バックアップ・リストア編 / AT-VST-APLの設定ファイルのバックアップとリストア


AT-VST-APLの設定ファイルの保存
設定ファイルのバックアップ手順
設定ファイルのリストア手順


ここでは、AT-VST-APLの設定ファイル(default.cfg)の保存、設定ファイル(default.cfg)からのリストア手順を説明します。
お使いのアプリケーションのバックアップ、リストアについては、「バックアップとリストアについて」を参照してください。

Note
AT-VST-APLの設定ファイル(default.cfg)は、取得したときのファームウェアバージョンと、同じファームウェアバージョンでのみリストアができます。例えば、ファームウェアバージョン 1.9.1でバックアップした設定ファイルは、ファームウェアバージョン 1.9.1でのみリストアできます。そのため、使用するファームウェアバージョンで設定ファイルを取得していない場合には、設定のリストアはできません。再度設定が必要になります。
Note
「USBメモリーを使用したバックアップとリストア」の手順でバックアップとリストアをする場合には、AT-VST-APLの設定ファイル(default.cfg)も同時にバックアップできるため、本手順でのバックアップは必要ありません。
Note
設定ファイルのバックアップファイルを使用してリストア可能な組み合わせは、AT-VST-APL-06からAT-VST-APL-06、AT-VST-APL-10からAT-VST-APL-10のみとなります。
AT-VST-APL-06とAT-VST-APL-10の組み合わせではリストアできません。

AT-VST-APLの設定ファイルの保存

AT-VST-APLの設定を変更したり、アプリケーションを起動状態にした場合には、画面上部のナビゲーションバーにある「保存」ボタンがオレンジ色に変わります。クリックすることで、AT-VST-APLの設定内容が保存されます。

「保存」ボタンをクリックすると、「ファイル管理」画面に「default.cfg」というファイルが作成されます(すでに存在していた場合は上書きされます)。
このファイルには、「保存」ボタンをクリックした時点のAT-VST-APLの設定内容が保存されますので、AT-VST-APLの設定内容のバックアップファイルとして使用できます。

設定ファイルのバックアップ手順

設定用コンピューターにAT-VST-APLの設定ファイルをバックアップする手順を説明します。
Note
アプリケーションによって、バックアップ作成時のライセンスの扱いが異なります。詳しくは、「アプリケーションのライセンスについて」を参照してください。
  1. AT-VST-APLにログインして、必要な設定を行います。
  2. 設定が完了したら、画面上部のナビゲーションバーにある「保存」ボタンをクリックします。

  3. 「ファイル管理」画面を開いて、「default.cfg」ファイルを確認します。

  4. 「default.cfg」ファイルの横にある「ダウンロード」ボタンをクリックします。

  5. Webブラウザーの表示に従って、「default.cfg」ファイルを保存します。
AT-VST-APLの設定ファイルのバックアップは以上です。

設定ファイルのリストア手順

運用中のAT-VST-APLを、以前に作成したバックアップの状態に復元します。
設定ファイルのリストアは、次の手順で行います。
Note
リストアするためには、AT-VST-APLを再起動する必要があります。
Note
AT-VST-APLの再起動が完了するまで、「保存」ボタンをクリックしないでください。
「保存」ボタンをクリックした時点の設定内容で「default.cfg」ファイルが作成されるため、以前に作成したバックアップの状態に復元できません。
  1. AT-VST-APLにログインして、「ファイル管理」画面を表示します。
  2. 「default.cfg」ファイルの横にある「削除」ボタンをクリックします。

  3. 確認画面が表示されますので、「削除」ボタンをクリックします。

    Note
    「保存」ボタンがオレンジ色に変わりますが、クリックしないでください。
    「保存」ボタンをクリックすると、「default.cfg」ファイルが作成されます。
  4. 「アップロード」ボタンをクリックします。

  5. 以前に保存した「default.cfg」ファイルを選択して、「開く」ボタンをクリックします。

    「default.cfg」ファイルが削除されていない場合は確認画面が表示されますので、「適用」ボタンをクリックしてください。

  6. 「default.cfg」ファイルを確認します。

    Note
    「保存」ボタンがオレンジ色に変わりますが、クリックしないでください。上記手順でアップロードした「default.cfg」ファイルの設定内容が、「保存」ボタンをクリックした時点の設定内容に上書きされます。
  7. 「再起動」ボタンをクリックして、AT-VST-APLを再起動します。

AT-VST-APLの設定ファイルのリストアは以上です。