SwimAdminCentral: リリースノート
リリースノート
本リリースノートには、CentreNET SwimAdminCentral(以下、SAC)を使用する上でご注意いただきたい事柄や各種情報が記載されています。ご使用になる前に必ずご一読ください。
1 変更点
1.1 Ver.1.4 pl 0(オンラインマニュアルのみ更新)
1.1.1 サポート機種の追加
以下の機種に対応しました。
1.2 Ver.1.4 pl 0(オンラインマニュアルのみ更新)
インストールガイド「動作環境」を更新しました。
1.3 Ver.1.3 pl 1 から Ver.1.4 pl 0
Ver.1.4 pl 0はWindows版のみ提供します。(Solarisには対応していません。)
1.3.1 機能追加
以下の機能を追加しました。
- 機器の設定ファイル(コンフィグファイル)のバックアップ実行時に、前回取得した内容と差分を比較し、差分があった場合のみ設定ファイルを保存するようにしました。
- AlliedWare Plus用のライセンスに対応しました。
以下のOSに対応しました。
- Windows XP Professional x64 Edition(SP2 以降)
- Windows Server 2003 x64 Edition(SP2 以降)
- Windows Vista 64ビット版
- Windows Server 2008(x86)
- Windows Server 2008(x64)
※ Windows Vista Home Basic / Home Premium は未サポートです。各OSは日本語版のみのサポートです。64ビット版Windowsでは、WOW64サブシステム(32ビットエミュレータ)上で動作します。
1.3.2 仕様変更
- JavaのバージョンがJRE 1.6.0からJRE 1.6.0_05に変更されました。
1.3.3 サポート機種の追加
以下の各機種に対応しました。
- SwitchBlade x908
- CentreCOM AT-x900-24XT, AT-x900-24XS, AT-x900-12XT/S
- CentreCOM 9424T/SP-E, 9424Ts/XP-E
- AT-TQ2403
1.4 Ver.1.3 pl 0 から Ver.1.3 pl 1
1.4.1 機能追加
以下の機能を追加しました。
- Telnetログインに使用するパスワードの変更が可能になりました。(SwitchBlade 7800Sおよび5400Sシリーズ)
- アンインストールすることなくお試し版ライセンスから正式ライセンスに移行できるようになりました。
- Windows Vista(Home Basic / Home Premium 以外)をサポートしました。
1.4.2 仕様変更
- JavaのバージョンがJRE 1.5.0からJRE 1.6.0に変更されました。
1.4.3 サポート機種の追加
以下の各機種に対応しました。
- SwitchBlade 7800Sシリーズ
- SwitchBlade 5400Sシリーズ
- CentreCOM FS909M-PS、FS926M-PS
- CentreCOM AR415S
- CentreCOM AR260S V2
1.5 Ver.1.2 pl 0 から Ver.1.3 pl 0
1.5.1 機能追加
以下の機能を追加しました。
- 操作定義の「コンフィグファイルのバックアップの実行」時にコンフィグ
ファイルから定型ファイルに従って、特定項目をCSV形式で抽出できるようにな
りました。
- 操作結果にNGを含むIPアドレスの数が指定された数に到達したときに、実行中
のタスクおよびジョブを停止できるようになりました。これにともない基本設定
に「タスク/ジョブ設定」タブが追加されました。
- コンフィグファイルと転送後に古いコンフィグファイルを削除するタイミングを「転送後に削除する」か「再起動後に削除する」を選択できるようになりました。
- コンフィグファイルの一括生成時に、パスワードを暗号化することができるようになりました。
- タスク共通の操作に関する情報を定義するためにタスク情報タブが追加されました。
- コンフィグファイルのバックアップ先にDBも指定できるようになりました。
1.5.2 仕様変更
- コンフィグファイルの一括生成時のすべてのメッセージをダイアログボックス表示からメッセージ表示領域に表示するように変更しました。また、メッセージをテキストログに保存し、後で確認できるようにしました。
- タスク情報タブが追加されたことにともない基本設定ダイアログから『サーバー』タブが削除されました。
- JavaのバージョンがJRE 1.4.2からJRE 1.5.0に変更されました。
1.5.3 サポート機種の追加
以下の各機種に対応しました。
- CentreCOM 8316XL
- CentreCOM FS909M、FS917M、FS926M
- CentreCOM FS917M-PS
- CentreCOM AR570S
1.6 Ver.1.1 pl 1 から Ver.1.2 pl 0
1.6.1 機能追加
以下の機能を追加しました。
- 事前ログ/事後ログの収集項目設定機能の追加により、ログ収集のためのCLIコマンドを自由に設定できるようになりました。
- 同じパターンで一部分に差異があるコンフィグファイルの作成を容易にするために、CSV形式のファイルからのコンフィグファイル生成データを読み込み、大量に一括してコンフィグファイルを生成する機能が追加されました。
- タスクをまとめてジョブとして定義することにより、より柔軟で効率的な実行ができるようになりました。
- タスク情報のCSV形式でのインポート/エクスポート機能が追加されました。
- 対象機器の死活確認にPingだけでなくTelnetを選択できるようになりました。
- コンフィグファイル転送後、旧コンフィグファイルを削除できるようになりました。
- 再起動時のスクリプト実行のエラーチェック有効/無効を選択できるようになりました。
- ファームウェア、コンフィグファイルの有効化を、転送処理の後、もしくは転送後サイズの確認の後にも実行できるようになりました。
1.6.2 仕様変更
- ファイル情報定義で指定したファイルはサーバー設定のルートディレクトリーにコピーしますが、すでにサーバーのルートディレクトリーに同名のファイルが存在していた場合は、そのファイルを上書きします。
1.6.3 サポート機種の追加
以下の各機種に対応しました。
- CentreCOM 9924SP
- CentreCOM 9924Ts
- CentreCOM 9408LC/SP
- CentreCOM MC2700
- CentreCOM MC2601
- CentreCOM MC2602
1.7 Ver.1.1 pl 0 から Ver.1.1 pl 1
1.7.1 仕様変更
- SwimLogReporter Ver.1.1 pl 0 以降と SwimAdminCentral Ver.1.1 pl 1 以降のバージョン
の組み合わせであれば、2製品を同一PCにインストールして使用できるように
なりました。
1.7.2 サポート機種の追加
以下の各機種に対応しました。
- CentreCOM AR260S
- CentreCOM AR550S
- CentreCOM 8624PS
- CentreCOM 9924T/4SP
1.8 Ver.1.0 pl 0 から Ver.1.1 pl 0
1.8.1 仕様変更
1.8.2 サポート機種の追加
以下の各機種に対応しました。
- CentreCOM 9606T
- CentreCOM 9606SX/SC
- CentreCOM 9424T/SP
- CentreCOM 8624EL
- CentreCOM 8224SL
- CentreCOM 8216XL2
- CentreCOM 8216XL2/SMSC
- CentreCOM 8016XL
- CentreCOM FS808M
- CentreCOM FS816M
- CentreCOM GS908M
- CentreCOM GS916M
- CentreCOM GS924M
- CentreCOM VS812TX
2 サポート機種とファームウェアバージョン
SACでは、以下に示す機種およびファームウェアバージョンに対応しています。
機種名
| ファームウェアバージョン
|
SwitchBlade x908
| 5.2.2-0.3 以上 ※
|
SwitchBlade 7800Sシリーズ
| 10.2.F
|
SwitchBlade 5400Sシリーズ
| 10.2.F
|
SwitchBlade 4108
| 2.6.1 以上
|
SwitchBlade 4104
| 2.6.1 以上
|
CentreCOM AT-x900-24XT
| 5.2.2-0.3 以上 ※
|
CentreCOM AT-x900-24XS
| 5.2.2-0.3 以上 ※
|
CentreCOM AT-x900-12XT/S
| 5.2.2-0.3 以上 ※
|
CentreCOM 9924Ts
| 3.0.2 以上
|
CentreCOM 9924T/4SP
| 2.7.4 以上
|
CentreCOM 9924SP
| 2.7.5 以上
|
CentreCOM 9816GB
| 2.5.1PL14 以上
|
CentreCOM 9812T
| 2.4.4 以上
|
CentreCOM 9606T
| 2.5.3 以上
|
CentreCOM 9606SX/SC
| 2.5.3 以上
|
CentreCOM 9424T/SP
| 1.0.0 以上
|
CentreCOM 9424T/SP-E
| 2.4.1 以上
|
CentreCOM 9424Ts/XP-E
| 2.4.1 以上
|
CentreCOM 9408LC/SP
| 1.1.1 以上
|
CentreCOM 8948XL
| 2.6.2 以上
|
CentreCOM 8748XL
| 2.5.1 以上
|
CentreCOM 8748SL
| 2.6.1PL04 以上
|
CentreCOM 8724XL
| 2.5.1PL06 以上
|
CentreCOM 8724SL V2
| 2.9.1-20 以上
|
CentreCOM 8724SL
| 2.6.1 以上
|
CentreCOM 8624XL
| 2.2.2PL25 以上
|
CentreCOM 8624PS
| 2.6.5 以上
|
CentreCOM 8624EL
| 2.6.4PL06 以上
|
CentreCOM 8424XL
| 2.6.1 以上
|
CentreCOM 8424TX
| 2.6.1 以上
|
CentreCOM 8324XL
| 2.6.1 以上
|
CentreCOM 8316XL
| 2.7.3-06 以上
|
CentreCOM 8224SL
| 4.0.3 以上
|
CentreCOM 8216XL2
| 4.1.1 以上
|
CentreCOM 8216XL2/SMSC
| 4.1.0 以上
|
CentreCOM 8016XL
| 4.1.2 以上
|
CentreCOM FS909M
| 1.3.0 以上
|
CentreCOM FS917M
| 1.3.0 以上
|
CentreCOM FS926M
| 1.3.0 以上
|
CentreCOM FS909M-PS
| 1.3.0 以上
|
CentreCOM FS917M-PS
| 1.3.0 以上
|
CentreCOM FS926M-PS
| 1.3.0 以上
|
CentreCOM FS808M
| 1.0.0 以上
|
CentreCOM FS816M
| 1.0.0 以上
|
CentreCOM GS908M
| 1.0.0 以上
|
CentreCOM GS916M
| 1.0.0 以上
|
CentreCOM GS924M
| 1.0.0 以上
|
CentreCOM MC2700
| 1.1.0 以上
|
CentreCOM MC2602
| 1.1.0 以上
|
CentreCOM MC2601
| 1.1.0 以上
|
CentreCOM VS812TX
| 4.1.4 以上
|
CentreCOM AR740
| 2.3.2PL13 以上
|
CentreCOM AR720
| 2.3.2 以上
|
CentreCOM AR570S
| 2.7.5.B-05 以上
|
CentreCOM AR550S
| 2.7.1 以上
|
CentreCOM AR450S
| 2.5.2PL06 以上
|
CentreCOM AR415S
| 2.8.1-05 以上
|
CentreCOM AR410 V2
| 2.3.4PL06 以上
|
CentreCOM AR320
| 2.3.1 以上
|
CentreCOM AR300 V2, AR300L V2
| 1.9.1PL01 以上
|
CentreCOM AR300, AR300L
| 1.7.2 以上
|
CentreCOM AR260S V2
| 1.0.0 B14 以上
|
CentreCOM AR260S
| 1.1.67A.410 以上
|
AT-TQ2403
| 2.1.0 以上
|
※:AlliedWare Plus用の追加ライセンスが必要です。
3 注意事項
- SAC はJRE 1.6.0_05で動作します。他のバージョンのJREまたはJDKに置き換えないようにしてください。
- SACは、DBエンジンとしてMySQLを使用しており、MySQLはインストールキットに含んで提供しています。インストールキットに含まれるMySQL以外のMySQLを使用するような環境で動作させないでください。また、MySQLの設定変更を行わないでください。
- SAC は受信したSNMPトラップを転送する機能を提供しております。この機能をご使用になる際に同一PC内でトラップを受信することのできる他のサービスやアプリケーションをご使用になられますと、SACでトラップを受信することができなくなる場合があります。
その場合にはSACにてトラップの受信ポート番号を変更する等の設定を行ってください。また、トラップ転送機能は、SACを起動している間のみ有効です。
- SACよりトラップ、syslogを転送する側のサーバーやネットワーク機器の設定において、受信ポート番号がSACの送信ポートと一致していることを事前にご確認ください。ポートが一致していないと転送することはできません。
- すでにMySQLをインストールしているPCやWS、またはすでにSwimLogReporterをインストールしているPCやWSにはインストールできません。
- SACにはHTTP/TFTPサーバーが付属していますが、これらのサーバーはSAC起動時に起動され、SAC終了時に終了するようになっております。SAC終了時には起動されているサーバーが停止しますのでご注意ください。
- IPアドレスを入力する場合には、フォーマットチェックは行われませんので、正しくご入力ください。
- 管理対象機器によっては、ログインセッションを 1 つしか持てないものがあります。これらの機器を SAC で管理する場合、機器から完全にログアウトした状態で SAC の操作(タスクの実行など)を行ってください。詳しくは各機器のマニュアル、リリースノートなどをご参照ください。
- 8216XL2/SMSC で機種名取得を行った場合、機種名には 8216XL2 と表示されますが、動作上の問題はありませんのでそのままご使用ください。
- SAC Ver.1.0 のタスク定義のエクスポートで作成したタスクを SAC Ver.1.1 にインポートする場合、機種名が空白になりますので、機種名の指定を行ってください。
- Windows XP Service Pack 2 などでファイアウォール機能(Windows ファイアウォール)を有効にしている場合、SAC ログイン時に「Windows セキュリティの重要な警告」ダイアログが表示されることがあります。この場合は、「ブロックを解除する」ボタンをクリックしてください。
- タスクの「定義リストタブ」において、機種名がAR260S、AR260S V2、AT-TQ2403の場合には、機種名取得機能は使用できませんので、必ず機種名を選択して指定してください。
- SwimSuite Sパックに同梱されている SAC をご利用になる場合には、SwimRadius と
同じPCにインストールしてご使用ください。また、同梱されている
SwimLogReporter を先にインストールしてから、後で SAC をインストールして
ください。
- 9424T/SPにおいて、ファイルの削除を実行した際、ファームウェアが Ver.1.0.0 のときは実行結果が必ず警告となります。Ver.1.1.0a以降では必ず成功となります。
- FS808M、FS816M、MC2700、MC2601、MC2602の各機種については、「操作定義」の「接続確認方法」において「TELNET」を選択しての接続確認はできませんのでご注意ください。
- 弊社ルーターに対して操作定義において「再起動処理」を選択し、対応する再起動定義で「スクリプトを使用して再起動」を選択した場合には、必ず「再起動を確認する」をチェックしてください。
- SwitchBlade 7800S、5400Sシリーズで転送後サイズの確認を行う場合、ファイル情報定義で自動的に入力されるコンフィグファイルのサイズとSwitchBlade上で表示されるファイルサイズが、ファイルシステムにより異なることがあります。ファイル情報定義のコンフィグファイルのサイズには、転送後にSwitchBlade上で表示されるファイルサイズを入力してください。
- ファームウェアバージョン2.9.1以上で有効なフィーチャーライセンスを付与する場合、事前に機器のファームウェアバージョンが有効であることを確認してください。
また、フィーチャーライセンスの付与を行ったとき、実行結果が警告(黄色アイコン)となりますが、動作は正常に行われています。これは同時にリリースライセンスを付与するためです。詳細は結果ログを参照してください。
4 制限事項
- ログビューにおいてテーブルの項目欄をクリックすることにより、昇順/降順にソートして表示することができますが、Windows XPで使用する場合に三角印が少し潰れて表示されることがあります。システムのGUIの表示モードをクラシックモードに設定していただけると正しく表示されます。
- 弊社ルーター、L3スイッチに対して、バージョン2.7.x以降のパッチファイルを転送する場合は、操作定義において「バージョン確認」のチェックは付けないでください。
(C) 2004-2009 アライドテレシスホールディングス株式会社
J613-M0229-11 Rev.J