[index] CentreCOM AR100 シリーズ コマンドリファレンス 2.3
カテゴリー:インターフェース / Ethernetインターフェース
対象機種:AR130、AR160
SHOW ETH[=n] COUNTERS[={COLLISION|DIAGNOSTIC|DOT3STAT|INTERFACE}]
n: Ethernetインターフェース番号
Ethernetインターフェースの統計カウンターを表示する。
各カウンター値はMIBカウンターを元にしたもの。
パラメーター |
ETH: Ethernetインターフェース番号。省略時はすべてのインターフェースが対象となる。
COUNTERS: カウンターのカテゴリー。COLLISION(dot3 MIBのコリジョンカウンター)、DIAGNOSTIC(ハードウェア診断カウンター)、DOT3STAT(dot3 MIBの統計カウンター)、INTERFACE(MIB-IIのインターフェースカウンター)がある。省略時はすべてのカテゴリーが対象となる。
入力・出力・画面例 |
|
EthProtoCacheHit | Ethernetプロトコルフィールドの値がプロトコルキャッシュにヒットした回数 |
DSAPProtoCacheHit | LLC DSAPフィールドの値がプロトコルキャッシュにヒットした回数 |
SNAPProtoCacheHit | SNAPフィールドの値がプロトコルキャッシュにヒットした回数 |
RxFIFOOverrun | FIFOオーバーランによるパケット受信失敗回数 |
RxTooFewBuffers | 受信バッファー不足回数 |
BusError | バスエラーによるDMA転送中止回数 |
Reset | 重大なエラーによりETHRecoverルーチンが呼ばれた回数 |
LoadCAMFailure | CAMのロードに失敗した回数 |
EthProtoCacheMiss | Ethernetプロトコルフィールドのキャッシュミス回数 |
DSAPProtoCacheMiss | LLC DSAPフィールドのキャッシュミス回数 |
SNAPProtoCacheMiss | SNAPフィールドのキャッシュミス回数 |
TxFIFOUnderrun | FIFOアンダーランによるパケット送信失敗回数 |
TxTooManyFragments | フラグメント過剰によるパケット送信失敗回数 |
TxDescriptorAreaFull | 送信キューに未送信のフレームが大量に入っているため、Transmit Descriptor Areaの容量が不足した回数 |
TxFrameTooLong | フレーム長がEthernetの規定をオーバーしたために送信できなかった回数 |
TxLostInterrupt | パケット送信前にlost transmit interrupt timerがタイムアウトした回数 |
CommandTimeout [68360 hardware] | Ethernetハードウェアに対するコマンドがタイムアウトした回数 |
Command [68360 hardware] | コマンドタイムアウト検出時に発行されるコマンドコード |
TxNoPacket [68360 hardware] | Ethernetハードウェアが送信エラーを報告してきたにもかかわらず、実際にはパケットが送信されなかったか、エラーパケットが見つけられなかった回数 |
InternalMacRxErrors | 内部エラーによるフレーム受信失敗回数 |
FrameTooLongs | オーバーサイズフレーム受信数 |
AlignmentErrors | アライメントエラー(ビットサイズが8の整数倍でない)とFCSエラーがあるエラーフレーム受信数 |
FCSErrors | FCSエラーフレーム受信数(アライメントエラーなし) |
Missed | バッファー容量不足、FIFOオーバーラン、受信側ディセーブルにより受信できなかったフレーム数 |
UnwantedBroad | 受信ブロードキャストフレームのうち、上位プロトコルが未サポートだったものの数 |
UnwantedMulticasts | 受信マルチキャストフレームのうち、上位プロトコルが未サポートだったものの数 |
RxQueueLength | 受信パケットキューの長さ |
InternalMacTxErrors | 内部エラーにより送信できなかったフレームの数 |
DeferredTransmissions | メディア使用中のため送信が遅延したフレームの数 |
SingleCollisionFrames | コリジョン1回発生後に送信されたフレーム数 |
MultipleCollisionFrames | 複数回のコリジョン発生後に送信されたフレーム数 |
LateCollisions | 512ビット以上送信してからコリジョンを検出した回数 |
ExcessiveCollisions | 大量のコリジョンが発生したため送信されなかったフレームの数 |
CarrierSenseErrors | 送信時のキャリアセンス喪失エラー |
ExcessiveDeferrals | 遅延多発により送信できなかったフレームの数 |
ifLastChange | インターフェースが現在の状態になった時刻(sysUpTime)。 |
ifInOctets | 受信オクテット数 |
ifInUcastPkts | ユニキャストパケット受信数 |
ifInNUcastPkts | マルチキャストパケット(ブロードキャストを含む)受信数 |
ifExtnsMulticastsReceivedOKs | マルチキャストフレーム(ブロードキャストを除く)受信数 |
ifExtnsBroadcastsReceivedOKs | ブロードキャストフレーム(マルチキャストを除く)受信数 |
ifInDiscards | 受信後破棄パケット数 |
ifInErrors | エラーパケット受信数 |
ifUnknownProtos | 未サポートプロトコルパケット受信数 |
ifOutOctets | 送信オクテット数 |
ifOutUcastPkts | ユニキャストパケット送信数 |
ifOutNUcastPkts | マルチキャストパケット送信数 |
ifExtnsMulticastsTransmittedOKs | マルチキャストフレーム(ブロードキャストを除く)送信数 |
ifExtnsBroadcastsTransmittedOKs | ブロードキャストフレーム(マルチキャストを除く)送信数 |
ifOutDiscards | 送信前破棄パケット数 |
ifOutErrors | 送信前破棄パケット数(エラーによる) |
ifOutQLen | 送信パケットキューの長さ |
関連コマンド |
RESET ETH COUNTERS
SHOW ETH CONFIGURATION
SHOW ETH RECEIVE
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