[index] CentreCOM AR450S コマンドリファレンス 2.9

ADD L2TP PASSWORD

カテゴリー:L2TP / 一般コマンド


ADD L2TP PASSWORD={password|NONE} [IP=ipadd[-ipadd]]

password: パスワード(1〜31文字。英数字。大文字小文字を区別する)
ipadd: IPアドレス


L2TPサーバーのパスワードを設定する。また、IPパラメーターを指定すると、接続元のIPアドレスごとにパスワードを設定することができる。

このパスワード、IPアドレスは、他のルーターが自分に向けてトンネルを張ろうとしたときに、相手を認証するためのもの。



パラメーター

PASSWORD: L2TPサーバーパスワード。他のL2TPサーバーからトンネル確立要求があったときに相手を認証するために使用される。デフォルトはパスワードなし

IP: L2TPサーバーに接続する接続元のIPアドレス。他のL2TPサーバーからトンネル確立要求があったときに相手を認証するために使用される。範囲指定も可能。IPアドレスを省略したときは「0.0.0.0」〜「255.255.255.255」となる。



L2TPサーバー機能において、接続元「192.168.1.1」を認証するためのパスワードとして「abcde」を、「192.168.1.10」を認証するためのパスワードとして「bcdef」を設定する。
ADD L2TP PASSWORD="abcde" IP=192.168.1.1
ADD L2TP PASSWORD="bcdef" IP=192.168.1.10



関連コマンド

DELETE L2TP PASSWORD
SHOW L2TP



参考

RFC2661, Layer Two Tunnelling Protocol "L2TP"


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