「折れ線グラフ」タブでは、表示対象の MIB 変数値が折れ線グラフ形式で表示されます。さらに、折れ線グラフの隣には、MIB 変数の一覧がテーブル形式で表示されます(MIB 変数項目リスト)。グラフの Y 軸のスケールは、表示する MIB の値に応じて自動的に調整されます。折れ線グラフには、MIB 変数一覧で選択した変数のみが表示されます。
表示が見づらい場合は、ウィンドウサイズをマウスで変更することにより、グラフを大きく表示できます。
グラフ上の MIB 変数値はポーリングが行われるたびに更新されます。
「折れ線グラフ」タブ
折れ線グラフは、ポーリングが行われるたびに更新されます。Y 軸は、表示対象の MIB 変数値に応じて自動的にスケールが調整されます。 X 軸は、最大 20回分のポーリングデータを表示するようにスケーリングされています。20回を超えると古いデータ(グラフの左端のデータ)は表示から消え、最新データが右端に表示されます。
また、折れ線は MIB 変数ごとに色とプロットの形を変えて表示されますので、一目で目的の変数の変化を捉えることができます。また、色とプロットのサンプル表示の横に対象 MIB 変数名か番号が表示されます。変数名か番号かの切り替えは、メニューバーの「設定」→「オプション」→「その他」タブで選択できます。変数名が長くて見づらいと思われる場合は、シンプルな番号表示を選択できます。
折れ線グラフのプロット位置にマウスポインタを重ねると、その位置に対応する具体値を参照できます。たとえば、X 軸上の 10番目のデータの値が 100 であった場合は(10, 100)と表示されます。
各 MIB 変数は、いろいろな値を取ります。したがって、10000前後の値を持つ MIB 変数と 100前後の値を持つ MIB 変数を同時に表示している場合、Y 軸は 10000 がプロットできるスケールにスケーリングされます。そのため、この場合は 100前後で変化している MIB 変数の変化を見ることが困難になります。
このようなケースでは、MIB 変数項目リストのチェックボックスをクリックし、チェック印(レ点)を消すことにより、チェックしたい変数以外の変数を表示しないようにできます。 この例では、10000 の値を取る MIB 変数のチェックをはずすことにより、100前後の値が参照できるように Y 軸が自動的に再スケーリングされます。もちろん、逆にチェックすることにより、再び表示するようにもできます。
MIB 変数項目リストには、「設定」→「オプション」→「その他」タブでの設定により、変数名か番号のどちらかが表示されます。
:チェックボックスをすべて選択した状態にします。
:チェックボックスをすべて選択していない状態にします。
:チェックボックスで選択している項目を選択していない状態にし、選択していない状態の項目を選択した状態にします。
Note
表示対象 MIB 変数は複数個選択できますが、一度にたくさん選択すると表示が遅れる場合があります。その場合には、表示個数を減らすか、ポーリング間隔を長くしてください。