Swim Manager は、基本的にIE上で実行されるビューワプログラムから操作します。サーバ側で設定する項目もありますが、ほとんどの機能はビューワ(IE)から操作可能です。
Swim Manager を使用するには、最初にサーバを起動する必要があります。ネットワーク上の機器と実際に通信して情報を収集するのはサーバです。サーバが起動されていないと、ビューワも利用できません。サーバは、従来のアプリケーションとしての起動方法のほか、Windows のサービスとしても起動できます。以下にそれぞれの起動方法について説明します。
Swim Manager サーバをアプリケーションとして起動するには、次の順にメニューを選択してください。
「スタート」→「すべてのプログラム」→「CentreNET Swim Manager」→「Swim Manager(サーバ)」
Note
サーバ起動にはAdministrator権限が必要です。Administratorsグループ所属のユーザーでログオンしてから起動してください。
Note
サーバの起動は、「コントロールパネル」→「Swim Manager のシステム設定」→「サーバ状態」タブからも可能です。
Note
Windows からログオフすると、Swim Manager サーバも終了してしまいますので、ご注意ください。
サーバが起動すると、タスクバー(通常は画面の右下隅に表示されています)にSwim Manager のアイコン
が表示され、ビューワとの通信が可能になります。
Swim Manager サーバのプロセスは、Windows のサービスとしても実行でき、起動・停止などの管理を容易にすることができます。
Swim Manager サーバをサービスとして起動するには、次の順にメニューを選択して起動した「サーバサービス管理」から、「Swim Manager サーバ(サービス)の開始」を選択してください。
「スタート」→「すべてのプログラム」→「CentreNET Swim Manager」→「Swim Manager ツール」→「サーバサービス管理」
「サーバサービス管理」が起動すると、タスクトレイにSwim Manager サーバサービス開始のアイコン が表示されます。トレイアイコンにマウスカーソルを合わせると、Swim Manager サーバの起動状態(開始 / 停止)が表示されます。
トレイアイコンを右クリックするとメニューが表示され、Swim Manager サーバ(サービス)の開始・停止を行うことができます。
Note
Swim Manager サーバは、「サーバサービス管理」を使用しなくても、サービスとして直接起動できます。サービスとして直接起動・停止するには、コントロールパネルの「管理ツール」から「サービス」を起動し、「ATKK Swim Manager Service」を「開始」または「停止」に設定します。また、サービスのプロパティで「スタートアップの種類」を「自動」に設定することで、OS起動時に自動的にSwim Manager サーバを起動することもできます。
Note
「コントロールパネル」→「Swim Manager のシステム設定」→「サーバ状態」タブでは、ATKK Swim Manager Serviceは開始できません。(従来のSwim Manager サーバのみ開始できます。)ATKK Swim Manager Serviceが開始中のとき、同タブの「停止」ボタンで、ATKK Swim Manager Serviceの停止のみが可能です。
ビューワの起動方法は、ローカルからアクセス(サーバと同じコンピュータ上でビューワを起動)する場合と、リモートからアクセス(サーバとは異なるコンピュータ上で起動)する場合で手順が異なります。
サーバマシン上でビューワを起動するには、
「スタート」→「すべてのプログラム」→「CentreNET Swim Manager」→「Swim Manager(ビューワ)」
を選択してください。IEが起動し、以降に示すSwim Manager のスタートページが表示されたあと、Swim Manager へのログインダイアログが表示されます。「接続するサーバ」が「ローカル」になっていることを確認して、「OK」ボタンをクリックしてください(ログインダイアログの詳細については、「ログイン」をご覧ください)。
Note
ビューワの起動は、タスクバー右端のSwim Manager アイコン を右クリックし、ポップアップメニューの「Swim Manager(ビューワ)の起動」からも選択できます。
サーバマシンとは異なるPCでビューワを起動するには、まずIEを起動し、「アドレス」にサーバマシン上のSwim Manager 仮想ディレクトリのURLを入力します。
例: http://fish.example.com/SwimManager/
Note
Webサーバ上で、URLファイル名省略時のデフォルトドキュメントの設定がされていない場合は、URLで明示的に「Default.htm」を指定する必要があります(例では、http://fish.example.com/SwimManager/Default.htm)。詳細については、インストールガイドをご覧ください。
以降に示すSwim Manager のスタートページが表示されたあと、Swim Manager へのログインダイアログが表示されます(ローカルでの起動と同じ)。ログインダイアログで「現在のユーザーでログイン」のチェックを外し、「接続するサーバ」で「リモート」を選択したあと、サーバ名を入力して「OK」ボタンをクリックしてください(ログインダイアログの詳細については、「ログイン」をご覧ください)。
Note
リモート接続の場合は、ビューワの初回起動時に、Swim Manager のビューワプログラム(ActiveXコンポーネント)がサーバからダウンロードされます。2回目以降は、ダウンロードは行われません。
Note
Swim Manager をリモートから使用するには、サーバマシン上でWebサーバの設定を行い、リモートからHTTP経由でSwim Manager のインストールディレクトリにアクセスできるようにしておく必要があります。Webサーバの設定方法については、インストールガイドをご参照ください。
Note
Swim Manager サーバにリモートからアクセスしたい場合は、サーバマシン上でWMIのアクセス権設定を行っておく必要があります。詳細については、インストールガイドをご参照ください。
Note
リモートPCからSwim Manager サーバにアクセスするには、リモートPC(ビューワ側)上で、IEのセキュリティオプション設定を変更しておく必要があります。設定方法については、インストールガイドをご参照ください。
Swim Manager を利用するには、最初にログインが必要です。
Note
ログインに必要なユーザー名等の情報は、あらかじめサーバがインストールされているPC上で設定しておく必要があります。
項目 |
内容 |
---|---|
現在のユーザーでログイン |
現在ビューワを実行しているPCにログインしているユーザー名、パスワード、ドメインを使用してログインします。 |
ユーザー名 |
ログインするユーザー名を指定します。ただし、接続先としてローカルを選択した場合には、指定する必要はありません。 |
パスワード |
ユーザー名に対応したパスワードを指定します。ただし、接続先としてローカルを選択した場合には、指定する必要はありません。 |
ドメイン |
サーバが所属するWindows ドメインを指定します。これは、Windows をサーバとして、ドメインを設定している場合にのみ必要です。ドメインを設定していないネットワークの場合は必要はありません。 |
接続するサーバ |
サーバがビューワと同じPC上で動作しているか、別のPC上で動作しているかを指定します。
Note Note |
次回からこの情報で自動ログインする |
次回ビューワ起動時に、この設定内容で(ログインダイアログを表示せずに)自動的にログインします。 |
Note
ログイン後にIEのツールバー上の「戻る」をクリックすると前のURL画面になりますが、再び「進む」でSwim Manager の画面に戻ろうとすると、再度ログイン画面が表示され、Swim Manager は初期状態に戻ります。これは仕様ですのであらかじめご了承ください。従って、もし別のURL画面を表示したい場合には、IEの「ファイル」→「新規作成」→「ウィンドウ」(IE7以降では「ファイル」→「新規ウィンドウ」)で別のIEウィンドウを起動し、そちらで他のURLを参照されることをお勧めします。
ビューワを終了するには、通常どおりIEを終了してください。ビューワ単体での終了処理(ログオフ処理)はありません。
Swim Manager サーバをアプリケーションとして起動しているとき、サーバプログラムを終了するには、タスクバー右端のSwim Manager アイコン
を右クリックし、ポップアップメニューから「Swim Manager(サーバ)の終了」を選択してください。
Note
サーバ(アプリケーション)の終了は、「コントロールパネル」→「Swim Manager のシステム設定」→「サーバ状態」タブからもできます。
Swim Manager サーバをサービスとして起動しているとき、サーバサービスを停止するには、タスクバー右端のSwim Manager サーバサービス管理のアイコンを右クリックし、ポップアップメニューから「Swim Manager サーバ(サービス)の停止」を選択してください。
Note
サーバ(サービス)を停止しても、Swim Manager サーバサービス管理は常駐しています。(ポップアップメニューから「終了」を選ぶことで終了できます。)
Note
サーバ(サービス)の停止は、コントロールパネルの「管理ツール」から「サービス」を起動し、「ATKK Swim Manager Service」を「停止」に設定することでも可能です。