[index] CentreCOM AR415S コマンドリファレンス 2.9

SET Q931

カテゴリー:ISDN / Q.931


SET Q931=interface [DOVNUMBER=isdn-number] [INTID=[value]] [NONUM={ACCEPT|REJECT}] [NOSUB={ACCEPT|REJECT}] [NUM1=isdn-number] [NUM2=isdn-number] [PROFILE={5ESS|AUS|CHINA|DMS-100|ETSI|JAPAN|KOREA|NI1|NZ}] [RATE={56K|64K}] [SUB1=subaddress] [SUB2=subaddress] [timer={OFF|time}]

interface: BRI、PRIインターフェース名(bri0、pri0など)またはスロット型インターフェース番号(0、1、2...)
isdn-number: ISDN番号(1〜39文字)
value: バイト列(16進数。最大8バイト)
subaddress: サブアドレス(0〜39文字。英数字)
timer: Q.931システムタイマー名(T301、T302、T303、T304、T305、T308、T309、T310、T313、T314、T316、T317、T318、T319、T321、T322のいずれか)
time: タイマー値


Q.931モジュールの設定パラメーターを変更する。



パラメーター

Q931: BRI/PRIインターフェース名

DOVNUMBER: 着信呼が伝達能力情報要素で音声を指定してきたときに、着信呼の着番号がDOVNUMBERと同じだった場合、着信呼を音声ではなくデータコールとして扱う。

INTID: Dチャンネル共有機能で使うインターフェース識別子。任意のバイト列を16進数表記で指定する。この識別子は、網とルーターがDチャンネルを共有するインターフェースを識別するために使用する。通常、この識別子はDチャンネル共有機能の契約時に通信事業者から提供される。たとえば、識別子が「AB2」なら、「INTID=414232」のように指定する。

NONUM: 着番号IEを持たない着信呼に応答するかどうか。デフォルトはACCEPT。

NOSUB: 着サブアドレスIEを持たない着信呼に応答するかどうか。デフォルトはACCEPT。

NUM1: ルーター自身のISDN番号。S/Tバスに複数のISDN機器を接続している場合に使う。パラメーター名のみで値を指定しなかった場合は現在設定している値がクリアされる。

NUM2: ルーター自身のISDN番号。S/Tバスに複数のISDN機器を接続している場合に使う。パラメーター名のみで値を指定しなかった場合は現在設定している値がクリアされる。

PROFILE: 使用するISDN網の種類を指定する。SET SYSTEM TERRITORYコマンドで地域を指定すると、自動的にPROFILEパラメーターも設定される。

RATE: Bチャンネル上で使用する帯域幅。64K(Bチャンネルの全帯域)と56K(ITU-T V.110)から選択する。発呼、着呼両方で用いられる。

SUB1: ルーター自身のサブアドレス。S/Tバスに複数のISDN機器を接続している場合に使う。パラメーター名のみで値を指定しなかった場合は現在設定している値がクリアされる。

SUB2: ルーター自身のサブアドレス。S/Tバスに複数のISDN機器を接続している場合に使う。パラメーター名のみで値を指定しなかった場合は現在設定している値がクリアされる。

TIMER: Q.931のシステムタイマー(T301、T302、T303、T304、T305、T308、T309、T310、T313、T314、T316、T317、T318、T319、T321、T322)の名前とタイムアウト値を指定する。



関連コマンド

SET SYSTEM TERRITORY
SHOW Q931




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