ログ管理機能(以下、ALR)は、機器から送信される syslog をデータベース(以下 DB)に保存し、各種の視点に基づいて syslog の数をカウントすることが可能です。カウントデータに基づきグラフ表示などを行うことができ、レポート作成を容易に行うことを助けます。また、定義されたルールに基づき syslog の内容を監視し特定のアクションを行うことも可能です。
特徴を以下に示します。
ALR は、大きく3つの機能から構成されています。
ここでは、ALR の基本操作について説明します。
ALR の起動は、以下の手順で行います。
ALR のメイン画面(LogView)
Note
Windows の OS でファイアウォール機能を有効にしている場合には、ここで「Windows セキュリティの重要な警告」ダイアログが表示されることがあります。この場合には「ブロックを解除する」ボタンをクリックしてください。
Note
syslog 受信サービス(ALR のサービス)は、AlliedView NMS Standard Edition インストール時に Windows のサービスとして「自動」で実行されるように設定されていますので、ALR インストール後、および PC 起動時にすでに実行されています。
メイン画面(LogView)は、ALR 起動後に表示されるメイン画面です。ALR の基本的な操作の多くをこの画面から行います。 ここでは、メイン画面(LogView)の画面構成とメニュー項目について解説します。
LogView では、最大100個の最新の受信データを表示します。
各欄の意味は以下のようになります。
Note
受信した syslog にホスト名の情報がある場合は、その情報がそのまま表示されます。
また、受信した syslog の形式が RFC 3164に準拠していない場合には、syslog の送信元 IP アドレスをもとに、DNSによる
名前解決を行い、その結果の情報を表示します。
syslog 受信時にエラーが発生すると、そのエラー内容と発生時刻を表示します。 また、次のエラーメッセージを表示させるためには、メッセージ横のアイコンをクリックする必要があります。
ステータスバーは、以下の場合にメッセージを表示します。(イベントログ、または「ログ管理 タスクトレイ」のカレントログの場合も同様です。)
事象 | 送信メッセージ |
---|---|
制限されているノード数を超えたためデータを破棄した場合 | 最大受信 IP アドレス数を超えたためデータを DB に保存できませんでした。 |
syslog の転送に失敗した場合 |
Syslog の転送先が見つかりません。:転送先 - {0} ポート番号 - {1} Syslog 転送データが無いため転送できません。 Syslog 転送エラー:転送先 - {0} ポート番号 - {1} |
項目欄上で左クリックを行うと、表示選択ダイアログが表示されます。表示する項目を選択することができます。
DB クリアにより、DB のデータを全て消去します。
保存した設定情報を取り込みます。
Note
環境設定の「ポート」タブで UDP ポートを変更して保存したファイルを読み込んだ場合には、サービスを再起動する必要があります。
設定情報を指定したディレクトリに保存します。
ALR を終了します。
Note
syslog 受信サービス(ALR のサービス)は、ALR 終了後も動作しています。(Windows のサービスとして動作しています。)
LogView の表示を全て消去します。
LogView は、データを受信するごとに表示しますが、場合によっては以前のデータ(表示上は隠れているデータ)を参照したい場合があります。その場合には、更新停止を選択することにより、最新データの表示を一時的に保留し、メニュー表示を更新開始に表示しなおします。再開させたい場合には、更新開始を選択すると、保留になっていた受信データを表示し、メニューを更新停止に表示しなおします。
統計情報ダイアログを表示します。統計情報ダイアログは、以下の情報を参照することができます。
「データの保存形式」で CSV 形式を指定した場合:
LogView の表示形式を指定します。
フィルター
「ステータス」タブ
「ベンダー名」タブ
ベンダー名一覧に表示されており、かつチェックボックスにチェックが入っているデータのみ表示します。
「機種名」タブ
機種名一覧に表示されており、かつチェックボックスにチェックが入っているデータのみ表示します。
「表示名」タブ
表示名一覧に表示されており、かつチェックボックスにチェックが入っているデータのみ表示します。
「ホスト名」タブ
ホスト名一覧に表示されており、かつチェックボックスにチェックが入っているデータのみ表示します。
「IP アドレス」タブ
IP アドレス一覧に表示されており、かつチェックボックスにチェックが入っているデータのみ表示します。
「プライオリティ」タブ
3つのリストボックスから項目を選択し、組み合わせることによってフィルターを定義します。
「Tag」タブ
syslog に Tag 部がある場合にのみ本フィルターは有効となります。
「Content」タブ
syslog に Content 部がある場合にのみ本フィルターは有効となります。
表示フォーマット
ルール/フィルター/アクションの定義可能数
受信データに対してフィルターを定義し、フィルター条件に合致した場合にアクションを実行します。1つのルールには、フィルターディレクトリとアクションディレクトリが1個ずつあり、各ディレクトリの下に各要素を最大10個まで設定できます。フィルターディレクトリ下に複数個のフィルターを定義している場合は、全てのフィルターが条件に合致した場合にアクションを実行します。また、アクションディレクトリ下に複数個のアクションを定義している場合は、全てのアクションを一回ずつ実行します。
ルール自体は最大30個まで設定できます。設定できるルール、フィルター、アクションの数は以下の数となります。
ルール:最大30個
フィルター:最大10個/ルール
アクション:最大10個/ルール
Note
アクションを実行するには、「ログ管理 タスクトレイ」を実行している必要があります。
定義の有効/無効
ルール/フィルター/アクションのそれぞれにはチェックボックスが付いており、チェックを入れると有効、チェックを外すと無効になります。ディレクトリのチェックボックスは、ディレクトリ配下の全てに対しての指定とみなされます。
フィルターディレクトリのチェックボックスにチェックが入っていないと、アクションディレクトリのチェックボックスにチェックが入っていてもアクションは実行されません。
また、フィルターが一個も定義されていなくても、フィルターディレクトリのチェックボックスにチェックが入っている場合はアクション実行の対象となります。すなわち、アクションが定義されておりチェックが有効ならば、データを受信するたびにアクションを実行することになりますので、ご注意ください。
定義情報の参照
ツリー上のルール名等をクリックすると右のタブ領域に定義されている情報が表示されます。
ルール追加
ルールを追加するには、ツリーのルート(一番上の「ルール」)をクリックしてください。ルール追加タブが表示されますので、ルール名を指定し、「追加」ボタンをクリックしてください。ツリーに指定した名前のルールのディレクトリが作成されます。このディレクトリの下には、「フィルター」と言う名前のディレクトリ(フィルターディレクトリ)と「アクション」という名前のディレクトリ(アクションディレクトリ)が自動的に作成されます。フィルターおよびアクションはそれぞれのディレクトリの下に定義します。このディレクトリ名は変更できません。
インターバル
アクションが短時間に大量に実行されることを防ぐためにアクションの実行間隔を設定することができます。
ルール名の変更/ルールの削除
フィルターの追加
フィルターディレクトリをクリックするとフィルター名テキストフィールドが表示されます。フィルター名、条件とフィルタータイプごとの項目を設定し、「追加」ボタンをクリックしてください。フィルターディレクトリの下に、指定した名前のフィルターが作成されます。
条件
「OR」または「AND」を選択できます。
OR は、各フィルター項目のいずれかの条件に合致するとアクションが実行されます。また、「フィルター」の名前が青色で表示されます。
AND は、各フィルター項目の全ての条件が一致するとアクションが実行されます。
フィルターの削除/更新
フィルターをクリックするとフィルター名と定義されているフィルターの内容が表示されます。削除する場合は「削除」ボタンをクリックします。ツリー上から削除されます。更新する場合は、内容を変更し「更新」ボタンをクリックしてください。
フィルタータイプ
ここで指定した条件に等しい場合に真とみなしアクションを実行します。フィルターを複数個定義している場合は、全てのフィルターが真の場合にアクションが実行されます。
プライオリティ
3つのリストボックスから項目を選択し、組み合わせることによってフィルターを定義します。
IP アドレス
フィルターの対象となる IP アドレスを指定します。
ホスト名
指定したホスト名が送信元のホスト名と等しい/等しくないを指定します。
Content
指定した Content を受信したデータ中に含む/含まないを指定できます。また、チェック時に大文字/小文字の区別を行うかどうかの指定もできます。
しきい値
アクションの追加
アクションディレクトリをクリックするとアクション名がテキストフィールドに表示されます。アクション名とアクションタイプごとの項目を設定し、「追加」ボタンをクリックしてください。アクションディレクトリの下に、指定した名前のアクションが作成されます。
アクションの削除/更新
アクションをクリックするとアクション名と定義されているアクション内容が表示されます。削除する場合には「削除」ボタンをクリックしてください。ツリー上から削除されます。更新する場合には、内容を変更後、「更新」ボタンをクリックしてください。
アクションタイプ
ダイアログ表示
ダイアログを表示します。
メッセージ
ダイアログに表示する任意のメッセージを定義できます。メッセージ欄にパラメーターを指定すると、パラメーターに対応した ALR の情報をダイアログに表示させることができます。
パラメーターには以下を指定できます。パラメーターを複数指定する場合はパラメーター間に空白を入れてください。パラメーター以外の文字列は無視されます。また、「$」自体を表示させたい場合は、「$$」と2文字続けて記述してください。
情報 |
パラメーターの記述形式 |
全て | $ALL |
受信時間 | $RECVTIME |
ベンダー名 | $VENDOR |
機種名 | $DEVICE |
表示名 | $ALIAS |
ホスト名 | $HOSTNAME |
IP アドレス | $IP |
プライオリティ | $PRIORITY |
ファシリティ | $FACILITY |
セビリティ | $SEVERITY |
発生時刻 | $TIMESTAMP |
Tag | $TAG |
Content | $CONTENT |
メール送信
メールを送信します。
情報 |
パラメーターの記述形式 |
全て | $ALL |
受信時間 | $RECVTIME |
ベンダー名 | $VENDOR |
機種名 | $DEVICE |
表示名 | $ALIAS |
ホスト名 | $HOSTNAME |
IP アドレス | $IP |
プライオリティ | $PRIORITY |
ファシリティ | $FACILITY |
セビリティ | $SEVERITY |
発生時刻 | $TIMESTAMP |
Tag | $TAG |
Content | $CONTENT |
外部コマンド
外部コマンドを起動します。
ALR は、DB に保存されたデータが最大100万件に達するか、指定された時間になったときに、DB を切り替えます。DB 名は、slr_YYYYMMDDhhmmss となります。YYYY は年、MM は月、DD は日、hh は時間、mm は分、ss は秒です。
syslog 受信ポートを指定します。デフォルトは514です。
すでにポートが使用されている場合には受信することができません。その場合には、空いているポート番号に設定しなおしてください。
Note
ポートを変更した場合には、ALR を再起動する必要があります。
DB が溜まっていくと、ディスクの容量が減少し、予期せぬ結果を招くことがあります。そのような状況を回避するために、ディスク残量警告機能を利用できます。
残量警告には、警告と受信停止の2種類があります。
Note
ディスク残量チェックは、ALR 内部で5分間隔でチェックを行います。万一、5分間の間に大量のデータがディスクに書き込まれた場合を想定し、残量値には余裕を持った値を設定してください
ALR のヘルプは HTML 形式で提供されており、参照するためには Web ブラウザーが必要となります。デフォルトの設定以外の指定をしたい場合には、ここで設定してください。
重大なエラーが発生した場合に、設定した宛先にメールを送信します。
メール送信のためには、この画面で SMTP サーバー名と宛先の両方を設定する必要があります。
メール通知機能は、以下の場合にメールを送信します。
事象 | 送信メッセージ |
---|---|
受信処理でエラーが発生した場合 | 受信サービスでデータを処理できなかったため、終了します。 |
解析処理でエラーが発生した場合 | 解析サービスでデータを処理できなかったため、終了します。 |
ディスク停止容量を下回った場合 | ディスク容量が停止容量を下回ったため、受信を停止します。(xxx byte) |
IP アドレスに対応して、機種名と表示名を定義することにより、対応する IP アドレスの機種名と表示名を求めて表示/保存します。表示名は、デバイスに依存しない論理的な名前を付けたい場合に有効となります。例えば、「本館5階 ルーター1号機」などのように定義できます。
機種名、ベンダー名を定義することにより、IP アドレス定義で定義した機種に対応するベンダー名、表示名を求めて表示/保存します。機種名、ベンダー名は、LogView に表示したときや Report ツールでグラフ/テーブル表示したときの項目名などに利用でき、分類のキーとして有効となります。
テーブルに表示する項目を設定します。
ALR が受信したデータ内容に従って、行やセルの背景色を変更することができ、目的のデータ受信を認識し易くすることができます。
SNMP の Trap を受信し、syslog 形式で保存することができ、機器から非同期で送信される Trap と syslog を ALR で一括管理することが可能となります。
Note
SNMP の Trap は、LogView を起動している間のみ受信します。
Note
Trap 受信時に、ネットワーク管理ソフトウェア(ネットワーク監視機能(ANM)など)によりすでに指定ポートが使用されている場合には、受信することができません。
Note
PDU 内の agent-addr にアドレスが設定されている場合、LogView のホスト名には agent-addr 内の情報が表示されます。
受信した syslog を保存すると同時に他の syslog 受信サーバーに転送することができます。
ALR が正常に起動され、受信状態になっていることを確認するために、テスト用の syslog を送信します。ダイアログの「送信」ボタンをクリックするたびに1メッセージが送信されます。送信情報は以下のようになります。
送信先:ALR 自身(つまり localhost になります。)
送信先ポート:環境設定ダイアログのポートタブで指定したポート
ファシリティ:local7
セビリティ:debug
Tag:AlliedLogReport
content:"Test Message yyyy mmm dd hhmmss src port 送信ポート番号 dest port 受信ポート番号"
「Report ツール」をご覧ください。
アライドテレシス製スイッチ、ルーターでは syslog メッセージとしてダンプデータを送信することができる機種があります。 ダンプデータツールでは、選択されたメッセージから「xxx, 」を除く、それ以降のデータをダンプデータとみなして、フリーソフトウェアである Ethereal または Wireshark に渡して、解析させることができます。図の選択範囲で示すようなフォーマットに対して有効となります。
テーブル表示されているダンプメッセージを選択し、解析メニューを選ぶと Ethereal が起動され対象となったデータの解析結果が表示されます。
ダンプメッセージの選択は以下のように操作できます。
CTRL+行をクリック
1行選択できます。同じ操作で複数行を選択できます。
SHIFT+行をクリック
先に選択している行から、現在選択した行までを一度に選択できます。
Note
Ethereal が起動されると「The capture file appears to have been cut short in the middle of a packet.」
のメッセージがダイアログ表示されますが「OK」ボタンをクリックしてください。
ヘルプを表示します。ヘルプは HTML ファイルで提供されており、ご覧頂くためには Web ブラウザーが必要となります。また、Web ブラウザーの実行ファイルへのフルパスを環境設定の外部コマンドで設定しておく必要があります。
現在ご使用になっている ALR のバージョン情報を表示します。
Report ツールは、DB に蓄積されたデータから目的の条件に合ったデータを抽出し、グラフまたはテーブル形式で参照することができます。また、グラフやデータをファイルに保存し、レポート作成に利用することもできます。
Report ツールは、グラフを表示する ReportView と表示するデータを指定するデータ設定ダイアログおよびグラフ形式を設定するグラフ設定ダイアログの3つの機能で構成されています。
メイン画面(LogView)から Report ツールを呼び出すと、初期画面として ReportView が表示されます。
また、AlliedNetManager(ネットワーク監視機能)から Report ツールを呼び出し、ログを確認できます。
以下の節では、この ReportView の画面構成とメニュー項目について解説します。
ReportView は、データをグラフやテーブル形式で表示するウィンドウです。
テーブル表示の操作
フィールドデータのソート
フィールド名のセル上で左クリックするとそのフィールドのデータをキーとして昇順/降順のソートを行います。クリックするたびに昇順/降順が切り替わります。上矢印または下矢印が表示され、どちらのソートを行ったかを確認できます。
表示したいフィールドの選択
各フィールド名のセル上で右クリックを行うと、テーブル表示選択ダイアログが表示されます。チェックを入れたフィールドのみ表示することができます。
表示データの切り替え
ウィンドウの下段には、現在取得してきたデータ範囲を日時で表示しています。
一度に取得/表示するデータ数は、最大100個です。100個を超えるデータを表示するには、以下のボタンで表示データを切り替えます。
「次へ」ボタン | ![]() |
次のデータを取得します。 |
「前へ」ボタン | ![]() |
前のデータを表示します。 |
「初期値」ボタン | ![]() |
検索結果の最初に戻ります。 |
テーブルからグラフに表示を切り替えた場合には、現在テーブルに表示されているデータの一番過去の日付のデータ(テーブルの最初に表示されているデータ)を起点として X 軸を表示します。
グラフ表示の操作
グラフの大きさ
グラフの大きさは、ReportView に連携して自動的に最適な大きさと配置に表示する連動モードとウィンドウのサイズに関係なく現在の表示を保持する固定モードがあります。
Y 軸スケールの変更(グラフ表示の場合のみ有効)
ReportView の左端の上下矢印により、Y 軸のスケールを変更できます。これにより、値にばらつきのあるデータの場合に、目的のデータにフォーカスして表示させることができます。
「Y 軸調整上」ボタン | ![]() |
一回クリックするごとに、現在の表示スケールを10%加算します。 |
「Y 軸調整下」ボタン | ![]() |
一回クリックするごとに、現在の表示スケールを10%減算します。 |
「リセット」ボタン | ![]() |
最初の表示に戻ります。 |
Pie グラフのように Y 軸を持たないグラフの場合には、操作は無効です。
表示データの切り替え
ウィンドウの下段には、現在表示しているデータの時間範囲を日時で表示しています。
以下のボタンをクリックして、表示データを切り替えます。
「次へ」ボタン | ![]() |
次のデータを取得します。 |
「前へ」ボタン | ![]() |
前のデータを表示します。 |
「初期値」ボタン | ![]() |
検索結果の最初に戻ります。 |
グラフからテーブルに表示を切り替えた場合には、現在グラフに表示されているデータの最後の日付までのデータをテーブルに表示します。
X 軸プロット数
X 軸に表示するデータ数を変更することができます。例えば、データ設定ダイアログで表示指定の経過表示を時間単位に指定している場合には、デフォルトで24時間分(24ポイント)を表示します。X 軸プロット数を変更することにより、任意のポイント数で参照することができます。これにより、参照したい期間のデータを一度に参照することが可能となります。ポイント数を入力後、「適用」ボタンをクリックしてください。
Note
ポイント数を大きくすると、DB を検索する対象データ数が増えるため、表示されるまでに時間がかかります。時間は、検索条件と対象データ数に依存します。また、X 軸プロット数は、グラフ表示の場合にのみ使用できます。
Report ツールを終了します。
読み込み
データ設定情報ファイルを読み込みます。
名前を付けて保存
現在の設定をファイルに保存します。ファイルは ALR 下の決められたディレクトリに保存されます。任意のディレクトリに保存することはできません。
上書き保存
設定リストに表示されている名前のファイルに上書き保存します。
設定リスト
保存されている設定リストを最大20個まで表示します。リストから設定リストを選択すると、設定内容に従ってデータ設定ダイアログの設定内容を変更します。
Note
保存時に選択していた DB が DB 接続一覧にない場合や一部しかない場合がありますので、必ず保存時の DB が存在し、チェックが付いていることを確認してください。また、接続先 DB を変更する場合には、分割文字列が正しいかどうかも確認してください。
適用ボタン
上書き保存を行うと同時に ReportView に結果を表示します。
表示対象となる DB を選択してください。ALR はデータを受信すると、DB 名が「slr」の名前の DB に書き込みます。インストール直後はこの DB のみ存在します。
Note
指定したデータベースの数に比例して検索する対象データ数が増えるため、検索が終了するまでに時間がかかります。時間は、検索条件と対象データ数に依存します。
Note
DB に保存されている全データが対象となりますので、データ量と検索フィルターの指定の仕方によっては、結果が表示されるまでに時間がかかる場合があります。特に表示指定で合計表示を指定した場合には、DB 全てを検索しますので、時間がかかる場合があります。
検索範囲指定が「DB の最初から検索」に指定されていた場合には、上記の「チェックしない場合」と同じ動作を行います。
Note
合計表示を指定した場合には、表示できるグラフタイプは Bar と Pie のみとなります。
テーブルやグラフに表示するデータを絞り込むために、各種フィルターを設定できます。
各チェックボックスにチェックを入れることにより、対応するタブが操作可能となり定義内容も有効となります。チェックを外すと定義内容は無効となります。
「プライオリティ」タブ
3つのリストボックスから項目を選択し、組み合わせることによってフィルターを定義します。
Report ツールの Content における文字列指定は、文字列の他に特別な意味を持つ "%" および "_" を指定することができます。
"%" および "_" を文字列として指定する場合には、"\%"および "\_" と指定してください。
"%" | :0文字以上の任意の文字列を示します。 |
"_" | :任意の1文字を示します。 |
Content の文字列が "12345abc6789" のときに指定する文字列の例を以下に示します。
グラフ表示の際に、凡例に何を使用するかを指定します。凡例となる項目数が1000個を越える場合には、エラーメッセージダイアログが表示されグラフは表示されません。この場合には、フィルターで対象となるデータをさらに絞り込んでください。
1000個以内の場合には、検索方法の「上位 n個」で指定した個数(最大100個)が表示されます。
Note
項目数が多い場合には項目名を凡例表示領域に表示しきれませんが、その場合でもスナップショットによる CSV データ等には保存されます。
syslog メッセージ(Content)中には決まった形式でメッセージが送信される場合があり、メッセージの一部分をキーとして集計したい場合があります。その場合には、メッセージをいくつかに分割して集計のキーにすることができます。決まった形式で存在するメッセージを分割するために、分割文字列を指定します。分割文字列で分割された文字列は、フィールドと呼びます。フィールドの文字列は、項目名として指定できます。分割文字列をフィールドに含めて表示したい場合には、「分割文字列を表示に含める」にチェックを入れてください。
分割文字列にチェックを入れた場合は、必ず文字列を入力してください。入力しない状態では、「OK」ボタンまたは「適用」ボタンをクリックすることはできません。
ALR は、分割文字列 n で分割された文字列は、フィールド n とフィールド n + 1 の名前のフィールドに分割されたものと認識します。例を以下に示します。
例1:
メッセージ部分が以下の場合に、「分割文字列 1」で“$$”を指定すると ALR はメッセージの先頭から検索し、“$$”を含む部分までをフィールド 1 と認識し、それ以降をフィールド 2 とします。
abc$$def => フィールド 1 は“abc$$”、フィールド 2 は“def”
abc$$def$$ghi =>フィールド 1 は“abc$$”、フィールド 2 は“def$$ghi”
例2:
ghi をフィールド 3 と定義したい場合には、「分割文字列 2」でも“$$”を指定します。
abc$$def => 分割文字列 1 は存在しますが、分割文字列 2 は存在しませんので、カウント対象となりません。指定された分割文字列全てを含むメッセージのみカウント対象となります。
abc$$def$$ghi =>フィールド 1 は“abc$$”、フィールド 2 は“def$$”、フィールド 3 は“ghi”
メッセージ中に該当する分割文字列が存在しない場合には、全ての文字列がフィールド 1 と認識されます。
Note
分割文字列は、「分割文字列 1」の次に「分割文字列 2」、「分割文字列 2」の次に「分割文字列 3」というように順番に指定してください。例えば「分割文字列 4」だけ指定するような指定はしないでください。
Note
項目名選択で「フィールド」を選択した状態で、メッセージ分割のチェックを外すとエラーメッセージが表示され、項目名は自動的に「IP アドレス」に変更されます。
メッセージ分割を行った場合に、テーブル中のフィールド列に対して任意の名前を付けることができます。
テーブルに表示する項目を指定します。
グラフの表示形式を設定します。設定情報は、即座にレポートウィンドウに反映されますので、確かめながら目的のグラフを簡単に作成することができます。
テーブル表示状態からグラフ設定を起動すると、自動的にグラフ表示に切り替えます。
グラフ表示要素の名称
設定は下記のグラフ領域や項目に対して個別に設定できます。
データ設定ダイアログの検索方法で合計表示を指定した場合には、 Bar と Pie のみ選択できます。
Pie を選択した場合には、X 軸のプロット数が多いと、Pie グラフが小さく表示されて見えない場合があります。その場合には、プロット数を少なくするか、ウィンドウをドラッグにより広げるか、グラフ設定のプロット領域の位置を変更することにより表示してください。
下幅: 値を変化させることにより、見た目には、表示領域の下部が狭くなったり広くなったりします。
左幅: 値を変化させることにより、見た目には、表示領域の左部分が狭くなったり広くなったりします。
右幅: 値を変化させることにより、見た目には、表示領域の右部分が狭くなったり広くなったりします。浮き出し斜影: 表示領域が少し浮き出たように見えます。
ハイライト: 枠の明るく表示する部分の色を指定します。
陰影: 枠の暗く表示する部分の色を指定します。浮き出し斜影: 表示領域が少し浮き出たように見えます。
ハイライト: 枠の明るく表示する部分の色を指定します。
陰影: 枠の暗く表示する部分の色を指定します。線の太さ: 枠の幅を指定します。
浮き出し斜影: 表示領域が少し浮き出たように見えます。
ハイライト: 枠の明るく表示する部分の色を指定します。
陰影: 枠の暗く表示する部分の色を指定します。個別
個別のデータの表示形式を設定します。
共通
共通のデータの表示形式を設定します。
Note
これらの間隔は、X 軸プロット数を変更してグラフを再描画したときに自動的にデフォルト値にセットされます。
ヘッダー(上部のタイトル)とフッター(下部のタイトル)をそれぞれ指定できます。
表示選択ダイアログを表示します。このダイアログは、テーブルの項目名行(最初の行)上で右クリックすることによっても表示することができます。
日付表示形式ダイアログを表示します。テーブル形式の受信日時欄の表示形式を選択します。表示形式を選択後、「OK」ボタンをクリックすると表示を変更します。
「テーブル色設定」 と同じです。
テーブルには、一度に100個のデータが表示されますが、このデータをテキスト形式で保存することができます。
「定時レポート設定」ダイアログを開きます。(グラフを表示した状態でのみ選択できます。)
ここでは、データ設定の内容に従って、定期的に CSV または XML 形式でデータを保存します。ここで実行状態になった設定は、ALR を終了すると停止し、ALR を起動すると再開します。
Note
「時間間隔」は、例えば8時間と設定した場合は、設定して8時間後に過去8時間分の時間単位のデータを出力します。
Note
「毎月31日」を指定した場合には、30日までの月の場合には出力されません。
Note
「月初毎」は、例えば4月のとき、4月1日の午前0時0分0秒を表します。したがって、3/1〜3/31のデータが出力されることになります。
スナップショットダイアログを表示します。このダイアログは、表示形式にテーブルを選択している場合には、選択できません。
メインウィンドウの「ダンプデータ」をご覧ください。
「ログ管理 タスクトレイ」は、サービスの起動/停止やカレントログの表示を、Windows のタスクトレイアイコンから実行できるツールです。 また、「ログ管理 タスクトレイ」が起動されていることで、ALR に設定されている「ルール」のアクションを実行することが可能になります。
Note
アクションを実行するには、「ログ管理 タスクトレイ」を実行している必要があります。
「ログ管理 タスクトレイ」は、Windows のプログラムから「AlliedView NMS Standard Edition」→「ログ管理」→「ログ管理 タスクトレイ」の順に選択して起動できます。「ログ管理 タスクトレイ」を起動すると、Windows のタスクバーにタスクトレイアイコンが表示されます。
「ログ管理 タスクトレイ」には、以下のコンテキストメニューがあります。
Note
これらのサービスの起動・停止は、「コントロールパネル」→「管理ツール」→「サービス」から行うこともできます。
1. 分割文字列 x (x は番号) に分割文字列が設定されていません。分割文字列を設定するか、チェックを外してください。
2. データベースが指定されていません。
3. 現在データベースの切り替え作業中です。しばらく時間をおいて再度「OK」ボタンをクリックしてください。
4. ファイル.xml の読み込みに失敗しました。
5. 上書き保存できませんでした。
6. ファイル.xml の読み込みに失敗しました。
7. XML ファイルではありません。
8. 項目名選択タブでフィールドが選択されています。分割文字列が指定されていない場合、他の項目名を選択するか、分割文字列を指定してください。
9. 項目名選択タブでフィールド x (x は番号)が指定されています。フィールド
1 に変更します。
10. 検索開始日時は検索終了日時より前の時間に設定してください。
11. 検索終了日時は検索開始日時より後の時間に設定してください。
12. ファイル.xml の読み込みに失敗しました。
13. XML ファイルではありません。
14. 次のデータベースは空です。dbNaname, dbName,...
15. データベースが切り替わったため、次のデータベースは空です。dbName
16. 制限数 xxx (xxx は制限数)を超えました。検索条件を絞って検索してください。
17. インストールディレクトリ\graph 以外のディレクトリからファイルを開くことは出来ません。
18. インストールディレクトリ\graph 以外のディレクトリに保存することは出来ません。
19. インストールディレクトリ\dataconf 以外のディレクトリからファイルを開くことは出来ません。
20. インストールディレクトリ \dataconf 以外のディレクトリに保存することは出来ません。
21. ディスク残量が警告容量を下回りました。
22. ディスク残量が受信停止容量を下回りましたので受信を停止しました。
23. ディスク残量が警告容量を下回ったため外部コマンドを実行しましたがエラーが発生しました。
24. ディスク残量が受信停止容量を下回ったため外部コマンドを実行しましたがエラーが発生しました。
25. 最低 1 つは指定してください。
26. データファイルのスナップショットを作成できません。-- ファイル名
27. 画像ファイルのスナップショットを作成できません。-- ファイル名
28. HTML ファイルのスナップショットを作成できません。-- ファイル名
29. 現在のデータ設定ではグラフを作成できません。
30. 受信ポート (受信ポート番号) が既に使用されているので起動できません。
31. テーブルデータのクリアに失敗しました。
32. ヘルプの起動に失敗しました。
33. データベース (データベース名) への接続に失敗しました。
34. データベース (データベース名) へのコネクションの切断に失敗しました。
35. データベース書き込み中にエラーが発生しました。
36. データベースの切り替えに失敗しました。
37. 受信データ書き込み用のコネクションの確立に失敗しました。
38. データに抜けがありました。(受信処理)
39. ディスクが停止容量を下回ったために終了します。
40. 外部コマンドの実行に失敗しました。
41. 1024 バイトより大きなデータを受信しました。
42. 外部コマンドアクションの実行に失敗しました。
43. メール送信に失敗しました。
分割文字列 x (x は番号) に分割文字列が設定されていません。分割文字列を設定するか、チェックを外してください。
意味:データ設定ダイアログの"メッセージ分割"タブで、分割文字列に文字列が入っていないにもかかわらず、分割文字列が指定されています。(チェックボックスにチェックが入っています。)
原因:分割文字列を入れずにチェックだけを行って他のタブへ移動したか、または「OK」、「適用」ボタンがクリックされました。
対策:文字列を入れていない分割文字列のチェックを外すか、分割文字列を入力してください。
意味:データ設定ダイアログの"DB 接続"タブで一つもデータベースが選択されていません。
原因:データベースを一つも選択しないで「OK」、「適用」がクリックされました。
対策:データベースを最低一つ選択してください。
現在データベースの切り替え作業中です。しばらく時間をおいて再度「OK」ボタンをクリックしてください。
意味:データベースの切り替え中にアクセスはできないので、切り替え作業終了後に再アクセスしてください。
原因:データベースの切り替え作業中に DB へのアクセスが行われました。
対策:しばらく時間をおいてから再アクセスしてください。
意味:データ設定ダイアログの読み込みに失敗しました。
原因:指定されたファイルが存在しません。
対策:dataconf ディレクトリに存在するファイルを指定してください。
意味:データ設定ファイルの上書き保存に失敗しました。
原因:データ設定ファイルの上書き保存で XML ファイル作成中に Exception が発生しました。
対策:ログから Exception 原因の設定を見つけてエラーにならない設定に変更してください。
意味:データ設定ファイルの読み込みに失敗しました。
原因:指定された XML ファイルが存在しません。または XML ファイルが壊れています。
対策:dataconf ディレクトリに存在するファイルを指定してください。
意味:データ設定の読み込みで指定したファイルは XML ファイルではありません。
原因:データ設定ファイルの読み込みで存在しないファイルを指定しました。
対策:dataconf に存在する正しい XML ファイルを指定してください。
項目名選択タブでフィールドが選択されています。分割文字列が指定されていない場合、他の項目名を選択するか、分割文字列を指定してください。
意味:分割文字列が一つも指定されていないにもかかわらず、"項目名選択"でフィールドx (x は番号)が選択されているので、分割文字列を指定するか、項目名を適当なものに変えてください。
原因:分割文字列が指定されている状態で、項目名選択で"フィールド x" が選択されました。その後分割文字列の指定(チェック)を全て外すと表示されます。
対策:このメッセージが出ると項目名は自動的に"IP アドレス"に変更されます。項目名を分割文字列にしたい場合は、適当な分割文字列を指定してください。
項目名選択タブでフィールド x(x は番号)が指定されています。フィールド 1 に変更します。
意味:項目名がフィールドでかつ、指定された分割文字列によってできるフィールド数より大きいフィールド番号が指定されているため、項目名をフィールド 1 に変更します。
原因:例えば分割文字列を 2 つ指定して項目名選択をフィールド 3 にします。その後で分割文字列を 1 つだけ指定に変更するとフィールド 3 では矛盾が発生するためです。
対策:項目名を自動的にフィールド 1 に変更してください。項目名をユーザーが指定したフィールドに設定するには、フィールドと矛盾しない数だけ分割文字列を指定してください。
意味:検索開始日時が検索終了日時より後ろの時間に設定されています。
原因:検索開始日時が検索終了日時より後ろの時間に設定されています。
対策:検索開始日時は自動的に検索終了日時と同じ時刻に設定されます。適当な時間にしたい場合は設定しなおしてください。
意味:検索終了日時が検索開始日時より前の時間に設定されています。
原因:検索終了日時が検索開始日時より前の時間に設定されています。
対策:検索終了時刻は自動的に検索開始日時と同じ時刻に設定されます。適当な時間にしたい場合は設定しなおしてください。
意味:グラフ設定ファイルの読み込みに失敗しました。
原因:指定された XML ファイルが存在しません。または XML ファイルが壊れています。
対策:graph ディレクトリに存在するファイルを指定してください。
意味:グラフ設定の読み込みで指定したファイルは XML ファイルではありません。
原因:グラフ設定ファイルの読み込みで存在しないファイルが指定されました。
対策:graph ディレクトリ に存在する正しい XML ファイルを指定してください。
次のデータベースは空です。dbName, dbName,...
意味:接続しようとしたデータベースのうち、表示したデータベースは空なのでデータを取得できません。
原因:空のデータベースからのデータ取得に失敗しました。
対策:空のデータベースからデータを取得しないように設定してください。
データベースが切り替わったため、次のデータベースは空です。dbName
意味:指定したデータベースが DB 切り替えスケジュールで切り替わったため空であることを知らせるメッセージです。
原因:指定したデータベースで切り替えが発生しました。
対策:自動的にチェックは外れます。この DB にデータが入ると再びデータを取得できます。
制限数 xxx (xxx は制限数)を超えました。検索条件を絞って検索してください。
意味:グラフ用データ取得時に項目数が制限数を超えたため、グラフ用データを取得できません。検索条件を絞って再度取得してください。
原因:検索条件が絞り込めていたないため、項目数が制限数を超えました。
対策:項目数が制限数を越えないよう、検索条件を絞って再度データを取得してください。
インストールディレクトリ\graph 以外のディレクトリからファイルを開くことは出来ません。
意味:グラフ設定ファイルを開くときにインストールディレクトリ直下の "graph" ディレクトリにある XML ファイル以外は開けません。
原因:グラフ設定ファイルを開くときにファイルの指定でインストールディレクトリ直下の "graph" ディレクトリ以外の XML ファイルが指定されました。
対策:graph ディレクトリ以下の XML ファイルを開いてください。
インストールディレクトリ\graph 以外のディレクトリに保存することは出来ません。
意味:グラフ設定ファイルを保存するときにインストールディレクトリ直下の "graph" ディレクトリ以外のディレクトリに XML ファイルを保存することはできません。
原因:グラフ設定ファイルを保存するときにファイルの指定でインストールディレクトリ直下の "graph" ディレクトリ以外のディレクトリが指定されました。
対策:graph ディレクトリ以下に XML ファイルを保存してください。
インストールディレクトリ\dataconf 以外のディレクトリからファイルを開くことは出来ません。
意味:データ設定ファイルを開くときにインストールディレクトリ直下の "dataconf" ディレクトリにある XML ファイル以外は開けません。
原因:データ設定ファイルを開くときにファイルの指定でインストールディレクトリ直下の "dataconf" ディレクトリ以外の XML ファイルが指定されました。
対策:dataconf ディレクトリ以下の XML ファイルを指定して開いてください。
インストールディレクトリ\dataconf 以外のディレクトリに保存することは出来ません。
意味:データ設定ファイルを保存するときにインストールディレクトリ直下の "dataconf" ディレクトリ以外に XML ファイルを保存することはできません。
原因:グラフ設定ファイルを保存するときにファイルの指定でインストールディレクトリ直下の "dataconf" ディレクトリ以外のディレクトリが指定されました。
対策:dataconf ディレクトリ以下に XML ファイルを保存してください。
意味:環境設定ダイアログで指定された警告を実行するディスク残量を下回りました。
原因:同上
対策:ユーザーが指定したアクションが実行されます。
ディスク残量が受信停止容量を下回りましたので受信を停止しました。
意味:環境設定ダイアログで指定された受信停止を実行するディスク残量を下回りました。そのため、syslog の受信を停止しました。
原因:同上
対策:ディスク残量を増やすか、または受信停止ディスク残量の設定をより小さい値に設定して AlliedLogReporter を再起動してください。
ディスク残量が警告容量を下回ったため外部コマンドを実行しましたがエラーが発生しました。
意味:ユーザーの指定した警告容量よりディスク残量が下回ったときに、指定された外部コマンドが実行されましたが、エラーが発生したため実行に失敗しました。
原因:外部コマンドの指定の仕方が間違っています。
対策:正しく外部コマンドを起動できるように設定しなおしてください。
ディスク残量が受信停止容量を下回ったため外部コマンドを実行しましたがエラーが発生しました。
意味:ユーザーの指定した受信停止容量よりディスク残量が下回ったときに、指定された外部コマンドが実行されましたが、エラーが発生したため実行に失敗しました。
原因:外部コマンドの指定の仕方が間違っています。
対策:正しく外部コマンドを起動できるように設定しなおしてください。
意味:Report のテーブル表示選択で「OK」ボタンをクリックしてダイアログを終了するには、最低 1 つにチェックを入れる必要があります。
原因:チェックボックスへの指定がまったくない状態で「OK」ボタンがクリックされました。
対策:最低 1 つにチェックを入れて「OK」ボタンをクリックしてください。
データファイルのスナップショットを作成できません。-- ファイル名
意味:データ保存形式で指定したスナップショットを作成しようとしましたが失敗しました。
原因:I/O エラーです。
対策:ファイル名を正しく入力して再実行してください。
画像ファイルのスナップショットを作成できません。-- ファイル名
意味:画像の保存形式で指定したスナップショットを作成しようとしましたが失敗しました。
原因:I/O エラーです。
対策:ファイル名を正しく入力して再実行してください。
HTML ファイルのスナップショットを作成できません。-- ファイル名
意味:画像保存形式で指定した画像ファイルと一緒にできる HTML ファイルを作成しようとしましたが失敗しました。
原因:I/O エラーです。
対策:ファイル名を正しく入力して再実行してください。
意味:DB の範囲でデータのない範囲が指定されています。または、項目名で指定したデータが DB に存在しないなどの理由でグラフを作成できません。
原因:データ設定に問題があります。
対策:データおよび項目名が検索結果として得られるような DB または検索範囲を指定してください。
受信ポート (受信ポート番号) がすでに使用されているので起動できません。
意味:AlliedLogReporter が使用する受信ポートがすでに使用されています。
原因:すでに本アプリケーションが起動されているか、別アプリケーションが受信ポートを使用しています。
対策:別アプリケーションが受信ポートを使用している場合は、いったんそのアプリケーションを停止させ、本アプリケーションを起動してください。環境設定のポートタブから、使用されていない UDP ポート番号を設定してください。次回起動時から受信には設定したポート番号が使用されます。
意味:データベース内のテーブル削除に失敗しました。または、削除したテーブルと同名のデータベースの作成に失敗しました。
原因:1. データベースが壊れていている可能性があります。2. MySQL のサービスが停止している可能性があります。
対策:1. 各データベースのバックアップをとって、再インストールしてください。または、新たに AlliedLogReporter データベースを作成してください。2. MySQL のサービスを開始してください。
意味:ヘルプを起動する Web ブラウザーのパスが間違っています。
対策:「環境設定」→「外部コマンド」→「Web ブラウザー」よりご使用になる Web ブラウザーを設定してください。
意味:データベースに接続しようとして失敗しました。
原因:1. データベースが壊れている可能性があります。2. MySQL のサービスが停止している可能性があります。
対策:1. 各データベースのバックアップをとって、再インストールしてください。または、新たに壊れているデータベースと同名のデータベースを作成してください。2. MySQL のサービスを開始してください。
データベース (データベース名) へのコネクションの切断に失敗しました。
意味:データベースへのコネクションを切断しようとして失敗しました。
原因:1. データベースが壊れている可能性があります。2. MySQL のサービスが停止している可能性があります。
対策:1. 各データベースのバックアップをとって、再インストールしてください。または、新たに壊れているデータベースと同名のデータベースを作成してください。2. MySQL のサービスを開始してください。
意味:データベースに受信したデータ情報を書き込もうとして失敗しました。
原因:1. データベースが壊れている可能性があります。2. MySQL のサービスが停止している可能性があります。
対策:1. 各データベースのバックアップをとって、再インストールしてください。または、新たに壊れているデータベースと同名のデータベースを作成してください。2. MySQL のサービスを開始してください。
原因:1. データベースが壊れている可能性があります。2. MySQL のサービスが停止している可能性があります。
対策:1. 各データベースのバックアップをとって、再インストールしてください。または、新たに壊れているデータベースと同名のデータベースを作成してください。2. MySQL のサービスを開始してください。
意味:データベースへの接続に失敗しました。
原因:1. データベースが壊れている可能性があります。2. MySQL のサービスが停止している可能性があります。
対策:1. 各データベースのバックアップをとって、再インストールしてください。または、新たに壊れているデータベースと同名のデータベースを作成してください。2. MySQL のサービスを開始してください。
意味:受信したデータを処理中にデータの抜けが発生しました。
原因:バッファサイズが満杯のため、受信データが破棄された場合に、データの抜けが発生します。
対策:受信するデータ数の制限を行ってください。
原因:AlliedLogReporter がインストールされているドライブの空き容量が、停止容量を下回りました。
対策:ドライブにある不要なファイルを移動するか、削除してください。
原因:設定されている外部コマンドが実行ファイルではありません。
対策:実行ファイルを設定してください。
意味:受信したデータが syslog ではない可能性があります。
原因:ウイルスの可能性があります。
対策:ウイルスチェックを行ってください。
原因:アクションに設定した外部コマンドが実行ファイルではありません。
対策:実行ファイルを設定してください。
原因:アクションに設定した SMTP サーバーアドレスが間違っています。
対策:もう一度 SMTP サーバーアドレスをご確認ください。