[index] CentreCOM AR450S コマンドリファレンス 2.9

ADD LOG RECEIVE

カテゴリー:運用・管理 / ログ


ADD LOG RECEIVE={ipadd|ANY} [MASK=ipadd] [ALLOW={YES|NO}] [PROTOCOL={ALL|BOTH|NEW|OLD|SYSLOG}] [PASSWORD={password|NONE}]

ipadd: IPアドレスまたはネットマスク
password: パスワード(1〜16文字。任意の印刷可能文字を使用可能。空白を含む場合はダブルクォートで囲む)


ログ受信テーブルにエントリーを追加する。

ログ受信テーブルは、どのIPアドレスから、どのプロトコル、どのパスワードでログを受信するかを指定するもの。各エントリーは、ログ送信元のIPアドレス/マスクと、受信可否、プロトコル、パスワードで構成される。

ログ送信元のIPアドレスが複数のエントリーにマッチする場合は、もっともマスクの長い(対象アドレスがもっとも限定された)エントリーにしたがって処理される(エントリーの追加順序は意味をもたない)。



パラメーター

RECEIVE: ログ送信元のIPアドレス。MASKと組み合わせて範囲を指定することも可能。ANYと0.0.0.0はすべてのIPアドレスを示す。

MASK: RECEIVEパラメーターで指定したアドレスに対するマスク。IPアドレスを範囲指定するときに使う。ただし、RECEIVE=ANYまたはRECEIVE=0.0.0.0のときは指定できない。省略時は、RECEIVEで指定したIPアドレスがクラスA、B、Cのネットワークアドレスなら各クラスの標準マスク、それ以外なら255.255.255.255(単一ホスト)となる。

ALLOW: RECEIVE/MASKで指定したIPアドレスからのログを受け入れるかどうか。YESなら受け入れ、NOなら拒否する。省略時はYES。

PROTOCOL: RECEIVE/MASKで指定したIPアドレスから、どのプロトコルでログを受け入れるかを指定する。OLD(Net Manage Message Protocol)、NEW(SRLP)、SYSLOG、BOTH(OLDとNEW)、ALL(OLD、NEW、SYSLOGのすべて)から選択する。省略時はBOTH。

PASSWORD: SRLPプロトコルにおいて、ログ送信元を認証するためのパスワードを指定する。省略時はパスワード認証を行わない。本パラメーターは、SRLP使用時のみ有効(PROTOCOL=NEWまたはBOTH、ALLのとき)。



IPアドレス192.168.1.1の機器から転送されてきたログをSRLPで受信する。
ADD LOG RECEIVE=192.168.1.1 PROTOCOL=NEW



関連コマンド

DELETE LOG RECEIVE
SET LOG RECEIVE
SHOW LOG RECEIVE




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