[index] AT-Vista Manager EX(AT-VST-APL版) ベースリファレンスマニュアル 3.8.0
UTMセキュリティー機能では、複数のUTMファイアウォール上のIPレピュテーション機能、Webコントロール機能を同時に構成し、管理を一元化、簡便化することができます。
IPレピュテーションは、スパムやウィルスの発信源、その他の悪意のある活動を確認されたWebサイトへのネットワーク利用者のアクセスをブロックし、セキュリティー上の脅威からネットワークを保護します。
Webコントロールは、ネットワーク利用者が閲覧するWebサイトの種類を簡易にモニター、制御する方法を提供します。
NoteIPレピュテーション、Webコントロールの使用には、対応するAT-ARシリーズ アドバンスト・セキュア VPN アクセス・ルーター用のアニュアルライセンスが必要です。
Note本機能を使用するためには、IPレピュテーションやWebコントロールの定義を更新できるよう、別途、AT-ARシリーズルーターのデバイスGUIやCLIでインターネットアクセスおよびDNSを設定しておく必要があります。
Note設定は、グループ単位で行い、選択グループ内のUTMセキュリティーに対応する製品のみに適用されます。未サポートのデバイスのみで構成されたグループには適用できません。
「変更を適用」ボタン | 現在のタブの設定変更を保存します。 |
セキュリティー構成 |
UTMセキュリティーの基本的な構成要素である、IPレピュテーションおよびWebコントロールの有効/無効を、トグルスイッチで設定します。
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業種 | 該当のデバイスでネットワークサービスを提供する業種をドロップダウンリストから選択します。 |
更新チェック間隔 |
IPレピュテーション、Webコントロールの参照するデータベースの更新チェックを行う間隔を、ドロップダウンリストから選択します。 1時間、12時間、24時間、36時間、48時間、またはなし(更新しない)のいずれかから選択できます。 デフォルトは24時間です。 |
業種別の強度 |
IPレピュテーション、Webコントロールの各データベースに登録のあるWebサイトにアクセスした際のセキュリティーの強度を、「低」、「中」、「高」から選択します。 デフォルトは「中」です。 |
「リセット」ボタン |
IPレピュテーション、Webコントロールの詳細設定をリセットし、簡易設定に戻します。 「アドバンストIPレピュテーション」タブ、「アドバンストWebコントロール」タブで、別個に詳細設定を行った場合のみ表示されます。 |
業種別の強度 |
IPレピュテーションのデータベースに登録のあるWebサイトにアクセスした際のセキュリティーの強度を、「低」、「中」、「高」から選択します。 デフォルトは「中」です。 |
更新チェック間隔 |
IPレピュテーションの参照するデータベースの更新チェックを行う間隔を、ドロップダウンリストから選択します。 1時間、12時間、24時間、36時間、48時間、またはなし(更新しない)のいずれかから選択できます。 デフォルトは24時間です。 |
業種 | 該当のデバイスでネットワークサービスを提供する業種をラジオボタンで選択します。 |
「詳細を表示」ボタン |
クリックすると、右サイドパネルにIPレピュテーションのカテゴリー一覧を表示します。 ネットワーク利用者が各カテゴリーのWebサイトにアクセスした際の処理方法が「許可」、「警告」、「拒否」から選択できます。 各カテゴリーの処理方法は、選択した業種に基づいて自動的に初期設定されます。いずれかの処理方法を変更すると、業種は「カスタム」に変更されます。 |
エンティティー |
Webコントロールの詳細設定を行うネットワーク上のエンティティーを選択します。それぞれのエンティティーごとに異なる設定を行えます。Note特定のエンティティーに属さない全てのトラフィックを指すエンティティーとして、ゾーン「VM_Zone」ネットワーク「Any」が自動的に設定されます。また、基本的なWebコントロールの設定は、この「VM_Zone.Any」エンティティーに対して適用されます。エンティティーはデバイスのCLIにて作成する必要があります。 Note本エンティティーは削除しないでください。 |
業種別の強度 |
Webコントロールのデータベースに登録のあるWebサイトにアクセスした際のセキュリティーの強度を、「低」、「中」、「高」から選択します。 デフォルトは「中」です。 |
業種 | 該当のデバイスでネットワークサービスを提供する業種をラジオボタンで選択します。 |
「詳細を表示」ボタン |
クリックすると、右サイドパネルにWebコントロールのカテゴリー一覧を表示します。 ネットワーク利用者が各カテゴリーのWebサイトにアクセスした際の処理方法が「許可」、「拒否」から選択できます。 各カテゴリーの処理方法は、選択した業種に基づいて自動的に初期設定されます。いずれかの処理方法を変更すると、業種は「カスタム」に変更されます。 |
グラフ切り替えボタン | IPレピュテーションおよびWebコントロールのグラフ表示を選択できます。デフォルトはIPレピュテーションです。 |
表示期間 |
グラフに表示する期間を英語表記(Monthname DD YYYY, h:mm [am|pm] - Monthname DD YYYY, h:mm [am|pm]形式)で表します。 また、表示したい期間を1h(1時間)、12h(12時間)、24h(24時間)から選択できます。 「カスタム」ボタンをクリックすると、開始日時、終了日時を1時間単位で指定することもできます。
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IPレピュテーション | |
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デバイス |
モニタリング対象のAMFデバイス(AT-ARシリーズルーター)をドロップダウンリストから選択します。 デバイス名の一部を入力して、表示対象を絞り込むこともできます。 Note本項目には、UTMセキュリティーに対応するか否かにかかわらず、現在選択中のグループに属するすべてのデバイスが表示されます。 |
IPレピュテーション該当件数 |
IPレピュテーションの検出基準に該当したアドレスのアクセス件数を、横軸に時間、縦軸に件数を示すグラフに表示します。 |
Webコントロール | |
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デバイス |
モニタリング対象のAMFデバイス(AT-ARシリーズルーター)をドロップダウンリストから選択します。 デバイス名の一部を入力して、表示対象を絞り込むこともできます。 Note本項目には、UTMセキュリティーに対応するか否かにかかわらず、現在選択中のグループに属するすべてのデバイスが表示されます。 |
カテゴリー |
グラフに表示するWebサイトのカテゴリーをドロップダウンリストから選択します。Note本項目の選択状態は、ほかの画面またはタブに移動するとリセットされます。 |
Webコントロール該当件数 |
Webコントロールによって分類されたWebサイトのカテゴリーの該当件数を、横軸に時間、縦軸に件数を示すグラフに表示します。 グラフ上部の凡例からカテゴリー名をクリックすると、表示/非表示を切り替えることができます。 |
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