[index] CentreCOM AR450S コマンドリファレンス 2.9

ENABLE OSPF LOG

カテゴリー:IP / 経路制御(OSPF)


ENABLE OSPF LOG


OSPFイベントのログ記録を有効にする。デフォルトは無効。

OSPFイベントはログレベル2で(DETAIL)で記録される。各メッセージの先頭には、「OSPF-」に続けてイベント種別を示す下記コードが付加される。



表 1:イベント種別コード
T1 インターフェースの状態が変化
T2 隣接ルーターの状態が変化
T3 指名ルーター(DR)の変更
T4 新規LSAの生成
T5 新規LSAの受信
T6 ルーティングテーブル変更
C1 ヘッダーエラーによりOSPFパケットを破棄
C2 Helloパケットを破棄
C3 隣接ルーターの状態が不正なためその他のパケットを破棄
C4 データベース記述(DD)パケット再送
E1 受信LSAのチェックサムエラー
E2 データベースLSAのチェックサムエラー
R1 同一LSAが複数存在
R2 LSAのエイジ(Link State Age)不一致
R3 より新しいLSAを受信
R4 未知のLSAに対するAckを受信
R5 古いLSAを受信
N1 LSA更新タイマーが満了
N2 LSAがMaxAgeに達した
N3 MaxAgeに達したLSAをフラッシュ



備考・注意事項

本コマンドを実行しても、デフォルトのメッセージフィルター設定では、SHOW LOGコマンドでOSPFのログが表示されない。これは、OSPFイベントのログレベルが2であるため。オンメモリーのログ(TEMPORARY)には、デフォルトでレベル3以上のイベントしか記録されない。



関連コマンド

DISABLE OSPF LOG
SHOW OSPF



参考

RFC2328, OSPF Version 2


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