[index] SNMPプラグイン（AT-VST-APL版）リファレンスマニュアル 2.5.0

クイックツアー / SNMPプラグインの概要

SNMPプラグインは、AT-VST-APLで動作するVista Manager アプリケーションと連携して、SNMP（Simple Network Management Protocol）を利用してネットワーク管理を行うアプリケーションです。インテリジェントなネットワーク機器のほとんどはSNMPに対応しているため、SNMPプラグインを使うことで、機器を効率よくネットワークを管理できます。

SNMPプラグインを使用すると、Vista Manager アプリケーションで管理できるAMFネットワークに加えて、SNMPによるAMFネットワーク機器や非AMFネットワーク機器もネットワークマップに表示させ、管理できるようになります。

なお、AT-VST-APLの設定画面では「Trap Receiver」と表示されますが、SNMPプラグインを示します。

SNMPプラグインで使用できる機能

• SNMPデバイスを検出して、Vista Managerのネットワークマップに表示することができます。
  SNMPデバイスを検出するために、サブネットワークを作成します。サブネットワークを作成した直後にSNMPデバイスの検出を開始し、以後10分ごとにステータスを更新します。
  
• SNMPトラップを受信して、Vista Managerのイベントログに表示することができます。
  イベントログにトラップが表示される対象ノードは、SNMPプラグインで作成したサブネット上で検出され、かつSNMP機能が有効になっているノードになります。
  
  

Note

ソフトウェア版のAT-Vista Manager EXで動作するSNMPプラグインとは、サポートする機能が異なります。

Note

SNMPv1およびSNMPv2cをサポートします。SNMPv3は未サポートです。

Note

SNMPネットワークの管理データのバックアップおよびリストアは、未サポートです。

管理可能数

• 監視デバイス
  1000台まで
  

Note

管理可能数はSNMPプラグインで管理可能な最大数を示したものです。お使いの環境によっては、監視デバイスを多数登録した場合、充分な性能を発揮できないことがあります。

Note

最大数はアプリケーションや機器の構成によって異なる場合がありますので、弊社ホームページに掲載のリリースノートをあわせてご確認ください。

Note

サブネットは22ビットマスク（255.255.252.0）よりも大きい値を設定してください（IPアドレス数は、1,024以下になるように設定してください）。

例：
22ビットマスク（255.255.252.0）　IPアドレス数：1,024
23ビットマスク（255.255.254.0）　IPアドレス数：512
24ビットマスク（255.255.255.0）　IPアドレス数：256

SNMPプラグインを使用するために必要な製品

アプライアンスボックス本体

製品名、バージョン、参照するドキュメント

制限事項

• AT-VST-APL ソフトウェアバージョン 1.1.1をお使いの場合は、ソフトウェアバージョン 1.1.2にバージョンアップする必要があります。バージョンアップの手順については、弊社ホームページに掲載されている「AT-VST-APL リファレンスマニュアル」をご覧ください。
  

Vista Manager

製品名、バージョン、参照するマニュアル

制限事項

• AT-VST-APLで動作するSNMPプラグインは、ライセンス不要でお使いいただけます。
  

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