL-3.5.3.zip ATVSTAPL-1.7.1.iso VST-APL-3.5.1.bundle
表 5:パッケージバージョン 3.5.2に必要なファイル一覧
  パッケージ AT-VST-APLのファームウェア Vista Manager アプリケーション Wireless Controller アプリケーション AMF Security アプリケーション AMF Cloud アプリケーション Trap Receiver アプリケーション SNMP Plug-in アプリケーション
バージョン 3.5.2 1.6.1 3.9.1 3.9.1 2.3.2 5.5.2-0.1 2.5.0 2.8.1
ファイル名 VST-APL-3.5.2.zip ATVSTAPL-1.6.1.iso VST-APL-3.5.2.bundle
表 6:パッケージバージョン 3.5.1に必要なファイル一覧
  パッケージ AT-VST-APLのファームウェア Vista Manager アプリケーション Wireless Controller アプリケーション AMF Security アプリケーション AMF Cloud アプリケーション Trap Receiver アプリケーション SNMP Plug-in アプリケーション
バージョン 3.5.1 1.6.1 3.9.0 3.9.0 2.3.2 5.5.2-0.1 2.5.0 2.8.1
ファイル名 VST-APL-3.5.1.zip ATVSTAPL-1.6.1.iso VST-APL-3.5.1.bundle

バックアップとリストアに必要なファイル

バージョンアップ後、バージョンアップ前のバージョンに設定をリストアするためには、次のファイルが必要になります。
運用中のAT-VST-APL(ファームウェアバージョンが上)で取得するファイルではありませんので、ご注意ください。
また、パッケージバージョン 3.4.1(ファームウェアバージョン 1.5.1)以降では、USBメモリーにAT-VST-APLの設定ファイル(default.cfg)、アプリケーションのファームウェアおよび設定をバックアップできます。詳しくは、バックアップ・リストア編「USBメモリーを使用したバックアップとリストア」を参照してください。
Note
AT-VST-APLの設定ファイル(default.cfg)は、取得したときのファームウェアバージョンと、同じファームウェアバージョンでのみリストアができます。例えば、ファームウェアバージョン 1.7.3でバックアップした設定ファイルは、ファームウェアバージョン 1.7.3でのみリストアできます。
そのため、使用するファームウェアバージョンで設定ファイルを取得していない場合には、設定のリストアはできません。設定ファイルを削除してバージョンダウンを行い、再度設定をしてください。
設定ファイルを削除したAT-VST-APLを起動する際は、バックアップファイルを保存したUSBメモリーは接続しないでください。
Note
AMF Cloud アプリケーションを削除すると、次回以降のインストールに既存ライセンスを使用できなくなります。
ライセンスの再発行が必要になりますので、再インストール後に内部シリアルを控えて弊社窓口までお問い合わせください。
Note
Trap Receiver アプリケーションのソフトウェアバージョン 2.5.0は、バックアップとリストアができません。

必要なファイルをアップロードする

必要なファイルが準備できたら、AT-VST-APLにアップロードします。
アップロードの手順は、「ファイルのアップロード」を参照してください。

アプリケーションを停止・削除する

バージョンダウン対象のアプリケーションを停止・削除します。
停止・削除の手順は、「アプリケーションの停止と削除」を参照してください。
Note
アプリケーションのバージョンが、AT-VST-APLのバージョンダウン後も同一の場合には、アプリケーションを停止・削除する必要はありません。AT-VST-APLのバージョンダウン後も、そのまま使用可能です。

AT-VST-APLのバージョンを戻す

「AT-VST-APLをアップデートする」を参照して、手順3まで行います。
「起動時ファームウェアファイル設定」項目に「ATVSTAPL-x.x.x.iso」(x.x.x はAT-VST-APLのファームウェアバージョンを示します)ファイルが表示されていることを確認して、「保存」ボタンをクリックします。
「設定ファイルのリストア手順」を参照して、バージョンアップ前に使用していたAT-VST-APLで取得したAT-VST-APLの設定ファイルをリストアし、再起動します。

アプリケーションを起動する

バージョンダウン対象のアプリケーションを、新規に設定して起動します。
「AT-VST-APL リファレンスマニュアル」のクイックツアー「アプリケーションの設定と起動」を参照してください。
Note
各アプリケーションを有効化する際、「パッケージバージョンのファイルを準備する」の表を参照して、パッケージバージョンに対応するアプリケーションのバージョンを選択してください。

アプリケーションをリストアする

バージョンダウン対象のアプリケーションをリストアします。
Note
アプリケーションのバージョンが、AT-VST-APLのバージョンダウン後も同一の場合にはリストアは不要です。そのまま使用可能です。
AT-VST-APLのバージョンダウンは以上です。
AT-VST-APLおよび各アプリケーションが正常に動作することを確認してください。
また、バージョンダウン後のAT-VST-APLの設定ファイル、各アプリケーションのバックアップファイルを取得しておくことをおすすめします。

付録 / 内蔵ストレージの使用量を削減する

はじめに
復旧方法について
復旧の確認


AT-VST-APLを運用中にログが増えて内蔵ストレージの使用量が増えてしまったり、足りなくなってしまった場合に、AT-VST-APLを復旧する手順を説明します。

はじめに

Vista Manager アプリケーションでは内部ログが肥大化する事象が確認されており、これによりVista Manager アプリケーションが使用するストレージの空き容量が枯渇し、以下の事象が発生することが確認されています。
以下のようにストレージ(MB)が最大に近い使用量になっている場合は、ストレージの空き容量が枯渇した状態と判断できます。

復旧方法について

ストレージの空き容量が枯渇した場合は、以下手順で復旧が可能です。復旧にあたり、Vista Manager アプリケーション管理下の機器を経由する通信は影響を受けません。

復旧の流れ

復旧の流れを示します。作業全体の完了目安は60~120分です。
    1. Vista Manager アプリケーションのコンテナを停止
    2. Vista Manager アプリケーションのストレージサイズを一時的に拡張
    3. Vista Manager アプリケーションのコンテナ起動
    4. Vista Manager アプリケーションのWeb GUIからバックアップの取得
    5. Vista Manager アプリケーションのコンテナを停止
    6. Vista Manager アプリケーションの設定内容(詳細設定、ネットワーク設定)を記録
    7. Vista Manager アプリケーションを削除
    8. Vista Manager アプリケーションを有効化
    9. Vista Manager アプリケーションにバックアップを復元
    10. SNMP Plug-in アプリケーションの再起動(利用している場合)

復旧手順

復旧する手順を説明します。

    1. Vista Manager アプリケーションのコンテナを停止

  1. AT-VST-APLのログイン画面を開いて、ユーザー名およびパスワードを入力してログインします。

  2. 画面左側メニュー欄で「Vista Manager」をクリックして、Vista Manager アプリケーションの管理画面を開きます。

  3. 「停止」ボタンをクリックして、Vista Manager アプリケーションを停止します。

  4. 停止処理中は状態が「停止中」になります。停止が完了するまでしばらくお待ちください。

  5. 停止が完了すると状態が「停止済み」になります。
    Note
    「削除」ボタンをクリックしないでください。

    2. Vista Manager アプリケーションのストレージサイズを一時的に拡張

  6. 「設定」ボタンをクリックして、アプリケーション設定画面を表示します。

  7. 「ストレージサイズ(MB)」を初期値の204800MBから250000MBへ変更して、「適用」ボタンをクリックします。

    3. Vista Manager アプリケーションのコンテナ起動

  8. 「ストレージ(MB)」が250000MBになっていることを確認して、「起動」ボタンをクリックします。

  9. 状態が「作成中」になります。起動が完了するまでしばらくお待ちください。

  10. 起動が完了すると状態が「実行中」になります。
    「開く」ボタンをクリックして、Vista Manager EX ログイン画面を開きます。

    4. Vista Manager アプリケーションのWeb GUIからバックアップの取得

  11. ユーザー名およびパスワードを入力し、AT-Vista Manager EXにログインします。

  12. AT-Vista Manager EXメニューから「システム管理」→「データベース管理」をクリックします。

  13. バックアップを取得します。バックアップ項目の「バックアップ」ボタンをクリックします。

  14. 確認のダイアログが表示されますので、「バックアップ」ボタンをクリックします。
    バックアップファイルは、お使いのWebブラウザー環境に応じたダウンロードフォルダに保存されます。必ず保存されていることを確認してください。

    バックアップの取得時間は、AT-Vista Manager EXの使用機能や管理台数に依存します(目安:5分~15分)。

    5. Vista Manager アプリケーションのコンテナを停止

  15. 手順1と同様にAT-VST-APLにログインして、Vista Manager アプリケーションを停止します。

  16. 状態が「停止済み」と表示されるまで、しばらくお待ちください。

    6. Vista Manager アプリケーションの設定内容(詳細設定、ネットワーク設定)を記録

  17. 「設定」ボタンをクリックします。

  18. アプリケーション設定画面が表示されます。
    赤枠内の設定値はあとの手順で使用しますので、スクリーンショットやメモなどに記録してください。

    ■ 設定値

    7. Vista Manager アプリケーションを削除

  19. Vista Manager アプリケーションを削除します。「削除」ボタンをクリックします。

  20. 確認のダイアログが表示されますので、「OK」ボタンをクリックします。
    表示形式は使用しているWebブラウザーによって異なります。

  21. 削除されるまでしばらくお待ちください。
    削除が完了すると、デプロイ済みアプリケーション一覧にVista Managerが表示されなくなります。

    8. Vista Manager アプリケーションを有効化

  22. 削除後、再度Vista Manager アプリケーションを有効化します。「有効化」ボタンをクリックします。

  23. アプリケーション設定画面で「ストレージサイズ(MB)」に204800と入力し、6. Vista Manager アプリケーションの設定内容(詳細設定、ネットワーク設定)を記録で記録した設定値に合わせて赤枠内を設定します。
    設定後、「適用」ボタンをクリックします。

  24. 有効化後、自動的にアプリケーションが起動します。
    状態が「展開中」になりますので、展開が完了するまでしばらくお待ちください。

  25. 状態が「実行中」になり、「開く」ボタンが表示されます。「開く」ボタンをクリックして、Vista Manager EX ログイン画面を開きます。

    9. Vista Manager アプリケーションにバックアップを復元

  26. AT-Vista Manager EXにログインします。
    アプリケーションの削除および再有効化を行っているため、設定状態が初期化されています。
    初期アカウントのユーザーIDは「manager」、パスワードは「friend」です。

  27. ログイン後、管理用アカウントの登録画面が表示されます。
    各項目は入力せず、「バックアップから復元」ボタンをクリックします。

  28. 4. Vista Manager アプリケーションのWeb GUIからバックアップの取得で取得したバックアップファイルを選択して、設定を復元します。

  29. バックアップファイルを復元中は、下記のような表示になります。
    復元が完了するまでしばらくお待ちください(目安:10分~30分)。

  30. 復元が完了すると、Vista Manager EX ログイン画面に戻ります。

    以上で、Vista Manager アプリケーションの復旧作業は完了です。
    SNMP Plug-in アプリケーションをご使用の場合は、10. SNMP Plug-in アプリケーションの再起動(利用している場合)に進みます。
    SNMP Plug-in アプリケーションを未使用の場合は、「復旧の確認」に進みます。

    10. SNMP Plug-in アプリケーションの再起動(利用している場合)

  31. SNMP Plug-in アプリケーションを停止します。
    AT-VST-APLの画面左側メニュー欄で、「SNMP Plug-in」をクリックします。

  32. 「停止」ボタンをクリックします。

  33. 停止処理中は状態が「停止中」になります。状態が「停止済み」と表示されるまで、しばらくお待ちください。

  34. SNMP Plug-in アプリケーションを起動します。
    停止していることを確認したあと、「起動」ボタンをクリックします。

  35. 起動が完了したら、SNMP Plug-in アプリケーションの復旧作業は完了です。

    このあとは、「復旧の確認」に進みます。

復旧の確認

次に示す項目を確認してください。
復旧の確認は以上です。