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AWCプラグインの外部IPアドレスの設定


ここでは、無線APの登録からフロアマップへの配置、AWC(Autonomous Wave Control)機能のスケジュール設定までの、セル型無線ネットワークの構築の流れを、具体的な設定手順とともに記します。
簡便のため、次の構成を例にします。

表 1:構成例
機器名
ノード名
説明
AMFマスター AT-VAA AMF Cloudをインストール
AlliedWare Plus レイヤー3スイッチ   IPアドレス: 192.168.1.1
DHCP・NTPサーバーとして動作
PoE+対応AlliedWare Plusスイッチ   PoE+給電用
無線AP接続ポートにはネイティブVLANとしてVLAN 1を設定、VLAN 100の通信を許可
AT-TQ4600 TQ4600-6F-1 IPアドレス: 192.168.1.100
MACアドレス: 00:00:5E:00:53:00
AMFネットワークには不参加
AT-TQ4600 TQ4600-6F-2 IPアドレス: 192.168.1.200(DHCPサーバーから静的割り当て)
MACアドレス: 00:00:5E:00:53:20
AMFゲストノードとしてAMFネットワークに参加済み
AT-TQ4600 TQ4600-6F-3 IPアドレス: 192.168.1.201(DHCPサーバーから動的割り当て)
MACアドレス: 00:00:5E:00:53:40
AMFゲストノードとしてAMFネットワークに参加済み
Wireless Controllerアプリケーションコンテナー   AWCプラグイン


以下の項目については、事前に設定が済んでいるものとします。

また、フロアマップのマップ画像として、事前に次の画像を用意したものとします。


AWCプラグインの外部IPアドレスの設定

AT-VST-APLにてAWCプラグインを使用して無線APを管理する場合は、事前に、AWCプラグインの「システム設定」画面にて、AT-VST-APL上のWireless Controllerアプリケーション(AWCプラグイン)のIPアドレスを外部IPアドレスとして登録しておく必要があります。
既にAWCプラグインの外部IPアドレスを正しく設定済みの場合は、本手順は不要です。
  1. AWCプラグインメニューから「システム設定」を選択します。
    「システム設定」画面が表示されます。

  2. 「IPアドレス設定」の「AWCプラグインの外部IPアドレス」欄にて、ドロップダウンリストから、AT-VST-APL上のWireless Controllerアプリケーション(AWCプラグイン)のIPアドレスを選択します。

  3. 「IPアドレス設定」右側の「保存」ボタンをクリックします。



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