[index] CentreCOM AR450S コマンドリファレンス 2.9

SET SWITCH PORT

カテゴリー:インターフェース / スイッチポート


SET SWITCH PORT={port-list|ALL} SPEED={AUTONEGOTIATE|10MHALF|10MFULL|100MHALF|100MFULL} [BCLIMIT={NONE|limit}] [MCLIMIT={NONE|limit}] [DLFLIMIT={NONE|limit}] [DESCRIPTION=string] [IGMPFILTER={NONE|filter-id}]

port-list: スイッチポート番号(1〜。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能)
limit: 受信レート上限値(0〜256Kbps)
string: 文字列(1〜47文字)
filter-id: フィルター番号(1〜99)。


スイッチポートの設定を変更する。



パラメーター

PORT: ポート番号

SPEED: スイッチポートの通信速度とデュプレックスモードを設定する。デフォルトはAUTONEGOTIATE(オートネゴシエーション)

BCLIMIT: ブロードキャストパケットの受信レート上限値(Kbps)。128の倍数でないときは、最も近い128の倍数に切り上げられる。NONEまたは0を指定した場合は、制限なしとなる。デフォルトはNONE。

MCLIMIT: マルチキャストパケットの受信レート上限値(Kbps)。128の倍数でないときは、最も近い128の倍数に切り上げられる。NONEまたは0を指定した場合は、制限なしとなる。デフォルトはNONE。

DLFLIMIT: 未学習ユニキャストパケットの受信レート上限値(Kbps)。128の倍数でないときは、最も近い128の倍数に切り上げられる。NONEまたは0を指定した場合は、制限なしとなる。デフォルトはNONE。

DESCRIPTION: ポート名称。SHOW SWITCH PORTコマンドで表示されるメモ的な文字列

IGMPFILTER: 該当スイッチポートに適用するIGMPフィルターの番号(1〜99)。適用を解除するときはNONEを指定する。デフォルトはNONE。



表 1:SPEEDパラメーターの設定
AUTONEGOTIATE オートネゴシエーション
10MHALF 10M Half Duplex固定
10MFULL 10M Full Duplex固定
100MHALF 100M Half Duplex固定
100MFULL 100M Full Duplex固定



ポート2と3を100M Full-Duplex固定にする。
SET SWITCH PORT=2,3 SPEED=100MFULL



備考・注意事項

BCLIMIT、MCLIMIT、DLFLIMITパラメーターは必ず次の3つの組み合わせのどれかで指定しなくてはならない。(1) BCLIMITのみ (2) BCLIMITとMCLIMIT (3) BCLIMITとMCLIMITとDLFLIMIT。また、(2) (3) のときは、すべてに同じ値を指定する必要がある。

スイッチポートはMDI/MDI-X自動切替がつねに有効。通信モードの設定には依存しない。



関連コマンド

ADD IGMP FILTER
CREATE IGMP FILTER
DISABLE SWITCH PORT
ENABLE SWITCH PORT
SHOW IGMP FILTER
SHOW SWITCH PORT




(C) 2003 - 2009 アライドテレシスホールディングス株式会社

PN: J613-M3069-03 Rev.L