[index] CentreCOM AR450S コマンドリファレンス 2.9

ENABLE IP DEBUG

カテゴリー:IP / 一般コマンド


ENABLE IP DEBUG[=PACKET]


IPデバッグキューをアクティブにし、ヘッダーエラーのあるIPデータグラムを保存するようにする。また、PACKETオプションを指定した場合は、送受信したIPデータグラムのヘッダー情報をコンソールに表示するデバッグ機能が有効になる。

デバッグキューには、IPデータグラムの先頭64オクテットを40個まで格納できる。エラーヘッダーの情報を見るには、SHOW IP DEBUGコマンドを使う。



パラメーター

DEBUG: PACKETを指定した場合は、送受信したIPデータグラムのヘッダー情報がコンソールに出力されるようになる。何も指定しなかった場合は、エラーパケットの保存機能を有効化する。



入力・出力・画面例

Manager > enable ip debug=packet

Manager > <I/C/B=eth0/0/2, l=28, ttl=128, p=1, addr=172.16.28.119>224.0.0.2

Manager > <I/C/B=eth0/0/3, l=64, ttl=1, p=89, addr=172.16.28.32>224.0.0.5



備考・注意事項

本コマンドは、トラブルシューティング時など、内部情報の確認が必要な場合を想定したものですので、ご使用に際しては弊社技術担当にご相談ください。



関連コマンド

DISABLE IP DEBUG
SHOW IP
SHOW IP DEBUG



参考

RFC791, INTERNET PROTOCOL
RFC792, INTERNET CONTROL MESSAGE PROTOCOL
RFC950, Internet Standard Subnetting Procedure


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