機器ビューアー: 機種別ガイド
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2.5.6 CentreCOM 1300 シリーズ

CentreCOM 1300 シリーズ(以下 AT-1300)を ADV から管理/操作するために用意されている AT-1300 固有のメニューについて説明します。機器の種類に関係なく用意されている共通メニューについては、ユーザーガイドを参照してください。

2.5.6.1 パネルウィンドウ

AT-1300 のパネルウィンドウを以下に示します。

左側のスロットに表示されているのがアップリンクモジュール(AT-13C3 など)です。一番右側のスロットに表示されているのがファンモジュール(AT-13F1)です。

これらの間のスロットはラインカード(AT-13A1 など)用で、モジュールが装着されたスロットにはラインカードのイメージが表示されます(例では左から AT-13A3、AT-13A1、AT-13A1、AT-13A3)。ラインカードの機種は、モジュールのイメージの上の文字列で識別できます。

各ラインカードのイメージの上下には、接続された宅側機器(AT-1311 など)のポートの状態が表示されます。ラインカードの上側のポートに接続されている宅側機器は AT-1331 の上側に、下側のポートに接続されている宅側機器は下側に表示されます。

AT-1300
AT-1300

2.5.6.2 エージェント

SNMP エージェントの IP アドレスや Trap の送信先となるマネージャーのアドレスなどに関する情報の表示と設定が行えます。

システム情報

エージェントの管理名、属性等の基本的な情報を表示します。

ファームウェア情報

ハードウェアに搭載されているファームウェアのバージョン情報を表示します。

ネットワーク設定情報

エージェントのファームウェアやハードウェアのバージョン情報を表示します。

マネージャーアドレス情報

Trap の送信先ノードの IP アドレスを表示します。

リセット

エージェントの初期化を行います。

TELNET 接続

設定した端末エミュレーターを用いてエージェントに Telnet プロトコルで接続します。

2.5.6.3 ブリッジ

各ポートへのフォワーディングテーブルやスパニングツリーに関する情報の表示や設定を行えます。

フォワーディングデータベース

エージェントが学習した各ポートに接続されているノードの MAC アドレスについての情報を表示します。

ディスカード/エージング情報

データベースに使用する領域が不足するなどの理由で、フォワーディングテーブルが更新されなかった回数とフォワーディングデータベースの内容がエージングアウトするまでの時間についての情報を表示します。

スパニングツリー情報

スパニングツリーのプライオリティやコスト等の設定情報を表示します。

統計情報

メディアコンバーターの各ブリッジポートが送信したパケットについての統計情報を表示します。

2.5.6.4 RMON

RMON に関する情報の表示と設定が行えます。

Note
RMON 関連の MIB 情報は、データ量が多いため共通 GUI に表示されるまでに多少時間がかかる場合があります。

統計情報

ポートに接続されたネットワークセグメントを流れたパケットについての統計情報を表示します。

ヒストリコントロールテーブル

エージェントが持つ RMON History 機能についての設定情報を表示します。

アラームテーブル

RMON Alarm 機能についての設定情報を表示します。

イベントテーブル

RMON Event 機能についての設定情報を表示します。

イベントログ

RMON Event の LOG を表示します。

2.5.6.5 VLAN

VLAN 名リストとポートに割り当てられている VLAN 名を表示します。

名前リスト

登録されている VLAN 名を表示します。

ポート情報

ポートに割り当てられている VLAN 名を表示します。

2.5.6.6 モジュール

モジュールに関する情報を表示します。

機器情報

局側、および宅側の機器に関する情報を表示します。

2.5.6.7 ポート

ポートに関する情報の表示と設定が行えます。

回線使用率

ポートごとに回線使用率を表示します。

インターフェイス情報

ポートの通信したフレーム数、バイト数、エラーバイト数、ポート状態などの各パラメーターの情報を表示します。

エラー統計情報

ポートの状態やフォワードしたフレーム数などを表示します。

詳細情報

各ポートのステータスを表示します。

スパニングツリー情報

各ポートのスパニングツリーの各設定値を表示します。

ループバックテスト情報

ループバックテストに関する情報を表示します。

ループバックテスト

ループバックテストを実行し、宅側との接続状態を検査します。 本テストを実行すると一時的に通信ができなくなります(実行時には確認のダイアログが表示されます)。テスト結果はダイアログで表示されます。また、「ポート」メニューの「ループバックテスト情報」で詳細な情報を確認できます。

イネーブル

ポートをイネーブルにします。

ディセーブル

ポートをディセーブルにします。

情報の更新

指定したポートの情報の更新を行います。

2.5.6.8 注意事項

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