[index] AWCプラグイン(AT-VST-APL版) リファレンスマニュアル 3.12.0
NoteWeb認証でダイナミックVLANを使用する場合はWPAエンタープライズ認証と併用してください。
項目名 | 説明 |
---|---|
RADIUSクライアントのIPアドレス | 無線APのIPアドレス (例)192.168.1.230 |
シークレット | 無線APがRADIUSサーバーを認証するためのパスワード (例)"himitsu" |
Note認証処理は無線APが行いますので、認証を行うすべての無線APをRADIUSサーバーに登録する必要があります。
NoteダイナミックVLANを使用する場合は、ユーザー名、パスワードに加えて、次のようなVLANに関連する属性を登録します。認証サーバーの詳細な設定方法については、ご使用のサーバー製品のマニュアルをご参照ください。
属性名 | 属性値 | 備考 |
---|---|---|
User-Name | ユーザー名 | 認証対象のユーザー名(例:"user1", "user2") |
User-Password | パスワード | (PEAP(EAP-MSCHAPv2)、TTLS使用時) ユーザー名に対応するパスワード(例:"passwd1", "passwd2") EAP-TLS使用時は不要です(別途、ユーザー電子証明書の用意が必要です) |
Tunnel-Type | VLAN(13) | 固定値。指定方法はサーバーに依存 |
Tunnel-Medium-Type | IEEE-802(6) | 固定値。指定方法はサーバーに依存 |
Tunnel-Private-Group-ID | VLAN ID | 認証対象のユーザーや機器が認証をパスしたあとに所属させるVLAN ID (例:100, 200) |
Note無線クライアントのパケットが無線APのイーサネットポートで送受信される際に、RADIUSサーバーから与えられたVLAN IDが自動的に付加されます。
NoteWeb認証またはMACアクセス制御と併用する場合はVLANに関する属性はWPAエンタープライズで使用する認証情報に設定してください。
Web認証またはMACアクセス制御で使用する認証情報にVLANに関する属性が登録されていてもこれらは無視されます。
Note認証方式としてEAP-TLSを使う場合は、RADIUSサーバーの電子証明書と各ユーザーの電子証明書を用意し、各コンピューター上に適切にインストールしておく必要があります。認証方式としてEAP-PEAP、EAP-TTLSを使う場合は、RADIUSサーバーの電子証明書を用意し、各コンピューター上に適切にインストールしておく必要があります。詳細はRADIUSサーバーおよびSupplicant(OSや専用ソフトウェアなど)のマニュアルをご参照ください。
NoteWeb認証またはMACアクセス制御とWPAエンタープライズ認証を併用した場合は、「MACアクセス制御」→「WPAエンタープライズ認証」→「Web認証」の順で認証処理が行われます。