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6.2 折れ線グラフタブ

「折れ線グラフ」タブでは、表示対象の MIB 変数値が折れ線グラフ形式で表示されます。さらに、折れ線グラフの隣には、MIB 変数の一覧がテーブル形式で表示されます(MIB 変数項目リスト)。グラフの Y 軸のスケールは、表示する MIB の値に応じて自動的に調整されます。折れ線グラフには、MIB 変数一覧で選択した変数のみが表示されます。

表示が見づらい場合は、ウィンドウサイズをマウスで変更することにより、グラフを大きく表示できます。

グラフ上の MIB 変数値はポーリングが行われるたびに更新されます。

「折れ線グラフ」タブ
「折れ線グラフ」タブ

6.2.1 折れ線グラフ

折れ線グラフは、ポーリングが行われるたびに更新されます。Y 軸は、表示対象の MIB 変数値に応じて自動的にスケールが調整されます。 X 軸は、最大 20回分のポーリングデータを表示するようにスケーリングされています。20回を超えると古いデータ(グラフの左端のデータ)は表示から消え、最新データが右端に表示されます。

また、折れ線は MIB 変数ごとに色とプロットの形を変えて表示されますので、一目で目的の変数の変化を捉えることができます。また、色とプロットのサンプル表示の横に対象 MIB 変数名か番号が表示されます。変数名か番号かの切り替えは、メニューバーの「設定」→「オプション」→「その他」タブで選択できます。変数名が長くて見づらいと思われる場合は、シンプルな番号表示を選択できます。

折れ線グラフのプロット位置にマウスポインタを重ねると、その位置に対応する具体値を参照できます。たとえば、X 軸上の 10番目のデータの値が 100 であった場合は(10, 100)と表示されます。

6.2.2 MIB 変数項目リスト

各 MIB 変数は、いろいろな値を取ります。したがって、10000前後の値を持つ MIB 変数と 100前後の値を持つ MIB 変数を同時に表示している場合、Y 軸は 10000 がプロットできるスケールにスケーリングされます。そのため、この場合は 100前後で変化している MIB 変数の変化を見ることが困難になります。

このようなケースでは、MIB 変数項目リストのチェックボックスをクリックし、チェック印(レ点)を消すことにより、チェックしたい変数以外の変数を表示しないようにできます。 この例では、10000 の値を取る MIB 変数のチェックをはずすことにより、100前後の値が参照できるように Y 軸が自動的に再スケーリングされます。もちろん、逆にチェックすることにより、再び表示するようにもできます。

MIB 変数項目リストには、「設定」→「オプション」→「その他」タブでの設定により、変数名か番号のどちらかが表示されます。

6.2.3 すべて選択ボタン

images/advug0390.png :チェックボックスをすべて選択した状態にします。

6.2.4 クリアボタン

images/advug0400.png :チェックボックスをすべて選択していない状態にします。

6.2.5 反転ボタン

images/advug0410.png :チェックボックスで選択している項目を選択していない状態にし、選択していない状態の項目を選択した状態にします。

Note
表示対象 MIB 変数は複数個選択できますが、一度にたくさん選択すると表示が遅れる場合があります。その場合には、表示個数を減らすか、ポーリング間隔を長くしてください。

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