本マニュアル(CentreNET® SwimLogReporter® インストールガイド)では、CentreNET SwimLogReporter(以下、SLR と略します)をご使用いただくために必要な動作環境、インストール方法、環境設定およびライ センスの登録方法について説明しています。インストール前に必ずご一読くだ さい。また、「CentreNET SwimLogReporter リリースノート」も合わせてお読みくださいますようお願い申し上げます。
Note - SLR がすでにインストールされている場合は、アンインストールしてからインストールを行ってください。
SLR の動作環境を以下に示します。
ハードウェア | DOS/V互換機(OADG仕様)およびPC98-NXシリーズ、256MB以上のメモリ搭載(512MB以上推奨) |
CPU※1 | Pentium 466MHz以上(1GHz以上推奨) |
対応OS※2 | Windows 2000 (SP4 以降)※3 Windows XP Professional (SP1 以降) Windows Server 2003 Windows Vista Windows Server 2008 (x86) (SP1 以降) Windows XP Professional x64 Edition Windows Server 2003 x64 Edition Windows Vista 64ビット版 Windows Server 2008 (x64) (SP1 以降) |
ディスプレイ | 1024X768ドット以上、256色以上 |
インストールに必要なハードディスク容量 | 140MB以上の空き領域(インストール中は一時的に250MB以上必要) |
※1 マルチCPUの場合、2CPU(ソケット単位)までの対応です。
※2 Home製品は未サポートです。各OSは日本語版のみのサポートです。64ビット版Windowsでは、WOW64サブシステム(32ビットエミュレータ)上で動作します。
※3 IPv6はWindows 2000では未サポートです。
SLR では以下の Java をサポートしています。
Javaのバージョン | 1.6.0_14 |
Note
JRE(Java Runtime Environment)は、Swimシリーズ環境設定ユーティリティからインストールすることができます。
SLR ではsyslog受信のためのUDPポートとして、デフォルトで514番を設定しています。このポート番号がすでに使用されている場合には、他の番号に変更してください。
変更は、すでに使用しているプロセスを終了し、SLR起動後、環境設定ダイアログから設定してください。
SLR で受信できる syslog の送信元IPアドレスの最大数は、登録されているライセンスにより異なります。最大数を超えた場合、それ以降のIPアドレスから受信したsyslogは破棄し、データベースには保存しません。
Note
基本ライセンスのみご使用の場合、最大受信IPアドレス数は100です。追加ライセンス登録により最大2500まで拡張できます。また、SwimSuite製品ではデバイス数が異なります。詳細はご購入のライセンスをご確認ください。
SLR のインストール方法および環境設定について示します。
管理者権限を持つアカウントでログインしてください。
ウイルス検知ソフトなどのセキュリティソフトが起動している場合、インストーラの起動、実行に非常に時間がかかることがあります。できるだけ停止させてからインストールしてください。
セットアップファイルをダブルクリックして実行します。
セットアップファイルの名前はバージョンによって異なります(例:バージョン 2.0 pl 0 のインストールキットは、slr20p0w.exeというファイル名になります)。以降の説明では、ファイル名やバージョン番号を適宜読み替えてください。
同じバージョン、または新しいバージョンのSLRがインストールされている場合は、インストールを行うことができません。インストーラを起動する前に、あらかじめSLRのアンインストールを行ってください。
古いバージョンのSLR がインストールされている場合は、バージョンアップインストールを行うことができます。
SLRインストーラ
SLR インストーラが開始されますので、[次へ] をクリックして処理を続けます。
ソフトウェア使用権許諾契約書に同意いただいた後 [ご使用条件の条項に同意する] を選択し、[次へ] をクリックします。
ソフトウェア使用権許諾契約書
Swimシリーズ環境設定ユーティリティのインストール情報を入力し、[次へ]をクリックします。
Note
SLRでは、Swimシリーズ環境設定ユーティリティ Version 1.0 pl 0をサポートしています。
すでにSwimシリーズ環境設定ユーティリティがインストールされている場合は、この画面は表示されません。
Swimシリーズ環境設定ユーティリティのインストール情報入力画面
「インストーラの場所」:Swimシリーズ環境設定ユーティリティインストーラ(sre10p0w.exe)を選択してください。Swimシリーズ環境設定ユーティリティインストーラがSLRインストーラと同じフォルダにある場合は、自動的に選択されます。
「インストールフォルダ」:Swimシリーズ環境設定ユーティリティをインストールするフォルダを選択してください。初期設定では、“C:\Program Files\Allied Telesis\common”が選択されます。
SLRドキュメントのインストール情報を入力し、[次へ]をクリックします。
Note
SLRでは、SLRドキュメント Version 2.0 pl 0をサポートしています。
すでにSLRドキュメントがインストールされている場合は、SLRドキュメントのインストール情報入力画面は表示されません。
SLRドキュメントのインストール情報入力画面
「ドキュメントインストーラの場所」:ドキュメントインストーラ(slr20p0d.exe)を選択してください。ドキュメントインストーラがSLRインストーラと同じフォルダにある場合は、自動的に選択されます。
Note
SLRドキュメントのインストールフォルダは選択できません。
シリアル番号を入力するダイアログが表示されますので、 お手持ちのシリアル番号と認証キーを入力します。
シリアル番号・認証キー入力画面
SLR のプログラムをインストールするフォルダを指定します。
ここで指定した名前のフォルダに、SLR のプログラム本体とドキュメントがインストールされます。初期設定では、“C:\Program Files\Allied Telesis\SwimLogReporter”が指定されます。
Note - フォルダ名を初期設定から変更する場合、名前には半角英数文字のみを使用するようにしてください。全角文字を使用すると、アンインストールが正常に行えなくなる可能性があります。
プログラムフォルダ指定画面
SLR のプログラムアイコンをインストールするフォルダを指定します。
ここで指定した名前のフォルダが、Windows のスタートメニューに追加されます。初期設定では、“CentreNET SwimLogReporter”が指定されます。
プログラムアイコン用フォルダ指定画面
確認画面が表示されますので、[インストール] をクリックしてインストールを開始します。
インストール確認画面
ファイルのコピーが終了した後、SLR のインストールが完了します。
ここでは、SLR インストール後に必要な初期設定について解説します。
SLRをWindows Vista以降のOSへインストールした際には、以下に示す設定が必要です。以下の手順で、設定が行われているかどうか確認してください。
C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\CentreNET SwimLogReporter
上記パス内「CentreNET SwimLogReporter」はインストール時に指定した名前によって変化しますのでご注意ください。
ショートカット「SwimLogReporter」のプロパティ
「SwimLogReporterのプロパティ」ダイアログ
「詳細プロパティ」ダイアログ
ここでは、ライセンスについて説明します。
弊社Webサイトでは、SLRのお試し版を無償で提供しています。お試し版ライセンスは、インストール後30日間を過ぎた時点で使用できなくなります。
ライセンス(正式版)をご購入いただくと、弊社よりシリアル番号および認証キーを入手できます。入手したシリアル番号および認証キーを入力していただくと、正式にSLRをご使用いただけます。すでにお試し版をインストール済みの場合、アンインストールを行わずに正式版へ移行できます。
ライセンスの種類に関する詳細やご購入方法については、弊社Webサイトをご参照ください。
http://www.allied-telesis.co.jp/
お試し版から正式版(ご購入いただいたライセンス)への移行は、以下の手順で行います。
お試し版の削除
正式版の登録
「OK」をクリックして「ライセンス登録」ダイアログを閉じてください。
追加ライセンスをご購入の場合も、上記「正式版への移行」と同じ手順で登録してください。
SLR のアンインストール手順について説明します。
アンインストールは、インストール時と同じユーザーでログオンし、コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」 から「CentreNET(R) SwimLogReporter Version X.Y pl Z」をアンインストールしてください。(X.Y pl Zはインストールされているバージョンを示します。)
Note
SwimLogReporter(本体)からアンインストールを開始すると、一度のアンインストールで、SwimLogReporter(本体)、SwimLogReporterドキュメント、
データベースユーティリティ、Swimシリーズ環境設定ユーティリティのアンインストールを行うことができます。
個別にアンインストールを行う場合は、SwimLogReporterドキュメント→SwimLogReporter(本体)→Swimシリーズデータベースユーティリティ→
Swimシリーズ環境設定ユーティリティ の順序でアンインストールを行ってください。