[index] CentreCOM AR100 シリーズ コマンドリファレンス 2.3
対象機種:AR130、AR160
- 物理デバイス - フラッシュメモリー - ファイルシステム - ファイル名 - ワイルドカード - ファイルの操作
物理デバイス |
フラッシュメモリー |
SHOW FLASH ↓
SHOW FLASH PHYSICAL ↓
ACTIVATE FLASH COMPACTION ↓
Note - コンパクション実行中は、絶対にシステムの再起動やフラッシュメモリーに対する操作(ファイル作成、編集、リネーム、削除など)を行わないでください。
ファイルシステム |
ファイル名 |
device:filename.ext
device | デバイス名。本製品ではflash(フラッシュメモリー)のみです。大文字・小文字の区別はありません。省略時はflashを指定したことになります |
filename | ファイル名(ベース名)。文字数は1〜8文字。半角英数字とハイフン(-)が使えます。大文字・小文字の区別はありませんが、表示には大文字・小文字の区別が反映されます。 |
ext | 拡張子。ファイル名には必ず拡張子をつける必要があります。文字数は1〜3文字。半角英数字とハイフン(-)が使えます。大文字・小文字の区別はありませんが、表示には大文字・小文字の区別が反映されます。 |
rez | 圧縮形式のファームウェア(リリース)ファイル |
cfg | 設定スクリプトファイル。システムの設定情報を保存します。scpとの間に明確な区別はありませんが、慣例として設定内容を保存するスクリプトにはcfgを使います。 |
scp | 実行スクリプトファイル。cfgとの間に明確な区別はありませんが、慣例としてトリガースクリプトやバッチファイル的なスクリプトにはscpを使います。 |
hlp | オンラインヘルプファイル。SET HELPコマンドで設定し、HELPコマンドで閲覧します |
ins | 起動時に読み込むファームウェアや設定ファイルの情報を格納しているファイルです。 |
dhc | DHCPサーバーの設定情報ファイルです。DHCPサーバーに関する設定を行うと自動的に作成されます。 |
gui | GUI設定ファイル |
rsc | GUIリソースファイル |
txt | プレーンテキストファイル |
boot.cfg | デフォルトの起動スクリプトファイル。SET CONFIGコマンドで起動スクリプトが設定されていない(none)ときは、本ファイルが存在していれば起動時に自動実行されます。起動スクリプトが設定されている場合は、設定されているファイルが実行されます。 |
config.ins | 起動時に読み込む設定スクリプト(起動スクリプト)ファイルの情報を保存しているファイル。SET CONFIGコマンドを実行すると作成(上書き)されます。 |
prefer.ins | 起動時にロードするファームウェアファイルの情報を保存しています。 |
ワイルドカード |
SHOW FILE=*:*.rez ↓
SHOW FILE=*.txt ↓
DELETE FILE=vpn*.scp ↓
ファイルの操作 |
SHOW FILE ↓
SHOW FILE=*.scp ↓
SHOW FILE=mitai.cfg ↓
DELETE FILE=iranai.cfg ↓
DELETE FILE=*.txt ↓
RENAME old.scp new.scp ↓
EDIT myscript.scp ↓
LOAD FILE=long.scp SERVER=192.168.1.11 DEST=flash ↓
UPLOAD FILE=taisetsu.cfg SERVER=192.168.1.11 ↓
Note - TFTPサーバーの実装(UNIX系OSのtftpdなど)によっては、サーバー上にあらかじめファイルを作成しておかないとファイルのアップロードができないものがあります。これは、ファイルの新規作成に失敗するためです。このような場合は、サーバー上で空のファイルを作成し、すべてのユーザーに書き込み権限を与えてからアップロードしてみてください。
UNxXOS[1]# cd /tftpboot UNxXOS[2]# touch karappo.cfg UNxXOS[3]# chmod 666 karappo.cfg |
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