[index] CentreCOM AR450S コマンドリファレンス 2.9

SET PIM

カテゴリー:IPマルチキャスト / PIM


SET PIM [ADVINTERVAL={10..15000|DEFAULT}] [BSMINTERVAL={10..15000|DEFAULT}] [JPINTERVAL={1..65535|DEFAULT}] [KEEPALIVETIME={10..65535|DEFAULT}] [PROBETIME={1..65535|DEFAULT}] [PRUNEHOLDTIME={10..65535|DEFAULT}] [SOURCEALIVETIME={10..65535|DEFAULT}] [SRINTERVAL={10..255|DEFAULT}] [SUPPRESSIONTIME={1..65535|DEFAULT}]


PIM(Protocol Independent Multicast)の各種タイマーを変更する。これらのタイマーはデフォルトで多くの環境に適した設定になっているため、通常このコマンドを使う必要はない。



パラメーター

ADVINTERVAL: (PIM-SMのみ)Candidate-RP-Advertisementメッセージの送信間隔。デフォルトは60秒

BSMINTERVAL: (PIM-SMのみ)ブートストラップメッセージ(BSM)の送信間隔。デフォルトは60秒

JPINTERVAL: Join/Pruneメッセージの送信間隔(秒)(Upstream Join Timer)。デフォルトは60秒。通常は18000秒未満に設定する。

KEEPALIVETIME: (PIM-SMのみ)データトラフィックがなくなってから、(S,G)のJoin状態を削除するまでの時間(秒)。デフォルトは210秒。

PROBETIME: (PIM-SMのみ)RP(ランデブーポイント)からのRegister Stopメッセージを受信できなくなってから、マルチキャストパケットのカプセル化を再開するまでの時間(秒)(Register Probe Time)。デフォルトは5秒。

PRUNEHOLDTIME: (PIM-DMのみ)上流ルーターに指示するPrune状態の保持時間(秒)。また、無駄なPruneメッセージの送信を避けるためにも使われる(Prune Limit Timer)。デフォルトは60秒。

SOURCEALIVETIME: (PIM-DMのみ)データトラフィックがなくなってから、State Refresh Originatorがアクティブでなくなるまでの時間(秒)。デフォルトは210秒。

SRINTERVAL: (PIM-DMのみ)State Refreshメッセージの送信間隔(秒)。デフォルトは60秒。

SUPPRESSIONTIME: (PIM-SMのみ)送信者側DR(代表ルーター)がRPにNull Registerメッセージを送信する間隔(秒)(Register Suppression Time)。Null Registerメッセージは、マルチキャストパケットのカプセル化が必要ないかどうかをRPに確認するためのもの。カプセル化が必要ない場合、RPはRegister StopメッセージをDRに返送する。デフォルトは60秒。



関連コマンド

SET PIM INTERFACE
SHOW PIM



参考

draft-ietf-pim-sm-v2-new-05
draft-ietf-pim-dm-new-v2-01


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