Allied OneConnect リファレンスマニュアル
本マニュアルは、Allied OneConnectの導入および運用管理に必要な情報をまとめたものです。
「インストール編」では、Allied OneConnectクライアントデバイスを導入する管理者向けに、デバイスをネットワークへ接続し、Allied OneConnectで運用管理できるようになるまでの手順と、導入時のトラブルシューティングについて説明します。
「リファレンス編」では、Allied OneConnectを利用したネットワークを運用するユーザー向けに、設定画面の使い方、ユーザー管理やライセンス管理などの各機能および運用手順について説明します。
はじめに
Allied OneConnectは、ゼロタッチオンボーディングやコンフィグ・ファームウェア管理に加え、リアルタイム監視、障害のメール通知、トポロジーマップ、クラウド経由のリモートアクセスなど、日々の運用に踏み込んだ機能を提供します。
マルチテナント構造により、複数のエンドユーザーや拠点のネットワークを単一のポータルから一元管理できます。
バージョン
本マニュアルは、2026年9月リリース版のAllied OneConnectを対象としています。
Allied OneConnectのご使用にあたっては、必ず弊社ホームページに掲載のリリースノートや添付書類をお読みになり、最新の情報をご確認ください。リリースノートや添付書類には、Allied OneConnectのバージョンごとの注意事項や最新情報が記載されています。
サポート機能と制限事項
原則として、本マニュアルに記載されていない機能はサポート対象外です。また、本マニュアルに記載されている機能でも、サポート対象外となることがあります。各バージョンにおける新規機能や機能の変更点、制限事項については、弊社Webサイトに掲載のリリースノートや添付書類でご確認ください。また、機能によってはライセンスを必要とするものもありますので、そちらもあわせてご確認ください。
マニュアルの提供形態
本マニュアルは HTML(Hyper Text Markup Language)形式のオンラインマニュアルです。製品には同梱されておりません。弊社Webサイトにて最新版のマニュアルを参照できます。印刷物としては提供しておりませんので、印刷物が必要な場合はHTMLファイルをプリンターで出力してご使用ください。
本マニュアルをご覧になるには、Microsoft Edge/Google Chrome/Mozilla FirefoxなどのWebブラウザーが必要です。HTMLフレームを使用しているためフレーム対応のブラウザーが必要ですが、JavaScript、ActiveScriptなどのスクリプト言語、Javaアプレットなどは使用しておりませんので、これらの機能はオフでも構いません。
本マニュアルは、ハイパーリンク機能を利用して、ある機能から関連する別の機能へジャンプできるように作成してあります。
マニュアルの構成
本マニュアルは、「インストール編」と「リファレンス編」で構成されています。
画面上部のフレームに表示されている項目が各章へのリンクです。章名をクリックすると、画面左側のフレームに節(サブメニュー)が表示されます。節のリンクをクリックすると、画面右側のフレームに設定画面などの解説が表示されます。
表記について
本マニュアルにおける各種表記について説明します。
Allied OneConnect
本マニュアルでは、Allied OneConnectオンボーディングサービスおよび関連サービスを「Allied OneConnect」と総称します。
例
設定例では、IPアドレス、ログイン名、パスワードなどに具体的な文字列や値を使用していますが、これらは例として挙げただけの架空の存在です。実際に運用を行う場合は、お客様の環境におけるものをご使用ください。
また、本マニュアルの設定例はあくまでも説明のためのサンプルです。お客様の環境に適した設定を行う際の参考としてください。
画面例
本マニュアルの執筆時には開発中のバージョンを用いたため、画面表示やバージョンが実際の製品とは異なる場合があります。
あらかじめご了承ください。
最新情報
弊社Webサイトでマニュアルなどの正誤情報や改版されたマニュアル、アップデートされたソフトウェアなどの最新の情報を公開しています。
ご注意
本書に関する著作権等の知的財産権は、アライドテレシス株式会社(弊社)の親会社であるアライドテレシスホールディングス株式会社が所有しています。
アライドテレシスホールディングス株式会社の同意を得ることなく、本書の全体または一部をコピーまたは転載しないでください。
弊社は、予告なく本書の全体または一部を修正・改訂することがあります。
弊社は改良のため製品の仕様を予告なく変更することがあります。
(C) 2026 アライドテレシスホールディングス株式会社
商標について
CentreCOMはアライドテレシスホールディングス株式会社の登録商標です。
本書の中に掲載されているソフトウェアまたは周辺機器の名称は、各メーカーの商標または登録商標です。
マニュアルバージョン
インストール編 / クライアントデバイスの導入
Allied OneConnectクライアントデバイスを導入する管理者向けに、接続前の確認事項、デバイスの接続手順、および接続状態の確認方法について説明します。
クライアントデバイスの事前準備
Allied OneConnectクライアントデバイスを接続する前に確認しておく事項について説明します。
接続前の確認事項
Allied OneConnectクライアントデバイスの接続を進める前に、以下の条件を確認してください。これらのチェックは、ネットワーク機器が適切に準備され、Allied OneConnectオンボーディングサービスに正常に接続できるようにするために必要です。
クライアントデバイスの導入を行う管理者は以下を確認してください。
デバイスが地域のAllied OneConnectオンボーディングサービスに登録されていること
デバイスが工場出荷状態であること
スイッチポートまたはethポートがネットワークに接続されていること(ethポートはルーターにのみ該当)
正しく構成されたDHCPサーバーに接続できること
デバイスのシリアル番号と一致するIDevID X.509証明書がインストールされていること(通常は製造工程で事前にプログラムされている)
外部メディア(USBまたはSDカード)にオートブートが設定されていないこと
AMFオートリカバリーが有効になっていないこと
フラッシュメモリーに十分な空き容量があること(10MB以上)
DHCP IPv4オプションが構成されていること(IPアドレス、ゲートウェイ、DNSを含む)
クライアントデバイスの接続
Allied OneConnectクライアントデバイスの接続からプロビジョニング開始までの流れを説明します。
クライアントデバイスの接続とIPアドレス割り当て
すべての「Allied OneConnect対応」スイッチ、ルーター、AT-TQRデバイスは、インターネット接続可能なネットワークに接続されると、自動的に接続を確立するように設計されています。このプロセスには、DHCPによるアドレス割り当て、Allied OneConnect URLのDNS解決、NTPによる時刻同期、そして暗号化されたSZTPプロトコルを使用したホームサーバーURLへの安全な接続が含まれます。これらはネットワークインターフェースのリンクが確立された直後に実行されます。
以下はこの一連の流れのステップごとの詳細です。
ポート接続の検出
ネットワークケーブルがポートに接続されるまで、デバイスは待機状態になります。
スイッチポートの場合、Spanning Tree Protocol(STP)の収束を待ちます。
イーサネットポート(ルーターのみ)の場合、約20秒間待機します。
DHCPによるIPアドレス取得
デバイスはDHCPを通じてIPアドレス、ゲートウェイ、およびDNSサーバー情報の取得を試みます。
このプロセスのタイムアウトは10秒です。
DHCP失敗時の静的IPアドレス割り当て
DHCP要求が失敗した場合、デバイスは以下のデフォルト静的IPアドレスを自動的に割り当てます。
スイッチ:169.254.42.42/16
ルーター:192.168.1.1/24
DHCPが失敗すると、Allied OneConnectの自動プロビジョニングプロセスは進行しません。
DHCP失敗時のトラブルシューティング
DHCPによるIP取得に失敗した場合、手動で対応する必要があります。
デバイス上でSSHサーバーとHTTPサーバーを起動(未起動の場合)
SSHまたはGUIを使用してデバイスに接続
ネットワーク接続の問題を診断・解決(「トラブルシューティング」 参照)
問題解決後、デバイスを再起動してAllied OneConnectプロビジョニングを再試行
DHCP成功と時刻同期
DHCPでIPアドレスを正常に取得できた場合、デバイスは外部の公開NTPサーバーと時刻同期を試みます。
Allied OneConnectホームサーバーへの接続
デバイスはAllied OneConnectホームサーバーURLのDNSルックアップを実行します。
その後、サーバーへの接続を試みます(タイムアウトは30秒)。
この時間内にAllied OneConnectホームサーバーに到達できない場合、Allied OneConnectプロビジョニングプロセスは自動的に停止します。
デバイス登録の確認
DHCPとDNSの解決が成功し、Allied OneConnectホームサーバーに到達可能であっても、デバイスがAllied OneConnectクラウドサービスに未登録の場合、Allied OneConnectプロビジョニングプロセスは自動的に停止します。
未登録デバイスのLED表示
ネットワーク接続要件(DHCP成功、DNS解決、ホームサーバー到達)をすべて満たしていても、Allied OneConnectクラウドサービスに未登録のデバイスでは、通常のAllied OneConnect接続中/エラー時のLED点滅パターンは表示されません。
LEDによる状態確認
クライアントデバイスのLEDは、ブートストラッププロセスの進行状況を視覚的に示します。デバイスを接続すると、以下のようなパターンが表示されることがあります。
ブートストラップ進行中の表示
デバイスがAllied OneConnectサービスに正常に接続すると、ポートLEDが順番に点灯します(0.5秒間隔)。
すべてのポートLEDが点灯したあと、同時にすべて消灯します。
次に、ポートLEDが逆順(最大ポート番号から最小ポート番号へ)で順番に点灯します(0.5秒間隔)。
この繰り返しパターンは、デバイスがAllied OneConnectホームサーバーからアクティブにブートストラップしていることを示します。
デバイス接続後10分以内にLEDの動作が見られない場合は、エラーの可能性があります。
ブートストラップエラーの表示
Allied OneConnectブートストラッププロセスが失敗した場合、ポートLEDが交互に点灯・消灯します。
LEDは1.5秒間点灯し、次に1.5秒間消灯します。
この交互パターンは最大60分間続くか、手動で停止または再起動されるまで継続します。
エラー点滅の手動停止
CLIコマンド no findme を使用するか、SSHまたはGUI(利用可能な場合)でデバイスにアクセスすることで、エラーLEDの点滅を手動で停止できます。
再起動しても、エラーLEDの点滅は停止します。
ブートストラップとエラー監視の再開
再起動後、デバイスがAllied OneConnectホームサーバーに登録されていることを検出すると、進行中のLED点滅パターンが再開されます。
その後、ブートストラップ中にエラーが発生した場合、デバイスは即座にエラーLED点滅パターンに切り替え、ブートストラッププロセスを中止します。
エラーLED点滅は、60分後またはデバイスの再起動によって停止します。
通常のLED動作
デバイスがAllied OneConnectホームサーバーからのブートストラップを正常に完了すると、LEDは通常通り動作し、各ポートのリンク状態を示します(接続されていれば点滅、未接続なら消灯)。
検証(Verification)
デバイスがAllied OneConnectサービスに正常に接続すると、接続状態のログがサービス内に生成され、ブートストラップ成功の確認も含まれます。デバイスを登録したパートナーは、Allied OneConnectサービスのダッシュボード上でプロビジョニングの成功を確認できます。
インストール編 / トラブルシューティング
この章では、クライアントデバイスの導入に関するトラブルシューティング手順を説明します。まずは「クライアントデバイスの導入を行う管理者によるチェック」 を行い、それでも問題が解決しない場合は「パートナーによるチェック」 を実施してください。
クライアントデバイスの導入を行う管理者によるチェック
ネットワーク接続の確認
デバイスがインターネットに接続されており、Allied OneConnectクラウドに到達可能であることを確認します。
現場の接続とケーブルの確認
デバイスおよびネットワークインフラのすべてのケーブル接続を再確認します。
DHCPサーバーの構成確認
DHCPサーバーがSZTPクライアントデバイス向けに正しく構成されており、デバイスの接続されたネットワークインターフェースから到達可能であることを確認します。
デバイスのLED確認
接続状態やエラーの兆候を示すLEDの動作を観察します(詳細は「LEDによる状態確認」 参照)。
パートナーによるチェック
「クライアントデバイスの導入を行う管理者によるチェック」 で解決しない場合は、次の項目を確認してください。
Allied OneConnectダッシュボードでのデバイス状態確認
パートナーに、Allied OneConnectサービスのダッシュボード上でデバイスが登録され、ブートストラップが有効になっているか確認してもらいます。
デバイス登録の確認
パートナーに、デバイスがAllied OneConnectに正しく登録されており、正しいファームウェアとコンフィグファイルでブートストラップを試みているか確認してもらいます。
イベントログの監視
デバイスがAllied OneConnectサービスに接続できる場合、パートナーは地域のブートストラップサーバーダッシュボードで、プロビジョニング中の詳細なエラー情報を含むイベントログを確認できます。
リカバリー(Recovery)
Allied OneConnectブートストラッププロセスが失敗した場合、または開始されない場合は、以下の手順に従ってデバイスを再試行の準備をしてください。
クライアントデバイスの導入を行う管理者による対応
Allied OneConnect動作条件の確認
Allied OneConnectクライアントデバイスの動作に必要なすべての前提条件が満たされていることを確認します。
DHCPサーバーが正しく構成されていること
デバイスがインターネットに接続できること
詳細は「接続前の確認事項」 を参照してください。
デバイスの電源再投入(Power Cycle)
Allied OneConnect動作条件が確認・修正されたあと、デバイスの電源を再投入します。再起動前に、デバイスが工場出荷状態であることを確認してください。
Allied OneConnect自動停止の仕組み
Allied OneConnectブートストラッププロセスは、さまざまな失敗条件や初期動作条件が満たされない場合に自動的に停止するよう設計されています。
条件未達
DHCPやインターネット接続など、Allied OneConnect動作に必要な基本条件が満たされていない場合、ブートストラッププロセスは開始されないことがあります。
登録の問題
デバイスがIPアドレスとインターネット接続を取得できても、Allied OneConnectクラウドサービスに未登録の場合、ブートストラッププロセスは約30秒以内に停止します。
この場合、クライアントデバイスの導入を行う管理者はAllied OneConnect動作条件を再確認し、パートナーはサーバーダッシュボードで登録状況を確認する必要があります。
ブートストラップ中
デバイスが登録され、Allied OneConnectホームサーバーに正常に接続できても、証明書の期限切れ、インターネットの不安定さ、その他の内部エラーなどによりブートストラップが失敗することがあります。この場合、デバイスは最大1時間までブートストラップを試み続けることがあります。
インストール編 / デバイスのコマンド一覧
ここでは、Allied OneConnectサービスの利用時に自動的に追加されるAlliedWare Plusのコマンドについて説明します。
各コマンドの表記例については、ご利用の製品の「コマンドリファレンス」を参照してください。
service cloud-client
モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: 運用・管理 / システム
(config)# [no] service cloud-client
Allied OneConnectによるデバイス監視機能を有効にする。
no形式で指定した場合、本機能を無効にする。
初期設定は無効。
注意・補足事項
本コマンドは、ブートストラップ完了後自動的に適用される。デバイス監視機能を使用する場合、本コマンドを無効化しないこと。
関連コマンド
show cloud-client (特権EXECモード)
show cloud-client
モード: 特権EXECモード
カテゴリー: 運用・管理 / システム
# show cloud-client
Allied OneConnectとクライアントデバイスの接続に関する情報を表示する。
使用例
awplus# show cloud-client ↓
Bootstrap Information :
IDevID Identity : XXXXXXXXXXXXXXX
Home Server : example.com:443
Bootstrap Status : completed
CCC Auto-config : disabled
Bootstrap Precheck : bootstrapping disabled
Cloud Service Information :
Cloud Service : enabled
Cloud Server URL : xxxx://example.co.jp:443
Cloud API Access : enabled
Cloud Client Certificate : valid until Jan 1 XX:YY:ZZ 2026 GMT
Cloud Client Status : connected
Last Status Change : Mon Jan 1 XX:YY:ZZJPST 2026
関連コマンド
service cloud-client (グローバルコンフィグモード)
リファレンス編 / 設定画面の使い方
「リファレンス編」では、Allied OneConnectを利用したネットワークを運用するユーザー向けに、設定画面の使い方、ユーザー管理やライセンス管理などの各機能および運用手順について説明します。
Allied OneConnectへのログイン方法は、ライセンス証書などの購入時に送付される書類、またはPartnerAdmin権限ユーザーから送信された招待メールをご確認ください。
設定画面の使い方
設定画面の基本的な使い方を説明します。
基本的な画面構成は次のとおりです。
メニュー欄
画面左側には、各画面に移動するためのメニューが表示されます。
メニュー項目には、大項目単体で画面移動するものと、大項目で下位の小項目(サブ項目)を開閉し、小項目で各画面に移動するものがあります。
■ メニューの折りたたみ・展開ボタン
メニュー欄下のボタンをクリックすると、アイコンだけの表示(折たたみ)と、アイコンとメニュー名の表示(展開)を切り替えることができます。
コンテンツ欄
画面中央には、各画面の内容(コンテンツ)が表示されます。表示される内容はメニューによって異なります。
画面上部のボタン
■ AIアシスタントボタン
クリックするとAIアシスタントが表示されます。
詳しくは「リファレンス編 / AIアシスタント」 をご参照ください。
■ ユーザーアカウントメニューボタン
クリックするとユーザーアカウントメニューが表示されます。
表 1:ユーザーアカウントメニュー
ログアウト
設定画面からログアウトします。
テーマ
設定画面のテーマを変更します。
PCのアイコン:OSのテーマ設定に従って表示します。
電球のアイコン:常に明るい配色で表示します。
月のアイコン:常に暗い配色で表示します。
リファレンス編 / ユーザー管理
Allied OneConnectでは、各パートナー組織ごとにユーザー情報を管理します。
ユーザーは、Allied OneConnect上で顧客を管理し、割り当てられた権限に応じて各種操作を実行できます。
PartnerAdmin権限ユーザーは、新しいユーザーをAllied OneConnectに招待できます。招待されたユーザーは、招待メールの案内に従ってAllied OneConnectの利用を開始できます。
招待時に、ユーザーへPartnerAdminまたはPartnerUserの権限を割り当てることができます。
ユーザー登録の流れは次のとおりです。
PartnerAdmin権限ユーザーが新しいユーザーを招待する
招待されたユーザーにメールが送信される
ユーザーがメールの案内に従ってAllied OneConnectへの初回ログインを行う
権限レベル
ユーザー作成時に、ユーザーへ権限レベルを設定できます。
表 1:権限レベル一覧
権限レベル
実行可能な操作
PartnerAdmin
パートナーのユーザー管理、顧客の作成、ユーザーへの顧客アクセス権の付与、およびデバイスのライセンス管理を実行できます。
PartnerUser
顧客の追加、およびアクセス権が付与された顧客の管理を実行できます。
NoPrivilege
Allied OneConnectへのアクセス権を無効にします。アカウント情報は保持されます。
新しいユーザーの招待
新しいユーザーをAllied OneConnectに招待する方法について説明します。
画面左側のメニュー欄で「ユーザー管理」をクリックします。
ユーザー管理画面が表示されます。
画面右上の「ユーザー追加」をクリックします。
ユーザー追加ダイアログが表示されます。
名前、メールアドレスを入力し、権限レベルを選択して、「保存」をクリックします。
指定したメールアドレス宛に、一時パスワードおよびAllied OneConnectのログイン情報を含む招待メールが送信されます。
ユーザー管理画面に戻り、新しいユーザーが一覧に表示されていることを確認します。
ユーザー情報を変更する場合は、対象ユーザーのアクションアイコンをクリックし、表示されたメニューから「編集」を選択します。
必要な変更を行い、「保存」をクリックします。
招待を受諾する
招待メールを受信したユーザーがAllied OneConnectの利用を開始する方法について説明します。
招待メールには、一時パスワードおよびAllied OneConnectへのリンクが含まれています。
招待メールを開き、一時パスワードを確認してAllied OneConnectのリンクをクリックします。
ログイン画面でメールアドレスと一時パスワードを入力し、サインインします。
初回ログイン時に、新しいパスワードの設定を求められます。
パスワード変更後、割り当てられた権限レベルに応じたAllied OneConnectの画面が表示されます。
リファレンス編 / 顧客管理
Allied OneConnectにおける「顧客」とは、パートナーによって管理されるエンドユーザーを指します。
PartnerAdmin権限ユーザーはすべての顧客に対する管理作業を実行できます。一方、PartnerUser権限ユーザーは、アクセス権が付与された顧客に対してのみ管理作業を実行できます。
顧客管理で実行できる主な作業は次のとおりです。
表 1:顧客管理の作業一覧
作業
実行可能なユーザー権限
顧客の追加
PartnerAdmin、PartnerUser(未サポート)
サイトの追加
PartnerAdmin、PartnerUser(未サポート)
PartnerUserへの顧客アクセス権付与
PartnerAdmin
顧客へのデバイスライセンス割り当て
PartnerAdmin
下記手順で説明していますが、本バージョンでは未サポートです。 ・PartnerAdmin権限ユーザーおよびPartnerUser権限ユーザーによるDefaultサイトの編集・削除 ・PartnerUser権限ユーザーによる顧客の追加・削除、サイトの追加・削除
顧客の追加
この手順では、PartnerAdmin権限ユーザーまたはPartnerUser権限ユーザー(未サポート)がAllied OneConnectに新しい顧客を追加する方法について説明します。
画面左側のメニュー欄で「顧客管理」をクリックします。
顧客画面が表示されます。
画面右上の「顧客追加」をクリックします。
顧客追加ダイアログが表示されます。
顧客情報および必要に応じて備考を入力し、「保存」をクリックします。
顧客画面に戻り、新しい顧客が一覧に表示されていることを確認します。
顧客情報を変更する場合は、対象顧客のアクションアイコンをクリックし、表示されたメニューから「編集」を選択します。
必要な変更を行い、「保存」をクリックします。
サイトの追加
顧客をAllied OneConnectに追加したあと、PartnerAdmin権限ユーザーまたはPartnerUser権限ユーザー(未サポート)は、その顧客に対して1つ以上のサイトを追加できます。
サイトを追加すると、顧客用デバイスを登録する際にサイトを指定できるようになります。
画面左側のメニュー欄で「顧客管理」をクリックします。
顧客画面が表示されます。
顧客一覧からサイトを追加する顧客名(例:顧客1)をクリックします。
顧客画面が表示されます。
画面右上の「サイト追加」をクリックします。
サイト追加ダイアログが表示されます。
サイト名を入力し、「保存」をクリックします。
顧客画面で「サイト」タブを開き、新しいサイトが一覧に表示されていることを確認します。
顧客へのアクセス権付与
顧客へのアクセス権に関するルールは次のとおりです。
PartnerAdmin権限ユーザーは、そのパートナーに登録されているすべての顧客へアクセスできます。
PartnerUser権限ユーザーは、アクセス権が付与された顧客にのみアクセスできます。
この手順では、PartnerAdmin権限ユーザーが、特定の顧客を登録していないPartnerUser権限ユーザーに対してアクセス権を付与する方法を説明します。
画面左側のメニュー欄で「顧客管理」をクリックします。
顧客画面が表示されます。
顧客一覧から対象顧客(例:顧客1)を探し、対象顧客のアクションアイコンをクリックし、表示されたメニューから「パートナー担当者」を選択します。
パートナー担当者ダイアログに表示されるユーザーの中から、アクセス権を付与するPartnerUser権限ユーザーを選択し、「保存」をクリックします。
画面下部に確認メッセージが表示されます。
リファレンス編 / ライセンス管理
Allied OneConnectでオンボーディングするすべてのデバイスにライセンスが必要です。ライセンスは、1年、5年、または7年の利用期間で提供されます。
ライセンスの詳細は、購入後に送付されるライセンス証書などの書類をご確認ください。
新規ライセンス管理の流れは次のとおりです。
ライセンスをAllied OneConnectへ登録すると、有効期限のカウントが開始されます。ライセンスの有効期限が近づいた場合は、新しいライセンスキーを利用してライセンス期間を延長できます。
ライセンスの登録
作業を開始する前に、ライセンスキーが発行されていることを確認してください。
Allied OneConnectにライセンスを登録する手順は次のとおりです。
画面左側のメニュー欄で「顧客管理」をクリックします。
顧客画面が表示されます。
顧客画面右上の「ライセンスの追加/延長」をクリックします。
ライセンスの追加/延長ダイアログが表示されます。
「デバイスを追加する」を選択し、ライセンスキーを入力して「保存」をクリックします。
顧客画面に戻り、デバイスライセンス合計およびライセンスの有効期限が正しく更新されていることを確認します。
ライセンスの管理
PartnerAdmin権限ユーザーは、Allied OneConnect上でデバイスライセンス数と有効期限のバランスを調整できます。
デバイスライセンス数を増やすと、すべてのライセンスの有効期間は短くなります。
デバイスライセンス数を減らすと、すべてのライセンスの有効期間は長くなります。
例えば、100台分・1年有効のライセンスを保有している場合の、デバイス台数と有効期限の関係は次のとおりです。
デバイスライセンス数を200台に増やすと、有効期限は約6か月になります。
デバイスライセンス数を50台に減らすと、有効期限は約1年半になります。
デバイスライセンス数と有効期限のバランスを調整する手順は次のとおりです。
画面左側のメニュー欄で「顧客管理」をクリックします。
顧客画面右上の「ライセンスの管理」をクリックします。
ライセンスの管理ダイアログが表示されます。
スライダーを右へ移動するとデバイスライセンス数が増え、左へ移動すると減ります。ライセンス数を変更すると、有効期限は自動的に再計算されます。
設定が完了したら「保存」をクリックします。
顧客画面に戻り、ライセンス数と有効期限が正しく反映されていることを確認します。
顧客へのデバイスライセンスの割り当て
PartnerAdmin権限ユーザーは、管理対象となる各顧客へデバイスライセンスを割り当てることができます。
顧客に割り当てたデバイスライセンス数は、その顧客に追加できるデバイス数の上限を表します。
顧客へデバイスライセンスを割り当てる手順は次のとおりです。
画面左側のメニュー欄で「顧客管理」をクリックします。
顧客一覧で対象顧客のアクションアイコンをクリックし、「デバイスライセンス割り当て」を選択します。
デバイスライセンス割り当てダイアログでライセンス数を入力し、「保存」をクリックします。
顧客一覧へ戻り、割り当てたライセンス数が正しく表示されていることを確認します。
必要に応じて他の顧客にも同様の操作を行います。
デバイスライセンスの延長
ライセンスの有効期限を延長するには、新しいライセンスキーが必要です。作業を開始する前に、新しいライセンスキーを準備してください。
デバイスライセンスを延長する手順は次のとおりです。
画面左側のメニュー欄で「顧客管理」をクリックします。
顧客画面右上の「ライセンスの追加/延長」をクリックします。
ライセンスの追加/延長ダイアログが表示されます。
「有効期限を延長する」を選択し、新しいライセンスキーを入力して「保存」をクリックします。
顧客画面に戻り、ライセンスの有効期限に反映されていることを確認します。
デバイスへのライセンス登録
PartnerAdmin権限ユーザーまたはPartnerUser権限ユーザーは、顧客のデバイスへライセンスを登録できます。
ライセンスキーを入力する方法、またはライセンス情報を含むファイルをアップロードする方法を利用できます。
「顧客管理」をクリックし、対象顧客を選択します。
「デバイス」タブを開き、対象デバイスを選択します。
「ブートストラップライセンス」タブを開き、「デバイスライセンス追加」をクリックします。
ライセンス種別を「キー」または「ファイル」から選択します。
ライセンスキーを入力、またはライセンスファイルを選択して、「保存」をクリックします。
ライセンスが一覧に表示されていることを確認します。
リファレンス編 / デバイス設定
パートナーがAllied TelesisデバイスをAllied OneConnectにオンボーディングする場合、現地でデバイスを設置する前に、Allied OneConnect上でデバイスの事前設定を行う必要があります。
PartnerAdmin権限ユーザーおよびPartnerUser権限ユーザーは、以下のオンボーディング作業を実行できます。
顧客へのデバイス追加
PartnerAdmin権限ユーザーおよびPartnerUser権限ユーザーは、顧客向けの新しいデバイスをAllied OneConnectに追加できます。
ブートストラップコンフィグは、デバイス追加時にアップロードすることも、あとから設定することもできます。
画面左側のメニュー欄で「顧客管理」をクリックし、対象顧客を選択します。
顧客画面右上の「デバイス追加」をクリックします。
デバイス追加ダイアログが表示されます。
デバイス情報を入力し、「保存」をクリックします。
「デバイス」タブで、新しいデバイスが追加されていることを確認します。
デバイスへのライセンス追加
PartnerAdmin権限ユーザーおよびPartnerUser権限ユーザーは、顧客デバイスにライセンスを追加できます。
ライセンスは次のいずれかの方法で登録できます。
ライセンスキーを入力する
ライセンスファイルをアップロードする
顧客管理から対象顧客を開きます。
「デバイス」タブを開き、対象デバイスを選択します。
「ブートストラップライセンス」タブを開き、「新しいデバイスライセンス」をクリックします。
ライセンス種別として「キー」または「ファイル」を選択します。
ライセンス情報を入力し、「保存」をクリックします。
「ブートストラップライセンス」タブで、追加したライセンスが表示されていることを確認します。
ブートストラップ設定
ブートストラップ設定では、以下を構成します。
ブートストラップ用ファームウェア
ブートストラップコンフィグ
顧客管理 > 対象顧客 > デバイス > 対象デバイスを開きます。
「ブートストラップコンフィグ」タブを開きます。
スタートアップコンフィグ設定とブートストラップコンフィグが表示されます。
スタートアップコンフィグ設定で次を確認します。
「ブートストラップを有効にする」が有効であること
必要に応じて「詳細イベントレポート」を有効にします
ブートストラップコンフィグの直接入力
ブートストラップコンフィグのテキストボックスへ設定内容を貼り付けます。
「保存」をクリックします。
ブートストラップコンフィグにはservice cloud-client コマンドが自動的に追加されます。このコマンドにより、デバイスはクラウドサービスへ接続し、監視および管理が可能になりますので、削除しないようご注意ください。
ブートストラップコンフィグファイルのアップロード
「アップロード」をクリックします。
ブートストラップコンフィグファイルを選択します。
内容を確認し、「保存」をクリックします。
ブートストラップコンフィグにはservice cloud-client コマンドが自動的に追加されます。このコマンドにより、デバイスはクラウドサービスへ接続し、監視および管理が可能になりますので、削除しないようご注意ください。
ユーザー名コマンドの生成
SSHまたはコンソールログイン用の標準アカウントを変更する場合は、「ユーザー名を生成」を使用します。
ユーザー名、パスワード、および権限レベルを入力します。
usernameコマンドを自動生成します。パスワードは暗号化されます。
「コピーして閉じる」をクリックします。
生成されたコマンドをブートストラップコンフィグの先頭へ追加し、「保存」をクリックします。
ブートストラップ用ファームウェアの設定
ブートストラップ用ファームウェアの編集アイコンをクリックします。
ファームウェアドロップダウンリストから対象バージョンを選択します。
「保存」をクリックします。
セットアップ完了後の動作
セットアップ完了後、現地作業者はデバイスをネットワークへ接続して電源を投入します。
デバイスは自動的にブートストラップサーバーへ接続し、設定済みのブートストラップコンフィグを取得します。
ブートストラップ処理中は次の動作が行われます。
ファームウェアが異なる場合は更新後に再起動する
ファームウェアが同じ場合は設定およびライセンスを適用する
ブートストラップ完了後、クラウドサービスへ接続する
接続完了後、デバイス状態はオンラインになる
ブートストラップ設定更新のスケジュール
オンライン状態のデバイスに対して、ブートストラップ設定の更新をスケジュールできます。
対象デバイスは以下を満たしている必要があります。
サポート対象のAlliedWare Plusバージョンで動作していること
ステータスがオンラインであること
更新時には、ブートストラップ用ファームウェアおよびブートストラップコンフィグを更新できます。ファームウェア適用時またはコンフィグ適用時に再起動が実行されます。
更新失敗時には、以前のファームウェアおよびコンフィグへ自動的に戻されます。
ブートストラップ更新の監視
更新処理中は、以下の重要なイベントが発生します。
更新前に現在の設定をバックアップする
ファームウェア更新中はデバイス状態が「実行中」となる
起動後にブートストラップサーバーへ接続する
現在の設定がコンフィグ履歴に保存される
ブートストラップサーバーへ接続できない場合は再起動が必要になる
接続成功時は「bootstrap-complete」状態になる
クラウド接続成功後はオンライン状態になる
リファレンス編 / デバイス監視
Allied OneConnectでは、PartnerAdmin権限ユーザーおよびPartnerUser権限ユーザーは顧客デバイスに関するさまざまな情報を監視できます。以下に、Allied OneConnectで利用可能な監視機能と、それぞれの情報へのアクセス方法を示します。
顧客全体の状況を確認
顧客全体の状況を確認するために以下の監視機能があります。
顧客に登録されているデバイス数
デバイス種別ごとの台数(ルーター、スイッチ、無線アクセスポイントなど)
すべてのデバイスのステータス
デバイス種別ごとのステータス
アクセス方法
顧客管理 > 顧客名 > ダッシュボード
顧客デバイスの情報を確認
以下の情報を確認できます。
シリアル番号
ステータス
製品名
ファームウェア
サイト
アクセス方法
顧客管理 > 顧客名 > デバイス
デバイスイベントを確認
デバイスで発生したイベントを確認できます。例えば、bootstrap-completeなどのブートストラップ関連イベントを参照できます。
アクセス方法
顧客管理 > 顧客名 > デバイス > デバイス名 > イベントログ
Syslogを確認する
デバイスから送信されたSyslogメッセージを確認できます。
アクセス方法
顧客管理 > 顧客名 > デバイス > デバイス名 > Syslog
リファレンス編 / AIアシスタント
Allied Telesis管理者によって有効化されている場合、パートナーはAIアシスタントを利用できます。
AIアシスタントを使用すると、Allied Telesis製品や機能に関する情報をすばやく参照できます。
AIアシスタントを起動する
Allied OneConnectの右上に表示されている「AIアシスタント」をクリックします。AIアシスタントが表示されます。
初回利用時には利用規約への同意が求められます。同意後、AIアシスタントを利用できます。
AIアシスタントでできること
AIアシスタントに質問することで、以下のような情報を取得できます。
Allied Telesis製品に関する情報
機能に関する情報
推奨設定や関連情報
関連するドキュメントの案内
チャット履歴を表示する
「チャット履歴」をクリックすると、過去の会話履歴を確認できます。過去の会話を参照しながら追加の質問を行うこともできます。