クイックツアー / AWC-SCの設定 / 無線APの登録
無線APをAWCプラグインの管理下に登録します。
ここでは、IP手動設定による登録を行います。多数の無線APを一度に登録する場合は、CSVによる登録も可能です。
AT-TQ5403の登録(IP手動設定)
ルートAPの登録
- AWCプラグインメニューから「無線設定」→「AP登録・設定」をクリックします。
「設定機能/無線AP一覧」画面が表示されます。

- 画面右上の歯車アイコンにマウスオーバーして表示されるサブメニューから、「手動で登録」をクリックします。
「無線AP登録」ダイアログが表示されます。

- 「機器名」にAWCプラグインの管理下に登録する無線APの管理上の名前を入力します。
今回は、「TQ5403-SC-1」と入力します。
- 「管理グループ」を指定します。
今回は、先ほど作成した「3Fグループ」を選択します。
AP事前設定用のAMF設定の選択肢として「有効」が表示されるようになります。
- 「AP事前設定用のAMF設定」を「無効」に設定します。
固定のIPアドレスを事前に無線APのWeb設定画面で指定するか、DHCPサーバーから静的IPアドレスを割り当てる必要があります。
- 「TQ5403-SC-1」として登録する無線APのIPアドレスを設定します。
IPアドレス欄には、「DHCP」「STATIC」の2つのオプションがあります。
- DHCP
無線APは、DHCPサーバーからIPアドレスとともに、DHCPオプション43によりAWCプラグインサーバー情報を取得して、管理下に参加します。
工場出荷状態の無線APを、後述の「自動認識」を使用してスマートコネクトネットワークに参加させる場合はこちらを選択します。
- STATIC
DHCPオプション43を使用しない無線APを登録する際に選択します。
有線接続されたDHCPサーバーからIPアドレスを割り当てる場合や、IPアドレスを無線APのWeb設定画面で指定する場合は、こちらを選択します。
今回のルートAPの登録では「STATIC」を選択します。
また、表示される入力フィールドには、今回は「192.168.1.230」を入力します。
- 「TQ5403-SC-1」として登録する無線APのMACアドレス「00:00:5e:00:53:00」を入力します。

- 「追加」ボタンをクリックします。
「無線AP詳細」画面が表示されます。

「無線AP詳細」画面では、選択した無線AP「TQ5403-SC-1」の情報が表示されます。この段階では、「管理状態」には「未管理」、「AP共通設定」には「未設定」と表示されます。
SC共通設定を先に作成してから、AP共通設定を適用するため、このままにします。
サテライトAPの登録
もう1台、サテライトAP(コネクターAP/ターミネーターAP)として運用する無線APを登録します。
今回は、サテライトAPの初期設定をUTPケーブルによる有線接続を介して行います。
- AWCプラグインメニューから「無線設定」→「AP登録・設定」をクリックします。
「設定機能/無線AP一覧」画面が表示されます。

- 画面右上の歯車アイコンにマウスオーバーして表示されるサブメニューから、「手動で登録」をクリックします。
「無線AP登録」ダイアログが表示されます。

- 「機器名」にAWCプラグインの管理下に登録する無線APの管理上の名前を入力します。
今回は、「TQ5403-SC-2」と入力します。
- 「管理グループ」を指定します。
今回は、先ほど作成した「3Fグループ」を選択します。
AP事前設定用のAMF設定の選択肢として「有効」が表示されるようになります。
- 「AP事前設定用のAMF設定」を「無効」に設定します。
- 「TQ5403-SC-2」として登録する無線APのIPアドレスを設定します。
今回のサテライトAPの登録では「STATIC」を選択し、入力フィールドに「192.168.1.231」を入力します。
- 「TQ5403-SC-2」として登録する無線APのMACアドレス「00:00:5e:00:53:20」を入力します。

- 「追加」ボタンをクリックします。
「無線AP詳細」画面が表示されます。

「無線AP詳細」画面では、選択した無線AP「TQ5403-SC-2」が追加されます。この段階では、「管理状態」には「未管理」、「AP共通設定」には「未設定」と表示されます。
SC共通設定を先に作成してから、AP共通設定を適用するため、このままにします。
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