機器ビューアー: 機種別ガイド
2.1.2 SwitchBlade x8100 シリーズ
SwitchBlade x8112、SwitchBlade x8106 を ADV から管理/操作するために用意されているSwitchBlade x8112、SwitchBlade x8106 固有のメニューについて説明します。機器の種類に関係なく用意されている共通メニューについては、ユーザーガイドを参照してください。
2.1.2.1 パネルウィンドウ
SwitchBlade x8112、SwitchBlade x8106 のパネルウィンドウを以下に示します。

SwitchBlade x8112

SwitchBlade x8106
2.1.2.2 エージェント
エージェントの管理名、各スロットの名前、種類等の基本的な情報を表示します。
- システム情報
エージェントの管理名、属性等の基本的な情報を表示します。
- モジュール情報
拡張モジュールに関する情報を表示します。
- AMF 情報
AMF に関する情報を表示します。
- VCS 情報
バーチャルシャーシスタックに関する情報を表示します。
- ファン情報
実機に内蔵されているファンのステータスを表示します。
- 電源情報
電源に関する情報を表示します。
- 筐体温度情報
筐体の温度情報を表示します。
- TELNET 接続
エージェントに Telnet で接続します。
- Web ブラウザー接続
設定した Web ブラウザーを用いてエージェントに HTTP プロトコルで接続します。
2.1.2.3 ルーティング
ARP テーブルやアドレステーブル等のルーティングに関する情報の表示を行います。
- ARP テーブル
IP アドレスと MAC アドレスの対応を表示します。
- アドレステーブル
インターフェイスと IP アドレスの対応を表示します。
- ルートテーブル
ネットワークアドレスと転送先ノードの対応を表示します。
- IP 統計情報
IP データグラムに関する統計情報とルーティングに関する統計情報を表示します。
- ICMP 統計情報
ICMP データグラムに関する統計情報を表示します。
2.1.2.4 ブリッジ
ブリッジ機能に関する情報の表示や設定を行います。
- フォワーディングデータベース
エージェントが学習した各ポートに接続されているノードの MAC アドレスについての情報を表示します。
- ディスカード/エージング情報
データベースに使用する領域が不足するなどの理由で、フォワーディングテーブルが更新されなかった回数と、フォワーディングデータベースの内容がエージングアウトするまでの時間に関する情報を表示します。
- スパニングツリー情報
スパニングツリーのプライオリティやコスト等の設定情報を表示します。
- 統計情報
各ブリッジポートが送受信したパケットについての統計情報を表示します。
2.1.2.5 RMON
RMON に関する情報の表示と設定が行えます。
Note
RMON 関連の MIB 情報は、データ量が多いため共通 GUI に表示されるまでに多少時間がかかる場合があります。
- 統計情報
ポートに接続されたネットワークセグメントを流れたパケットについての統計情報を表示します。
- ヒストリコントロールテーブル
エージェントが持つ RMON History 機能についての設定情報を表示します。
- アラームテーブル
RMON Alarm 機能についての設定情報を表示します。
- イベントテーブル
RMON Event 機能についての設定情報を表示します。
- イベントログ
RMON Event の LOG を表示します。
2.1.2.6 VLAN
VLAN に関する情報の表示と設定が行えます。
- VLAN 情報
VLAN の情報を表示します。
- VLAN 設定
VLAN 名などを表示します。
2.1.2.7 ポート
ポートに関する情報の表示と設定を行います。
- インターフェイス情報
ポートの通信フレーム数、バイト数、エラーバイト数、ポートの状態等の各パラメーターを表示します。
- エラー統計情報
イーサネットポートで収集したエラーに関する情報を表示します。
- スパニングツリー情報
各ポートのスパニングツリーの各設定値を表示します。
- イネーブル
ポートをイネーブルにします。
- ディセーブル
ポートをディセーブルにします。
2.1.2.8 注意事項
- パネルウィンドウに表示される内容は、機器から取得できる MIB 情報の制限により、実機の状態と異なる場合があります。
- 機器から取得できる MIB 情報の制限により、メニューによっては一部の情報を取得できず、「未サポート」と表示される場合があります。
- RMON メニューは RMON 情報の参照のみ可能で編集はできません。
- AT-SBx81CFC400 を冗長化構成している場合は両カードとも ACTIVE 側の マネージメントポートおよび L/A LED の状態を表示します。
- AT-SBx81CFC400 の リセットボタン、LED ON/OFF ボタンは実行できません。
- AT-SBx81CFC400 の CFC LED は状態を判別することができない場合があり、実機と異なる状態で表示されることがあります。
- AT-SBx81GP24 の POE LED は状態を判別することができない場合があり、実機と異なる状態で表示されることがあります。
- AT-SBxPWRSYS1-70, AT-SBxPWRSYS2-70, AT-SBxPWRPOE1-70 の FAULT LED は状態を判別できない場合があり、実機と異なる状態で表示されることがあります。
- AT-SBxFAN12 は常に装着状態で表示されます。
- VCS plus 構成時、スタック番号 2番のカード状態を判別することができないため、常にブランクパネルが表示されます。
- AT-SBx81CFC960 の SFP+ ポートは、VCS plus 構成時に状態を判別することができないため、常に SFP+ モジュールが未装着の状態で表示されます。
- AVSE Ver.1.1 pl 3 / ADV Ver.3.1 pl 4 以降のバージョンと、機器側 F/W Ver.5.4.6-0.1 以降の組み合わせで、ラインカード「AT-SBx81XLEM」およびその拡張モジュール「AT-SBx81XLEM/XS8」、「AT-SBx81XLEM/Q2」が表示されるようになります。
- AT-SBx81XLEM/Q2 の QSFP+ モジュールをスイッチポートとして使用し 10G×4 モードの場合は、QSFP+ は 1ポートにつき 4ポート分(SFP+ × 4 と同等)の情報として取得されるため、通常のポート表示とは異なり、縦に 4分割した状態で表示されます。この際のポート番号は、左から右へ昇順となります。
- AT-SBx81XLEM/Q2 の QSFP+ モジュールをスイッチポートとして使用している場合、ポートメニューで AT-SBx81XLEM/Q2 のポートに関する情報を表示すると、40G として接続されているときには存在しないポート(例: 8014〜8016, 8018〜8020)が「未サポート」と表示されます。
(C) 2014-2016 アライドテレシスホールディングス株式会社
613-001943 Rev.E