各種操作 / システムデータの管理 / AWCプラグインシステムのバックアップ・リストア
AWCプラグインのバックアップ、リストアの手順について説明します。
AWCプラグインのバックアップファイルのリストア時、バックアップファイルの参照先ディレクトリーまたはパスにはマルチバイト文字(全角文字など)が含まれないように指定してください。
システムデータのバックアップ
システムデータには、AWCプラグインによる無線APの管理設定、アカウント設定などのデータ情報が含まれます。
以下の設定は環境に依存する設定のため、バックアップされる情報の中に含まれません。環境に合わせて手動にて設定をお願い致します。
・ サーバーPCのIPアドレス
・ サーバーPCのプロトコル(http/https)
・ サーバー証明書
AWCプラグインのバックアップには、AVM EXによるAMF機器情報やライセンス情報、SNMPプラグインによるSNMPノードの管理情報は含まれません。
AVM EXによるAMF機器情報の管理データ、SNMPプラグインによるSNMPネットワークの管理データのバックアップおよびリストアは、AVM EX、SNMPプラグインにてそれぞれ独立して行う必要があります。
AWCプラグインのバックアップ作成時には、別途、AVM EX、SNMPプラグインでもバックアップの作成を行っておくことをお勧めします。
バックアップはこまめに取得していただくことをお勧めします。
AT-VST-APL版AWCプラグインには、バックアップおよびリストアを行うための外部ユーティリティーは付属しません。
代わりに、AT-VST-APL版のみ、「システム設定」画面からバックアップやリストアを行えます。
- AVM EXのWeb管理画面に管理者アカウントでログインします。
- AWCプラグインメニューから「システム設定」を選択します。
- 「システム管理」の「バックアップ」ボタンをクリックします。
- バックアップが完了すると、バックアップファイルがダウンロードされます。
Webブラウザーの表示に従ってバックアップファイルを保存します。
ファイル名の形式は「config_atawc-X.X.X_-YYYYMMDDhhmmss.zip」です。
システムデータのリストア
AT-VST-APL版AWCプラグインには、バックアップおよびリストアを行うための外部ユーティリティーは付属しません。
代わりに、AT-VST-APL版のみ、「システム設定」画面からバックアップやリストアを行えます。
- AVM EXのWeb管理画面に管理者アカウントでログインします。
- AWCプラグインメニューから「システム設定」を選択します。
- 「システム管理」の「復元」ボタンをクリックします。
「復元」ダイアログが表示されます。
- 「ファイルを選択」ボタンをクリックして、バックアップファイルを選択します。
- 「実行」ボタンをクリックします。
無線APの管理に関連する設定情報に加え、クライアント位置推定履歴のデータもバックアップファイルから引き継がれます。
- 確認ダイアログが表示されるので「OK」をクリックします。
- リストアが完了すると、リストア完了のダイアログが表示されるので「OK」をクリックします。
なお、次のシステム情報はバックアップからは引き継がれません。必要に応じて再度設定してください。
- データベース設定
- データ保存期間設定
- 接続クライアント履歴
- クライアント位置推定履歴
- 侵入検知レポート履歴
- ネットワークマップ設定
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