[index] CentreCOM AR100 シリーズ コマンドリファレンス 2.3
カテゴリー:IP / 経路制御フィルター
対象機種:AR130、AR160
SET IP ROUTE FILTER=filter-id IP=ipadd MASK=ipadd ACTION={INCLUDE|EXCLUDE} [DIRECTION={RECEIVE|SEND|BOTH}] [INTERFACE=interface] [NEXTHOP=ipadd] [POLICY=0..7] [PROTOCOL={ANY|RIP|STATIC|INTERFACE}]
filter-id: フィルター番号(1〜100)
interface: IPインターフェース名(eth0、ppp0など)
ipadd: IPアドレス
IPルートフィルターの設定内容を変更する。
パラメーター |
FILTER: 設定を変更するフィルターの番号を指定する。ルートフィルターの番号は、SHOW IP ROUTE FILTERコマンドで確認できる。
IP: ネットワークアドレスを指定する。バイト単位でワイルドカード(*)の指定が可能。たとえば、「192.168.*.*」は「192.168」で始まるすべてのアドレスにマッチする。「192.168.12*.*」のような指定は無効。
MASK: ネットマスクを指定。IPパラメーター同様、ワイルドカードを使用可能。
ACTION: 条件にマッチした経路情報に対するアクションを指定する。INCLUDEは経路情報をメッセージに含める(送信時)あるいはルーティングテーブルに追加する(受信時)。EXCLUDEは経路情報をメッセージに含めない(送信時)あるいはルーティングテーブルに追加しない(受信時)。
DIRECTION: 経路情報の送信時(SEND)にフィルターをかけるか、受信時(RECEIVE)にかけるか、あるいは、送信時受信時とも(BOTH)かを指定する。
INTERFACE: フィルターを適用するIPインターフェースを指定する。指定時は、該当インターフェースで送受信される経路情報に対してのみフィルターが適用される。
NEXTHOP: ネクストホップルーターのIPアドレス。本パラメーターを指定したときは、ネクストホップが一致する経路エントリーだけがフィルターの適用対象となる。
POLICY: フィルターの適用対象となる経路エントリーのサービスタイプ(TOS)値を指定する。無指定時はすべてのサービスタイプが対象。
PROTOCOL: フィルターの適用対象となるルーティングプロトコルを指定する。STATICはADD IP ROUTEコマンドによるスタティック経路の登録を抑止・許可するためのもの。また、INTERFACEは、ADD IP INTERFACEコマンドによるIPインターフェース作成時のインターフェース経路登録を抑止・許可するためのオプション。デフォルトはANY(すべて)。
関連コマンド |
ADD IP ROUTE FILTER
DELETE IP ROUTE FILTER
SHOW IP ROUTE FILTER
参考 |
RFC791, INTERNET PROTOCOL
RFC792, INTERNET CONTROL MESSAGE PROTOCOL
RFC950, Internet Standard Subnetting Procedure
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PN: J613-M2973-02 Rev.D