デバイスメンテナンス: ユーザーガイド

ユーザーガイド

本書は、デバイスメンテナンス機能(AlliedAdminCentral:以下 AAC)の概要、基本的な使用手順、設定要素の詳細、各ウィンドウ・メニュー項目の詳細などについて解説します。

1 概要

AAC は、複数の弊社ネットワーク機器(スイッチ、ルーター)に対して、ファームウェアや設定ファイルの更新(機器への転送)、設定ファイルのバックアップ(機器からの転送)、情報の収集などを一括して行うことができます。

Note
対応機器とファームウェアバージョンについては、リリースノートをご覧ください。リリースノートは弊社 Web ページにてご覧いただけます。

AAC は、ユーザーが作成した「タスク」の内容に基づき、IP ネットワーク経由で対象機器に Telnet 接続し、さまざまな操作を同時に最大100カ所に対して自動実行します。

操作内容(実行したコマンド、コマンドの出力など)はログとしてデータベースに記録されるため、後で確認することも容易です。

また、指定した日時にタスクを実行する「スケジューラ」機能を利用すれば、定期的に設定ファイルをバックアップしたり、情報を収集したりすることも可能です。

AAC は、おもに次のようなことができます。

機器情報の取得
ファイル一覧、使用中のファームウェア、インターフェイス状態、メモリー空き容量などの情報を取得することができます。
設定ファイルのバックアップ
使用中の設定スクリプトファイル(起動時設定ファイル)を機器から吸い上げてローカルディスクに保存できます。また、機器から取得した設定スクリプトファイルは差分のあるもののみを保存することができます。
設定ファイルの更新
ローカルディスク上に用意した設定ファイルを機器に転送できます。転送したファイルを使って再起動させることもできます。
ファームウェア(リリースファイル、パッチファイル)の更新
機器にリリースファイル、パッチファイルを転送し、次回から新しいファームウェアやパッチファイルで起動するよう設定できます。必要に応じてリリースライセンスの付与も可能です。また、転送後新しいファームウェアで起動させることもできます。
フィーチャーライセンスの付与
ローカルディスク上に用意したライセンス情報ファイルの内容に基づき、各機器にフィーチャーライセンスを付与できます。
スケジューラによる処理の自動実行
指定した日付や曜日、時刻に上記の処理を自動実行することができます。
ログ収集項目設定
タスク実行でログ収集を行う場合の実行コマンドを、機種ごとに設定できます。
コンフィグ生成
コンフィグファイルの生成・編集を行えます。
ジョブ
作成したタスクを組み合わせて一連の処理を構成することができます。
SNMP トラップの受信・転送
SNMP トラップを受信することができます。受信したトラップを他のホストに転送したり、管理対象機器の IP アドレス情報を自動的に更新したりすることも可能です。

2 クイックツアー

本章では、実際に AAC を操作しながら、基本的な使用手順を紹介します。

ここでは大まかな流れを説明しています。詳細は次章以降をご覧ください。

2.1 想定環境

ここでは、次のような環境を例に説明します。

2.2 準備

AAC を使い始める前に、次の準備をしてください。

2.3 起動

それでは、AAC を起動してみましょう。

  1. 最初に、作業中のユーザーアカウントの権限を確認してください。AAC を起動するには、Administrators グループのユーザー(Administrator など)でログオンしてください。
  2. AAC を起動するには、Windows のプログラムから「AlliedView NMS Standard Edition」→「デバイスメンテナンス」→「AlliedAdminCentral」の順に選択します。

    インストール時に「本サーバー機能を使用する」を選択した場合、AAC 付属の HTTP/TFTP サーバーはこのときに自動的に起動されます。

  3. ログイン画面が表示されます。AAC はネットワーク機器の設定を変更する機能なので、登録されているユーザーしか使用できません。

    インストール直後は、「Administrator」という名前のユーザーがデフォルトで登録されています(パスワードはなし)。初回ログイン時はこのユーザーでログインしてください(ユーザー名「Administrator」、パスワードなし)。

    ログイン画面
    ログイン画面

  4. AAC のメイン画面(タスクビュー)が表示されます。AAC では、この画面からさまざまな操作を行います。

    AAC のメイン画面(タスクビュー)
    AAC のメイン画面(タスクビュー)

    Windows でファイアウォール機能(Windows ファイアウォール)を有効にしている場合、ここで「Windows セキュリティの重要な警告」ダイアログが表示されることがあります。この場合は、「ブロックを解除する」ボタンをクリックしてください。

  5. 以上で AAC の起動は完了です。

2.4 パスワードの設定

インストール直後は、AAC のデフォルトユーザー「Administrator」にパスワードが設定されていません。セキュリティのため、初回ログイン時には必ずパスワードを設定してください。以下にその手順を示します。

  1. タスクビューのメニューバーから「設定」→「ユーザー管理」の順に選択してください。
  2. 「ユーザー管理」ダイアログが表示されるので、「登録ユーザー 一覧」で「Administrator」を選択し、「パスワード」と「パスワードの確認」に任意のパスワードを入力し、「OK」をクリックしてください。

    パスワードには、1文字以上(上限なし)の半角英数記号を指定してください(ただし、半角記号のうち / \ [ ] " : ; | < > + = , ? * は使用不可)。日本語などの全角文字は指定しないでください。

    ユーザー管理画面
    ユーザー管理ダイアログ

  3. 確認画面が表示されるので、「はい」をクリックしてください。

    ユーザー情報更新の確認
    ユーザー情報更新の確認

  4. 以上でパスワード設定は完了です。次回起動時から、Administrator にはパスワードが必要になります。

2.5 基本操作

それでは、AAC を利用して簡単な作業をしてみましょう。

2.5.1 基本的な流れ

AAC を利用してネットワーク機器を操作するための大まかな手順を次に示します。

  1. タスクの作成

    タスク」は、管理対象機器の一覧(IP アドレスリスト)と、各機器に対する処理(定義)をたばねたもので、AAC を利用する上で中心となる設定要素です。機器に対してなんらかの処理を行う場合は、最初にタスクを作成する必要があります。

  2. 管理対象機器の指定

    AAC で管理する機器の IP アドレスと機種名は、タスクごとに指定します。タスクを作成したら、最初に管理対象機器(IP アドレスと機種名)を指定しましょう(タスク作成と同時に指定することもできます)。

  3. 各機器に対する処理の定義

    定義」は、管理対象機器に対する処理内容を指示するものです。タスク内の各機器(IP アドレス)にさまざまな定義を割り当てることで、タスクの具体的な動作が決まります。可能な処理は、対象機器により異なります。

  4. タスクの保存

    タスクと管理対象機器の対応付け、管理対象機器と定義の対応付けは、明示的に保存しないと保持されません。タスクの設定が完了したら、必ず保存操作を実行してください。

  5. タスクの実行

    いったんタスクを作成し保存した後は、「実行」コマンドを発行するだけでタスクを実行できます。

  6. タスク実行結果の確認

    タスクの実行結果は、タスクの進捗を表示する「ステータスビュー」でリアルタイムに確認することも、AAC の動作ログビューアーである「ログビュー」で後から確認することも可能です。

ここで紹介するのは非常に単純なタスクの例ですが、複雑なタスクであっても、この流れは変わりません。タスクごとに異なるのは、おもに手順2で指定する機器と手順3で指定する処理内容になります。

それでは、各手順を詳細に見ていきましょう。

ここでは、機器の動作に影響を与えない処理として、各機器の情報(動作している機器の各種情報)を取得してみます。

AAC では、さまざまな操作を「タスク」と呼ばれる単位で設定します。ここでは、前述の4機器から機器の情報を取得するタスクを作成し、これを実行してみます。タスクの名称は「事前ログ取得」としましょう。

2.5.2 タスクの作成

まずはタスクを作成しましょう。

  1. メニューバーから「タスク」→「新規作成」の順に選択してください。

  2. 「タスクの新規作成」ダイアログが表示されます。タスク名「事前ログ取得」を入力し、「OK」をクリックしてください。

    タスクの新規作成
    タスクの新規作成

  3. 「IP アドレスリストのインポート」ダイアログが表示されますが、ここでは手動で IP アドレスを登録するので、「取消」ボタンをクリックしてダイアログを閉じてください。

    IP アドレスリストのインポート
    IP アドレスリストのインポート

2.5.3 管理対象機器の指定

次に、このタスクで管理する機器(IP アドレスと機種名)を指定します。

  1. 「タスクリスト」タブを選択します。(デフォルトでは選択されています。)「タスク一覧」リストで「事前ログ取得」を選択し、画面右下の「IP アドレス追加」ボタンをクリックしてください。

    「IP アドレス追加」ボタンをクリック
    「IP アドレス追加」ボタンをクリック

  2. 「IP アドレス追加」ダイアログが表示されるので、「IP アドレス」欄に対象機器の IP アドレスを入力し、「機種名」から対象機器の機種名を選択して、「追加」をクリックしてください。他の欄はデフォルト状態のままで結構です。

    「機種名」は必ず選択してください。「機種名」を選択していない(Unknown)機器は、タスクを実行しても処理の対象になりません。なお「機種名」は、追加後に「タスクリスト」タブで変更することもできます。

    IP アドレスを入力した状態で「取得」ボタンをクリックすると、機種名を自動取得できます。ただし、以下の条件を満たしている必要があります。

    IP アドレス追加
    IP アドレス追加

  3. 手順 1 〜 2 を繰り返して、すべての機器の IP アドレスを入力してください。

2.5.4 各機器に対する処理を定義

次に、各機器に対して実行する処理を指定します。これは「定義」を作成し、タスク内の各機器(IP アドレス)に割り当てることによって行います。

  1. 「定義詳細」タブをクリックしてください。

    「定義詳細」タブをクリック
    「定義詳細」タブをクリック

  2. 「操作」タブを選択し(デフォルトで選択されています)、「定義の新規作成」ボタンをクリックしてください。

    「定義の新規作成」ボタン
    「定義の新規作成」ボタン

  3. 定義名として「事前ログ取得」を入力し、「OK」ボタンをクリックしてください。

    定義名の指定
    定義名の指定

  4. 「操作」タブの各チェックマークを適切にチェックを入れます。ここでは下記画面のとおり、「事前ログ取得」にチェックを入れます。チェックが終わったら、「上書き保存」ボタンをクリックしてください。他のタブはそのままでかまいません。

    操作内容の指定
    操作内容の指定

  5. 「定義リスト」タブに戻り、各機器に適用する「操作」を「Default」から「事前ログ取得」に変更します。

    操作の指定
    操作の指定

2.5.5 タスクの保存

これでタスクの作成は完了です。

  1. メニューバーから「タスク」→「保存」の順に選択して、タスクの内容を保存してください。

保存されたタスクは「タスク/ジョブ設定」で設定したタスク数まで同時に実行することが可能です。

Note
ご使用いただけるタスクの同時実行数は、ご利用になる PC のスペックに依存します。

2.5.6 タスクの実行

それでは、いよいよタスクの実行です。

  1. 画面左側の「タスク一覧」で「事前ログ取得」が選択されていることを確認し、メニューバーから「タスク」→「実行」の順に選択してください。
  2. ステータスビュー」ウィンドウが開き、タスクの実行状況が逐次表示されます。実行結果は、画面下部の Telnet 情報欄に表示されます。

    ステータスビュー
    ステータスビュー

  3. タスクの実行が完了したら、Telnet 情報欄を確認し、「閉じる」ボタンをクリックして「ステータスビュー」を閉じてください。以上で、事前ログ取得のタスクは完了です。

    タスク実行完了
    タスク実行完了

2.5.7 タスク実行結果の確認

AAC では、タスクの実行結果を「動作ログ」として保存しているため、「ステータスビュー」を閉じた後でも、以前に実行したタスクの実行結果を確認できます。

  1. これには、AAC メイン画面のメニューバーから「ログ」→「ログビュー」の順に選択してください。すると、次のような「ログビュー」ウィンドウが開きます。

    ログビュー
    ログビュー

  2. ログビュー」を開いた直後は何も表示されていませんが、「ログビュー」のメニューバーから「表示」→「ログ表示設定」の順に選択して「ログ表示設定」ダイアログを開き、「データベース一覧」タブでデータベース名にチェックを入れ「OK」をクリックすると、次のようにログレコードが表示されます。

    ログビュー
    ログビュー

  3. ここで、項目をダブルクリックするか、ツールバーの「詳細ログ表示」ボタンをクリックするか、メニューバーから「表示」→「詳細ログ表示」を選択すると、「詳細ログ表示」ウィンドウが開き、項目の詳細が表示されます。タスク実行時の Telnet セッションログもここで確認できます。

    詳細ログ表示
    詳細ログ表示

  4. タスクの作成から実行、確認までの基本的な流れの説明は以上です。

2.6 便利な機能

次に、知っていると便利な機能を紹介します。環境に応じてご使用ください。

2.6.1 スケジューラ

作成したタスク(またはジョブ)を決まった日時に実行させるには、スケジューラ機能を使います。

スケジューラ機能の詳細については、「スケジューラの起動」をご覧ください。

2.6.2 SNMP トラップ受信・転送機能

AAC は、設定により SNMP トラップを受信・転送することができます。

SNMP トラップ受信・転送機能の詳細については、「Trap 転送」をご覧ください。

2.6.3 ジョブ

ジョブ機能を使用すると、作成したタスクを組み合わせて一連の処理を構成することができます。

ジョブ機能の詳細については、「ジョブリスト」タブをご覧ください。

2.6.4 タスク登録

AAC へのタスク登録を簡単に行うことができます。

タスク登録の詳細については、「タスク登録」をご覧ください。

2.7 終了

AAC を終了するには、メニューバーから「ファイル」→「終了」を選択してください。ログアウト(ログオフ)の処理はありません。

Note
AAC を終了しても、データベースサービスは終了しません。「管理ツール」の「サービス」からデータベースサービスを終了させることができます。なお、インストール時に「本サーバー機能を使用する」を選択した場合、AAC 付属の HTTP/TFTP サーバーは AAC 終了時に自動的に停止されます。

3 タスクと定義

ここでは、AAC を利用する上で必ず設定しなくてはならない「タスク」と「定義」の詳細について説明します。また、タスク設定上便利な「IP アドレスリスト」についても解説します。

3.1 タスク

「タスク」は、管理対象機器の一覧(IP アドレスリスト)と、各機器に対する処理(定義)をたばねたもので、AAC を利用する上で中心となる設定要素です。機器に対してなんらかの処理を行う場合は、最初にタスクを作成する必要があります。

AAC では、タスクを作成し、これを実行することによって、機器への操作を行います。

タスクは次のような構造になっています。

3.1.1 タスクの作成

タスクを作成するには、次の手順に従ってください。

  1. 「タスクリスト」タブのメニューバーから「タスク」→「新規作成」を選択してください。
  2. 「タスクの新規作成」ダイアログでタスク名を入力し、「OK」をクリックしてください。
  3. 「IP アドレスリストのインポート」ダイアログでは、あらかじめ用意した IP アドレスリストファイルを指定して「開く」をクリックするか、「取消」ボタンをクリックしてください。
  4. 定義リスト」タブの「IP アドレス追加」ボタンで管理対象機器の IP アドレスを追加してください(前項で IP アドレスリストを指定した場合、この手順は不要です)。また、各機器の機種名も指定してください。
  5. 定義詳細」タブを使って、必要な「定義」を作成してください。
  6. 定義リスト」タブを使って、各 IP アドレスに適用する「定義」を指定してください。
  7. メニューバーから「タスク」→「保存」を選択し、タスクの内容を保存してください。

3.1.2 タスクの削除

タスクを削除するには、次の手順に従ってください。

  1. 「タスクリスト」タブの左側にある「タスク一覧」リストから削除したいタスクを選択してください。
  2. メニューバーから「編集」→「削除」を選択してください。

3.1.3 タスクの実行

タスクを実行するには、次の手順に従ってください。

  1. 「タスクリスト」タブの左側にある「タスク一覧」リストから実行したいタスクを選択してください。
  2. メニューバーから「タスク」→「実行」を選択してください。

    タスク内容の変更をまだ保存していない場合、ここで保存するかどうかをたずねるダイアログが表示されます。

  3. ステータスビュー」ウィンドウが開き、タスクの実行が開始されます。

    タスクは「タスク/ジョブ設定」で設定したタスク数まで同時に実行することが可能です。

    Note
    ご使用いただけるタスクの同時実行数は、ご利用になる PC のスペックに依存します。

3.1.4 IP アドレスリスト

IP アドレスリストは、管理対象機器の IP アドレスを列挙したテキストファイルです。

タスクで管理する機器の IP アドレスは、「定義リスト」タブの「IP アドレス追加」ボタンで手動追加することもできますが、あらかじめ IP リストを用意しておき、タスク作成時に IP アドレスリストファイルを指定するか、タスク作成後に IP アドレスリストファイルをインポートするほうが便利です。

IP アドレスリストファイルの仕様は下記のとおりです。

次に IP アドレスリストの例を示します。

// IP List for net 172.17.28/24
172.17.28.1,community1
172.17.28.185
172.17.28.186,community2,AT-x510-52GTX
172.17.28.187,,AT-x210-9GT

トラップコミュニティ名は、「IP アドレスリスト自動更新機能」有効時に、個々の管理対象機器を識別するために使用されます。よって、同機能を使う場合は、各 IP アドレスに異なるコミュニティ名を割り当てておく必要があります。

機種名として指定できるのは、「タスクリスト」タブの「定義リスト」タブの「機種名」欄に表示される文字列です。

3.1.5 タスク登録

タスク登録では、ネットワーク監視ツール(ANM)と連携し機種情報の取得などが行えます。

Windows のプログラムから「AlliedView NMS Standard Edition」→「デバイスメンテナンス」→「AlliedAdminCentral ツール」→「タスク登録」の順に選択します。

Note
AlliedAdminCentral を起動したままタスク登録からタスクを登録すると、AlliedAdminCentral 本体にその場で登録されたタスクが反映されません。タスク登録からタスク登録を行う場合には、AlliedAdminCentral を終了した状態でタスクの登録を行ってください。また、AlliedAdminCentral を起動したままタスク登録からタスクの登録を行ってしまった場合には、AlliedAdminCentral を再起動してください。

Note
タスク登録では、ネットワーク監視機能からの機種情報取得の際に、正しく機種名を取得できないものがあります。
対象機種をタスクに登録する場合は、本ツール上で正しい機種名を選択した後にタスクの登録を行ってください。
対象機種:
 ・ SB-7804S-AC、SB-7808S-AC、SB-7816S-AC は「SB-7816-AC」 となります。
 ・ SB-5402S-AC は「SB5404S」となります。

タスク登録の起動
タスク登録の起動

機能説明

タスク登録の右側には下記のボタン群があり、次の機能を持ちます。

タスク登録
タスク登録

閉じる
本ツールを終了します。
追加
リストに機種情報を追加します。
削除
リストから選択した機種情報を削除します。
タスク登録
リストに登録されている機種情報の中で「選択」チェックボックスにチェックが入っている機種情報を AAC のタスクに登録します。タスクの作成方法は、「新規作成」をご覧ください。
取得
ネットワーク監視機能(AlliedNetManager:以下 ANM)がインストールされており、かつ ANM が起動している場合に、ANM が監視している機種情報を取得し、リストに表示します。
インポート
IP アドレスリストファイルをインポートし、リストに機種情報を表示します。
エクスポート
リストに登録されている機種情報から IP アドレスリストファイルを作成します。
すべて選択
すべてのチェックボックスにチェックを入れます。
クリア
すべてのチェックボックスのチェックをはずします。
反転
チェックボックスにチェックが入っているものはチェックをはずし、チェックが入っていないものはチェックを入れます。

Note
タスク登録で作成した IP アドレスリストファイルには、トラップコミュニティ名は含まれません。IP アドレスリストファイルの詳細は「IP アドレスリスト」をご覧ください。

3.2 定義

「定義」とは、個々の管理対象機器に対して、どのような処理を行うかを規定するものです。

定義には次の7種類があります。タスクの管理対象である各機器には、以下の7種類それぞれについて、異なる定義を割り当てることができます。

Note
各定義で設定できる項目は、「機種名」ごとに異なります。詳細については、「9 機種別設定項目」をご覧ください。また、本文中の CLI コマンドには、代表的なコマンド名を示しています。機種によって実際に実行されるコマンドは違いますが、コマンドの違いは AAC が自動的に判断します。

定義はタスクとは独立した存在であり、タスクとは別に保存されます。

以下、定義の作成・編集・削除方法、管理対象機器への割り当て方法、各定義の詳細について解説します。

3.2.1 定義の作成

定義を作成するには、次の手順に従ってください。

  1. 「タスクリスト」タブの「定義詳細」タブをクリックします。
  2. 画面右に「定義編集」が表示され、7つのタブから作成したい定義の種類(操作、ファイル情報など)を選択してください。

    定義の種類の選択
    定義の種類の選択

  3. 「定義の新規作成」ボタン 「定義の新規作成」ボタンをクリックしてください。
  4. 「定義の新規作成」ダイアログで定義名を入力し、「OK」ボタンをクリックしてください。

    定義名の指定
    定義名の指定

  5. 定義内の項目を適宜選択・入力してください。
  6. 「上書き保存」ボタン 「上書き保存」ボタンをクリックして定義内容を保存してください。

    デフォルトで存在する「Default」という名前の定義に上書き保存することはできません。

3.2.2 定義の削除

定義を削除するには、次の手順に従ってください。

(デフォルトで存在する「Default」という名前の定義は削除・変更できません。)

  1. 「タスクリスト」タブの「定義詳細」タブを開いてください。
  2. 「定義詳細」タブ内にある7つのタブから、削除したい定義の種類(操作、ファイル情報など)を選択してください。

    定義の種類の選択
    定義の種類の選択

  3. ドロップダウンリストから、削除したい定義の名前を選択してください。

    定義名のドロップダウンリス
    定義名のドロップダウンリスト

  4. 「定義の削除」ボタン 「定義の削除」ボタンをクリックしてください。
  5. 確認メッセージが表示されるので、よければ「はい」をクリックしてください。

    確認メッセージ
    確認メッセージ

3.2.3 定義の割り当て

作成した定義を管理対象機器に割り当てる(適用する)には、次の手順に従ってください。

  1. 「タスクリスト」タブの「定義リスト」タブを開いてください。
  2. ドロップダウンリストを使って、機器(IP アドレス)に割り当てる定義を種類(操作、ファイル情報など)ごとに指定してください。

    たとえば次の画面では、IP アドレス「172.17.28.187」の機器に対して、「操作」定義「事前ログ取得」を割り当てようとしています(その他の定義は「Default」のまま)。

    定義の割り当て
    定義の割り当て

  3. メニューバーから「タスク」→「保存」を選択し、タスクの内容(ここでは管理対象機器と定義の関連づけ)を保存してください。

3.2.4 「操作」定義

「操作」定義は、対象機器にどのような操作を行うかを定義するものです。AAC は機器を操作するためのアプリケーションですので、これがもっとも中心的な定義と言えます。

他の定義は、本定義で指定した操作の詳細を規定するなど、本定義の補助的な役割を果たします。

「操作」定義
「操作」定義

可能な処理は以下のとおりです。これらはおもにチェックマークで実行する・しないを指定します。各処理に必要な、より詳細な情報(たとえば転送するファイル名など)は、チェックボックスの近くにあるエディットボックスや関連する他の定義で指定します。

各処理は下記項目の順序(上から下の順)で実行されます。

接続確認方法/接続を確認する
対象機器に Ping または Telnet を実行し、応答があるかどうか確認します。
事前ログ取得
SHOW xxx コマンドを使って機器の情報を取得します。 どのような情報を取得するかは機種によって異なります。「設定」→「ログ収集項目」で取得する情報を設定することができます。詳しくは「5.6.3 ログ収集項目」をご覧ください。
バージョン確認
現在使用しているファームウェアのバージョンを取得し、「ファイル情報」定義で指定されたファームウェアのバージョンと比較します。比較の結果、バージョンが同じなら失敗(NG)、異なっているなら成功(OK)となります。これは、同一バージョンのファームウェアが既に動作しているのであれば、転送の必要はないと考えられるためです。
フラッシュ上ファイルの削除
「ファイル情報」定義で「ファームウェア(*.rez、*.img、*.pkg、*.bin、*.tgz)」、「パッチファイル(*.paz)」、「ヘルプファイル(*.hlp)」のいずれかを指定している場合、フラッシュファイルシステム上に存在する同一拡張子のファイルをすべて削除します。

Note
AT-x200シリーズなどの機器内に保存可能なファームウェアが1つの製品に対しファームウェアを転送する場合は、必ずチェックを入れてください。

コンパクションの実行
フラッシュファイルシステムのコンパクション(ゴミ削除)を行います。
コンフィグファイルのバックアップの実行
現在使用している設定ファイルを機器から吸い上げ、既定のフォルダーに保存します。

機器から吸い上げたファイルは、「タスク情報」タブで設定されたフォルダーに保存されます。保存先のサブフォルダー名やファイル名は、「タスク情報」タブで設定します。詳しくは「タスク情報」をご覧ください。

また、設定ファイルは、以前に取得したファイルとの差分が確認され、差分のあるもののみ指定されたフォルダーに保存されます。

転送処理の実行
「ファイル情報」定義で指定したファイルを機器に転送します。
転送後サイズの確認
ファイル転送後に、機器上のファイルサイズを確認します。このとき、「ファイル情報」定義で指定されたファイルサイズと比較します。

Note
本項目は、「転送処理の実行」にチェックが入っているときだけ選択できます。

ライセンスの付与
「ファイル情報」定義で指定したファームウェア(リリースファイル)を有効にします。
Feature ライセンスおよび SB のリリースライセンスを付与する
フィーチャーライセンス(追加機能ライセンス)を有効にします。本項目にチェックを入れると、ファイル名を指定するフィールドが現れるので、ライセンス情報が記述されたテキストファイルを指定してください。詳しくは次項「フィーチャーライセンスの付与」をご覧ください。

Note
本項目は、「ライセンスの付与」にチェックが入っているときだけ選択できます。

Note
本項目は、SwitchBlade 4000にリリースライセンスを付与するときにも使用できます。

再起動処理
機器を再起動します。再起動の方法は「再起動」定義で指定してください。

Note
本項目は、「フラッシュ上ファイルの削除」にチェックを入れているにもかかわらず、「転送処理の実行」にチェックが入っていない場合は選択できません。

事後ログ取得
SHOW xxx コマンドを使って機器の情報を取得します。 取得する情報と使用するコマンドは「事前ログ取得」と同じです。
ログの比較を実行
事前ログと事後ログを比較します。比較結果は、差異がある場合に成功(OK)、ない場合に失敗(NG)となります。これは、「転送処理の実行」により、事前ログと事後ログの内容が異なるであろうと仮定しているためです。

Note
本項目は、「事前ログ取得」と「事後ログ取得」の両方にチェックを入れたときだけ選択できます。

失敗したら処理を中断する
「操作」定義でチェックを入れた処理項目のどれか1つでも失敗した場合(結果がNGになった場合)、対象機器への処理を中断して次の機器に処理を移します。

失敗した項目を再実行したいときは、「タスクリスト」タブの「定義リスト」タブで該当機器を選択した上で、「NG 再実行」ボタンをクリックしてください。

3.2.4.1 フィーチャーライセンスの付与

「操作」定義で「Feature ライセンスおよび SB のリリースライセンスを付与する」にチェックを入れた場合は、ライセンス情報が記述されたテキストファイルを指定する必要があります。

このファイルの書式は次のとおりです。

次にライセンス情報ファイルの例を示します。

// License information
12345678,enable feature=AT-FL-02 password=0123456789abcdef
23456789,enable feature=AT-FL-02 password=123456789abcdef0
34567890,enable feature=AT-FL-03 password=23456789abcdef01
45678901,enable release=sb-262.rez number=2.131078 password=3456789abcdef012

3.2.5 「ファイル情報」定義

「ファイル情報」定義は、管理対象機器に転送するファイルを指定するための設定項目です。

「操作」定義で「バージョン確認」、「フラッシュ上ファイルの削除」、「転送処理の実行」、「転送後サイズの確認」、「ライセンスの付与」、「再起動処理」のいずれにもチェックを入れていない場合、「ファイル情報」定義は使用されません。

ファイル転送に外部サーバー(AAC が動作しているのとは別のコンピューター上の HTTP/TFTP/FTP サーバー)を使う場合、「ファイル情報」定義で指定するファイルは該当サーバーのルートフォルダーにあるものとみなされます。

Note
各指定のファイル名の指定は、参照ボタンによるダイアログを使用して指定してください(直接パスを入力しないでください)。また、ファイル名の指定と同時に指定されたファイルは「サーバー設定」の「ルートフォルダー」で指定されたフォルダーにコピーされます。したがって、異なるファイル情報定義で同じファイル名を指定した場合には後から指定したファイルで上書きされます。実行後に「ルートフォルダー」にコピーされるのではありませんのでご注意ください。

Note
コンフィグファイルの転送を本定義設定画面の「DB のコンフィグを使用」から指定した場合、選択が完了すると同時にファイルがサーバーのルートフォルダーに作成され、設定画面上の選択は「DB のコンフィグを使用」から「ファイル指定」に変更されます。

「ファイル情報」定義
「ファイル情報」定義

「ファイル情報」定義
「ファイル情報」定義(SwitchBlade 7800S、5400S の場合)

設定項目は以下のとおりです。

インポート

弊社配布のファームウェアセットの中身をすべて転送したい場合、本ボタンをクリックしてください。ファイル選択ダイアログでファームウェアセットに含まれている .ini ファイルを指定すると、「ファームウェア設定」「パッチファイル設定」「ヘルプファイル設定」の各欄が自動的に埋まります。
このとき、ini ファイルに記述されているファームウェア、パッチファイル、ヘルプファイルが、「サーバー設定」の「ルートフォルダー」で指定されたフォルダーにコピーされます。

Note
ファームウェアセットに含まれるファイルはすべて同じフォルダーに置いてください。

ファームウェア設定
ファームウェアを機器へ設定する前に、ライセンスの付与を行い、ファームウェアを有効にしておいてください。

転送するファームウェアファイル(リリースファイル)(拡張子: .rez、.img、.pkg、.bin、.tgz)を指定します。「参照」ボタンをクリックすると、ファイル選択ダイアログから指定できます。拡張子が .rez のファイルでも「バージョン」が自動で埋まらないものもあります。その際は手で入力してください。

「バージョン」欄には必ずなんらかの文字列を入力してください(空欄のままだと定義を保存できません)。
「操作」定義の「バージョン確認」にチェックを入れていない場合、同欄は使用されませんので任意の文字列を入力してかまいません。
「バージョン確認」にチェックを入れている場合は、機器のコンソールから SHOW DIAG または SHOW SYSTEM を実行したときに表示される「Version 4.1.4J B03」のような文字列から「Version」を除いた部分(ここでは「4.1.4J B03」)を入力してください。

「機器へ設定する」にチェックをすると SET INSTALL コマンドを実行します。ファイル転送後、またはサイズ比較後にファイルを有効化します。

また、機種に SwitchBlade 7800S、SwitchBlade 5400S を選択していると、以下の設定を行うことが可能になります。

ファームウェアを機器へ設定する際のオプション「pref」または「temp」はパッチファイルを機器へ設定する際のオプションと同じものを選択してください。

Note
拡張子が .rez のファイルの「ファイルサイズ」は、機器に転送した後のファイルサイズです。転送前のサイズではありませんのでご注意ください。

パッチファイル設定
転送するパッチファイル(.paz)を指定します。「参照」ボタンをクリックすると、ファイル選択ダイアログから指定できます。このとき、「ファイルサイズ」、「バージョン」の各欄は自動的に埋まります。

「機器へ設定する」にチェックをすると SET INSTALL コマンドを実行します。ファイル転送後、またはサイズ比較後にファイルを有効化します。

パッチファイルを機器へ設定する際のオプション「pref」または「temp」はファームウェアを機器へ設定する際のオプションと同じものを選択してください。

Note
パッチファイルの「ファイルサイズ」は、機器に転送した後のファイルサイズです。転送前のサイズではありませんのでご注意ください。

ヘルプファイル設定
転送するヘルプファイル(.hlp)を指定します。「参照」ボタンをクリックすると、ファイル選択ダイアログから指定できます。このとき、「ファイルサイズ」欄は自動的に埋まります。
コンフィグファイル設定
転送するコンフィグファイル(.cfg、.txtなど)を指定します。「ファイル指定」を選択しているときはファイル選択ダイアログから、「DB のコンフィグを使用」を選択している場合はコンフィグ表示ダイアログから指定できます。このとき、「ファイルサイズ」欄は自動的に埋まります。

「機器へ設定する」にチェックをすると SET CONFIG コマンドを実行します。ファイル転送後、またはサイズ比較後にファイルを有効化します。

また、機器に SwitchBlade 7800S、SwitchBlade 5400S を選択していると、以下の設定を行うことが可能になります。

「設定前に使用していたファイルを削除する」にチェックをすると、ファイルを有効化した後、以前使用していたコンフィグファイルを削除します。

設定前に使用していたファイルの削除には、以下の2つの削除タイミングを指定できます。

その他ファイル設定

上記以外のファイルを転送したいときは、本チェックボックスにチェックを入れ、「追加」ボタンを使って「その他ファイル一覧」にファイルを追加してください。

追加
「その他ファイル一覧」にファイルを追加します。
削除
「その他ファイル一覧」からファイルを削除します。
全て選択
「その他ファイル一覧」内のファイルをすべて選択します。
全て解除
「その他ファイル一覧」内のファイルの選択をすべて解除します。
転送
「その他ファイル一覧」内のファイルのうち、実際に転送するものにチェックを入れてください。
参照
「参照」ボタンでファイルを指定した場合、指定したファイルが、「サーバー設定」の「ルートフォルダー」で指定されたフォルダーにコピーされます。ただし、既にサーバーのルートフォルダーに同名のファイルが存在していた場合は、上書きします。

3.2.6 「ログ」定義

「ログ」定義は、タスク実行時にどのような情報をログとして残すかを指定するものです。

「ログ」定義
「ログ」定義

設定項目は以下のとおりです。

TELNET 情報の保存
Telnet セッションのログ(端末ログ)を保存するときにチェックしてください。
結果情報の保存
タスクの実行結果(成功、失敗など)を保存するときにチェックしてください。

3.2.7 「サーバー」定義

「サーバー」定義では、管理対象機器・AAC 間でのファイル転送に使用するプロトコルとサーバーのアドレス・ポートを指定します。

「サーバー」定義
「サーバー」定義

設定項目は以下のとおりです。

アドレス
HTTP、TFTP、FTP サーバーの IP アドレスを指定してください。AAC 付属の HTTP/TFTP サーバーを使う場合は、AAC が動作しているコンピューターの IP アドレスを入力してください。

ここで指定した IP アドレスは、機器に LOAD コマンドを発行するとき、SERVER パラメーターの引数に指定されます。

ポート番号
HTTP サーバー、FTP サーバーの TCP ポート番号を指定してください。AAC 付属の HTTP サーバーを使う場合は8080を指定します。ただし、「サーバー設定」画面で HTTP サーバーのポート番号を変更している場合は、変更後の番号を指定する必要があります。他の HTTP サーバー、FTP サーバーを使う場合は、適切な値を指定してください(通常は80、21です)。

「プロトコル設定」で「TFTP」を選択している場合は、「ポート番号」の指定はできません。つねに TFTP の標準 UDP ポートである69が使用されます。

「プロトコル設定」で「FTP」を選択している場合は、「ポート番号」の指定はできません。つねに FTP の標準ポートである21が使用されます。

ここで指定したポート番号は、機器に LOAD コマンドを発行するとき、PORT パラメーターの引数に指定されます。

プロトコル設定
ファイル転送に用いるプロトコルを HTTP、TFTP、FTP から選択します。

ここで指定したプロトコルは、機器に LOAD コマンドを発行するとき、METHOD パラメーターの引数に指定されます。

3.2.8 「接続」定義

「接続」定義は、タスク実行のため管理対象機器に TELNET/FTP/HTTP 接続するときの動作を規定するものです。

「接続」定義(Telnet 設定 / FTP 設定対応機種)
「接続」定義(Telnet 設定/ FTP 設定対応機種)

「接続」定義(HTTP 設定対応機種)
「接続」定義(HTTP 設定対応機種)

設定項目は以下のとおりです。

TELNET タイムアウト値
Telnet セッションのタイムアウト値(無通信時のタイムアウト値)を指定します。(単位:秒)デフォルトは500秒です。
TELNET ポート番号
管理対象機器の Telnet サーバーが待ち受けている TCP ポート番号を指定します。デフォルトは23番です。
FTP タイムアウト値
FTP セッションのタイムアウト値(無通信時のタイムアウト値)を指定します。(単位:秒)デフォルトは500秒です。
FTP ポート番号
管理対象機器の FTP サーバーが待ち受けている TCP ポート番号を指定します。デフォルトは21番です。
HTTP タイムアウト値
HTTP セッションのタイムアウト値(無通信時のタイムアウト値)を指定します。(単位:秒)デフォルトは500秒です。
HTTP ポート番号
管理対象機器の HTTP サーバーが待ち受けている TCP ポート番号を指定します。デフォルトは80番です。
ファイルの転送中に継続的に操作を行う(securedelay)
この項目にチェックが入っているときは、ファイル転送中でも「操作発行間隔」で「入力コマンド」を実行します。これは、セキュリティタイマー(SET USER コマンドの SECUREDELAY パラメーターで変更可)満了にともなう権限喪失を防ぐための仕組みです。
操作発行間隔
下記「入力コマンド」を発行する間隔(秒)。機器のセキュリティタイマー設定値、および「TELNET タイムアウト値」よりも短い間隔を指定してください。

機器に設定されているセキュリティタイマーのデフォルト値は600秒です。

入力コマンド
上記「操作発行間隔」で投入するコマンド文字列を指定してください。通常は機器の動作や設定に影響をおよぼさない状態確認コマンド(SHOW 〜など)を使います。

3.2.9 「ログイン」定義

「ログイン」定義では、タスク実行や機種名取得のため管理対象機器に TELNET ログインするときのユーザー名とパスワードを指定します。また、TFTP サーバー機能を持つ機器にファームウェアやコンフィグファイルを転送するときのパスワードもここで指定します。

「ログイン」定義
「ログイン」定義

「ログイン」定義(SwitchBlade 7800S、5400S の場合)
「ログイン」定義(SwitchBlade 7800S、5400S の場合)

設定項目は以下のとおりです。

TELNET ログイン情報
Telnet ログインの情報を指定してください。
ログインユーザー名
管理対象機器に Telnet ログインするためのユーザー名。機器がノーマルモードで動作しているときは Manager レベル以上、セキュリティモードで動作しているときは Security Officer レベルのユーザーを指定してください。
ログインパスワード
「ログインユーザー名」に対応した Telnet 用パスワードを指定してください。
装置管理者パスワード
SwitchBlade 7800S、SwitchBlade 5400S のユーザーレベルを装置管理者に変更する際のパスワードを指定してください。
TELNET ログイン時にパスワードを変更する
本項目にチェックをすると、以下の設定ができるようになります。

Note
パスワードの変更は、初回 Telnet ログイン時に実行されます。また、本項目はパスワードの変更実行後、機器の状況に合わせて設定内容が自動的に更新されますのでご注意ください。
また、本内容は自動的に更新されるため、IP アドレスが異なる機器に対してパスワードの変更処理を実行する場合は、それぞれの IP アドレスに対してログイン定義を別々に定義してください。

HTTP ログイン情報
HTTP ログインの情報を指定してください。(ログインユーザー名/ログインパスワード)
TFTP 情報
TFTP に関する情報を指定してください。
ファームウェアパスワード
TFTP を使って管理対象機器にファームウェアを転送するときのパスワード(ソフトウェア ダウンロードパスワード)。
コンフィグパスワード
TFTP を使って管理対象機器にコンフィグファイルを転送するときのパスワード(コンフィグ ダウンロードパスワード)。

FTP サーバーへログインするときのユーザー名とパスワードは、各機器に設定してください。

Note
本定義で設定できるユーザー名、パスワードは32文字以内で設定してください。

Note
タスクの実行中に、本定義は設定できません。

3.2.10 「再起動」定義

「再起動」定義は、管理対象機器を再起動するときの動作を指定するものです。

「操作」定義で「再起動処理」にチェックを入れていない場合、「再起動」定義は使用されません。

「再起動」定義
「再起動」定義

「再起動」定義(SwitchBlade 7800S、5400Sの場合)
「再起動」定義(SwitchBlade 7800S、5400Sの場合)

設定項目は以下のとおりです。

起動方式
再起動の方法を指定します。次に示す6つの選択肢があります。
  1. 「最新ファームを起動(pref)」を選択した場合、「ファイル情報」定義の「ファームウェア設定」で指定したファイル(リリースファイル)が今後の起動(再起動)時につねに使われるよう設定した上で(SET INSTALL=PREFERRED)、機器を再起動します(RESTART REBOOT)。
  2. 「最新ファームを一時起動(temp)」を選択した場合、「ファイル情報」定義の「ファームウェア設定」で指定したファイル(リリースファイル)が次の起動(再起動)時にだけ使われるよう設定した上で(SET INSTALL=TEMPORARY)、機器を再起動します(RESTART REBOOT)。
  3. 「スクリプトを使用して再起動」を選択した場合、「再起動処理」のステップに入ると、「ファイル名」で指定したスクリプトを実行します(ACTIVATE SCRIPT)。スクリプト中に再起動前に必要な処理と再起動コマンドを記述しておくことで、柔軟な再起動処理が可能です。

    Note
    「ファイル名」で指定したスクリプトファイルは、既に機器上に存在しているものと仮定しています。本項目を指定する場合、「ファイル名」で指定したスクリプトファイルをあらかじめ機器に転送、あるいは、機器上で作成しておいてください。

    スクリプト中に AAC と管理対象機器の接続を切断してしまうようなコマンドが記述されている場合(DISABLE PPP など)、スクリプトの実行、再起動が正しく行われたにもかかわらず、AAC は「スクリプトを使用して再起動」の動作結果を失敗(エラー)表示することがあります。このような場合は、スクリプトファイルの1行目に WAIT 5 とコマンドを追加して、スクリプト中のコマンド実行を数秒間(たとえば5秒)遅らせてください。

    「スクリプト実行中のエラーを無視する」にチェックをすると、スクリプトファイル内のコマンドでエラーが発生しても再起動処理の結果はエラー(赤アイコン)にはなりません。

    次に再起動スクリプトの一例を示します。

    このスクリプトは、最初に管理者にメールを送った後、PPP 接続(ppp0、ppp1)を切断し、ルーターをウォームスタート(コンフィグの初期化と再読み込み)します。

    wait 5
    add ip dns primary=192.168.1.1
    set mail hostname=WANrouter
    mail to=admin@example.com subject="Restarted by AAC" message="..."
    disable ppp=0
    disable ppp=1
    restart router
    
  4. 「コンフィグファイルのみ再読み込み」を選択した場合、「ファイル情報」定義の「コンフィグファイル設定」で指定したファイル(コンフィグファイル)が今後の起動(再起動)時につねに使われるよう設定した上で(SET CONFIG)、ファームウェアはロードしなおさずに、コンフィグファイルだけを読みなおして再起動します(RESTART ROUTER または RESTART SWITCH)。
  5. 「再起動のみ」を選択した場合、機器を再起動します。(RESTART REBOOT)
  6. SwitchBlade 7800S、SwitchBlade 5400S の場合は、以下のパラメーターを指定して再起動できます。
    • ファームウェアを設定する(ppupdate)

      新しいソフトウェアを指定した MC 上に反映します。指定できる反映箇所は、active 側の primary, secondary, slot0, slot1、standby 側の secondary のいずれか1カ所になります。

      新しいソフトウェアを standby 側の primary の MC 上に反映したい場合は、再起動時ではなく、ファイル転送後に行ってください。詳しくは「ファイル情報」定義をご覧ください。

    • コンフィグを設定する(copy backup-config)

      定義情報ファイルを指定した MC 上にコピーします。指定できる箇所は、active もしくは standby 側の、primary, secondary, slot0, slot1 のいずれか1カ所になります。

    • 同期する(synchronize)

      運用中 MC の内容を、指定された MC にコピーします。active: secondary / slot0 / slot1、standby - primary / secondary / slot0 / slot1 の中で複数指定できます。本項目は「コンフィグを設定する」で active 側の primary を選択しているときだけ使用できます。

      Note
      slot0, slot1 は MC の物理的箇所を示します。そのため、指定した slot が active 側 primary を指す場合がありますが、その場合には同期実行は失敗しますのでご注意ください。

再起動を確認する
再起動後、機器に Ping または Telnet を実行して、再起動が完了したことを確認したいときにチェックを入れてください。Ping のパラメーターは、「タイムアウト値」「リトライ回数」で指定します。
タイムアウト値
Ping または Telnet の応答待ち時間(ミリ秒)を指定します。
リトライ回数
タイムアウト時の Ping または Telnet の再送回数を指定します。

3.3 タスク情報

タスク単位で共通の動作を行う項目の設定を定義します。

タスク情報
タスク情報

設定項目は以下のとおりです。

CSV 生成
コンフィグファイルと定型ファイルを比較し、定型ファイル中で指定されたデリミタで囲まれた項目名に一致した場所の文字列をコンフィグファイルから抽出し、CSV ファイルに出力します。
コンフィグ保存設定
操作定義で「コンフィグファイルのバックアップの実行」を有効に選択した場合の動作を定義します。

以下に使用例を示します。

タスクで「コンフィグファイルのバックアップの実行」を行うことで取得したコンフィグファイルと、あらかじめ作成しておいた定型ファイルを使用して、コンフィグファイル中に記述されているパラメーターを抜き出し CSV ファイルを作成しすることができます。

本機能は、取得したコンフィグファイルと定型ファイルとを比較し、定型ファイル中で指定されたデリミタで囲まれた項目名に一致した場所の文字列をコンフィグファイルから抽出し、CSV ファイルに出力します。

Note
本機能をご使用になるには、タスク設定において「コンフィグファイルのバックアップの実行」が設定されている必要があります。

ここでは、次のような環境を例に説明します。

  1. まずはじめに AT-x510-52GTX に設定できるコンフィグファイルを用意します。このファイルを20台に設定するコンフィグファイルのひな形「定型ファイル」とします。
  2. 定型ファイルをテキストエディターで開き、1行目に
    <delimiter> % </delimiter>
    と記述します。

    テキストエディター

  3. 次に定型ファイル内で #SYSTEM configuration, #IP configuration, #SNMP configuration の設定に次のように記述します。 本来、system location, IP アドレス、SNMP コミュニティ名を記述する箇所に"SystemLocation", "IP アドレス", "SNMP コミュニティ名"というキーワードを <delimiter> で指定した % で囲みます。
    定型ファイルの作成はこれで終わりです。

    テキストエディター

    テキストエディター

    テキストエディター

  4. タスクの設定を行います。
    「タスク情報」タブにおいて、「CSV 生成を実行」にチェックをし、作成した定型ファイルのパス、および作成する CSV ファイルのパスを設定します。

    「タスク情報」タブ

  5. 次に「コンフィグファイルのバックアップの実行」の設定を行います。
    「定義詳細」タブで「コンフィグファイルのバックアップの実行」にチェックをし、適当な定義名を付けて保存します。

    「定義詳細」タブ

  6. タスクに登録されている AT-x510-52GTX の IP アドレスすべてに上述5で作成した定義を設定します。

    「定義リスト」タブ

  7. 作成したタスクを実行します。すると、以下のようにタスクの実行が終わった時点で CSV 生成処理が実行されます。

    タスク実行

  8. 生成された CSV ファイルを表計算ソフトで開きます。すると、以下のようにファイル内容が表示されます。

    表計算

CSV 生成において、以下の場合はエラーとなりCSV生成が中断されます。

また、以下の場合は警告となりますが、処理は継続されます。

4 ログイン画面

AAC はネットワーク機器の設定を変更するアプリケーションなので、登録されているユーザーしか使用できません。

AAC 起動時には、次のようなログインダイアログが表示されます。ここでユーザー名とパスワードを正しく入力してログインしないと、AAC を利用することはできません。

ログイン画面
ログイン画面

インストール直後は、「Administrator」という名前のユーザーがデフォルトで登録されています(パスワードはなし)。初回ログイン時はこのユーザーでログインしてください。

ログインするには、「ユーザー名」にユーザー名を、「パスワード」にパスワードを入力し、「ログイン」をクリックしてください。ログインに成功すれば、AAC のメイン画面(タスクビュー)が表示されます。

インストール直後は「Administrator」ユーザーにパスワードが設定されていません。セキュリティのため、初回ログイン時には必ずパスワードを設定してください。

新規ユーザーの登録や既存ユーザーのパスワード変更は、メニューバーから「設定」→「ユーザー管理」を選択して行います。

なお、ログアウト(ログオフ)の処理はありません。AAC の利用が終わったら、AAC を終了してください。次回起動時には再度ログインを求められます。

Note
Windows でファイアウォール機能(Windows ファイアウォール)を有効にしている場合、ログイン完了後に「Windows セキュリティの重要な警告」ダイアログが表示されることがあります。この場合は、「ブロックを解除する」ボタンをクリックしてください。

5 メイン画面(タスクビュー)

タスクビューは、ログイン後に表示される AAC のメイン画面です。タスクの作成、実行など、AAC の基本的な操作の多くはこの画面から行います。

ここでは、タスクビューの画面構成とメニュー項目について解説します。

タスクビュー
タスクビュー

5.1 画面構成

タスクビューは、画面上部のメニューバー、ツールバーと、その下の「タスクリスト」タブ、「ジョブリスト」タブから構成されています。

「タスクリスト」タブは、画面左側の「タスク一覧」と、画面右側の「定義リスト」タブ、「定義詳細」タブ、「タスク情報」タブから構成されています。

「ジョブリスト」タブは、画面左側の「ジョブ一覧」と、画面右側のジョブ定義画面から構成されています。

タスクビュー(「タスクリスト」タブ)
タスクビュー(「タスクリスト」タブ)

タスクビュー(「ジョブリスト」タブ)
タスクビュー(「ジョブリスト」タブ)

5.1.1 メニューバー

メニューバーには、AAC のさまざまな機能を実行するためのメニュー項目が配置されています。各メニュー項目の詳細については、次節以降で詳しく解説します。

5.1.2 ツールバー

ツールバーには、頻繁に使用すると思われるメニュー項目がボタン形式で配置されています。

タスクビューのツールバー
タスクビューのツールバー

ツールバー上のボタンを使用することにより、以下のメニュー項目をワンクリックで実行できます。各メニュー項目の詳細については、次節以降をご覧ください。

タスク定義のインポート タスク定義のインポート 「ファイル」→「インポート」→「タスク定義のインポート」と同じ
コピー コピー 「編集」→「コピー」と同じ
貼り付け 貼り付け 「編集」→「貼り付け」と同じ
削除 削除 「編集」→「削除」と同じ
基本設定 基本設定 「設定」→「基本設定」と同じ
タスクの新規作成 タスクの新規作成 「タスク」→「新規作成」と同じ
タスクの実行 タスクの実行 「タスクリスト」タブ選択時は「タスク」→「実行」、「ジョブリスト」タブ選択時は「ジョブ」→「実行」と同じ
機種名全取得 機種名全取得 「タスク」→「機種名全取得」と同じ
タスクの保存 タスクの保存 「タスク」→「保存」と同じ
スケジューラの起動 スケジューラの起動 「タスクリスト」タブ選択時は「タスク」→「スケジューラの起動」、「ジョブリスト」タブ選択時は「ジョブ」→「スケジューラの起動」と同じ
Ping Ping 「ツール」→「Ping」と同じ
TELNET TELNET 「ツール」→「TELNET」と同じ
ログビュー ログビュー 「ログ」→「ログビュー」と同じ
TRAP 更新 TRAP 更新 「タスク」→「再読み込み」と同じ

このボタンは通常グレー表示でクリックできませんが、「IP アドレスリスト自動更新機能」有効時に、トラップ受信による IP アドレスの変更があるとクリックできる状態になります。このとき、このボタンをクリックすると、「定義リスト」タブ、「定義詳細」タブの IP アドレス一覧の表示が更新されます。

5.2 「タスクリスト」タブ

「タスクリスト」タブでは、タスクの定義を行えます。

「タスクリスト」タブ
「タスクリスト」タブ

5.2.1 タスク一覧

「タスクリスト」タブ左側の「タスク一覧」には、作成したタスクの一覧が表示されます。AAC の主要な操作は、タスク一覧から対象のタスクを選択した上で行います。

5.2.2 定義リストタブ

定義リストタブには、タスク一覧で選択したタスクの管理対象機器(IP アドレス)一覧が表示されます。

「定義リスト」タブ
「定義リスト」タブ

また、各機器に対する処理(定義)の割り当て状況を変更したり、確認したりすることもできます。

さらに、定義リストタブの右側には下記のボタン群があり、次の機能を持ちます。

デフォルト
選択している機器(IP アドレス)に適用する定義をすべて「Default」にします。
全て同じ
IP アドレス一覧で選択している機器(IP アドレス)の定義設定を、リスト内のすべての機器に適用します。
以下適用
選択しているセルの内容を、それより下のセルに上書きコピーします。ただし、「IP アドレス」欄はコピーできません。
コピー
選択している機器(IP アドレス)の定義割り当てをメモリーにコピーします。「貼り付け」を使えば、同じ定義割り当てを持つ新しい機器(IP アドレス)を追加できます。
貼り付け
「コピー」した定義割り当てを持つ新しい機器(IP アドレス)を追加します。「IP アドレス追加」ダイアログが表示されるので、IP アドレスとコミュニティ名(省略可)を入力して「OK」をクリックしてください。
上へ
選択している機器(IP アドレス)を1つ上に移動します(1つ上のアドレスと交換)。
下へ
選択している機器(IP アドレス)を1つ下に移動します(1つ下のアドレスと交換)。
選択実行
選択している機器(IP アドレス)に対して、定義内容を実行します。
NG 再実行
選択している機器(IP アドレス)に対して、前回のタスク実行で「失敗」した処理を再実行します。
IP アドレス追加
IP アドレスを追加します。「IP アドレス追加」ダイアログが開くので、IP アドレス、機種名、コミュニティ名、各定義を指定してください。
機種名取得
選択している機器(IP アドレス)に Telnet ログインして機種名を取得します。ログイン時には、「ログイン」定義で指定されたユーザー名、パスワードを用います。

機種名取得を実行すると、機種名を取得できたかどうかによって、該当機器の「機種名」セルの背景色が次のように変わります。

Note
対象機器が AR260S、AR260S V2、AT-TQ2403、AT-TQ2450 の場合には、本機能は使用できません。機種名をリストから選択して指定してください。

5.2.3 定義詳細タブ

定義詳細タブでは、各機器に対する処理内容を規定する「定義」の作成、編集を行えます。

「定義詳細」タブ
「定義詳細」タブ

定義には次の7種類があります。これらは、定義詳細タブの中にある7つのタブで切り替えることができます。

定義詳細タブ内の7つのタブに配置されたツールバー上のボタンはそれぞれ次の意味を持ちます。

定義詳細タブのツールバー
定義詳細タブのツールバー

定義の新規作成 定義の新規作成 新しく定義を作成します。
新規保存 新規保存 現在の定義内容(チェックの状態など)を新しい定義として保存します。
上書き保存 上書き保存 現在の定義内容(チェックの状態など)を、ドロップダウンリストで選択している定義に上書き保存します。

Note
デフォルトで存在する「Default」という名前の定義に上書き保存することはできません。

定義の削除 定義の削除 ドロップダウンリストで選択している定義を削除します。

Note
デフォルトで存在する「Default」という名前の定義は削除できません。

全て選択 全て選択 チェックボックスをすべてチェックした状態にします。
全て解除 全て解除 チェックボックスをすべてチェックしていない状態にします。

5.2.4 タスク情報タブ

タスク情報タブでは、タスク単位で共通の動作をする項目の編集を行えます。

5.3 「ジョブリスト」タブ

「ジョブリスト」タブでは、ジョブの定義を行えます。ジョブ機能を使用すると、作成したタスクを組み合わせて一連の処理を構成することができます。

「ジョブリスト」タブ
「ジョブリスト」タブ

5.3.1 ジョブ一覧

「ジョブリスト」タブ左側の「ジョブ一覧」には、作成したジョブの一覧が表示されます。

5.3.2 ジョブ定義

「ジョブリスト」タブ右側のジョブ定義画面では、ジョブの追加や変更を行います。

ジョブを追加 ジョブを追加 新しくジョブを追加します。
選択したジョブを更新 選択したジョブを更新 現在選択しているジョブの内容を更新します。
選択したジョブを削除 選択したジョブを削除 現在選択しているジョブを削除します。
選択したタスクをジョブに追加 選択したタスクをジョブに追加 現在選択しているタスクを「ジョブのタスク」に追加します。
選択したタスクを1つ上へ移動 選択したタスクを1つ上へ移動 「ジョブのタスク」で現在選択しているタスクを1つ上へ移動します。
選択したタスクを1つ下へ移動 選択したタスクを1つ下へ移動 「ジョブのタスク」で現在選択しているタスクを1つ下へ移動します。
選択したタスクをジョブから削除 選択したタスクをジョブから削除 「ジョブのタスク」で現在選択しているタスクをリストから削除します。

5.4 ファイル

タスクビューの「ファイル」メニューからは、タスク定義、IP アドレスリストの書き出しと取り込み、AAC の終了が行えます。

5.4.1 インポート

「インポート」サブメニューからは、タスク定義、IP アドレスリストの取り込みが行えます。

5.4.1.1 IP アドレスリストのインポート

IP アドレスリストファイルに記述されている IP アドレス(管理対象機器)を、「タスク一覧」で選択しているタスクに追加します。ファイル選択ダイアログが表示されるので、IP アドレスリストファイルを指定してください。書式に不備があった IP アドレスは無視されます。

本メニューは、「ジョブリスト」タブ選択時は無効です。

5.4.1.2 タスク定義のインポート

「タスク定義のエクスポート」で書き出したタスクと定義とジョブの設定情報を取り込み、新しいタスクと定義とジョブを作成します。インポートダイアログが表示されるので、「タスク定義のエクスポート」で書き出したフォルダー名を指定してください。

タスク定義のインポート
タスク定義のインポート

5.4.2 エクスポート

「エクスポート」サブメニューからは、タスク定義、IP アドレスリストの書き出しが行えます。

5.4.2.1 IP アドレスリストのエクスポート

「タスク一覧」で選択しているタスク内の IP アドレス(管理対象機器)一覧を、指定したファイルに IP アドレスリスト形式で書き出します。ファイル選択ダイアログが表示されるので、書き出し先のファイル名を指定してください。書き出される情報は、IP アドレス、コミュニティ名、機種名です。

本メニューは、「ジョブリスト」タブ選択時は無効です。

5.4.2.2 タスク定義のエクスポート

すべてのタスクと定義とジョブの設定情報を、指定したフォルダー以下に書き出します。エクスポートダイアログが表示されるので、書き出し先のフォルダー名を指定してください。指定したフォルダーが存在しない場合は確認の上、新規に作成します。

タスク定義のエクスポート
タスク定義のエクスポート

5.4.3 終了

AAC を終了します。ログアウト(ログオフ)の処理はありません。

AAC を終了しても、データベースサービスは終了しません。「管理ツール」の「サービス」でデータベースサービスを終了させることができます。なお、インストール時に「本サーバー機能を使用する」を選択した場合、AAC 付属の HTTP/TFTP サーバーは AAC 終了時に自動的に停止されます。

保存していないタスクがあった場合は、確認のメッセージが表示されます。

5.5 編集

タスクビューの「編集」メニューからは、タスクのコピーや削除を行えます。本メニューは、「ジョブリスト」タブ選択時は無効です。

5.5.1 コピー

「タスク一覧」で選択しているタスクの情報をメモリーにコピーします。コピー後に「貼り付け」を実行することで、タスクの複製が可能です。

5.5.2 貼り付け

メモリーにコピーしたタスクの情報に基づき、新しいタスクを作成します。次のダイアログが表示されるので、作成するタスクの名前を指定し「OK」をクリックしてください。

タスクの貼り付け
タスクの貼り付け

5.5.3 削除

「タスク一覧」で選択しているタスク、または、「IP アドレス一覧」で選択している IP アドレスを削除します。

5.6 設定

タスクビューの「設定」メニューからは、AAC のユーザー設定と AAC の動作設定が行えます。

5.6.1 ユーザー管理

「ユーザー管理」を選択すると、「ユーザー管理」ダイアログが表示され、AAC ユーザーの追加と削除、既存ユーザーのパスワード変更を行えます。

「ユーザー管理」ダイアログ
「ユーザー管理」ダイアログ

AAC 起動時にはログイン画面が表示され、本ダイアログで登録したユーザー名とパスワードを入力しないと AAC を利用できません。インストール直後は、「Administrator」という名前のユーザーがデフォルトで登録されています(パスワードはなし)。初回ログイン時はこのユーザーでログインしてください。

AAC のユーザーアカウントは、OS やネットワーク機器のユーザーアカウントとは関係ありません。AAC のユーザーアカウントは、AAC の利用を許可するか判断するためと、タスクの実行者をログに記録するためだけに使用されます。ユーザー間での権限の違いはありません。タスクや定義、基本設定などはすべてのユーザーで共有されます。ユーザーごとに専用のタスクを作成したり、異なる基本設定を持つことはできません。

ユーザー名、パスワードは大文字小文字を区別します。

このダイアログで行える操作は次のとおりです。

ユーザーを追加する
「ユーザー名」に追加したいユーザーの名前を、「パスワード」と「パスワードの確認」にパスワードを入力し、「OK」か「更新」をクリックしてください。確認のダイアログが表示されるので、追加するなら「はい」を、追加をとりやめるなら「いいえ」をクリックしてください。
ユーザーを削除する
「登録ユーザー 一覧」で削除したいユーザーを選択し、「削除」をクリックしてください。確認のダイアログが表示されるので、削除するなら「はい」を、削除をとりやめるなら「いいえ」をクリックしてください。
パスワードを変更する
「登録ユーザー 一覧」でパスワードを変更したいユーザーを選択してください。「ユーザー名」に選択したユーザーの名前が表示されるので、「パスワード」と「パスワードの確認」に新しいパスワードを入力し、「OK」か「更新」をクリックします。確認のダイアログが表示されるので、変更するなら「はい」を、変更をとりやめるなら「いいえ」をクリックしてください。
ダイアログを閉じる
「閉じる」をクリックしてください。また、ユーザー追加時とパスワード変更時に(「更新」ではなく)「OK」をクリックし、その後の確認ダイアログで「はい」を選択した場合もダイアログが閉じます(確認ダイアログで「いいえ」を選択したときは閉じません)。

5.6.2 基本設定

「基本設定」を選択すると、「基本設定」ダイアログが表示され、AAC の動作を規定する各種パラメーターを変更できます。

5.6.2.1 Ping 設定

「Ping 設定」タブでは、「ツール」→「Ping」実行時の動作を変更できます。

Ping 設定
Ping 設定

設定項目は以下のとおりです。

送信回数
Ping パケットの送信回数を指定します。
送信間隔
Ping パケットの送信間隔(ミリ秒)を指定します。
タイムアウト値
個々の Ping パケットに対する応答待ち時間(ミリ秒)を指定します。
5.6.2.2 TELNET 設定

「TELNET 設定」タブでは、「ツール」→「TELNET」実行時の動作を変更できます。

TELNET 設定
TELNET 設定

設定項目は以下のとおりです。

実行ファイルのパス
Telnet クライアントプログラムの実行ファイル名(絶対パス)を指定します。ファイル名の後に引数を記述することも可能です。「%ip」と記述しておくと、Telnet プログラム起動時に、その部分がタスクビュー、ステータスビュー、ログビュー上で選択している機器の IP アドレスに置換されます。

Note
Windows の Telnet をご使用になりたい場合は[AAC のインストールフォルダー] \bin\attelnet.bat を指定してください。また、空白を含む場合は、パス全体をダブルクォーテーション(")で囲んでください。
なお、Windows の64ビット OS では、Windows の Telnet 機能は使用できません。

5.6.2.3 ディスク残量警告

「ディスク残量警告」タブでは、データベースが置かれているディスクの空き容量が少なくなったときの動作を変更できます。

ディスク残量警告
ディスク残量警告

ディスクの空き容量が少なくなったときの動作には、次の2つがあります。それぞれについて、しきい値を MB 単位で設定することができます。空き容量がしきい値を下回ると、指定の動作が自動的に実行されます。

「警告」「AlliedAdminCentral 停止」とも、通知方法の選択肢は同じです。

ダイアログ表示
警告・通知のダイアログを表示します。
外部コマンド実行
指定されたコマンド(プログラム)を実行します。本項目を選択すると、コマンドを指定するための入力欄が表示されるので、コマンドのパス名を指定してください。「参照」ボタンをクリックすれば、ファイル選択ダイアログからコマンドを選択できます。また、「テスト」ボタンをクリックすると、コマンドを試験的に実行できます。

「外部コマンド実行」選択時の設定項目
「外部コマンド実行」選択時の設定項目

メール送信
指定に従ってメールを送信します。本項目を選択すると、メール送信に必要な各種情報の入力欄が表示されるので、適宜入力してください。

「メール送信」選択時の設定項目
「メール送信」選択時の設定項目

各項目の意味は以下のとおりです。

SMTP サーバー名
送信用メールサーバー(SMTP サーバー)のホスト名または IP アドレスを指定します。
送信者名
SMTP 認証で使用するユーザー名(SMTP 認証 ID)を指定します。SMTP 認証を使わない場合は入力不要です。
送信元
送信者のメールアドレス(From)を指定します。
宛先
宛先のメールアドレス(To)を指定します。
表題
メールの表題(Subject)を指定します。
ファイル
メールの本文となるテキストファイルを指定します。「参照」ボタンをクリックして、ファイル選択ダイアログから指定することもできます。

Note
バイナリファイルなどを指定しないでください。

5.6.2.4 ログ DB 切り替え

「ログ DB 切り替え」タブでは、ログデータベースの自動切り替えのオン・オフや自動切り替えの条件変更を行えます。

ログDB切り替え
ログ DB 切り替え

各項目の意味は以下のとおりです。

ログ DB の自動切り替えを行う
本項目をチェックすると、ログデータベースのレコード数が指定値に達したとき、あるいは、ログデータベースのサイズが指定値に達したときに、データベースを自動的に切り替えるようになります。選択肢は次のとおりです。
5.6.2.5 外部コマンド

「外部コマンド」タブでは、AAC のオンラインマニュアルを参照するために使う Web ブラウザーの実行ファイルを指定します。

外部コマンド
外部コマンド

各項目の意味は以下のとおりです。

Web ブラウザー
Web ブラウザーの実行ファイル名(絶対パス)を指定します。
5.6.2.6 タスク/ジョブ設定

タスクまたはジョブ全体に関わる内容を設定します。

タスク/ジョブ設定
タスク/ジョブ設定

各項目の意味は以下のとおりです。

中断検出
操作結果に NG を含む IP アドレスの数が指定された数に到達したときに、実行中のタスクまたはジョブを停止します。同時に複数のタスク/ジョブを実行している場合には、実行中のタスク/ジョブの NG を含む IP アドレスの数の合計により判断されます。したがって、たとえば回数が5と指定されており、タスクが3つ同時に実行されている場合に、あるタスクでのみ5個の IP アドレスで NG を含んでいる結果が検出されると、そのタスクのみでなく他の2つのタスクも停止します。タスク/ジョブの停止は、実行中の IP アドレスに関するすべての操作が完了した時点で停止します。
同時実行タスク数設定

5.6.3 ログ収集項目

ログ収集の内容を機種ごとに設定します。タスクまたはジョブ実行の事前・事後ログ取得時は、ここで指定したコマンドが実行され、ログ収集が行われます。

ログ収集項目
ログ収集項目

機種名
設定を行う機種名を選択します。
テスト実行情報
テスト実行のための情報を指定します。指定した内容で、機器に対してログ収集をテスト実行します。
IP アドレス
テスト実行を行う対象の IP アドレスを設定します。
TELNET ポート番号
Telnet ポート番号を設定します。
TELNET タイムアウト値
Telnet タイムアウト値を設定します。
ログインユーザー名
Telnet ログインのユーザー名を設定します。
ログインパスワード
Telnet ログインのパスワードを設定します。
コマンド一覧
ログ収集で実行されるコマンドを設定します。
OK
機種名と、機種名に対するコマンド一覧の情報を保存し、ダイアログを閉じます。
テスト実行
設定した内容で Telnet 接続し、テスト実行結果ダイアログを開き、コマンド一覧の内容をテスト実行します。
キャンセル
設定をキャンセルし、ダイアログを閉じます。

5.7 タスク

タスクビューの「タスク」メニューからは、タスクの作成や保存、実行などが行えます。本メニューはタスクビューの「タスクリスト」タブ選択時のみ有効です。

5.7.1 新規作成

タスクを新規に作成します。

手順は次のとおりです。

  1. 「タスクの新規作成」ダイアログが表示されるので、タスク名を入力し、「OK」をクリックしてください。
  2. 「IP アドレスリストのインポート」ダイアログが表示されるので、管理対象機器の一覧が記述された IP アドレスリストファイルを指定して「開く」をクリックしてください。

    また、IP アドレスリストを準備していない場合は、「取消」ボタンをクリックしてください。この場合は、管理対象機器がない状態でタスクが作成されます。

    タスク作成後に機器のアドレスを追加するには、「ファイル」→「インポート」→「IP アドレスリストのインポート」で IP アドレスリストから機器一覧を取り込むか、「定義リスト」タブの「IP アドレス追加」ボタンで1つずつ機器を追加します。

  3. これでタスクの新規作成は完了です。メイン画面の「タスク一覧」リストに新規作成したタスクが表示されます。

5.7.2 実行

「タスクリスト」タブ選択時は、「タスク一覧」リストで選択しているタスクを実行します。

「ジョブリスト」タブ選択時は、「ジョブ一覧」リストで選択しているジョブを実行します。

タスクとジョブの内容を変更してまだ保存していない場合、最初に保存するかどうかをたずねるダイアログが表示されます。

タスクとジョブは「タスク/ジョブ設定」で設定したタスク数まで同時に実行することが可能です。

Note
ご使用いただけるタスクとジョブの同時実行数は、ご利用になる PC のスペックに依存します。

あるジョブを実行中に、別のジョブを実行しようとしたとき、両方のジョブに同じ名前のタスクが登録されている場合、後から実行しようとしたジョブは、重複動作抑止が働き、実行できません。

たとえば、実行中のジョブ1に「バージョン確認」タスクが登録されており、同じく「バージョン確認」タスクが登録されているジョブ2を実行することはできません。

5.7.3 機種名全取得

「タスク一覧」リストで選択しているタスクの管理対象機器すべてから機種名を自動取得します。

機種名の取得は、各機器に Telnet することによって行います。ログイン時には、「ログイン」定義で指定されたユーザー名、パスワードを用います。Telnet 接続には「接続」定義で指定された Telnet 設定を使用します。

取得処理中は進行状況を示すダイアログボックスが表示されます。

取得できたかどうかによって、各機器の「機種名」セルの背景色が次のように変わります。

Note
対象機器が AR260S、AR260S V2、AT-TQ2403、AT-TQ2450 の場合には、本機能は使用できません。機種名をリストから選択して指定してください。

5.7.4 保存

「タスク一覧」リストで選択しているタスクの設定内容を保存します。

5.7.5 再読み込み

タスクの設定内容を再読み込みします。「IP アドレスリスト自動更新機能」を有効にしているときなどにこの項目を選択すると、「定義リスト」タブ、「定義詳細」タブの IP アドレス一覧の表示が更新されます。

5.7.6 タスク DB クリア

「タスク一覧」リストに表示されているタスク、および、「定義詳細」の各タブに表示されている定義、「ジョブ一覧」リストに表示されているジョブをすべて削除します。

Note
各「Default 定義」は削除されません。

5.7.7 スケジューラの起動

スケジューラを起動します。本メニューを選択すると、「スケジューラ」ウィンドウが開き、タスクとジョブの実行スケジュールを設定できます。

本機能を利用することにより、任意のタスクまたはジョブを希望の日時に実行させることができます。

なお、タスク完了とともにステータスビューを自動的に閉じるようにするには、TELNET 表示設定で「タスクの実行終了時に自動的にステータスビューを閉じる」にチェックを入れてください。

スケジューラ
スケジューラ

タスクまたはジョブの実行スケジュールを追加するには、次のようにします。

  1. コンボボックスの「タスク名:」または「ジョブ名:」を選択し、「参照」ボタンをクリックします。
  2. 「タスク名:」選択時は「タスク名一覧」、「ジョブ名:」選択時は「ジョブ名一覧」から希望の名前を選択します。

    タスク名一覧
    タスク名一覧

    ジョブ名一覧
    ジョブ名一覧

  3. 「開始日時設定」でスケジュールを設定します。

    Note
    「指定日時」に過去の日時を指定した場合はエラーになります。

  4. 「追加」をクリックします。
  5. 以上で追加は完了です。追加したスケジュールは、画面下部の一覧に表示されます。

タスクまたはジョブの実行スケジュールを変更するには、次のようにします。

  1. 画面下部の一覧から、変更したいスケジュールを選択します。
  2. 「開始日時設定」でスケジュールを変更します。
  3. 「適用」をクリックします。

タスクまたはジョブの実行スケジュールを削除するには、次のようにします。

  1. 画面下部の一覧から、削除したいスケジュールを選択します。
  2. 「削除」をクリックします。

タスクまたはジョブの実行スケジュールの状態は、画面下部の一覧の「ステータス」欄で確認できます。

実行待ち(未実行)実行待ち(未実行)
実行完了(成功)実行完了(成功)
実行中実行中
実行完了(失敗)または「重複動作抑止」機能により実行中止実行完了(失敗)または「重複動作抑止」機能により実行中止

なお、同一タスクに対して複数のスケジュールが設定されている場合は、「重複動作抑止」機能が働きます。これは、先に実行が開始されたタスクが完了していない場合に、それ以降のタスクを起動しないというものです。

ジョブをスケジューラで実行した場合、そのジョブに登録されている複数のタスクのうち、1つでも実行に失敗すると、そのジョブのステータスは赤になります。

ジョブに登録されているあるタスクの実行に失敗しても、他のタスクは実行されます。

5.8 ジョブ

本メニューはタスクビューの「ジョブリスト」タブ選択時のみ有効です。

5.8.1 実行

「5.7.2 実行」をご覧ください。

5.8.2 タスク DB クリア

「5.7.6 タスク DB クリア」をご覧ください。

5.8.3 スケジューラの起動

「5.7.7 スケジューラの起動」をご覧ください。

5.9 ツール

タスクビューの「ツール」メニューからは、機器への Ping や Telnet、トラップ転送の設定や実行が行えます。

5.9.1 Ping

「IP アドレス一覧」で選択している機器に対して Ping を実行します。(本メニューは、「ジョブリスト」タブ選択時は無効です。)

実行時には、「設定」→「基本設定」→「Ping 設定」の設定が使用されます。

Ping
Ping

5.9.2 TELNET

「IP アドレス一覧」で選択している機器に Telnet 接続します。(本メニューは、「ジョブリスト」タブ選択時は無効です。)

「設定」→「基本設定」→「TELNET 設定」で「実行ファイルのパス」が指定されているときは、指定された Telnet クライアントが使用されます。

5.9.3 Trap 転送

SNMP トラップ受信・転送機能の設定を行います。

AAC には、SNMP トラップ受信・転送機能が備えられています。この機能は、次の目的に使用できます。

  1. トラップ受信をログに記録する。
  2. トラップ受信時に IP アドレスリストを自動更新する(各機器に異なるトラップコミュニティ名を設定しておくことにより実現)。
  3. 受信したトラップを他のホストに転送する(1、2と併用するための機能)。
  4. 受信したトラップを syslog 形式で他のホストに転送する(1、2と併用するための機能)。
5.9.3.1 実行

SNMP トラップ受信・転送機能を起動・停止します。

起動中は本メニュー項目の前にチェックマークが入ります。その状態で本項目を選択すると、SNMP トラップ受信・転送機能が停止され、チェックマークが外れます。チェックマークが入っていない状態で本項目を選択すると、SNMP トラップ受信・転送機能が起動され、チェックマークが入ります。

5.9.3.2 設定

SNMP トラップ受信・転送機能の設定を変更します。

Trap 転送設定
Trap 転送設定

各項目の意味は以下のとおりです。

AlliedAdminCentral 起動時に Trap 転送を起動する
本項目がチェックされているときは、AlliedAdminCentral 起動時に SNMP トラップ受信・転送機能も自動起動されます。インストール直後はチェックが入っていません。
Trap 受信ポート
SNMP トラップ受信・転送機能が待ち受ける UDP ポート番号です。デフォルトは SNMP トラップの標準ポートである162です。
ローカル IP アドレス
自 IP アドレスが表示されます。
転送先 IP アドレス
SNMP トラップの転送先 IP アドレスです。受信したトラップを他のホストに転送したい場合、転送先の IP アドレスを入力し、同一行の各項目(下記参照)に必要な情報を入力してください。
Trap 転送
syslog 転送
受信 Trap で IP アドレスリストを更新する
「IP アドレスリスト自動更新機能」を使用する場合、ここにチェックを入れます。これは、SNMP トラップ受信時に、受信したトラップのコミュニティ名に基づいて IP アドレスリストを更新する機能です。

Note
AAC は、トラップコミュニティ名で個々の管理対象機器を識別します。したがって、本機能を利用するときは、各機器(IP アドレス)に異なるトラップコミュニティ名を割り当てておく必要があります。また、IP アドレス数が大量になると処理速度に大きな影響を与える可能性があります。

受信 Trap を DB に記録する
SNMP トラップ受信時にログを記録したい場合、ここにチェックを入れます。

Note
現在、SNMP トラップの受信ログは、ログビューで閲覧できるログデータベースとは別のデータベースに保存されるため、直接は参照できません。

OK
「Trap 転送設定」ダイアログでの設定変更を有効にした上でダイアログを閉じます(「Trap 転送設定」ダイアログを開いた後の設定変更がすべて反映されます)。
キャンセル
「Trap 転送設定」ダイアログでの設定変更を取り消した上でダイアログを閉じます(「Trap 転送設定」ダイアログを開く前の状態に戻します)。

5.9.4 コンフィグ

コンフィグの生成・編集を行います。

5.9.4.1 生成

同じ機器を複数台お持ちの場合、各機器に対して一部の設定のみを変えたコンフィグファイルを設定したい場合があります。

たとえば AT-x510-52GTX 20台に対し、IP アドレスと SNMP コミュニティ名、および system location だけが違うコンフィグファイルをこの20台に対して設定する場合を想定します。

このとき、IP アドレスと SNMP コミュニティ名だけが違う(その他の設定はすべて同じ)コンフィグファイルを20個作成するのは非常に手間のかかる作業ですが、本機能を使用することで、効率的にコンフィグファイルを生成することができます。

例: AT-x510-52GTX 20台に対し、IP アドレス 192.168.1.1 〜 192.168.1.20 、SNMP コミュニティ名 public1 〜 public20、system location LAB1 〜 LAB20 を設定します。

  1. まずはじめに AT-x510-52GTX に設定できるコンフィグファイルを用意します。このファイルを20台に設定するコンフィグファイルのひな形「定型ファイル」とします。

  2. 定型ファイルをテキストエディターで開き、1行目に

       <delimiter>%</delimiter>
    

    と記述します。

    テキストエディター
  3. 次に定型ファイル内で #SYSTEM configuration, #IP configuration, #SNMP configuration の設定に次のように記述します。

    本来、system location, IP アドレス、SNMP コミュニティ名を記述する箇所に "SystemLocation", "IP アドレス", "SNMP コミュニティ名" というキーワードを <delimiter> で指定した % で囲みます。

    定型ファイルの作成はこれで終わりです。

    テキストエディター

    テキストエディター

    テキストエディター

  4. 次に表計算ソフトを使って、CSV ファイルを作成します。

    1行目は <delimiter> 指定文字で囲むキーワードを記述します。ただし、A列 1行目 は "FileName" と固定します。

    A 列には生成するファイル名、その他の列は代入したい値を記述します。CSV 方式で保存します。

    表計算
  5. AAC の「ツール」メニューの「コンフィグ」−「生成」からコンフィグファイル生成ダイアログを開きます。

    「CSV ファイル」を選択し、「参照」ボタンより、先ほど作成した CSV ファイルを選択します。

    「定型ファイル」の「参照」ボタンより、先ほど作成した定型ファイルを選択します。コンフィグファイルの生成では、生成されたファイルは AAC のデータベース内に保存されます。データベース内への保存と同時に、テキストファイルを生成したい場合は、「テキストファイル同時生成」の「生成する」をチェックし、「出力先フォルダー」の「参照」ボタンより、テキストファイルの出力先フォルダーを選択します。

  6. 「生成」ボタンでコンフィグファイルの生成を開始します。

    コンフィグファイル生成

「指定ファイル」で選択したファイルは、キーワードの代入などを行わず、選択したファイルそのものの内容をデータベースに保存します。

『パスワードを暗号化する』
コンフィグファイル生成時にパスワードが含まれている場合には、パスワードを暗号化できます。(「機種名」で選択できる機種にのみ対応しています。)弊社製機器においては、管理者権限ユーザーと一般権限ユーザーの2種類を設定できる機器がありますが、その場合には管理者権限ユーザーのパスワードのみ対象とすることができます。

設定項目は以下のとおりです。

項目名
暗号化対象とする CSV ファイル中の項目名を設定してください。
機種名
コンフィグファイルを適用する機器の機種を選択してください。

なお、メッセージ表示領域に表示されたメッセージは、コンフィグ生成ダイアログを開く際にクリアし、ダイアログを閉じるまで追記します。ログファイルの保存先は[AAC のインストールフォルダー]\log\create_config_log.txt.0 ですので、後で確認する場合には、エディターで開いて参照してください。

5.9.4.2 編集
コンフィグファイル編集

コンフィグファイル生成で生成したファイルの閲覧が行えます。テーブル上のファイル名を選択すると、そのファイル名、ファイルサイズ、内容を表示します。

「データベースから削除」ボタンで、テーブル上で選択しているファイルをデータベースから削除することができます。

「テキストファイルへ出力」ボタンで表示してるコンフィグファイルの内容をテキストファイルとして出力します。

5.9.4.3 クリア
コンフィグファイルデータベースをクリアします。

5.10 ログ

タスクビューの「ログ」メニューからは、AAC の動作ログを閲覧するための「ログビュー」ウィンドウを開くことができます。

5.10.1 ログビュー

ログビュー」ウィンドウを開きます。

ログビュー
ログビュー

5.10.2 ログ DB

ログデータベースに対する操作を行えます。

5.10.2.1 クリア

現在使用しているログデータベースを初期化します。

5.10.2.2 切り替え

ログデータベースを切り替えます。本項目を実行すると、新規データベースが作成され、以後のログは新規データベースに保存されるようになります。

5.11 ヘルプ

タスクビューの「ヘルプ」メニューからは、AAC のオンラインマニュアル(本文書)を閲覧したり、AAC のバージョン情報を確認することができます。

5.11.1 ヘルプ

Web ブラウザーを起動して、AAC のオンラインマニュアルを Web ブラウザーで表示します。

Web ブラウザーには、「設定」→「基本設定」→「外部コマンド」で指定した Web ブラウザーが使用されます。

5.11.2 追加ライセンス登録

インストール後に入手した追加ライセンスを登録(有効化)します。

5.11.3 バージョン情報

AAC のバージョン情報を表示します。

バージョン情報
バージョン情報

6 タスク進捗画面(ステータスビュー)

ステータスビューは、タスクを実行したときに表示される、タスクの進捗表示画面です。

ステータスビュー
ステータスビュー

中断
実行中のタスクを中断します。ジョブの実行によるタスクの実行中であってもタスクを中断しますが、ジョブの中断は行いません。

6.1 画面構成

ステータスビューは、画面上部のメニューバー、ツールバー、画面中央の「結果情報」(進捗表示)と「TELNET 情報」(端末ログ)、画面下部の「進捗バー」と各種情報で構成されています。

ステータスビュー
ステータスビュー

6.1.1 ツールバー

ツールバーには次の機能を持つボタンが並んでいます。

ステータスビューのツールバー
ステータスビューのツールバー

TELNET 表示設定 TELNET 表示設定 「TELNET 情報」の表示方式(フォント、色)を変更するためのダイアログを開きます。
Ping Ping 「結果表示」で選択した機器(IP アドレス)に対して Ping を実行します。
TELNET TELNET 「結果表示」で選択した機器(IP アドレス)に Telnet 接続します。

6.1.2 TELNET 表示設定

TELNET 表示設定ボタンをクリックすると、次のような設定画面が開き、「TELNET 情報」の表示形式を変更できます。

TELNET 表示設定
TELNET 表示設定

タスク終了時にステータスビューを自動で閉じたいときは、「タスクの実行終了時に自動的にステータスビューを閉じる」にチェックを入れてください。

ジョブの実行によるタスクの実行時には、オプション設定に関係なく、タスク終了時にステータスビューを閉じます。

6.1.3 表示項目の選択

画面上部の「結果表示」、「TELNET 情報表示」の各チェックボックスにより、「結果表示」、「TELNET 情報」の表示・非表示を切り替えることができます。

6.1.4 結果表示

「結果表示」画面には、各機器に対する処理の成功、警告、失敗が、それぞれ青、黄、赤のランプで表示されます。青は成功、黄は警告、赤は失敗を示しています。また、「機種名」が不明(Unknown)、未サポート、不一致の場合は、該当機器の「機種名」セルの背景色が黄色になります。

未実行未実行
成功成功
警告警告
失敗(エラー)失敗(エラー)
機種名が不明(Unknown)、未サポート、不一致 セル背景が黄 機種名が不明(Unknown)、未サポート、不一致

また、「結果表示」画面で機器(IP アドレス)を選択した上で、ツールバーの「Ping」、「TELNET」をクリックすると、該当機器に対して Ping、Telnet を実行できます。

6.1.5 TELNET 情報

「TELNET 情報」画面には、各機器に Telnet ログインしたときの端末ログと、処理の状況を示すメッセージが表示されます。この部分の表示方式は、タイトルバー直下の「TELNET 表示設定」ボタンで変更できます。

7 ログ閲覧画面(ログビュー)

ログビューは、AAC 動作ログの閲覧画面です。ログビューを開くには、タスクビューのメニューバーから「ログ」→「ログビュー」の順に選択してください。

ログビューを開いた直後は何も表示されませんが、「表示」メニューの「ログ表示設定」で表示項目を指定することにより、ログ情報が表示されるようになります。

ログビュー
ログビュー

7.1 画面構成

ログビューは、画面上部のメニューバー、ツールバー、画面下部のログ表示部から構成されています。

ログビュー
ログビュー

7.1.1 ツールバー

ツールバーには次の機能を持つボタンが並んでいます。

ログビューのツールバー
ログビューのツールバー

エクスポート エクスポート 「ファイル」→「エクスポート」と同じ
ログ表示設定 ログ表示設定 「表示」→「ログ表示設定」と同じ
詳細ログ表示 詳細ログ表示 「表示」→「詳細ログ表示」と同じ
更新 更新 「表示」→「更新」と同じ
プロトコル設定 プロトコル設定 「設定」→「プロトコル設定」と同じ
Ping 応答 Ping 応答 「ツール」→「Ping 応答」と同じ
TELNET TELNET 「ツール」→「TELNET」と同じ

7.1.2 ログ表示部

ログ表示部には、ログレコードの一覧が表示されます。

画面最下部の日付表示(xxxx 〜 xxxx)は、ログビュー上に表示されているログレコードの期間を示しています。

また、同じく画面最下部の「←」「→」は、現在表示されているレコードの前後100件のレコードを表示させるときに使います。

7.2 ファイル

ログビューの「ファイル」メニューからは、ログのエクスポート、ログビューウィンドウの終了が行えます。

7.2.1 エクスポート

ログデータベースを各種形式のファイルに書き出します。「エクスポート」ダイアログが表示されるので、書き出し条件や形式などを指定してください。

エクスポート
エクスポート

保存形式
ログの保存形式を選択します。CSV(カンマ区切りテキスト)、TSV(タブ区切りテキスト)、XML(Well-formed XML)、HTML から選択できます。
詳細ログを保存する
詳細ログ(ログビューで項目をダブルクリックしたときに表示される内容(Telnet ログ))を保存するかどうかを指定します。
保存ファイル名
書き出し先のファイル名を指定します。保存するファイルには、保存形式にあった拡張子が付加されます。ただし、指定したファイル名が既に保存形式に対応した拡張子を持つ場合は、付加されません。

7.2.2 終了

ログビューウィンドウを閉じます。

7.3 表示

ログビューの「表示」メニューでは、ログビューの表示内容を設定します。

ログビューを開いた直後は何も表示されませんので、本メニューで表示内容を指定してください。

7.3.1 ログ表示設定

ログビューにどの情報を表示するかを指定します。

7.3.1.1 データベース一覧

「データベース一覧」タブでは、どのデータベースに格納されているログを表示するかを指定します。表示対象とするデータベース名にチェックを入れてください。

Note
ログ DB の自動切り替え」機能によって作成されたデータベースの名前は、「saclog_YYYYMMDDhhmmss」のようになります。「YYYYMMDD」は切り替え日(年月日)、「hhmmss」は切り替え時刻(時分秒)を表します。

ログ表示設定:データベース一覧
ログ表示設定:データベース一覧

7.3.1.2 検索フィルター

「検索フィルター」タブでは、表示するログレコードの条件絞り込みを行います。

タスク名
タスク名でレコードを絞り込むときにチェックを入れてください。この場合、ドロップダウンリストで指定した「タスク名」を持つレコードだけが表示されます。
IP アドレス
管理対象機器の IP アドレスでレコードを絞り込むときにチェックを入れてください。
機種名
管理対象機器の機種名でレコードを絞り込むときにチェックを入れてください。
ユーザー名
タスクを実行したユーザーの名前でレコードを絞り込むときにチェックを入れてください。この場合、ドロップダウンリストで指定した「ユーザー名」(AAC 起動時のログイン画面で入力したユーザー名)を持つレコードだけが表示されます。
結果
タスクの実行結果でレコードを絞り込むときにチェックを入れてください。この場合、処理結果がドロップダウンリストでの指定と一致するレコードだけが表示されます。「処理結果」には、「未実行」、「実行」、「警告」、「エラー」、「機種名未サポート」があります。
未実行未実行
成功(実行)成功(実行)
警告警告
失敗(エラー)失敗(エラー)
機種名が不明(Unknown)、未サポート、不一致 セル背景が黄 機種名が不明(Unknown)、未サポート、不一致

本項目では、「タスク全体の結果」を問題にするか、「タスクを構成する個別処理の結果」を問題にするかも選択できます。前者の場合は「処理結果」を、後者の場合は「個別処理結果」を選択した上で、ドロップダウンリストから条件を選択してください。

「処理結果」(タスク全体の結果)で「実行」を選択した場合は、タスクで定義した各処理の終了状態が「実行」、「警告」、「未定義」のいずれかであるレコードのみが表示されます(「エラー」や「未実行」が1つでも含まれるレコードは表示されません)。一方、「処理結果」で「エラー」、「未実行」、「警告」のいずれかを選択した場合は、タスクで定義した各処理のうち、ひとつでも「エラー」、「未実行」、「警告」のどれかを含んでいるレコードがすべて表示されます。

期間
ログエントリーが記録された日時(事象が発生した日時)でレコードを絞り込むときにチェックを入れてください。この場合、指定した期間に記録されたレコードだけが表示されます。

期間は「検索開始日時」と「検索終了日時」で指定します。各項目の横にある「設定」ボタンをクリックすると、次のような「日時設定」ダイアログが開くので、ダイアログ上部のカレンダー部分から日付を、下部から時刻を指定して「適用」ボタンをクリックしてください。

日時設定ダイアログ
日時設定ダイアログ

7.3.1.3 項目名指定

「項目名指定」タブでは、表示するログ項目(フィールド)を指定します。

次の画面で、表示したいログ項目にチェックを入れてください。

ログ表示設定:項目名選択
ログ表示設定:項目名選択

デフォルトでは、「日時」、「タスク名」、「IP アドレス」、「機種名」、「メッセージ」、「ユーザー名」が表示されるようになっています。

「個別処理結果」の各項目にチェックを入れた場合、各処理の処理結果がステータスビューの「結果表示」画面と同じ形式で表示されます。

7.3.2 詳細ログ表示

ログビュー上で選択しているログレコードの「詳細ログ」(Telnet セッションログ)を別ウィンドウで表示します。

「詳細ログ」を見れば、タスク実行時に機器に対してどのようなコマンドが発行されたか、コマンドの実行結果はどうだったか、機器からどのような情報が得られたか、タスクは正常に実行されたか、などを確認できます。

ログビュー上でログレコードをダブルクリックしても同じ動作になります。

詳細ログ表示
詳細ログ表示

ここでは、ツールボタンにより次の操作が可能です。

保存 「詳細ログ」の内容をテキストファイルに保存します。「ファイルの保存」ダイアログが開くので、保存先のファイル名を指定してください。
コピー 「詳細ログ」の内容をクリップボードにコピーします。

7.3.3 更新

ログビューの表示を更新し、最新の項目が表示されるようにします。

7.4 設定

ログビューの「設定」メニューでは、「ツール」メニューから実行できる Ping と Telnet の動作パラメーターを変更できます。

7.4.1 プロトコル設定

本項目を選択すると、「プロトコル設定」ダイアログが開き、Ping と Telnet の動作パラメーターを変更できます。

下記項目は、タスクビュー(メイン画面)の「設定」→「基本設定」の「Ping 設定」、「TELNET 設定」と同じです(連動しています)。

7.4.1.1 Ping 設定

「Ping 設定」タブでは、「ツール」→「Ping 応答」実行時の動作を変更できます。

プロトコル設定:Ping 設定
プロトコル設定:Ping 設定

設定項目は以下のとおりです。

送信回数
Ping パケットの送信回数を指定します。
送信間隔
Ping パケットの送信間隔(ミリ秒)を指定します。
タイムアウト値
個々の Ping パケットに対する応答待ち時間(ミリ秒)を指定します。
7.4.1.2 TELNET 設定

「TELNET 設定」タブでは、「ツール」→「TELNET」実行時の動作を変更できます。

プロトコル設定:TELNET 設定
プロトコル設定:TELNET 設定

設定項目は以下のとおりです。

実行ファイルのパス
Telnet クライアントプログラムの実行ファイル名(絶対パス)を指定します。ファイル名の後に引数を記述することも可能です。「%ip」と記述しておくと、Telnet プログラム起動時に、その部分がタスクビュー、ステータスビュー、ログビュー上で選択している機器の IP アドレスに置換されます。

7.5 ツール

ログビューの「ツール」メニューからは、ログビュー上で選択しているログレコードの IP アドレスに対して、Ping や Telnet を実行できます。

7.5.1 Ping 応答

ログビュー上で選択しているログレコードの IP アドレスに対して Ping を実行します。実行時には、「設定」→「プロトコル設定」→「Ping 設定」の設定が使用されます。

7.5.2 TELNET

ログビュー上で選択しているログレコードの IP アドレスに Telnet 接続します。「設定」→「プロトコル設定」→「TELNET 設定」で「実行ファイルパス」が指定されているときは、指定された Telnet クライアントが使用されます。

7.6 ヘルプ

ログビューの「ヘルプ」メニューからは、AAC のオンラインマニュアル(本文書)を閲覧することができます。

7.6.1 ヘルプ

Web ブラウザーを起動して、AAC のオンラインマニュアルを Web ブラウザーで表示します。

Web ブラウザーには、タスクビュー(AAC メイン画面)の「設定」→「基本設定」→「外部コマンド」で指定した Web ブラウザーが使用されます。

7.6.2 バージョン情報

ログビューのバージョン情報を表示します。

バージョン情報
バージョン情報

8 サーバー管理

AAC 付属の HTTP/TFTP サーバーが起動していると、各項目がグレー表示となり変更できません。このようなときは、いったんサーバー設定ダイアログを閉じ、「サーバー停止」でサーバーを停止したのち、再度「サーバー設定」ダイアログを開いてください。

なお、AAC には FTP サーバーは付属しておりません。FTP サーバー経由で機器にファームウェア、コンフィグファイルを転送する場合、別途 FTP サーバーをご用意いただく必要があります。

インストール時に「本サーバー機能を使用しない」を選択した場合であっても、サーバー設定ダイアログは使用できますが、項目は「ルートフォルダー」しか変更できません。この場合、「ルートフォルダー」には、AAC をインストールしたコンピューター上で使用している(AAC 付属ではない)HTTP/TFTP/FTP サーバーのドキュメントルートフォルダーを指定してください。これは、インストール時に指定する「HTTP のパス」「TFTP のパス」「FTP のパス」と同じ意味です。
「ファイル情報」定義の設定時に、「参照」ボタンか「インポート」ボタンでファイルを指定すると、ここで指定したフォルダーに該当ファイルがコピーされます。

AAC をインストールすると、Windows のプログラム 「AlliedView NMS Standard Edition」→「デバイスメンテナンス」→「サーバーツール」以下に、AAC 付属 HTTP/TFTP/FTP サーバーの管理メニューが追加されます。

8.1 サーバー起動

AAC 付属の HTTP/TFTP サーバーを起動します。ただし、インストール時に「本サーバー機能を使用する」を選択した場合は、AAC 起動時に HTTP/TFTP サーバーも自動的に起動されるため、通常手動で起動する必要はありません。

FTP サーバーは起動しません。FTP サーバーをご用意いただいた場合は、別途起動してください。

8.2 サーバー停止

AAC 付属の HTTP/TFTP サーバーを停止します。ただし、インストール時に「本サーバー機能を使用する」を選択した場合は、AAC 終了時に HTTP/TFTP サーバーも自動的に停止されるため、通常手動で停止する必要はありません。

FTP サーバーは停止しません。FTP サーバーをご用意いただいた場合は、別途停止してください。

8.3 サーバー設定

AAC 付属の HTTP/TFTP/FTP サーバーの設定ダイアログを開きます。HTTP/TFTP サーバーについては、待ち受けポート番号、接続タイムアウト、ドキュメントルートフォルダーの変更が可能です。

FTP サーバーをご用意いただいた場合は、FTP サーバーのルートフォルダーを設定してください。

サーバー設定ダイアログ
サーバー設定ダイアログ

9 機種別設定項目

各定義において、機種ごとに設定可能な項目の一覧です。

定義 項目名 サブ項目 機種
※1 ※2 ※3 ※4 ※5 ※6 ※7 ※8 ※9 ※10 ※11 ※12 ※13 ※14
「操作」定義 接続を確認する  
事前ログ取得  
バージョン確認    
フラッシュ上のファイル削除                  
コンパクションの実行                            
コンフィグファイルのバックアップの実行  
転送処理の実行  
  転送後サイズの確認                
ライセンスの付与                          
  Feature ライセンスおよび SB のリリースライセンスを付与する                        
再起動処理  
事後ログ取得  
  ログの比較を実行        
失敗したら処理を中断する  
「ファイル情報」定義 ファームウェア設定    
パッチファイル設定                            
ヘルプファイル設定                          
コンフィグファイル設定  
その他のファイル設定              
「サーバー」定義 TFTP                
HTTP                          
FTP                              
「接続」定義 TELNET 設定          
FTP 設定                            
HTTP 設定                        
ファイルの転送中に継続的に操作を行う                  
「ログイン」定義 TELNET ログイン情報          
TFTP 情報                          
HTTP 情報                      
「再起動」定義 最新ファームを起動              
最新ファームを一時起動                            
スクリプトを使用して再起動                          
コンフィグファイルのみ再読み込み                    
再起動のみ  
パラメーターを指定して再起動                            

※1 SwitchBlade 4108, SwitchBlade 4104, CentreCOM 9816GB, CentreCOM 9812T, CentreCOM 8948XL, CentreCOM 8748XL, CentreCOM 8748SL, CentreCOM 8724XL, CentreCOM 8724SL V2, CentreCOM 8724SL, CentreCOM 8624XL, CentreCOM AR740, CentreCOM AR720, CentreCOM AR450S, CentreCOM AR410 V2, CentreCOM AR320, CentreCOM AR300 V2, CentreCOM AR300L V2, CentreCOM AR300, CentreCOM AR300L, CentreCOM 9606T, CentreCOM 8424XL, CentreCOM 8424TX, CentreCOM 8324XL, CentreCOM 8624EL, CentreCOM 8624PS, CentreCOM 9924T/4SP, CentreCOM 9924SP, CentreCOM AR550S, CentreCOM 8316XL, CentreCOM AR570S, CentreCOM 9606SX/SC, CentreCOM AR415S, CentreCOM AR560S

※2 CentreCOM FS808M, CentreCOM FS808M V2, CentreCOM FS816M, CentreCOM GS908M, CentreCOM GS916M, CentreCOM GS924M, CentreCOM MC2700, CentreCOM MC2601, CentreCOM MC2602, CentreCOM FS909M, CentreCOM FS917M, CentreCOM FS926M, CentreCOM FS909M-PS, CentreCOM FS917M-PS, CentreCOM FS926M-PS, CentreCOM GS908M V2, CentreCOM GS916M V2, CentreCOM GS924M V2, CentreCOM GS908M V2-4PS, CentreCOM 9048XL, CentreCOM IA810M

※3 CentreCOM 8016XL, CentreCOM 8216XL2, CentreCOM 8224SL, CentreCOM 8216XL2/SMSC

※4 CentreCOM 9924Ts

※5 CentreCOM AR260S

※6 CentreCOM 9424T/SP, CentreCOM 9408LC/SP, CentreCOM 9424T/SP-E, CentreCOM 9424Ts/XP-E

※7 CentreCOM VS812TX

※8 SwitchBlade SB-7804S-AC, SB-7808S-AC, SB-7816S-AC, SB-5402S-AC, SB-5404S-AC

※9 CentreCOM AR260S V2

※10 SwitchBlade x8112, SwitchBlade x8106, SwitchBlade x908, AT-x930-28GTX, AT-x930-28GPX, AT-x930-28GSTX, AT-x930-52GTX, AT-x930-52GPX, AT-x900-24XT, AT-x900-24XS, AT-x900-12XT/S, AT-x600-48Ts, AT-x610-48Ts/X, AT-x610-48Ts/X-POE+, AT-x610-24Ts/X, AT-x610-24Ts/X-POE+, AT-x610-24SPs/X, AT-x600-48Ts/XP, AT-x600-24Ts, AT-x600-24Ts/XP, AT-x600-24Ts-POE, AT-x510L-28GT, AT-x510L-28GP, AT-x510L-52GT, AT-x510L-52GP, AT-x510-28GTX, AT-x510-28GPX, AT-x510-28GSX, AT-x510-52GTX, AT-x510-52GPX, AT-x510DP-28GTX, AT-x510DP-52GTX, AT-IX5-28GPX, AT-x310-26FT, AT-x310-50FT, AT-x310-26FP, AT-x310-50FP, AT-x210-9GT, AT-x210-16GT, AT-x210-24GT, AT-DC2552XS, AT-SH510-28GTX, AT-SH510-28GPX, AT-SH510-52GTX, AT-SH510-52GPX, AT-SH310-26FT, AT-SH310-26FP, AT-SH310-50FT, AT-SH310-50FP, AT-IE200-6GT, AT-IE200-6GP

※11 AT-TQ2403, AT-TQ2403EX

※12 AT-x200-GE-28T, AT-x200-GE-52T

※13 AT-TQ2450, AT-TQ3600

※14 AT-x230-10GP, AT-x230-18GP, AT-x230-28GP, AT-x230-18GT, AT-x230-28GT, AT-SH230-10GP, AT-SH230-18GP, AT-SH230-28GP, AT-SH210-9GT, AT-SH210-16GT, AT-SH210-24GT, AT-XS916MXT, AT-XS916MXS, AT-GS924MX, AT-GS948MX, AT-GS924MPX, AT-GS948MPX, AT-AR3050S, AT-AR4050S, AT-AR2010V, AT-AR2050V

10 メッセージ一覧

10.1 ダイアログメッセージ

AAC がダイアログで表示するメッセージの一覧です。

  1. ファイルのアクセスに失敗しました。
  2. シリアル番号/認証キーのフォーマットが誤っています。
  3. シリアル番号/認証キーの認証に失敗しました。
  4. 登録された情報に誤りがあります。
  5. お試し期間が過ぎました。
  6. タスク名を入力してください。
  7. タスク名(XX)は既に存在します。
  8. 定義名を入力してください。
  9. 定義名(XX)は既に存在します。
  10. IP アドレスを入力してください。
  11. IP アドレスを追加できません。(最大数(1タスク):XX)
  12. IP アドレスを追加できません。(最大数:XX)
  13. コミュニティ名(XX)は既に他の IP アドレスで使用されています。
  14. IP アドレスは変更できません。
  15. フォルダー名(XX)が見つかりません。
  16. フォルダー名(XX)の作成に失敗しました。
  17. リスナーの登録に失敗しました。
  18. ファイル名(XX)が見つかりません。
  19. ファイル名(XX)が読み取れません。
  20. ファイル名(XX)は書き込み不可です。
  21. デフォルト定義は削除できません。
  22. Feature ライセンスファイルが入力されていません。
  23. ファームウェアファイルの情報が足りません。
  24. パッチファイルの情報が足りません。
  25. ヘルプファイルの情報が足りません。
  26. コンフィグファイルの情報が足りません。
  27. その他ファイルがありません。
  28. ファイル(XX)のコピーに失敗しました。このファイルを転送したい場合はサーバーのルートフォルダーに手動でコピーしてください。
  29. サーバーアドレスが入力されていません。
  30. ログインユーザー名が入力されていません。
  31. ログインパスワードが入力されていません。
  32. 実行するデータがありません。
  33. 実行するタスクがありません。
  34. タスク名(XX)は実行中です。
  35. 実行に失敗しました。
  36. IP アドレスがありません。
  37. コマンド(XX)は実行することができませんでした。
  38. サーバーを起動できませんでした。サーバーを起動したい場合はスタートメニューから手動で起動してください。
  39. タスク実行中はステータスビューを閉じることはできません。
  40. TELNET 実行スレッド部にエラーが発生しました(XX)
  41. タスク実行管理スレッド部にエラーが発生しました(XX)
  42. TELNET 実行エンジン部にエラーが発生しました(XX)
  43. 送信先を選択してください。
  44. TELNET の実行に必要なパスが設定されていません。
  45. TELNET の実行に失敗しました。
  46. 送信先を選択してください。
  47. Trap 受信ポートは 1 〜 65534 の数字を指定してください。
  48. コミュニティ名に public, 空白のみ または既に存在する値は指定できません。
  49. 重複した IP アドレスがあります。
  50. 値は 0 から 65535 の値をセットしてください。
  51. 検索開始日時は、検索終了日時より前の時間を設定してください。
  52. データベースが選択されていません。
  53. ヘルプを表示できません。
  54. 詳細ログを表示する行を選択してください。
  55. 既に指定日時(XX)を過ぎているため、XX のスケジュールを設定できませんでした。
  56. 定義できるスケジュールは最大で XX 個までです。
  57. 名前が未入力のためスケジュールを設定できませんでした。必要があれば再度スケジュールしてください。
  58. 設定に誤りがあるため、XX つのスケジュールを設定できませんでした。詳細はスケジューラをご参照ください。
  59. 既に同じ ZZZ のスケジュール(XX)が設定されています。(ZZZ の部分は、時間間隔、毎日、毎週、毎月、月初毎、月末毎、指定日時のいずれか)
  60. XX は実行中のためにスケジュールを適用できませんでした。実行終了後に適用してください。
  61. XX は実行中のためにスケジュールを削除できませんでした。実行終了後に削除してください。
  62. タスク名に使用できる文字は特殊文字や「/」「.」などを除く、ファイル名に使用可能なすべての文字のみです。
  63. 既にタスク(XX)は定義されています。
  64. 既にタスク(XX)は削除されています。
  65. タスク名は 59byte 以下にしてください。
  66. タスク名を入力してください。
  67. IP アドレスを入力してください。
  68. 該当する IP アドレス(XX)が見つかりませんでした。
  69. 該当する TRAP コミュニティ名(XX)が見つかりませんでした。
  70. TRAP コミュニティ名は 255byte 以下にしてください。
  71. 機種名は 255byte 以下にしてください。
  72. 操作定義名は 255byte 以下にしてください。
  73. 操作定義名が入力されていません。
  74. 操作定義名(XX)が見つかりませんでした。
  75. Feature ライセンスファイルのフルパスは 255byte 以下にしてください。
  76. 既に操作定義名(XX)に関連したデータは定義されています。
  77. 操作定義名(XX)に関連したデータは見つかりませんでした。
  78. 操作定義テーブルが見つからないためデータアクセスに失敗しました。
  79. ファイル情報定義名は 255byte 以下にしてください。
  80. ファイル情報定義名が入力されていません。
  81. ファイル情報定義名(XX)が見つかりませんでした。
  82. [ファームウェアバージョン]は文字列で 255byte 以下にしてください。
  83. [ファームウェアサイズ]は文字列で 255byte 以下にしてください。
  84. [ファームウェア名]は 255byte 以下にしてください。
  85. [パッチファイルバージョン]は文字列で 255byte 以下にしてください。
  86. [パッチファイルサイズ]は文字列で 255byte 以下にしてください。
  87. [パッチファイル名]は 255byte 以下にしてください。
  88. [ヘルプファイルサイズ]は文字列で 255byte 以下にしてください。
  89. [ヘルプファイル名]は 255byte 以下にしてください。
  90. [コンフィグファイル名]は 255byte 以下にしてください。
  91. [コンフィグファイルサイズ]は文字列で 255byte 以下にしてください。
  92. [その他のファイルリスト]は文字列で 255byte 以下にしてください。
  93. 既にファイル情報定義名(XX)に関連したデータは定義されています。
  94. ファイル情報定義名(XX)に関連したデータは見つかりませんでした。
  95. ファイル情報定義テーブルが見つからないためデータアクセスに失敗しました。
  96. ログ定義名は 255byte 以下にしてください。
  97. ログ定義名を入力してください。
  98. ログ定義名(XX)が見つかりませんでした。
  99. 既にログ定義名(XX)に関連したデータは定義されています。
  100. ログ定義名(XX)に関連したデータは見つかりませんでした。
  101. ログ定義テーブルが見つからないためデータアクセスに失敗しました。
  102. サーバー定義名は 255byte 以下にしてください。
  103. サーバー定義名が入力されていません。
  104. サーバー定義名(XX)が見つかりませんでした。
  105. [アドレス]は 255byte 以下にしてください。
  106. [ポート番号]は 0 - 65535 の範囲にしてください。
  107. プロトコルは HTTP、TFTP、または FTP にしてください。
  108. 既にサーバー定義名(XX)に関連したデータは定義されています。
  109. サーバー定義名(XX)に関連したデータは見つかりませんでした。
  110. サーバー定義テーブルが見つからないためデータアクセスに失敗しました。
  111. 接続定義名は 255byte 以下にしてください。
  112. 接続定義名が入力されていません。
  113. 接続定義名(XX)が見つかりませんでした。
  114. [TELNET のタイムアウト]は 0 以上にしてください。
  115. [TELNET のポート番号]は 0 - 65535 の範囲にしてください。
  116. [securedelay 操作発行間隔]は 0 以上にしてください。
  117. [securedelay 入力コマンド]は 255byte 以下にしてください。
  118. 既に接続定義名(XX)に関連したデータは定義されています。
  119. 接続定義名(XX)に関連したデータは見つかりませんでした。
  120. 接続定義テーブルが見つからないためデータアクセスに失敗しました。
  121. ログイン定義名は 255byte 以下にしてください。
  122. ログイン定義名が入力されていません。
  123. ログイン定義名(XX)が見つかりませんでした。
  124. ログインユーザー名の設定文字数がオーバーしています。
  125. ログインパスワードの設定文字数がオーバーしています。
  126. 既にログイン定義名(XX)に関連したデータは定義されています。
  127. ログイン定義名(XX)に関連したデータは見つかりませんでした。
  128. ログイン定義テーブルが見つからないためデータアクセスに失敗しました。
  129. 再起動定義名は 255byte 以下にしてください。
  130. 再起動定義名が入力されていません。
  131. 再起動定義名(XX)が見つかりませんでした。
  132. 起動モードは[最新を起動]・[一時起動]・[スクリプト起動]・[コンフィグ]のいずれかを選択してください。
  133. スクリプトファイル名は 255byte 以下にしてください。
  134. Ping 間隔は 0 以上にしてください。
  135. Ping のタイムアウトは 0 以上にしてください。
  136. Ping をリトライする回数は 0 以上にしてください。
  137. 既に再起動定義名(XX)に関連するデータは定義されています。
  138. 再起動定義名(XX)に関連したデータは見つかりませんでした。
  139. 再起動定義テーブルが見つからないためデータアクセスに失敗しました。
  140. データベースへのアクセスを拒否されました。ユーザー名・パスワードを再度ご確認ください。
  141. JDBC ドライバが見つかりませんでした。
  142. データベース(XX)が見つかりませんでした。
  143. ログテーブルが見つかりませんでした。
  144. データベース(XX)にログテーブルがありませんでした。
  145. データベース名(XX)からデータベース名(XX)へのリネームができなかったため、ログデータベースの切り替えに失敗しました。
  146. ログデータベース XX と XX の受信時間が重複しています。検索する場合は受信時間が重複していないログデータベースを指定してください。
  147. TELNET ログを取得するために必要なデータベース名が指定されていません。
  148. データベース名(XX)からデータベース名(XX)へのリネームができなかったため、Syslog データベースの切り替えに失敗しました。
  149. データベース名(XX)からデータベース名(XX)へのリネームができなかったため、Trap データベースの切り替えに失敗しました。
  150. フォルダー(XX)内にインポートするデータが見つかりませんでした。
  151. 指定された時間 機器からの TELNET による応答がありませんでした。(XX秒)
  152. 機種名が一致しませんでした。
  153. 実行するコマンドの作成に失敗しました。
  154. 機種名が一致しなかったため処理を終了します。(定義機種名:{0},取得機種名:{1})
  155. コマンドを作成するために必要な情報が定義されていませんでした。
  156. 機種名取得中はダイアログを閉じることはできません。
  157. ジョブ名に使用できる文字は特殊文字や「/」「.」などを除く、ファイル名に使用可能なすべての文字のみです。
  158. 既にジョブ(XX)は定義されています。
  159. 既にジョブ(XX)は削除されています。
  160. ジョブ名は 59bytes 以下にしてください。
  161. ジョブ名を入力してください。
  162. ジョブ名(XX)が見つかりませんでした。
  163. 該当するタスク名(XX)が見つかりませんでした。
  164. スクリプトファイルが入力されていません。
  165. 実行するジョブがありません。
  166. ジョブが選択されていません。実行するジョブを選択してください。
  167. 設定変更中のため、実行できませんでした。
  168. ジョブ名を入力してください。
  169. 同名のジョブが存在するため、更新できません。
  170. フォルダー名を入力してください。
  171. タスク名が未入力です。
  172. タスクが定義されていません。定義したのち、再度スケジュールしてください。
  173. ジョブ名が未入力です。
  174. ジョブが定義されていません。定義したのち、再度スケジュールしてください。
  175. 既に CSV 生成テーブルは作成されています。
  176. 既に CSV 生成テーブルは削除されています。
  177. CSV 生成テーブルが見つかりませんでした。
  178. 既にタスク名(xxx)に関連した CSV 生成データは定義されています。
  179. タスク名(xxx)に関連した CSV 生成データは見つかりませんでした。
  180. CSV ファイルパスは 255bytes 以下にしてください。
  181. 定型ファイル名は 255bytes 以下にしてください。
  182. コンフィグファイルの保存先フォルダーパスは 255bytes 以下にしてください。
  183. スペースを含むタスク名は使用できません。
  184. スペースを含むジョブ名は使用できません。
  185. スペースを含む操作定義名は使用できません。
  186. スペースを含むファイル情報定義名は使用できません。
  187. スペースを含むログ定義名は使用できません。
  188. スペースを含むサーバー定義名は使用できません。
  189. スペースを含む接続定義名は使用できません。
  190. スペースを含むログイン定義名は使用できません。
  191. スペースを含む再起動定義名は使用できません。
  192. スペースを含む定義名は使用できません。
  193. 機種情報ファイルの読み込みに失敗しました。
  194. 機種情報ファイルが見つかりませんでした。
  195. 複数の基本ライセンスを登録することはできません。
  196. 基本ライセンスが見つかりませんでした。
  197. 指定されたシリアル番号は既に登録されています。
  198. お試し版には追加ライセンスを付与することはできません。
  199. DB に最大登録 IP アドレス数以上の IP アドレスが登録されています。追加ライセンスを登録してください。
  200. 同期する対象が選択されていません。
  201. 変更対象の情報が足りません。
  202. 設定する対象が選択されていません。
  203. 設定する対象に機器 XXX が含まれる場合、タスク情報のコンフィグ保存対象は「ファイル」を選択してください。

1. ファイルのアクセスに失敗しました。

原因:ライセンス情報が格納されているファイルが削除されている可能性があります。

対策:AAC を再インストールし、正常なライセンス情報を入力しなおしてください。

2. シリアル番号/認証キーのフォーマットが誤っています。

原因:入力されたシリアル番号/認証キーのフォーマット形式が間違っています。

対策:正常なシリアル番号と認証キーを入力してください。

3. シリアル番号/認証キーの認証に失敗しました。

原因:正常なシリアル番号、認証キーの組み合わせが入力されていないために発生しました。

対策:正常なシリアル番号、認証キーを入力してください。

4. 登録された情報に誤りがあります。

原因:予期しない方法で AAC のライセンス情報が更新された可能性があります。

対策:AAC を再インストールして、正常なライセンス情報を入力してください。

5. お試し期間が過ぎました。

原因:お試し版のシリアル番号が使用されており、シリアル番号の有効期限が過ぎました。

対策:正式版のシリアル番号を入手後、「追加ライセンス登録」ダイアログでお試し版ライセンスを削除し、正式版ライセンスを登録してください。

6. タスク名を入力してください。

原因:タスク名が入力されていないため、本エラーが発生しました。

対策:タスク名を入力してください。

7. タスク名(XX)は既に存在します。

原因:既に存在しているタスク名を用いて、タスクを追加しようとした際に発生します。

対策:AAC 上に存在しないタスク名を付与してください。

8. 定義名を入力してください。

原因:定義名が入力されていないために、本エラーが発生しました。

対策:定義名を入力してください。

9. 定義名(XX)は既に存在します。

原因:既に存在している定義名を用いて、定義を追加しようとした際に発生します。

対策:AAC 上に存在しない定義名を付与してください。

10. IP アドレスを入力してください。

原因:IP アドレスが入力されなかった際に、本メッセージが表示されます。

対策:IP アドレスを入力してください。

11. IP アドレスを追加できません。(最大数(1タスク):XX)

原因:1タスクに追加できる IP アドレスの最大数を超えてしまったために、指定された IP アドレスを追加できませんでした。

対策:タスク内の他の IP アドレスを削除してから追加、もしくは新しいタスクを作成し、そちらに追加してください。

12. IP アドレスを追加できません。(最大数:XX)

原因:AAC に登録されているライセンス数を超えてしまったために、指定された IP アドレスを追加できませんでした。

対策:タスク内の他の IP アドレスを削除してから追加、もしくはライセンスを追加してください。

13. コミュニティ名(XX)は既に他の IP アドレスで使用されています。

原因:AAC で登録できるコミュニティ名は 1 IP アドレスにつき1つであるため、他の IP アドレスで使用されているコミュニティ名を使用しようとしたために本メッセージが表示されました。

対策:他の IP アドレスで使用されていないコミュニティ名を使用してください。

14. IP アドレスは変更できません。

原因:AAC では一度登録された IP アドレスを変更することができないため、本メッセージが表示されました。

対策:IP アドレスを変更したい場合は一度 IP アドレスを削除してから再度 IP アドレスを追加してください。

15. フォルダー名(XX)が見つかりません。

原因:指定されたフォルダー名を見つけることができませんでした。

対策:指定されたフォルダー名が存在するかどうかをご確認の上、再度フォルダー名を入力してください。

16. フォルダー名(XX)の作成に失敗しました。

原因:指定されたフォルダーの作成に失敗しました。

対策:指定したフォルダーを作成しようとした場所に権限があるかどうかをご確認の上、再度フォルダー名を入力してください。

17. リスナーの登録に失敗しました。

原因:PC に高負荷がかかっている等の原因で AAC が正常に動作することができませんでした。

対策:AAC を再起動してください。

18. ファイル名(XX)が見つかりません。

原因:指定されたファイルが存在しませんでした。

対策:再度存在するファイル名を指定してください。

19. ファイル名(XX)が読み取れません。

原因:指定されたファイルが破損している可能性があり、正常にファイルを読み取ることができませんでした。

対策:正常に読み込むことのできるファイルを指定してください。

20. ファイル名(XX)は書き込み不可です。

原因:指定されたファイルが書き込み不可であるため、AAC が書き込むことができませんでした。

対策:指定したファイルに書き込み権限を付与する、もしくは他の書き込み可能なファイルを指定してください。

21. デフォルト定義は削除できません。

原因:デフォルトの定義は削除することができません。

対策:デフォルトの定義は削除することができません。

22. Feature ライセンスファイルが入力されていません。

原因:Feature ライセンスの付与が指定されているにもかかわらず、ファイルが指定されていないために、本メッセージが表示されました。

対策:Feature ライセンスファイルを指定する、もしくは Feature ライセンスの付与のチェックをはずしてください。

23. ファームウェアファイルの情報が足りません。

原因:ファームウェアファイルに関する情報で入力されていない情報が存在するために、本メッセージが表示されました。

対策:ファームウェアファイルに関するすべての情報を入力してください。

24. パッチファイルの情報が足りません。

原因:パッチファイルに関する情報で入力されていない情報が存在するために、本メッセージが表示されました。

対策:パッチファイルに関するすべての情報を入力してください。

25. ヘルプファイルの情報が足りません。

原因:ヘルプファイルに関する情報で入力されていない情報が存在するために、本メッセージが表示されました。

対策:ヘルプファイルに関するすべての情報を入力してください。

26. コンフィグファイルの情報が足りません。

原因:コンフィグファイルに関する情報で入力されていない情報が存在するために、本メッセージが表示されました。

対策:コンフィグファイルに関するすべての情報を入力してください。

27. その他ファイルがありません。

原因:ファイル情報定義内で「その他ファイル設定」にチェックが入っているにもかかわらず、何もファイルの設定がされていないために本メッセージが表示されました。

対策:転送するその他ファイルの設定を行うか、「その他ファイル設定」のチェックをはずしてください。

28. ファイル(XX)のコピーに失敗しました。このファイルを転送したい場合はサーバーのルートフォルダーに手動でコピーしてください。

原因:AAC で使用するサーバーのルートフォルダーが書き込み不可になっている、もしくはコピー先のフォルダーを含むドライブの空き容量が不足している可能性があります。

対策:原因を取り除いた上で、再度ファイルを指定する、もしくはサーバーのルートフォルダーに手動でコピーしてください。

29. サーバーアドレスが入力されていません。

原因:サーバー定義にて、サーバーアドレスが入力されていません。

対策:サーバーアドレスを入力してください。

30. ログインユーザー名が入力されていません。

原因:ログイン定義にて、ログインユーザー名が入力されていません。

対策:ログインユーザー名を入力してください。

31. ログインパスワードが入力されていません。

原因:ログイン定義にて、ログインパスワードが入力されていません。

対策:ログインパスワードを入力してください。

32. 実行するデータがありません。

原因:実行しようとしたタスク内に実行するデータが存在しません。

対策:タスク内にデータを追加してください。

33. 実行するタスクがありません。

原因:実行ボタンが押されましたが、実行するタスクが存在しませんでした。

対策:タスクを作成後、実行してください。

34. タスク名(XX)は実行中です。

原因:現在同一名のタスクが実行されているため、指定されたタスクを実行することができませんでした。

対策:実行されているタスクが終了後、ステータスビューを閉じた上で再度タスクを実行してください。

35. 実行に失敗しました。

原因:PC に高負荷がかかっている等の原因で AAC が正常に動作することができませんでした。

対策:AAC を再起動してください。

36. IP アドレスがありません。

原因:IP アドレスリストのエクスポートが選択されましたが、エクスポートする IP アドレスが存在しませんでした。

対策:タスク内にデータを追加してください。

37. コマンド(XX)は実行することができませんでした。

原因:基本設定ダイアログのディスク警告タブにて外部コマンドのテストボタンが押されましたが、指定された外部コマンドが実行できませんでした。

対策:正常に実行できるコマンドを指定してください。

38. サーバーを起動できませんでした。サーバーを起動したい場合はスタートメニューから手動で起動してください。

原因:既に AAC サーバーが起動されており、起動することができなかった可能性があります。

対策:サーバーを起動したい場合は Windows のプログラムから手動で起動してください。

39. タスク実行中はステータスビューを閉じることはできません。

原因:タスクが実行中にステータスビューを閉じようとしたため、本メッセージが表示されました。

対策:タスクが終了、もしくはタスクの中断を行ってからステータスビューを閉じてください。

40. TELNET 実行スレッド部にエラーが発生しました(XX)

原因:Telnet を実行するプログラム内部にエラーが発生しました。

対策:タスクを停止後、AAC を再起動してください。

41. タスク実行管理スレッド部にエラーが発生しました(XX)

原因:タスクの実行を管理する内部プログラムにエラーが発生しました。

対策:タスクを停止後、AAC を再起動してください。

42. TELNET 実行エンジン部にエラーが発生しました(XX)

原因:Telnet を実行するプログラム内部にエラーが発生しました。

対策:タスクを停止後、AAC を再起動してください。

43. 送信先を選択してください。

原因:Ping の送信先が選択されていないために、本メッセージが表示されました。

対策:Ping を行う送信先を選択してください。

44. TELNET の実行に必要なパスが設定されていません。

原因:タスクビューの基本設定ダイアログの TELNET タブ内に、Telnet を実行するプログラムへのパスが設定されていないために本メッセージが表示されました。

対策:タスクビューの基本設定ダイアログの TELNET タブ内に、Telnet を実行するプログラムのパスを設定してください。

45. TELNET の実行に失敗しました。

原因:タスクビューの基本設定ダイアログの TELNET タブ内に設定されているプログラムへのパスが正常でない可能性があります。

対策:上記パスで指定されているプログラムが正しいかどうかご確認の上、再度 Telnet を実行してください。

46. 送信先を選択してください。

原因:Telnet 送信先が選択されていないために、本メッセージが表示されました。

対策:Telnet を行う送信先を選択してください。

47. Trap 受信ポートは1 〜 65534 の数字を指定してください。

原因:不適切な トラップ受信ポートまたは数字以外の文字を指定した可能性があります。

対策:1 〜 65534 の間で適当な数字を指定してください。

48. コミュニティ名に public, 空白のみ または既に存在する値は指定できません。

原因:コミュニティ名に public, 空白, または既に登録されているコミュニティ名を指定した可能性があります。

対策:コミュニティ名に public, 空白, または既に登録されているコミュニティ名以外を指定してください。

49. 重複した IP アドレスがあります。

原因:トラップ、syslog 転送先 IP アドレスのリストに同じものが存在するためです。

対策:転送先は重複しないよう設定してください。

50. 値は 0 から 65535 の値をセットしてください。

原因:Trap, syslog 転送先ポートに 0 〜 65535 以外の数字、または文字がセットされているためです。

対策:トラップ、syslog 転送先ポートに適切な値をセットしてください。

51. 検索開始日時は、検索終了日時より前の時間を設定してください。

原因:ログの検索フィルターの期間で、検索開始日時が検索終了日時より後に設定されている可能性があります。

対策:検索開始日時を検索終了日時より前に設定してください。

52. データベースが選択されていません。

原因:検索対象のデータベースが1つも選択されていないためです。

対策:検索対象のデータベースを最低1つは選択してください。

53. ヘルプを表示できません。

原因:Web ブラウザーへのパスが正しくセットされていません。

対策:タスクビューから基本設定の外部コマンドにて Web ブラウザーへのパスを正しくセットします。特に UNIX 環境でご使用の場合には、必ず設定しなおしてください。

54. 詳細ログを表示する行を選択してください。

原因:行を選択していないためです。

対策:テーブルに表示されているログの詳細ログを表示したい行を選択して実行してください。

55. 既に指定日時(XX)を過ぎているため、XX のスケジュールを設定できませんでした。

原因:スケジュールを設定しようとした日時が指定日時を過ぎているためです。

対策:再度スケジュールを設定してください。

56. 定義できるスケジュールは最大で XX 個までです。

原因:既に定義したスケジュール数が最大値のためです。

対策:実行済みのスケジュールを削除するなどしてスケジュール数を減らした後に、再度スケジュールを定義してください。

57. タスク名が未入力のためスケジュールを設定できませんでした。必要があれば再度スケジュールしてください。

原因:実行するタスク名またはジョブ名が指定されていないためです。

対策:スケジュールするタスク名またはジョブ名を指定してください。

58. 設定に誤りがあるため、XX つのスケジュールを設定できませんでした。詳細はスケジューラをご参照ください。

原因:起動時にスケジュールを設定しますが、スケジュールの設定に失敗しています。

対策:スケジューラの終了情報を確認の上、必要があれば再度スケジュールを設定してください。

59. 既に同じ ZZZ のスケジュール(XX)が設定されています。(ZZZ の部分は、時間間隔、毎日、毎週、毎月、月初毎、月末毎、指定日時のいずれか)

原因:名前が同じ、またはスケジュールタイプと実行時間がそれぞれ同じスケジュールが設定されているためです。

対策:スケジュールするタスク名またはジョブ名を変更する、またはスケジュールするタイプか実行時間を変更してください。

60. XX は実行中のためにスケジュールを適用できませんでした。実行終了後に適用してください。

原因:タスクまたはジョブが実行されている間は、スケジュールを変更できないためです。

対策:タスクまたはジョブが終了してから変更してください。

61. XX は実行中のためにスケジュールを削除できませんでした。実行終了後に削除してください。

原因:タスクまたはジョブが実行されている間は、スケジュールを削除できないためです。

対策:タスクまたはジョブが終了してから削除してください。

62. タスク名に使用できる文字は特殊文字や「/」「.」などを除く、ファイル名に使用可能なすべての文字のみです。

原因:特殊文字や「/」「.」など、またファイル名に使用できない文字をタスク名に使用しています。

対策:タスク名には特殊文字や「/」「.」などを除く、ファイル名に使用可能な文字を使ってください。

63. 既にタスク(XX)は定義されています。

原因:タスクを作ろうとしたときに、既に同じ名前のテーブル(タスク)がありました。

対策:別のタスク名を指定してください。

64. 既にタスク(XX)は削除されています。

原因:タスクテーブルが既にないにもかかわらず削除しようとしています。

対策:既にテーブルはないので何もしなくてかまいません。

65. タスク名は 59byte 以下にしてください。

原因:59byte より大きいタスク名を入力しています。

対策:タスク名を 59byte 以下にしてください。

66. タスク名を入力してください。

原因:タスク名を入力していないためです。

対策:タスク名を入力してください。

67. IP アドレスを入力してください。

原因:IP アドレスを入力していないためです。

対策:IP アドレスを入力してください。

68. 該当する IP アドレス(XX)が見つかりませんでした。

原因:取得・更新・削除を行うときに、該当する IP アドレスが存在しませんでした。

対策:存在する IP アドレスを指定してください。

69. 該当する TRAP コミュニティ名(XX)が見つかりませんでした。

原因:更新を行うときに、該当する トラップコミュニティ名が存在しませんでした。

対策:存在するトラップコミュニティ名を指定してください。

70. TRAP コミュニティ名は 255byte 以下にしてください。

原因:255byte より大きな文字列を入力していたためです。

対策:255byte 以下にしてください。

71. 機種名は 255byte 以下にしてください。

原因:255byte より大きな文字列を入力していたためです。

対策:255byte 以下にしてください。

72. 操作定義名は 255byte 以下にしてください。

原因:255byte より大きな文字列を入力していたためです。

対策:255byte 以下にしてください。

73. 操作定義名が入力されていません。

原因:操作定義名が未入力のためです。

対策:操作定義名を入力してください。

74. 操作定義名(XX)が見つかりませんでした。

原因:操作定義データを取得するときに、該当する操作定義名が存在しませんでした。

対策:存在する操作定義名を指定してください。

75. Feature ライセンスファイルのフルパスは 255byte 以下にしてください。

原因:255byte より大きな文字列を入力していたためです。

対策:255byte 以下にしてください。

76. 既に操作定義名(XX)に関連したデータは定義されています。

原因:既に同名の操作定義名が定義されているためです。

対策:別の操作定義名にしてください。

77. 操作定義名(XX)に関連したデータは見つかりませんでした。

原因:操作定義データを更新・削除するときに、該当する操作定義名が存在しませんでした。

対策:存在する操作定義名を指定してください。

78. 操作定義テーブルが見つからないためデータアクセスに失敗しました。

原因:手動などによりデータベース内のテーブルが削除されたためです。

対策:再インストールしてください。

79. ファイル情報定義名は 255byte 以下にしてください。

原因:255byte より大きな文字列を入力していたためです。

対策:255byte 以下にしてください。

80. ファイル情報定義名が入力されていません。

原因:ファイル情報定義名が未入力のためです。

対策:ファイル情報定義名を入力してください。

81. ファイル情報定義名(XX)が見つかりませんでした。

原因:ファイル情報定義データを取得するときに、該当するファイル情報定義名がなかったためです。

対策:存在するファイル情報定義名を指定してください。

82. [ファームウェアバージョン]は文字列で 255byte 以下にしてください。

原因:255byte より大きな文字列を入力していたためです。

対策:255byte 以下にしてください。

83. [ファームウェアサイズ]は文字列で 255byte 以下にしてください。

原因:255byte より大きな文字列を入力していたためです。

対策:255byte 以下にしてください。

84. [ファームウェア名]は 255byte 以下にしてください。

原因:255byte より大きな文字列を入力していたためです。

対策:255byte 以下にしてください。

85. [パッチファイルバージョン]は文字列で 255byte 以下にしてください。

原因:255byte より大きな文字列を入力していたためです。

対策:255byte 以下にしてください。

86. [パッチファイルサイズ]は文字列で 255byte 以下にしてください。

原因:255byte より大きな文字列を入力していたためです。

対策:255byte 以下にしてください。

87. [パッチファイル名]は 255byte 以下にしてください。

原因:255byte より大きな文字列を入力していたためです。

対策:255byte 以下にしてください。

88. [ヘルプファイルサイズ]は文字列で 255byte 以下にしてください。

原因:255byte より大きな文字列を入力していたためです。

対策:255byte 以下にしてください。

89. [ヘルプファイル名]は 255byte 以下にしてください。

原因:255byte より大きな文字列を入力していたためです。

対策:255byte 以下にしてください。

90. [コンフィグファイル名]は 255byte 以下にしてください。

原因:255byte より大きな文字列を入力していたためです。

対策:255byte 以下にしてください。

91. [コンフィグファイルサイズ]は文字列で 255byte 以下にしてください。

原因:255byte より大きな文字列を入力していたためです。

対策:255byte 以下にしてください。

92. [その他のファイルリスト]は文字列で 255byte 以下にしてください。

原因:255byte より大きな文字列を入力していたためです。

対策:255byte 以下にしてください。

93. 既にファイル情報定義名(XX)に関連したデータは定義されています。

原因:既に同名のファイル情報定義名が定義されているためです。

対策:別の操作定義名にしてください。

94. ファイル情報定義名(XX)に関連したデータは見つかりませんでした。

原因:ファイル定義データを更新・削除するときに、該当する操作定義名がなかったためです。

対策:存在するファイル情報定義名を指定してください。

95. ファイル情報定義テーブルが見つからないためデータアクセスに失敗しました。

原因:手動などによりデータベース内のテーブルが削除されたためです。

対策:再インストールしてください。

96. ログ定義名は 255byte 以下にしてください。

原因:255byte より大きな文字列を入力していたためです。

対策:255byte 以下にしてください。

97. ログ定義名を入力してください。

原因:ログ定義名が未入力のためです。

対策:ログ定義名を入力してください。

98. ログ定義名(XX)が見つかりませんでした。

原因:ログ定義データを取得するときに、該当するログ定義名がないためです。

対策:存在するログ定義名を指定してください。

99. 既にログ定義名(XX)に関連したデータは定義されています。

原因:既に同名のログ定義名が定義されているためです。

対策:別の操作定義名にしてください。

100. ログ定義名(XX)に関連したデータは見つかりませんでした。

原因:ログ定義データを更新・削除するときに、該当する操作定義名がなかったためです。

対策:存在するログ定義名を指定してください。

101. ログ定義テーブルが見つからないためデータアクセスに失敗しました。

原因:手動などによりデータベース内のテーブルが削除されたためです。

対策:再インストールしてください。

102. サーバー定義名は 255byte 以下にしてください。

原因:255byte より大きな文字列を入力していたためです。

対策:255byte 以下にしてください。

103. サーバー定義名が入力されていません。

原因:サーバー定義名が未入力のためです。

対策:サーバー定義名を入力してください。

104. サーバー定義名(XX)が見つかりませんでした。

原因:サーバー定義データを取得するときに、該当するサーバー定義名が存在しませんでした。

対策:存在するサーバー定義名を指定してください。

105. [アドレス]は 255byte 以下にしてください。

原因:255byte より大きな文字列を入力していたためです。

対策:255byte 以下にしてください。

106. [ポート番号]は 0 - 65535 の範囲にしてください。

原因:ポート番号が0 - 65535の範囲外を指定したためです。

対策:ポート番号は0 - 65535の範囲を指定してください。

107. プロトコルは HTTP、TFTP、または FTP にしてください。

原因:プロトコルに HTTP, TFTP, FTP 以外を指定したためです。

対策:プロトコルには HTTP, TFTP, FTP のいずれかを指定してください。

108. 既にサーバー定義名(XX)に関連したデータは定義されています。

原因:既に同名のサーバー定義名が定義されているためです。

対策:別の操作定義名にしてください。

109. サーバー定義名(XX)に関連したデータは見つかりませんでした。

原因:サーバー定義データを更新・削除するときに、該当する操作定義名が存在しませんでした。

対策:存在する操作定義名を指定してください。

110. サーバー定義テーブルが見つからないためデータアクセスに失敗しました。

原因:手動などによりデータベース内のテーブルが削除されたためです。

対策:再インストールしてください。

111. 接続定義名は 255byte 以下にしてください。

原因:255byte より大きな文字列を入力していたためです。

対策:255byte 以下にしてください。

112. 接続定義名が入力されていません。

原因:接続定義名が未入力のためです。

対策:接続定義名を入力してください。

113. 接続定義名(XX)が見つかりませんでした。

原因:接続定義データを取得するときに、該当する接続定義名が存在しませんでした。

対策:存在する接続定義名を指定してください。

114. [TELNET のタイムアウト]は 0 以上にしてください。

原因:Telnet のタイムアウトは 0 未満を指定しているためです。

対策:Telnet のタイムアウトは 0 以上を指定してください。

115. [TELNET のポート番号]は 0 - 65535 の範囲にしてください。

原因:Telnet のポート番号が 0 - 65535 の範囲外を指定したためです。

対策:Telnet のポート番号は 0 - 65535 の範囲を指定してください。

116. [securedelay 操作発行間隔]は 0 以上にしてください。

原因:securedelay 操作発行間隔が 0 未満を指定しているためです。

対策:securedelay 操作発行間隔が 0 以上を指定してください。

117. [securedelay 入力コマンド]は 255byte 以下にしてください。

原因:255byte より大きな文字列を入力していたためです。

対策:255byte 以下にしてください。

118. 既に接続定義名(XX)に関連したデータは定義されています。

原因:既に同名の接続定義名が定義されているためです。

対策:別の操作定義名にしてください。

119. 接続定義名(XX)に関連したデータは見つかりませんでした。

原因:接続定義データを更新・削除するときに、該当する操作定義名が存在しませんでした。

対策:存在する接続定義名を指定してください。

120. 接続定義テーブルが見つからないためデータアクセスに失敗しました。

原因:手動などによりデータベース内のテーブルが削除されたためです。

対策:再インストールしてください。

121. ログイン定義名は 255byte 以下にしてください。

原因:255byte より大きな文字列を入力していたためです。

対策:255byte 以下にしてください。

122. ログイン定義名が入力されていません。

原因:ログイン定義名が未入力のためです。

対策:ログイン定義名を入力してください。

123. ログイン定義名(XX)が見つかりませんでした。

原因:ログイン定義データを取得するときに、該当するログイン定義名が存在しませんでした。

対策:存在するログイン定義名を指定してください。

124. ログインユーザー名の設定文字数がオーバーしています。

原因:設定文字数より大きな文字列を入力していたためです。

対策:ユーザー名、パスワードは32文字以内で設定してください。

125. ログインパスワードの設定文字数がオーバーしています。

原因:設定文字数より大きな文字列を入力していたためです。

対策:ユーザー名、パスワードは32文字以内で設定してください。

126. 既にログイン定義名(XX)に関連したデータは定義されています。

原因:既に同名のログイン定義名が定義されているためです。

対策:別の操作定義名にしてください。

127. ログイン定義名(XX)に関連したデータは見つかりませんでした。

原因:ログイン定義データを更新・削除するときに、該当する操作定義名が存在しませんでした。

対策:存在するログイン定義名を指定してください。

128. ログイン定義テーブルが見つからないためデータアクセスに失敗しました。

原因:手動などによりデータベース内のテーブルが削除されたためです。

対策:再インストールしてください。

129. 再起動定義名は 255byte 以下にしてください。

原因:255byte より大きな文字列を入力していたためです。

対策:255byte 以下にしてください。

130. 再起動定義名が入力されていません。

原因:再起動定義名が未入力のためです。

対策:再起動定義名を入力してください。

131. 再起動定義名(XX)が見つかりませんでした。

原因:再起動定義データを取得するときに、該当する再起動定義名が存在しませんでした。

対策:存在する再起動定義名を指定してください。

132. 起動モードは[最新を起動]・[一時起動]・[スクリプト起動]・[コンフィグ]のいずれかを選択してください。

原因:起動モードに[最新を起動]・[一時起動]・[スクリプト起動]・[コンフィグ]以外を指定しているためです。

対策:起動モードは[最新を起動]・[一時起動]・[スクリプト起動]・[コンフィグ]のいずれかを指定してください。

133. スクリプトファイル名は 255byte 以下にしてください。

原因:255byte より大きな文字列を入力していたためです。

対策:255byte 以下にしてください。

134. Ping 間隔は 0 以上にしてください。

原因:Ping 間隔に 0 未満を指定しているためです。

対策:Ping 間隔は 0 以上を指定してください。

135. Ping のタイムアウトは 0 以上にしてください。

原因:Ping のタイムアウトに 0 未満を指定しているためです。

対策:Ping のタイムアウトは 0 以上を指定してください。

136. Ping をリトライする回数は 0 以上にしてください。

原因:Ping をリトライする回数に 0 未満を指定しているためです。

対策:Ping をリトライする回数は 0 以上を指定してください。

137. 既に再起動定義名(XX)に関連するデータは定義されています。

原因:既に同名の再起動定義名が定義されているためです。

対策:別の再起動定義名にしてください。

138. 再起動定義名(XX)に関連したデータは見つかりませんでした。

原因:再起動定義データを更新・削除するときに、該当する操作定義名が存在しませんでした。

対策:存在する再起動定義名を指定してください。

139. 再起動定義テーブルが見つからないためデータアクセスに失敗しました。

原因:手動などによりデータベース内のテーブルが削除されたためです。

対策:再インストールしてください。

140. データベースへのアクセスを拒否されました。ユーザー名・パスワードを再度ご確認ください。

原因:データベースの認証用テーブルが書き換わっている可能性があるためです。

対策:直接、認証用テーブルを修正するか、再インストールをしてください。

141. JDBC ドライバが見つかりませんでした。

原因:JDBC ドライバが classes フォルダーにないためです。

対策:JDBC ドライバを classes フォルダーに置いてください。

142. データベース(XX)が見つかりませんでした。

原因:コネクトしようとしたデータベースが見つから存在しませんでした。

対策:コネクトしようとしたデータベースを作成してください。

143. ログテーブルが見つかりませんでした。

原因:ログデータベースにログテーブルが存在しませんでした。

対策:ログテーブルを作成してください。

144. データベース(XX)にログテーブルがありませんでした。

原因:指定したログデータベースにログテーブルがないためです。

対策:指定したログデータベースにログテーブルを作成してください。

145. データベース名(XX)からデータベース名(XX)へのリネームができなかったため、ログデータベースの切り替えに失敗しました。

原因:別アプリケーションからログデータベースにアクセスしていたためです。

対策:別アプリケーションからアクセスしないようにしてから再度切り替えを実行してください。

146. ログデータベース XX と XX の受信時間が重複しています。検索する場合は受信時間が重複していないログデータベースを指定してください。

原因:ある2つのログデータベースの受信時間が重複しているためです。

対策:受信時間が重複していないログデータベースを指定して再度検索してください。

147. TELNET ログを取得するために必要なデータベース名が指定されていません。

原因:Telnet ログを取得するときにデータベースを指定していないためです。

対策:データベース名を指定してください。

148. データベース名(XX)からデータベース名(XX)へのリネームができなかったため、Syslog データベースの切り替えに失敗しました。

原因:別アプリケーションから Syslog データベースにアクセスしていたためです。

対策:別アプリケーションからアクセスしないようにしてから再度切り替えを実行してください。

149. データベース名(XX)からデータベース名(XX)へのリネームができなかったため、Trap データベースの切り替えに失敗しました。

原因:別アプリケーションからトラップデータベースにアクセスしていたためです。

対策:別アプリケーションからアクセスしないようにしてから再度切り替えを実行してください。

150. フォルダー(XX)内にインポートするデータが見つかりませんでした。

原因:指定されたフォルダー内にインポート可能なデータを見つけることができませんでした。

対策:インポート可能なデータが存在するフォルダーを指定してください。

151. 指定された時間 機器からの TELNET による応答がありませんでした。(XX秒)

原因:接続定義で指定された Telnet タイムアウト時間機器から応答がありませんでした。

対策:Telnet タイムアウト時間を長くしてください。

152. 機種名が一致しませんでした。

原因:設定されている機種名が接続されている機器と一致しませんでした。

対策:正しい機種名を設定してください。

153. 実行するコマンドの作成に失敗しました。

原因:処理を実行するために必要な情報が不足している可能性があります。

対策:適切な値が設定されているかどうか定義を確認してください。

154. 機種名が一致しなかったため処理を終了します。(定義機種名:{0},取得機種名:{1})

原因:タスクに設定されている機種名と、実際に機器から取得された機種名が一致していませんでした。

対策:「機種名取得」を実行して、適切な機種名を設定してからタスクを実行してください。

155. コマンドを作成するために必要な情報が定義されていませんでした。

原因:処理を実行するために必要な情報が不足している可能性があります。

対策:適切な値が設定されているかどうか定義を確認してください。

156. 機種名取得中はダイアログを閉じることはできません。

原因:機種名全取得を実行中にダイアログを閉じようとしたため、本メッセージが表示されました。

対策:機種名全取得が終了するまで待つか、機種名全取得を中断してください(ダイアログは自動的に閉じられます)。

157. ジョブ名に使用できる文字は特殊文字や「/」「.」などを除く、ファイル名に使用可能なすべての文字のみです。

原因:特殊文字や「/」「.」など、またファイル名に使用できない文字をジョブ名に使用しています。

対策:ジョブ名には特殊文字や「/」「.」などを除く、ファイル名に使用可能な文字を使ってください。

158. 既にジョブ(XX)は定義されています。

原因:ジョブを作ろうとしたときに既に同じ名前のテーブル(ジョブ)がありました。

対策:別のジョブ名を指定してください。

159. 既にジョブ(XX)は削除されています。

原因:ジョブテーブルが既にないにもかかわらず削除しようとしています。

対策:既にテーブルはないため、削除の必要はありません。

160. ジョブ名は 59bytes 以下にしてください。

原因:59byte より大きいジョブ名を入力しています。

対策:ジョブ名を59byte以下にしてください。

161. ジョブ名を入力してください。

原因:ジョブ名を入力していないため。

対策:ジョブ名を入力してください。

162. ジョブ名(XX)が見つかりませんでした。

原因:ジョブデータを取得するときに、該当するジョブ名が存在しませんでした。

対策:存在するジョブ名を指定してください。

163. 該当するタスク名(XX)が見つかりませんでした。

原因:取得・更新・削除・実行を行うときに、該当するタスク名が存在しませんでした。

対策:存在するタスク名を指定してください。

164. スクリプトファイルが入力されていません。

原因:再起動定義でスクリプトを使用して再起動が指定されているにもかかわらず、ファイルが指定されていないために、本メッセージが表示されました。

対策:スクリプトファイルを指定する、もしくはスクリプトを使用して再起動以外を選択してください。

165. 実行するジョブがありません。

原因:ジョブリストタブ選択時に実行ボタンが押されましたが、実行するジョブが存在しませんでした。

対策:ジョブを作成後、実行してください。

166. ジョブが選択されていません。実行するジョブを選択してください。

原因:ジョブリストタブ選択時に実行ボタンが押されましたが、実行するジョブが選択されていませんでした。

対策:実行するジョブを選択後、実行してください。

167. 設定変更中のため、実行できませんでした。

原因:ログ収集、またはコンフィグデータベース編集中のため、実行できませんでした。

対策:ログ収集、またはコンフィグデータベースの編集を終了してから実行してください。

168. ジョブ名を入力してください。

原因:ジョブ名が入力されていないため、本エラーが発生しました。

対策:ジョブ名を入力してください。

169. 同名のジョブが存在するため、更新できません。

原因:既に存在しているジョブ名を用いて、ジョブを更新しようとした際に発生します。

対策:AAC 上に存在しないジョブ名を付与してください。

170. フォルダー名を入力してください。

原因:インポートダイアログ、またはエクスポートダイアログにて、フォルダー名が入力されていないために、本エラーが発生しました。

対策:フォルダー名を入力してください。

171. タスク名が未入力です。

原因:スケジューラにて、タスク名が入力されていないために、本エラーが発生しました。

対策:タスク名を入力してください。

172. タスクが定義されていません。定義したのち、再度スケジュールしてください。

原因:スケジューラにて、タスクが1つも定義されていないために、本エラーが発生しました。

対策:タスクを作成からスケジュールしてください。

173. ジョブ名が未入力です。

原因:スケジューラにて、ジョブ名が入力されていないために、本エラーが発生しました。

対策:ジョブ名を入力してください。

174. ジョブが定義されていません。定義したのち、再度スケジュールしてください。

原因:スケジューラにて、ジョブが1つも定義されていないために、本エラーが発生しました。

対策:ジョブを作成からスケジュールしてください。

175. 既に CSV 生成テーブルは作成されています。

原因:CSV 生成テーブルが既にあるにもかかわらず作成しようとしています。

対策:既にテーブルはあるので何もしなくてかまいません。

176. 既に CSV 生成テーブルは削除されています。

原因:CSV 生成テーブルが既にないにもかかわらず削除しようとしています。

対策:既にテーブルはないので何もしなくてかまいません。

177. CSV 生成テーブルが見つかりませんでした。

原因:手動などによりデータベース内のテーブルが削除されたため。

対策:再インストールしてください。

178. 既にタスク名(xxx)に関連した CSV 生成データは定義されています。

原因:既に同名のタスク名に関連したCSV生成データが定義されているため。

対策:別のタスク名にしてください。

179. タスク名(xxx)に関連した CSV 生成データは見つかりませんでした。

原因:CSV 生成データを更新・削除するときに、該当するタスク名が存在しませんでした。

対策:存在するタスク名を指定してください。

180. CSV ファイルパスは 255bytes 以下にしてください。

原因:255byte より大きな文字列を入力していたためです。

対策:255byte 以下にしてください。

181. 定型ファイル名は 255bytes 以下にしてください。

原因:255byte より大きな文字列を入力していたためです。

対策:255byte 以下にしてください。

182. コンフィグファイルの保存先フォルダーパスは 255 bytes 以下にしてください。

原因:255byte より大きな文字列を入力していたためです。

対策:255byte 以下にしてください。

183. スペースを含むタスク名は使用できません。

原因:タスク名にスペースを含む文字列を入力したためです。

対策:スペースを含まないタスク名にしてください。

184. スペースを含むジョブ名は使用できません。

原因:ジョブ名にスペースを含む文字列を入力したためです。

対策:スペースを含まないジョブ名にしてください。

185. スペースを含む操作定義名は使用できません。

原因:操作定義名にスペースを含む文字列を入力したためです。

対策:スペースを含まない操作定義名にしてください。

186. スペースを含むファイル情報定義名は使用できません。

原因:ファイル情報定義名にスペースを含む文字列を入力したためです。

対策:スペースを含まないファイル情報定義名にしてください。

187. スペースを含むログ定義名は使用できません。

原因:ログ定義名にスペースを含む文字列を入力したためです。

対策:スペースを含まないログ定義名にしてください。

188. スペースを含むサーバー定義名は使用できません。

原因:サーバー定義名にスペースを含む文字列を入力したためです。

対策:スペースを含まないサーバー定義名にしてください。

189. スペースを含む接続定義名は使用できません。

原因:接続定義名にスペースを含む文字列を入力したためです。

対策:スペースを含まない接続定義名にしてください。

190. スペースを含むログイン定義名は使用できません。

原因:ログイン定義名にスペースを含む文字列を入力したためです。

対策:スペースを含まないログイン定義名にしてください。

191. スペースを含む再起動定義名は使用できません。

原因:再起動定義名にスペースを含む文字列を入力したためです。

対策:スペースを含まない再起動定義名にしてください。

192. スペースを含む定義名は使用できません。

原因:定義名にスペースを含む文字列を入力したためです。

対策:スペースを含まない定義名にしてください。

193. 機種情報ファイルの読み込みに失敗しました。

原因:機種情報ファイルが破損している可能性があり、正常にファイルを読み取ることができませんでした。

対策:再インストールしてください。

194. 機種情報ファイルが見つかりませんでした。

原因:手動などにより機種情報ファイルが削除されたためです。

対策:再インストールしてください。

195. 複数の基本ライセンスを登録することはできません。

原因:基本ライセンスを複数登録しようとしたため、本メッセージが表示されました。

対策:「追加ライセンス登録」ダイアログで、現在登録されている基本ライセンスを削除後、新しいライセンスを登録してください。

196. 基本ライセンスが見つかりませんでした。

原因:基本ライセンスが1つも登録されていないため、本メッセージが表示されました。

対策:「追加ライセンス登録」ダイアログで、基本ライセンスを登録してください。

197. 指定されたシリアル番号は既に登録されています。

原因:既に登録されているライセンスを登録しようとしたため、本メッセージが表示されました。

対策:登録されていないライセンスを登録してください。

198. お試し版には追加ライセンスを付与することはできません。

原因:お試し版を使用中に追加ライセンスを登録しようとしたため、本メッセージが表示されました。

対策:基本ライセンスに移行後、追加ライセンスを登録してください。

199. DB に最大登録 IP アドレス数以上の IP アドレスが登録されています。追加ライセンスを登録してください。

原因:登録されているライセンスの最大登録 IP アドレス数以上の IP アドレスがデータベースに登録されているため、本メッセージが表示されました。

対策:「追加ライセンス登録」ダイアログで、追加ライセンスを登録してください。

200. 同期する対象が選択されていません。

原因:「同期する」にチェックが入っているにもかかわらず、同期する対象が選択されていないため、本メッセージが表示されました。

対策:同期する対象にチェックをするか、「同期する」のチェックをはずしてください。

201. 変更対象の情報が足りません。

原因:「パスワードを変更する」にチェックが入っているにもかかわらず、同期する対象が選択されていないため、本メッセージが表示されました。

対策:パスワード変更に関するすべての情報を入力するか、「パスワードを変更する」のチェックをはずしてください。

202. 設定する対象が選択されていません。

原因:再起動定義で「パラメーターを設定して再起動」が選択されているにもかかわらず、設定する対象が選択されていないため、本メッセージが表示されました。

対策:設定する対象にチェックをするか、「パラメーターを設定して再起動」以外を選択してください。

203. 設定する対象に機器 XXX が含まれる場合、タスク情報のコンフィグ保存対象は「ファイル」を選択してください。

原因:「タスクリスト」タブの「タスク情報」タブで無効なコンフィグ保存対象が選択されています。

対策:コンフィグ保存対象は「ファイル」を選択してください。

10.2 コンフィグエラーメッセージ

AAC のコンフィグファイル生成/編集時のエラーメッセージの一覧です。

  1. 指定ファイルが見つかりません。
  2. CSV ファイルが見つかりません。
  3. 定型ファイルが見つかりません。
  4. 出力先フォルダーが見つかりません。
  5. CSV ファイルを読み込めません。
  6. 指定ファイルを読み込めません。
  7. 出力中にエラーが発生しました。既に出力した全てのファイルを削除します。
  8. データベースから xxx の削除に失敗しました。
  9. テキスト xxx の削除に失敗しました。
  10. テキストファイルへの出力に失敗しました。
  11. ファイルが見つかりません。
  12. ファイルを選択してください。
  13. データがありません。
  14. データベースアクセス中にエラーが発生しました。
  15. CSV ファイルにデータがありません。(ファイル名 : xxx)
  16. CSV ファイルの最初の項目名は FileName にしてください。(ファイル名 : xxx)
  17. データが存在しない行が CSV ファイルにあります。(ファイル名 : xxx, 行数 : xxx)
  18. CSV ファイルの1行目に同じ項目名が存在します。同じ項目名は指定できません。(ファイル名 : xxx)
  19. CSV ファイルのデータ数が項目名の数と一致しません。(ファイル名 : xxx, 行数 : xxx)
  20. FileName の長さが不正です。FileName は 1 〜 255 文字以内で指定してください。(ファイル名 : xxx, 行数 : xxx)
  21. ファイルサイズが分かりません。(ファイル名 : xxx)
  22. 定型ファイルのデリミタタグが閉じられていないか、デリミタが複数行で表されています。デリミタは1行で表してください。
  23. CSV ファイルにない項目が定型ファイルにあります。(ファイル名 : xxx, 行数 : xxx)
  24. デリミタが閉じられていません。(ファイル名 : xxx, 行数 : xxx)
  25. パスワード暗号化できない項目名が指定されています。(項目名 : xxx)
  26. パスワード暗号化の項目名が CSV ファイル内に見つかりません。(項目名 : xxx)
  27. パスワード暗号化の項目名が入力されていません。
  28. ログファイルの書き込みに失敗しました。(ファイル名 : xxx)
  29. ログファイルの削除に失敗しました。(ファイル名 : xxx)
  30. ログファイルの書き込みに失敗しました。(ファイル名 : ブランク)
  31. デリミタが見つかりません。(ファイル名 : xxx)
  32. CSV ファイルに存在する項目が定型ファイルにはありません。(ファイル名 : xxx)
  33. CSV ファイルのデータがブランクです。(ファイル名 : xxx, 行数 : xxx)

1. 指定ファイルが見つかりません。

原因:生成実行時、指定ファイルが見つかりません。

2. CSV ファイルが見つかりません。

原因:生成実行時、CSV ファイルが見つかりません。

3. 定型ファイルが見つかりません。

原因:生成実行時、定型ファイルが見つかりません。

4. 出力先フォルダーが見つかりません。

原因:生成実行時、出力先フォルダーが見つかりません。

5. CSV ファイルを読み込めません。

原因:CSV ファイルの読み込みに失敗しました。

6. 指定ファイルを読み込めません。

原因:指定ファイルの読み込みに失敗しました。

7. 出力中にエラーが発生しました。既に出力した全てのファイルを削除します。

原因:生成中にエラーが発生したため、既に出力したファイルを削除します。

8. データベースから xxx の削除に失敗しました。

原因:データベースからファイル xxx を削除しようとして失敗しました。

9. テキスト xxx の削除に失敗しました。

原因:既に出力したファイル xxx を削除しようとして失敗しました。

10. テキストファイルへの出力に失敗しました。

原因:データベースに格納されているファイルをテキストに出力しようとして失敗しました。

11. ファイルが見つかりません。

原因:ファイル名の入力を行わない状態で、「表示」が実行されました。

12. ファイルを選択してください。

原因:ファイルを選択していない状態で、「削除」が実行されました。

13. データがありません。

原因:ファイルを選択していない状態で、「テキストファイルへ出力」が実行されました。

14. データベースアクセス中にエラーが発生しました。

原因:データベースにアクセス中にエラーが発生しました。

15. CSV ファイルにデータがありません。(ファイル名 : xxx)

原因:指定された CSV ファイルにデータがありません。

16. CSV ファイルの最初の項目名は FileName にしてください。(ファイル名 : xxx)

原因:指定された CSV ファイルの最初の項目名が FileName ではありません。最初の項目名は必ず FileName にしてください。

17.データが存在しない行が CSV ファイルにあります。(ファイル名 : xxx, 行数 : xxx)

原因:指定された CSV ファイル内にデータが存在しない行があります。空行は削除してください。

18. CSV ファイルの1行目に同じ項目名が存在します。同じ項目名は指定できません。(ファイル名 : xxx)

原因:指定された CSV ファイル1行目に同じ項目名が存在します。違う項目名にしてください。

19. CSV ファイルのデータ数が項目名の数と一致しません。(ファイル名 : xxx, 行数 : xxx)

原因:指定された CSV ファイル1行目の項目数と一致しない行が存在します。

20. FileName の長さが不正です。FileName は 1 〜 255 文字以内で指定してください。(ファイル名 : xxx, 行数 : xxx)

原因:指定された CSV ファイル内の FileName の長さが不正な行があります。FileName は 1 〜 255 文字以内で指定してください。

21.ファイルサイズが分かりません。(ファイル名 : xxx)

原因:生成したコンフィグファイルのファイルサイズが取得できませんでした。

22.定型ファイルのデリミタタグが閉じられていないか、デリミタが複数行で表されています。デリミタは1行で表してください。

原因:指定された定型ファイル内のデリミタタグが閉じられていないか、デリミタが複数行で表されています。

23. CSV ファイルにない項目が定型ファイルにあります。(ファイル名 : xxx, 行数 : xxx)

原因:指定された定型ファイル内に CSV ファイルにない項目があります。

24.デリミタが閉じられていません。(ファイル名 : xxx, 行数 : xxx)

原因:指定された定型ファイル内にデリミタが閉じられていない行があります。

25.パスワード暗号化できない項目名が指定されています。(項目名 : xxx)

原因:パスワード暗号化の項目名に暗号化できない項目名が指定されています。

26.パスワード暗号化の項目名が CSV ファイル内に見つかりません。(項目名 : xxx)

原因:パスワード暗号化の項目名に CSV ファイル内にない項目名が指定されています。

27.パスワード暗号化の項目名が入力されていません。

原因:パスワード暗号化の項目名が入力されていません。

28.ログファイルの書き込みに失敗しました。(ファイル名 : xxx)

原因:ログファイルへの書き込みに失敗しました。

29.ログファイルの削除に失敗しました。(ファイル名 : xxx)

原因:ログファイルの削除に失敗しました。

30.ログファイルの書き込みに失敗しました。(ファイル名 : ブランク)

原因:ログファイル名が指定されていません。

31.デリミタが見つかりません。(ファイル名 : xxx)

原因:定型ファイル内にデリミタ文字が見つかりませんでした。

32. CSVファイルに存在する項目が定型ファイルにはありません。(ファイル名 : xxx)

原因:CSV ファイル内に設定されている項目名が定型ファイル内に存在しませんでした。

33. CSVファイルのデータがブランクです。(ファイル名 : xxx, 行数 : xxx)

原因:CSV ファイル内に空のデータが存在します。

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