[index] CentreCOM AR100 シリーズ コマンドリファレンス 2.3
カテゴリー:運用・管理 / ログ
対象機種:AR130、AR160
ADD LOG OUTPUT={TEMPORARY|output-id} [FILTER=filter-id] [ACTION={PROCESS|IGNORE}] [ALL] [DATE=[op]dd-mmm-yyyy] [DEVICE=[op]device] [FILE=[op]filename] [MASK=ipadd] [MSGTEXT=[op]string] [MODULE=[op]module-id] [ORIGIN=ipadd] [REFERENCE=[op]string] [SEVERITY=[op]severity] [SOURCELINE=[op]line] [SUBTYPE=[op]subtype-id] [TIME=[op]time] [TYPE=[op]type-id]
output-id: ログ出力ID(1〜20)
filter-id: フィルターエントリー番号
op: 比較演算子(「<」(小さい)、「>」(大きい)、「!」(等しくない)、「」(等しい)、「%」(以下の文字列を含む))
dd-mmm-yyyy: 日時(ddは日(1〜31)、mmmは月(英語3文字の省略形 --- APRなど)、yyyyは年)
device: デバイス番号
filename: モジュールのソースプログラムファイル名(1〜12文字)
ipadd: IPアドレス
string: 文字列
module-id: モジュール名またはモジュール番号
severity: 重要度(0〜7)
line: ソースプログラムファイル内の行番号(1〜65535)
subtype-id: ログメッセージのサブタイプ名またはID
time: 時刻(hh:mm:ssの形式。hhは時(0〜23)、mmは分(0〜59)、ssは秒(0〜59))
type-id: ログメッセージのタイプ名またはID
ログ出力先にログフィルターを追加し、出力するログメッセージの条件を指定する。
CREATE LOG OUTPUTコマンドで出力先を定義しただけでは、ログメッセージは出力されない。本コマンドで出力するメッセージの条件を指定する必要がある。
パラメーター |
OUTPUT: ログ出力先ID。1〜20の任意の番号か、特殊なキーワード「TEMPORARY」(RAM)を指定する。
FILTER: ログフィルターのエントリー番号。省略時は、エントリーリストの末尾に追加される。
ACTION: フィルターアクション。このエントリーにマッチしたメッセージを処理(PROCESS)するか、無視(IGNORE)するかを指定。省略時はPROCESS。
ALL: すべてのメッセージにマッチさせたいときに指定する。他の条件と同時に指定することはできない。
DATE: メッセージの日付。省略時はすべての日付にマッチする。
DEVICE: デバイス番号。省略時はすべてのデバイスにマッチする。
FILE: 該当モジュールのソースプログラムファイル名(例:logmain.c)。ソースファイル名は、SHOW LOGコマンドにFULLオプションを付けたときに表示される。省略時はすべてのファイル名にマッチする。
MASK: ネットマスク。メッセージの生成元IPアドレスを示すORIGINパラメーターと組み合わせて使用する。省略時は255.255.255.255(単一ホスト)。
MSGTEXT: メッセージ本文と比較する文字列。省略時はすべてのメッセージにマッチする。
MODULE: モジュール番号またはモジュール名。省略時はすべてのモジュールにマッチする。
ORIGIN: ログ生成元のIPアドレス。MASKパラメーターと組み合わせて範囲指定が可能。デフォルトではすべてのIPアドレスにマッチする。
REFERENCE: メッセージ中の参考情報。省略時はすべてにマッチする。
SEVERITY: メッセージのログレベル。省略時はすべてのログレベルにマッチする。
SOURCELINE: メッセージを生成したソースプログラムファイルの行番号。省略時はすべての行にマッチする。
SUBTYPE: メッセージのサブタイプ名またはサブタイプ番号。省略時はすべてのサブタイプにマッチする。
TIME: メッセージの時刻。省略時はすべての時刻にマッチする。
TYPE: メッセージのタイプ名またはサブタイプ番号。省略時はすべてのサブタイプにマッチする。
例 |
■ ファイアウォールのログだけを出力するフィルターエントリーを、ログ出力先定義「3」に追加する。
ADD LOG OUTPUT=3 MODULE=FIREWALL
■ ログレベル6以上のメッセージだけを出力するフィルターエントリーを、ログ出力先定義「4」に追加する。
ADD LOG OUTPUT=4 SEVERITY=>6
関連コマンド |
CREATE LOG OUTPUT
DELETE LOG OUTPUT
SET LOG OUTPUT
SHOW LOG OUTPUT
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