AlliedView NMS Standard Edition: インストールガイド
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5.3.5 Windows ファイアウォールの設定

Windows ファイアウォールの設定を行います。

Internet Explorer の設定」 を行ったうえで、下記の設定を行ってください。

  1. グループ ポリシーの「Windows ファイアウォール: ローカル ポートの例外を許可する」設定が有効になっていることを確認します。
    1. スタートメニューの「ファイル名を指定して実行」から、「gpedit.msc」を入力し、「グループ ポリシー オブジェクト エディター」を起動します。
    2. 「ローカル コンピューター ポリシー」の下で、「コンピューターの構成」→「管理用テンプレート」→「ネットワーク」→「ネットワーク接続」→「Windows ファイアウォール」→「ドメイン プロファイル」を選択します。
    3. 「Windows ファイアウォール: ローカル ポートの例外を許可する」を右クリックし、「プロパティ」または「編集」を選択します。
    4. 「有効」をクリックし、「OK」をクリックします。
  2. DCOM ポート(TCP:135)を開くように設定します。

    Note
    Windows Vista など一部の OS では、ユーザーごとに Windows ファイアウォールの設定が保持されているため、ファイアウォールの設定は、ANM を利用する各ユーザーに対して必要になります。

    「Windows ファイアウォール」の場合

    1. スタートメニューの「設定」から「コントロールパネル」を起動し、「Windows ファイアウォール」を選択します。
    2. 「Windows ファイアウォール」ダイアログの「例外」タブで「Windows Management Instrumentation (WMI)」の項目にチェックをし、「OK」をクリックします。

      ※項目がない場合は、下記手順を行ってください。

      1. 「ポートの追加」をクリックします。
      2. 「名前」ボックスに DCOM_TCP135 と入力し、「ポート番号」ボックスに 135 と入力します。
      3. 「TCP」をクリックし、選択します。
      4. 「OK」をクリックし、ダイアログを閉じます。

    「セキュリティが強化された Windows ファイアウォール」の場合

    1. スタートメニューの「設定」から「コントロールパネル」を起動し、「セキュリティが強化された Windows ファイアウォール」を選択します。
    2. 左側のペインで「受信の規則」を選択し、中央の「受信の規則」欄で「Windows Management Instrumentation (DCOM 受信)」を選択、ダブルクリックします。
    3. 「Windows Management Instrumentation (DCOM 受信)のプロパティダイアログ」の「全般」タブで「有効」がチェックされていること、「操作」で「接続を許可する」がチェックされていることを確認します。「詳細設定」タブの「プロファイル」で適用したいものをチェックし、「OK」をクリックします。
    4. 以下の2つについても同様の設定をします。
      • Windows Management Instrumentation (WMI 受信)
      • Windows Management Instrumentation (非同期受信)
  3. Windows ファイアウォールの例外リストにビューアーを追加します。
    1. ビューアーからサーバーにリモートログインします。

    2. ログイン時に「Windows セキュリティの重要な警告」ダイアログとして以下の名前が表示された場合、「ブロックを解除する」を選択します。

      • Network Manager (Viewer) for Windows
      • Network Manager (Map) for Windows
      • Windows Management Instrumentation
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