[index] CentreCOM AR450S コマンドリファレンス 2.9

ADD IPV6 PREFIX

カテゴリー:IPv6 / 近隣探索


ADD IPV6 PREFIX=ip6add/plen INTERFACE=interface [AUTONOMOUS={YES|NO}] [ONLINK={YES|NO}] [PREFERRED={seconds|INFINITE}] [VALID={seconds|INFINITE}]

ip6add: IPv6アドレス
plen: プレフィックス長(1〜128ビット)
interface: インターフェース名
seconds: 時間(1〜4294967295秒)


指定インターフェースから送信するルーター通知(RA)に含めるプレフィックスを追加する。

本コマンドで追加したプレフィックスは、ADD IPV6 INTERFACEコマンドでPUBLISH=YESを指定したアドレスのプレフィックスと同様、RAのプレフィックス情報オプション(Prefix Information option)で通知される。



パラメーター

PREFIX: 通知するプレフィックス。アドレス/プレフィックス長の形式で指定する(例:3ffe:b80:3c:20::/64)

INTERFACE: プレフィックスを通知するIPv6インターフェース名

AUTONOMOUS: プレフィックス情報オプションのAフラグ(自動設定(Autonomous address-configuration)フラグ)を立てるかどうか。省略時はYES

ONLINK: プレフィックス情報オプションのLフラグ(オンリンク(on-link)フラグ)を立てるかどうか。省略時はYES

PREFERRED: プレフィックスの推奨有効時間(秒)。VALIDパラメーターの値と同じか、それよりも小さい値でなくてはならない。省略時は604800秒(7日)

VALID: プレフィックスの最終有効時間(秒)。少なくともPREFERREDパラメーターの値と同じか、それ以上に設定しなくてはならない。省略時は2592000秒(30日)



vlan1配下にプレフィックス3ffe:1:2:abcd::/64を通知する。
ADD IPV6 PREFIX=3ffe:1:2:abcd::/64 INTERFACE=vlan1 PREFERRED=250000 VALID=500000



備考・注意事項

プレフィックスを通知するには、本コマンドで通知対象のプレフィックスを指定するだけでなく、ENABLE IPV6 ADVERTISEコマンドでルーター通知(RA)を有効にする必要がある。



関連コマンド

ADD IPV6 INTERFACE
DELETE IPV6 PREFIX
ENABLE IPV6 ADVERTISE
SET IPV6 PREFIX
SHOW IPV6 NDCONFIG



参考

RFC2460, Internet Protocol, Version 6 (IPv6) Specification
RFC2461, Neighbor Discovery for IP Version 6 (IPv6)
RFC2462, IPv6 Stateless Address Autoconfiguration
RFC2463, Internet Control Message Protocol (ICMPv6) for the Internet Protocol Version 6 (IPv6) Specification
RFC2464, A Method for the Transmission of IPv6 Packets over Ethernet Networks


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