2.2.7 CentreCOM 9408LC/SP

CentreCOM 9408LC/SP（以下 9408LC/SP）を ADV から管理/操作するために用意されている 9408LC/SP 固有のメニューについて説明します。機器の種類に関係なく用意されている共通メニューについては、ユーザーガイドを参照してください。

• 2.2.7.1 パネルウィンドウ
• 2.2.7.2 エージェント
• 2.2.7.3 ルーティング
• 2.2.7.4 ブリッジ
• 2.2.7.5 ポート
• 2.2.7.6 注意事項

2.2.7.1 パネルウィンドウ

9408LC/SP のパネルウィンドウを以下に示します。

9408LC/SP

2.2.7.2 エージェント

SNMP エージェントの IP アドレスや Trap の送信先となるマネージャーのアドレス等に関する情報の表示と設定を行います。

システム情報

エージェントの管理名、属性等の基本的な情報を表示します。

TELNET 接続

エージェントに Telnet で接続します。

2.2.7.3 ルーティング

ARP テーブルやアドレステーブル等のルーティングに関する情報の表示を行います。

ARP テーブル

IP アドレスと MAC アドレスの対応を表示します。

アドレステーブル

インターフェイスと IP アドレスの対応を表示します。

ルートテーブル

ネットワークアドレスと転送先ノードの対応を表示します。

IP 統計情報

IP データグラムに関する統計情報とルーティングに関する統計情報を表示します。

ICMP 統計情報

ICMP データグラムに関する統計情報を表示します。

2.2.7.4 ブリッジ

ブリッジ機能に関する情報の表示や設定を行います。

フォワーディングデータベース

エージェントが学習した各ポートに接続されているノードの MAC アドレスについての情報を表示します。

ディスカード/エージング情報

データベースに使用する領域が不足するなどの理由で、フォワーディングテーブルが更新されなかった回数と、フォワーディングデータベースの内容がエージングアウトするまでの時間に関する情報を表示します。

スパニングツリー情報

スパニングツリーのプライオリティやコスト等の設定情報を表示します。

2.2.7.5 ポート

ポートに関する情報の表示と設定を行います。

インターフェイス情報

ポートの通信フレーム数、バイト数、エラーバイト数、ポートの状態等の各パラメーターを表示します。

エラー統計情報

イーサネットポートで収集したエラーに関する情報を表示します。

イネーブル

ポートをイネーブルにします。

ディセーブル

ポートをディセーブルにします。

2.2.7.6 注意事項

• パネルウィンドウに表示される内容は、機器から取得できる MIB 情報の制限により、実機の状態と異なる場合があります。
• SFP ポートに装着されている SFP モジュールの種類にて、LX とZX は判別できません。このため、これらの種類の SFP モジュールが挿入されている場合、AT-MG8LX を表示します。
• PWR LED は状態判別ができないため、常に点灯表示します。
• FAULT LED, CONSOLE PORT LED は状態判別が不可能なため、常に消灯表示します。
• RESET ボタンは実行できません。
• エンハンストスタックが有効な場合、slave に設定されている機器が監視対象となります。master に設定されている機器を監視するためには、エンハンストスタックを無効にする必要があります。