SwimLogReporter: リリースノート
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2 注意事項

  1. SLR はJRE 1.6.0_02(Windows/Solaris)で動作します。他のバージョンのJREまたはJDKに置き換えないようにしてください。

  2. SLRは、DBエンジンとしてMySQLを使用しており、MySQLはインストールキットに含んで提供しています。インストールキットに含まれるMySQL以外のMySQLを使用するような環境で動作させないでください。また、MySQLの設定変更を行わないでください。

  3. UNIXシステムなどにおいては、デフォルトでsyslogデーモンが起動されており、SLRが使用するsyslog受信ポートと同じポートに設定されている場合があります。インストール前にsyslogデーモンの起動の有無と使用ポートをご確認ください。同じポートの場合には、SLRを起動できません。

  4. syslogを送信する側のサーバやネットワーク機器の設定において、syslog送信先ポート番号がSLRの受信ポートと一致していることを事前にご確認ください。
    ポートが一致していないと受信することはできません。

  5. DBの検索時間は、データの量と検索条件に左右されます。大量のデータを対象とする場合には、充分な性能を持ったPC/WS環境でご使用ください。
    例えば、CPU 466MHz、256MBメモリの環境で100万件を全件検索するような検索条件の場合には、グラフが表示されるまでに1分以上必要な場合があります。

  6. グラフ表示において、X軸プロット数の上限は設けていませんが、数を増やすと、増やした分だけ処理に時間が必要となり、表示されるまでに時間がかかります。ご使用の環境(CPU速度、メモリ量、DBのデータ数)に見合った数でご使用ください。

  7. Report ツールにて、「検索フィルタ」を設定してデータベースからデータを抽出し、グラフを作成した場合、グラフが作成(表示)されない場合があります。この現象が発生した場合は、以下の順に操作を行ってください。

    • 「表示形式」を "Table" にして検索フィルタにヒットした syslog をテーブルに表示します。
    • 「項目名選択」で指定したテーブル列で最初にデータが現れた行の受信時間をメモしておきます。
    • 次に「データ設定」ダイアログを開き、「検索方法」タブで「指定範囲を検索」を選択します。
    • 「検索開始日時」に先ほどメモした受信時間を設定し、「検索終了日時」には検索を終了したい日時を設定します。
    • 「OK」ボタンで抽出されたデータでグラフを作成(表示形式を "Plot" などに変更)すると、グラフが表示されます。

  8. Solaris で SLR をご使用になる場合は、必ず root 権限を持ったユーザでご使用ください。

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