[index] AT-AR2050V/AT-AR3050S/AT-AR4050S コマンドリファレンス 5.4.6
モード: OSPFv3モード
カテゴリー: IPv6ルーティング / 経路制御(OSPFv3)
(config-router)# redistribute {connected|static|rip|bgp} [metric <0-16777214>] [metric-type <1-2>] [route-map NAME]
(config-router)# no redistribute {connected|static|rip|bgp}
(ASBRとしての設定)指定した種類の非OSPFv3経路を、AS外部LSAとしてAS内に通知するよう設定する。
これは、非OSPFv3経路をOSPFで再通知するための設定。
no形式でオプションを指定しなかった場合は、再通知設定を削除する。
no形式でオプションを指定した場合は、該当オプションをオフにする。
本コマンドを実行すると、該当ルーターはASBRとして動作するようになる。
connected |
非OSPFv3インターフェースの直結経路 | ||||
static |
スタティック経路(ip routeコマンドで登録した経路) | ||||
rip |
RIP経路。RIPインターフェースの直結経路は含まれないので注意 | ||||
bgp |
BGP経路 | ||||
metric <0-16777214> |
指定した種類の非OSPF経路をAS外部経路としてOSPFネットワーク内に再通知するときのコスト(メトリック)値。省略時はdefault-metricコマンドで設定した値が使われる。no形式のときは単にmetricと指定すればよい | ||||
metric-type <1-2> |
AS外部経路のメトリックタイプ。タイプ1(再通知時のメトリックにAS内の通過コストを加算した上で評価する)、タイプ2(再通知時のメトリックをAS全体で使う)のいずれかから選択する。省略時はタイプ2。no形式のときは単にmetric-typeと指定すればよい | ||||
route-map NAME |
ルートマップ名。特定の非OSPFv3経路だけを再通知したい、あるいは再通知したくない場合、また、再通知する経路の属性を任意に設定したい場合などに指定する |
■ スタティック経路をOSPFで再通知する。
awplus(config-router)# redistribute static ↓ |
■ ルートマップ(route-mapパラメーター)によって特定経路のコスト(メトリック)を明示的に指定している場合、metricパラメーターで指定した値は該当経路に対しては意味を持たない(ルートマップによる設定値が優先される)。メトリックタイプ(metric-type)も同様。
router ipv6 ospf (グローバルコンフィグモード)
|
+- redistribute(OSPFv3モード)
default-metric(OSPFv3モード)
ip address dhcp(インターフェースモード)
ip address(インターフェースモード)
route-map(グローバルコンフィグモード)
router bgp(グローバルコンフィグモード)
router rip(グローバルコンフィグモード)
show ip ospf database external(非特権EXECモード)
show ip ospf database nssa-external(非特権EXECモード)
show ip protocols ospf(非特権EXECモード)
show ip route(非特権EXECモード)
show ip route database(非特権EXECモード)
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