CentreCOM AR740(以下 AR740)を SwimView から管理/操作するために用意されている AR740 固有のメニューについて説明します。機器の種類に関係なく用意されている共通メニューについては、ユーザーズガイドを参照してください。
AR740 のパネルウィンドウを以下に示します。
AR740
パネルの左端には電源とファンの状態が表示されます。電源、ファンとも、正常時は黒色、障害発生時には赤色で表示されます。
また、AR740RPS(Redundant Power Supply)装着時には、RPS の電源とファンの状態も表示されます。ただし、RPS の状態監視を行うためには、機器側でRPS の監視が可能な状態である必要があります。詳細は各機器付属のマニュアルを参照してください。
M-FAN は本体内蔵のファン、R-FAN は RPS 内蔵のファンを示します。
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RPS が装着されていないか、RPS の状態監視がオフの状態。 |
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主電源、RPS とも正常。主電源から電源供給を受けて稼働中。 |
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主電源は正常だが、RPS側電源に障害発生。主電源から電源供給を受けて稼働中。 |
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主電源に障害発生。RPS から電源供給を受けて稼働中。 |
Note
電源、ファンの状態が変化したときに画面表示に自動的に反映されるようにするには、「ファイル」メニューの「開く」または「プロパティ」で表示される「ターゲットホストの選択」ダイアログで、「定期的に機器構成を確認する」にチェックマークを付けてください。チェックを付けていないときは、「表示」メニューの「最新の情報に更新」を選択することにより、最新の電源、ファンの状態が表示されるようになります。
稼働状況の情報は、ポーリングのタイミングで更新されますので、接続状態に変化がない場合はこのオプションにチェックする必要はありません。
SNMPエージェントの IPアドレスや Trap の送信先となるマネージャのアドレス等に関する情報の表示と設定を行います。
エージェントの管理名、属性等の基本的な情報を表示します。
AR740 の フラッシュROM 内に格納されているファイルの名前と作成日時、容量などの一覧を表示します。
AR740 が起動時に使用するコンフィグレーションの名前を表示します。
エージェントに Telnet で接続します。
ARP テーブルやアドレステーブル等のルーティングに関する情報の表示を行います。
IPアドレスと MACアドレスの対応を表示します。
インターフェースと IPアドレスの対応を表示します。
ネットワークアドレスと転送先ノードの対応を表示します。
IP データグラムに関する統計情報とルーティングに関する統計情報を表示します。
ICMP データグラムに関する統計情報を表示します。
ブリッジ機能に関する情報の表示や設定を行います。ただし、以下のメニューは、SwimView 起動時にブリッジポートの設定が行われていないとディセーブル表示され、選択することができません。
データベースに使用する領域が不足するなどの理由で、フォワーディングテーブルが更新されなかった回数と、フォワーディングデータベースの内容がエージングアウトするまでの時間に関する情報を表示します。
スパニングツリーのプライオリティやコスト等の設定情報を表示します。
フレームリレーの回線等の情報を表示します。ただし、以下のメニューは、SwimView の起動時にフレームリレーの設定が行われていないとディセーブル表示され、選択することができません。
フレームリレーの DLCMI(Data Link Connection Management Interface) に関する情報を表示します。
フレームリレーに関する統計情報を表示します。
フレームリレーに関して発生したエラー情報を表示します。
ISDNコールの情報を表示します。
ISDN番号や接続方向などの詳細情報を設定・表示します。
実際に通信を行っているISDNコールの情報を表示します。
ポートに関する情報の表示と設定を行います。
ポートの通信フレーム数、バイト数、エラーバイト数、ポートの状態等の各パラメータを表示します。
イーサネットポートで収集したエラーに関する情報を表示します。
各ポートのスパニングツリーの各設定値を表示します。ただし、このメニューは、SwimView 起動時にブリッジポートの設定が行われていないとディセーブル表示され、選択することができません。